⇒音楽AIで作曲した歌

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10月31日

連日続く不自然な肉体労働で、

脳内疲労物質がたまり、本に対するスタンスが混乱している。

不要本はメルカリに→不急本はTRへ

 

一方で、スカスカになったリビングの書棚を眺めているせいか

夜更けにポチッの病がぶり返してきた。

 

『立原道造全集〈第4巻〉暁と夕の詩』 (角川書店、1958年) 983円@Amazon

1958年(昭和33年)版全5冊のうち、残りは第3巻のみとなった。

 

あべむつき『2ヶ月で月30万円を実現する超初心者でも稼げるAI活用法』(KADOKAWA) 1500円(=0円)@メルカリ

う〜む、AIでKindle本を作ったり、画像生成でLINEのスタンプを売ったり、とか、

そんなビジネスが成立するのか?

爺さんには理解できないので、ひとまず買ってみた。

 

11月からは、仕事が復活したり、実家の整理や本の返送したりと

あわただしくなってくる。

仕事ついでによみた屋寄る機会も増えそうで

また古本買い漁り病に罹るのは目に見えてる。

 

 

 

 

 

 

 

 

10月30日

昨日は、妻と一緒に立川駅までサイクリング。

高松駅そばに自転車を停めて、立川駅そばまで散歩。

いきなりステーキで優待券つかってランチ。

 

モノレール高松駅から立川北駅にいたるモノレール沿いの遊歩道。

左右にこじゃれた飲食店が増えた。

モノレールは高架鉄道と異なり、静かで圧迫感がない。

しかも、車の往来がなく、空気も澄んでいる。

散歩には最適な場所だと再認識しました。

 

 

 

 

10月30日  昭和の日記

昭和期(戦前。戦中、戦後)の日記はけっこう集めたし、案外マメに読んでる。

昨晩、細川日記(中央公論社)を拾い読みしていて、ふたたびこのへんに興味が再燃した。

高松宮日記全8冊(中央公論社)や、入江相政日記(朝日新聞社)全6巻

木戸幸一日記全3巻も持ってるので

戦争末期の動向を第一次史料から検証することもできる。

まあ、近代史の研究者からみれば常識かもしれないが。

昭和天皇実録全19巻(東京書籍)は最初の4冊だけなので、昭和2年までしかカバーできないけど。

 

というわけで、寝床のなかで、持ってない日記は何かとあれこれ調べると

『古川ロッパ 昭和日記』 晶文社(全4巻)は第1巻しか持ってないし、今は2巻目以降には食指が伸びない。

 

奇著『倉富勇三郎日記』(国書刊行会) 全3巻、続刊あり?

日本近現代史研究の第一級史料ついに刊行なる!

大正末から昭和初期にかけて枢密院議長をつとめた倉富勇三郎が書き残した、世界最大級の日記を翻刻、通読可能に(国書刊行会HPより引用)

これは各冊2〜3万円するので、おいそれと買えない。

やむをえず、

佐野眞一『枢密院議長の日記』 (講談社現代新書) 300円@メルカリ

で飢えをしのぐこととした。

 

もうひとつ。

『有馬頼寧日記』(山川出版社)全5巻

昭和戦前期の貴族院議員・農林大臣,有馬頼寧の日記の復刻。「革新」運動の後援者であり,「革新」新党の画策者であった有馬の素顔を記す。(山川出版社のHPより引用)

これも揃いではけっこうなお値段になる。

 

これについては

山本 一生『恋と伯爵と大正デモクラシー 有馬頼寧日記1919 』(日本経済新聞出版社、2007年)が入手しやすい。

これは11月に買うこととしよう。

 

 

 

10月29日

毎日、げっそりしながら本を詰めている。

脳内疲労物質が蓄積したせいか、本買う気力が激減したのに加え

なぜかメルカリ出品中だった書籍群も売るのが躊躇われ

出品中の全品を一時停止してしまった。

脳内が混乱している模様。

 

今回は、文学に別れを告げる、という決心をし

日本の現代文学の大方をしまうことにしているが

後ろ髪を引かれる思いもある。

いつかまた文藝に帰ってくるであろうか?

 

 

 

斉藤和季『植物はなぜ薬を作るのか』(文春新書)564円@Amazon

東浩紀さんが勧める

川原伸晃『植物哲学』(講談社選書メチエ)

の前に、気になっていた本をまずは読むことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月28日

昨日・今日と、爆音をとどろかせながら、福生の米軍基地から多数のヘリが都心に向かうのを目撃。

バリバリバリと爆音が凄い。

まちがいなく、大統領専用ヘリマリーンワンか、その関連機だろう。

今日は都心の米国大使館から横須賀の基地に向かうのだろう。

 

 

 

10月28日

この夏は腰を痛めてベッドの上でのたうち回ったことがあるので

腰には気を付けて作業しているが、

本というもののなんという重たさよ。

こういうときばかりは、元本よりも文庫、紙よりも電子書籍という

ライフスタイルがうらやましくなる。

アートのお兄さんにも申し訳ない気持ちだ。

一箱ごとに写真をとり、函番号と同じファイル名にして

クラウド上に保存している。

今回は、トランクルームも広いので、最小限の作業で希望の書籍が

取り出せるようにはなる。

(函ナンバーは4年前から通しにしている。只今90番)

 

 ♪また会う日まで、会える時まで・・・

 

さすがに、毎日げんなりげっそりしながら本詰めてると

このうえ本を買い増そうという気も失せる。

幸い今買いたい本もごく僅かなので、10月の書籍費は抑えられそうだ。

9月のふたつのお葬式以来、出費もかさんでいて家計を圧迫している。

11月から仕事にも戻る。多少は稼いで、生活のたしにしたい。

 

 

 

 

 

 

10月27日

山本由伸は二回連続の完投勝利、本日はトランプ大統領が東南アジアから来日、明日は高市新首相と会談

等等、めぐるましく世界は動いてる。

わたしは、腰を痛めぬよう気遣いながら、本の整理整理。

げっそりだ。

古ツアさんこと小山力也さんは、よく西荻窪盛林堂のご店主と一緒に、本の大量出張買取りを手伝っておられるが

よくもまあそんなことができることよ!

