⇒音楽AIで作曲した歌

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9月30日 雑記

ハナヤマのメカニカル・パズル蒐集も佳境に入ってきて

中古で入手しづらい名品のいくつかを、Amazon で注文。

写真は、リップル 1010円@Amazon

はっきりいってメカニカルパズルの類は、わたしは才能ないなあと痛感する。

目下、集めるのが愉しいのだ。

 

大の里が、優勝決定戦で難敵の横綱豊昇龍を破り、横綱として優勝をかざったのは良かった。

 

複素関数は、鉛筆片手にぼちぼち読み進めている。

 

今日は、小伝馬町駅近くのI行政書士事務所まで打ち合わせにでかける。

自分と妻の各々の相続関係は当面続く。

 

買いたい本もごくごく僅かになって、

迷っているのは、白水社の現代幻想小説シリーズ揃い6冊くらいだ。

これはたぶん10月になったら買うだろう。

 

 

 

 

 

 

 

9月28日 オイラーとガウス

課題は残しつつも微分積分をざっと勉強しおえ、

次の、微分方程式や行列と行列式にうつったものの

なんとなく何回目かの挫折。

今は、複素関数の入口のところで遊んでいる。

表実『複素関数』(岩波書店)は、高校の複素数と複素数平面からゆっくりと入ってゆくので

わかりやすいのだが、例のオイラーの公式は、天下り的に導入される。

ここが悲しい。(のちの章で別なアプローチで導入されるのかもしれないが、いまは不詳)

 

いっぽう、神保道夫の『複素関数入門』(岩波書店)は、このオイラー公式を、前書きの部分で

実に鮮やかに導出してしまう。(正式には、第2章で緻密に導出される。)

実に蠱惑的な世界で、オイラー大好きな私としてはうれしいのだが

その分その後の展開も難しめだ。

結局、この二冊を交互に読みながら、すすめている。

 

素人考えだが

神保道夫の『複素関数入門 はオイラー寄り

表実『複素関数』はガウス寄りなのか。

例の、正17角形の作図法の証明、わかき天才ガウスの驚くべき飛翔なのだが

直接この証明を読んだことはない。

凡夫わたしは、正五角形の5頂点を複素数平面上に座標として示すだけでも

うれしくなる。(これは高校数学でも扱える範囲だろう。数年前からの現行課程でどうなってるかはわからないが)

 

そういうわけで、秋の夜長は、しばらくこの世界で遊んでいるのだ。

 

 

 

 

9月27日 晴耕雨読はかなわぬ夢

 

昨日は鹿児島に日帰り旅行。

4:52の始発電車に乗って7:50のソラシドエア機で鹿児島入り。

市役所でたくさんの手続きをすませ、

夕方のANA機で帰京。帰宅したのは夜9時。

父母の生まれてからの全戸籍(22頁)などはじめて見た。

行政書士に渡す前に、スキャンしておこう。

後期高齢者健保、介護、固定資産税、年金、紙おむつ助成、全戸籍取得など全て完了。

残りは、遺産相続協議書、不動産の名義書き替え、金融機関の全口座解約、法事(今後の法要、実家の仏壇の扱いなど)

妻もこれ以上の厄介な手続きを抱えており、

今冬はわたしも仕事に戻るので、

晴耕雨読の日々など来そうにない。

 

 

 

 

 

 

9月27日 日経記事から(会員限定記事)

アクセンチュア、1300億円規模のリストラ計画発表

あのアクセンチュアが大規模AIリストラ?と驚いた。

AIが活用されるに従って、コンサル、ローファーム等のエントリーレベルの業務はAIに取って代わられ、

これまでは就職に困らなかったビジネススクール、ロースクールの卒業生が就職先に困っていると聞きます。

AIは人の仕事を奪わないという議論もありましたが、

現実では若手、シニアともに新しいテクノロジーから大きな影響を受けています。(東大理事CFO 菅野暁氏のコメントより引用)

 

突如燃えるモバイルバッテリー欠陥あっても流通、規制抜ける海外製

空港の持ち物検査でもモバイルバッテリーの持ち込みはずいぶん厳しくなってた。

持ってないので詳しくみなかったが、何mA以上は持ち込み禁止となっていたような。

 

