⇒音楽AIで作曲した歌

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11月15日

(1)

ジェリー スローカム・ジャック ボタマンズ  芦ケ原伸之訳『 悪魔のパズル』(日経サイエンス社、1995年)1500円@メルカリ注文

同著者の本では

『パズルの世界 解き方・つくり方101例』(日経サイエンス社)が残っているが、古書価3000円以上もするのでさすがに目下は買えない。

 

(2)

中国が態度を硬化させ、日本への渡航自粛を勧告する事態となった。

パプレ君に訊いたところ、

足元の外国観光客のうち、中国人の占める比率は25%程度(月70〜100万人台)。

ホテル系リート(INVとか)の週明けの株価は要注意。

 

(3)

たーちゃん『50万円を50億円に増やした投資家の父から娘への教え』 1/3程度読了。

いわゆる老舗企業(土地の簿価が実態と乖離してきわめて安価)に注目する

資産バリュー株への投資法は、わたしは全くやってこなかった。

(1518三井松島HDを以前持ってたが、高騰する前に売却してしまった)

それはともかく、財務諸表論、ある程度知識がないとダメだな。

BSやPLの見方とらえ方。

 

(4)

三国志演義事典、3種類揃ったので、読み比べてみると

人物検索だけとったら、最初に買った『三国志人物事典』が一番使い勝手が良い。

(三国志演義の章立てに沿って順番にまとめてあり、ネタバレが防げる。)

他二冊は、あらすじの梗概や詳細地図、年表などが充実している。

それにしても三国志(演義)関係の書籍の多いことよ。

吉川英治、横山光輝ほかのマンガ、光栄のゲームなど裾野が広いので

児童書から大冊本まで様々だ。

 

 

数学書の整理中・・・

(5)ラマヌジャン・コレクション

(上の写真右端のハーディの原書)

ラマヌジャン・アーカイブ

https://www.imsc.res.in/%7Erao/ramanujan/index.html

 

 

 

11月14日

国分寺へ。

紀伊國屋書店でめずらしく新刊を買う。

たーちゃん『50万円を50億円に増やした投資家の父から娘への教え』(ダイヤモンド社、2025年) 1870円

この本読んで仮に100万円収益が上がったとしてコスパ500倍だ。

期待して読む。

七七舎では

『数論における未解決問題集』と、『空想の補助線 幾何学、折り紙、ときどき宇宙』の二冊が気になったが

一晩か二晩寝かして考える。

近藤圭一・岩津航・西岡亜紀・山田兼士編『福永武彦を語る 2009-2012』(澪標、2012年)100円を買って帰った。

 シンポジウム「福永武彦の新しい可能性をめぐって」菅野昭正・清水徹・山田兼士

 シンポジウム「詩人たちが読む福永武彦」阿部日奈子・小池昌代・長田弘・山田兼士

 座談会「福永武彦から池澤夏樹へ 魂のリレー」池澤夏樹・田口耕平・近藤圭一・岩津航・西岡亜紀・山田兼士

 他盛りだくさん。福永武彦ファンなら買ってよかろう。

 

 


 

先日収めたばかりのTR箱から数冊のブックガイドを抜き取り。

めぼしいブックガイドをひとつのコーナーに寄せることにした。

 

 

 

 

 

 

 

11月14日

立間祥介・岡崎由美・土屋文子訳『三国志演義大事典』(潮出版社、1996年)1337円@ヤフオク注文

まだ2冊届いてないが、届いたら

これと、『三国志全人物事典』と『三国志人物事典』の三冊を読み比べるのが楽しみ。

ひょんなことから三国志演義の世界に突入してしまい、読書計画が狂ってしまったが

まあよしとしよう。

正伝である『三国志列伝』(平凡社)や、いまだ未入手の講談社版中国の歴史4(三国志の世界)あたりまで

気が向いたら手を広げよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

11月13日

今朝、X(旧Twitter)眺めてたら飛び込んできた投稿。

たまに神田にいくと、神田古書街に海外の観光客が増えたのを実感する。

(ときには日本人よりも多い)

