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3月31日

黒川信重・小山信也・馬場郁 ・高田加代子『オイラー《ゼータ関数論文集》 』 着。

期待通りの一冊。

weikipediaをベースにEvernote上に黒川信重の著作リストをこさえました。

今後も、黒川信重、オイラー、ラマヌジャン関連を注視してゆきます。

 

昨日のよみた屋。

ル=グウィン 清水真砂子訳『帰還 ゲド戦記最後の書』(岩波書店、1993年) 110円 これで全6巻中4巻まで揃いました。のこり、外伝の2巻。

ところが、3巻までがみつかりません。どこにいったのやら。

蔵本由紀『非線形科学』(集英社新書、2007年) 110円 著者はカオス・フラクタルなどの日本の第一人者とのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月29日

夕方、いわもとさん・ふるかわさんと3人で、同期会。

土地勘のない八丁堀駅にゆくのに、JR中央線で東京駅下車、広大な東京駅の構内を京葉線のホームまで歩きましたが、これが遠いの遠いの。東京駅から八丁堀駅までたった2分ほど乗るのに、ひたすら歩き、電車を待たされました。

3年前の舞台、山海料理 RAKUMI にて、ビールと旬の刺身盛り合わせで乾杯。高温で揚げたアジなど、魚貝料理が新鮮かつ美味でした。

今回は映画に関する話題が多かったです。3人ともAmazonのユーザなので、お薦めの映画があれば、手元で検索して即座にお気に入りに追加できます。

フランク・キャプラの戦後まもない映画、素晴らしき哉、人生、とか、スミス・都へゆく、とか、ウディ・アレンのブルー・ジャスミンとかが、マイアイテムに加わりました。

二次会は、東銀座まで歩いて、西安料理の店刀削麺園へ。お店の定番マーラー刀削麺や餃子などを3人で分けて戴きましたが、けっこうボリュームがありましたね。

再会を約して、東銀座駅で解散。

 

3月29日

昨日のよみた屋。

『聖書 新共同訳』(日本聖書教会、1994年版) 55円

『讃美歌 讃美歌第二編 ともにうたおう』(日本基督教団出版局、1994年)55円 妻に進呈。

『ラルース やさしい仏仏辞典 NIveau2』(駿河台出版社、昭和57年) 110円

柳川範之『東大教授が教える独学勉強法』(草思社、2014年) 110円

 

今しがた、Amazonをあれこれ検索していて

黒川信重・小山信也・馬場郁 ・高田加代子『オイラー《ゼータ関数論文集》 』(日本評論社、 2018年) 1974円 を衝動的に注文。

すばらしいことに、今夕届く。

 

 

濱口竜介監督 主演:西島秀俊、三浦透子、霧島れいか、岡田将生、パク・ユリム の、『ドライブ・マイ・カー』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月28日

 

近所の八重桜。ぼってりした愛らしさ。

日曜のよみた屋では特に買わず。

国分寺の紀伊國屋書店では、千葉雅也の新刊を探すが売り切れ。篠田謙一の新書と一緒に買う計画は頓挫。

七七舎では、リベラリズム関連の、

吉田徹『アフター・リベラル 怒りと憎悪の政治』

倉持鱗太郎『リベラルの敵はリベラルにあり』

鈴木謙介『サブカル・ニッポンの新自由主義 既得権批判が若者を追い込む』

あたりを手に取るが、決め手に欠けて、買わず。

ちくま新書の『世界哲学史』全8巻 も、西洋に限らず、東洋・イスラムまで包括し、かつ数学や科学哲学まで視野を広げて、魅力ある企画だと思ったが、買わず。

メアリー・ダグラス監修 図説・金枝篇 2000円にも惹かれたが、とりあえずキープのみ。

 

南方熊楠全集 10巻+別巻2 もさすがに迷ってるところ。

 

母親の家計代行で、農協(JAバンク)の記帳をしたく、検索してみると

地元近辺でも何か所も支店がみつかった。

自転車で10分〜15分ほど、以前通ったBookOffの手前にATM付設の支店があって、無事記帳完了。

多摩地区は農協(JA)が多いですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月26日

すったもんだがありましたが、宮沢賢治全集(新修)無事完揃い。

千葉雅也や篠田謙一の新書新刊も買わねば。

そして、来月は、南方熊楠全集に挑みます!

作業中の 南方熊楠書誌・参考文献

 

 

昨日のよみた屋。

『鈴木三重吉全集 第1巻』(岩波書店、1982年)110円

『鈴木三重吉全集 第5巻』(岩波書店、1982年)110円 函なし

全巻構成。

 

Amazonに、中沢新一『レンマ学』(講談社、2019年) 2188円 注文。

 

 

iOSを、15.4? にバージョンアップしたら、大好きなびえ〜ん顔アイコンに、うれし泣きバージョンが加わってた。

これ、送り先の方も同じOSバージョンでないと、?で代替されてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月25日

暗く冷たい長い夜(冬至)から3か月、仕事と生活によく耐えて、桜の季節を迎えたというのに、

気がつけば、2020年代は疫病と戦争の世界になってしまっていた。

松岡正剛の、3月18日付のエッセイは、さすがの一文であった。

プーチン・ロシアのウクライナ侵攻

 

 

 

今村仁司編『現代思想を読む事典』(講談社現代新書、1988年)110円@よみた屋。

今ベストセラーになってる千葉雅也の現代思想入門も近々買いたい。

その千葉雅也に関連して、この書の礼賛がtwitterで流れていたので、買ってみた次第。

 

W・ハイゼンベルク 湯川秀樹序・山崎和夫訳『部分と全体 私の生涯の偉大な出会いと対話』(みすず書房、1983年) 110円

40年ほど前に買っているが、結局読めなかった。今は実家に眠っている。買い直して・・・読めるか。

稲垣足穂の刊行されざる遺作に『ハイゼンベルグ変奏曲』があって、これは工作舎の近刊案内に載ってたことがある。

たしかこの書へのオマージュだったとおもうが、結局幻の書になったのか。

 

長男が、神田の居酒屋ダルマで撮ってLINEで送ってくれた、棟方志功の版画。

山口瞳や開高健の時代か・・・。

 

南方熊楠の書誌・参考文献を、wikipediaをベースに補完しているところ。

朝、仕事にでかける前にちょっとずつ。

それにしても、メルカリの南方全集、残念でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月24日

昨日のよみた屋。

『新スタンダード仏和辞典』(大修館書店、1987年) 110円 35年も経ってるのに新品同様!

臼田捷治『工作舎物語』(左右社、2014年) 110円

遊時代の工作舎=松岡正剛と別れを告げる為に。

G・バタイユ 酒井健訳『ヒロシマの人々の物語』(景文館書店、2015年) 110円 60頁ほどの小冊子ですが、重たい論文。

 

国分寺に移動して、七七舎で

油井大三郎『なぜ戦争観は衝突するか 日本とアメリカ』(岩波現代文庫、2007年) 100円

上のバタイユが参照したルポルタージュ『ヒロシマ』の著者(ハーシー)について、頁が割かれているのを店頭でみて、これも縁だと思い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月23日

この小さいボトルで10杯楽しめるというふれこみの檸檬堂のうちわりレモン。炭酸水と氷で割って飲みます。

あまりくどくはないけど、甘味料の甘さが鼻につきます。まあぐいぐい飲めるけど、とりあえずリピートはないかも。428円@いなげや

こっちは

イトーヨーカドーで、税込1,738円。

BOMBAY SAPPHIRE 750ml アルコール度数47% 英国もの

各種秘伝の香草がもたらすボタニカルな芳香。

二十歳かそこらのころにただもう酔いたくて飲んでた時にはわからなかったジンの味わいが

いまようやくわかりました。

Gilbey's とあわせてじっくり飲み比べてみたい。

 

 

南方熊楠の書誌をこさえようとしばらく奮闘しましたが、

Wikipediaのそれがなかなか優れモノなので、ここを補完することにしました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%96%B9%E7%86%8A%E6%A5%A0

 

 

Twitterのタイムラインに流れてきた、mocha の展覧会、即売会。

コスミック・ノスタルジー。

新海誠とはどういう関係なのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月22日

昨日のよみた屋。

『鈴木三重吉全集 第4巻』(岩波書店、1982年)110円 初版が1938年で、44年後の1982年に第二刷が発売されている。古書価も安く、全6巻揃いで3000円しないようだ。

名作「桑の実」は持っていないため、この全集本で読んでみようと。

鈴木三重吉は、小学生時代に、児童向けの日本文学全集で読んだ覚えがある。

 

ほかに、三木卓『馭者の秋』(集英社、1985年) 110円 昨冬にトランクルームにしまったばかりだが、再読してみたくなったので。

テーマは老いらくの恋。『山の音』とはずいぶんトーンが異なると思う。細部は忘れてしまったので、再読してみたくなったのだ。 

 

古本狂想曲1

 届いた宮沢賢治全集第12巻。某業者のミスで、12巻の函の中身が違う!(苦笑) 返金問い合わせ中。トホホ。

古本狂想曲2

メルカリに、南方熊楠全集(平凡社)全10巻+別巻2巻中、第6巻と別巻二冊欠け(=計9巻)だが、美本が超格安で出ていて、欠けてる計3巻も

Amazon+日本の古本屋で買い増すプランが立ち、肝心の月報の有無を出品者に問いあわせたところ、月報揃いとの朗報をもらい、さて注文するぞと

駅前のセブン銀行でメルペイにチャージし、さあ注文だとポチッとしたところ、さっき売り切れとの悲報(泣)

月報有無の問い合わせはオープンになってたので、ライバル出現!と、保留にしていたどなたかが、あっという間に注文してしまったのだろう。

絶妙のタイミングで、迷っているよそさんの背中を優しく押してあげた己のお人好しさに苦笑した昨日の朝であった。

 