 

理屈上は全10冊揃ったはずだったが、現物が確認できていなかった。

今日も朝から夕までげんなりしなふがら本の整理して、ようやく全10冊揃いを確認できた。

角川文庫版 現代詩人全集

今日のささやかな悦び。

 

 

 

10月27日

パプレ君に一覧をHTML出力してもらった。

サービス名 提供企業 主な用途 無料プラン 有料プラン(月額) 備考
ChatGPT OpenAI 文章生成・画像生成・コード あり(GPT-4制限版) Plus:20ドル(約2,900円)
Pro:200ドル(約29,000円)
最新モデル GPT-5利用可。プラグイン・音声・画像統合あり
Claude Anthropic 文章生成・要約・分析 あり(Sonnet制限版) Pro:17ドル(約2,465円)
Max:100ドル(約14,500円)
自然で倫理的な文章生成に強み
Gemini Google 文章・画像・検索連携 あり AI Pro:2,900円
AI Ultra:36,400円
Gmail・Docs・YouTube連携、Workspace統合
Perplexity Perplexity.ai 検索+生成 あり Pro:20ドル(約2,900円) ウェブ情報のリアルタイム検索機能
GitHub Copilot Microsoft コード補完・生成 あり Pro:10ドル(約1,450円)
Pro+:39ドル(約5,655円)
VS Codeなどと統合。開発者向け
Adobe Firefly Adobe 画像生成 あり Standard:1,580円
Pro:4,780円
Premium:31,680円
Creative Cloudとの連携可能
Leonardo.ai Leonardo.ai イラスト・画像生成 あり Apprentice:10ドル(約1,450円)
Artisan:24ドル(約3,480円)
Maestro:48ドル(約6,960円)
高品質な画像生成。無料枠あり
DomoAI DomoAI 動画生成 あり Basic:6.99ドル(約1,013円)
Pro:48.99ドル(約7,103円)
短尺動画生成に対応
Runway Runway 映像生成・編集 あり Standard:15ドル(約2,175円)
Pro:35ドル(約5,075円)
AI映像制作。商業利用向け

Grok (Xユーザー)は別表

プラン名 月額料金 主な特徴 利用制限・優遇機能
無料プラン 無料 基本機能を利用可能 2時間に10回までのクエリ制限
画像生成は1日3枚まで
最新モデル「Grok 4」への利用制限(2時間で2回)
レスポンス速度・処理優先度が低め
X Premium 約980円/月 Grok利用可能な入門有料プラン 回数制限が大幅緩和(事実上無制限に近い)
最新モデル(Grok 4)利用可
DeepSearch/Think機能の限定利用可

 

Microsoft Copilotの全体像

Microsoftの「Copilot」は生成AIによる業務支援を中心に、Microsoft 365アプリ(Word、Excel、PowerPoint、Outlookなど)やWindows、Edge、独立型のCopilot Pro、ビジネス向けの拡張機能まで幅広く統合されたAIアシスタントの総称です。
主な機能は文章生成、要約、翻訳、会話支援、画像生成や音声対話、Excelなどの業務アプリとの自動連携、TeamsやOutlookでの会議記録・メール自動化、EdgeやWindowsの効率化、各業種別のエージェント機能拡充などが含まれます。

Copilotの代表的なラインナップ

種類 概要・主な用途
Microsoft 365 Copilot Word/Excel/PowerPoint/Outlookなどの組織・業務利用向け
高度な業務自動化と生産性向上
Windows 11 Copilot PC作業効率化、Web検索やアプリ操作支援
Copilot Pro 個人向け、Microsoft 365上の高機能・最新AI活用
Copilot Studio カスタムAIエージェント・API連携(企業・開発者向け)

ライセンス体系と導入コスト比較(2025年最新)

プラン 料金(税込) 対象 特徴・注意点
Copilot(無料版) 0円 一般 一部機能限定、Word/Excelなど連携に制限あり
Copilot Pro 月額3,200円 個人 最新AIへの優先アクセス、365アプリ連携
Copilot for Microsoft 365 月額4,497円/人 法人・組織 Microsoft 365(E3/E5等)契約が必須
高度なデータ/セキュリティ連携
Copilot Studio 月額約200ドル 開発者・企業 カスタマイズ・API/エージェント構築可能

導入時のコストと運用面でのポイント

比較ポイント・注意事項

 

 

 

 

10月26日

昨年の秋、こころから感動した、国立音大のバリ・ガムラン研究会の

ガムラン演奏。

今年も、11月1日(土)午後6時から、雨天でなければ国立音大の野外ステージで

演奏されます。(雨天時は建物内で)

https://kunionsyogai2025.wixsite.com/kuniongeisai2025

昨年は、これを観て聴いて感動し、CDや本を買い込んだりしましたが、

CDだとどうしてもあの魔術的な躍動感は得られない。

やはりライヴで観るのが一番です。

 

 

 

 