この矢口書店前は確かに写真撮ってる外人さんが多い。

う〜ん、なにが映えるんだろう?よくわからん。

 

昨日は、十条駅前の老舗居酒屋斎藤酒場で、いわもとさん・ふるかわさんと高校同期会。

ここで飲むのは実に19年ぶり。その時もいわもとさんとご一緒でした。

十条駅に降り立つのは、5年ほど前、東京家政大キャンパスでの日本テスト学会参加以来。

今月鹿児島で催された高校卒業50周年記念の同窓会の話題に花咲きました。

二次会は近くの香港亭 十条店で。

いずれも注文迅速、料理美味で、お値段も安価でした。

 


十条へ行きがけに、国分寺・吉祥寺散歩。

ひさしぶりに吉祥寺のバサラブックス、一日、百年にも寄ったが、国分寺七七舎もふくめ

とくに買わず。

バサラブックスでは、久生十蘭の全集(三一書房)バラ各500円にも惹かれたが、どうせツンドクになるので保留。

よみた屋では

ディ・クィンシー 田部重治訳『阿片常用者の告白』(岩波文庫) 55円 買い増し

コナン・ドイル 阿部知二訳『四人の署名』(創元推理文庫)55円 深町真理子訳に追加。

コナン・ドイル 阿部知二訳『緋色の研究』(創元推理文庫)55円 深町真理子訳に追加。

福島久雄『孔子の見た星空』(大修館書店、1997年) 110円 先日に続き、中国の古天文学と文芸。興味津々。

いわもとさんからは

日野啓三編『葬』(作品社)を恵贈。

 

 

 

 

 

 

 

11月12日 花から花へ

パズル蒐集家秋山久義氏の『知恵の輪読本: その名作・分類・歴史から解き方、集め方、作り方まで』が届いて

この手の書籍ががぜん賑やかになってきた。

 

その巻末に収められた参考文献から

比較的安価な本を二冊注文。ボタマンズの著作はほかにも出ているが古書価高価なので

メルカリに登録して、出てくるのを待つ。

 

 

ジェリー スローカム/ジャック ボタマンズ 芦ケ原伸之訳『パズルその全宇宙』(日本テレビ、1988年)599円@Amazon

藤村幸三郎・小林茂太郎『数学パズルの世界 考える楽しみ、解く喜び 』(講談社ブルーバックス、1978年)300円@メルカリ

 

ジェリー スローカム/ジャック ボタマンズ の二冊、『悪魔のパズル』(日経サイエンス)と『パズルの世界: 解き方・つくり方101例 』(日経サイエンス)

は、メルカリ探求書に追加。(通知あり)

 

ハナヤマのメカニカルパズルも、バルブやメダリオン、トライフォースなどごく一部を除いて

集めきったので、今後は書籍蒐集に熱をあげるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月12日

 

瀬戸龍哉『三国志全人物事典』(ジーピー、2007年) 1101円@メルカリ 注文

 

三国志演義 人物事典を読み比べてみようと、衝動買い。

今回注文した瀬戸龍哉版は

昨日届いた、渡辺精一版は

ずいぶん違いそうだ。

ま、届いたらじっくり読み比べる。

(全)人物事典と銘打つのはこの二冊のようだが

もっと網羅的な便覧としては

 

渡邉義浩・仙石知子『三国志演義事典』(大修館書店、2019年)

立間祥介他訳『三国志演義大事典』(潮出版社、1996年)

 

の二冊がある。

これもまた、読み比べてみるのも面白そうだ。

 

それにしても、羅貫中という作家には謎も多く

『三国志演義』『水滸伝』二作の作者という説から、共同ペンネーム(作家集団)という説まで

様々あるという。

14世紀半ばに、これほど複雑な長編小説が誕生し、しかも多くの読者を得て愛読されたというのも

驚きで、いかに当時の中国の文化が成熟していたかわかる。

 

 

 

 

 

11月11日 なべてこの世はこともなし

なにかこの世の美しいことはすべて終わってしまったかのような

空漠な気持ちが去らない

 