 

 

 

3月20日 

七七舎にて

関野吉晴『グレートジャーニー全記録1 移動編 我々は何処から来たのか』(毎日新聞社、2006年)

関野吉晴『グレートジャーニー全記録2 寄道編 我々は何処に行くのか』(毎日新聞社、2006年) 計1000円

ホモサピエンスが数万年かけて移動した道筋を、逆に、チリのナバリーノ島からアフリカ大陸中央部へと、自転車、カヤックなど車や飛行機を使わぬ旅で辿る大冒険。

どうも8年ほどの大旅行だったらしい。

寄道編はカラー写真多数。著者は文化人類学の研究者にして医者。旅先でお世話になる民のお役に立てるようにと医師免許を取得したという。大変な努力家だ。

 

七七舎で、またしてもよい本をみつけました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月19日  

『新修 宮沢賢治全集』(筑摩書房、1979年) 第2巻 357円@Amazon 書き込みがみつかったので、Amazonで買い直し。

 

今日はよみた屋で

藤本英夫『金田一京助』(新潮選書、1991年) 110円

金田一京助は、私の小学生のころ、TVでも人気があった。

新文芸読本『南方熊楠』(河出書房新社、1993年) 100円

 

 

 

 

次男が家に置いていったガラクタ類を、それこそ十年たって片づけていたら、飲みかけのジンやウォッカがでてきた。

スピリッツ類は、十年たとうが些かも傷んでいない(ようにみうける)。

Gilbey's Gin や、Wilkinson の Vodka。

レモンと炭酸水で割ってみると、芳醇な爽やかな香りがした。ジンってこんなによい香りがしたのかと、ちょっと驚いた。

 

 

3月18日  宮沢賢治全集完揃い

春の雨。朝5時に起き出して、Wordle1 Wordle2 をさくっと解く。

 

昨日のよみた屋。

一昨日から店頭にならんだ新修宮沢賢治全集。

1979年の刊で、あの校本版全集は1975年頃の刊行だから、その成果を踏まえているだろう。

一部巻で函が欠けていたり、紙カバーが汚れているものもあるので、ちょっと悩んだが、

痛んだ函や帯・カバーは破棄してしまえばよいと割り切って、買うことにした。

 

宮沢清六・入沢康夫・天沢退二郎編集『新修 宮沢賢治全集』(筑摩書房、1979年) 全16巻中、第12巻・第16巻欠け 110×14=1540円

さて、欠けてる巻や別巻(研究)は、Amazonで補い注文。

第12巻(童話5)、第16巻(書簡)は、古本チャリティ募金の本棚お助け隊★まとめ買い20%割引中 で、計740円。

別巻(宮沢賢治研究 付・年譜)は、もったいない本舗 で、587円。

結局、2867円で 全16巻+別巻 が揃ったことになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月16日 

すかいらーく系の回転寿司魚屋路で春限定のしらす海鮮丼をいただいたのち、夫婦で玉川上水の緑道を散歩。

すっかり春になって、ところどころ桜の蕾もふくらんでいます。

緑道南側にひろがる立川の農園も、土のにおいが匂いたつようです。

七七舎で

中沢新一『アースダイバー神社編』(講談社、2021年) 1500円

国分寺の紀伊國屋書店でも新刊をチェック。

・篠田謙一 人類の起源 中公新書 (最新のDNA解析による人類移動史)

・現代思想入門 千葉雅也 講談社現代新書(本日発売)

あたりが買いたい本に加わりました。

 

 

 

 

 

 

 

3月16日 

なんとか、昨日の最終日に、eTAXをもちいて、確定申告決算書類一式を送信。

もっとも、締め切り前日以来のサーバーのオーバーヒートにより締切が延長されたらしいし、コロナ禍による遅延を付記すれば、1か月程度の遅れは認められるらしいが。

弥生オンラインも、使い始めて数年たって、ようやくeTAXによる送信まで一気通貫で処理できるようになって、いくぶんかストレスも軽減された。

国税庁の用意するWebアプリよりも、使い勝手はよさそうだ。

もっとも、込み入った確定申告も、来年3月で最後になるだろうけど。

 

数年前のGWに、藤沢で買った、MacBook Air (-mid2017型)を、zoomによるミーティングや教会の日曜礼拝くらいにしか使ってないことを反省し、

西村めぐみ・新居雅行[技術監修] 『[新版 zsh&bash対応]macOS×コマンド入門  ターミナルとコマンドライン、基本の力 (WEB+DB PRESS plusシリーズ) 』(技術評論社 、2020年)1504円を注文。

数年遅れで、ようやくMacOSにアプローチすることにした。

Kindle使うにせよ、iBook使うにせよ、DropBoxから直にファイルをひらくにせよ、電子書籍を英和・英英辞書つきで読むには、手ごろな環境なのは間違いない。

また、電車などの移動時に、Pythonほかプログラミング環境としても申し分ない。

iPadの最新型も欲しいには欲しいが、節約の意味もふくめて、MacBook Airをすこしでも使いこなしたいと思っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月15日 

昨日のよみた屋。

朝は、

渋沢孝輔『バッカスの杖 フランス詩人論』(小沢書店、昭和55年) 110円

仕事を終えて、帰りがけに。

 

西川善文『ザ・ラストバンカー 西川善文回顧録』(講談社、2011年) 110円

昨晩は、いつもの山口昌男をおいて、この一冊を読みましたが、なかなか面白い出だしです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月14日 

医療費集計フォーム。

https://www.keisan.nta.go.jp/r3/syotoku/ta_iryouhi_form_download.jsp?taxYear=21#bbctrl

Excelを単なる作表ツールにしか使ってない。データの連携も再利用もできない、澱んだ沼のようなデータ入力の徒労感。

日本も地盤沈下するわけだよなあ。

※ 後記 市役所から年に2回送られてくる医療費のお知らせを添付すればよさそうなので、結局このフォームは使わずじまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

3月14日 

昨日の日曜、春らしい陽気のいい一日でしたが、

青色申告の入力をゲンナリしながら一日中やってました。出口が見えてきたので、締め切り(15日)までにはなんとかなりそうです。

 

 

日本語の起源。

ろくに読んでないのですが、老後の楽しみにとあれこれ買ってました。

昨年の冬だったか、英国のNatureに発表された、ユーラシア大陸東の、太古の文化移動に関する最新の研究

https://www.nature.com/articles/s41586-021-04108-8

これによれば、縄文中期まで原日本人が使っていた、いわば原=日本語は、大陸からやってきた新=日本語に駆逐され、

アイヌ語になかに残滓を残すのみなのだとか。

というわけで、今年の冬は、アイヌ関連の著作をかいこんでみましたが、まだ未読。

最近、新刊本屋や、日経書評で気になってる本は

土偶を読む――130年間解かれなかった縄文神話の謎  竹倉史人

日本語の起源 ――ヤマトコトバをめぐる語源学 (ちくま新書) 近藤健二

 

 

 

 

 

 

 

 

3月13日 

昨日の、よみた屋で

小林よしのり・宮台真司・東浩紀『戦争する国の道徳』(幻冬舎新書) 110円

国分寺に移動して

七七舎で

蓮実重彦『伯爵夫人』(新潮社、2016年) 100円

四月の陽気だと天気予報が伝えていたが、そのとおりだった。

 

 

 

 

 

3月12日 

中野利子『父中野好夫のこと』(岩波書店、1992年) 110円@よみた屋

仕事も今年一杯かな。

 

 

 

 

 

 

 

3月11日 

古本買いも小休止。

毎晩山口昌男を読んでいて、これはこれで充実した読書生活ではありますが。

 

確定申告が一段落しないと、気が晴れません。あと3・4日ほど。

 

ウクライナも、今後どうなるのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月9日 Wordle 1&2 その2

英単語データベースに

1)不規則動詞の過去形・過去分詞形を追加。 spoken や caught もヒットするようにした。

2)Wordleは、大文字小文字を問わないため、全単語の大文字を小文字に変換。 China が候補に抽出されるようにした。

ポオの黄金虫(たしか小学生時代に読んだ記憶があるので、海外文学なれそめの一冊)によると、英文字の出現頻度は、高い順に

e a o i d h n r s ・・・ 

ということらしいので、これらの文字をなるべくたくさん含む単語を、第一投入語としたい。

とりあえず、

Wordle では、"DANCE" を、 Wordle2 では、"DANCER" を 候補に選定。

そのおかげで、今朝も快調です。まあ、邪道といえば邪道ですが・・・。

 

 

 

 

 

3月8日

ずいぶん春めいてきました。日も長くなったし。

古本は、いったん一休みというところ。この冬買い込んだ本をちまちま読んでます。

どうしても買いたい本は、『アースダイバー 神社篇』と、米田優峻『問題解決のための「アルゴリズム×数学」が基礎からしっかり身につく本』くらいか。

 

 

 

Olafur Arnalde and Nils Frahm 'An evening with Olafur Arnalds And Nils Frahm' 1779円(英国からの送料込)2枚組 を注文。2週間以上気長に待ちます。

amazon music prime でも聴けるのですが、この静謐ではかない美しさを手元において聴きたくなったので。

 

 


 

妻がお気に入りの英会話動画ニック先生がお薦めだというサイト

YouGlish https://youglish.com/

アクセスしてみて驚いた。 巨大な動画コーパスなのである。

例えば、enviroment と入力してみると、

enviroment という英単語をふくむ動画が48件ヒットする。

そのひとつ、先頭に選ばれたのは、TEDの講義の一コマだが、驚くことに、enviroment を含む箇所の頭出しが瞬時に行われ

該当の会話文と、ハイライトされた単語が、動画の下に表示される。

たまたまTEDの動画は字幕付きだが、字幕のない動画でも、該当文が表示されるとことをみると、

音声認識で動画中の会話をテキスト化し、なおかつ、動画の再生情報(再生時間)と連携したDBを作成しているようだ。

十数年前、教務部のはしくれとして構想したことがあったが、これほどの規模の動画コーパスが実現しているとは、驚きだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

