11月30日
夫婦で昭和記念公園のイブニング・ツアーに出かけてきました。
行きも帰りも、西立川駅の目の前の入口まで自転車で。
通常の入場料(シニア割りで210円)の他に、日本庭園の入場料として1100円(Web割)が必要ですが
入場料を払う価値はありました。
幻想的なライトアップ、鏡のような水面に紅葉が映えて、息をのむ美しさ。
妻のiPhone11 のカメラ性能の素晴らしさも再認識した次第。(私のiPhoneX ではさほどに撮れず)
※この催しは明日12月1日まで、その後は歳末イベントに移行?
11月29日
先日来、時代小説の楽しみ(新潮社)や横光利一全集(小説篇のみ、11巻ほど)を
見送ったり、買い逃したりしてしまい、
なんとなく小説を買いたくなっていた。
今朝、よみた屋に、美本の山本周五郎の新潮文庫を大量に見、
迷った末に3冊購入。
(もっと買い込んでも良かったのだが・・・)
山本周五郎『赤ひげ診療譚』(新潮文庫)55円
山本周五郎『小説 日本婦道記』(新潮文庫)55円
山本周五郎『季節のない街』(新潮文庫)55円
スコット・トゥロー 上田公子訳『推定無罪』上・下巻(文藝春秋、1989年) 110円×2
秋の夜更け、たまには小説読んでみるか・・・。
11月28日
本日は、LICOPA東大和のプレオープンの日なので
これから夫婦で出かけてきます。
明日が正式なオープン日で、今日は招待客のみですが
LINEでお友達になるだけで入場できるので、そこそこ賑わうでしょう。
カナダのスーパーによるセブン&I の買収話や
創業家による対抗策としてのMBO(全株を買い集めての非上場化)
はたまた、イトーヨーカ堂単体での売却話(西武・そごうに続き、外資が食指をのばしているらしい)
など、なにかと喧しいセブン&I ですが
LICOPA東大和は、イトーヨーカ堂単体のショッピングセンターをいったん閉じ、
不動産再構築・運営とテナント募集をヒューリックという不動産会社が統括し
イトーヨーカ堂は店子としてそこに入り直すというスキームのようです。
日経新聞でも記事になるくらいで、イトーヨーカ堂再生計画の一環として
注目されているようです。
道を隔てた対面には、優良スーパーヤオコーのショッピングモールがあります。
よい意味で競い、ともに発展することを地元民として期待します。
イトーヨーカ堂が頼る大家ヒューリック 自前主義に限界(日経電子版)
11月28日 幾何学と禅語録
鹿児島市役所前の古書リゼットで求めた
ポザマンティエ/レーマン 坂井公訳『偏愛的数学2 魅惑の図形』(岩波書店、2011年)は
期待ほどの好著ではなかったが、
私のなかの古い幾何学志向にふたたび火を点してくれた。
古典的幾何学のなかでは、代表的な定理である
トレミーの定理やシムソンの定理は、概略を覚えてはいたが
自力で証明しようとすると簡単ではない(ようにおもえる)。
奇特にも幾何学への関心が再燃したとあっては
コクセターの名著を取り出さずにいられない。
ちくま学芸文庫版で上巻を買ったものの
文庫で数学 というスタイルになじめず
明治図書の元版を探し求めたものだ.。
今、Amazon で、Coxeter の Introduction To Geometry を検索してみても
ハードカバーでもソフトカバーでも、原書で入手しやすい版はなく、非常に高価であった。 ※
ともかく、文庫で買える日本は恵まれてるのだろう。
昨夜、冒頭から読み始めた。
しばらく、幾何学世界を遊泳しよう。
※ ここにフリーでPDF版が置いてあった。(スキャンは良好とは言い難いが)
Coxeter Introduction To Geometry (second edition)
『痴者の食卓』(2015年7月 新潮社 2018年1月 講談社文庫『夢魔去りぬ』 ) Kindle版 330円@Amazon
単行本も文庫も、入手しづらく高価なので、やむを得ず Kindle版購入。
講談社文庫の定価は 660円だったようだ、その半額(キャンペーン中)で買えてうれしい。
賢太の小説は、残り『羅針盤は壊れても』(2018年12月 講談社 )だけになった。
ただし、Kindle版が、 5冊もある。
届いた入矢義高・末木文美士・溝口雄三・伊藤文生訳注『碧巌録』 上・中・下 (岩波文庫)だが
訳注といいながらも、難読このうえない。
非常に硬い読み物ではあるが、しばらくかじってみるつもり。
(末木文美士の畢生の訳業 現代語訳碧巌録は、高価で手が出ない)
よみた屋で
横光利一全集(小説篇のすべて11巻) や、新潮社時代小説の楽しみ元本8冊ほど を買い逃したので