 

 

9月25日 日本古典文学大系(旧)全100冊完揃い

七七舎で

瀧井孝作『積雪』(改造社)110円

高木貞治『近世数学史談』(共立出版)110円 岩波文庫版の元本か。持ってるけど買う。

よみた屋では買わず。

中央線で御茶ノ水へ。坂を下って神田古書街。

驚くほど外人とくに欧米系多し。嘘だと思うだろうが、日本人より多し。洋書の田村の二階へ上ってゆく外人カップルもみた。

なんで日本人はこうも少ないか。

不幸続きの九月だが、今日はめでたい日。

日本古典文学大系(旧)全100冊完揃い!!

日本古典文学大系 86 愚管抄 1967年1月発行 岡見正雄、赤松俊秀 200円 函ナシ

日本古典文学大系 72 菅家文草、菅家後集 1966年10月発行 川口久雄 200円 函ナシ ともに澤口書店にて

神田のK法律事務所で、KさんHさんHさん3人と打合せし

面倒事も些か気が晴れて

めずらしく缶ビール買って、日本古典文学大系完揃いを祝ったことだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月25日 オイラー大好き

昨日は鎌倉聖ミカエル教会にて、義母の告別式。

早朝に鎌倉に向けて出発、一切終えて帰宅したのは午後7時ごろ。

妻が遺骨を抱いて電車に乗るのをためらったので

鎌倉から自宅までタクシーで帰ったが、

夕方の混雑時でやたらと時間がかかったし、料金も3万円超。

もう二度とこんな乗り方はしないだろうが、電車のありがたさを痛感した。

(教会の写真)

教会の斜め向かい小町通りの古書店藝林荘も、家屋そのままでグルメスポット

に変貌していた。内外の観光客で大賑わいの小町通で、唯一観光とは無縁のスポットで

必ず立ち寄ってはいたのだが。

 

 

 

久賀道郎『ガロアの夢 群論と微分方程式』(日本評論社、1968年) 375円@Amazon 注文

今は筑摩学芸文庫だが、例によって元本にこだわってみた。

 

この一か月、図らずも文学からの別れを実行せざるをえなかった。

一日、数学書数ページ読むだけだ。

この数日、神保道夫『複素関数入門』(岩波書店)の冒頭を読んでいるが

学習の手引きと題した前書き部分を読むにつけ

複素数の世界の魅惑に

わくわくとする。

オイラー大好き。

 

 

 

 

 

 

 

9月23日

9月はまるまる、葬式やら没後手続きやらで、終わりそうだ。

辛気臭い話ばかりでイライラする。

若い娘の集う遊興場所にでもでかけたいくらいだ。(いかないが)

 

Spotify を年間一括で支払う。10,800円/年 。 月払いより16.7%安い。

この数年試行錯誤もあったが、結局Spotify ひとつに絞る。

量子ビット 24bit のハイレゾに進化して、料金も若干上がったが、値上げの秋だから許容する。

今後は

CDはめったなことでは買わない。(実際安価な輸入盤も減ったような気がする)

CDのリッピングもすべて完了していて、HDDおよびUSBメモリに保管しているが、

CDの売却はしていない。

今朝は、Nordic Jazz Best Collection というプレイリストが気にって、

年金関係の分厚い書類の整理の合間に聴いている。

僅かに鬱々たる気分も散じるような気がする。

 

 

9月23日  朝ドラの時代考証(つづき)

大橋鎭子(高畑充希)の女学校時代の恩師(片桐はいり)が、大橋鎭子の出版社での活躍を知って

書いた達筆の手紙。

新字新かなで書かれていて、気になった。

パプレ君に訊くと

1946年11月16日:「現代かなづかい」および「当用漢字表」公布(正式施行日)

実際の社会への浸透は1950年代以降、1970年代後半まで旧字体の本も流通していましたが、

教育や出版物の標準としては1946年から。

暮らしの手帖の創刊第一号は

1948年(昭和23年)9月に季刊『美しい暮しの手帖』として(第1世紀)第1号が創刊される とあるが

ドラマでは昭和21年の設定になっていたような。

新字新かなについては、特に神経質になることもないのか。

 

