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7月31日

『剃刀日記 ― シリーズ 日本語の醍醐味 (2)』が ネット・リアルどこでも見つからず

版元の烏有書林 にメールで在庫を照会した。

返事待ち。


中4日ぶりに吉祥寺・国分寺へ。

樋口雅一 山口昇監修『マンガ聖書物語<旧約篇>』(講談社α文庫)55円

神坂次郎『だまってすわれば 観相師・水野南北一代』(新潮社、昭和63年) 110円

J・R・R・トールキン 山本史郎訳『ホビット ゆきてかえりし物語』(第4版・注釈版)(原書房)110円 以上よみた屋

澁澤龍彦文学館10『迷宮の箱』(筑摩書房、1990年) 100円

笙野頼子『徹底抗戦!文士の森 実録純文学闘争14年史』(河出書房新社、2005年) 100円 以上イム書房+七七舎

 

 

 

 

7月31日

Amazon Music と Spotify と天秤にかけて

迷った末に、Spotify を年契約で申し込んで、1か月ほど。

月々

9800円(年)/12(月)=817円程。

音質はCD並みで、ハイレゾをうたうAmazon やApple には及ばない。

現行サービスをハイレゾにする HiFiバージョンが近々始まるらしいが

料金もそれなりの金額になるようだ。(月々2600円程度)

https://gigazine.net/news/20240724-spotify-ceo-confirms-deluxe-version/

まあ、オーディオ熱も醒めて、夜の読書の時間に聴く程度だから、そこまでの高音質は不要かな。

 

Spotify が他のサービスに比べて良いなと思うのは、PlayListの充実。

視聴者がこさえて公開できるPublic Playlist もなかなか便利だ。

上のHiFiバージョンはさておき、現状は

・無料版 (音声広告あり、音質はMP3並み)

・プレミアム版(月々980円 他プラン) 広告なし、音質はCD並み (無料体験が1〜3か月程度選べる)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月30日

統計数理研究所(立川)からメールで講座の案内をいただき

ちょっと考えた末に申し込むことにした。

2021年の9月30日から4日間ほど受講した講座の応用編(第二部)で

講座内容の重複はない。

Zoom によるオンライン受講で、受講料は19,800円(税込)とのこと。

10月2日・3日の2日間の開催になる。

受講定員は150名で、定員を超えた場合、抽選とのこと。

8月5日に受講料振込の案内が届く。(抽選ありの場合、抽選結果も)

データ・サイエンスはこのところ、とんと興味が薄れていて

たぶんこれが最後のチャンスになるだろう。

 

と、ここで、ふいに、52年前(昭和47年、1972年)の小林麻美の「初恋のメロディー」の一節が口に零れた。

♪これが最後のドライブなのに〜

小林麻美は昭和28年生まれだったのか・・・

当時高1のわたしより3歳上だったわけだ。

この唄も、作曲は筒美京平だという。

いわもとさん、ふるかわさんも溜飲を下げることでしょう。

♪捨てられたのは悲しいけれど〜

と、今時はポリコレ的にかなりまずい歌詞もあるけど、昔はこんなもんだった。

さて、1975年に東京に出てきて、

友人数人と、駒場の自宅をさぐりあててミーハーよろしく喜んだことがあるのを

今思い出したが、そのアイドルが

小林麻美だったか水沢アキだったか、いまははっきりしない。

それにしても、SNSはおろか黒電話すらなかった時代に

どうして駒場にアイドルの自宅があるとわかったのか、

今になっては不思議としかいいようがない。

 

追記:駒場に自宅があったのは、水沢アキだった。

小林麻美の実家は、大田区大森。Wikipedia に拠る。

 

 

 

 

 

7月29日

大相撲が終わった。巴里オリンピックは観ないことにしたので

(マラソンあたりは観るかも)

日々が平穏に戻った。

 

 

野口悠紀雄(1740年生まれ、今年84歳)に

『「超」勉強法』『「超」勉強法 実践編』(1995年、1997年) 以来

久々に注目した。

野口悠紀雄『プア・ジャパン 気がつけば「貧困大国」』(朝日新書、2023年) は

経済学の知見に基づき

日本経済の現在と未来の問題点、その解決策を提案する書。

小著ながら、よくまとまっているし、提言も具体的。

 

以下の二冊を注文。

野口悠紀雄『83歳、いま何より勉強が楽しい』(サンマーク出版、2024年)1020円@メルカリ

野口悠紀雄『生成AI革命 社会は根底から変わる』(日本経済新聞出版、2024年) 1100円@メルカリ

 

 

昨日は、長男とYさんのふたりを迎え、4人で

新大久保の魚べいへ。

さかんに飲んで食べ、優待券で支払った。

二次会は大久保駅近くのドトールで。

夫婦ふたりは、西武新宿駅から新大久保迄歩いたのですが

歌舞伎町の東急歌舞伎町タワーのなかも見学。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月28日

石川桂郎の『剃刀日記』が、「日本語の醍醐味」というシリーズで

烏有書林というところから2011年に再刊されていることを昨晩知った。

「版が変わるごとに手を入れ続けた『剃刀日記』の最終形28作品と、

初期の版のみに収録され姿を消した9作品および後記を拾遺し、一冊にまとめた。」

(版元解説より)

という決定版だ。

昨夜時点で、Amazonでは品切れ表示で、Yahooショッピングなどでも取り寄せモード

になっている。注文かけても入手できない可能性が高い。

ここはひとつ紀伊國屋やジュンク堂とかの店頭在庫を狙うしかない。

今日は長男と会う予定が入ってるので、明日新刊書店をいくつかあたることにしよう。

石川桂郎の第二作(直木賞候補)『妻の温泉』も

講談社文芸文庫に入っていた。これは今年の5月刊行というから、

2か月しか経ってない。

『俳人風狂列伝』も2017年に中公文庫に入っているのを昨晩知った。

(当方は角川書店版を二冊所有)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月27日 今日も本探し

今宵は立川の花火大会。

 