こうなるとはうすうす分かっていたが

66箱(息子の本も含む)もの本をTRに移したせいで

古本をぼちぼち買うことが増えてきた

しかしむしろよみた屋や七七舎で安い本を買うほうが

夜更け大物をポチッと買ってしまうのに比べれば

安上りですむ。

 

60代も残り一年をきったというのに

相変わらずの支離滅裂読書。

これはもう治らんかも。

還暦迎えた当時、60代は 語学(英・仏・独・ラテン)にまい進しようと

決めたが、三日坊主。

 

いまは植物の薬化学に興味があるけど

生命科学・生化学は、有機化学に疎いせいで入門編で挫折する。

 

よみた屋にて

『牧神 季刊8号 特集=ノヴァーリス』(牧神社、1977年)110円 48年前に買った本だが、懐かしいので買い増し。

水上静夫『暦の漢字学』(雄山閣、2000年)110円 藪内清の古代天文学にくわえ、参考にするため。甲骨文字時代の暦・天文の原初形態。いい本かも。

荒木慶胤『樋口一葉と龍泉寺界隈』(八木書店)110円 著者は薬局経営のかたわら一葉研究を続けてきた由。八木書店から上製本を上梓できて素晴らしい。地図付き。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月10日 

夜更けのポチッと注文病が再燃。

 

ディラック 江沢洋訳「一般相対性理論 」(東京図書)398円@Amazon

数学書ガイドに、研ぎ澄まされた美しい解説 とあって買うことに。

だぶん、理解できないかも。でも良。

ディラックの本を買う時代がくるとは。ある種の感慨有。

 

ひょんなことから三国志演義を読み始めた。

登場人物のあまりの多さに驚嘆。

平凡社版にも主要人物が見開き2ページで載ってるが、あくまで主要人物のみ。そこで

渡辺精一『三国志人物事典』(講談社、1989年) 1400円@日本の古本屋経由古書かんたんむ(東京)

966頁もある大著なり。類書に

『三国志演義大事典』『三国志演義事典』があって迷ったが、とりあえずこれ。

 

他に

『新輯内田百けん全集』第28巻(福武書店) 1499円@メルカリ

『新輯内田百けん全集』第26巻(福武書店) 1710円@Amazon

これで、日記編で欠けているのは第25巻のみとなった。いずれ買おう。

 

 

 

 

11月9日

 

この一年くらいか、一冊の本を集中して読むということが苦手になった感じがする。

小説や映画が苦手になったというのもこれが遠因かもしれない。

体力・気力が旺盛でなくなったのかも。

いまの私の読書スタイル、いうなれば松花堂弁当型。

小鉢に入った御馳走をちょっとずついただく。

 

昨夜といえば。

インド洋の海洋奇譚第2巻 → 植物の生薬(化学合成) → AIをスモールビジネスに活かす

→ 数学書ガイド → 高木貞治「近世数学史談」 → 三国志演義

飽きたらすぐに次の本へ移る。

これはこれで楽しい。

 

高木貞治「近世数学史談」は、ガウスを基軸とした19世紀数学史。語り口が絶妙。

ガウスの中年時代は雑用の嵐。中間管理職の悩みというより、部下の誰もいない天文台長官という感じ。

でも挫けずに、雑用のなかから近代統計学の基礎(誤差論、最小二乗法)を生み出す。電磁気学も。

 

「三国志演義」もなかなか面白い。これまで横山光輝の漫画で読んだくらい。日本の作家のリライトものも

いいのかもしれないが、性に合わない。読むなら原典でという人間だが、岩波文庫版、平凡社版と揃えたものの

着手しそびれてきた。

立間祥介の訳もよい。(現在は角川ソフィア文庫。長らく愛読されている翻訳)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月8日

明日の日曜、次男一家が遊びに来るとの事。11月末に七五三を祝うそうなので

お祝い金を下しておいた。

 

 

ヒマなので、国分寺七七舎と早春書店へ。

七七舎では岡崎武志さんと

ぱったりお会いする。

ほんとに岡崎さんとはよくお会いする。

よほど波長が合うのだろう。

ここ七七舎だけとっても

以前のラ・ブカニスト時代、ちょっと前のイム書房時代もふくめて相当の回数になる。

以前、古ツアさんとご一緒のときもお会いしてる。

 

