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10月31日

今日は、午後から国分寺・吉祥寺・神田と巡る予定。

4時からは神田で恒例の高校同期会です。

神田古本まつりが開催中ですが、買い込まないように自重します。

神田では、先月買いそびれた日本古典文学大系第二期の数冊が狙い。

あと、石川桂郎の遺著『面会洒舌』を置いてある店があるので、手に取る予定。

 

石川桂郎『句集 含羞』(琅カン堂 、昭和31年) 1585円@日本の古本屋経由 馬燈書房海老名支店

 (※ カンは、王+干)

日本の古本屋に出品している各店の書籍情報では、限定150部、限定450部、限定950部とマチマチで

なにか特製本でもあるのかと思いましたが、肆百五十部 とある表記の先頭を読み落としているのが原因のようです。

函が痛んでますが、本冊はまずまず。昭和31年刊の処女句集。

(昭和47年の復刻版もありますが、毛筆署名入りは高い)

 

 

Adam Takahashi 氏のX投稿を拝借。

最近になって続々と、天文学史の名著の新訳が出てるのを知りました。

それにしてもブルーノの著作集まで出てるんですね。

下図掲載の5冊のうち、4冊までは旧訳本で持ってます。

(マーニーリウスのみ未所有)

 

 

 

 

 

 

 

 

10月29日

月末の31日に、国分寺→吉祥寺→神田 と経巡る計画なので

今日明日はおとなしくしていよう。

そして11月からは仕事や帰省が入って忙しくなる。

 

ロスト・キング 500年越しの運命 @Amazon Prime

ひとりの中年女性が息子につきあって観たシェイクスピア『リチャード3世』

をきっかけにリチャード三世の歴史研究にのめり込んでゆくという話らしい。

『リチャード3世』などの史劇ものの読書は途中で止まったままなので

なにかのきっかけになればと思い、観てみるつもり。

 

 

 

 

 

 

10月28日 朝 

石川桂郎の『残照』は、短篇小説風のエッセイが多数収められていて

がんばって手に入れた甲斐があった。

ちびちびと読んでるところ。

そこで昨日は句集も二冊注文。

 

石川桂郎『句集 四温』(角川書店、昭和51年) 1208円@Amazon

 

石川桂郎『句集 含羞』(琅カン堂 、昭和31年) 1585円@日本の古本屋経由 馬燈書房海老名支店

書影は他出品者から拝借。 限定450部。毛筆署名入りのものは多少値が張るが、今回注文した冊には署名なし。

序文 石田波郷

『句集 含羞』には、風土刊行会 、昭和47年 、 限定版 天金 墨署名句入り 帙 処女句集の復刻 もあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月27日 朝 我ながら支離滅裂

 

ハマトンの『知的生活』は、1873年の刊だという。(渡部昇一の訳書解説、講談社)

典雅な文体はけっこう難しい。

単語と、英文法 両方の知識不足を痛感。

 

 

 

海外の哲学者に疎いことを今更ながら痛感し、昨日の ジジェク につづき

マルクス・ガブリエル 丸山俊一訳『欲望の時代を哲学する』 (NHK出版、2018年) 300円@メルカリ

日経の記事 独哲学者マルクス・ガブリエルさん 批判が導く真理の道(会員限定記事) から。

マルクス・ガブリエル、ジジェク のほか、

フェミニズム関連の書にも注目中。

男同士の絆 イギリス文学とホモソーシャルな欲望  イヴ・K.セジウィック

フェミニズム (岩波現代文庫)  竹村和子

 

飯山陽『愚か者!』 (WAC、2023年) 333円@メルカリ も注文。

 

やってることが支離滅裂。こういう時もあります。

 

今日は、選挙とWシリーズ。夜8時からは選挙特番。

 

 

10月26日  昼

吉祥寺・国分寺へ。

11月から仕事を復活させるが、唯一うれしいのは、よみた屋に

足しげく通えること。

それほどに、今朝の店頭本は充実していたが、けっこう持ってる本が多く、

結果は控え目。

P.G..Hamerton "The Intellectual Life" (Tutle) 110円 例の渡部昇一 の種本。日本での復刻出版のよう。

峠三吉『新編 原爆詩集』(青木書店、1995年) 110円 解説:中野重治、鶴見俊輔

マーク・グリーニー 伏見威蕃訳『アーマード生還不能』下巻(ハヤカワ文庫) 55円

『サウンドトップス 1989年夏号』(技術新聞社) 110円 電極電源回り、スピーカー活用術ほか

国分寺へ。

永井荷風『小説吾妻橋』(中公公論社、昭和32年) 100円 二冊目。函の汚れ甚だし

ヴィルヘルム・ライヒ 平田武靖訳『ファシズムの大衆心理』上巻(せりか書房、1975年)100円

ライヒの本を買うのは、たぶん初めて。やっと読むことにした。

 

 

Wシリーズ 第一線 ドジャーズ 延長の末のサヨナラ勝ち? これから録画を観ます。

 

 

 

 

 

 

10月26日  朝

Wシリーズ、夕方の日本シリーズ、ともに第一戦。

午後には、ゴルフや女子サッカー、ラグビーも。

 

このところ、秋らしい快晴の日がなく、この彗星が肉眼で見えるのか、確かめていない。

備忘のために貼っておく。

 

 

トニー ・マイヤーズ 村山敏勝訳『スラヴォイ・ジジェク (シリーズ現代思想ガイドブック)』(青土社、2005年) 1599円@Amazon 注文

今朝の日経新聞 ソフトファシズムの台頭に備えよ 現代思想家ジジェク氏 特別インタビュー記事 (会員限定) を読んで注文。

東浩紀などでたびたび聞いてきた思想家だ。たぶん手におえないと思うが、買ってみた。

 

 

 

 

 

 

 

10月25日

響 -HIBIKI-   @Amazon Prime

出版不況の文学界に突如現れた天才少女、『響』。15歳の彼女の小説は、圧倒的かつ絶対的な才能を感じさせるもので、文学の世界に革命を起こす力を持っていた。

文芸誌「木蓮」編集者の花井ふみとの出会いを経て、響は一躍世の脚光を浴びることとなる。しかし、・・・・・(映画紹介文より)

監督 月川翔

原作 柳本光晴『響  小説家になる方法』

出演者 平手友梨奈 アヤカ・ウィルソン 高嶋政伸 柳楽優弥 北村有起哉  小栗旬 北川景子 

月川翔 作品は、『君の膵臓をたべたい』 『センセイ君主』と、はずれがない。

(後記)

校舎の屋上から飛び降りたり、電車の前に立ちはだかったり、過剰な暴力表現が鼻につくし、

15歳の高校生の生活を描くのに、両親との会話が全くない、など

不自然な演出が気になるものの、総じて観て楽しい、わかりやすい映画。

結末までに全てのエピソードが回収されるのもよい。

それにしても、

車谷長吉『癲狂院日乗』(2024刊)や、佐藤泰志の痛ましい死を思うにつけ

賞を貰えぬ作家の苦境は想像を絶するものがあるのだろうとは思う。

 

 

 

 

 

 

 

10月24日

1)西田敏行追悼の意をこめて、釣りバカ日誌 第一作(1988年)をAmazonで観た。

 15年ほど前全20作のほとんどを観てはいるが、久しぶりに観ると、

 当方も歳をとったせいか、三国連太郎の孤独な経営者像にも共感するところがある。(撮影当時65歳)

 それにしても、松竹喜劇の良さがにじみ出た、なかなか傑作だった。

 三國が実は社長だったことがばれて、さんざ面倒みてきた石田えりは憤慨することしきりだが、

 この夫婦、社長をダシにうまく立ち回ろうなどとは夢にも思わない。そこがよい。

 

 西田敏行 丹阿弥谷津子 谷啓 前田武彦 名古屋章 江戸家猫八 多くの懐かしい俳優たちが鬼籍に入ってしまったのはさみしい限りだ。

 

2)

石川桂郎『残照』(角川書店、1976年)1926円@Amazon 注文 

このなかなか入手しづらい短編集は、Amaoznでは数冊出品があるのに、なぜか日本の古本屋にはでていない。

 

3)

『続日本随筆大成』全12巻(吉川弘文館) 2975円@メルカリ。ポイント差引後。

タイムセールにつられてつい購入してしまった。

これで、この叢書 続日本随筆大成別巻全12巻を遺すのみとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

10月23日

perplexity pro ぼちぼち使ってるが、けっこう勝手がいい。

この一年ほど

AI検索 には半信半疑で、従来の検索でじゅうぶんじゃないかと思ってたが

利用者の文脈に応じた、より能動的主体的な調べものができる可能性を感じ始めた。

google が、危機感抱いてるのも頷ける。

 

 

 

 

10月23日

11月から、短期で仕事に戻ることにしました。

飛んで火にいる夏の虫 も、炎が好きなんですかね?

(高校時代のチャート式生物に、らせん状の飛行経路で炎に進む蛾の図が載ってたのを

思い出し、今 perplexity pro に尋ねてみました。)

 

Q:飛んで火に入る夏の虫 といいますが 生物学的にはどういう原理なのでしょうか?

 

「飛んで火に入る夏の虫」ということわざは、昆虫が光に引き寄せられる習性を指しています。
この現象は生物学的には「走光性」と呼ばれ、特に光に向かって移動する「正の走光性」が関与しています。
以下に、その生物学的原理を詳しく説明します。

昆虫の走光性
昆虫の走光性は、光刺激に対する反応として移動する性質です。
正の走光性を持つ昆虫は、光源に向かって移動します。
この習性は、自然界では月や太陽の光を利用して方向を認識し、移動するために役立っています146。

光に集まる理由
昆虫が光に集まる理由にはいくつかの仮説があります:
コンパス説:昆虫は月や太陽のような遠くの光源を利用して方向を定めるため、近くの人工光源を誤って同じように利用しようとします。
しかし、人工光源は点光源であるため、昆虫はその周りを螺旋状に飛行し、最終的には衝突してしまいます6。
オープンスペース説:昆虫は開けた空間を求めて飛行し、人工光を空の明るさと誤認するため、そこへ向かってしまうという説です6。
錯視説:昆虫が明るい光源の周囲を実際より暗いと誤認し、その結果として暗い場所へ逃げ込もうとすることで、逆に光源に向かってしまうという説です6。

背光反射
さらに、「背光反射」という姿勢制御機能も関与しています。
これは昆虫が背中側からの光によって地面との平行を保つための本能的な反応です。
自然界では太陽や月が上方にあるため、この反応は有効ですが、人工照明の場合には誤作動し、昆虫が光源周囲を回るような飛行パターンを示すことになります13.
このような習性が、「飛んで火に入る夏の虫」ということわざの由来となり、自ら危険に飛び込む様子を表現しています。

 

火中の栗を拾いやけどする

 

きっとこの仕事が、根は好きなんですかね。

 

今日は東京メトロ 上場日です。

9:10現在、初値1200円で10倍以上の圧倒的な買い気配です。(詳しいスキームは知りませんが)

 

 

 

 

10月23日  Xの話題から

1)メルセンヌ素数 高値更新!

これ、素数の判定には特別なアルゴリズムがあるわけですよね?