山下武『古書礼讃』で、ふたたび古本モードになり

昨夜の『本の旅 歴史の旅』 にくわえて

品川力『本豪 落第横丁』(育英舎、1984年)470円をAmazon注文。

標題の本豪は、本郷とのかけ言葉で、文豪に対する本豪という洒落もふくまれるらしい。

品川力は、『古書巡礼』につづく二冊目。

 

山下武(1926-2009) 父は落語家の柳家金語楼。

古書をめぐる多くの著書のほかに、『父・柳家金語楼』『嗚呼、懐かしの金語樓』 『大正テレビ寄席の芸人たち』などの著作もある。

今朝、簡単な書誌をこさえて、追加購入の検討中。

 

いっぽう、いわもとさんが読破されたという百年の孤独だが

鼓直の旧訳本が、どうしてもみつからない。

買い直すのもしゃくにさわる。

Evernote 上に、みつからない本リストという不名誉なリストをこさえているが

これに渋々追加した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月26日

猛暑なり

山下武『古書礼讃』(青弓社、1986年) 110円

篠田鐵造 解説=小西四郎『明治百話』(角川選書、昭和50年) 110円 @よみた屋

吉祥寺啓文堂よこの椿屋珈琲でカレーセット引き換え。

炎暑のなか国分寺七七舎まで向かうが、気力体力の消耗いちじるしく、なにも買わず。

 

 

この『古書礼讃』はなかなかに面白い古本コラムが満載で、書中紹介されていた

『本の旅 歴史の旅』(八木書店、1983年) 396円を Amazon 注文。

 

 

 

 

7月25日

たまには失敗することもあるネット注文。

第3巻欠けという訳アリ品で送料込みの1500円で買った寺田寅彦全集。

第3巻はバラで七七舎店頭にあるような気がしていたが、実際にあったのは

1巻と13巻。日本の古本屋でバラで買うと送料込みで700円以上かかる。

届いたのは昭和30年代の初版で、状態も芳しくなく、月報も欠け。

結局思案の末、Amazonで揃いを買い直し。

全17巻1976年ごろの再版で月報揃い、ポイント差引後で1,868円。

今回入手した訳アリ本は、よみた屋かどこかで第3巻を拾うまで寝かせ

欠巻が揃えば、ぼちぼち売却することにしよう。

安物買いの銭失い・・・ケチったのがよくなかった。

 

また、白鯨は昨晩冒頭を読み、やっぱり

三段組350頁もの大長編を読み通す自信なく、

さっさと撤退。

悲しいかな、長編小説を読む時代はとっくに終わったのを痛感。

これからの書籍蒐集でも、小説は対象から外す気になっている。

本多すぎて、床積み本も増えてきたし、

書庫中心のセカンドハウス構想@青梅も頓挫しているし、

いろいろ行き詰った感が濃厚だ。

 

Spotifyを年契約して一か月。

このところは、サイモンとガーファンクルやBeatles などをきいてみたりする。

まあそこに還ろうというつもりはないが

心情的には気分は52年前、昭和47年の夏に

還っている。

 

 

昨夕の結びの一番、大の里vs照ノ富士の一戦。

全勝の横綱相手にさすがに厳しいかと思ってたらあっと驚く快勝。

 

 

 

 

 

 

 

 

7月24日

国分寺のイム+七七舎へ

寺田寅彦全集第3巻を探しに行ったが、バラででていたのは第1巻と第13巻のみであった。

代わりに、

『ヴァレリー全集』新装版 第1巻、第2巻 各100円と

安原顯『現在形の読書』(DHC、1996年)100円を買って帰った。

 

週に3日の休肝日に飲んできた

チョーヤの梅酒 酔わないThe CHOYA 本格梅酒仕込み ノンアルコール 700ml

これが品薄になっているので、

チョーヤ梅酒 機能性 酔わないウメッシュ ノンアルコール [350ml×24本 ]

に切り替えてみた。

果汁20%でクエン酸2700mgという機能性食品が売り物。ポイント差引後一缶実質104円程度とお手頃。

ただ、ちょっと酸っぱい。

 

 

半世紀ほど前に巻の初めで挫折した『白鯨』。

筑摩の世界文学大系本が、書棚から発掘できたので

ちょっと再挑戦してみよう。

岩波文庫と同じく阿部知二訳。

 

 

 

 

 

 

 

 

7月23日

昨晩は雷雨。

近所に雷が落ちたのか、二回ほど瞬間的な停電があって

ネットが一時的に不通になった。

この冬、マンション1階開閉器室のNTTの主装置が工事停電の後

不通になるトラブルがあって、役員として復旧に奔走したことを思い出した。

幸い、自動で復旧してくれたのは良かった。

 

大澤文孝 古川渉一 『エンジニアのためのChatGPT活用入門』(インプレス、2023年12月)1300円@メルカリ

以下、当たり前だがwebに良記事がいろいろある。

生成AIへの指示のだしかた=プロンプト・エンジニアリング

(記述法のガイダンス(英文))

https://platform.openai.com/docs/guides/prompt-engineering

Qiita記事

エンジニアにも知って欲しいChatGPT基本テクニック

 

【生成AI】知らないと後悔する、GPT-4oだけでシステム開発を300%効率化するハック【CodeAGI】

 

若き日の岡潔と中谷宇吉郎や吉田洋一との交遊を知るにつけ、急遽欲しくなった寺田寅彦全集。

昨夜、第3巻欠けの格安セットをみつけ、注文。

『寺田寅彦全集』全17巻中第3巻欠け(岩波書店) 1500円@メルカリ (写真は別サイトから拝借)