3月7日

 

加島祥造の『英語の辞書の話』のなかでOEDの誕生秘話を興味深く読んだばかりだが、サイモン・ウィンチェスターの『博士と狂人』は未読のままだった。

amazonで、この書に基づいた映画がプライムで観られるとわかったので、日曜の午後に観てみた。

 

万巻の書物を蔵したオックスフォード図書館の一角で物語が始まる。

主人公は、アカデミーとは無縁の在野の言語学者で、様々な言語を研究してきた。(中断)

博士と狂人(字幕版)

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B08ZL43ZGL/ref=atv_dp_share_r_tw_a6358ac97a1a4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寝床で聴いた、Olafur Arnalds と Nils Frahm のDUO ”Trance Frendz "は、静謐な美しさを湛えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

3月6日

日曜の朝。起き出して、珈琲を淹れ、Wordle・Wordle2の昨夜のお題を、自作プログラム+簡易英単語DB(不規則動詞の活用形いり)で、さくっと解き、

昨晩のAtCoderのお題も、易しい問題を2題解いて、気をよくする。

昨日、妻と二人で自転車ででかけたタカハシで、買い込んだ母の衣類を、今日は洗濯して名前を入れ、宅急便で送らねばならない。

母が、新しい施設のサービスや居心地、食事にいたく喜んでいるのが、救いだ。

 

昨日は、国分寺七七舎で

小林勇『隠者の焔』(文藝春秋、昭和46年) 100円 表題が妙に気になって、目次を調べると、全3編のうちひとつが、狩野亨吉の小伝とあるので、昨夜寝床で読んだ。

狩野亨吉については、青江舜二郎 狩野亨吉の生涯 中公文庫 を、若いころに買ったが未読のままだったので、ちょうど良かった。

今は、青空文庫で、主要な論文が閲覧できるのは、助かる。

https://www.aozora.gr.jp/index_pages/person866.html

それと、安藤昌益の著作を一冊も持ってないことに気付いた。何度も機会がありながら、どうせ読まんだろう読めんだろうと敬遠してきたが、

今度真剣に探すことにした。

 

 

確定申告の期限が、十日後に迫ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月5日 鹿児島の古本屋(2)

懐かしの糸書店は、3月は10日からの不規則営業のようです。店内を覗き込むと、昔風の高い書棚に整然と本が詰まっていて、私好みではあるのですが。

 

いづろ通り交差点の海側の一角。古本屋ブックスパーチ。しゃれたミニ食堂が併設されている今風の古本屋。

それなりに良い本が集まってるのですが、如何せん、少ない。

ジュンク堂の一角に、郷土資料関係の書籍を出品しているとのこと。

山口昌男の対談集2冊目「知の狩人」は欲しかったのですが、すでに持っている第1集と揃いの販売のため、見送り。

 

3店目は、山形屋デパートと鹿児島市役所の中間あたり。古書リゼット。

外から見ると、本屋なのか食堂なのか判然とせず、なにやらしょぼくれた感じがしますが。

店内は、不思議な知の迷宮(迷路)といった感じ。

並んでる本も、けっこう珍しいものがあったりします。

私的には、吉祥寺よみた屋店頭の知のごった煮風が性に合ってるのですが、

こういう風に丁寧にセレクトされた書棚も、もちろん素晴らしいと思います。

わが郷里も、まだ捨てたもんじゃない。

 

下記のブログ記事は、この店の魅力をよく伝えています。

鹿児島のツウな穴場。不思議な回廊の古書店「古書リゼット」

https://www.travel.co.jp/guide/article/32403/

 

 

鹿児島はすっかり春でした。冬用のやや厚いコートを着ていったのは間違いで、速足で歩くと汗ばむほど。

体感的には東京より2週間ほど早い、3月中旬の陽気でした。

写真は、水族館に連接する海辺の遊歩道。写真がうまく獲れてませんが、開放的で爽やかな場所です。

ここで、鳩に囲まれながら、寿司弁当。海風が強いのには閉口しました。

ニシムタで買った寿司。10貫444円(税別)は、今考えれば安い。

 

 

 

 

二泊三日、あれこれ母親のためにたち動きながら、一度も会えなかったのは残念です。

内にはコロナ、海外ではウクライナ侵攻というロシアの暴挙。

穏やかな春の到来とともに、平和が訪れますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月1日 

今日から二泊三日で鹿児島へ帰省。

 

昨日のよみた屋

 

『現代思想 2000年10月臨時増刊 総特集=数学の思考』(青土社) 110円

334頁、ずっしりと魅力的な数学の話題。読み応えあり!

上野健爾+佐々木力の対談。銀林浩、黒川信重、津田一郎(非線形数学の革命)他

巻末のブックガイドも楽しい。

金田一京助『日本語の変遷』(講談社学術文庫) 55円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月27日 

春めいた日曜日、国分寺再訪。

その名も季節にぴったりな、早春書店にて

中沢新一『カイエ・ソバージュ2 熊から王へ』(講談社、2002年) 500円 このシリーズ、残りはあと第3巻・第4巻。

よみた屋では

ボーンシュテット&ノーキ 海野道郎・中村隆訳『社会統計学 社会調査のためのデータ分析入門』(ハーベスト社、1990年) 110円

なかなか立派な本です。造本も内容も。

ジュンク堂で、中沢新一や、Pythonのアルゴリズムの本などをチェック。

米田優峻『問題解決のための「アルゴリズム×数学」が基礎からしっかり身につく本』 も予想以上によさそうな本なので、近々買う予定。

早春の日曜だからか、ジュンク堂も学生や親子連れでけっこう賑わってました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月27日 

郷里の母が、いま入院中の病院を退院し、市内の某老健施設に短期入居するため、3月上旬に帰省することにしました。

国公立大の二次試験が終わって仕事は一段落ですが、確定申告(青色申告)の期限が15日に迫ってします。

 

 

昨日は、国分寺で、七七舎と早春書店。中沢新一のいい本がいくつかみつかったのですが、昨日は保留。

 

 

 

 

 

 

2月26日 

ウクライナの動向に胸を痛めながらも、できることといえば、twitterでリツウィートすることくらい。

東浩紀さんが、さかんに内外の情報を発信しているのにはつくづく敬意を表する。


 

今朝も深夜に猫に起こされ、のろのろ起き出して、Wordle 1&2を解く。

自作のプログラムが威力を発揮して、素晴らしい出来栄えだ。語彙力で勝負するなんて、はなから頭にない。

 

妻に、近所の米屋の店頭で、ポンカンを買ってきてもらった。東大和のPayPay30%還元で

3割安く買えるので。

みてくれは悪いけど、美味しいです。

昨日のよみた屋。

武藤禎夫校注『化政期 落語本集 (近世笑話集 下巻)』(岩波文庫、1990年) 55円 立ち読みですらすら読めたので。

『元禄期 軽口本集』 など、近世笑話集の 上・中巻は買いたい本リストに追加した。

古典文学大系本の、『江戸笑話集』は買ったけど未読のまま。

庄野潤三『陽気なクラウン・オフィス・ロウ』(文藝春秋、昭和59年) 110円 今は講談社文芸文庫に入ってる。

チャールズ・ラムを偲ぶロンドン紀行なんて書いてたのか。知らなかった。これは読んでみたい。

※ Charles Lamb " Essays, Letters , Poems" Collins Classics と、Charles & Mary Lamb "Tales from Shakespeare "(Everyman's Library ) を買ってるはずだが、二か月かけて整理した本棚で、もう見つけられない。 (1冊は発見)

※ 戸川秋骨訳『エリア随筆』(岩波文庫)や、『福原麟太郎著作集』第4巻<評伝チャールズ・ラム>

英国からは、2週間以上かけてアーチャーの新作警察小説が届いていた。

船便の所要期間は昔とさほどかわらないな。発注自体は驚異的にグローバル化してるのだけど。

JR中央線だって、45年前とさほど速さは変わらないものなあ。

コンピュータの世界は、45年前の10万倍か100万倍には進化してるというのに。

もっとも、アーチャーだって電子版なら秒速でDLできるのだが、やはり紙の本でほしい。

(注 今回安く買うため英国の古本業者に注文しましたが、amazonJapanで新刊はすぐに買えます)

 

Twitterで知った

カラサキ・アユミさんの、 コラム 子連れ古本者奇譚

天才的な名文です。 只今、離乳食期のご長男の子育て奮闘中とのことです。

第1回

https://books-match.com/blog/174/

第3回

https://books-match.com/blog/2334/

第2回

https://books-match.com/blog/2258/

 

 

青色申告 奮闘中。

 

 

 

 

2月25日 

例によって、深夜、猫に起こされ、のろのろ起き出して、寝床でウクライナのニュースを読む。

・・・

猫トイレの掃除をし、猫におかずをあげて、Wordle1 & 2 を、Python プログラムにより速攻で解く。

 

メモ

死の間際の「走馬灯」、実在の可能性 脳波が示唆=カナダ研究

「カナダのある研究チームは2016年、87歳のてんかん患者の男性の脳波測定を試みた。ところが測定中、患者が心臓発作に見舞われ死亡。予期せず、人が死ぬときの脳の状態が記録された。」

伝説のカルト・ムーヴィ ブレインストームそのものじゃないか。(監督=ダグラス・トランブル、主演=クリストファー・ウォーケン、ナタリー・ウッド)