10月26日

トランクルームへの運搬業務は4年前の冬と同じく

アート引越センターに決定。

資材一式(箱(40×38×35)60箱、ガムテープ)を加えて

税込74,490円。

4年前より値上がりしてますが、前回とは異なり、前回運んだ66箱の

敷地内移動一式も含みます。

 1)75箱(最大)の自宅からの運搬

 2)66箱の敷地内上げ下ろしと運搬

 3)資材一式

相見積もりした某運送業者の場合は10万円以上かかるので、

前回の実績もあるアート社に決めました。

今回は、箱(40×38×35)をもう少し小さいものを頼みたかったのですが

アートでは上記が最小とのこと。

ヤマトなどの小口配送業者と異なり、小さい箱は想定してないんですね。

これが、アートの唯一の欠点か。

書籍をぎゅうぎゅうに詰めると重くなりすぎるので

前回の反省もふまえて、およそ7-8割程度の詰め込みかた。(上写真)

結局、収納するトランクルームで専有する体積の7-8割程度になってしまうので

収納力総体は若干減ります。

まあいいか。

今回は、文学への告別がテーマ。

日本近代文学の個人全集や若い時に集めた海外文学を除き

最近集めてきた内外の現代文学、文学趣味関係はいったん仕舞います。

人文・社会科学、歴史、自然科学、数学にシフトする構想です。

 

それにしても、安いのをいいことに本買いすぎました。

これからの十年は買う本を減らしてゆかねばなりません。

人生の残り時間、健康寿命の残り時間を考える歳になってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月26日

週末は雨続きで、なにかと残念だ。

昨日からせっせと本を詰めている。

昨日見積をとった運送会社A社の見積は高すぎて却下。

日曜の今朝は、前回(2021年12月)にもお願いした

アート引越センターのスタッフに来ていただき、見積もってもらう。

今回は、私の本のみならず、長男が元自室に残していった大量の本も

トランクルームに運ぶ。

さて、アートの見積はどうであろうか?

 

AIがらみの話題を深堀りする

日経 Digital Governance が、日経読者2か月間無料の

キャンペーンを告げてきたので、ポチッと申し込み。

生成AI 各社各モデルの能力を、

各分野詳細に分析してランキングした

https://vdata.nikkei.com/prime/digital-governance/ai-model-score/

を読んでみたくて。

全領域のスコア・ランキングをPDFで印刷させてもらった。

 

 

 

 

 

 

10月25日

さすがに年取ってくると、回復力も衰えるようだ。

夫婦そろって月初めにコロナに罹り、治ったところで鹿児島に四十九日法要他で帰り

戻ってきて数日、ようやく平常モードになった。

読書も、インド洋海洋奇譚、数論1(フェルマーの小定理あたり)、マクベスの原書あたりを

ちびちび読んでいる。

 

 

 

 

『年収2000万円のAI活用術』(プレジデント2025年10/3号)920円@Amazon

いつの間にか、Windows のPrintScreen 押下がAIモードになっていて、

複雑な数式(Tex ベースなので、テキストとしてC&Pできない)も

画像から解析できるようになっていた。(CoPilotとなめらかに連携する)

Google の場合、検索モードで画像をペーストするか画像ファイルをドラッグ&ドロップすれば

同様の画像解析ができて、AIにスムーズに引き渡される。(他にもっと上手い手があるかもしれない)

というわけで、AIの数学力に舌を巻き、

ふたたびAIに関心が移ってきた。

 

 

川原伸晃『植物哲学』(講談社選書メチエ)

10月の新刊。東浩紀さんが褒めていたので、買いたい本リストに加えよう。

紀伊國屋あたりで手に取って、気が向けば買うかも。

 

 

 

 

 

10月24日

七七舎にて

矢島文夫訳『ギルガメシュ叙事詩』(山本書店、1979年) 100円

世界文学大系66『中世文学集』(筑摩書房)100円

エッダ、グレティルのサガ、哀れなハインリヒ、オイレンシュピーゲル物語、アーサーの死(マロリー)、イーゴリ戦記 他

現代〇〇幻想小説 揃いはまたしても見送り。

 

多摩コンテナの営業所に赴き、8畳タイプのトランクルームに契約を更新。

月額20,900円 床面積 13.9平米 天井高さが230cm あり、マンションの部屋が一室増えた感じ。

運送業者を紹介してもらったので、明日以降、運搬作戦を練ることになる。

 

 

 

 

10月24日

Project Euler の未だ解けぬ問題を、スクリーンショットをとる気分で

PrintScreenボタンを押下して選択したところ

Windows のCoPilot や、GoogleのAi検索が動的に立ち上がり

そのうちの一問(下図、和訳つき) で

見事 正解に至る解説付きで、正解を掃き出した。Windows のCoPilot

 

 

もう一問は、GoogleのAI検索が詳細な数学的解説つきで答えを掃き出したが、不正解。

だがしかし、解説には力がこもっていて驚かされる。

 

AIも、もうここまで進化していて、しかも接続もここまで流暢になっているのか。

驚いた。

https://projecteuler.net/problem=60  (問題60のページ)

(和訳、wikiから転載)

素数3, 7, 109, 673は非凡な性質を持っている. 任意の2つの素数を任意の順で繋げると, また素数になっている.

例えば, 7と109を用いると, 7109と1097の両方が素数である. これら4つの素数の和は792である.

これは, このような性質をもつ4つの素数の集合の和の中で最小である.

任意の2つの素数を繋げたときに別の素数が生成される, 5つの素数の集合の和の中で最小のものを求めよ.

 

 

PrintScreen ボタンで問題個所を選択すると、CoPilot起動ボタン(下図の赤枠)が立ち上がるので、そこをクリック

 

Windows CoPilot の解説

 

 

 

10月24日

YMobile! 特典で一年間無料で使わせてもらった Perplexity Pro の有効期限がすぎてしまった。

すっかり、AI検索のくせがついてしまった私としては、ちょっと困った。

いじわるな質問だが、Perplexity Pro と、Chat GPT の、月額約3000円程度のサービスの違いを

パプレ君に訊いてみた。


Perplexity Proの特徴

常にインターネット上の最新情報を検索・引用して応答する。

出典(URLやサイト名)が明示されるため、情報の信頼性が確認しやすい。

「検索とAIを組み合わせた情報探索」に最適。

生成内容(Input/Output)は利用者に帰属し、Perplexityは学習に使用しない 。?