駒田信二訳『水滸伝』上中下巻(平凡社)300円

立間祥介訳『三国志演義』上下巻(平凡社)200円 を七七舎で買って帰った。

 

 

 

 

 

11月8日 ♪男ごころに 男が惚れて・・・

 

馬場あき子『太鼓の空間』(砂子屋書房)110円 毛筆署名入り よみた屋

"The Essential James Joyce" 100円 七七舎 

ダブリン市民(全) 若き詩人の肖像(序文のみ) 詩選 ユリシーズ(抜粋) フィネガンズウェイク(抜粋) 他

 

 

 

 

この3か月ほど夫婦でハマっているメカニカル・パズル。

この本は以前から候補にあがっていたが、数学書ガイドにものってるのをたまたま見つけ

Amazon で意外に安くでていたので、ポチ購入。

秋山久義『知恵の輪読本: その名作・分類・歴史から解き方、集め方、作り方まで』(新紀元社、2003年) 398円@Amazon注文

パズルというもの、無心にやってるとふいに解けたりするが、もう一度解こうとしても案外再現できない。

ちょっと研究してみよう。

 

さらに

 

『新輯内田百けん全集』第24巻、第27巻、第29巻(福武書店) 計2450円@(日本の古本屋経由)平野書店(早稲田)

戦後日記を昭和21年あたりまで読んで、いささか退屈に感じ始めてるが、日記好きの性分ゆえ

全集版をバラで注文してみた。

新輯全集では、 23巻 24巻 25巻 26巻 27巻 28巻 29巻 の7冊が戦後日記編。

のこりの3巻が安くはでていない。

まあ、不揃いでもしかたがないかなと今は思ってる。

 

 

 

11月7日 

本日は、8月になくなられた永瀬昭典氏のお別れの会(新宿京王プラザホテル)に参列します。

 


小谷元子編『数学者が読んでいる本ってどんな本』(東京図書)が読んでいて楽しいので

そこでもリストに挙げられていた

数学書房編集部編『この数学書がおもしろい』(数学書房、2006年)497円@Amazon 注文

※2011年には10名の選者を加えた増補新版がでている。

届くのが楽しみ。

 

他に、

橋爪大三郎・大澤真幸『アメリカ』(河出新書、2018年)110円@よみた屋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月6日 

今回の高市新総理をめぐるリベラル派・フェミニストの騒動は

昨夏の都知事選のときも同じ状況だった。

北原みのりが、選挙の前々日にAERAに寄せた 「百合子」と「蓮舫」と“リベラル”の嘲笑 

北原みのり の本はまだ読んでない。

気が向いたら買ってみようとおもう、寒い朝なのだ。 

 

高市早苗「鉄の笑顔」は永田町での「苦労」か「媚」か 私が「女性叩き」に加担できない理由 北原みのり

 

C,L.リウ 『組合せ数学入門2』(共立全書)0円(>400円)@メルカリ注文

ようやく第2編を入手できた。これは古書価が意外に高価で、メルカリ出品者さんには感謝しかない。

さて、どのような深みにまで進んでゆくのか?

 

目下の関心は、数学書ガイドと、植物と薬のこと。

 


昨日、アート引越センターの体育会系のお兄さん3人がきてくれて

無事トランクルームへの移動と敷地内荷物引越が完了。

8畳タイプ(横235 cm・奥行き 590 cm・高さ 230 cm )に

やや大き目の箱(40cm ×38cm ×35cm )が 132箱入って、まだ余裕たっぷり。

理屈上は、横に4列、高さ5段で、280箱はいる計算になる。

それでも中央に通路ができるので、どの箱も開閉できる(はず)

鹿児島の実家の本を引き揚げて、ここに収めるため、

今回大幅な拡張に踏み切った。(家賃もかかる。今後10年で250万円だ ただし、更新料や手数料は不要。敷金(保証金)のみ積んである)