あるいは何万台のPCの分散処理とか?

 

2)教科書 紙に回帰。読売新聞から紙面拝借 (画像クリックで拡大します)

GIGAスクール構想の実現について(文科省サイトへ) なんて、効果を冷静に測定する必要があると

前から思ってました。

児童が 飛 という漢字を活字で読むのと、手で書く行為には隔絶があります。

先生が 飛 という活字をディスプレイに映すのと、黒板に 飛 という字を書く行為には隔絶があります。

読み書きそろばん という学びの基本は、第二の頭脳 手が鍵を握るのでは? と。

もっとも、タブレット端末のほうがより能動的に学べる子もいると思います。

1980年代の CAI ブーム以来、ずっと気になっていることです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月22日

牛尾剛『世界一流エンジニア思考法』(文藝春秋、2023年) 1150円@メルカリ

ジュンク堂さんには申し訳ないが、店頭でチラ見して、買うことを決め、Mで注文。

本文に初めからマーカーがひいてあるという、キライな版下デザインだが、内容は良さそう。

 

昨日、元同僚のF君から教えてもらった、perplexity pro 1年間無料。

さっそく申し込んだが、使い勝手がわからない。

手始めに、web server へ投入する Perl プログラムを

手元のWindows11 PCに、ローカル開発環境を構築せずに

テストラン することが可能か、尋ねてみよう。

(なんらかのクラウドサービスを使えるのか?)

 

(後記 )

Web server で動作させたい Perl のプログラムがあります。
検索ワードを受け取り、指定のhtmlファイルを順繰りに検索し
ヒットしたページを出力するプログラムです。
目下、ローカル開発環境がありません。
手元のPCにローカル開発環境を構築することなしに
このPerl プログラムをテストランする方法はありますか?

Perlのプログラムは下記の通りです。



Answer
はい、ローカル開発環境を構築せずにPerlプログラムをテストする方法がいくつかあります。ただし、ご提示のプログラムはWebサーバー上で動作することを前提としており、ファイルシステムへのアクセスも必要とするため、完全に同じ動作をオンラインで再現するのは難しい点にご注意ください。以下に、部分的なテストや確認ができる方法をいくつか紹介します。
オンラインPerlコンパイラの利用:
TutorialsPointやOneCompilerなどのオンラインPerlコンパイラを使用して、プログラムの一部をテストできます34。これらのプラットフォームでは、完全なファイルシステムアクセスはできませんが、基本的なPerlの構文やロジックをチェックすることができます。
PerlBotの利用:
PerlBot (https://perl.bot/) は、多くのPerlバージョンと追加モジュールをサポートしているため、より高度なテストが可能です2。
Jupyter Notebookの利用:
Jupyter NotebookでPerlカーネルを使用すると、インタラクティブにコードを実行し、部分的にテストすることができます2。
オンラインIDEの利用:
VSCode.dev などのオンラインIDEを使用すると、より本格的な開発環境に近い形でコードを編集できます2。ただし、実行環境は別途必要です。
これらの方法を使用して、以下のようなテストが可能です:
構文エラーのチェック
変数の初期化や基本的なロジックの確認
正規表現のテスト
文字列操作の確認
ただし、以下の点には注意が必要です:
ファイルシステムへのアクセスが制限されるため、実際のファイル操作はテストできません。
CGIとしての動作や、Webサーバーとの連携は再現できません。
環境変数やサーバー設定に依存する部分はテストできません。
完全なテストを行うには、最終的にはWebサーバー環境が必要になりますが、これらのオンラインツールを使用することで、基本的なロジックやエラーチェックを行うことができます。本格的なテストや開発には、ローカル環境の構築をお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月21日 夕 石川桂郎ミニメモ

やっと手に入った剃刀日記 目次。解説は、七北数人。

 

『剃刀日記』が烏有書林から、『妻の温泉』が講談社文芸文庫から、俳人風狂列伝が中公文庫から

それぞれ最近出版されて、石川桂郎がずいぶん読みやすくなりました。

二冊持ってる俳人風狂列伝は、角川書店版で、うち一冊は、熱心な前所有者による書評や副次資料を貼り付けた特製(?)本です。

 

句集などをぼちぼち探しています。

 

 

 

 

 

 

 

10月21日 昼 perplexity という生成AI

一週間ぶりに吉祥寺へ。

11:30ごろ、北口バスロータリーで、小泉新次郎が選挙応援に来るというので

大変なひとだかり、それ以上に多数の制服私服の警官。

先日変な事件がありましたからね。厳戒態勢です。

 

新次郎を待つ間、近くのビルに元同僚のFujimoto君訪問。

元気そうで安心しました。

perplexity という生成AIを活用してるとの事。

プログラム開発などで大活躍してるそうです。

プログラムの移植や改修については、先日来わたしも何回かchatGPTの驚くべき性能の片鱗を

うかがい知ったばかりですが、F君いわく

数年のうちに凡庸なプログラマは駆逐されるだろうと。

そうかもしれません。

ソフトバンクのユーザーなら、このperplexity 一年間無料で使えるらしい

いいこと教えてもらいました。

 

 

よみた屋ではまとめ買い。

ゾラ獣人 上巻のみは見送り。

日本古典文学大系 73 川口久雄、志田延義校注『和漢朗詠集 梁塵秘抄』(岩波書店) 110円

吉村昭『味を訪ねて』(河出書房新社、2010円) 110円 めずらしいグルメエッセイ集。

『ゴルゴ13』(リイド社)第100巻・108巻・115巻・129巻・133巻 55円×5

マーク・グリーニー 伏見威蕃訳『アーマード生還不能』上巻(ハヤカワ文庫) 55円

ジュンク堂へ足を運び、注文していた

石川桂郎『剃刀日記』(烏有書林、2024年) 2420円 第二刷一篇増補版を受取り。2420円。うれしい一冊。

国分寺へ繰り出し

『ニーチェ全集』第11巻・第12巻(権力への意志 全) 100円×2

家にあった普及版全集の同巻はMへ出品。

 

 

 

 

 

 

 

 

10月21日 朝

ヤフオクの、岩波講座数学3セットは競り負けた。

 

■現代数学の展開9巻/全12巻 10450円+送料 で降りた。この講座、私には難しすぎる。(大学院修士ていど?)

どうせ揃えても猫に小判なので。

1巻(2分冊)はもってる。

 

■現代数学の基礎揃い 途中で降り。16000円まで競り合いがあった模様。

今朝思えば、もっと突っ込んでも良かったかも。次回にでも。

大学理工系3・4年程度?  けっこう難しい講座。

3巻(6分冊)は持ってる。

 

■現代数学への入門揃い 全10巻(20分冊) 8000円まで競り合いがあったが、最後に降りた。

なにしろこの講座、全20冊のうち5冊以外は全て持ってるので。残り5冊を入手するためだけなら高すぎる。

大学 理工系1・2年ほどか。良叢書。

 

 

 

別に特別巨人のファンではないが、DENAに3タテをくらって、

一昨日、昨日と応援してた。王手をかけられ、さすがに崖っぷちの2連勝。

巨人 : DENA = 2+1 : 3

今夜が決戦。

 

 

 

 

 

10月20日

この二夜ほど

睡眠誘導剤を飲むのを止めたら、とたんに眠りが浅くなった。

常用癖がつかないよう気をつけていたが、すでに薬なしでは寝づらくなっているようだ。

 

 

朝起きて、日経電子版やAmzon をチェックすると

あれこれ買いたい本が増えて困る。

円城塔の近作二冊

ハードSFの傑作とのうわさ

春暮康一は初めて知った。

 

日経電子版 石橋湛山再評価のうごき 

昭和20年〜昭和31年の日記を読みたくなった。

みすずで約6000円ほど(全二冊)

岩波文庫の11月11月新刊

エティオピア物語という古代ローマ(?)の物語は知らなかった。

 

インドの驚異譚 全2巻  東洋文庫 も読みたかったのを思い出した。これもけっこう

高価。 6000円ほど

 

岩波講座数学の3セットも、今夜がヤフオクの期限なのだ。

 

寝不足でからだもだるいので、吉祥寺&国分寺ゆきは明日に延期。

本を買いすぎないようくれぐれも自戒したい。

 

 

 

10月19日

昨夜は、ツアラツストラを50年ぶりに読み直していたら

寝付けなくなり、夜更けまで悶々としていた。

こう書くと、いかにもニーチェに苦闘しているかのようだが、

実のところ、ニーチェは相変わらず私にとっては隔靴掻痒だ。

休み休み読んでるだけ。

 

 

今朝は、のろのろと起きて

ヤフオク 岩波講座 現代数学への入門揃い、現代数学の基礎揃い、現代数学の展開9巻/全12巻 を

立て続けに入札。

もちろん相当の金額まで伸びるはずで、これで落札できるとは思えないが、まあ気晴らしに。

 


 

先日、夕方のBS日テレかBS朝日?で、森進一の唄うのを久しぶりに観、老けた森進一に驚いたものだが

唄の上手さには、以前よりもより深く感じ入るところがあった。

老境鬼気迫る・・・瞬間がある。

たまたま、昨日、岡崎武志さんのブログで、

2009年の名曲カバー集『Love Music』のなかの一曲 雪の華 (中島美嘉)を聴き、

またしても心打たれたので、ここにも貼らせていただく。

11月27日(水)20:00〜 、BS日テレで、喜寿77歳を祝う歌謡番組があるようなので、

手帖にメモし、録画することにした。

 

 

 

 

 

 

 

10月17日

石川桂郎『句集 高蘆』(牧羊社、昭和48年) 1685円@日本の古本屋経由長崎銀河書房 署名落款入り

 

昨日届いた『句集 竹取』は、今日出海宛献呈本であった。

 

この10月、夕刻の西の空には、宵の明星の近傍に、紫金山・アトラス彗星が観られるという。

肉眼ではかろうじて見える程度だという。

天気の良い夕方に観てみようと思い、画像を貼り付けておく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月16日

郷里の母に手紙を書いた。

近年はWord で書いて、最近のこちらの写真なども埋め込み

印刷して送るようにしている。

手元に控えが残るので、そうしている。

手紙だけだとさみしいので、

近所のスーパーで、和菓子・洋菓子を、賞味期限に気をつけて買ってきた。

(生菓子は送れない)

今は、伝票もスマホでこさえる。

スマホ割というアプリをおとして、

ゆうIDというのを申込み、クレカも登録。

郵便局の店頭で、QRコードをスキャンして、伝票を印字。

鹿児島まで、60サイズ(小)で1230円。

 

郵便局やスーパーまで往復したので、サイクリングは中止。

 

『ニーチェ全集』第3巻(理想社)706円 哲学者の書ほか @Amazon 注文

『ニーチェ全集』第7巻(理想社)1100円 曙光 @日本の古本屋経由古書ワルツ  注文

『ニーチェ全集』第13巻(理想社)1150円 偶像の黄昏 ほか @メルカリ注文

別巻以外全16巻が揃った。

 