冬の夜の小説の楽しみ
という路線はいったん遠ざかった。
目下の関心は
1)禅語録
2)幾何学
3)17世紀科学革命(とくにケプラーやコペルニクス)
4)フェミニズム
5)西村賢太
6)第二言語習得の科学・英語史
11月27日
尾崎一雄『虫も樹も』(講談社) 110円
尾崎一雄『まぼろしの記』(講談社) 110円
加藤周一『日本文学史序説 上』(筑摩書房) 上製本(はじめて見た) 110円 以上よみた屋
中尾俊夫『英語の歴史』 (講談社現代新書、1989年) 209円@Amazon
白井恭弘『英語教師のための第二言語習得論入門 改訂版 』(大修館書店、 2023年) 997円@メルカリ注文
遅ればせながら外国語習得の科学的教授法を学ぶ
11月26日
西村賢太『雨滴は続く』(文藝春秋、2022年) 実質0円@メルカリ
未完の遺作。
なんのかんのといいながら、小説では残り
『痴者の食卓』(2015年7月 新潮社 2018年1月 講談社文庫『夢魔去りぬ』 )と、
『羅針盤は壊れても』(2018年12月 講談社 ) の二冊のみとなった。
ただ、目下は賢太を離れているのだが・・・
蒐集は、読むのとは違う、別の運動であります。
目下は、禅世界。
原文を精読するという、まあある意味まっとうな読み方を諦めれば
世界が広がった。
正法眼蔵は原文では無理でも、正法眼蔵随聞記のほうは何とか原文でも
読めなくはない。
さすが、積読人生55年、昨晩自家製DBで調べたら
・角川文庫版
・岩波文庫ワイド版
・講談社文庫版(現代語訳つき)
・日本古典文学大系本
と四冊も持ってるのが判明。
我ながらひとり悦に入っていた。
数学公式集マニア(笑)
11月26日
昨日のよみた屋で。
カズオ・イシグロ 土屋政雄訳『日の名残り』(中央公論社、1990年) 110円
松尾誠『ラジオの初歩から組立まで』(金園社、昭和48年) 110円
うれしいなあ、昭和の電子工作。真空管とトランジスタ両方の解説あり。
そういえば、私も昭和46年ごろ、一時期電子工作にハマってました。
横光利一全集(河出書房新社、不揃い)はすべて売り切れてました。
迷った末に、買ってもいいかも・・・と決めて訪問したのですが。
ちょっとずつフェミニズムまわりへ。
鈴木涼美『すべてを手に入れたってしあわせなわけじゃない』 (マガジンハウス、2019年) 399円
11月25日
鹿児島市長選、下鶴氏再選。名古屋市長選の影に隠れて全国ニュースにならないのか。
27日(水) 20:00〜 BS日テレ 森進一 喜寿記念番組(予約済み)
28日(木)12:00〜 LICOPA東大和 プレオープン(内覧会) 参加証としてLINE友達登録済み。
12月4日(水) 所沢古本まつり開催(〜10日)
古本購入計画も、年末モード。
年内に
1)フェミニズム関連書
2)17世紀科学革命 とくにケプラー、コペルニクス関連
3)ヘルダーリン全集、トラークル全詩集
4)碧巌録新版は注文したので、正法眼蔵とともに読む計画
11月24日
昨日は旗日だったが、吉祥寺オフィスで数時間仕事。
静かなオフィスで捗りました。
よみた屋と、帰りの七七舎で
吉原邦夫『物理光学』(共立出版、昭和45年) 110円
高校の物理では、電磁気に入る前に光学を学びますが、物理入門書では力学のあとはいきなり電磁気学に入る?
高2の秋から文系クラスになったので、半世紀前に光学を学んでない。これがささやかな悔い。
猪瀬直樹『ピカレスク 太宰治伝』(文春文庫) 55円 小学館版からの買い増し。
セバスチャン・マラピー 三木俊哉訳『ヘッジファンド』1・2巻(楽工社、2012年) 110円×2 以上よみた屋
日本古典文学大系 92 阿部喜三男、麻生磯次校注『近世俳句俳文集』(岩波書店) 100円@七七舎
この二店に加え阿佐ヶ谷の3店でも棚になかったので、夜
入矢義高・末木文美士・溝口雄三・伊藤文生訳注『碧巌録』 上・中・下 (岩波文庫)1259円をAmazon注文
午後一で仕事を終え、総武線上り電車で阿佐ヶ谷へ。
妻の友人Sasakiさん(ストリングアーティスト)の作品を観るため。
妻と阿佐ヶ谷駅でおちあい、
そこから徒歩で10分ほど南阿佐ヶ谷駅まで歩いて、ギャラリー庭時計へ。
静かに歓談して作品数点を購入。そのあと、
昼飯を食べそこなっていたので、
南阿佐ヶ谷駅そばのガストで、
生ビール+ポテトフライ大盛で鋭気を養った。
ちょい飲みにも使えるな、ガストも。
(セルフレジでの支払い時、
シニア割りカードと株主優待券をセルフスキャン、
すかいらーくポイントアプリをスマホでスキャン