たまたま、先日、ジョルジュ・プーレ『プルースト的空間』に再会し、瀕死者のパノラマ的幻像について、ベルグソンを援用した考察にふれたばかり。

DVDで持ってるカルト系映画の傑作。アルタード・ステーツ(監督=ケン・ラッセル、主演=ウィリアム・ハート)、ブレード・ランナー

 

 

 

 

 

 

 

 

2月24日 

朝夕、すっかりWordle 1&2 にハマってしまった。

今朝は早朝に起きて、英単語リストのデータベースを検索。

ANC単語頻度準拠_英和辞典/ANC Frequency Dictionary

というサイトから、パブリックドメインの英単語データをダウンロードした。

頻度情報や簡単な和訳(簡略訳と、詳しい訳と2通り) つきで、3万語を擁する。

そして、この英単語リストを読み込み、複数の検索条件にマッチする単語だけを抽出・出力するPython プログラムをこさえた。

文字数

含む文字

含まない文字

特定位置の文字指定

などで一発検索が可能になった。

まさに、鬼に金棒である!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月23日 

2月の仕事も今日でなんとか一段落したので、

この二か月の自分へのご褒美に

山口昌男『内田魯庵山脈 失われた日本人発掘』(晶文社、2001年) 2090円@よみた屋

600頁余の大著。

後期山口昌男の蒐集はこれにていったん終了。今後は丁寧に読むつもり。

 

よみた屋では、ほかに

プーシキン 草鹿外吉訳『プガチョーフ叛乱史』(現代思潮社、1971年) 110円 #古典文庫

珍しいので買っておいたが、買うまでもなかったかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月23日 

天皇誕生日ですが、今日は仕事です。

早朝に起きて、Wordle Wordle2 を2完!

自作の、たわいないがそれなりに便利なPython tool と、もうひとつ秘密のツールで、驚異の2完です。

 

12時間おきに新作がでるとのこと。日本時間の正午と深夜0時。更新も分かりやすい時刻です。

https://www.nytimes.com/games/wordle/index.html

https://www.wordle2.in/

 

昨日のよみた屋。

山口昌男『道化の宇宙』(講談社文庫、昭和60年) 55円

山口昌男『旅とトポスの精神史 祝祭都市 象徴人類学的アプローチ』(岩波書店、1984年) 110円

山口昌男、見かけたら買うようにした。

昭和52年ごろ、『本の神話学』(中公文庫)に熱中して、当時の恋人にも贈呈してたりしたものだが、それから45年も経ってしまった。

つい先日まで、『知の遠近法』とか『道化の民俗学』とか、店頭で見かけてもパスしていたのが惜しまれる。

 

 

 

 

 

2月22日 

スーパー猫の日とのこと。2022年2月22日

我が家は、老猫の夜泣きや粗相に悩まされている。

猫一匹飼うというのもなかなか大変なことだ。

ちょっとやそっとの粗相ではへこたれない強靭な犬猫愛が求められる。

知ってる限りでは、

どんとがうちにやってきた

石神井公園にお住いの、上のブロガーさんくらいだろうか。

 

さて、日替わりのwordle 二日目。

試しに、COUNT と入れてみると、幸いなことに、3文字ヒットした。

今日は、Pythonで簡易なユーティリティを作ってみた。

O,N,T とその他の2文字を並べ替え、そのうち、O,N,T が各々上図の位置にはないものを抽出する。

import itertools
A=['*','*','O','N','T']
B=itertools.permutations(A)
for i in B:
  if i[1]=='O' or i[3]=='N' or i[4]=='T':
    continue
 else:
    print(*i)

 

64の変奏が出力された。このうち、2個の*は区別を着けないので

重複したものを取り除くと、32個に減った。

このなかで、* に CとUを含まない単語を探せばいいわけだ。

* * O T N
* * T O N
* N * T O
* N O T *
* N T * O
* N T O *
* T * O N
* T N * O
* T N O *
* T O * N
N * * T O
N * O T *
N * T * O
N * T O *
N T * * O
N T * O *
N T O * *
O * * T N
O * N T *
O * T * N
O N * T *
O N T * *
O T * * N
O T N * *
T * * O N
T * N * O
T * N O *
T * O * N
T N * * O
T N * O *
T N O * *
* * N T O

以下、正解まで。

1)上の32通りに合致するもののうち、試しに

Baton と入れてみると、N 確定、 T とO の位置が絞り込まれた。

次の OFTEN が冗長な一手。 Tの位置は3番目ではないことを失念しての一手。

そのかわり、O が3番目に確定して、パターンは数通りに絞りこむことができた。

最後は、cheat ツールを使って、正解!

 

もおあきさん(北海道の酪農家の方、@moooaki )のtwitter で、6文字バージョンを教えてもらった。

一文字増えたパターンです。

Wordle2

https://www.wordle2.in/

 

 

2月21日 

以前一緒に働いたことのあるS・Oさんが、毎日下図のように

つぶやいてるのをみて、なんだろうと調べてみると

New York Times の人気コーナーだった。

https://www.nytimes.com/games/wordle/index.html

5文字の英単語あてクイズ。

でたらめな単語は受けつけてくれない。(cdefg なんてのは受けつけてくれない)

最初はまったくのノーヒントだから、例えば

P O I N T などと 適当?に入れるしかない。 ENTER で決定。

幸いなことに2字ヒットした。

灰色は、正解の英単語に使用されていないアルファベット。

黄色は、使用されているが、位置が異なるアルファベット。

下部の仮想キーボードでも、同様にハイライトされるので、灰色のキーは入力無用ということになる。

次の候補の単語を入れる際に、お茶目なことに私は間違えて、COMMET(彗星)と入れてしまったが

O も T も、各々、同じ位置にはないわけなので、別の位置にある単語を探さなければならなかった。

怪我の功名で、E がヒットした。 Eはこの位置確定だ。

O と T は他の位置に、E はこのまま。

OTHER かも? enter で確定。

で、見事、正解!

 

もちろん、英語ネイティヴにかなうわけもなく、英和辞典引いたり、悪戦苦闘するわけだが、英和辞典でははなはだ不便。

実は、わたし、このあと、cheat (インチキ)する方法をみつけてしまった。

上の、できすぎたサンプルも、そのおかげ。

自分でネタバレしてしまったら、とたんに味気ないゲームになってしまった。

おしまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月20日 

昨日は、めずらしく、国分寺(七七舎、早春書店)・三鷹(りんてん舎、水中書店)・吉祥寺(よみた屋)と、計5店を巡り、iPhone歩数計でも4.5km歩いたのは我ながら良かった。特にあらたに買いたい本が加わったわけでもないのが、これまた良かった。

一冊だけ、七七舎にて

スコット・マッカートニー 日暮雅通訳『エニアック 世界最初のコンピュータ開発秘話』(パーソナルメディア、2001年) 500円

もう20年も前の本か。

普段はけばけばしい帯はキライだが、この帯はこの本の魅力を端的に語っている。

コンピュータ黎明期に関連する書籍に、また一冊加わった。

※下にははいってないが、アンドルー・ホッジスの原作およびその映画化

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 も好きな作品だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

2月19日 

昨夜から、『「挫折」の昭和史』を読み始めました。膨大な資料の博捜、博覧強記による一大絵巻です。

 

昨日のよみた屋にて。

枝川昌雄『クリステヴァ テクスト理論と精神分析』(洋泉社、1987年) 110円 (書き込み有)

やっとこさ、クリステヴァまでたどり着いた。凡夫笑うべし。

ギャスケル 小池滋訳『女だけの町』(岩波文庫、1986年) 55円

巻末の訳者によるギャスケル夫人小伝が良い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月18日 

よみた屋にて

松下幸之助『道をひらく』(PHP、2005年) 55円

国立天文台編『理科年表 平成27年版 (第88冊)』(丸善出版、2014年) 55円 初めての理科年表。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月17日 

昨日、バサラブックスにて

山口昌男『「挫折」の昭和史』(岩波書店、1995年) 700円

あとがきにて、著者は、映画ラストエンペラー(ベルトルッチ監督)の試写会レセプションで、この書の構想を得たと書いている。

後期山口昌男は、残すところ、『内田魯庵山脈』。

よみた屋では、

上坂冬子『貝になった男 直江津捕虜収容所事件』(文春文庫)55円 またしてもダブり。反省。

 

数学&アルゴのお題100問を黙々と解いてる。難しくなってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月16日 

昨日は休み。一日パソコンに向かって数学&アルゴのお題を解いて遊んでた。

詰碁などと同じく、解きはじめるとハマるのだ。

 

午後、玉川上水沿いの緑道を散歩。

もちろん桜は裸木のままだが、鳥のさえずり、川のせせらぎ、どこか春の予感がしていた。

春はもうすぐだ。

 

玉川上水駅南口徒歩1分の、古書店清水書店に、ひさしぶりに訪問。

岩波文庫の田辺元哲学選集全4巻、これはamazonでも日本の古本屋でも値段が異様に高いが、

これの美本数巻が手ごろな値段で出ていた。素晴らしい店だ。

今度、買いにこよう。

(なにしろ田辺元に進むかどうかの心の準備が要るので)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月15日 

昨日はフルで仕事をこなした。

よみた屋で

野村修『ベンヤミンの生涯』(平凡社) 110円 調べたらダブってた。仕方がない。

清水多吉『ベンヤミンの憂鬱』(筑摩書房、1984年) 110円 こちらは初見。

Charles Homer Haskins "The Renaissance of the 12th Century"110円 Charles Homer Haskins(1870-1937)の主著で、邦訳は講談社学術文庫から出ている。『12世紀のルネサンス ヨーロッパの目覚め』