松岡正剛の著作リストを、Wikipediaから手元のEverNote にコピーし

持ってる本を消し込み。

エディトリアル・ディレクターとして全18巻を企画・編集した講談社版の『アート・ジャパネスク』など

いくつか抜けている著作をみつけた。

そもそも、編集長として腕をふるったオブジェマガジン『遊』第1期〜第3期が著作から漏れてる。

これは著作の定義上やむを得ないとは思うが・・・

私自身は、1990年代以降はほとんど買ってない。

近年は、わたしの感化をうけて長男が何冊か読んでいた。

なんのかんのといいながら、親子二代で読んではきたわけだ。

今月末にでるユリイカの松岡正剛特集号も、いちおう予定には入れている。

 

 

 

 

 

10月15日 運動日和

吉祥寺・国分寺を街歩きすると、一日4km程度歩くのは健康に良い。

ただ、読むか読まぬかわからない本をあれこれ買い込むのが困る。

今日は天気もよいので、東大和の郊外でもサイクリングするかな。

あるいは隣駅のチョコザップでも見学するか。

 

昨日、吉祥寺ジュンク堂では、松岡正剛追悼コーナーが設けてあった。

そこで手にとった

『オデッセイ1971-2001 工作舎アンソロジー』(工作舎、2001年) 399円をM注文。

私だって、1975年からの10年ほどは、松岡正剛の強烈な影響を受けて生きたのだから。

 

 

 

 

 

 

 

10月14日 古本日和

朝、弟とメールのやりとりをし、11月中旬に帰省することにした。

 

吉祥寺・国分寺へ。

中央線のグリーン車はまだ一部の電車にしか連結されておらず、

行きも帰りも直には見れなかった。

駅の電光表示板でも、グリーン車の有無はわかるということだが、よくわからず。

 

江崎誠致『石の鼓動』(双葉社) 坂田栄男伝。棋譜多し。110円

リースマン夫妻 加藤秀俊・鶴見良行訳『日本日記』(みすず書房)110円

 『孤独な群衆』の社会学者リースマン夫妻の

1961年(昭和36年)の日本滞在記。

森永種夫『犯科帳 長崎奉行の記録』(岩波新書、1962年) 110円

森永種夫『流人と非人 続・長崎奉行の記録』(岩波新書、1963年) 110円 以上よみた屋

 

吉祥寺ジュンク堂へ予約しておいた『剃刀日記』を受取に行ったが、

出版社の手違いで、増補増刷版でない初版が届いていた。

気が利かないな、烏有書林。

再度、取り寄せを乞う。

 

次に、国分寺へ。

日本思想大系1 『古事記』(岩波書店) 100円 ダブリであった。

松浦静山 中村幸彦・中野三敏校訂『甲子夜話 6』(東洋文庫)100円

井伏鱒二『岳麓点描』(彌生書房、昭和61年) 100円

『ニーチェ全集』第14巻(理想社)100円 この人を見よ 他 

『ニーチェ全集』第15巻(理想社)100円 書簡集1

『ニーチェ全集』第16巻(理想社)100円 書簡集2 詩集 以上七七舎

理想社版全集全16巻も、残り 3巻、7巻、13巻、別巻の4冊を残すのみとなったぞ。

(ちくま学芸文庫版の元版はこの理想社版全集だと先日知ったばかり)

 

 

 

 

 

 

10月14日

『ニーチェ全集 第4巻(反時代的考察)』(理想社)336円@Amazon 古本ジャンゴ(武蔵小金井)

永野健二『バブル 日本迷走の原点』(新潮社、2016年) 500円@メルカリ

『リーマンの牢獄』を読み始めた。

獄中で筆者が読んだ本だという。

比較的近年の本で、よくまとまっているとにらんだ。

福田和也『甘美な人生』(ちくま学芸文庫) 968円@Amazon 10月30日復刊増刷とのこと。

初期の著作、これと『日本の家郷』『日本人の目玉』

あたりはやはり読んでみたいと思う。版元品切れでどれもけっこう古書価が高い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月13日  中央線グリーン車、海外のTVをPCで

3連休の中日。お日柄もよく、次男一家などはきっとどこかに遊びに行ってるだろう。

 

今日からJR中央線にグリーン車がくわわる。

数年前から各駅でホーム延長工事が続いていた。

 

今日から半年間ほどは、グリーン料金なしのお試し運用だ。

写真は某Xのご投稿から拝借。

東海道線(湘南電車)と同じく、2階だて車両ですね。

 

もうひとつ、海外のTVが手元のPCで観られるという話題。

高校同期のTakasaki君が、MLで教えてくれた。

動画再生に使うのは、VLC Video Player 。

再生に必要なメタファイルは

https://github.com/Free-TV/IPTV/tree/master/playlists

のなかから、観たい国のメタファイルを開いて、ダウンロード。

このメタファイルを、VLC Playerを指定して開けばOK。

リンク切れ?のリンクが多く、けっこうエラーがでますが、それは無視してOK。

 

※詳細は、下記動画に解説在ります。

https://www.youtube.com/watch?v=mZU11QAjiG0

 

(米国ABCのニュース)

 

裏技】PC/スマホ/iPadでもOK!Fire TV Stickで完全無料テレビを視聴する方法

 

日本はもちろん、アメリカ合衆国、カナダ、フランス、オーストラリア、英国 と、あれこれ試しましたが

けっこうどの国でも観られるチャンネルがあるようです。

 

 

 

 

 

10月12日  

昨夜寝床で、

石川桂郎『句集 竹取』(牧羊社、1969年) 1000円+送料 

献呈署名入り @副羊羹書店(埼玉県鴻巣市)日本の古本屋

今朝検索していると

脚注名句集 石川桂郎 集 手塚美佐 鶴 壺 馬酔木 風土 含羞 竹取 高蘆 四温

という評釈つきの選集もみつかった。入手はたやすくなさそうだが、ぼちぼち探そう。

 

 

 

 

10月10日  

急に秋めいた朝、吉祥寺・国分寺へ。

ピーター・フランクル 前原潤『幾何学の散歩道 離散・組合せ幾何入門』(共立出版、1994年) 1650円 専門書

中村義作『数学パズル 20の解法』(講談社ブルーバックス) 110円 上と似通った一冊

西村牧夫・曽我祐典・田嶋宏『コレクション フランス語 3文法』(白水社)110円 CD付き 以上よみた屋

檀一雄『花筐(はなかたみ)』(冬樹社、昭和44年) 100円 昭和12年の同題の処女作の再刊?

バーネット 西川亮訳『初期ギリシア哲学』(以文社、昭和50年) 100円 以上七七舎

 

 

ピーター・フランクルの、サイン・スタンプ入り。

 

 

 

 

 

 

 

 

10月10日  積読人生3 番外編(妄想篇)

郊外に書庫&オーディオルーム専用のセカンドハウスをもつという構想は

頓挫したまま。

別の手段として、業務用の移動式書庫を今のマンションに設けるプランが急浮上。

ナイキ カタログ

https://www.naiki.co.jp/websolution/dbook2022/index.html#page=723

 

ハンドル可動式  一式30万円〜120万円(概算)

手動式  15万円〜50万円(概算)

これ、マンションへの導入はたやすいのでしょうか? 床の耐荷重は若干気になります。

そりゃあ、50万円位ならなんとかなりますが、耐荷重問題をクリアしても、ベッドルームがひとつつぶれるなあ。

 

 

 

 

 

 

10月8日  雑記

森進一のうたうのをひさしぶりにTVで観たが、老けたねえ。

痩せてるからね。

でも唄は相変わらずうまい。(声量も豊か)

哀情絞り出すような唄。

 

で、Spotify で、おふくろさん を聴く。

作詞は川内康範。1920年〈大正9年〉 - 2008年

日本浪漫派の中河与一とかと親交があったと思う。

 

森進一初期の傑作

花と蝶

・・・花が死ぬとき蝶も死ぬ

そんな女になりたい・・・

これも作詞は川内康範か。

この歌詞にしてこの歌い手ありか。

深く感じ入った。

 

で、先日一部をTVで観た男はつらいよ 第一作

渥美清は生きてれば私の母と同じ96歳。

亡くなったのはなんと今の私と同じ68歳。

初代マドンナの光本幸子も、2013年に早逝していた。69歳没。

第一作の終盤、夜更けに光本幸子を送ってゆく寅さん。

別れ際に、光本幸子がうたうのは

北島三郎の 喧嘩辰。

〜殺したいほど愛していたが

 指もにぎらず別れたよ〜

その光本幸子が、戯れに差し出した手を握り

魂のローソクに火がともる寅さんなのであった。

 

曲名がうろ覚えだったので

この解説動画にたどり着くまで、30分ほどかかってようやく探し出した。

山田洋次の演出は、さすがにうまいなあと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月8日  読んだら観るな、観るなら読むな?

東大理1生が教養時代に読んでいるという(?)生命科学の教科書は

結局挫折。有機化学に疎いのが私の決定的な弱点也。

気を持ち直して、再度漱石世界へ。昨年中断してしまった坑夫を読み始めた。

 

毎日が日曜日(あるいは永遠の夏休み)となってしまうと

どうしても、明日できることは今日やるな、という気分におかされる。

積極的に攻めの姿勢で生きてゆきたい。

 

リーマンの牢獄に加え

新庄耕『地面師たち』 (集英社文庫、2022年)  680円@メルカリ

森功『地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団』(講談社、2018年)905円@Amazon 注文。

上は小説、下はノンフィクション? 読み比べてみよう。

エンタメ系読書は、この三冊だけにする予定。

 

そして、もうすぐ増刷第二版ができあがる、

石川桂郎『剃刀日記』(烏有書林)2420円を、最寄りのジュンク堂吉祥寺店へ

店舗取り寄せ方式でネット注文。

烏有書林社主上田さんのX投稿では、11日に増刷出来とのこと。

今しがた、ジュンク堂からも、10日着との返信あり。

増刷版では、短篇が一篇追加されているとのことです。

石川桂郎の三冊が揃った。

他にも入手しやすい本があるかどうか調べてみよう。

 

 

 

 

10月7日 積読人生2 収納篇

今年の前半、

青梅駅からやや歩く駅遠・築古の一戸建てを、書庫&オーディオルーム専用のセカンドハウスとして購入する

という構想をいだきましたが、家人の反対で頓挫。

まあ、負動産ということばが流行る位ですから、反対にも一理あります。

鹿児島の実家に眠る40箱ほどの段ボールも、生前整理の一環で

東京に再度運ばねばなりませんが、引き揚げても置く場所がなし。

トランクルームを増床しなければなりません。

 

自宅から徒歩15分程度のトランクルームは

2F部分、2.4畳(173x229x177cm) 月額 8950円(税込)で

計算上は、やや大き目の段ボール(38× 39× 36cm程度)が

80箱入ることになります。

 

(2021年末のphoto)

現在 66箱収納済み、あと14箱入ります。

収納する際に、箱ごとに書籍の写真を撮り、DropBoxのクラウド上に保管しています。

また、入庫時に、箱の配置も記録していますので

掘り起こしたい本がでれば、わりと簡便に収納位置が特定できます。

 

(箱No38 その1)

まあ、写真を AI の画像解析にかけて、探究書をデータベースよろしく調べることができれば

よいのですが、現状では、書籍の背表紙の表記がまちまちなので、そこまでのことはできないようです。

(バリューブックスのサイトで数十冊の背表紙の写真で自動見積ができるサービスが

ありますが、これは意外に精度が高いです

https://www.valuebooks.jp/estimate/guide )