dポイントをスマホで表示・スキャン
最後に、PASMOで支払い。やっと慣れてきました)
それに先だって、先発隊として阿佐ヶ谷駅に降り立った私は、
足早に、
北口アーケード街の千章堂、そこから数分のコンコ堂、さらに中杉通りを
北に進んで銀星舎(はじめて)と、3古書店を巡るが、なにも買わず。
久しぶりの阿佐ヶ谷だが、
以前と違いなんだか古びて活力のない町だと思った。(特に北口)
道行くひとも老人が多い。そういえば当方も老人か。
3つの古書店も、わざわざでかけるほどの本屋ではなかったな。
西村賢太@メルカリ。高騰中。
なんで増刷しないかねえ。
11月23日
朝比奈宗源訳注の岩波文庫『碧巌録』上巻をもとめたのは、昭和55年の厳冬のころ。
生きるのがいちばん苦しかった時代で、なにかすがるものがあったのか。
原文と書き下し文のみで、歯が立つわけもなく、何十年も中下巻に進まなかった。
全3冊揃えたのは、近年になってからで、ただ揃えるだけで40年ほどかかったことになる。
実は揃えてみてはじめて、入矢義高・溝口雄三・末木文美士・伊藤文生 訳注の新版がでていることを
知った。(1992年刊)
増田文雄訳の正法眼蔵をようやくも揃えて、
機は熟した。
今は読む秋。
『碧巌録』の新版を入手しよう、
ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
長年のBOSEファンとしては、この躍進はうれしい。
McIntosh Groupは、ボーズの買収以前はHighlander Partnersという投資会社の傘下となっていたというから
どこの国も、オーディオ専業は投資会社の下で生きてるわけか。(詳細の事情は知らず)
ただ、自分自身のオーディオ環境は全然進歩しない。
だいたいが聴く部屋がない。
11月22日
よみた屋にて
木村泰賢『原始仏教より大乗仏教』(鷺宮書房、昭和43年) 110円
野口冨士男『海軍日記』(文藝春秋) 110円 二冊目
J・ギルダー、A・L・ギルダー 山越幸江訳『ケプラー疑惑 ティコ・ブラーエの死の謎と盗まれた観測記録』(地人書館、2006年) 990円
小林よしのり『新・天皇論』(小学館) 110円
七七舎にて
すが(糸+圭)秀実『詩的モダニティの舞台』(思潮社、1990年) 100円
日本古典文学大系 97 家永三郎、清水茂、大久保正、小高敏郎、石浜純太郎、尾藤正英訳注『近世思想家文集』(岩波書店、 1966年) 100円
童子問、玉くしげ、都鄙問答、翁の文、自然真営道、統道真伝(抄) を収める。
今朝はよみた屋で、新潮社の時代小説の楽しみシリーズ 美本8冊ほどを見送ったが、午後には売れていた。
ちょっと残念ではある。
11月22日
E・J・エイトン 渡辺正雄訳『ライプニッツの普遍計画 バロックの天才の生涯』 (工作舎、1990年) @Amazon
2425円を全額ポイントでまかなって実質無料。
買う本が減らない。
トランクルームの増床を検討中。
しかし、積読本のために固定費が増すのは、我ながら遺憾。
なにしろ、仕事の前後に古本屋の棚をみるのが
人生唯一の楽しみとあっては、しかたがないのか。
11月21日
1)何故かケプラー
よみた屋で科学史関連書の大量入荷があったことを、S社長のX投稿で知り、その書棚画像を保存し拡大表示して
欲しい本を確認し、昨日はじかに棚をチェック。
渡辺正雄(編著)『ケプラーと世界の調和』(共立出版、1991年) を購入した。
他にも、
中山茂『天文学史』、『宇宙観5000年史』『コペルニクス 天球回転論』(みすず) を買いたい本リストに加えたが
昨夜寝床でケプラー本を眺めているうちに
『ケプラーの憂鬱』工作舎 も加わった。
又、『ケプラーと世界の調和』に重要な3論文を寄せている、E・J・エイトン氏が、この本の上梓直前になくなったこと、
氏が、『ライプニッツの普遍計画』(工作舎)の著者であることなどを
編者序文で知り、このライプニッツ伝もほしい本に加わったのだった。
私が、ケプラーに惹かれた端緒は、高校の地学か物理の授業で、
ケプラーの3法則を学んだ時のこと。
17世紀科学革命に登場する天才たちのなかでも、ひときわ輝いてみえた。
プラトン立体や、ピタゴラス音階と、太陽系の調和の類比(アナロジー)も、なんだか秘教的でわくわくしたが
これは高校卒業してからのことだったろう。いや、高校の授業で
なんらか教わったのか、今は判然としない。
近年、ケプラー関連書を集めるようになった。
昨日の本に加え、
アーサー・ケストラーの天文学史原書(完訳はなし)と、そのケプラー章の部分訳、