ChatGPT Plus / Proの特徴


高性能モデル(GPT-4oなど)による自然言語処理・プログラミング・創作に強い。

ファイルアップロード、画像理解、音声認識、コード実行など統合的ツールが利用可能。

ブラウジング機能もあるが、検索出典付き精度はPerplexityに劣る。

会話AI・執筆・開発支援のような「生成・対話作業」に最適。


 

目下、翻訳やコーディングにはあまり使わないので、パプレ君のほうがいいかな?

(google や、MSのCopilot のことも視野にいtれるべきだろうが、今は置いておく)

それにしても、月額約3000円(or 年額約30000円)となると、さすがに躊躇う。

トランクルームも来月から約倍の月額21000円になるので、AIがらみのコストはちょっと抑えたいのだ。

 

※パプレ君が勧めるので、AIブラウザ?Comet (昔コメットさんというドラマがあったな)をインストールしてみた。

Open AI は、Atlas というブラウザを発表して話題になっている。(まずはiOS向け、近日、Windows やアンドロイド向けを発表)

ブラウザ競争も、新たなフェーズに入ったなあと、感慨ひとしきりの秋なのだ。

 

 

 

10月23日

中村真一郎編『立原道造研究』(思潮社、1971年) 1000円@七七舎

なんと791頁もある大冊。

若干赤鉛筆の傍線が引いてあるので安かったが、熱心に読んだあとでもあるし

たいして気にならない。

川村二郎「立原道造小論 ドイツ詩とのかかわりをたどって」ほか、読みたい文がふんだんにある。

ほかに、

三島由紀夫『若きサムライのために』(文春文庫)55円@よみた屋

現代〇〇幻想小説 揃いはまたしても見送り。

ギルガメッシュ叙事詩(矢島文夫訳)、筑摩世界文学大系『中世文学集』(エッダ、サガほか)は見送り。

 

 

 

 

 

 

10月20日 トランクルーム 第3章

自宅から徒歩12分のところにあるトランクルームを

8畳タイプにアップデートすることにした。

月々21000円ほど。年間25万円。十年で250万円。

まあ、アパートや一戸建てを借りたり買ったりするのにくらべれば安価ではある。

現在収納しているのは、アート引越センターの中型函(40×38×35cm)

これが、中央に通路を作って左右に2列 一行で20箱つめる計算。

奥行きからして14行とすると、総函数280箱。

上部に若干の余裕があるので、軽いものなら積めなくはない。

左右の壁側の函を取り出すには、いったん手前の函をのける必要があるが

箱内の書籍写真、函番号、箱の配置記録で探索・作業は可能だ。

 

問題は、目下同じ場所に収納している66箱の移動作業、自宅から新たに移す箱の運搬・収納作業

さらには目下鹿児島にある書籍の運送・収納作業と、それぞれへっこうヘビイなこと。

運送業者をいくつかあたったり、長距離輸送のコストを考えて発送するなど段取りがいる。

ちょうど今、書籍購入欲もおさまってるので、冷静に今後のことを考えて

 ・トランクルームに移すもの

 ・メルカリに出すもの

 ・鹿児島)東京に戻すもの

 ・鹿児島)廃棄するもの

を決めねばならない。

 

10年間で250万円かかるわけだが

一戸建てでも買った場合、

固定資産税 最低限の電気代・水道代 家屋補修費用

とばかにならない。

アパートでも借りた場合、

更新料、最低限の電気代・水道代

はかかってくる。

思案した結果、トランクルーム拡張作戦に決めることにした。

 

 

なお、この8畳タイプだと、本棚を入れることも可能だし、ちょっとした書庫風に運営もできるのだが

本棚を組立てて収納する手間とコストを考えて

今回は現実的に従来通りの箱で収めることにした。

 

 

もちろん、本を売ったり捨てたりして

いっそ断捨離でせいせいする方法もある。

稀代の蔵書家 紀田順一郎や荒俣宏、昨冬になくなった松岡正剛と

いかな万巻の書に囲まれていても最晩年はあっけらかんとなくなるのかもしれないが

いまはそこまで悟りをひらくことはできない。

せいぜい執着して当面は蒐集をつづけるつもりだ。

 

最後のよみた屋の澄田社長の投稿はプロらしい気概にあふれていて(ちなみに1万冊では5トン車と訂正あり)

さすがいきつけの店の澄田さん!である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月20日

今週は実家の整理や法事、11月からは仕事も復活するので、

厭世気分から徐々にぬけだしていこう。

自宅の書籍も増えすぎて生活を圧迫するほどになったので

トランクルームの拡張も視野にいれて作業を進める。

きけば、多摩コンテナのほうでも運送作業を委託できそうなので

問い合わせてみよう。

 

文学に別れを告げると決めて、実際小説や批評の類を買うことが減ってきた。

余生は、若い頃に読んだ本の再読や、買いためた近代作家の個人全集を

満を持して読むこととしよう。

文学への記念に、『現代{フランス・ドイツ・イギリス・アメリカ・ロシア・東欧}幻想小説』(白水社)揃いは

買うかもしれない。

 