 

トランクルームを増床し、自宅マンションからの第二弾や、鹿児島実家の旧蔵本を格納する考えも

あります。

(以下 続く)

 

 

 

 

 

 

 

 

10月7日

気分を変えて

齋藤栄功『リーマンの牢獄』(講談社、2024年) 1495円@メルカリ 注文

エンタメ?系としては、『地面師』 or 『地面師たち』も視野に入ってます。

この界隈の読書は久しぶりです。

 

 

 

 

 

 

 

10月6日

日曜朝の七七舎は、店頭と店内であわせて10名ほどの老若男女で賑わってた。

常連さんもちたほら。

大きな店ではないのに、たいしたもんです、この賑わい。

L・インフェルト 市井三郎訳『ガロアの生涯 神々の愛でし人』(日本評論社)100円 

富士川英郎『江戸後期の詩人たち』(麦書房、昭和41年)100円

新日本古典文学大系 83 木村八重子、宇田敏彦、小池正胤(校注)『草双紙集』(岩波書店、 1997年)100円

M・S・マホーニー 佐々木力編訳『歴史における数学』(勁草書房、1983年) 100円

いちおう気になる本は買ったので、しばらくここはお休みの予定。

 

 

 

 

 

 

 

 

10月6日

昨日は次男一家が訪問してくれたので

夕食はうな丼を皆でいただいた。

満2歳をむかえたお孫ちゃんの成長も著しく、

それは楽しかったのだが、車で帰ったのが8時過ぎ。

すっかり生活のリズムが狂ってしまい、夜更け目がさえて

就寝前にベッドサイドで林檎をかじるありさま。

今朝の体重も大幅に増えてしまった。反省

 

データサイエンス周りはこれを最後にしようと

受講した統計数理研究所の公開セミナー。

ところが、これで焼けぼっくいに火がつき、

数理サイエンスの面白さに又目覚めているところ。

なにげなくよみた屋で求めた

生命科学の大学教養向けの教科書も面白い。

どうせ文芸まわりに才能はないことがわかっているので

60代残り二年、文芸をすてて

こちらサイドにシフトするのもいいかもしれない。

 

昨晩まで読み返してきた荷風の日記。

1879年12月生まれの荷風は、昭和23年(1948年)12月で

満69になる。今読んでる昭和23年の正月は、

今の私とほぼ同じ年齢(満68歳と1か月)という事になる。

そんなことを念頭において読むと、なかなか面白い。

終戦後の荒廃した世相に絶望しつつ、

浅草の踊子たちに興味をいだきつつある頃だが

同年齢の私は今とてもそんな気力なし。

 

仕事をリタイアして、街歩きの回数も減って

運動不足、体力の衰えが気になるこのごろ

いっそチョコザップあたりのジムにでも通おうかと考えている。

これ、おおいなる心境の変化である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月5日

先日書いた下記の箇所。

昨晩、寝床で、そうだchatGPT に訊いてみようと思い立ち

Perl のCGIプログラムを貼り付けて

改修したい旨 先生にたずねてみた。


トホホ本舗氏の、WwwSearch という検索エンジンを搭載しているので

自由文検索で検索が可能です。

難点は、各html につきヒットした先頭で検索を停めてしまうことです。

時分で改修すればいいのですが、Perl のプログラムを改修するほどの能力なし。


Q&A のログは下記に。

https://chatgpt.com/share/66ffefc3-4d1c-8004-8bf6-5756241b1fad

もし、この改修手段が正しく、またついでにたずねたWindows上でのローカル開発環境の構築法も

的を得ているのなら・・・・

Chat GPT は天才といってよかろう。

明日、試してみるつもり。


 

雨模様の土曜日。国分寺へGo

昨日の買い残し。

『ルカーチ著作集 4』(白水社)100円 ゲーテとその時代

井伏鱒二『厄除け詩集』(筑摩書房、昭和52年) 100円 家に帰ったら、国文社版(昭和36年)もありました。いろんな版があります。

『ニーチェ全集』第1巻(理想社)100円

『ニーチェ全集』第2巻(理想社)100円 悲劇の誕生 他。

それでも尚、買い残した本があります。

 

 

 

10月4日

中5日で吉祥寺へ。

旧職場のOtaさんともぱったり会って立ち話。

戸井田道三『能 神と乞食の芸術』(せりか書房、1972年) 110円 40年来買うつもりだった本をやっと買う。

東京大学教養学部・・(編)『生命科学』(羊土社、2007年) 110円  以上よみた屋

P・フランクルのサイン本は次回買うつもり。

ヤマダ電機で優待割引を使い6色インク購入。

国分寺へ移動して、旧体制に戻った七七舎で

T・W・アドルノ 三光長治訳『ミニマ・モラリア 傷ついた生活裡の省察』(法政大学出版局) 100円

 これも40年来買うつもりだった本。

『ニーチェ全集 第10巻』(理想社) 100円 道徳の系譜を収める。

カバーや函がないので安いが、中味は一級。

 

 

 

 

 

 

 

10月4日

断腸亭日乗 昭和20年〜昭和22年の記録をぼちぼち読んでいる。

浄福といえばこのうえない浄福。

熱海を追われ転がり込んだ市川界隈。

季節季節のひなびた美しさに心洗われてゆく荷風。

森銑三から丁重な手紙をもらう。

罹災日録(昭和22年 扶桑書房刊)巻末の為永春水小伝に

森銑三(当時52歳)が感激して書いた手紙である。

不当に低く評価されてきた為永春水を、高く評価した文だ。

幸い、梅暦も、荷風の罹災日録も、みつかったので

読んでみようと思っている。(「為永春水」は、全集第15巻に所収)

 

 

 

 

 

 

 

 

10月3日

統計数理研究所のオンラインセミナー 修了。

久しぶりのデータサイエンス受講で、どこまで理解できるか自信がなかったが

難解な数式の導出すら案外概要が理解できた。

講師の力量が高いのはもちろんだが、わたしもさすがに過去数回の同様のセミナーを受講してきて

それなりについてゆく素地ができていたのだろうと、これは自画自賛。

一日半の脳力フル動員の受講を無事終えて

講義資料巻末の推薦図書から

Annette J.Dobson (著), 田中豊・森川敏彦・山中竹春・冨田誠訳『一般化線形モデル入門 原著第2版 』(共立出版、 2008年) 2426円をAmazon注文。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月2日 わが積読人生(1)

今日から統計数理研のzoomセミナー。

今日は午後部のみ、明日は、午前部+午後部。

難解な講義で、全てが理解できるとも思いません。

データサイエンス周りはこれを最後に引退する予定。

老兵はただ去り行くのみです。

 

これのせいで、遠出はできないので、吉祥寺・国分寺遠征は

金曜か土曜日です。

幸い、本買う欲望もいったん収まってるので

寝床でポチッというのも、自省できそう。

 

わが積読人生

1,記録篇

1)中学一年から買った本を記録し始め、32歳のころまで続きました。

このノート群は、境遇の変化や引越にもまけず、

今も机中に保存してます。

昨年だったか、やおらこれを入力しはじめ、数か月かけて

拙HPに載せました。

https://yes2013.sakura.ne.jp/book/7201.html

著者名、訳者名、出版社名などは完全ではありませんが

こうした試みは完璧を目指すとえてして挫折するので、この程度でいちおう完了。

 

2)HP

このホームページで、1998年6月12日より買った本を克明に記録し始めました。

著者名、訳者名(校注者名) 署名 出版社名 発行年 買ったときの値段

このホームページは

トホホ本舗氏の、WwwSearch という検索エンジンを搭載しているので

自由文検索で検索が可能です。

難点は、各html につきヒットした先頭で検索を停めてしまうことです。

時分で改修すればいいのですが、Perl のプログラムを改修するほどの能力なし。

そして、検索のアヤを極力除くため

・著者名の 姓・名の間に、半角・全角のスペースは入れない。

これを励行しています。

 "稲垣 足穂"  "稲垣 足穂" とせず、"稲垣足穂" に統一。

ただ、蓮實、蓮実、渋沢、澁澤 などの表記は、書籍自体の表記の揺れもあるため徹底されていません。

 

3)文庫目録

1)と2)の間の約十年間は、子育てと仕事、家のローンに追われて汗みずくで働いていた時期で

購入書の記録も中断していました。

ただ、2005年ごろ、一念発起して、増えすぎた文庫の在庫目録を入力したため

この十年間で買った文庫のほとんども、その前後に買った文庫とあわせて、下記に記録されています。

https://yes2013.sakura.ne.jp/book/bunko_list.htm

この一覧、当初は XML で記述していて、著者名や書名、分類コードにより

ブラウザ上でソートできていたのですが、

XMLの記法がブラウザ間で異なっていたりして、中止しました。

 

4)買いたい本リスト

Evernote のノートに約15年前から記録し始めました。

寝床でもデスクトップでも、外出時でも閲覧・更新できます。

古本屋でみかけて気になる本は、能率手帖にも出先で手書き記録していて

随時更新しています。

 

5)買った本リスト

これもDropBox というクラウドサービス上に、excelで一覧を入力しています。

月々の書籍代や購入した冊数などは、ここから別のexcel シートに入力しています。

物好きです。

 

6)各種書誌

これもevernote 上にですが、

・個人全集の欠け巻の記録

・各種叢書の保有状況 日本古典文学大系、日本思想大系 など

・気になる作者の著作目録(の消し込み) 蓮實重彦、中沢新一、山口昌男など

古本屋店頭でみかけた本も、けっこうこれで確認しては購入しています。

日本古典文学大系の第一期66巻は先日完揃えできました。

引き続き、第二期の未購入巻を探していきます。

また、個人全集の欠け巻、あるいは揃いでの買換えなどは

随時、Amazon 日本の古本屋、メルカリ、ヤフオクなどで検索をかけたりしています。

 

全集メモ

平井呈一書誌

 

収納篇 につづく・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月1日

福田和也の『人でなし稼業』(新潮社、1996年)が届いたが、古びた時局ネタエッセイはよむ気が起きないほど

陳腐だった。メルカリで売ることにした。

 

荷風の断腸亭日乗、ふだん読み用に買い増して、昨夜昭和20年の件を読み直したが、

流麗な文に惚れ惚れした。

 

今年もあと3か月。仕事の声がかかるのかどうか?

人間ドック(または健康診断)も予定を決めねば。

年内に一度帰省すべきかどうか?