ジョルジュ・プーレ 山路昭・小副川明訳『プルースト的空間』(国文社、1975年) 110円 若い時にたしか実弟の蔵書にあった本で、補遺編のベルグソンを興味深く読んだ覚えがある。瀕死者のパノラマ的幻像や既視感について考察されていたように思う。

再会したので買っておいた。

 

『岩波講座 日本通史 4』(岩波書店、1993年)110円 古代編は、残りの数巻を買っておきたい。

 

 

河合俊雄・中沢新一・広井良典・下條信輔・山極寿一『〈こころ〉はどこから来て、どこへ行くのか』(岩波書店、2016年)が届いた。


ところで、米田優峻『問題解決のための「アルゴリズム×数学」が基礎からしっかり身につく本』という本に準拠したプログラミング例題100選

という企画を、AtCoderのサイトにみつけて喜び、合間をみて解いている。

【問題一覧】

https://atcoder.jp/contests/math-and-algorithm/tasks

初めはごく基本的な問題だが、だんだんと高度になってくるようだ。

問題一覧を印刷し、常時持ち歩いて、モチベーションを高めてゆくつもり。

詰碁・詰将棋のようで楽しいのだ。

ところでこの本 たいへん評判が良い。著者は今年二十歳というから驚く。後生畏るべし。

 

 

 

 

 

 

 

2月13日 

天気予報では大雪との説もあったが、しとしとと降る雨。それほど冷たくはない。

吉祥寺へ。

よみた屋にて

篠原資明『ドゥルーズ』(講談社、2005年) 110円

William Empson "Seven Types of Ambiguity revised edition" 110円

訳書(研究社)は40年も前から持ってるのにろくに読んでない。なのに買ってしまうバカさ加減よ。

加島祥造『英語の辞書の話』(講談社学術文庫、昭和60年) 55円

実は他にも買いたい本がいくつかあったが見送り。

明日もあれば、明日買うことにしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月12日 

雪は思ったほどではなかったが、3回目のワクチン投与の副反応は、2回目同様酷く、

投与18時間後の翌朝に測ったら37度7分。発熱で体がだるく、腕もけっこう痛い。

というわけで、

一昨日(投与日)、昨日と、ろくに本も読まず、だらだらと臥せっていた。

(解熱剤を飲んで熱は一時的に下がったが、全身の虚脱感は残った)

昨日は老猫が私の布団に盛大に粗相をするなど、踏んだり蹴ったりの一日であった。

 

 

和田秀男氏の畢生の訳業『素数全書−計算からのアプローチ』(R.Crandall、C.Pomerance著)の原著のpdf

が入手できたのは、今朝がたの欣快事であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

2月10日 雪

天気予報通り 朝7時ごろから雨が雪に変わりました。

雪のなか、徒歩15分ほど歩いて、ワクチン接種にでかけます。

副反応もあるだろうし、天気も悪そうなので、明日(祝日)は予定の仕事を休むつもりです。

 

昨日のよみた屋で

『岩波講座 日本通史 2』(岩波書店、1993年)110円

『岩波講座 日本通史 3』(岩波書店、1993年)110円

写真や図版の全くない、学生や研究者向けの通史。

類書と比較して、味気なく感じます。

古代編の第4巻以降も買うのかどうか?思案中

 

早朝は、本探しタイム。

amazonで

河合俊雄・中沢新一・広井良典・下條信輔・山極寿一『〈こころ〉はどこから来て、どこへ行くのか』(岩波書店、2016年) 914円

 

目下の探求書は、順に、1)中沢新一 2)山口昌男(後期) 3)南方熊楠 といったところです。amazonや日本の古本屋、メルカリ(これからはヤフオクも)で本探しするのが、早朝の楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月9日 

猫に起こされて3時起床。

明日(10日)は3回目のコロナワクチン接種ですが、明日・明後日と大雪が心配。

明後日は副反応の様子や天候をみて、出社するか否か決めるつもり。

 

昨日はめずらしくよみた屋では買わず。

ひさしぶりにジュンク堂へ。

朝方人気のすくない上の階で、中沢新一の近年の著作をチェック。

すばらしい品揃えです。

目下、中沢新一・山口昌男・南方熊楠の著作を熱心に探しています。

南方熊楠の研究書は高価なものが多く、思案中です。

 

ドラマ アバランチ で、再度注目した綾野剛と星野源が共演する、警察ドラマ MIU404 をぼちぼち観ています。

ふたりの掛け合いや、麻生久美子ほか脇を固める共演陣が楽しく、第3話まで観ました。

刺激的なシーンも少なく、今の気分にあったドラマです。

 

 

本の整理はようやく一段落。床置きしていた本棚2つぶんくらいの書籍はなんとか書棚に収まりました。

今後は、

1)トランクルーム第二弾作業の検討 2)書棚の整理(並べ替え)(第二次作業) 3)本棚の追加購入 4)職場にとめおいた本の持ち帰り(継続)

こんな感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月7日 

今日のよみた屋

なぜか洋書を。

Edward W. Said "Culture and Imperialism " 110円 訳書はみすず書房から出てます。サイード二冊目。

F. R. Leavis "D. H. Lawrence : Novelist" 110円

洋書づいたついでに、amazonで Jeffrey Archer "Hidden In Plain Sight" 954円 新潮文庫でも新刊がでたばかりですが、警察小説の傑作のよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月7日 

細かい事情は書けませんが、

濃厚接触の疑いがあるため、抗原検査を受けました。近所の調剤薬局で。

薬剤師の指示にしたがって検査実施。

30分ほどで結果が出ます。

なんとか陰性でした。

やれやれ・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月7日 

コロナ禍のさなかのオリンピック。それでも昨夏の東京オリンピックはそれなりに観戦したのですが

今冬のオリンピックは基本的に観ないことにしました。

まあ、仕事もそれなりに忙しいので・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

2月6日 

よみた屋にて

井伏鱒二『太宰治』(筑摩書房、1989年) 550円 探してた本がきれいな状態で見つかり、とてもうれしい。

目次 3頁分 あとがきは小沼丹

 

 

Omar Khayyam "Rubaiyat " A Malay Version By A.W.Hamilton 55円  

文庫サイズの可愛らしい本 シンガポール印刷とあります

見開き左が英訳 右はペルシア語?

国分寺に移動して

七七舎にて

エマニュエル・ダーマン『物理学者、ウォール街を往く。』(東洋経済新報社) 100円

探してた本の一冊。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月6日 

1)妄想

本とガラクタ類の整理を12月上旬以降、2か月以上もちまちまとやってる。

昨日は、amazonで買った書棚(2万円)を約1時間ほどで組み立てた。(横幅120cm 高さ180cm 奥行き 29cm )

さすがに素材の出来は、ニトリの約1万円のものと比べると格段に良い。

しかし、本を並べる方法って、いまさらながら難しいね。

図書館のように日本十進分類法で並べていけばよさそうだが、そうすると、お気に入りの著者の本があちこちに点在してしまう。

蓮実重彦の本は、映画のコーナーやフランス現代思想のコーナーや日本文芸批評に点在してしまうが、これはあまりやりたくない。

図書館でも古書店でも、たいていの場合、文庫や新書は別コーナーに陳列してるが、

個人的には重要なテーマであれば、新書や文庫も一緒に並べたくもなる。しかし、空間の効率や見栄えは悪くなる。

あと、いくつか自分の重要なテーマは、十進分類にこだわらず、より学際的に横断的に並べたくなる。

独自の学際的な図書館を構想し実践したアビイ・ワールブルグとか、

松丸本舗・世田谷区赤堤のGISIS・角川武蔵野ミュージアムと、壮大な図書空間を構築し続ける松岡正剛とか

西武リブロの書棚を革新した今泉正光さんとか ( 「今泉棚」とリブロの時代―出版人に聞く〈1〉 )

ほんと偉いなと思うのだった。

(いったん中断)

 

2)西村賢太が、急死した。54歳という若さで。

石原慎太郎の追悼文を2月2日の新聞に書いたばかりだった。

胸中の人、石原慎太郎氏を悼む…西村賢太

かねがね、審査委員としての石原慎太郎は、若い世代の作品を先入観なく評価すると聞いていたが

なるほど西村賢太が世に出るきっかけをつくったのは石原慎太郎であったかと、いまになって知るのだが

その西村賢太まで急死したのは痛ましいことだった。

ご冥福を祈ります。

 

3)TVドラマ アバランチ

少数精鋭の特殊捜査チームもの。綾野剛ってこの手の役柄が多い気がする。

演出がシャープで目を瞠る。ゼネコン黒幕と政財界の癒着なんてありきたりだが。

 

4)確定申告

 今年は期限を延長しないみたい。3/15まで。

 

5)アンビエント音楽の草分け harold Budd が、新型コロナで亡くなっていた。昨夜、Enoとの共作を聴いて、ディスコグラフィーを調べて知った。

残念です。

 

Robin Guthrie との合作アルバム Another Flower

遠い少年の日の郷里で、海沿いの道を歩くかのようななつかしさが甦るのは何故でしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月5日 

昨日のよみた屋。

論理学概論(末木剛博)は迷ってるうちに買い逃してしまったが、代わりに

末木剛博『記号論理学』(東京大学出版会、1968年) 110円

林晋『ゲーデルの謎を解く』に触発されて、迷いながらここに来た。

青年時代ちょっとかじりかけたラッセルのパラドックスとか、この世界に踏み込むかどうか・・・。

今朝も夜明け前から本の整理。

昨年の11月、メルカリで譲ってもらった、書道全集揃いもようやく書棚に収まりました。

結局5巻ほど重複があります。

 

 

 

 

 

 

 

2月4日 

(メモ)