第3巻は、七七舎店頭をチェックするか、よみた屋に降りてくるのを気長に待つか、日本の古本屋でバラを拾うかすればいい。

若き日に、古い寺田寅彦全集の翻訳編で、アーレニウスの『史的に見たる宇宙論の変遷』を興味深く読んで以来

そろえるなら全30巻(?)の科学編・翻訳編まで網羅した全集を、という思いが心の隅にあったが

そこまでする必要はないし、第一置く場所もないのに気づき、新書版で買うことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月22日

よみた屋へ。

川端康成『天授の子』(新潮社、昭和50年) 110円

川端康成『竹の声桃の花』(新潮社、昭和48年) 110円

ヴァン・ダイン 井上勇訳『グリーン家殺人事件』(創元推理文庫) 50年ぶりに買い増し。

QBハウス@吉祥寺アトレで散髪してから、国分寺イム書房+七七舎に移動して

『ヴァレリー全集』第6巻(筑摩書房)100円 旧版(1967年)からの買換え

『ヴァレリー全集』第7巻(筑摩書房)100円 旧版(1967年)からの買換え

『ヴァレリー全集』補巻(筑摩書房)100円 補巻も揃いました。

 

紀伊國屋書店でChatGPTの本をあれこれ見ましたが、とりあえず延期。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月22日  フレイルの危険・AI本

Yahoo! にでてた記事、猛暑で高齢者にフレイル(身体活動の衰え)の危険ありと。

まあ、さすがに杖つくほど衰えてないが、(古本評論家のO氏は私と同年齢ながら最近古本屋巡りに杖かかせないとのこと。

たしかにしゃがみこんでから立ち上がる際にダルイときはありますね)

1月末のリタイア後、歩く距離が著しく減っている。

これは、通勤定期やめて街歩きの機会が減ってることもおおいに関係している。

とくにこのところ、朝方から猛暑・猛暑で家に閉じこもる日も多いことが

運動不足に拍車をかけている。

今朝、通勤定期復活をまじめに検討している。

 

ChatGPT翻訳術をざっと読み終え、また、昨日PythonからC++への移植に舌を巻いたりしたので

下図のようなChatGPT本をまたぞろ検討している。

まあ、雨後の筍本が多そうなので、書店店頭で手に取って決めようと思う。

野口悠紀雄教授の超勉強法はその昔愛読した本だが、今般ChatGPT「超」勉強法まで出ちゃてる。

 

で、野口悠紀雄の近刊をチェックしているうちに

野口悠紀雄『プア・ジャパン 気がつけば「貧困大国」』(朝日新書、2023年) 334円@メルカリ

 

 

 

 

 

7月21日 ChatGPTは使える!

競技プログラミングの問題で、自分でこさえたPythonプログラムを

C++ に移植したい。

作成したPython プログラムと

標準入力で受け取る値のみを ChatGPTに与えてみたところ

瞬時に C++ に移植してくれた。

しかも、プログラムの簡単な仕様までつけて。

このC++プログラムを競技プログラミングのサーバーに投げたところ

ちゃんと動作したのは素晴らしかった。

生成AIが役に立ったなと心からおもえたのはこれが初めてかも。

(このログ↓)

https://chatgpt.com/share/ecf07105-326e-4da9-b49e-1a912461cd9c

※競技プログラミングの公式参加中に生成AIを使用するのは御法度です。

当方は練習用、勉強用に使用しています。

AtCoder生成AI対策ルール - 20240607版

 

 

 

 

 

 

 

7月21日

セミの鳴き声が聴こえ始めた。

夏休みも間近。

こちらは、永遠の夏休みモードだ。

凋落にむけて静かに進む永遠の夏休み。

高校生のころ、美しい夏は短かったが

未来は永遠とおもえるほど輝いていた。

今は逆。

当時のことをよく思い出すはずだ。

 

土光敏夫『私の履歴書』読了。

石川島播磨重工業を超一流の会社にまで育て、東芝の危機を救い

最晩年は行政改革に粉骨砕身した。

学ぶべき生き方である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月20日

中2日で、吉祥寺&国分寺へ。

朝から猛烈に暑い。

たいした本買えず。

暑さで覇気も失せた。

村上陽一郎『科学史の逆遠近法』(中央公論社、昭和57年) 110円 占星術、錬金術、神秘主義などの再評価。

ほぼ日5年日記(2022-2026) 110円 新品同様、ただし2年半が経過した日記帳 函入り 以上よみた屋

内田樹『映画の構造分析 ハリウッド映画で学べる現代思想』(晶文社、2003年) 100円 以前買い逃した本

安原顯編『私の好きな海外ミステリー・ベスト5』(メタローグ) 100円 以上イム書房+七七舎

類書はゴマンとあるが、何しろ安原顯が声かけた錚々たる文化人のベスト5なので。脳がだるくても読めそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月20日

イオン鹿児島鴨池店の閉店は、他人事でなくけっこうショックだった。

この数年間、郷里の母へ食品を届けるのに愛用してきたので。

2024年8月31日(土)にイオン鹿児島鴨池店が閉店します。49年間の歴史が終わります。

現在、イオン鹿児島鴨池店がある場所は、1916(大正5)年9月、東京上野・京都・大阪天王寺に次いで4番目となる鴨池動物園がありました。

1972年10月に動物園は平川の地に移転し、1975年7月に「ダイエー鹿児島店」として開店し、

2015年9月からは「イオン鹿児島鴨池店」となり営業しています。(上記記事より引用)

平川動物園には長男を連れて母と一緒にでかけたことがある。(1995年ごろ)

ただ、鴨池動物園にも、長男を連れて行った記憶があり、記憶が輻輳している。

鴨池動物園はいつまで営業してたのだろう? 