等々。

猛暑が過ぎ去ると、なぜかセミ鳴く頃が懐かしくもなる。

 

 

 

9月30日

辛い仕事と生活苦にあえぐ中年のタクシー運転手が、一日貸し切りで乗車した老婦人の希望で

婦人最後のパリの周遊ドライブにつきあうことになる。

フランス映画 パリタクシー。AmazonPrime

パリの繁華街や郊外を、ゆるやかに走るタクシーに導かれて、平素のパリの様子がうかがえて良かった。

車中で語られる第二次大戦後の数奇な生涯。

いっぽうタクシー運転手にも人には語らぬロマンスがあった。

最後のハプニングは案の定という感じ。

 

昨日、日曜午後の国分寺。

チェスタトン 福田恒存訳『詩人と狂人たち』(国書刊行会、昭和51年) 100円 この本がでた当時、同じ訳者の創元推理文庫版で読んで

感銘を受けた記憶あり。記念にかっておく。函なし。

松枝茂夫・武藤禎夫訳『中国笑話選 江戸小咄との交わり』(東洋文庫、昭和45年)100円 注釈では副題の通り、江戸期の小咄への伝播を詳述している。

谷崎潤一郎『春琴抄』(ほるぷ、昭和55年) 100円 二冊目。

 


 

所有している個人全集で読みたい作品がすぐ見つけられるよう

各巻目次へのリンク集をこさえた。自分的にはけっこう便利。

https://yes2013.sakura.ne.jp/book/zensyu.htm

 

 

 

9月29日

1)

統計数理研究所の公開セミナーが、数日後に迫ってきた。

https://www.ism.ac.jp/lectures/leadingdat/2024/la.html

約1日半のzoom講義で受講料が約2万円と、決してお安くない講義だ。

個人的にはリアルな講義を希望するが、このご時世、東京近隣でなくても受講できるオンライン講義を

一度始めてしまうと、たとい疫病の流行が終わっても、もとに戻すのはつらかろう。

閉口したのは、講義用テキストも PDF配信であること。

約200ページもある講義録を、手元で印刷するだけで、インクはいったいいくら掛かることか。

かといって、ペーパーレスで受講するとしたら、zoom用とPDF用と二台のPCを机上におかねばならない。

なにもかもペーパーレスが良いとは限らない。

 

2)

文芸中心の読書が続いていたので、昨夜は、買ったままだった宇宙論の本を読み始めた。

宇宙論I [第2版補訂版] 宇宙のはじまり (シリーズ現代の天文学)

この四半世紀を振り返っても、

古天文学や天文学史の本を読むことはあっても、最新の宇宙論の本に取り組むのは

ホーキング博士の本(途中で挫折)以来だ。

どこまで読めるかどうかわからないが、昨夜は面白く読めた。

(昔読んだ稲垣足穂の宇宙論入門。足穂は、当時の最新の宇宙論を読み込んであの書を書いた。

今となっては陳腐だなどと軽んじてはいけない)

 

 

3)

断捨離ということばは決して好きではないが

精神的断捨離ということなら理解できる。

様々な関心事を、減らしてゆく・・・。

目下、文芸からの離脱ということを考える。

文芸書もトランクルームにしまい、小説読むことを捨てれば

けっこう清々するだろうとは思う。

福田和也急逝をうけて初期の文を少し読み直してみた。

さすがに先鋭的な批評だとは思うが、

文壇界隈の侃々諤々はもう自分には関係ないなあと思ってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月28日 ヴィム・ヴェンダース

パリ・テキサス

ベルリン・天使の詩

夢の涯てまでも [ディレクターズカット版] 4時間47分!

天使の詩は昔NHK-BSで観たかな。

残り二作、観てみるかも。 AmazonPrime

 

 

9月28日 古本引き寄せの法則

中4日で吉祥寺よみた屋へ。

ピーター・フランクルの幾何学の散歩道: 離散・組合せ幾何入門   という専門書に惹かれたが、いったん保留。

安楽庵策伝 (著), 鈴木棠三校注『醒睡笑』上・下(岩波文庫)55円×2 これは東洋文庫で持ってるが、そちらは現代語訳

こちらは原文+注釈 なので買っておく。

ショートショートなので原典でも平気。

国分寺七七舎へ。

最近古本引き寄せの法則 というキーワードを発案して気にいってる私だが

今日もまた、古本が声をかけてくれた。

『萩原朔太郎全集』第11巻〜第15巻(筑摩書房、昭和53年) 500円

45年前に中断して未揃いのままだった朔太郎全集がようやく揃った。全15巻

実家に眠るその前の10巻と、統合できる日が来るのだろうか?

それは又別の大きな課題である。

東洋文庫の中国笑話選(函なし)は見送ったが、買っておけばよかった。

 

 

 

所有している個人全集の各巻目次(ネット情報)をとりまとめて

リンク集にする構想を思いついた。

近々こさえよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月25日 雑記

気になる本、メモ

地面師(森功)、地面師たち(新庄耕 )

リーマンの牢獄( 齋藤栄功 )

AI・兵器・戦争の未来( ルイス・A・デルモンテ)

無人の兵団 AI、ロボット、自律型兵器と未来の戦争 ポール シャーレ

The Universe in a Box

The Passionate State of Mind Eric Hoffer

石川桂郎 剃刀日記(烏有書林 近々増刷予定)

蓮實重彦 ショットとは何か 三部作

ヘルダーリン全集 全4巻

志村真幸 在野と独学の近代-ダーウィン、マルクスから南方熊楠、牧野富太郎まで (中公新書) 新 2024/9/19

America Before: The Key to Earth's Lost Civilization グラハム・ハンコック アメリカ大陸編 (邦訳 人類前史 失われた文明の鍵はアメリカ大陸にあった 上下巻)

アルマジロの手:宇能鴻一郎傑作短編集 姫君を喰う話 宇能鴻一郎傑作短編集

科学的根拠に基づく最高の勉強法 安川 康介 ※電車の扉脇広告で

知的戦闘力を高める 独学の技法 (日経ビジネス人文庫) 2024/8/2 山口周

 

 

 

 

 

 

9月24日

福田和也 逝去。63歳

狂ったように書きまくった晩年だった。

気になる本がいくつかある。

追悼の意をこめて

福田和也『人でなし稼業』(新潮社、1996年)335円をAmazon に注文した。

 

松岡正剛 逝去。80歳

稀代の読書家に憧れて、道踏み外したオレだった。

読書家一代。

 

宇能鴻一郎 8月28日没 90歳

新潮文庫の近年の二冊が評判

アルマジロの手:宇能鴻一郎傑作短編集 姫君を喰う話 宇能鴻一郎傑作短編集

 

 

9月24日 古本引き寄せの法則

今朝は急に秋らしくなった。

68歳になった。

のこり2年を大事にしたい。

 

昨夕は、いわもとさん・ふるかわさんと高校同期会。

一次会は神田神保町四川料理秋、二次会は同界隈のサンマルコカフェにて。

いつものように文芸、映画、追憶の中高時代など。

ふるかわさんが、同期友人F君のガリ版刷り詩集を持参してくれた。

帰省した実家に眠っていたと。

F君に連絡して、今なお保存しているかどうか、訊いてみることにしたい。

 

盛大に飲みかつ食らったところ、今朝は体重が1.7kg増!

今日から又、節酒します。

 

国分寺七七舎にて

マルコ・ポーロ 愛宕松男訳注『東方見聞録 1』(東洋文庫、1979年) 100円

中学時代に読んだ岩村忍の岩波新書にでてきたアサシン暗殺団の件があったので。

野口冨士男『少女』(文芸春秋、1989年) 100円

いわもとさんは二版所有してるとのこと。

吉祥寺よみた屋に移動し

谷崎松子『湘竹居追想 潤一郎と「細雪」の世界』(中央公論社、昭和58年) 110円

これ文庫を持ってるので、興がのらなければパスするところだが

なにしろ全集が揃ったばかりなので、手にしてみると

これが献呈署名入りだった。

古本引き寄せの法則 というのを、今ここに提案したい。

 

 

 

ほるぷの日本児童文学大系 各冊110円 が大量にでていて、しかも非常な美本。

千家元麿、鈴木三重吉、坪田譲治、豊島与志雄など、おおいに惹かれたが、見送り。

 

神田古書街に移動して

虔十書林にて

『月報合本』(筑摩書房、昭和45年) 200円 世界文学篇と二冊揃った。

日本古典文学大系 55 中村幸彦校注『風来山人集』 (岩波書店) 200円

第一期66巻が完揃い!

(丸半世紀かかったことになる)

このお店ではなかったが、表通りに日本古典文学大系各冊美本200円均一という魅力的な出品があったので

次回来るときは第二期の残り巻をぼちぼち買うことにしよう。

 

 

 

 

 

 

 

9月23日

今日は、神田で同期会。

そこに向かう前に

国分寺、吉祥寺、神田で古本屋を巡る予定。

このところ街歩きしてないので

運動不足も解消できそうだ。

もっとも本買いすぎないように自戒している。

 

お彼岸のセールをやってたので

Diablo4 スタンダード版を 通常より2700円ほど安い4000円で購入。

1997年の年末に第一作にハマって以来、四半世紀以上過ぎてしまったが

これでとうとう Diablo1 、Diablo2 、Diablo2 Resurrected 、Diablo3 、Diablo4 と、全タイトル※が揃った!

(Diablo1 、Diablo2 、Diablo2 Resurrected  までは標準難易度モードで全クリ済)

(※スマホ主体の、Diablo immortal は除く)

この夏も、PCのディスプレイをにらめっこして最凶ボスと闘っていたバカシニアゲーマーなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月22日

久しぶりに街歩きでも考えていたが、雨模様で中止。

街歩きが減って、古本の冊数は減ったが、代わりに寝床でポチポチするので

単価の上昇は否めない。それでも、

罰せられざる悪癖も、そろそろ終りかも。

仕事リタイア →街歩き減少 → 古本減少、運動不足

仕事リタイア → ストレス激減 → 禁煙、節酒

仕事リタイア → 隠棲気分 → 映画ドラマ、相撲以外のスポーツ 等の関心減

 

iPhone も一昨日新発売だったが、夫婦で買い替えると二三十万かかるしなあ。

それよりも新機の設定をすべてやり直すのが億劫このうえない。

 

 

 

 

9月21日

大の里は天敵豊昇龍を一気呵成に押し出して見事2回目の優勝を決めた。

 

丈夫な厚紙が手に入ったので

ちょっとした器具をこさえた。

これ、郵便局で係りの方が使うのをみたことがある。

厚さ計り器。3cm幅。 自作のメルカリグッズ。

ヤマトのネコポスでも、郵便局のゆうパケット、クリックポスト、レターパックでも

厚さ3cm以内が重要な条件になります。

これで確認して投函すれば、安心です。

 

 

 

9月21日

先週10日の日、所沢の古本まつり最終日に会場でみた谷崎の全集。

一巻欠けで市場価格よりも相当安かった。

しかし置く場所がない。

迷った末に見送ったものの、後ろ髪をひかれる思い。

結局、一週間後目黒の弘南堂書店にメールで問い合わせ、注文することにした。

『谷崎潤一郎全集』全28巻のうち第15巻欠け(中央公論社、昭和41年〜45年) 5000円+送料2074円

今朝がた段ボール箱2箱で届いた。

そしてたった今、欠けてる第15巻(細雪 全)を1800円(ポイントなどでまかない)でメルカリに注文したところ。

 

1)『谷崎潤一郎全集』〈全30巻 新書判〉(中央公論社、1957年)
2)『谷崎潤一郎全集』〈全28巻〉(中央公論社、1966年-1970年)          本冊青
2)’      〃                  1972年〜1975年 (豪華普及版) 本冊赤

3)『谷崎潤一郎全集』〈全30巻〉(中央公論社、1981年-1983年)上記に比べ小型 愛読愛蔵版
4)『谷崎潤一郎全集』〈全26巻〉(中央公論新社、2015年-2017年)

今回購入したのは2)のほう。菊判(函の縦 23.5cm)

  ※2)に、本冊青、本冊赤の2版あり。詳細は不詳

1)の新書版は昔揃えた。(生前の全集で最晩年の作は未収録)

2)と3)は、似通った装幀・造本だが、3)がやや小さいという。

3)は、2)から2巻増えて書簡や初期の習作などが追加されているようだが、私はそこまで完璧でなくてよい。

4)は近年でた版で、決定版と銘打っているが、それでも対談集や書簡などすべてを網羅しているようにはみえない。(どうだろうか?)