ギンガリッチのケプラー伝、『世界の調和』の英訳(第5章の抜粋訳?)、
ケプラーの夢などが今朝書棚から発見できた。
ただし・・・
工作舎からでた大著の完訳3冊
『宇宙の神秘』 『宇宙の調和』 『新天文学』がまだ入手できてない。
今までも何度もチャンスがあったが、値段が張ることにくわえ、はたして読めるかどうか
自信がなかったこともあるが、
昨夜ついに覚醒した。
年内に、これら3大著と
『ライプニッツの普遍計画』 、 『ケプラーの憂鬱』(ともに工作舎)をできる限り集めよう。
先日亡くなった松岡正剛の追悼の意もこめて。
<メモ>さすがに今は手を出さないけど、ここまで拡張するかも。
ジョージ・G. スピーロ 『ケプラー予想 四百年の難問が解けるまで』 (新潮文庫 )
17世紀初頭、大科学者ケプラーは、「同一の球を最も効率よく三次元空間に詰め込む方法は、果物屋のオレンジの積み方と同じ」という予想を立てた。
が、一見簡単に見えるこの命題の証明にかかった年月は実に400年。
「フェルマーの最終定理」に並ぶ超難問として知られ、
20世紀末に天才数学者ヘールズがコンピューターを駆使して最終証明を果たした問題を巡る感動のノンフィクション。(書籍紹介文より転載)
ジョシュア ギルダー&アン リー ギルダー『ケプラー疑惑 ティコ・ブラーエの死の謎と盗まれた観測記録』
本書は、有名な惑星運動の三法則で知られるケプラーが、師であるティコ・ブラーエを毒殺したのではないかというショッキングな話題を提供しています。
その根拠として、現代の原子吸光光度計と PIXE(粒子線励起X線分析)によるティコの毛髪の科学的分析結果を挙げ、
さらに、アリバイ、手段、動機という現代の法廷で議論される三要素について検討し、
状況証拠はケプラーに不利であるとしています。
このようなティコの突然死の謎を追うという視点からもたいへん面白く読めますが、
本書はティコ・ブラーエとケプラーの伝記としても周到に構成されています。(出版社紹介文より転載)
11月20日
今年一番の冷え込み。さすがにコートを着て仕事場に向かう。
よみた屋にて
渡辺正雄(編著)『ケプラーと世界の調和』(共立出版、1991年) 880円 手ごろな論文集。
よみた屋の澄田社長のX投稿で、科学史関連の充実を知った。
中山茂『天文学史』、『宇宙観5000年史』『コペルニクス 天球回転論』(みすず)等は、次回以降に繰り越し。
泉信一(他)『共立 数学公式 附函数表』(共立出版、昭和42年) 110円
七七舎に移動して、
『現代思想 2001年5月号 特集=フェミニズムは終わらない 』(青土社) 100円
共同討議=江原由美子+足立眞理子+松原洋子、中尾知代『失われた声を求めて』などが目をひいた。
谷沢永一『雉も鳴かずば』(集英社、1984年) 100円 気骨ある書評集
を買って帰る。
11月19日
1)積読バカの開眼?
増田文雄訳の正法眼蔵はすらすら読めてわかりやすい。
講談社学術文庫か、元本の角川書店版で、全8巻揃えることにしよう。
30代初めで買い求めた寺田透・水野弥穂子校注の岩波思想大系本は
全くもって歯が立たず、
現代思潮社々主石井恭二の個人全訳本も二冊ほど買ったが
ついに積読のままであった。(読めばいいだけのことなのだが)
学者じゃあるまいし、現代語訳でじゅうぶんなのだが
さすがの高峰で、手を出しそびれてきた。
ついに機会到来かも。
というわけで
『現代語訳 正法眼蔵』 全8巻揃(角川書店) 2650円+送料880円 注文(日本の古本屋経由 青梅市古書ワルツ)
2)昔取った杵柄 幾何
鹿児島の古書店でもとめた
ポザマンティエ/レーマン 坂井公訳『偏愛的数学2 魅惑の図形』(岩波書店、2011年)
初心者向けの冗長な記述もあるが、かといって証明は読者にゆだねられてる箇所もあり
微妙な距離感がかえってそそる。
下図。
任意の四角形において
各辺の中点、対角線の中点を定めると
EF、HJ、MN は一点で交わる。
このとき
BD^2 + AC^2 = 2*EF^2 + 2*HJ^2
昨晩はこれが解けて少々気をよくした。
ネタばれ→ 等式の証明には、パップスの中線定理を援用する。
3)今年一番の冷え込み。
富士山が冠雪していた。
11月18日
エミール・シュタイガー 木庭宏・桜沢正勝・三木正之訳『ゲーテ』上巻・中巻(人文書院、1981年) 110円×2 二十代半ばで欲しかった本。
池田晶子『14歳からの哲学』(トランスビュー、2007年) 110円
耕治人『そうかもしれない』(講談社) 110円