田辺元『マラルメ覚書』(筑摩書房、昭和36年8月) 遺著である。著者は、上梓の半年前に重篤な病で入院しており、後書きは唐木順三が書いている。

マラルメの難解な詩 イジチュール、骰子一擲の哲学的読解である。

 

翌年の4月に逝去。蔵書は京都大学・群馬大学に寄贈された。

 

晩年、フランスの詩人、ドイツの詩人に傾倒した。

マラルメ、ヴァレリイ、ブランショ、 ヘルダーリン、リルケ・・・

『ヴァレリイの芸術哲学』(1951年)はそれほど入手困難ではなさそうだ。

 

高さ180cm、横幅120cmの大型書棚を購入。

相変わらず、休日は本の整理に明け暮れている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月3日 

昨日は2月初めての仕事。懸案だった厄介な要望を解決して、ひとまず完了。

システム投入後の不具合があれば、おって対処すればいい。

もうひとつ、ホームページに公開している別なサービスの使い勝手の良さに改めて感動。

これはどこに出しても恥ずかしくない。

数年がかりの仕事のひとつだが、妙にうれしかった。

 

さて、昨日のよみた屋では

やさしい透視図、 論理学概論(末木剛博)などを見送り。

夕方、国分寺で途中下車し、七七舎にて

辻村公一編『田辺元』(筑摩書房、1965年)100円

晩年の、フランス詩人(マラルメ訳注)への傾注もふくめて業績が概観できる。

近年、田辺元を批判するにしても(佐藤優)、再評価するにしても(中沢新一)、まずは読んでみなくては。

岩波文庫版の著作選集が異様に古書価が高いので、この一冊はうれしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月2日 

amazon(もったいない本舗)から、中河与一到着。

よみた屋でみつけて欲しくなった本だ。

はたして今読んで面白いのか?まずは読んでみよう。

昨日は本の整理。

昨日は、不二貿易製の安いスリム書棚(4100円程)を、もう一台購入し、組み立て。

従来、無駄になっていた40cm程度のすき間に書棚を嵌め込んだ。

ここに、西洋文学・洋書を陳列。

それでも

書棚からあふれた本が、相変わらず床置きになったまま。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月1日 快晴 暁の星はいと美しかりき

仕事は休みだが、吉祥寺にはゆく。よみた屋にて

『讃美歌 讃美歌第二編』55円 讃美歌集は最近ずっと探していたのでうれしい。

三島憲一『ニーチェとその影 芸術と批判のあいだ』(未来社、1990年) 110円

三光長治『アドルノのテルミノロギー』(法政大学出版局、1987年) 110円 傍線が数ページにあり。気にしない。

世界の名著25 下村寅太郎編『スピノザ・ライプニッツ』(中央公論社、昭和56年) 110円 函なし、数ページに傍線あり

スピノザ・ライプニッツとも近年関心があるので、下村寅太郎の解説だけでも価値の高い一冊。

辺見庸・高橋哲哉『私たちはどのような時代に生きているのか』(角川書店、1999年) 110円 これも傍線あり

 

 

今は、夜明け前の明けの明星が美しい季節。

iPhoneアプリ Star Walk2 を、東の空にかざすと、金星のほかに、水星や火星の位置も教えてくれる。だが、明けそめた夜明け前の空では、金星以外はみつけられなかった。

ブクステフーデというバロックの音楽家のオルガン曲に、暁の星はいと美しかりき という曲がある。調べたら、以前CDを買っているのに気づいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月31日 快晴

1)コロナワクチン 3回目の接種予約完了。2/10(木)朝

2)母の入院も1か月を過ぎた。その間2回転院している。 C病院→S病院→ふたたびC病院

朝4時に起きて、本の整理をしている。

 

朝、国分寺に出て、銀行で記帳。

七七舎で30分ほど迷った末に

『埴谷雄高作品集』第7巻・第8巻・第11巻・第13巻・第14巻・第15巻(河出書房、1997年第二刷) 100円×6

25年前の印刷物とは思えぬほど新品同様。まあ、講談社版の全集を買うつもりはないので、これはこれでいい!

 

 

 

 

 

1月30日 曇り

閑散としたオフィスで数時間仕事。

よみた屋では、人類の知性を代表するかのような著作3冊が買えた。

 

1冊目は

Jorge Luis Borges "Collected Fictions" Translated By Andrew Hurley 110円

弁当箱のように大きなハードカバー。(写真右)

左のペーパーバック版を持ってるのは分かっていたが、版がまったく違うので、異なる訳者の異なるエディシオンだと思って買った。

帰宅してみて、同じ訳者の、ハードカバー版だと判明した次第。

でも、楽しい夢を見させてもらった。訳者はプエルトリコ大学の英文学の教授とのこと。

二冊目は、

林晋『ゲーデルの謎を解く』(岩波書店、1993年) 110円 ゲーデルには畏れおおくて踏み込めていないし、たぶん私の頭では理解できないかも、だが、

ゲーデルにまつわる本が買えただけでも、一歩進んだ気がする。

三冊目は、

高橋哲哉『現代思想の冒険者たち28 デリダ』(講談社、1998年) 110円

デリダもまた、若い時から畏れ多くて近寄りがたい存在。と書いては皆に笑われるが、絶好の入門書を買えただけでもすこし前進。

一部頁に書き込み多し。よって店頭本となったのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月30日 

amazonで買ったスリム本棚が届いた。

不二貿易製 4,105円という格安品で、品質もそれなり、万人にお薦めできるほどではないが、まあ安いから良いとする。

クローゼットの開閉には支障がないぎりぎりの大きさで、これまでのすき間に、折口信夫全集(旧版、全31巻+別巻揃い)と

露伴全集(全44巻のうち34巻)などがすっぽり嵌った。

露伴全集完揃いの暁にも、今仮置きしてある杢太郎日記や素白全集(※)の代わりに残り10巻がちょうどよく収まりそうなので、ここは折口+露伴の書棚としよう。

それにしても折口信夫。

文庫版全集が刊行され始めた昭和50年に文庫の数巻を買ってより45年の歳月をへてようやくそろえた旧版全集だが

はたしてこの全集、どの程度読み込めるものであろうか。

 

トランクルーム移行作戦から早1か月半もたったが、本の整理はいっこうに捗らず、相変わらず元長男の部屋に

床置きしている始末である。(まあ、1月は仕事漬けだったが)

本棚の配置(どの本をどこに置くか)の基本方針が、いまだ見えない。

残りの人生の時間は限られており、蒐集する本も絞り込むべきなのだが、それすら見えていない。

 

 

 

 

 

 

寝床のなかで

南方熊楠は歩くGoogle だった。

などと呟いてみた。

昭和40年代には、例えば桑原武夫などは、知の壮麗な無駄遣い、などと評して、総じてこの博覧強記を手放しで褒め称えでいたわけではなかった。

 

※ 1960年ごろの麻布中学で、中学生川本三郎・新任社会科教師山口昌男・早稲田大学定年退官後の岩本素白がめぐり合っていたなんて、素敵すぎる。

  (参考)川本三郎『ひとり居の記』(平凡社)所収「学生時代の恩師逝く」 p.47-

      山口昌男『本の狩人』(右文書院)所収 「もう一度読みたい一冊」 p.417-

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月29日 

昨日のよみた屋。

デニス・ホイートリー ジョー・リンクス原案 土屋政雄訳『マイアミ沖殺人事件』(中央公論社、昭和57年) 110円

これが出たのはもう40年も前なのか! ついこないだのことのようだが。

マッチの燃えさし、金髪の遺留品 すべて実物もどきが添付されているという凝った構成。

文庫化されているようだが、文庫版ではこれらは白黒写真になってしまったという。

40年前の、贅沢な趣向を喜んで、購入。

 

マンガ中国の歴史 セレクション(中央公論社、2008年) 5巻セット化粧箱入り 550円

陳舜臣・手塚治虫監修とあるが、マンガの作画は、横山光輝などと比べると、いま一つ。

中国史のおさらいに。

 

よみた屋で手に取った

中河与一『中河与一代表短編集』(読売新聞社、昭和47年)を、今しがたamazonで注文。365円 amazonのほうが安かったので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月28日 

昨日は朝早く仕事を終えて帰宅。

午後から、夫婦で自転車にのって市内のソフトバンクへ。

妻の機種代残債の一括払い、遠距離介護用にと設定しておいたiPad miniの4G解約をすませ、

夫婦で、ソフトバンクからYmobile へ乗り換え。

電話かけ放題で、夫婦それぞれ 月額1760円 という 経済的なプランになりました。

夫婦とも、介護・医療の関係で遠方に込み入った電話をかける場合が多く、かけ放題を選んだ次第。

(かけ放題はシニア割による、データ通信量は各3GB/月、自宅の光インターネットの割引あり)

担当の若いお嬢さんも、丁寧かつキビキビした応対で感じがよかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月27日 

昨日、

新 日本古典文学大系 渡辺守邦・渡辺憲司校注『仮名草子』(岩波書店、1991年)110円@よみた屋

初期の大衆文芸。それにしても、17世紀半ばに、大衆文芸が興るとは、当時の日本の文化的成熟もたいしたものだといえます。

 

いろいろとポチリポチリ買い込んで、さっそく飽和状態。

おかげで、山口魯庵山脈、昭和の挫折史への欲望が鎮まったのは、良いことでした。

 

仕事もだらだらと続いてます。

 

いわもとさんからは、先日の監獄映画・監獄小説メモについて、くわしい監獄映画論をお送りいただきました。

 

 

 

 

 

1月26日 

今年の5月は、結婚35周年になることにあらためて気づき、手帖にメモ入れた。

目下のコロナ騒動の沈静化が鍵になるが、国内旅行か、宝飾品か・・・。

 

65歳にして気づいた謎その1

元旦から22日までの3週間で、日の出時刻は3分しか早くなってないのに、日の入り時刻は20分も遅くなってる。

対称的に早くなったり遅くなったりするものだと思ってた。何故なんだろう?