 

もうそろそろ小説から離れようという気にもなっているのに、

我慢できず買ってしまった。

置く場所をまず確保せねば。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月18日

荒俣宏編『世界幻想作家事典』(国書刊行会、1987年) 2020円@日本の古本屋経由国立みちくさ書店 注文

中味は見ずに注文したが、どうだろうか?

Xの海外文学好き、幻想文学好きの集う界隈で、盛り上がっていたので注文してみた。

 

 

 

 

【速報】東京都心35℃超 最も遅い猛暑日 82年ぶりに記録更新

今日9月18日、東京都心で最高気温が35℃以上となり、統計開始以来最も遅い猛暑日を記録しました。

これまでで最も遅い猛暑日は1942年9月12日。この記録を82年ぶりに更新したことになります。Tenki JP より引用

 

たまたま断腸亭日乗が手元にあったので、1942年(=昭和17年)の9月の行を調べてみた。

さすが荷風散人は律儀に記録していた。

9月13日 華氏90度=摂氏32.2度 とのこと。

 

 

 

 

 

 

 

9月16日

気分を変えて

地面師(森功)、地面師たち(新庄耕 )、リーマンの牢獄( 齋藤栄功 )、AI・兵器・戦争の未来( ルイス・A・デルモンテ)あたりに

進んでみてもいいのだが、さすがに今、これに切り替えると

明暗 → 暗夜行路 路線におおいなる乱れが生じる。

いい歳になってようやくこの程度の分別がつくようになったか(笑)

 

岡山から届いた太宰治全集 別巻(研究篇)は、筑摩全集類聚の同じ装幀だが、

函にも奥付にも定価の表示がない。

全巻購入者へ送呈されたものだろうか?

謎です。

全12巻ものの全集の<別巻>単独では、日本の古本屋・Amazonどこでも売りにでていない。

 

購入時のAmazonの書籍情報と異なるので、返品してもいいのだが、高額のレターパックプラスで迅速に送ってくれたこともあるし

まあ、これも一興。これを読むことにしよう。

 

江藤淳『漱石とその時代』第3部〜第5部(新潮選書) 計846円@Amazon経由浅見書店 完結。

 

 

9月15日

久しぶりに吉祥寺&国分寺へ。

江藤淳『漱石とその時代』第一部・第二部(新潮選書、昭和46年) 220円

藤野幸雄『嵐が丘 ブロンテ家の物語』(彌生書房、昭和57年) 110円

『埴谷雄高作品集 別巻 埴谷雄高論』(河出書房新社)110円 ダブリであった。 以上よみた屋

大岡信『拝啓 漱石先生』(世界文化社、1999年) 100円

宇佐美龍夫『東京地震地図』(新潮選書、昭和58年) 100円 以上七七舎

著者は東大地震研究所教授。江戸時代の地震記録の詳細についておおくの解説あり。

たくさん買ったがあまり気が晴れない。

風や空はすっかり秋なのに、相変わらずの猛暑に炒られ、ヘロヘロなり。

 

 


この夏シニアゲーマーと化して、大事に育成してきた魔法使い女を

つまらぬミスで身ぐるみの装備を失うこととなった。がっかり。

岡山からせっかくレターパックプラスで届けてくれた

太宰治全集 別巻(研究篇)だが、版違いだった。(書店側のミス)

アンラッキーなアクシデントが今日は続いていて

大の里戦を観るのに遠慮があったが、つまらぬジンクス吹き飛ばして

勝ち越し一番乗り。

溜飲を下げた。

 

 

 

 

 

9月15日

敬老の日にあわせて、私は母にカステラを、妻は大分の叔母様に靴下セットを

それぞれ送った。

 

『太宰治全集 別巻』(筑摩書房、1992年) 1511円@Amazon(ポイント差引後)

せっかくなので、別巻も注文した。

 

 

 

9月14日

漱石『明暗』は、あまりに今のわたしに波長があわないので中断。

大岡昇平の『小説家夏目漱石』(筑摩書房)を何十年かぶりに読んでみようと思ったが、トランクルームにあるのが判明。

取り出すのが難儀だ。

小宮豊隆、江藤淳、島田雅彦と、私の持ってる数少ない漱石論はいまは置こう。

小谷野敦『「こころ」は本当に名作か』あたりを少し読んでみているところ。

漱石を引き続き読むとすれば、虞美人草や三四郎といった前期の作品になるか。

 

というわけで、明暗を中断して、

昨夜から『暗夜行路』を読み始めた。

志賀直哉の文体が、かわいた砂に雨がしみ込むように、心にすんなりはいってゆく。

 

と、たった今、神奈川は海老名市の馬燈書房から

『太宰治全集』全12巻(筑摩書房、昭和50年〜52年) 4800円(送料込み)が届いた。

 

函こそ若干の汚れはあるが、本冊は元パラふくめて極美。月報も揃い。

日本の古本屋・メルカリ 中で、一番安い。

良い買い物であった。(別巻1巻=研究篇が欠けているが)

私が持ってる定本版(昭和30年代、筑摩)は、二段組で字が小さく、活字も好きでない。

若いころよくみかけた筑摩全集類聚版は、函が好みでない。

近年、筑摩から決定版がでているが、そこまで断簡零墨を網羅しなくてよい。

私には、この版がベストだ。

今みると、当時の定価が、各巻4000円〜4600円程。

当時としても、けっして安い本ではない。

馬燈書房さん、ありがとう。

 

 


 

気分を変えて、

地面師(森功)、地面師たち(新庄耕 )、リーマンの牢獄( 齋藤栄功 )、AI・兵器・戦争の未来( ルイス・A・デルモンテ)あたりを買いたい本リストに

追加した。

 

 

 

 

 

 

9月13日

昨夜ひょんなことから、自宅のベランダでスカイツリーが観えるのを妻が発見。

イルミネーションの変化が独特で、これはもうスカイツリーしかないという結論に至った。

今朝起きて撮影。(iPhoneX 10倍ズーム)

google map で計測すると、スカイツリー迄約35.5km あった。

 

で、今朝つらつら東の地平線を観察すると、新宿の高層ビル群もやや南寄りに見えるようなのだ。

おって検証してみる予定。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月12日

1)

季節外れの猛暑のなかを、昨日も国分寺へ繰り出し、

大田才次郎(編)瀬田貞二(解説)『日本児童遊戯集』(東洋文庫)100円

前野直彬・尾上兼英訳『幽明録・遊仙窟 他』(東洋文庫)100円 @七七舎

魏・晋・南北朝時代の小説コレクション。標題の二作の他、列異伝、博物志・神仙伝・志怪・捜神後記・異苑ほか。

東洋文庫づいている。

こんなことなら、所沢で、甲子夜話ほぼ揃いや本朝食鑑3・4あたりも買っておけばよかった。

 

 

イム書房+七七舎という変則共同運営になっていたが、イム書房のご店主が撤退を表明され

バス通りの旧来の本店も、ふたたび七七舎店舗に戻るとのこと。

イム書房ご店主はまだ若いので、別領域でご活躍なさるだろう。

 

2)谷崎全集・露伴全集にくわえ、太宰治の全集(12巻もの)にも食指が伸びている。

現在持ってるのは、古い筑摩の定本版(当時定本と銘打って出したが、結果的には定本にあらず)

で、二段組の版型が好きでない。

ろうそくの炎も尽きる際にひときわ輝くというが、私のなかで小説が終わろうとしているこの歳で

個人全集に意欲がわくというのも皮肉ではある。

このところ、読み継いでいる『明暗』も、あまり面白くない。

漱石の後期というのは、ほんとに価値があるのか、疑わしくなってきた。

 

3)今朝のYahoo!記事で目をひいた、イースター島に関する新説(英ネイチャー誌)。

 モアイ像のイースター島、DNA分析で通説覆す 文明崩壊なかった?(朝日新聞)

記事中、イースター島から南アメリカ大陸への人類移動(古代の航海)の可能性についても言及されている。

ヘイエルダールのアク・アクやコンティキ号冒険そのものじゃないか!(方向は逆かもしれないが)

 

4)このところ、体重が微減している。

70kgという壁をあっさり切ることができた。

この夏猛暑のせいで歩く距離も減り、食べすぎの傾向も相変わらずというのに

どうしたことか。

このところ、アルコールをほとんど飲まないのが、奏功しているのか?

半世紀もの間、飲まない一日とてなかった酒だが、最近は

1週間に1日ほどに減っている。

チョーヤの機能性食品 酔わないウメッシュ ノンアルコール(果汁20%、酸っぱみ強)のおかげだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月11日

残暑があいかわらず厳しい昨日、所沢のくすのきホールへ。

鏡張りのビルに秋空が映えて美しい。

8Fが特設会場、1Fは廉価本会場。

残り物に福どころか、大変な掘り出しものを見つけてしまった。

思案の末、残念ながら見送り。

ただ、目黒のK書店の出品とわかったので、いざとなれば買いに向かえばいい。

谷崎潤一郎全集(一巻のみ欠け)揃い

露伴全集 揃い (自宅のセットでは全44巻中34巻のみ。これはもうセットで買い増すしかないという判断)

市価の半額程度。

残念ながら目下の自宅の状況では、陳列する場所すらないので。

 

memo 2と3混同注意

『谷崎潤一郎全集』〈全30巻 新書判〉(中央公論社、1957年)
『谷崎潤一郎全集』〈全28巻〉(中央公論社、1966年-1970年)
『谷崎潤一郎全集』〈全30巻〉(中央公論社、1981年-1983年)上記に比べ小型
『谷崎潤一郎全集』〈全26巻〉(中央公論新社、2015年-2017年)

 

申維翰 姜在彦訳注『海游録 朝鮮通信使の日本紀行』(東洋文庫、1992年) 220円

(メモ 1420年の回礼使である宋希mは、日本での体験を詩文集の『老松堂日本行録』に記しており、朝鮮人による最古の日本紀行となった。Wikipedia引用

この『老松堂日本行録』 も集めたいところ)

日本の詩歌3『正岡子規 伊藤左千夫 長塚節 高浜虚子 河東碧梧桐』(中央公論社) 50円

のみ買って帰る。

『甲子夜話』ほぼ揃い や、『本朝食鑑』3・4 あたりも買っても良かったのだが、買っても読まんだろうなあと

思い見送り。

会場を一通り見て回ったが、理系の書物は少なく、今世紀になってからの近年の書物も少ない。

印材や硯の名品を出してる店があって、ちょっとそそられた。

また、昭和54年の江古田店での出会いから45年が経った久保書店(石神井公園)のご店主も

だいぶお歳を召されたが、お元気のようで懐かしい思いをした。

 

iPhone16 も予定通り発表されて、夫婦の2台も買い替え時期なのだが

なんとなく億劫で、迷っている。

 