ま、調べればわかるのだが・・・・。

それで、その、鴨池店の後継は、イオンモール鹿児島(鹿児島県鹿児島市東開町)とのことです。

東開町ってどこ?と調べたら、母校の目と鼻の先、歩いてすぐの海側の開拓地でした。

半世紀以上経つわけだよねえ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月20日

Delphi Complete Works of Algernon Blackwood (Illustrated) Kindle Edition 2.12$@Amazon USA

ただいま、1$=157.5円くらいだが、カード決済の場合、為替レートはどういうふうに決まるんだろう?

ま、ともかく 全作品が入って 320円くらいだから、悩むほどの事もない。

この、Kindleでとりあえず原書全集を買っちゃうというスタイルが、妙に今の気分にあう。

 

 

 

 

7月19日

夕方のニュース。世界中(日本国内も)の空港でシステム障害が発生し、フライトの大幅な遅延や欠航が相次いだと。

すわ、国際的なサイバーテロかとも危惧したのですが、原因は、セキュリティソフトのアップデート時のバグのようです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fee95b2149426e82c0bb681a74365979cf682ed9

今回のトラブルを受けてCrowdStrikeの株価はプレ取引で約14%下落しており、業績への影響も懸念されているとのことです

下図は、CRWD の使用約款中の免責事項との事だが・・・

 

 

 

 

 

レリティエギュイヨクレームカシス15°700ml [ リキュール ] 1504円@Amazon

カシス酒飲むのは15年ぶり位。

前回は甘すぎて飲み切れず捨ててしまったような。

もったいないことをしたものです。

今回の銘柄も甘口ではありますが、なにしろアルコール度数15%なので、

夏の宵に炭酸で割れば、すいすい飲めそうです。

 

 

 

 

 

 

 

7月19日

紀田順一郎(監修)荒俣宏(編)『平井呈一 生涯とその作品』(松籟社、2021年) 471頁 1803円@Amazon 注文

やっと買うことにしました。

平井呈一関連では、あとは『迷いの谷: 平井呈一怪談翻訳集成』 (創元推理文庫) と、

『幻想と怪奇3 平井呈一と西洋怪談の愉しみ』を残すのみで、この二冊を買ったら、いったん蒐集は終りです。

小泉八雲の妻を主人公とする朝ドラが来秋に予定されておりますので

来年は、小泉八雲がブームになるでしょう。すると平井呈一にも光があたるでしょう。

 

 

 

 

 

7月18日

新刊書店にあまり足を運ばないせいか、

蓮實重彦の新刊『ショットとは何か? 実践編』を見落としていた。(今年3月発売)

さらにシリーズ3作目『ショットとは何か? 歴史編』が8月22日に発売されることもわかった。

つまり最近の映画批評はこのシリーズに収められるようだ。

第一作もふくめて3冊、この夏じゅうには買わなくては。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月17日

中二日で吉祥寺・国分寺へ。

菅野昭正編『九鬼周造随筆集』(岩波文庫)55円

山崎今朝弥、森長英三郎編『地震・憲兵・火事・巡査』(岩波文庫)55円

マーク・トウェイン 西田実訳『ハックルベリー・フィンの冒険』上・下巻(岩波文庫)55円×2

六嶋由岐子『ロンドン骨董街の人びと』(新潮文庫)55円 いい本見つけた。カラー口絵・写真多数

レシーノス原訳校注 林屋永吉訳『ポポル・ヴフ』(中公公論社、昭和47年) 110円 以上よみた屋

昔、中公文庫で買いそびれていた本の元版をみつけたので。大型本 カラー挿画多数

 

共同経営のご店主ふたりが忙しく働くイム書房+七七舎にも寄ったが

今日も覇気が失せなにもかわず。

でもここは良書多し。

 

 

 

 

 

 

 

7月17日

山田優『ChatGPT翻訳術 新AI時代の超英語スキルブック 』(アルク、2023年) を読んでいる。

あまり意味のない2色刷り、大事なところは明朝でなくゴシックフォントになっていて、その同じ個所を

さらに意味のないマーカーが引いてあるという、なんとも押しつけがましい本文組にあきれるが、まあ読んでる。

ChatGPTなどの生成AI に翻訳を頼む時は、こまごまとした指示(注文)や翻訳の目的や狙い、英文の難易度

などを与えたほうがいいとのこと。

 

で、わたしも今朝遊んでみた。

 

私 ソネット(sonet) 14行詩 のサンプルを作ってください。
ChatGPT
もちろんです。以下は、伝統的なソネット形式(シェイクスピア風)に基づいた14行詩のサンプルです。

ソネット:夏の思い出
夏の陽射しに満ちた日々よ、
青い空に映る我が夢、
波音が運ぶ時の流れ、
心に刻む無垢な景色。

花咲く野原に微笑む君、
柔らかな風に揺れる髪、
共に過ごした瞬間の数、
その全てが宝となりぬ。

秋の風が訪れる前に、
我が心に残るこの歌、
永遠に響くことを願い、
季節の巡りと共に生きる。

夏の終わりも悲しむことなかれ、
君との思い出は永遠なり。

このソネットは、夏の美しい思い出をテーマにしています。シェイクスピア風の形式(ABABCDCDEFEFGG)で書かれています。

私 すばらしい!その速さが素敵というかなんというか。英語でサンプルを作ってもらえますか?
ChatGPT
もちろんです。以下は、英語で書いたシェイクスピア風のソネットです。

Sonnet: Memories of Summer
In days where summer's light is all aglow,
The azure skies reflect my hopeful dreams,
The waves’ soft whispers in their gentle flow,
Imprint upon my heart these purest scenes.