増谷文雄全訳注『正法眼蔵』1・2・4(講談社学術文庫) 55円×3 全8巻中の3冊。 以上よみた屋
『批評空間 1998年通巻18号』(太田出版) 共同討議 トランスクリティークと(しての)脱構築 東浩紀・大澤真幸・浅田彰・柄谷行人 100円@七七舎
11月18日
弟とは、一夕酒を酌み交わした。
今やバリバリの3乗(=バリの6乗)という現役の弟とひき比べると
私は、隠棲(静かつ陰)の身で、仕事も一年に3か月ほどの季節工、
収入も激減(だが本以外使わないので、困らない)。
兄弟を隔てるのは、この生活環境の違いのみ。
昨日つらつら思うに
音楽にしろ、映画・ドラマにしろ、はたまた書籍にしろ
若いころや働き盛りのころにくらべ
飢餓感というのは全くなくなってしまった。
訊きたい音楽はすべてSpotify で聴けるし、観たい映画ドラマはアマプラで観れる
書籍だって相変わらず買い込んでるけど積読本の山がうず高い。
細々と聴き、細々と観、細々と読んでる日々なのだ。
11月18日
夢の「人工原油」2030年にも ENEOS・出光、実用化へ前進 日経電子版10月29日
なにをいまさら人工原油?と、見出し見た限りでは素朴に思ったが、どうも夢のような技術といえそうなのだ。
製造過程のエネルギー原価がネックなのだろう。
TDKや東北大、脳の仕組みのAI半導体 消費電力100分の1 日経電子版10月2日
これなんぞも、ひょっとするとNVIDIA 一人勝ちの世界を根本から塗り替える技術なのかもしれない。
TDKといえば昔々のカセットテープ だと思ってたおじさんです。どうも大変失礼しました。
その後、TDK株は、買いそびれたままです。
11月17日
Kindleの実質半額キャンペーンの誘惑に勝てず。
『棺に跨がる』(文春文庫)Kindle版 実質294円
『夜更けの川に落葉は流れて』(講談社)Kindle版 実質743円
ただまあ、紙の本は諦めたようなかたちなので、なんとなくはさみしい。
西村賢太の絶版ものの高騰は当面続くだろう。
なんで再版しないのか?権利関係でもめてるのか、単に売れないからなのか?
それにしては古書価の高騰ぶりよ。
11月16日
荷物が増えるので
旅先の鹿児島では本は買うまいと決めていたのだが、誘惑に勝てず。
井伏鱒二『定本 夜ふけと梅の花』(永田書房、平成3年) 800円 @古書リゼット
ポザマンティエ/レーマン 坂井公訳『偏愛的数学2 魅惑の図形』(岩波書店、2011年) 800円 @古書リゼット
古書リゼットは、鹿児島市役所そば。この数年は、帰省するたびに摩訶不思議な店内を回遊している。
高校時代からのつきあい、糸書店。
三代目の奥様のX(旧twitter)投稿で、開いてるのを知って出かけてき、20分ほどかけて店内で棚を探索。
鬱勃たる熱帯樹林のような古書の森。
ついに欲しい本は見つからなかったが、じっくり探せば、次回あたりには掘り出し物がみつかりそうな
そんな予感がしてきた。
50年前には、先代が鸚鵡か九官鳥を飼っておられましたよね・・・とは切り出しそびれた。
他に、丸屋ガーデンズのジュンク堂、いずろ通り裏の古本屋ブックスパーチ
を訪問してきました。
ホテルの寝床で、ポチッと注文
西村賢太『寒灯』(新潮社) 880円 良心的なお値段です。
文庫一冊に5000円とか投機的な売り物多し。
11月14日
今日から3泊 鹿児島です。
郷里に眠っている書籍の、写真撮影まで手が届くか・・・・・。
他人の苦しみまでも己の苦しみのように苦しむ。
共感性羞恥。
これにけっこう当てはまります。
映画やドラマも、心的負担が大きいので、あまり観なくなりました。
(屈託なく観られる釣りバカ日誌や寅さん位です)
大相撲も、ひいきの力士の勝ち負けにハラハラするので
観るのを止めようと思っています。
過剰な共感の呪縛にとらわれぬようにしたいと思います。
中沢新一インタビューを読んで、最新刊 精神の考古学を買うことに決めました。
日曜に帰京してから注文します。
11月13日
セネカ 大西英文訳『生の短さについて』(岩波文庫) 55円
宇井伯寿・高崎直道訳注『大乗起信論』(岩波文庫、2007年) 旧版と異なり現代語訳つきなので買い増し。
池田晶子『知ることより考えること』(新潮社) 110円
池田晶子『オン! 埴谷雄高との形而上対話』(講談社) 110円
池田晶子『暮らしの哲学』(毎日新聞社) 110円
吉田健一『私の食物誌』(中央公論社、昭和47年) 110円 文庫版からの買い増し 以上よみた屋
角川文庫『ファニー・ヒル』 もってるか否かわからず、保留。持ってなかったので次回あれば買う。