アマプラで、花腐しを観始めた。

原作はもちろん、松浦寿輝の芥川賞受賞作。監督・脚本は荒井晴彦 。 出演者 綾野剛 柄本佑 さとうほなみ

辛気臭い映画や小説はもうごめんだが、

主演の綾野剛 柄本佑 さとうほなみも好演していて、演出も端正なのがいい。

最近は映画一本見るのにも精力をつかう。最後まで観れるかどうか・・・

それにしても、あらすじや物語設定は、原作と映画でずいぶん違うようだ。

原作から映画公開まで四半世紀ちかく経ってるので無理もないが。

 

うらぶれたピンク映画の監督という主人公の設定だが、

今の若い人(60歳未満)に、ピンク映画の監督の芸術的矜持なんて理解不能だろうなあ。

わたしだって、中村幻児や高橋伴明(関根恵子のだんな)の映像に舌を巻いたのは

半世紀近く前なのだ。

(最近では、河合優実を世に出すきっかけをつくったりして、けっこう多作の城定秀夫監督が

ピンク映画畑)

※河合優実は、愛なのに(城定秀夫監督、2022年)までに11作の映画にでていた。

世に出すきっかけとは語弊があった。

 

 

 

 

10月19日

10世紀イスラム圏の海洋奇譚を蒐めた『インドの驚異譚 』

中世ヨーロッパの西洋中世奇譚集成 (6巻中3冊) をぼちぼち楽しんで読んでいる。

この手の説話群・神話・博物譚としては

1)日本 2)中国 3)インド 4)アラビア・ペルシャ・イスラム文化 

5)ギリシアローマ 6)ヨーロッパ 7)北欧神話 8)太平洋文化圏

単に神話・説話・物語にとどまらず、アリストテレスの動物論・動物発生論・天体論や

プリニウス博物誌、中国の酉陽雑俎(860年ごろ)や夢渓筆談(11世紀頃?)、和漢三才図会などの博物誌も

視野にいれたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月18日

本が増えすぎた。

年内残り2か月半は、

 ・仕事(ピンチヒッター)

 ・自宅の本の整理

 ・実家の本の整理、遺品の整理

厭世的な気分をのりこえて取り組むこととしよう。

幸い、白水社の現代〇〇〇幻想小説揃い以外、買いたい本もなくなったので。

 

この夏は、ハナヤマのメカニカルパズルもそうとう蒐めた。

たいていは純正品だが一部中華レプリカもある。あわせて

46000円ほどはかけたことになる。

純正品の未収集品ものこり数点となった。

肝心のパズル解きだが、ほとんど進んでない(=バカ)

オブジェとしての美しさや、集めること自体が楽しくて

あまりはかどってないのだ。

厭世的で鬱屈した思いを、蒐集で紛らわせているのだといえよう。

 

売却済みをのぞいてメカニカルパズルが 90点、知恵の輪が32本セット+24本セット。

 

10月17日

暑からず寒からず、空も高く澄んで、秋晴れ。

The Arden Shakespeare "Othello" Edited By M.R.Ridley 330円@よみた屋

国分寺七七舎では急に増えた数学書(数学史書)をわりとじっくりチェックするが

いずれ猫に小判には相違なく、今日は見送ることに決めた。

ヒルベルトの幾何学の基礎+クラインのエルランゲン・プログラム、

オイラーの楕円関数論(高瀬正仁訳)

彌永昌吉の『ガロアの時代 ガロアの数学』 全2冊

アーリルド・ストゥーブハウグ『アーベルとその時代』 

C.A. ビエルクネス『わが数学者アーベル その生涯と発見』

など、良書が総じて安い。

 

 

 

 

結局、

アマール・ナージ 林真理、奥田祐子、山本紀夫訳『トウガラシの文化誌』(晶文社、1998年)100円 を買って帰る。 #香辛料

現代〇〇〇幻想小説揃いは今日も見送り。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月17日

来週、法事と実家の整理の為帰省する。

帰省費(航空券とホテル代)がかさむ。

 

 

昨日までに届いた、最近買った本。

オイラーの原著やイブン・バツータは、いかにも勇み足であった。

ちょっと反省。

 

今朝は、メルカリで

Sheldon Solomon Jeff Greenberg Tom Pyszczynski"The Worm at the Core: On the Role of Death in Life" 799円をポイント清算

『なぜ保守化し、感情的な選択をしてしまうのか : 人間の心の芯に巣くう虫』 の原書。

以前よみた屋で手に取り見送った本。

これだってはずれかもしれない。まあいいか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月16日

6時ごろに起きて寝床で日経をチェックする。

 

OpenAI、NVIDIAと200兆円「循環投資」 ITバブル型錬金術に危うさ 図版は記事から引用

 

メタ、AI精鋭そろえ「超知能」に傾倒 メタバース11兆円損失で焦り

 

米オープンAIのインフラ投資は約200兆円にも及ぶという。

AI投資はバブルなのか?

 

 


 

力士、ロンドンへゆく

土俵の上だけが青春じゃない。

こういう国際的な巡業もどんどんやったらいいと思いますね。

(来年2026年6月にはパリで公演するとのこと)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月15日

年金の日。9月以降出費が多く、年金でひと息つける。

 

O・オア『アーベルの生涯』を先日七七舎で買ったわけだが、ここ七七舎には

アーリルド・ストゥーブハウグ『アーベルとその時代』 

C.A. ビエルクネス『わが数学者アーベル その生涯と発見』

も置いてある。(比較的安価)