In fields where flowers bloom, your smile so bright,
Your hair, it dances in the tender breeze,
The moments shared beneath the golden light,
Are treasures that my soul will ever seize.

Before the autumn winds begin to call,
I hold this song within my heart so dear,
May it forever in my memory fall,
And with the seasons' turn, remain sincere.

Though summer's end may bring a touch of sorrow,
With you, these memories I'll always borrow.

このソネットも、夏の美しい思い出をテーマにしています。同じくシェイクスピア風の形式(ABABCDCDEFEFGG)で書かれています。

 

この詩は、厖大なネット空間からのなんらかの借用なのだろうか?








 

 

 

7月16日

鈴木涼美が、都知事選の後朝日新聞に寄稿した文が、

リベラル層から総スカンをくっているらしいが、朝日新聞を購読してないので

読めない。

https://www.asahi.com/articles/ASS791W6SS79UCVL008M.html

そりゃ近所の図書館にでも足を運べばいいのだが。

 

北原みのりが、これは選挙の前々日にAERAに寄せた文も

あれこれ批判されてるようだ。これは読める。

都知事選のカギは「女性票」だと思う 「百合子」と「蓮舫」と“リベラル”の嘲笑 北原みのり

 

三浦瑠麗「教科書にのるレベルの女性蔑視」蓮舫氏陣営の応援演説に私見「人権派の堕落」

これも当然のことながら、受け止め方は様々ななようだ。

 

鈴木涼美、北原みのり、三浦瑠麗 と

書いた本をあれこれチェックしている。

ポチッと買ってもいいのだが

このところあまりに積読本が多いので、ちょっとガマンしている。

近代から現代にかけての日本のフェミニズムを一通り把握したいとは思っているのだが。

 

もうひとりの時の人 石丸伸二

読売テレビ製作だが、何故か日テレで放送されないという

そこまで言って委員会NP  石丸伸二氏緊急参戦!この国は何かがおかしい!? (7/13土曜日午後放映)

これは、放送終了後すぐにTVer にアップされたので観ることができた。

黒木千晶●野村明大●竹田恒泰●石川和男●田嶋陽子●丸田佳奈●宮家邦彦●大野裕之●泉房穂●舛添要一●石丸伸二●

の徹底討論会。

けっこう面白く観れた。

一発屋で終わるのか、なにかしでかすのか?

目が離せないのは事実のようだ。

 

 

 

 

7月15日

今日は祝日だから、株式市場は休みか。(NY市場は平常通り)

先週注文した本を受け取るくらいか。

年契約の仕事を昨年1月に終え、昨秋から1月まで臨時に働いたのみなので

収入は減り、

市民税も国民健康保険税も極端に減った。

こんなに少なくていいのかしらと思わなくもない。

現役世代が知ったら怒り出すかもしれない。

収入は減ったが

ストックを切り崩す、という実感はない。

あまり金を使わない生活なので、

私の年金だけでも、夫婦の基礎生活は賄えるくらいかもしれない。

(精密に検証してないが)

 

荒野の呼び声(訳者によっては、「野性の呼び声」。映画の邦題も)読了。

摩訶不思議な小説で、

技法的な先駆性はないものの、作家の力量そのものでぐいぐい読ませる。

ジャック・ロンドン。ここからどの作品に向かうか、思案中。

積読本もそうとう増えているので、しばらく買い増しは控えるかもしれない。

Kindle で電子書籍版全集も手に入れたので、なんとなく安心でうれしい気分だ。

 

森孝晴『ジャック・ロンドンと鹿児島: その相互の影響関係』(高城書房出版、2014年) 500円@メルカリ

(→出品者都合でキャンセル。)

ただ、うえの本は、昨晩ポチリと注文。

出品者は鹿児島の学生さんらしい。

なんでも、ジャック・ロンドンは明治の初め頃、鹿児島の元侍から強烈な影響を受けたらしい。

そして、日本の動物文学の草分け椋鳩十に、<文学史的>でない直接の影響を与えたそうなのだが

詳しいことは読んでみないとわからない。

正直に言うと、動物文学という領域は、際物めいた先入観を抱いていたので

椋鳩十は未読。今年になってようやくートン動物記や「荒野の呼び声」を読んだような次第だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月14日

中1日で、よみた屋・イム七七舎へ。

J・L・ボルヘス 旦敬介訳『無限の言語 初期評論集』(国書刊行会、2001年) 1100円

J・L・ボルヘス 柴田元幸訳『ボルヘスの北アメリカ文学談義』(国書刊行会、2001年) 1320円

この二冊を買うため。

ハンナ・アレント 志水速雄訳『人間の条件』(中央公論社、昭和51年) 110円

日本再建イニシアティブ(船橋洋一ほか)『民主党政権 失敗の検証』(中公新書、2013年)110円 サイン入り

雨模様の日曜、紙袋に買ったばかりの上の書籍をつめて、国分寺イム書房+七七舎にむかったが、

なんとなく覇気が失せ、なにも買わず。

蓮實重彦や安藤礼二の本に惹かれたりしたが・・・

 

『荒野の呼び声』、期待以上の傑作。一匹の犬を主人公とした貴種流離譚。

主人公を擬人的に描くものの、安直なヒューマニズムなぞ微塵もない。

ハリソン・フォードの映画も観てみるつもり。

 

 

 

 

 

 

 

7月13日 失われた時を求めて

失われた時を求めて 井上究一郎個人全訳が揃った。

プルースト全集(筑摩書房)全17巻のうちの最初の10巻。

いっそ残りの7巻+補巻も揃えんかい?という意見もあるが、とりあえずここまでにしておく予定。

井上究一郎の個人全訳が刊行され始めたのは、1975年ごろのことで

筑摩の世界文学大系本でであった。

私も、1975年6月にその大冊を買い求めて、読み始めている。

読み始めたが、スワン家のほうへの1/3あたりで休止し、以来半世紀が経過している。

ガルニエ・フラマリオンのペーパーバックは、全8巻中5巻まで集まったが、Sodome et Gomorrhe 、La Prisonniere 、Albertine disparue

の三冊はまだ手に入れてない。

電子書籍では、十年ほど前、Apple Book 版で全集を購入したので、万一奇跡的に原書で読むとすれば、この電子書籍においてだろう。

(因みに2013年の価格は 150円だった。)

また、鈴木道彦訳(集英社版)は、全13巻中最初の5巻までは、息子が中心に集めたようだが、そこで止まっている。

 

さて、集めるのにさえ、人生の大半を費やしてしまったが、

果たして読むのであろうか?