 

 

 

 

 

 

9月22日

花森安治と大橋鎭子の暮しの手帖をモデルにした朝ドラの再放送を観ている。

(とと姉ちゃん 2016年放映)高畑充希 唐沢寿明

唐沢寿明扮する花森安治は、アイディアが浮かばず考えが煮詰まると

知恵の輪に没頭する。

一心不乱に知恵の輪と格闘する唐沢を、3人姉妹はからかうのだが

唐沢は真剣だ。

今朝もまた、職場をぬけだし闇市の知恵の輪屋?で知恵の輪に没頭する唐沢を

高畑充希がみつけてあきれるシーンがあったが

ここで、最近、メカニカルパズルにハマっている私は、重要な発見をした。

赤丸でかこったパズルは (商品名)はずる キャスト デビル

20世紀初頭に登場した“悪魔の爪”という名のパズル。その原案を改良したら超難解パズルになってしまった!(ハナヤマ紹介文)

赤四角でかこったパズルは、(商品名)はずる キャスト ホース

昔、西部のカウボーイたちは馬を盗まれないように知恵をしぼり蹄鉄を工夫して鍵として使ったという・・・。頭だけでなくパズルもヒネらないと解けない。(ハナヤマ紹介文)

これは、アメリカで昔から伝わるパズルらしい。

どちらも、戦後間もない闇市に登場していてもおかしくない。

NHK朝ドラの時代考証は、小物ひとつでも念が入っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月22日

急に秋色濃厚になった。

 

よみた屋にて

研究社詳注シェイクスピア双書『真夏の夜の夢』(研究社、1989年)110円

研究社詳注シェイクスピア双書『ヴェニスの商人』(研究社、1995年)110円

研究社詳注シェイクスピア双書『マクベス』(研究社、1974年)110円

バタイユ 天沢退二郎訳『青空』(晶文社)110円

エリアーデ 前田耕作訳『イメージとシンボル』(せりか書房)110円

七七舎へ移動して

前回見送ったハイデッガーがさいわい残ってた。

ハイデッガー選集23 佐々木一義訳『ヒューマニズムについて』(理想社、昭和49年)300円

村上春樹『街とその不確かな壁』(新潮社、2023年) 100円

七七舎では、今回も

現代●●●幻想小説(白水社)揃いは見送り。

最近、外国文学は買ってもほとんど読めていないので・・・・

 

この9月は、所沢の古本市にもいけなかった。

ひとつきに二度も夫婦の母を見送った今月はしかたがなかろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月21日 雑記

先日、郷里のMちゃんからいただいた鮪のカマ。

醤油・みりん・酒・砂糖で甘辛く煮詰めた絶品でした。

 

なぜか、先月あたりからどっぷりハマってるメカニカル・パズル蒐集。

ハナヤマの純正はずるシリーズの蒐集も、いよいよ佳境。

付箋をつけたのが目下探しているもの。

主にメルカリで、好事家の出品を拾っている。

本と同じで、これももう、集めることが目的と化している。

そうとう、使ってしまった。

 

 

 

 

 

 

9月21日

加藤文元 (監修)『チャート式シリーズ 大学教養 微分積分』(数研出版、2019年)850円@メルカリ

大学生の理系教養向け参考書。

この本出た時、はっと驚いた記憶がある。

大学入試で長年培った評判を、理系大学生むけに拡張するのも、なんだかなあと思うが

良書であればそれはそれでよい。信頼する数学者加藤文元さんの監修だし。

微分積分の問題を解くのが目的。

培風館の入門書も持ってるが、解答は略解のみでちょっとつらい。

解答解説が詳しいのを期待している。

 

 

9月20日

目がしょぼしょぼする、文字通りしょぼくれた気分で

よみた屋、七七舎へ。

よみた屋店頭で出版のKさんにぱったり会うが、気分が捗らず声かけず。

小川国夫『随筆集 静かな林』(有光、昭和48年)110円

世界文学大系1『ホメーロス』(筑摩書房)110円オデュッセイア(高津春繁訳)イーリアス(呉茂一訳) のみを買う。

七七舎でも気乗りがせず、

理想社版ハイデガー『ヒューマニズムについて』や、白水社『現代(フランス、ドイツ、イギリス、アメリカ、ロシア、東欧)幻想小説』揃い

などを見送り。

なんかこうパッとしない気分で、これじゃ所沢へ足運んでも同じだろう。

しょぼくれて帰る。

 