このぶんだと、息子二人が実家に置いてある書籍や雑貨も、引き続き格納できそうだ。

ただし、車が運転できないので、入出庫には、息子に車で運んでもらうしかないが。

 

 


ハナヤマのパズル LOVE

同形色違いの2ピースがようやく合体できた。

こつはといえば、あせらず無心になるしかない。

うそだと思うだろうが、禅の境地に近いものがある。

 

 

 

 

 

11月5日 

昨日の仕事復帰だが、前日から2回に分けて搬入したPC(デスクトップ)を立ち上げ

状況を整理して1時間ほどで退社。

 

今日は、アートと一緒に、66箱のTR移動。TR敷地内でも同じく66箱を別区画に移動。

合計132箱を8畳タイプの広いTRにお引越し。


朝ドラばけばけを一応毎日予約しているが、観つづけるかどうかは未定。

 

1)青空文庫 妻小泉節子の『思い出の記』

https://www.aozora.gr.jp/cards/000224/files/1119_43347.html

 

2)子息小泉一雄『父小泉八雲』(小山書店、昭和25年)

目下の書籍整理中に読むつもりでマークしていたが

今朝はみつからず。どこにしまいこんだか?

 

3)岩波文庫のラフカディオ・ハーン

『東の国から』上下巻 刊行日 2025/09/12

『骨董』(解説=円城塔)2025/08/08

が、今年新訂本ででていた。

岩波でもいちおう朝ドラ対応する時代なのか。

 

4)小泉八雲全集(作品集) 平井呈一の鏤骨の訳業でも、他訳者の別バージョンでも

新旧いずれも古書価高し。

 

5) Kindle版では、いくつかの Complete Works がでていて

いずれも全作品を網羅して数百円と安価。

 

縷々書いたが、今はハーンにのめり込む予定なし。

いちおう、未所有の『骨董』あたりは買いたい本リストに加えた。

 


 

米オープンAIは対話型AI(人工知能)「ChatGPT」の利用者の推定約0.15%が潜在的な自殺の意図や計画を含む会話をしていると明らかにした。

チャットGPTの利用者は世界で8億人を超え、自殺に言及したのは120万人超に上る計算になる。(日経電子版 11月5日付け)

 

46年ほど前リバイバル上映で新宿の映画館でみた『2001年宇宙の旅』

近年は特に思い出すこともなかったが、宇宙船を制御する人工知能HALが、冷徹な演算で操縦士の抹殺を計るくだり。

映画から半世紀以上経って、これが絵空事じゃない時代になった。

キューブリック(A・クラークかもしれないが)の慧眼にあらためて舌を巻いている。

 


斉藤和季『植物はなぜ薬を作るのか』(文春新書) はアタリだった。

モルヒネ、カフェイン、ポリフェノール、アセチルサリチル酸(バファリンの原料)など

植物由来の薬にまつわるくわしい解説が分かり易い。

山崎幹夫『薬の話』 (中公新書) は目下到着まちだが

 

斉藤和季の準専門書(?)『植物メタボロミクス -ゲノムから解読する植物化学成分 (シリーズ・生命の神秘と不思議) 』(裳華房、2019年)

を、1368円でAmazon注文。

 


小谷元子編『数学者が読んでいる本ってどんな本』(東京図書) もあたりだった。

昨夜は少し興奮しながら読んだ。委細は明日。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月4日 よみた屋通いはじまる

 

今日から仕事再開。

年内は、仕事と実家の整理と、両方こなす。

 

職場への行きと帰りで、よみた屋で。

『ジェイン・エア 嵐が丘』(河出書房新社)110円 たぶんグリーン版の上製本だと思うが

めずらしくしかも美麗なので、買っておいた。

塚本邦雄『百珠百華 葛原妙子の宇宙』(花曜社)110円 函なし ダブリであった。

林繁之『安岡正篤先生動情記』(プレジデント社) 110円 氏の『安岡正篤先生随行録』は30代に読んだ。

馬場あき子『青椿抄』(砂子屋書房)110円 毛筆署名入り

小谷元子編『数学者が読んでいる本ってどんな本』(東京図書)550円 黒川信重・上野健爾・野崎昭弘・深谷賢治・高瀬正仁・円城塔(!)