邦訳か、電子書籍で原書を読むのか、いずれにせよ、70までの残り2年あまりの間に

気が向いたら読み始めようと思っている。

 

 

 

 

 

 

 

7月13日

ゆうべ、夜更けに、Amazon USAにログインして

Delphi Complete Works of Jack London (Illustrated) Kindle Edition 1.86$ @Amazon USA

Jack London の邦訳選集は高価でなかなか手が出ない。

Kindle でとりあえず揃えてしまうのは、邪道かもしれないが、やむを得ないのだ。

少しでも読めれば、元は取れる。(もし読めればの話だが)

※日本のAmazon でももちろん買えるが、Kindle の英語コンテンツは成行上USAのアカウントに寄せている。

昨夜、荒野の呼び声を半分ほど読んで、その旨さに舌を巻いたジャック・ロンドン。

ハリソン・フォード主演の最近の映画も観てみようとおもう。(いわもとさんお薦め)

 

最近の都知事選にまつわる言説で、東浩紀に戻ってきて、

動画ゲンロンサイト シラス の無料会員登録だけすませてみた。

無料でも、各動画のさわりだけは観れる。

全コンテンツの閲覧には

月額7700円が必要みたいだが、さすがにそんな大金を払う気力はないです。

 

 

 

 

 

 

 

7月12日

雨の中、中2日で吉祥寺・国分寺へ。

よみた屋では、日本古典文学大系『近世思想家文集』は売れていた。

ボルヘス・コレクションの二冊(国書刊行会)を、買いたい本のリストに加えた。優先度高。

買ったのは、

ジャック・ロンドン 岩田欣三訳『荒野の呼び声』(岩波文庫) 55円 半世紀買いそびれていた。うれしい一冊

ワアグナア 高木卓訳『さすらいのオランダ人 タンホイザア』(岩波文庫)55円

エピクテートス 鹿野治助訳『人生談議』上・下(岩波文庫)55円×2

『季刊・思潮 1970年冬号』(思潮社)テーマ=ヌーヴェル・クリティックの暗流 110円

 アルベール・ベガン、G・プーレ、バシュラール、リシャール、ブランショ 他の総特集

国分寺に移動して、共同運営の二店主が開店準備しているさなかに

手塚富雄『ヘルダーリン』上・下巻(中央公論社、昭和60年) 300円×2

上下巻で千頁を超える評伝!

目下、この二店で、

ボルヘス・コレクションの数巻、ヴァレリー全集補巻あたりが懸案になってます。

 

東浩紀『訂正する力』(朝日新書) 624円@Amazon 注文

今回の都知事選をめぐる様々な言説のなかで、東浩紀の立ち位置は納得できるので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月12日

夜、寝床で本を読んでると、気になる本をあれこれネット(Amazon、日本の古本屋、メルカリ)

で調べるのが楽しい。

昨夜も、東浩紀『訂正する力』(朝日新書)、寺田寅彦全集(新書版)揃いなどを

あやうくポチッとするところだったが、さすがにガマンし、

近代文学館〈〔116〕〉『蓼喰ふ虫 名著複刻全集』 (1969年) 日本近代文学館  1232円@日本の古本屋経由八王子ノースブックセンター

のみを注文。

これ、以前バサラブックス(吉祥寺)で買い逃した本。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月10日

中4日で吉祥寺、中2日で国分寺。

吉村昭『桜田門外ノ変』(新潮社)110円

柴田南雄『西洋音楽史 印象派以後』(音楽之友社、2000年) 110円 20世紀音楽史

エド・レシス 小平邦彦序文。大貫昌子訳『アインシュタインの部屋 上巻』(工作舎、1990年) 110円 以上よみた屋

『植草甚一読本』(晶文社、1975年) 100円@イム書房+七七舎 書込み有 ム書房+七七舎

エド・レシス 小平邦彦序文。大貫昌子訳『アインシュタインの部屋 下巻』(工作舎、1990年) 302円 @Amazon注文

 

保留中の本

ヴァレリー全集補巻、手塚富雄『ヘルダーリン』上・下 @イム書房+七七舎

日本古典文学大系『近世思想家文集』 @よみた屋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月9日

人品骨柄にはおおいに疑問符が付くものの、ともかく

「得票数は中央区で蓮舫氏の1.9倍、千代田区は1.7倍、港区で1.6倍」と、都心部で票を集めたのは

YouTube TikTok X などのSNS戦略の成功によるもの。

若い無党派層をがっちりつかんだ手腕だけは認めよう・・・

と、いったことを、昨日、新座のいわもとさん宅で

ふるかわさんと3人で、侃々諤々(いい意味)しゃべりまくった。

コジマでノートPC購入してセッティング。(悪戦苦闘)

例によって、映画・文学談議に花咲く。

百年の孤独新潮文庫版。世界の長編小説の読破率。

怒りの葡萄、白鯨、荒野の呼び声 ともに私は未読のままだが

これの映画3作はなかなかに原作を尊重して良い出来だとのこと。

怒りの葡萄のDVDをお借りしました。

ゴーヤチャンプル、茄子の煮びたし、ビールのスプリングバレー

美味でございました。

 