『現代思想 2014年1月号 現代思想の転回2014』(青土社) 100円 @七七舎
千葉雅也+清水高志の対談、中沢新一インタビューを読むため。
『釣りバカ日誌2』TV録画観た。松竹喜劇の間然するところない面白さ。三國連太郎よし。
原田美枝子の次女が石橋静河と知ってびっくり。
11月12日
カラマーゾフの兄弟は、全4巻中の第1巻半分ほどのところで、いったん断念。
石川桂郎、『俳人風狂列伝』読み直してみてあらためて慧眼にうなった。
CookDo 韓国料理篇 韓国のイケメングループがCMやってるのを観た。今度どれか作ってみよう。
料理でも洗濯でも、最近男性タレントがCMやってるのが多いですね。
まあ、イケメンが料理してる方が女性のうけはいいのかもしれませんが、
「わたし食べる人 貴女作る人」の時代からは隔世の感あり。
西村賢太『無銭横町 』 (文春文庫)Kindle版 652円 但し、339pt還元
【最大50%還元】Kindle (電子書籍) ポイントキャンペーン 期間:2024年11月08日 (金) 00時00分 〜2024年11月21日 (木) 23時59分(日本時間)
のおかげで実質約半額以下なのはありがたい。
紙の本が高騰していて数千円もするのではさすがに買えない。
注文していた『月刊Hanada 2024年7月号』 が届いた。
う〜む、やっぱり注文してよかった。
11月11日
池田晶子『新・考えるヒント』(講談社、2007年) 110円
池田晶子『勝っても負けても 41歳からの哲学』(新潮社、2007年) 110円
西村惠信訳注『無門関』(岩波文庫) 55円
Ruskin "Selected Writings" (Oxford)) 110円 以上よみた屋 #ラスキン
日本古典文学大系 75 松村博司、山中裕校注『栄花物語 上』(岩波書店、1964年)100円
日本古典文学大系 76 『栄花物語 下』 (岩波書店、1965年) 100円 以上七七舎
11月11日 知らなかったCalibre その2
電子書籍ユーティリティ Calibre だが
インストールこそ無事できたものの
取り込んだテキストの縦書き表示加工や
Kindle で購入した書籍データの、DRM(著作権ロック)外しなど
悪戦苦闘している。
今日は仕事なので、いったん休み。
成行上、
西村賢太『形影相弔・歪んだ忌日』(新潮文庫)Kindle版 473円
西村賢太『小説にすがりつきたい夜もある 』 (文春文庫)Kindle版 693円
只今セール中で、上の定価の50%のポイントがつくので、実質半額。
志とは異なるが、結局Kindle 版で揃えることになった。
他に
西村賢太『人もいない春』 (角川文庫) 408円
11月10日 知らなかったCalibre その1
昨日届いた
CD DVD外付けドライブ (Nexmora 製) 1978円@Amazon だが
AC電源も不要、ドライバやアプリのインストールも不要、
従来のUSB端子と USB-C 端子の二股でPC(Win or Mac)に接続でき、
と いいことずくめだ。
先日買ったLED電灯といい、いい買物だった。
どうもこう、毎年晩秋になると、買物欲がわく習性があるようだ。
西村賢太の感化で、田中英光を読んでみたくなった。
西村賢太の編んだ角川文庫版か、講談社文芸文庫版しかないようだ。
手ごろな一巻本の単行本があればいいのだが、どうもなさそう。
そこで、青空文庫にあがっている4編をまず読んでみようと思い立ったが、
なんとなく紙で読みたい気がしきりにする。
そこで、青空文庫で公開されているテキストデータを
プリンタで印字して手製の冊子にするアイディアがふと浮かんだ。
これまでも、書籍になっていないネット上のコンテンツを
印刷して手元に保管したことはたびたびある。
公開されているデータは、
1)テキストファイル(るびつき)
2)エキスパンドブック形式
3)XHTMLファイル
の3通りだ。
1)はエディタでもWord でもすぐに開けるが、ルビの扱いがうっとおしい。
2)は第一次電子書籍ブーム( 1993年〜1995年頃)で流行ったデータ形式であろうか。手元のWordでは読み込めない。
3)は、HTML拡張、XML形式であろうか? Word もいまやXMLベースだから開けるかと思ったが、開けない。
Chrome や Edge ではもちろん流暢に開けるが、加工はできない(と思う)
そこで、先日ソフトバンク特典で申し込んだ perplexity pro に訊いてみた。
日本語のXHTMLファイルを、縦書きできれいに印字するには、どのようなアプリを使用すればよいですか?