 

 

 

 

 

9月20日

はたと気がつけば、夏休みが終わって3週間が経とうとしていた。

近所の公園のじゃぶじゃぶ池は放流が終わってた。

そしてなにより驚いたのは、あれほど喧しく鳴いていたセミの合唱が終わっていた。

 

来週金曜の朝、鹿児島にふたたび帰ることにした。

早朝のソラシドエアーを割と安価で購入できたので

金曜に役所関係の残りを済ませる。

帰りの便やホテルは未定で、実家の整理(本の整理)や相続関係まで進められれば進めよう。

 

 

 

 

 

 

9月19日

北欧Jazz。内省的で沈鬱で静謐な美しさに溢れた音楽。

アヴァンギャルド&スピリチュアルJazz。コルトレーンの後期や Art Ensemble of Chicago を、渋谷のメアリ・ジェーンで聴いてたのはもう半世紀前だ。

今はこんな選曲なのか。なかなか挑発的でエスニックな祝祭にあふれ、これも良い。

 

 

 

9月19日

今度は、妻のお母様が、藤沢の施設で逝去。

昨夜の1時ごろ、妻はタクシーを呼んで高速経由で藤沢に向かったが、

けっこう料金がかかったという。

目下夫は自宅待機。

3日間ほどは夫婦であわただしいことになる。

自宅と、藤沢・鎌倉の往復は時間的にもしんどい。

いっそ、大船駅あたりにホテルをとるかも。

 

 

 

 

 

 

 

9月18日

Windows のSpotify アプリの設定を開いてみると

なるほど、Lossless 24bit 44.1KHz FLAC の設定が可能になっていた。

Windows PC から、USBケーブル経由で、Topping製 のDAC →アナログアンプ で

聴いているが、まだ設定はしていない。

だいたい、耳が老化しているので、聞き分けなどできないだろうと思う。

 

オーディオマニアの方の詳しい解説↓

https://ameblo.jp/hirano2828/entry-12929187302.html

 

※このあと、Lossless 24bit 切り替えてみたが、違いはわからない。

もっとも、音量もたかがしれているので、耳のよいひとも判別できないかもしれない。

2種の音源を聞き分けるとかの定量的なチェックもしていない。

たんなる素人の感想。

 

 

 

9月18日 ため息をつきつつ

文学とくに小説への思いを絶つ、そのために

気がかりな本を買って退路を絶つ。

コナン・ドイル、他 夏来健次編訳『英国幽霊屋敷譚傑作集』( 創元推理文庫、2025年) 1002円@Yahooフリマ 注文

残りは、『現代{フランス、ドイツ、イギリス、アメリカ、ロシア、東欧}幻想小説』(白水社)揃い のみとなった。

昨日からの、所沢古本祭りも、残念だが足を運ばないことにする。

いけば買い込むに決まってるので。

 

晩秋11月から年明け1月までの仕事は、今回止めようと思っていたが

そうもいかないようだ。止められない止まらないっ、だ。

まあ、その間、よみた屋にも気兼ねなく通えるので、愉しみも増えるのだが。

 

毎日、ため息をつきつつ、書いてるが

母の没後手続き諸般、相続もろもろ、実家の整理、書籍の引揚げ、法事もろもろ

お姑さんの容態芳しからず、妻も藤沢へ往復の日々

鹿児島関係、藤沢関係で、出費もかさむ。

読書もまったく捗らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

9月17日

季節外れの残暑も今日あたりまでか?