など錚々たる数学者の選んだ書籍群の紹介。面白そう。

 

 

 

 

 

 

11月4日 ミニ読書日記

今日は仕事再開の日。明日はアートによるトランクルーム大作戦。

あわただしい。

 

内田百けんの戦後日記昭和22年の条、なんだか読み続ける意欲が失せ始めた。

全集23巻、東京焼盡の巻が届いたら再読し、全集の日記巻をつづけて買うかどうか決めよう。

インド洋の海洋奇譚、第2巻少しづつ読んでる。

モルディヴ群島の条、面白し。生きてるうちにインド洋のリゾート地に旅行することがあるだろうか?

たぶんないだろうが、10世紀の船乗りの驚きに新鮮な共感を覚える。

 

今面白く読んでるのは、

斉藤和季『植物はなぜ薬を作るのか』(文春新書)

薬学について、いかにも知らぬことが多いのに気づき

10年ほど前に買いそびれていた

山崎幹夫『薬の話』 (中公新書) 300円(>0円)@メルカリ注文

この著者の『毒の話』は面白く読んで、姉妹本を買いそびれていたのに今朝気づいたので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月3日 今日は古本解禁日

明日から仕事再開。

専用のデスクトップPCを搬入して仕事をする。

そのため今日は、ディスプレイを抱えて職場にもっていった。

(明日はミニ筐体のPC本体とキーボード、マウス、ケーブル類)

また通勤定期(オフピーク定期、3か月)を37,800円で購入。

一か月15.75日乗らないと元はとれない。微妙なところだが、オフの日でもよみた屋・七七舎にはゆくし

三鷹で途中下車という愉しみも増えるので、迷わずに定期を買った。

 

中9日、ひさしぶりのよみた屋。

少年少女世界文学全集 阿部知二訳『ジャングル・ブック 白いきば』(学研、1971年)110円 白い牙は岩波文庫、新潮文庫につづき3冊目。今度は読めそう。

RUDYARD KIPLING"The Jungle Book"(VINTAGE) 110円 上の原書

"The Complete Works Of Lewis Carroll"(Penguin) 110円 ルイス・キャロル全集は二冊目。

 

七七舎に移動して

『立原道造全集3』(山本書店、昭和18年) 100円 幻の山本書店版が全3巻中のこり第2巻のみとなった。

世界文学大系6『古代文学集』(筑摩書房)100円 

ロンゴス ダフニスとクロエー、クセノポン エペソス物語、ルキアノス 短編集、アルキフロン 遊女の手紙、タティオス レウキッペーとクレイトボーン、

ペトロニウス サテュリコン、オウィディウス アルス・アマトリア

 

 

11月3日

一昨日のガムラン音楽の演奏、iPhoneで動画も撮ってみたのですが、演奏や舞踏に目がいって上手く撮れず。

どなたかYouTubeにでもアップしてるかと思いましたが、さすがにそれはなし。

その代わり、ガムラン研究で有名な東京音楽大学付属民族音楽研究所のチャンネルが見つかったので

さっそくチャンネルに登録。

入門編の動画が多数あるようなので、ぼちぼち観ることにします。

 

 

ワールドシリーズ最終戦、二夜連投の山本由伸の活躍で、LAD2年連続の優勝。

重圧に耐える精神力も立派。

別に鋼のように強靭なメンタルでなくてよい、風にそよぐ葦の葉でもよいが

自分の根っこが揺らがなければよい。

 

 

一週間ほど続けている本詰め作業。

昨日までに64箱つめて、ほぼ完了。

うち、8箱ほどは息子の文庫・新書。

空いた息子の本棚を転用させてもらいます。

 

さすがに、もう、狭いマンションに、本が多すぎるなあと反省しきり。

夜更けのポチッは治っていませんが、古本屋通いは減りました。

すこしは積読本を読まねばと殊勝な反省。

目下、ベッドの脇にある、文字通りの枕頭本はこれ。

しかし猛烈に読んでいるわけではなく、

昨夜は、インドの海洋奇譚・内田百けんの戦後日記、植物の薬学入門(これ好著)を少しづつ読んだだけです。

 