同じコレクターからの放出だろう。ときおり古書店で

こうした特殊な鉱脈にめぐり合う。

アーベルからガロアに至る群論の世界は私には未知の領域で

近々アプローチしたいとは思ってる。

天才アーベルの薄幸ぶりには世紀を隔ててすら涙をさそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

10月14日

夕食やシャワーを早めにすませて、午後7時ごろにはベッドルームに引きこもる。

Jazzやアンビエント系を低く鳴らしながら、

好きな本をぼんやりと読む。

昨日は、インドの驚異譚、福原麟太郎の昭和20年の日記、数論入門1。

数ページ読んでは、ため息ついて、天井をみつめたりしてるので

読書が捗るわけではない。

厭世的な気分がずっと続いてい、そのなかには宗教(仏教)との今後の付き合い方など

なかなかやっかいな問題も抱えているのだが

世間の権勢から引退して、晴耕雨読を標榜してしまえば

さほど金もかからない、静かな生活である。

しかし、11月から年末年始にかけて、仕事に戻るのだった。

 

昨日は、国分寺の七七舎にでむき

何日か迷っていた

『立原道造全集』全6巻(愛蔵限定版)(角川書店、1972年) 3000円を買って帰った。

愛蔵限定版、じつは2セット目。

ほかに

『福原麟太郎著作集』第8巻(研究社)100円。

昭和20年の日記、著者年譜、著作目録などを収める。

 

昨日はほかにも

イブン・バットゥータ 家島彦一訳『大旅行記』第1巻、第2巻(東洋文庫、1996年)1660円をポイントで0円@Amazon 注文。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月13日 家島彦一という世界

ブズルク・ブン・シャフリヤール 家島彦一 (翻訳)『インドの驚異譚 』(全2巻) (東洋文庫)はたいへんな労作で

家島彦一という学者の力量並々ならぬものを感じる。

家島彦一には、他にも

イブン・バットゥータ『大旅行記』(全8巻、東洋文庫、1996年6月 - 2002年9月)

という業績もある。さすがに今は揃いでは買えない。

wikipedia によれば、慶應義塾大学文学部史学科では、前嶋信次に師事したという。

わたしも、1978年に 『三大陸周遊記』イブン・バツータ を買い求めているが、例によってほとんど読んでいないと思う。

これの訳者は前嶋信次だったはずだ。(実家にあり)

半世紀ぶりに、インド洋から東アジアにいたる広大な海の交易圏に関心が再燃した。

この機を逃すまいと

家島彦一『イブン・バットゥータの世界大旅行 14世紀イスラームの時空を生きる』(平凡社新書、2003年) 34円@メルカリ注文

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月12日 

吉祥寺・国分寺へ。

よみた屋では

"Macbeth" edited by Kenneth Muir (Harvard) 330円

Othello とか他の喜劇や史劇も買っても良かったのだが。

七七舎に移動して

吉田敦彦編『比較神話学の現在 デュメジルとその影響』(朝日出版社、1975年) 100円

竹田青嗣・西研『完全解読 ヘーゲル精神現象学』(講談社選書メチエ)100円

ヒルベルト・コーンフォッセンの『直観幾何学』や、クラインの『エルランゲン・プログラム』等

立派な数学書が比較的安く出ていたのだが、今買ってもツンドクに終わるだけなので、保留。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月12日 

夜更け、数論入門や代数入門を、それほど捗らずに

ぼんやり読んでいて

急にオイラーのことをもっと知りたくなり

レオンハルト オイラー、高瀬正仁訳『オイラーの解析幾何』(海鳴社、2005年) 4494円@Amazon

高瀬正仁さん、このところも精力的に数学史中心で本を上梓している。

著作・翻訳リストも更新しなくては。

 


 

 

Spotify のおかげで新しい音楽世界が開けつつある。

近年は癒し系のアンビエントを小さい音量で延々と聴くことが多かったが

ここにきて、前衛・フリー・エスニック・スピリチュアル、北欧ジャズといったプレイリストで

未知の音楽家の音楽に耳を傾けることが増えた。

このプレイリストも、聴くたびにあたらしい発見がある。

 

 

 

 

 

 

 

10月11日 

ブズルク・ブン・シャフリヤール 家島彦一 (翻訳)『インドの驚異譚 1&2』(全2巻) (東洋文庫)が届いた。

大変な労作だ。

これから読むのだが、目次ひらくだけで

これがあの千夜一夜物語の奇想世界の源流なのかと

胸がときめく。

訳者のはしがきを読んで、まずはこの書の成立過程を知りたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月11日 

日経先物、2420円安(-5.08%)の45,200円。

トランプショックと日本の政局の混沌がダブルできた。

高市総裁を囃した相場は全部吹っ飛ぶなあ。

ちなみに、月曜は米国も祝日らしい。

 

 

 

 

 

 

10月11日 追悼Peter Sinfield 〜 AI に救われる

なんという不覚か。Peter Sinfield がなくなっていた。1984年11月14日に。

50年前、高2や高3のころ、わたしの青春は彼とともにあった。

 

しかもそれとともに、King Crimson 第一期世界解読の手掛かりになる唯一のHP

Song Soup On Sea  Official website of Peter Sinfield  も閉じられていた。

この隠れ家的なHPを知って驚いたのは、もう25年以上前になる。

自前でアーカイヴを作っておかなかったのが悔やまれる。

インターネット・アーカイヴの世界で、これを探さねばならぬ。

 


と、ここでパプレ君に訊いてみた。

一をきいて十を知る。

なんでもござれのパプレ君に驚きが隠せない。

 

Peter Sinfieldの公式ウェブサイト「Song Soup On Sea」のアーカイヴを探している場合、現在オリジナルサイトは閉鎖されていますが、以下の方法でアーカイヴにアクセス可能です。

アーカイヴの入手方法
Wayback Machineで「Song Soup On Sea」を検索すると、2011年2月28日付のアーカイヴ版などが確認できます。このアーカイブにはPeter Sinfield自身による詩やエッセイ、King Crimsonやその他のアーティストとの活動記録が保存されています。