 

敬老の日。

妻は大分に住む叔母に靴下セットを

わたしは、長崎のカステラを、それぞれ手配中。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月10日

先週水曜日から1週間催されている所沢古本まつりに

最終日の今日でかけてこよう。

最終日の午後なんぞ気の抜けたビールという気もしなくもないが

残り物に福ということもある。

気分転換、運動がてらでかけてこよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月9日

昨日、秋祭りで賑やかな国分寺駅北口界隈で、イム書房+七七舎。

上野健爾『円周率が歩んだ道』(岩波書店、2013年) 100円 はうれしい出会い。

古代中国・アルキメデス・イスラム世界・インド・江戸時代・近代ヨーロッパ・現代のアプローチ。

円周率の歴史の壮観な総覧。

後藤基巳編訳『中国古代寓話集』(東洋文庫、1982年) 100円

荘子・列子・戦国策・韓非子・呂氏春秋・墨子・淮南子・孟子からのスペシャル・セレクション。

 

πコレクションに最新の良書が加わった。

 

 

 

 

 

9月7日

1)

よみた屋で逡巡したばかりに買い逃したので

E・S・モース 『日本その日その日』全3巻(東洋文庫) 1100円+送料520円@日本の古本屋経由大雲堂書店(神田)注文

重複した第一巻は某フリマに出品。

ここよみた屋で迷った本はすかさず買うべきだと

あらためて肝に銘じた。

 

2)荷風全集の検印にあらためて目をみはる。

非代替性トークン( non-fungible token、略称: NFT) などと気どる必要などない。

 

 

3)この夏、すっかりシニアゲーマーと化した私。

(Diablo2 resurrected で、この夏、何度も最凶ボスキャラを斃した。)

普段使いのPCと、ゲーム用ハイスペックミニ筐体PC の二台で

ディスプレイを切り替えるのが煩わしい。

調べたら、HDMI切替器がAmazonで安かったので、ポチッと注文。

899円。

 

4)漱石全集で明暗をぼちぼち読んでるが、だんだん飽きてきた。

結局、小説ってタイパが悪い。

文学よさらば! と今頃になって気づき、

家じゅうのほとんどの文学書をトランクルームに収納し

新しく買う本も、小説や評論などを一掃すれば、

けっこう清々するのではなかろうかと、夕べ、思った。

嫌いなことばではあるが、ソフト・ハード両面の断捨離として

一考の価値はある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月6日

中1日でよみた屋へ。

残念ながら

モースの明治初頭の日本滞在日記『日本その日その日』第2巻・第3巻(東洋文庫)は売り切れてた。

迷わず買うべきだった。

焼けのヤンパチで

『荷風全集』第19巻〜第24巻(断腸亭日乗 全) 110円×6 を買って帰る。

状態が良いので、ベッドサイドに別ぞろえで配置するかなにかに活用しよう。

で、国分寺七七舎に寄ったら

『澁澤龍彦文学館』第1・7・9・11・12巻がでていて、即座に買う。100円×5

これで、この叢書全12巻が見事に揃った。パチパチパチ

 

全12巻の構成 抄訳が多いのが残念ではある。  翻訳作品集成 より引用させていただきました

『ルネサンスの箱』

「神曲 地獄篇 (抄)」 Divina commedia ダンテ・アリギエーリ(Dante Alighieri)
「デカメロン (抄)」 Decameron ジョバンニ・ボッカチオ(Giovanni Boccaccio)
「新奇な物語三百話 (抄)」 フランコ・サケッティ(Franco Sacchetti)
「寓話」 ニコロ・マキアヴェルリ(Niccolo Machiavelli)
「オルランド狂乱 (抄)」 ルドヴィーゴ・アリオスト(Lodovico Ariosto)
「新奇な物語集 (抄)」 マッテーオ・バンデッロ(Matteo Bandello)
「好色談義(六日物語) (抄)」 ピエトロ・アレティーノ(Pietro Aretino)
「百物語(エカトンミーティ) (抄)」 ジラルディ・チンツィオ(Giraldi Cinthio)
「エルサレム解放 (抄)」 トルクァート・タッソ(Torquato Tasso)

『バロックの箱』

「アベンセラーヘと美しきハリファ姫物語」 作者不詳(Anonymous)
「びいどろ学士」 ミゲル・デ・セルヴァンテス(Miguel de Cervantes)
「グスマン・デ・アルファラーチェ (抄)」 Guzman de Alfarache マテオ・アレマン(Mateo Aleman)
「地獄の夢」 El sueno del infierno フランシスコ・デ・ケベド(Francisco de Quevedo)
「神託必携・処世智の技 (抄)」 B・グラシアン・イ・モラレス(Baltasar Gracian Y Morales)

『脱線の箱』

「恋愛病理学」 ロバート・バートン(Robert Burton)
「壺葬論」 トマス・ブラウン(Thomas Brown)
「万国語あるいは普遍言語案内」 トマス・アーカート(Thomas Urquhart)
「『ガルガンチュワとパンタグリュエル』(抄)」 訳:トマス・アーカート(Thomas Urquhart)
「桶物語(抄)」 ジョナサン・スウィフト(Jonathan Swift)
「スラウケンベルギウスの物語」 ロレンス・スターン(Laurence Sterne)

『ユートピアの箱』

「ソドム百二十日」マルキ・ド・サド(Donatien-Alphonse-Francois de Sade)translator:澁澤龍彦(Shibusawa Tatsuhiko)
「フランス人よ 共和主義者たらんとせば いま一息だ」 マルキ・ド・サド(Donatien-Alphonse-Francois de Sade)
「四運動の理論(抄)」 シャルル・フーリエ(Charles Fourier)
「愛の新世界(抄)」 シャルル・フーリエ(Charles Fourier)
「アルシブラ」 Archibras シャルル・フーリエ(Charles Fourier)

『綺譚の箱』

「化学の結婚 (抄)」 ヨーハン・ヴァレンティン・アンドレーエ(Johann Valentin Andraee)
「ザイスの弟子たち」 Lehrlingen zu Sais ノヴァーリス(Novalis)
「マリオネット芝居について」 ハインリヒ・フォン・クライスト(Heinrich von Kleist)
「聖ツェツィーリあるいは音楽の魔力」 ハインリヒ・フォン・クライスト(Heinrich von Kleist)
「夜警 (抄)」 ボナヴェントゥーラ(Bonaventura)
「ド・サヴェルヌ夫人」 アヒム・フォン・アルニム(Achim von Arnim)
「大晦日の夜の冒険」 Die abenteuer der silvester-nacht E・T・A・ホフマン(E. T. A. Hoffmann)
「デュランデ城」 Das schlosz durande ヨーゼフ・フォン・アイヒェンドルフ(Joseph von Eichendorff)
「コルセットのフリッツ」 オスカル・パニィツァ(Oskar Panizza)
「サド侯爵」 フランツ・ブライ(Franz Blei)
「ヨブ・パウペルスム博士はいかにしてその娘に赤い薔薇をもたらしたか」 グスタフ・マイリンク(Gustav Meyrink)
「マグナ・グラエキア (抄) -ガリポリあるいは数の神秘主義」 グスタフ・ルネ・ホッケ(Gustav Rene Hocke)
「フローラ・モール -ガラス花の小説」 パウル・シェーアバルト(Paul Scheerbart)

『ダンディの箱』

「幻視者 -あるいは社会主義の先駆者たち(抄)」 ジェラール・ド・ネルヴァル(Gerard de Nerval)
「ジャック・カゾット」 ジェラール・ド・ネルヴァル(Gerard de Nerval)
「カリオストロ」 ジェラール・ド・ネルヴァル(Gerard de Nerval)
「ギスモンド城の幽霊」 Ines de Las Sierras シャルル・ノディエ(Charles Nodier)
「草叢のダイヤモンド」 Le Diamant de l'herbe グザヴィエ・フォルヌレ(Xavier Forneret)
「シャンパヴェール -悖徳物語(抄)」 ペトリュス・ボレル(Petrus Borel)
「アデライード」 アルチュール・ゴビノー(Arthur Gobineau)
「玩具のモラル」 シャルル・ボードレール(Charles Baudelaire)
「パリの憂鬱(小散文詩)(抄)」 シャルル・ボードレール(Charles Baudelaire)

『諧謔の箱』

「ウイリアム・ウィルソン」 William Wilson エドガー・アラン・ポオ(Edgar Allan Poe)
「盗まれた手紙」 The Purloined Letter エドガー・アラン・ポオ(Edgar Allan Poe)
「ヴァセック(抄)」 ウイリアム・ベックフォード(William Beckford)
「歩廊」 The Piazza ハーマン・メルヴィル(Harman Melville)
「避雷針売りの男」 The Lightning-Rod Man ハーマン・メルヴィル(Harman Melville)
「鐘塔」 The Bell-Tower ハーマン・メルヴィル(Harman Melville)
「藝術の一種として見たる殺人に就いて(抄)」 トマス・ド・クインシー(Thomas de Quincey)
「スクーナ狩り 八つの発作/歌よりなる一つの苦悶/叙事詩」 ルイス・キャロル(Lewis Carroll)
「気ちがいティー・パーティ」 ルイス・キャロル(Lewis Carroll)
「ジャバーウォックの歌」 ルイス・キャロル(Lewis Carroll)
「ピプル・ポプル湖の七家族の物語」 エドワード・リア(Edward Lear)
「芸術家としての批評家 第一部」 オスカー・ワイルド(Oscar Wilde)
「薔薇ゆえに」 W・B・イエイツ(W. B. Yeats)
「何もない所に神様がいらっしゃる」 W・B・イエイツ(W. B. Yeats)
「ルイス・キャロルと乾いたナンセンス」 G・K・チェスタートン(G. K. Chesterton)
「エドワード・リアと熱いナンセンス」 G・K・チェスタートン(G. K. Chesterton)

『世紀末の箱』

「さかしま(抄)」 A Rebours J-K・ユイスマンス(J-K. Huysmans)
「彼方(抄)」 La-Bas J-K・ユイスマンス(J-K. Huysmans)
「大伽藍(抄)」 La Cathedrale J-K・ユイスマンス(J-K. Huysmans)
「黄金仮面の王」 Le roi au masque d'or マルセル・シュオッブ(Marcel Schwob)
「少年十字軍」 La croisade des enfants マルセル・シュオッブ(Marcel Schwob)
「美神の館」 Under the Hill the Story of Venus and Tannhauser オーブリ・ビアズレー(Aubrey Vincent Beardsley)
「碧玉の杖(抄)」 アンリ・ド・レニエ(Henri de Regnier)
「残酷物語(抄)」 ヴィリエ・ド・リラダン(Auguste Villiers de l'Isle-Adam)
「二人の占師」 ヴィリエ・ド・リラダン(Auguste Villiers de l'Isle-Adam)
「サンチマンタリスム」 ヴィリエ・ド・リラダン(Auguste Villiers de l'Isle-Adam)
「豪華無類の晩餐」 ヴィリエ・ド・リラダン(Auguste Villiers de l'Isle-Adam)
「王妃イザボー」 ヴィリエ・ド・リラダン(Auguste Villiers de l'Isle-Adam)