 

山田優『ChatGPT翻訳術 新AI時代の超英語スキルブック 』(アルク、2023年) 1709円@メルカリ注文

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月7日

朝がた、投票にでかけたら、投票所がやたら混んでた。

前言訂正、投票率はあがるかも。

 

投票を終えて、国分寺へ。

『ヴァレリー全集 9 哲学論考』(筑摩書房)300円 @イム書房+七七舎

『ヴァレリー全集 12 現代世界の考察』(筑摩書房)300円

1976年に第1巻(詩)を購入してはじまったヴァレリー全集蒐集も、補巻をのぞく12巻が

今回全部そろった。

これも又、丸48年かかったのだ。

このところ、半世紀かけての成果があがったり、半世紀ぶりの再会があったりと

時計の針(短針ね)がぐるりと一回りした感がある。

仕事人生もほぼ終え、欲望のあまりなかった少年時代に戻るかの如しだ。

 

柳美里『南相馬メドレー』(第三文明社) サイン・落款入り 100円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月7日

都知事選、七夕決戦。鹿児島の知事選も今日だ。

今回は、場外乱闘のような混乱が続いている。さて

近年にない盛り上がり?で、投票率はアップするのか、案外伸び悩むのか。

意外と後者だったりするかもしれない。

 

島津翔『生成AI真の勝者』(日経BP社、2024年) 読了。さすがに日経BP。

こうも日進月歩だと

記事の陳腐化もはやいものだが、今年6月時点の業界様相をビビッドにまとめて良。

 

次の一手はというと、

日経クロステック (編集)『ChatGPT産業革命』 (日経BPムック) 2023年8月 635円@Amazon

1年ほど経ってるのが残念だが、まあ安いので。

 

谷口恵子『AI英語革命 -ChatGPTで英語学習を10倍効率化』(リチェンジ、 2023年8月) 1500円@楽天ラクマ

英語教育における生成AIの活用術。

 

他にも、

『ChatGPT翻訳術』 『週刊東洋経済 2024年1/20特大号(タイパ時代のAI英語術)』 『AI時代の英会話勉強法』(Kindle)あたりをマーク中。

 

 

 

 

 

 

 

 

7月6日

『プルースト全集』第1巻 (筑摩書房) 749円@Amazon

『プルースト全集』第9巻 (筑摩書房) 990円+送料@日本の古本屋

『プルースト全集』第8巻 (筑摩書房) 857円@Amazon

『プルースト全集』第10巻 (筑摩書房) 1257円@Amazon

これで無事、全17巻中、失なわれた時の全10巻が揃った。

今調べたら

井上究一郎訳の第一巻を筑摩の世界文学大系本で買って読んだのは

1975年の6月だった。これまた約半世紀かけてようやく揃ったのだった。

さて、読むかどうか・・・・人生はこれからだ。

 

 

この週末、他に蒐めたいのは、ヴァレリー全集残り巻@イム七七舎

高瀬正仁の著作リスト は、大幅な増補が完了した。近年著作が多いのは喜ばしい。

畢生の仕事岡潔伝も読み始めたが、なかなか面白く読めてる。

 

 

7月5日

中3日で、吉祥寺・国分寺へ。

『季刊kotoba 南方熊楠「知の巨人」の全貌』(集英社、2015年春号)550円

そうか、この特集 飯倉照平監修『南方熊楠英文論考』2巻の刊行記念なんだな。

三木卓『K』(講談社) 110円

R・P・ファインマン 大貫昌子訳『ご冗談でしょう、ファインマンさん 1』(岩波書店)110円 

 岩波現代文庫版からの買い増し。これで、1&2巻がこの版で揃った。

R・P・ファインマン 大貫昌子訳『困ります、ファインマンさん』(岩波書店)110円

 

国分寺へ移動。

イム書房では、七七舎北村ご店主と若きイム書房ご店主が一緒に忙しく働いておられた。

Xで告知の通り、仕入れや販売・運営をイム書房・七七舎共同でおこなうとのこと。

繁昌してほしい。

ここで、店頭にプルースト全集不揃いをみつけ、まよわず購入。

『プルースト全集』2・3・4・5・6・7巻 各100円×6(筑摩書房) 

井上究一郎個人全訳の失われた時全集中の全10巻のうち、1・8・9・10巻欠け。これくらいなら欠巻を揃えられると踏んで購入。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月5日

■岩波文庫 摘録でない断腸亭日乗(全9巻)刊行開始。第1巻は1,265円。

新字旧かな。ルビなし。(小生時々読めぬ漢字あり)

詳細な注解(多田蔵人・中島国彦)がつくのは良い。第1巻で54頁ほど。

底本は、荷風全集。

完結までに数年かかるもよう。

 

■百年の孤独

新潮社

読み解き支援キット 池澤夏樹 監修 は良企画。

鼓直の初訳は1972年刊。改訳は1999年で、今回の新潮文庫版もこれに準拠か?