いつものごとく、一を訊いたら十を教えてくれた。(↓スレッド)
https://www.perplexity.ai/search/ri-ben-yu-noxhtmlhuairuwo-zong-pIyiG_ONRsmr3wfW_6HSaw
何回かのやりとりで教えてくれたのが、フリーのアプリ Calibre だ。
今朝はさっそく公式サイトからダウンロードし、手元のPCにインストールしてみた。
狙いは2つ。
1) 青空文庫系の各種データ(テキストファイル以外)を、手元で加工したい。手製の本になる程度にきれいに印字したい。
2) Kindle や iBook など専用アプリでしか開けない電子書籍を、手元にもってきたい。それをきれいに印字したい。
calibre も電子書籍のアプリなので、手元のプリンタで印字できる仕様なのかどうかわからないが、ともかく調べてみよう。
どういういきさつがあったのか知らないが
西村賢太の一部書籍は古書価が沸騰していて、とても買えたもんじゃない。
形影相弔・歪んだ忌日(新潮文庫)
さすがに110頁ほどの文庫本に、5000円も払う気になれない。
一私小説書きの日乗 野性の章 (角川書店単行本)
に至っては、Kindle 1232円に対し、古書価は 10万円だ。
投機といってよかろう。
すると、悔しいが、kindle 版で買うことにした場合
手元で紙の本としても持っておきたい。(あるいは紙に印字する可能性を担保しておきたい)
この例のように
Kindle や iBook (iOS)の呪縛(専用アプリ、専用端末) を脱することが、Calibre で可能になるのであれば
研究する価値はある。
晩秋、いい玩具が入った気分だ。
11月9日
西村賢太『蝙蝠か燕か』(文藝春秋、2023年)に収められた
藤澤清造三部作にいたく胸をうたれ・・・
西村賢太編 『藤澤清造短篇集』(新潮文庫) 564円 注文
『月刊Hanada 2024年7月号』 438円 小林麻衣子『西村賢太の恋人 独占手記』をよむ為
ついでに、西村賢太の編んだ田中英光の短編集も読んでみたくなったのだが、
これはこの後。
また、大森澄雄『私小説作家研究』、秋山駿(編)『私小説ハンドブック』、小谷野敦『私小説のすすめ』(持ってるはず)
にも興味が広がったりしている。
シーズン3まで買いそろえたスパイ大作戦を観るため
CD DVD外付けドライブ 1978円@Amazon も買ってしまった。
DVDドライブのないハイスペックミニ筐体PCや、Macbook Air の両方で使えるらしいので。
ガムラン音楽と、スパイ大作戦、西村賢太(藤澤清造、田中英光)と、カラマゾフ兄弟。
なんだか支離滅裂の秋なのだ。
よみた屋の澄田社長が明かしてくれた楳図かずお秘話。
11月8日
遺作短篇集(藤澤清造もの)に西村賢太の誠実な面を見、
西村賢太『瓦礫の死角』(講談社、2019年)1200円@メルカリ 注文
『ジャワの宮廷ガムラン2 スラカルタのイスタナ・ヌガラン王宮にて』 CD 601円
ガムランの入門書にも、名盤との解説があり、注文。
他にも3枚ほど買いたいCDはある。
『スパイ大作戦』第3集 DVD全7巻 1980円@メルカリ。
これで第3シーズンまで揃った。ひとまずこれで終える。
11月7日
今日から仕事復活。
ミニ筐体のPC一式を運ぶ。
3か月定期も買う予定。
たのしいリハビリだ。
明日は健康診断。
トランプ2.0 でどう変わるのか?
日米の株式市場はひとまず上がった。
『スパイ大作戦』第2集 DVD全7巻 1895円@メルカリ。
9か月ぶりの仕事を終えて・・・
藤田尚徳『侍従長の回想』(中公文庫、昭和62年) 55円 #昭和天皇 #太平洋戦争
島村福太郎『天文学史』(中教出版、1958年) 110円 以上よみた屋
池澤夏樹序文『福永武彦戦後日記』(新潮社、2011年) 300円@七七舎 1945年〜1947年の日記公開。 今日いちばんうれしい本。
11月6日
楳図かずおさんがなくなった。よみた屋の近くにご自宅(まことちゃん御殿)があったこともあり
たびたび散歩中の姿を拝見していた。
ご冥福をお祈りします。
高3のときに単行本を買って読んだ「イアラ」がいちばん記憶に残っている。
東京音楽大学付属民族音楽研究所 (編集),『ガムラン入門 インドネシアのジャワガムランと舞踊(東京音楽大学付属民族音楽研究所講座)』 (スタイルシート、2023年) 3277円@Amazon注文
書籍中のQRコードで、各楽器の動画が観れるらしい。
他の音楽ジャンルにくらべても、よりいっそう、歴史やメソッドについて学ぶ必要があるようだ。
CDも3・4枚ほど追加購入したいものがあるが、そちらは思案中。
西村賢太『蝙蝠か燕か』(文藝春秋、2023年) 1188円@Amazon 注文
没後刊行の遺作集。
11月5日
結局、連休の三日間は、国立音大の学園祭に通い詰めだった。
2日目・・・・野外ステージで、JAZZコーラス、演歌(ムード歌謡)を観覧。
3日目・・・・この学園祭のメインコンサート。14:00〜 ソリスト(声楽・ピアノ・オーボエ・トロンボーン)とオーケストラの競演。
演目は、ベートーヴェン「皇帝」、モーツァルト「オーボエ協奏曲」他。
ソリストもオーケストラも、国立音大の学部生。レベルの高さを実感しました。
大ホール(収容人数1290席)は、ほぼ満員。集客力にも感心しました。