『独身者の箱』

「超男性」 Le Surmale アルフレッド・ジャリ(Alfred Jarry)
「恋愛の科学」 La science de l'amour シャルル・クロス(Charles Cros)
「仮面の孔」 Les trous du masque ジャン・ロラン(Jean Lorrain)
「奇妙な死」 Une morte Bizarre アルフォンス・アレ(Alphonse Allais)
「月の王」 Le roi-lune ギョーム・アポリネール(Guillaume Apollinaire)
「ロクス・ソルス(抄)」 レーモン・ルーセル(Raymond Roussel)
「爪はじき」 レーモン・ルーセル(Raymond Roussel)
「綱渡りの恋」 レーモン・ルーセル(Raymond Roussel)

『迷宮の箱』

「万里の長城」 Beim bau der chinesischen mauer フランツ・カフカ(Franz Kafka)
「掟の門」 Vor dem gesetz フランツ・カフカ(Franz Kafka)
「走り過ぎる者たち」 フランツ・カフカ(Franz Kafka)
「父の気がかり」 Die sorge des hausvaters フランツ・カフカ(Franz Kafka)
「ジャッカルとアラビア人」 Schakale und araber フランツ・カフカ(Franz Kafka)
「こうのとり」 フランツ・カフカ(Franz Kafka)
「貂」 フランツ・カフカ(Franz Kafka)
「ある学会報告」 Ein bericht fur eine akademie フランツ・カフカ(Franz Kafka)
「流刑地にて」 In der strafkolonie フランツ・カフカ(Franz Kafka)
「ちいさな女」 フランツ・カフカ(Franz Kafka)
「断食芸人」 Ein hungerkunstler フランツ・カフカ(Franz Kafka)
「アフォリズム」 G・C・リヒテンベルク(Georg Christoph Lichtenberg)
「円環の廃墟」 Las ruinas circulares ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges)
「バビロンのくじ」 ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges)
「バベルの図書館」 La biblioteca de Babel ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges)
「記憶の人・フネス」 Funes el memorioso ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges)
「死とコンパス」 Death and the Compass ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges)
「結末」 ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges)
「死んだ男」 ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges)
「エンマ・ツンツ」 ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges)
「アステリオーンの家」 ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges)
「神の書跡」 ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges)
「アベンハカーン・エル・ボハリー、おのれの迷宮に死す」 ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges)
「待つ」 ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges)
「敷居の上の男」 ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges)
「マホメットの代役」 ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges)
「学問の厳密さについて」 ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges)

『シュルレアリスムの箱』

「ナジャ」 アンドレ・ブルトン(Andre Breton)
「映画詩」 フィリップ・スーポー(Philippe Soupault)
「鳥のポールまたは愛の広場」 アントナン・アルトー(Antonin Artaud)
「亡霊の日記」 ロベール・デスノス(Robert Desnos)
「麒麟」 ルイス・ブニュエル(Luis Bunuel)
「モンセラート」 アンドレ・マッソン(Andre Masson)&ジョルジュ・バタイユ(Georges Bataille)
「足のつらなり」 ジゼール・プラシノス(Gisele Prassinos)
「最初の舞踏会」 レオノーラ・カリントン(Leonora Carrington)
「肉腫」 Le cancer ジョイス・マンスール(Joyce Mansour)
「都市計画に活を入れるために」 ジュリアン・グラック(Julien Gracq)
「石の言語」 アンドレ・ブルトン(Andre Breton)
「大理石」 アンドレ・ピュエール・ド・マンディアルグ(Andre Pieyre de Mandiargues)

『最後の箱』

「ラッパッチーニの娘 -アウペパンの作から」 ナサニエル・ホーソーン(Nathaniel Hawthorne)
「ラザルス」 Lazarus レオニード・N・アンドレーエフ(Leonid N. Andreyev)
「バッソンピエール元帥の回想記から」 Das Erlebnis des Marschalls von Bassompierre フーゴー・フォン・ホーフマンスタール(Hugo von Hofmannsthal)
「類推の山」 ルネ・ドーマル(Rene Daumal)
「アラビアンナイト (抄) -魔法の馬」 作者不詳(Anonymous)
「譚川集海本・憑屍鬼二十五話 (抄) -第十一話 三人の繊細な王妃」 作者不詳(Anonymous)
「獅子座三十二譚 -南方校訂本 (抄) -序話」 作者不詳(Anonymous)
「物語の宝庫 抄 -第二十話 アーラーマショーバーと恩を返す蛇の物語」 作者不詳(Anonymous)
「中世天竺 愛染八十相」 クシェーメーンドラ
translator:松山俊太郎
「迷楼記」 唐闕名(伝・韓[イ屋(アク)](Kan Aku))
translator:松山俊太郎

 

 

 

 

 

 

 

9月6日

所沢古本まつりにはまだでかけてない。

行ってまたぞろ買い込んでも置き場に困るし、

行っても空振りなら尚のこと虚しい

というアンビバレントな立ち位置。

 

『コンラッド中短篇小説集 1』(人文書院、1983年)749円@Amazon 注文

これで、第1巻から3巻まで三冊揃うことになる。

Wikipedia から収録作品を転載すると

 

『コンラッド中短篇小説集』 篠田一士編 全3巻、人文書院、1983年

第1巻:: 「潟」土岐恒二訳 「進歩の前哨基地」田中昌太郎訳 「闇の奥」中野好夫訳 「エイミー・フォスター」虎岩正純訳

第2巻:: 「青春」土岐恒二訳 「颱風」沼沢洽治訳 「ガスパール・ルイス」

第3巻:: 鈴木建三訳 「内通者」神山栄真訳 「伯爵」中野好夫訳 「秘密の共有者」小池滋訳 「プリンス・ローマン」鈴木建三訳 「ドルがあったばかりに」「武人の魂」野崎孝訳

 

ちなみに、岩波文庫版のコンラッド短編集では

『AMY FOSTER エイミー・フォスター 』 (1901年)
『GASPAR RUIZ ガスパール・ルイス』(1906年)
『THE INFORMER 密告者』(1906年)
『IL CONDE 伯爵』(1908年)
『武人の魂』

ちくま文庫版のコンラッド短編集では

「文明の前哨地点」(1897年雑誌初出)、
「秘密の同居人」(1910年)、
「密告者」(1906年)、
「プリンス・ローマン」(1911年)、
「ある船の話」(1917年)

コンラッドは、例のコッポラ監督の地獄の黙示録が封切されたとき

原作の闇の奥は読んだが、それ以外の作品は読めてない。

漱石の明暗がつかえていて、すぐに読み始められないが

せっかくなので、読むつもり。

 

 

 

 

 

 

 

9月4日

今日から所沢で大規模古本市で、そそられるところ大だが、また買い込むと大変なので

代わりによみた屋・七七舎へ。

『荷風全集 月報合本』110円 これ私製本のようだ。たいへん手の込んだ製本。

荷風全集もバラ売りで出ていて、断腸亭日乗あたり買っても良かったのだが、見送り。

日本詩人全集2『正岡子規・高浜虚子』(新潮社)110円

波多野完治『吾れ老ゆ故に吾れ在り』(光文社)110円 以上よみた屋

東洋文庫 モースの日本その日その日 2・3 、海游録 その他多数あって惹かれたが、いったん保留。

国分寺へ移動して

『中河與一全集』第4巻・第11巻(角川書店、昭和41年) 100円×2

第4巻は、天の夕顔・失楽の庭 他3篇。第11巻は紀行・美術論。

この全集 一度よみた屋でほぼ揃いを見送ったことがある。

いま日本の古本屋で調べると、送料をのぞいて全12巻で3500円からでているようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月3日

今朝の日経で目をひいたのは2記事。

1)所沢 エミテラス所沢 9月24日オープン

わたしも仕事のリタイアに伴い、吉祥寺圏が相対的に遠くなり、所沢が身近になった。

(所沢までは国分寺と同じく片道220円)

明日から始まる所沢古本まつりにも顔を出す予定だ。

 

 

2)ディズニー船を待つ高波 OLC、新市場育成の難易度 北川舞

オリエンタルランド(OLC)が「脱・舞浜依存」への航海に乗り出そうとしている。

約3300億円を投じてクルーズ船を建造し2028年度に就航する。

国内のクルーズ船の市場規模は成長途上だ。

新たに高単価の娯楽市場を生み出しつつ事業も育てるという高波に挑むことになる。

(以上 記事から引用)

 

 

 

 

 

9月2日 

どこがいいのか?漱石後期。

行人に続き、道草 読了。

最後まで事件らしい事件は起きず、

金をせびる年老いた養父母の醜さ、妻との不和

兄弟たちのみじめな境遇などが延々と綴られるのみ。

がっかりだ。

このあと、未完の明暗(わたし自身も昔中断)に向かう予定だが、

さて明暗はどうだろうか。

 

妻のために、セラミック包丁 注文。

京セラ製 刃渡り16cm 5200円@Amazon

こんな高いセラミック包丁買うのは初めてだ。

刃欠けせぬよう大事に使おう。

 

『コンラッド中短篇小説集 2』(人文書院、1983年)447円@Amazon 注文

先日七七舎で拾った第3巻(全3巻中)

ぼちぼち、残りの2巻も集めることにした。

プルーストの伝記(下巻のみ)とか、半端の状態の本が気になる晩夏の朝だ。

 

 

 

 

 

 

9月1日 

昨日。

モーム 『世界の十大小説』上・下(岩波新書、1988年) 110円×2 よみた屋

中5日ぶりによみた屋にいったが特に買う本なし。

乱菊物語(谷崎)昭和24年 1100円

『野呂邦暢小説集成』 の2巻ほど 1700円・2200円 あたりをチェックしてリストに加えた。

国分寺七七舎では

ジョルジュ・プーレ 岡三郎訳『円環の変貌』下巻(国文社、1974年) 100円 

なんとこれ、48年目にやっと上下巻が揃ったのである。

(上巻は1976/2/3 に購入している)

当時長髪の青年もシニア老人になってしまったが、函の背も煙草のせいかたいそう焼けてしまっている。

そして、プーレなど新批評の批評家も、ブームが去ってだれも見向きをしなくなった。

 

 

 

村井靖児『音楽療法の基礎』(音楽之友社、1995年) 278円@Amazon注文

この一年ほど、眠る前はほとんど、Spotify の癒し系アンビエント音楽を聴いている。

時折、遠い昔に還ったかのようなノスタルジックな気分になる。

薬なしでトリップしたかのような気分になる時さえある。

これには何か科学的な根拠があるのか? 追究してみたくなった。

 

西條奈加『バタン島漂流記』

岩井圭也『われは熊楠』

最近の小説でプライベート書誌に加える二書みつけた。

下図 左は、日本人漂流譚リストへ、右は熊楠書誌へ。