M銀行に用があったので

片道220円でゆける国分寺か所沢かで迷う。

前者なら七七舎、後者なら今日から始まる所沢古本市。

迷った末に七七舎へ。

古本市にでかけたらどうしても文学書買い漁るだろう、出費の止まらない今は自粛するしかない。

七七舎でも、以前から思案中の某外国文学叢書揃い6000円などはガマンして

白井哲也『パブは愉しい 英国・アイルランドのカントリーパブを歩く』(千早書房、2003年)100円

一緒に仕事をすること20年になる白井さんの、かつて聞いた処女作なり。うれしくて買う。

エンツェンスベルガー 石黒英男他訳『ヨーロッパ半島』(晶文社、1990年) 100円 を買う

 

『植物はなぜ薬を作るのか』 (文春新書) にも惹かれたが、今日は保留。

 

M銀行からM銀行に金を移し、母の入院費や葬儀費用を振込んだ。

立替金もばかにならない。

はやく落ち着いて、かつて憧れた晴耕雨読の日々を送りたい。

このHPの標題を、晴耕雨読日記に差し替えた。

 

※間抜けなことに、ネットバンクやATMでの振込上限を超過していた。

 支店窓口をもとめて、再度、国分寺か所沢に出向かねばならぬ。

 やっぱ、古本市に行けということか・・・

 

相変わらずメカニカル・パズル蒐集は続けている。

 

 

 

 

 

 

9月17日

今日から6日間、所沢で古本市。

しかも、特集は、「文学」。直球勝負だ。

いつもなら、今日出かけるところだが、我が家は

数十年に一度の非常事態。行けるかどうか不明。

近々、神田のK事務所にでかける可能性もあり、その場合は、神田古書街まで足が運べる。

 

紀田順一郎も、ロバート・レッドフォードもこの世を去って、ひとつの時代が終わったのを思うのだが

感想を書く余裕もない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月16日 文学よさらば

役所や年金相談所が閉まっていた3連休を終えて、没後手続き再開。

今日は、東京でもできる年金関係を、年金事務所に赴いてすませよう。

健康保険、介護保険、年金関係をすませ、厄介な相続・金融関係にむかう。

法事もある。

暑さのおさまる秋冬は、実家の遺品整理、わが古い書籍の引揚げもやらねばならない。

この数年取り組んできた入試前の仕事も、今年は無理そうだ。(HさんFさんに断りのメールを送った)

 

ブッツァーティ 脇功訳『タタール人の砂漠』 (岩波文庫) 800円@日本の古本屋経由宮城県大内学而堂 注文。

短編集なら読めるだろう。

文学への思いを断ち切って、今後の人生は文学なしで・・・できるのか?

 

母をなくして、私自身の残り人生も明確に意識するようになった。

父母から受けた恩をわすれず、

世のためひとの為かどうかはともかく

ひとに優しく誠実に生きようと、昨夜も思ったことだった。

 

 

 

 

 

 

9月14日 母の短歌

短歌生活創刊三十五周年記念 合同歌集源流(短歌生活社、平成14年(2002年))

 

 

 

 

 

 

 

 

9月14日 雑記(心身の衰え、小説が読めない)

鹿児島から帰ってきて、一連のできごとの疲れか

やたら目がしょぼしょぼし、肩がこる。

ロキソニンの湿布薬を貼った。

からだの老化が悲しい。

還暦過ぎたころは、バリバリ感があったのだが。

 

読書のほうも老化(劣化)が小説方面で著しい。

昨日みつけた白衣の女も、上巻だけでは恰好わるいので

ウィルキー・コリンズ 中西敏一訳『白衣の女 2』(国書刊行会、1994年新装版) 641円 @メルカリ 注文。

だが、昨晩、第一巻を読み始めたが、読破する自信はまったくない。

どうも、小説読むのは、タイパが悪く思えてならない。

だったら、読むのをやめればいいのだが、過去の読書体験へのノスタルジーなのか

なかなか思いを断ち切れない。

ドストエフスキー再読とかだいそれた事を考えず、

幻想怪奇小説の一角を、ぼちぼち攻めてみるかな。

短編ならなんとか読めそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月13日 

今月2回目の吉祥寺・国分寺。

中野好夫編 20世紀英米文学案内『コンラッド』(研究社)

西村孝次編 20世紀英米文学案内『ロレンス』(研究社)

近藤いね子編 20世紀英米文学案内『フォースター』(研究社)