地球の公転軌道が楕円だから?わからん。

こんなことに今まで気づかなかった、というよりも、今年になって気づいたことのほうが偉いかも。

https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/2022/s1301.html  国立天文台のHP

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月25日 

メモ 太平洋戦争中の記録がある著名な日記

  ※・・・未所有

 

永井荷風 断腸亭日乗 (岩波書店)    

永井荷風『罹災日録』(扶桑書房、昭和22年)  

清川冽 暗黒日記(評論社)抄録は岩波文庫  

高見順 日記(勁草書房)抄録は文春文庫  

伊藤整 太平洋戦争日記(新潮社)  

内田百けん 東京焼儘(中公文庫)  

古在由重 戦中日記(勁草書房)  

串田孫一 日記(実業之日本社)  

渡辺一夫 敗戦日記(博文館新社)  

木下杢太郎日記(岩波書店)  

河上肇『晩年の生活記録』上・下(第一書林、昭和33年)  

海野十三 敗戦日記(青空文庫)  

徳川夢声 夢声戦争日記(中央公論社)  

山本周五郎 戦中日記(角川春樹事務所)  

大佛次郎 終戦日記(敗戦日記)(文春文庫)  

古川ロッパ 昭和日記(全4巻)(晶文社)  ※

山田風太郎  滅失への青春 戦中派虫けら日記  昭和17年〜19年 大和書房  ちくま文庫

 戦中派不戦日記 -昭和20年 講談社文庫

 戦中派焼け跡日記 -昭和21年 小学館 / 小学館文庫 ※

 戦中派闇市日記 -昭和22年-23年 小学館  / 小学館文庫 ※

 戦中派動乱日記 -昭和24年-25年 小学館  / 小学館文庫 ※

 戦中派復興日記 -昭和26年-27年 小学館 / 小学館文庫  ※

黒田三郎日記 戦中篇 全4巻 + 戦後篇 全2巻 (思潮社) ※

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高松宮日記  全8巻 (中央公論社) ※

木戸幸一日記 (東京大学出版会) ※

細川護貞 細川日記(中公文庫)  

入江相政日記  第2巻(昭和15年1月〜昭和20年8月) (朝日文庫)  

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※参考

紀田順一郎 日記の虚実(ちくま文庫)

野坂昭如 新編「終戦日記」を読む (中公文庫)  

ドナルド・キーン『作家の日記を読む 日本人の戦争』(文春文庫)

特集:日記はこんなに面白い 「こころ 2012年4月 Vol.6」(平凡社)

 

 

 

 

 

 

1月24日 

古本買いがとまらない。

朝、駅のセブン銀行ATMでメルペイをチャージ。

電車のなかで、メルカリ注文。

瀬川拓郎『アイヌ学入門』(講談社現代新書) 

梅原猛・藤村久和『アイヌ学の夜明け』(小学館ライブラリー)

梅原猛・埴原和郎『アイヌは原日本人か』(小学館ライブラリー) 以上を1300円で注文。

(写真は出品者から拝借)

 

こうなりゃ、止まらない。

瀬川拓郎『縄文の思想』(講談社現代新書) amazon注文。 427円

アイヌ学、縄文、そろったら、順に読むつもり。

 

 

今日は、よみた屋では、大冊『背教者ユリアヌス』を見送り。

ただ、昨日の牧野信一が気になって、国分寺七七舎へ。

幸い、この大冊を買うような物好きはいなかったとみえる。

常連の爺さまたちの蘊蓄ばなしを耳にはさみつつ、悩んだ末に購入。

『牧野信一全集』第1巻・第2巻 (人文書院、昭和37年) 100円×2

第一巻 月報欠け、函汚れ。第二巻 月報あり 全3巻中、第3巻欠け。

牧野信一は、昭和50年ごろ旺文社文庫で求めたもののろくに読まずに45年が過ぎてしまった。

太宰治と同様、自死の惜しまれる作家である。

近年、小田原文学の一環で関心はあるが、はたして面白く読めるのか?

できるだけ、第3巻は、amazonか日本の古本屋で買い増すつもり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月24日 

例によって5時ごろ起床。

夜はリポスミン1錠飲んで早めに床に就きますが、数十ページ読むうちに睡魔に襲われ、Olafur Arnalds 聴きつつ眠りにつくというパターンです。

読書捗らず。

仕事は、まあ、ボチボチです。

 

買いたい本

・急上昇 → 瀬川拓郎  アイヌ学入門、縄文の思想 (講談社現代新書) 他 これはメルカリで買うつもり

・中沢新一 レンマ学とか

・後期山口昌男 後期の代表作 内田魯庵山脈・挫折の昭和史までたどり着くのか? 微妙な情勢

・南方熊楠 英文論考ほか高価な本多し。思慮中。

・梅原猛 最晩年の著作が今日から届きはじめます。

・千葉雅也 & 國分功一郎 はじめてのスピノザ とか。

 

昨日は、国分寺七七舎店頭で、牧野信一全集(人文書院版)全3巻中の1・2巻をみつけて、迷いましたが、たぶん読まんだろうと、見送り。大冊で上下2段組みでした。

 

 

 

 

昨日は、職場で数時間、自作プログラムの修正に格闘してましたが、

変数や参照がごちゃごちゃのスパゲッティ状態になって、いったん断念。Excelでお茶を濁しました。

(まあ、仕事はそれで完了したので、それはそれで、いいのですが)

それで、今朝起きた時に、ふと気づいたのですが

メンテナンスの容易な、プログラム設計とは何か ということでした。

別にオブジェクト指向とか、大それたことでなく、

データの持たせ方 データの参照の仕方 などを分かりやすく、効率化する方法についてです。

こんなことを考えるのは、40年ぶりかなあ、と苦笑しましたが、

今日以降、この観点で創意工夫を考えてみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月23日 

朝4時ごろ、老猫に起こされ、のろのろと起床。

夜明け前に、梅原猛のWikipedia などを読む。

メルカリで安く出品があったので、ポチッと注文。

注文後、出品者の書き込み本だと気づいたが時すでに遅し。

まあ、いいか。

梅原猛『人類哲学序説』(岩波新書、2013年) 著者88歳の時の著作

岩田靖夫『今哲学とは何か』(岩波新書、2008年) 以上2冊を440円、但し書き込み本とのこと

(写真は出品者から拝借)

 

梅原猛の最晩年の著作として、

梅原猛『人類哲学へ』(NTT出版、2013年) 451円@amazon も注文。

こちらは、吉村作治・松井孝典・安田喜憲・梅原賢一郎との共著(座談会・対談など)とのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月22日 快晴

今日も、よみた屋。

堀辰雄『風立ちぬ』(野田書房、昭和13年の 復刻版)名著復刻全集昭和44年版 110円

梅原猛『海人と天皇』上・下巻(朝日新聞社、1991年) 110円×2

 

買いたい本は日に日に増えます。アイヌ関係の書籍が加わりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月22日 快晴

映画『大脱出』(S・スタローン+A・シュワルツェネッガー)@amazon 二回目もそこそこ面白く観たので、脱獄ものメモ

◆モンテクリスト伯

◆パルムの僧院 スタンダール

◆吉村昭 破獄

◆パピヨン S・マックイーン

◆パピヨン リメイク版

◆アルカトラズからの脱出

◆ショーシャンクの空に

◆ロックアウト (宇宙監獄もの)

◆プリズン・ブレイク (未見)

なんか他にも名作がいっぱいありそうですが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月21日 快晴

開店早々のよみた屋で

中沢新一『芸術人類学』(みすず書房、2006年) 110円 カバー汚れ、でもいい。

堀辰雄『風立ちぬ』の復刻版や、梅原猛の『海人と天皇』上下巻は、明日に見送り。明日は仕事で、明日もあれば買うだろう。

京王ビル7F 啓文堂書店横の椿屋で、ケーキ2個を買って帰った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月20日 快晴

場所ふさぎのカセット・レコーダーを、いっそメルカリにでも売るかな、どうせジャンク扱いだし、宅急便代+αくらいだろうけど、

と、朝ふと思い立ち

もはやジャンクの山としか思えぬ旧オーディオ機器を、ごそごととあちこちから取りあつめ

除菌ティッシュや化学雑巾で汚れを払い

これまたあちこちから、電源ケーブルやらオーディオケーブルやら、同軸アンテナやらを掘り出して

リビングに仮置きして、電源を入れてみた。

1)(写真の最下段) TEAC カセット・レコーダー R-616X

2003年の秋、ヤフオクか何かで入手した、往年のDolby対応オートリバースデッキ。 今、ネットで調べると1987年製造で当時6万円だったようです。

2) TRIO のKT-1000 FMチューナー。アナログのダイヤルが懐かしい。これは、もう40年ほど前秋葉原で買ったもの。当時7万円ほどでした。

3)Marantz PM6100SA プリメインアンプ。 2004年に新品を3万円で買ったもの。

4)Kenwood DP-7010 CDプレーヤー。 2004年に ヤフオクで4600円で買った往年の人気機種。(1988年製造 当時6万円とのこと)