個人的な感想としては、初日雨の夕方の、ガムラン音楽に最も感動しました。
民俗音楽という祝祭空間。
只今、CDやSpotifyであれこれ聴いてますが、せっかくなので、もう一歩踏み込んだ理論的な聴き方を模索中。
(数少ない書籍 『ガムラン入門 インドネシアのジャワガムランと舞踊(東京音楽大学付属民族音楽研究所講座)』 も検討中)
読書は、米川正夫訳のカラマゾフ読書中。
米川正夫の訳は、近年の新訳に比べると生硬ではないかと危惧していたのですが
まったくの杞憂。こなれた翻訳で、すいすい読めます。
米川正夫個人全訳の河出版全集も、ぼちぼち視野に入ってます。
11月4日 東洋音楽という秘境
一昨日の激しい雨の夕方体験したガムランの生演奏に
ポリリズムの恍惚境を味わい
昨夜は持っているCDをあれこれ聴いてみましたが
今一つピンときません。
全ての音楽についていえることかもしれませんが
ただぼんやりと聴くだけではダメで、
その成り立ちや構造について理解しないといけないようです。
そうはいえ、まずはいろんな音源を聴いてみなくては。
幸い、Spotfy ではふんだんにアルバムやプレイリストが聴けそうなので
秋の夜長、ぼちぼち流してみようと思います。
どうしたことか、急に東洋の民族音楽モードになり、Amazon で
≪チベット≫チベットの仏教音楽1 -密教音楽の神髄 ノンサッチ ミンゾクオンガクシリース CD 750円を注文。
チベットの密教音楽 これは生まれて初めての体験です。
11月3日
今朝は清々しい秋晴れ。
この調子なら、夕刻、例の彗星も観れるかも。
昨日は、雨のなか、家から徒歩15分ほどの国立音大キャンパスへ。
妻が知り合いから教えてもらった学園祭のプログラムを見学。
お目当ては、バリ島のガムランです。 18:00〜
予定なら、野外コンサートのはずが、雨のため、演奏ルーム(30畳ほど)で開催。
いやあ、感動しました。
ポリリズムの恍惚、ポリリズムの陶酔と熱狂。
20世紀の現代音楽家で、ガムランの影響を受けた作曲家がいたのを思い出しましたが、
そう、一種先鋭的な現代音楽にも通じる透徹した知性すら感じました。
演奏は、教官と学生たち、踊りを待っているのは、本場のベテランの方?
8年ほど前、CDを3枚ほど買ってはいるのですが、
こうした民族音楽は、やはりCDでなく生で聴くもの観るものですね。
『ガムラン入門 インドネシアのジャワガムランと舞踊(東京音楽大学付属民族音楽研究所講座)』 という本もあるようなので
買いたい本リストに加えました。
国立音大の学園祭は、昨日から明日4日まで。
明日午後には、JAZZ専攻の学生によるピアノトリオの野外コンサートもあるそうなので
又出かけてみようと思います。
■国立音楽大学 ?芸術祭 2024 公式サイト
『ガムラン入門 インドネシアのジャワガムランと舞踊(東京音楽大学付属民族音楽研究所講座)』
CD 3枚
11月2日
カラマゾフの兄弟を半世紀ぶりに再読するというプロジェクトのために
まず書棚発掘作業用にLED電灯を購入。
単3電池4個で、猛烈に明るいです。
マグネット&フックつき、防水仕様。非常灯にも役立ちます。
950円程@Amazon
これのお陰もあって、無事発掘できました。
米川正夫訳 全4巻。
いっとき米川正夫個人全訳の河出の全集も検討しましたが、結局流れ
半世紀前の岩波文庫で、挑戦してみます。
そうこうするうちに、
『スパイ大作戦』第1集 DVD全7巻 2486円@メルカリ。
シーズン1 全話が揃って、意外に安かったので。
昭和50年か51年ごろ、貧乏学生時代に深夜TVで観てました。
これも気にいれば、第2集・3集・・・と集める予定。
そうでもなければ、メルカリ等で適当に売ります。
世間は3連休、わたしも来週なかばから忙しくなるので、それまではゆっくり過ごします。
11月1日
1)昨日は、国分寺・吉祥寺と巡るが、めずらしく買う本なし。
中央線で、御茶ノ水へ。
神田古本まつりは大勢の本好きで賑わってた。
そんな賑わいの中、
澤口書店(厳松堂ビル内支店)で
石川桂郎『面会洒舌』(東門書屋、昭和53年)を5000円の20%オフで4000円。
先日来日本の古本屋で在庫を確認していてここに赴いたわけだが、
古本祭りの一環か、文芸書20%オフはうれしいハプニング。
この瀟洒な一巻、俳人風狂列伝の続刊かとおもっていたが
昭和29年から昭和33年にかけて雑誌俳句研究に発表された俳人交遊録を
桂郎逝去後に上梓したものであった。
石川桂郎、蒐集はほぼコンプリート。
2)いわもとさん、ふるかわさんとの同期会は
一次会 居酒屋けいちゃん(神保町本店) ・・・串焼き、串揚げ他、都心なのに安くて美味なり
二次会 壹眞(かずま)珈琲店 神保町店 ・・・今時めずらしい正統喫茶。炭火焙煎の珈琲美味なり。
おふたりの会話から、
刑事フォイル 第一シーズン と お熱いのがお好き がアマプラに加わったのを知り、その場でリストに追加。
観てみよう。
英仏旅行に飛び立ついわもとさんによき旅行を祈って解散。
3)ユリイカ 松岡正剛追悼号もでたようなので
今月中にでも買いたいと思う。
4)年内残り二か月は、仕事と帰省でなにかと忙しい。
元気をだして乗り切ろうとおもう。
5)奈津さまのX投稿で、ドストエフスキー再読構想に火がついた。
ひとまず古い岩波文庫を書棚から発掘しよう。