Wikipediaや関連ファンサイトには「Song Soup On Sea」のWayback Machineへのアーカイヴリンクが掲載されています。

関連情報・代替サイト
現在は「songsouponsea.neocities.org」でファンによる追悼・情報サイトが公開されています。オリジナルコンテンツの保存版を一部再現していますが、過去の公式日記や資料の全てがあるわけではありません。

Redditや音楽フォーラムにて、以前の「Song Soup On Sea」サイトやアーカイブに関する情報交換が行われています。

代表的なアーカイブリンク
サイト 備考
Wayback Machine(Internet Archive) 2011年2月版などが保存
songsouponsea.neocities.org ファン有志による新ミラー
Peter SinfieldやKing Crimson関連の詳細な歌詞分析・回想は、アーカイヴや上記のミラーサイトから辿ることができます。

 

 

 

 

 

10月11日 

佐々木朗希の地区シーズンでの活躍がニュースを賑わせている。

この春、渡米直後に、心無いことをいう人が多く、可哀そうだと思ってた。

半年間の沈淪を経て、肝心かなめの地区シーズンで見事に才能を開花させたのはうれしい。

 

 

アイルランド地誌 (叢書・西洋中世綺譚集成) 青土社 1996/12/1 ギラルドゥス カンブレンシス 有光秀行 (翻訳) 1930円@ヤフオク落札

 

高島易断所本部編纂『2025令和7年神宮館御家宝』 300円@メルカリ

来年の版が書店に山積みになっていた。来年を占う前に、この9月以降12月末までの運勢を参考にしたい。

ごく薄い冊子。何種類もでていて迷う。

新刊書店では活字の大きい2400円位の版が目をひいた。

これ買うの、人生ではじめて。

はたしてどうか?人生の参考になるか?

 

 

 

 

 

 

 

10月10日 

新型コロナのウイルスはほぼ陰性になったかと思うが、

どうも気力体力の減衰が著しい。

ぼんやりと寝床で昼寝するときすらある。

すこし街を歩いた方がいいかもしれない。

 

上野健爾の『代数入門1』、精読とはほど遠い、ざっと読みで

特別に感興があるわけでもないが

それでもなんとか読み進めている。

さきほど、『代数入門2』をめくってみたが、

俄然難しくなっているようだ。

アーベルからガロアへ。

群・環・体。

たぶんどこかで脱落すると思うが、

しばらくはこれを続けよう・・・

 

 

 

アイルランド地誌 (叢書・西洋中世綺譚集成) 青土社 1996/12/1 ギラルドゥス カンブレンシス 有光秀行 (翻訳)

某サイトで入札中。ケルトの伝説や神話がふんだんに載ってるらしいので。

 

 

旧モデル Canon インクジェットプリンター複合機 TS5030 BK  中古品を7500円でAmazon注文中。

CANONのインク 370/371 互換でこの十年やってきたので、今更新機種に乗り換えられない。

今日届く。ちゃんと動くことを期待している。

 

 

 

 

 

10月9日 

七七舎店内の一番高い棚に鎮座していた耿之介全集。

元イム書房ご店主に頼んだところ、ひょいとつかんでくれた。(背が高い)

千円と聞いて見送るのもけち臭く思われ、即購入。

前代未聞の大冊、今キッチン秤で計ったら2.2kg もあります。

造本は、杉浦康平+鈴木一誌

ポオの大鴉は、昭和50年ごろの出帆社版(G・ドレの版画いり)で持ってるのですが、今見つけられず。

 

日夏耿之介全集は、この第2巻のほか、4・5・7巻(ただし函欠け)所有。

全8巻揃えるならば、揃いで買い直すしかないと思いますが、

そこまでの情熱はなし。

でもバラバラながら4冊も手に入れてしまうと、だんだんと全部揃えたい欲望が増してきます。

 

 

 

 

 

10月8日 妻小泉節子の『思い出の記』

NHKの『ばけばけ』をなんとはなしに観ているが、

ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の評伝はもってなかったけなあ?と調べると

今年の5月に小泉一雄『父小泉八雲』(小山書店、昭和25年)を買ってたのを検索で知らされた。

どこにいったか?探そう。

ほかに、2010年の日記では、当時日経夕刊にコラムを連載していた俳優佐野史郎さんが

小泉八雲を原書で読んでるとの記事を紹介していた。

青空文庫には、妻小泉節子の『思い出の記』が公開されており、これが素晴らしいと。

さっそく私も青空文庫から落としてみました。佐野史郎さんとは数年前吉祥寺ですれ違ったこともあり、なにかとご縁のある方です。 (2010年記)

これはいいことを教えてもらった!(15年前の自分、GoodJob)

さっそく、青空文庫でダウンロードし、読んでみることにした。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000224/files/1119_43347.html

 

 

 

 

10月8日

 

ブズルク・ブン・シャフリヤール 家島彦一 (翻訳)『インドの驚異譚 1&2』(全2巻)―10世紀<海のアジア>の説話集 (東洋文庫) 2011/10/20  4936円@ヤフオク

刊行当時、日経の書評で知ったとき以来だから、十数年越しの探求書。ようやく踏ん切りがついた。

十世紀インド洋世界の海洋譚とは?胸が高鳴る。

しかし、これが急遽割り込んだおかげで、

今日も、現代●●幻想小説 全6完揃いは見送り。

『日夏耿之介全集 第2巻 訳詩・翻訳』(河出書房新社)1000円

O・オア 辻雄一訳『アーベルの生涯』(東京図書、1985年)100円 を七七舎で買って帰る。

アーベルの評伝には一行の数式なし。詩人の評伝に詩の一行すらないのとおなじで疑問に思う。

 

 

 

 

 