わたしは、1977年に初訳で読んで 1/3程度で休止したまま四十七年。

長い小説は苦手なり。

 

■怒りの葡萄

岡崎武志さんが読まれたとの事(ブログ

岡崎さんは新潮文庫の旧版大久保康雄訳で読まれたそう。

2015年には、グレイマンシリーズで有名な伏見威蕃の訳で

新潮文庫の新版がでているそうだ。

以下、wikipedia から引用。

 

大久保康雄訳 新潮文庫(上中下)

石一郎訳  角川文庫(上中下)

大橋健三郎訳 岩波文庫(上中下)

野崎孝訳  世界文学全集66 集英社

谷口陸男訳 講談社文庫(上下)

黒原敏行訳 ハヤカワepi文庫(上下)

伏見威蕃訳 新潮文庫(上下)

 

錚々たる訳者陣だ。

私の持ってるのは、たぶん野崎孝訳 集英社 版。

これも読む機を逸しているが、いまからでも読んではみたい。

 

 

大阪厚生書店@日本の古本屋

飯倉照平監修『南方熊楠英文論考 [ノーツ アンド クエリーズ]誌篇 』(集英社、2014年) 11,200円 注文。

Amazonのトラブルでとんだ時間をくった。

日本の古本屋で買い直し。

 

 

 

 

 

 

 

7月4日

これは驚き。

子どもの帽子につけたとんぼのおもちゃ。

これは最強の虫よけグッズ。

どんな蚊も虫も、怖れをなして近づかないとか。

「おにやんま君R」公式ページ

 

 

 

 

 

7月4日  岡潔へ

高瀬正仁『評伝 岡潔 星の章』(海鳴社、2003年)471円@Amazon

高瀬正仁『評伝 岡潔 花の章』(海鳴社、2003年)947円@Amazon

なんとなく遠ざけてきた岡潔に、高瀬正仁の導きで入門することにした。

同氏の岩波新書版でとりあえず入門を、とも考えたが

以前よみた屋で買いそびれた大冊評伝二巻を、ちくま学芸文庫版でなく

海鳴社の元版で注文した。

岡潔・・・・今の私にあうだろうか?

 

高瀬正仁 著作・翻訳目録を作成しました。(後記・モレ多し。作業中)

 

せっかく意を決して注文した

飯倉照平監修『南方熊楠英文論考 [ノーツ アンド クエリーズ]誌篇 』(集英社、2014年) 11,502円@Amazon

だが、Amazonから商品にトラブルがあり、返金しますとの連絡が入った。

やれやれ、返金→他商品を再注文 となります。

 

2000年7月2日に、当時の練馬の自宅のちかくのPCDepotで買った

Diablo2 。

なんと、昨日、ようやくラスボス(Diablo)を斃すことができた。

なんとまあ、クリアまでに24年もかかったことになる。

Windows98版だったとおもうが、これが今のWindows11でも動くというのもすばらしい。

昨年Diablo4 がでたというのに、二世代前のソフトで遊んでる、のんきな父さんでした。

ラスボス斃すと、ハンドルネームに SIR の称号がつく!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月3日

高瀬正仁『人物で語る数学入門』 (岩波新書、2015年) 321円@Amazon 注文

同氏の『数学史のすすめ』を読み進めている。

難しいし、波長をあわせるのも大変だが、読み応えがある。

関連書を注文してみました。

 

 

 

 

 

7月2日

飯倉照平監修『南方熊楠英文論考 [ノーツ アンド クエリーズ]誌篇 』(集英社、2014年) 11,502円@Amazon

長らく買い逃していたが、買うことにした。これは読みます。

 

 

 

 

 

7月2日  タッチ決済

街中での少額決済は、もっぱらPayPay とPasmo/Suica で、QR系としては

d払いやメルペイなどもいちおうセットしてるが、使ったことがない。

Pasmo/Suica も、今時は入手の難しいリアルカードで、モバイル版もこれまたあまり使ってない。

別に普段はこれで不自由しないが、

鹿児島に帰ったときに、Pasmo/Suica が使えないのはちと不便である。

今回弟に教えてもらったのは、クレカのタッチ決済。

首都圏でも、交通系からクレカのタッチ決済に移行する動きがあることは日経でも読んで知ってはいたが

自分では使わないので、まさか

自分のコレカでも、すでに使えるようになってるとは知らなかった。

Amazon、メメルカリ、PayPay と3枚のカードに、電波マークがついていて

これがタッチ決済のアイコンなのだそうだ。

(つまり、亀の甲羅のような金色部品が、タッチ決済の部品なのか)

こんど、調べて使ってみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月1日

雨は降らぬとうっかり勘違いして、本降りの吉祥寺に降り立ち、

ファミマには折畳傘のないのを確認し、ヤマダ電機で

550円(税別)のコンパクトな折畳傘を購入。

よみた屋で

日本古典文学大系 60 61 後藤丹治校注『椿説弓張月』 上 ・下巻(岩波書店) 110円×2

これで第一期66巻中、持ってないのは、『風来山人集』のみとなった。

武田百合子『日々雑記』(中央公論社、1993年) 文庫版からの買い増し。

倉橋由美子、高橋和巳、筒井康隆、吉村昭(文庫、単行本)いろいろあったが

すべて見送り。

国分寺イム書房に移動して

中上健次『熊野集』(講談社) 100円

イタロ・カルヴィーノ 米川良夫訳『木のぼり男爵』(白水社、1995年) 100円

を買って、帰宅。

 

 

 

 

 

 

 

7月1日 今日の日はさようなら またあう日まで

今年もはんぶんが過ぎた。70まであと2年3か月弱。

大切に生きたい。

 

鹿児島に、いまたいへん繁忙な弟(数日前総会が終わって一息付けた)

といっしょに帰省し、

施設の母に面会。

土産や日用品あれこれ、実家にあった写真たてなどを渡す。

そこからタクシーで母の妹・私の従妹宅を訪問し、半世紀ぶりに再会。

従妹とは、同じ小学校の同じ学年だったから、小学生時代は親しくしたが

中・高時代は数回あった程度か。

50年を経て、ようやくお互い落ち着いて、会うことができたのだった。

 

同じ日に、県立図書館にまで足をのばし

一時間ほど郷里の新聞の電子縮刷版を閲覧して

昭和53年5月19日の記事を発見できた。

(前回の帰省では年に数回の休館日であいにく閉まっていた)

ながらく気になっていた46年前のあるおめでたいできごとを

ようやく知ることができた。