谷口陸男編 20世紀英米文学案内『ヘンリー・ジェイムズ』(研究社)

西川正身編 20世紀英米文学案内『フォークナー』(研究社)

本多顕彰編 20世紀英米文学案内『ハーディ』(研究社)

青木雄造編 20世紀英米文学案内『グレアム・グリーン』(研究社) 以上各110円 @よみた屋

状態が良いので。 イヴリン・ウォーと、ハクスレイは見送り。

 

ウィルキー・コリンズ 中西敏一訳『白衣の女 1』(国書刊行会、1994年新装版)100円 @七七舎

すべて英米文学になってしまった。

白衣の女、読むなら2巻目も買わねば。

 

 

 

 

 

 

9月12日 

母を偲んであれこれ思うことはあるが、それ以上に煩瑣な雑用が多く

ここに書く余裕がない。

7月に弟の嫁さん宅でご不幸があり、8月は敬慕するN氏の早世

9月は母に続き、妻の母も芳しくない。

鹿児島のホテルでスマホいじり調べてみたら、ただいまが天中殺。運気底のところ。

ネット占いだからいい加減なものだろうが、なるほどと思わないでもない。

 

昼はあれこれ雑用雑念で頭のなかはゴミいっぱい。

夕食終えて、ベッドルームに入り

Spotify で静謐な音楽を聴きながら

世界史か基礎解析の本を読むのが唯一の救い。

(他に、メカニカル・パズルの蒐集は続けている)

 

そういえば、近々、Spotify もハイレゾサービスを導入する。

以前からうわさはあったが 。

サンプリング周波数が44KHz でCDとかわらないのがマニアの不興をかってるらしいが

量子ビットは 24bit だから、2の24乗=16,777,216 通り。CDの16bit 2の16乗=65536 通りより

格段に緻密である。

それよりも、ベッドルームのマランツ M-CR612 で、このSpotify の仕様変更に対応できるのか?よくわからん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月11日 

母が亡くなって1週間。

41年前の夏になくなった父のとなりに、寄り添うかのようにご遺骨を納めることが出来ました。

 

告別式の前、早朝に。

ホテルの窓からは、父母の眠る桜島がみえた。

 

しばらくは、残務整理と、煩瑣な死後手続きがつづく。

何度か帰らなくてはならない。

十月中旬には、高校卒業50周年の催しにも帰る予定。

妻の母も容態が思わしくないので、気がかりだ。

 

この一週間、本は一頁も読めず。

長い人生、そういうこともあるんだなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月4日 

今朝のANA便で、帰省予定。

だが、台風や新燃岳の噴火で、飛ばない可能性あり。

羽田まで行って、決定を待ちます・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月3日 

手持ちのCDをわりとじっくり聴くという長年のスタイルから

Spotify や Amazon Music といったサブスクで聴くスタイルに切り替えて

4年ほど経った。

結果的には、良かったなと思っている。

新しい音楽家(JAZZ、アンビエント、現代音楽)に出会える機会が多くなった。

Terry Riley もそのひとり。

先日、Avant-Garde Spilitual Jazz Mix というプレイリストをこさえてもらって

時々聴いてるが、長年名前だけは存じ上げていたテリー・ライリー

なんだか難しそうで、これまで聴く機会がなかったのだが、聴いてみると案外面白い。

(ハイスピードなお経を聴いてる気分)

JAZZの文脈でとらえていたのは私の勘違いで

スティーヴ・ライヒやフィリップ・グラスらと並ぶミニマル・ミュージックの大家である由。

 

さきほど、Wikipedia の記事に目をとおすと

驚いたことに、この90歳になる前衛音楽家は、晩年になって

日本に移住したのだそうだ。

しかもまた、2年ほど前には、自宅そばの国立音楽大学で

演奏会をやっていたと知って二度驚き。

ひととひとの縁は、ひょんなところにころがっていて

それが己との出会いを待っているかのように思え

なんだか少し幸せな気分になったのだ。

 

 

最近、聴くようになったJAZZ Pianist Brad Mehldau にも惹かれる。

 

9月3日

 

https://x.com/solar1964/status/1962259023023251957

 