今回、泣く泣くトランクルームに送ったのは64箱、すでに現地には66箱あり、

田舎の実家には42箱(ただし年数が経って破棄する函もあり)

いつか書棚が50ほどもある邸宅に住み

これら全てを整然と書棚に並べるのが、

わたしの生涯の夢です。

 

 

11月 2日 ポリリズム(メタリズム)の祝祭

昨日は、18:00からの国立音大芸術祭 野外ステージでの

ガムラン音楽の夕べを夫婦で鑑賞。

 

野外ステージで、音が拡散するのではと心配してましたが

マイクもPAも一切使わないにも関わらず

ガムランの祝祭空間のなかにひたることができました。

 

舞踏のクライマックスにあわせるかのように

リズムが徐々に高揚してゆく、ポリリズム(メタリズム)

昨年買い求めた

東京音楽大学付属民族音楽研究所 (編集),『ガムラン入門  インドネシアのジャワガムランと舞踊(東京音楽大学付属民族音楽研究所講座)』 (スタイルシート、2023年) 

 

リズムと音階の複雑な構造についてもくわしい解説があります。

なんなら、QRコードから実際の演奏動画をみることもできます。

 

一年に一度のガムラン体験。

アジア民俗音楽の豊饒さを再認識しました。

 

 

 

11月 1日

今日は国立音大の学園祭。

18:00から屋外ステージでガムラン音楽の演奏会

華やかな舞踏も観れるかも。

昨年は雨天のせいで屋内の演奏ルームで催されましたが

楽器演奏の細部までつぶさに観れたのはよかった。

暗い屋外での演奏は、ガムラン本来の姿で、

魔術的な祝祭空間を共有できそうですが

半面、多彩な楽器群のポリリズミックな演奏技法がわかりにくいのではと心配です。

 

さて、今年はどんなでしょうか。

(入場無料、一般の入場自由です)

国立音楽大 芸術祭2025

 

 


 

11月。今年も残り二か月。有意義に過ごしたい。

9月に夫婦ふたりの母を送り、己の有限性も深く意識するようになった。

 

昨夜の激しい雨があがり、秋晴れの朝。

陽光を浴びて生の躍動を促す。

iPhone12 ProMax だと、自動で露光を抑えるのか眩しい陽の光は表現できない。

ハナヤマのパズルはずるコレクションもほぼ集めきった。

昨夜はもっとも易しい類のLOVE、ふたつの同形色違いのオブジェを合体させて

ひとつのハート型に昇華させる。

たったそれだけのことが上手くできない。

ほんとパズルは才能ないのを自覚する。

持ち重りのするオブジェを掌のなかで玩ぶのは楽しい。

 

この数夜は、数学を離れ、終戦直後の日記を拾い読みしている。

細川日記から内田百けんの百鬼園戦後日記上巻という脈絡のなさ。

これが意外に愉しい。

そうだ、太平洋戦争中の日記東京焼盡も、中公文庫ではなく大きい活字で読みたいとふと思い

『新輯内田百けん全集』 (第23巻) 東京燒盡,戰後日記(福武書店、1988年)を993円@Amazon注文。

この巻は、中公文庫と、ゆうべ読んでた福武書店版の内容と重なるが、安いので良し。

新輯内田百けん全集の、戦後日記編7巻ほどは古書価もそう高くないので、気が向けば買ってみるかも。

 

よみた屋の澄田さんの二冊目の本も11月にでるようだ。

 

11年前一作目の『古本屋になろう!』(青弓社)がでたときは、お店で開かれた出版記念会にも顔をだした。

今回もよみた屋で新刊を買おうと思う。

澄田喜広『古本屋という仕事 スローリーディング宣言!』(青弓社) 11月28日発売

 

今朝はまた、講談社文芸文庫Kindle版の、499円セールも教えてもらって、

岡田睦の作品集でも買おうかと思ったが、残念ながら該当本はセール対象ではなかった。