10月7日

sousou | 中世ヨーロッパの道 さんのX投稿で教えてもらった。

なんでいままで気が付かなかったのか。

さっそく二冊を注文した。

 

 

西洋中世奇譚集成 東方の驚異 (講談社学術文庫 1951) 2009/5/11 逸名作家 (著), 池上俊一 (訳・解説) 780円@日本の古本屋経由阿武隈書房(福島県いわき市)

西洋中世奇譚集成皇帝の閑暇 (講談社学術文庫 1884) 2008/7/10 ティルベリ ゲルウァシウス (著), 池上俊一 (翻訳) 685円@日本の古本屋経由(株)馬燈書房

 

以下の4冊は上の二冊がよさそうなら買い増す。

西洋中世奇譚集成 魔術師マーリン (講談社学術文庫 2304) 2015/7/11 ロベール・ド・ボロン (著, 翻訳), 横山安由美 (翻訳, 解説)

西洋中世奇譚集成聖パトリックの煉獄 (講談社学術文庫 1994) 2010/5/12 マルクス (著), ヘンリクス (著), 千葉敏之 (翻訳)

西洋中世奇譚集成 妖精メリュジーヌ物語 (講談社学術文庫 2029) 2010/12/10 クードレット (著), 松村剛 (翻訳)

アイルランド地誌 (叢書・西洋中世綺譚集成) 青土社 1996/12/1 ギラルドゥス カンブレンシス 有光秀行 (翻訳)

 

インドの驚異譚 1&2(全2巻)―10世紀<海のアジア>の説話集 (東洋文庫) 2011/10/20 ブズルク・ブン・シャフリヤール (著), 家島彦一 (翻訳)

これも刊行当時から入手したいと思ってるのだが、手ごろな出物がない。

 

 

 

 

 

10月7日

複素関数は、あまりに難しすぎて、途中で挫折。

遥か彼方にリーマン予想あたりがうっすら遠望できたが、

そんな景色を楽しむことすらできない。

岩波の現代数学への入門。

次は、上野健爾『代数入門1』を取り出し、『数論入門1』とあわせて読むことにする。

 

どうしたことか、まだ今月本を買ってない。

今年になって

月平均120冊程度は購入してきたのだが。

ここにきてコロナ罹患で、外出もままならない。

明朝、検査キットの結果をみて、吉祥寺・国分寺へ繰り出す予定だ。

文学へ別れを告げる、その記念にと

買うべき本は決まってるのだが・・・・

 

ハナヤマのメカニカル・パズル蒐集は

残り2・3点というところまできた。

兵庫県の好事家から譲ってもらってるのだが

昨日届いたのは、なんと誤配の品。

お世話になってきたので、あまり腹も立たず

1・5駅さきにあるヤマトの営業所まで自転車走らせ

着払いで送り返した。

おわびに、”キイ2”をつけてくれるとのこと。

ありがたく頂くことにしよう。

 

 

 

 

 

 

 

10月6日  愛の哀情 i**i

コロナのせいで、数夜は一行すら読めなかったが

長い夜、自室に引きこもって、少しずつ読書を再開した。

 

マクローリン展開によって、超越数 e は、整数演算の無限級数に変貌する。

ところが、この x という黒い穴に、複素数を嵌め込んでみようと思いたった天才たちが続々と出現した。

神保道夫『複素関数入門』

 

巻の前半部で、もうそうとうついてゆけないのだが、しばらくの間ここを遊泳しよう。

 

 

 

 

 

 

10月5日 

恐れていたことだが、妻にも新型コロナの症状が!?

只今検査キットが43%オフで849円(5セット入り)なので

この冬のインフル対策のためにもと2品(10回分)追加注文。

夫の症状はやや軽減の方向にあるので、期待しながら早朝の検査を

してみたが、やはり陽性のままだった。

妻はこれから検査してみる。

 

いやはや、早期に己を隔離せず、能天気に療養してきた夫が悪い。

 

あれこれ悩んだ末に、18日鹿児島で催される高校同窓会卒後50周年記念にも

欠席することを決めた。

 

この冬は、仕事をどうするかまだ決まってないが、

夫婦それぞれの相続手続きや、今後の父母の法要をどうしてゆくか

いろいろと頭の痛い十月なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

10月4日 

昨夜遅くAmazonから届いた検査キット、今朝5時過ぎに郵便受けに取りにいって

さっそく試してみたら、

新型コロナ陽性!

昨日いわもとさんとふるかわさんの同期会をキャンセルして正解でした。

ぐぬぬ〜、4・5年前に猛威ふるってたころにも無傷で生き抜いた己でしたが

(当時はシニア向けにわりと優先的にワクチン接種してましたが)

「ニンバス(Nimbus)」と呼ばれる新変異株(NB.1.8.1株)

この変異株はオミクロン株の派生型で、非常に強烈なのどの痛みが最大の特徴 (パプレ君解説)

 

 

 

 

10月3日 

熱はでないがのどが痛む。

ひょっとして新型コロナかと思い、自宅でチェックできる検査キットを注文。今日届く。

明治医薬 日本製 検査最速版 5個セット 使用期限2027年オミクロンXBB BA.2 BA.5 対応 コロナ&インフルエンザ A/B 抗原検査キット

5回使えて、1160円(税込)は安い。5年ほどまえやたらと高かったものね。

 

 

 

 

 

10月1日 

昨日は私が神田岩本町の司法書士事務所。

今日は雨にもかかわらず妻は鎌倉・藤沢へ用事色々。

季節の変わり目で体調を崩した。

昨夕の東西線の満員電車がよくなかったかも。

それでも今日は、ヤオコーやいなげやで妻に頼まれた買物をし

市役所まで出向いて公的書類を取ったりした。

雑用多く、くたびれる毎日だ。