 

 

 

 

 

 

9月3日

老後の愉しみにと買い集めておいた、クリスティ(活字大きい版)や、クイーン、S・S・ヴァン・ダイン

あたりも、どうも読めそうな雰囲気にはない。

(ゆっくり推理小説を楽しむこころの余裕がない)

ただ、ソーンダイク博士ものは、以前から創元推理文庫で探していたが、まだ入手できていない。

気が向いたので、Kindle版の全短編集をポチッと購入。

Dr Thorndyke: The Complete Short Stories (Black Heath Classic Crime) | R. Austin Freeman #フリーマン

USA Amazon で、1ドル少々。

(日本のAmazon でも160円程で買える。USAで買うのは、和書と洋書のコレクションを

アカウントで使い分けているため)

明日から、2泊ほど鹿児島。

iPad mini 持っていって、ホテルで読むかな。

 

 

 

 

 

 

 

9月2日

Yahoo!ショッピング経由太田書店(静岡)で

『岩波講座 現代数学の基礎』第1巻〜第14巻(岩波書店) 19418円

(Yahooショッピは、付与されるPayPay ポイントをその買物自体で使えるのが、良心的)

全17巻のうち、欠けているのは3巻。うち16巻は既所有。残った15巻と17巻を、メルカリで計2980円。

都合、22398円で全巻が揃った。

すでに所有していて重複する第1巻、第13巻はいずれメルカリにでも出す。

なお、各巻は二分冊になっているので、34分冊ということになる。

わたしのレベルは、せいぜいこのワンランク下の『現代数学への入門』シリーズで

それとてごくわずかな領域だ。

おそらく、この基礎編は理解できないと思う。

3か月くらい悩んでいたが、ままよと買うことに決めた。

人間、己のできることにばかり留まっていては進歩はない。

当面の間、この数学(史)と、世界史(通史)、コンピュータ・サイエンス(含む AI )を学んでいこうと思う。

文学関係では、白水社の『現代{フランス、ドイツ、アメリカ、イギリス、東欧、ロシア}幻想小説』揃い@某古書店

タタール人の砂漠 ・・・・ 岩波文庫 くらいなもの。

 

 

 

 

 

 

 

9月1日

松村昌家編『「パンチ」素描集 19世紀のロンドン』(岩波文庫)55円

武田百合子『犬が星見た ロシア紀行』(中公文庫)55円

ギャスケル 小池滋訳『女だけの町』(岩波文庫)55円

マイクル・イネス 桐藤ゆき子訳『ある詩人への挽歌』(教養文庫)55円

森林太郎『文づかひ』(明治村、昭和45年) 110円

山本博文『鳶魚で江戸を読む』(中央公論新社)110円

産経新聞 斉藤勉『スターリン秘録』(産経新聞社)110円 以上よみた屋

F君の所に預けてあった世界史11冊を引き取りにゆくついでによみた屋にも立ち寄り。

重たい本を抱えて国分寺七七舎にも寄るが、なにも買わず。

 

 

この曲は、Keith Jarrett のアメリカンカルテットでも好きな曲だ。

 

 

 

 

 

9月1日

Nさんが亡くなられたのは大変なショックだったが、かといって

この静謐な生活がかわるわけでもない。

変なことだが、小学生時代、田舎の葬式にでたときの

不思議な陽気さに面食らったことを思い出した。

今はない旧家の一段下は、同ない年のMYちゃんの家だった

(そのMYちゃんとも半世紀会ってないが、最近癌で亡くなったと聞いた)

そのMYちゃんの家の葬式の様子を60年近く立ってまざまざと思い出した。

そう、亡くなってしまったひとは、もう思い出の中で追憶するしかない。

さばさばとした気持ちが今はわかる。

上手く書けないが・・・

 

 

ハナヤマのメカニカル・パズル蒐集は続いている。

世界史は、キリスト教の初期の布教について、

基礎解析は、微分のまとめ問題を解いているところ。

spotify のPaylistで知った

Henrik Gunde(ピアノ)、Jesper Bodilsen(ベース)、Morten Lund(ドラム)による演奏。アルバム「Moods」に収録。