5)BOSE model 125  スピーカー 2005年に新品を40500円でかったもの。

スイッチ類の不具合や、耐えがたいクラッチノイズなどがあるかなと思ってましたが、順繰りに再生してもなんの問題もないのはうれしい限りでした。

まあ、BOSEのスピーカーやMarantzのアンプは一応現役といってもよかろうと思いますが

TRIOのチューナーやCDプレーヤー、TEACのカセットデッキは、完全なシルバー世代。幾星霜を苦労して生き延びてきた古機械ばかりです。

全部、美しい音を奏でてくれたので、メルカリ売却は中止することにしました。

※今回試聴に使ったヘッドフォンは、Beyerdynamics の DT990Pro。  2011年の冬、新品で16430円でした。

今の若いひとは、

ハードウェアは

iPhone + Bluetoothイヤフォン これだけ。

ソフト(CDやDVD)は特に持たず

ネットサービスが、Spotify やAmazon Music

という感じでしょうか? まあ、それはそれで清々しい、音楽の楽しみ方なのかもしれませんが。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月20日 晴

十時間ほど爆睡して夜明け前に起床。

 

古いファミコンのゲームの取説が高価で取引されて話題になってるそうだ。

あと10年か20年か経って、

大正か昭和のころの小説は、タブレット端末で読むのが普通になったころ

(そのころには図書館ですら、貸出は電子書籍になってるだろう)

若い人たちの間で、紙の本が最高の贅沢としてブームになり

鴎外全集や荷風全集・鏡花全集あたりが、垂涎のステータスになるかもしれない。

荷風全集 揃い 30万円とかね。

「正字や旧かながすごく読むのが大変だけど、そこがまた良いんですよ」とか、未来の日経の記事になったりして。

レコードやカセットテープの再流行を思うと、ありえない話じゃないなあ。

 

 

 

 

 

1月19日 晴

一昼夜働いて帰宅。 20年以上この激務に耐えてきたし、まだ己の中に教育の仕事に対するどす黒い情熱が残っていたのに驚いているが

もうこれでおしまいにしたい。

 

夜更けのよみた屋。

凍てついた風の吹くなか、わが魂の古本屋のあかりは煌々と照っていた。

店内は暖房が効いて天国のようで、若い店員さんは手持無沙汰にしてた。

中沢新一『熊楠の星の時間』(講談社)880円 購入。

凍えるような店頭で、古ツアの小山さんよろしく記念撮影。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月18日 快晴

共通テストが実施されたが、土・日・月と、いずれも早めに退社した。

昨日の夕暮れ時、近くの公園で。

今夜(火曜の夜)は、水曜の朝まで仕事になります。

そんなハードワークは人生で最後にするつもり。

 

 

 

 

 

 

 

1月16日 快晴

昨夜、寝床で、amazon注文。

山口昌男『本の猟人 読書年代記』(右文書院、2008年)を 1885円で。

 

 

 

 

 

 

 

1月15日 晴

昨日のよみた屋。

William Butler Yeats "Mythologies" (TouchStone) 110円 #イエイツ 

ケルトの薄明、秘密の薔薇 など、小説・妖精物語などを網羅している。

東浩紀・北田暁大『東京から考える 格差・郊外・ナショナリズム』(日本放送出版協会、2007年) 110円

昨日、つまり同じ日、古ツアさんこと小山さんは、よみた屋店頭でうれしい釣果があったそうな。

http://furuhonya-tour.seesaa.net/article/485208421.html

この本のこと、私はすこしも気づきませんでした。

 

 

1月14日 快晴

昨日、QBハウスで髪を切った。寒い中ではあるが、気分を一新して臨むため。

国分寺駅北口広場では、無料のPCR検査を実施していた。

七七舎に寄ったが、『一万年の旅路』は保留。立原道造全集(旧版)揃い但し一部書き込み有 は売れていた。

 

夜、寝床でiPhoneからAmazon注文。

山本 周五郎『山本周五郎 戦中日記』(角川春樹事務所、2011年) 265円

山口昌男『はみ出し(ステップ・アウト)の文法―敗者学をめぐって』(平凡社、 2001年) 1390円

 

 

 

 

 

 

 

 

1月13日 曇り

村上春樹は一式トランクルームに移してしまったので、映画ドライブ・マイ・カーの原作短編が読めない。濱口竜介監督を激賞した蓮実重彦の最新映画論(新書)も、これは自宅にあるはずなのだが、みつからない

年末の急な帰省のせいもあって、本の整理は捗らず。相変わらず、一室の床を占領したまま。

郷里で入院中の母の今後の生活も決まらず。

今朝の東京の空同様、どんよりと曇った気分です。

 

 

 

 

 

 

 

1月12日 快晴

昨日の、暗く寒々とした曇天がうそだったかのような良い天気。

大がかりな仕事を前に、家でじっとしていても気が晴れないので、体の負担にならない程度でオフィスに顔を出すのが精神的にもよさそうだ。

 

昨晩、寝床で、敗者の精神史に着手しつつ、amazonmusicでOlafur Arnalds 聴きながら

メルカリで山口昌男の出品を検索すると

山口昌男『古本的思考 講演敗者学』(晶文社、2013年) 650円 が安かったので、即購入。(書影は出品者から拝借)

遺稿集。山口歴史人類学の到達点。

 

 

amazonプライムビデオ

J・ステイサム主演の『キャッシュ・トラック』途中まで観てるが、このあとどうなるのか。冷酷無比の悪党を演じてるが、どんでん返しかなにかあるのか?

S・スタローンの『ランボー ラストブラッド』、私的には良。 スタローンの仕掛けた地下迷宮のような坑道に、わらわらと入り込んでは次々に餌食になってゆく悪党どもに、なぜかギリシャ神話のテーセウス神話(アリアドネの糸)を思い出した。

致命傷のような深手を負いながら、愛馬に乗って町へと去ってゆくラスト。次の一作があってもおかしくない。まだスタローン75歳だもんね。

 

 

 

1月11日 雨

仕事は休み。冬の雨。沈鬱です。

 

入院中の母親に、手紙と正月に撮った写真一葉、パンフレットをつめて、近くの郵便局へ。

定形外の速達で送るつもりだったが、訊けばレターパックミニ?のほうが安く、鹿児島でも速達便と同じく明日には着くという。520円。

商品のラインアップが混線してるね。それにしても、レターパックってほんとに九州でも翌日着くのか?だとすると、宅急便より速いことになる。本当だろうか。

郵便局でもPayPay他たいていのスマホ決済ができるのは便利になったと思う。

 

 

山口昌男『「敗者」の精神史』(岩波書店、1995年) がこちらもレターパックで武蔵境浩仁堂から届いた。

こうなりゃ、内田魯庵山脈も買うしかないなあ。仕事に目処が着いたら、ご褒美に買おう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月10日 曇りのち晴れ

よみた屋で

田桐大澄解説校注『Tremendous Trifles チェスタトン随筆集』(研究社、昭和42年) 110円   #Chesterton

Tremendous Trifles(春秋社版邦訳書の表題は、『棒大なる針小』) から10編を選んで校注を施した書。

以前買ったブラウン神父の二原書とあわせて撮影。

 

日本古典文学全集32 金子金治郎・暉俊康隆・中村俊定 注解『連歌俳諧集』(小学館、昭和54年) 110円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月9日 快晴

座談会昭和文学史の第2巻中、「柳田國男と折口信夫」の座談会を読んで、山口昌男の日本民俗学に関する知見の深さと博覧強記ぶりにあらためて驚嘆し、

いよいよ後期山口昌男の「敗者学」に踏み込もうと決め、早朝に

山口昌男『「敗者」の精神史』(岩波書店、1995年) 940円 を、Amazon経由 武蔵境浩仁堂 へ注文。

と、今日も、人の少ない職場で、黙々と数時間仕事をし

よみた屋で

山口昌男『気配の時代』(筑摩書房、1990年) 110円 と

川本三郎『ひとり居の記』(平凡社、2015年) 110円 を購入。

川本三郎の著書のあとがきと、「学生時代の恩師逝く」(初出は東京人2013年5月号)を読んで、

川本三郎の中学時代の社会科の恩師が、山口昌男そのひとであったことを知らされて、いたく驚いたことだった。

 

 

もう一冊は、

蓮実重彦『シネマの煽動装置』(話の特集、1985年) 110円 二冊目。カバーが汚れているが、持っている一冊目より状態良。

全ページひとつの文で構成されている映画論。 

 

 

 

 

1月9日 快晴

日の出(6:53)三十分前の東の空。凍てついたベランダで撮影。今日も良い天気です。

 

昨日のよみた屋。

川崎長太郎『姫の水の記』(Tokyo Publishing House、2014年初版170部) 110円 平出隆・齋藤秀昭編による川崎長太郎未刊行短編集。瀟洒な装幀にひときわ惹かれます。

関東大震災直後の小田原の様子を描いた短編など。

 

 

 

 

 

 

 

 

1月8日 快晴

・母は、地元の病院(実家から徒歩15分程度)に移り、リハビリを続けています。もっとも、退院後どういう暮らしをするかについては、母とじゅうぶん話し合う機会がありません。(なにしろ面会できませんので)

 

・仕事はあと2週間ほど延々と続きます。今年で最後にするのか・・・いまだ迷ってます。

 

・その仕事の合間をぬって、職場に止め置いていた本をせっせと持ち帰ってます。重さにげんなり。

まあ、そのおかげで、露伴全集入手済みの34巻も、一堂に集めることができました。(全41巻+別巻2+附録=44巻、残りは計10巻)

・そのせいか、よみた屋でも食指が伸びません。岩波の『浮世風呂』とか『義経記』とか保留。後期山口昌男の敗者学関連に関心大ですが、内田魯庵山脈を買う勇気なし。

・このところ寝床で聴いてるのは、Olafur Arnalds のサントラ Gimme Shelter 。ごくごく小さい音量で、かそけき調べに耳をすましていると、とても癒されます。(CDは高し)

Olafur Arnalds から、ニルス・フラム、Loscil 、ヨハン・ヨハンセン と、この数年、ポスト・クラシカルとかアンビエントとかいう領域を辿ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月6日 雪へ

昼過ぎから雪です。

その前に国分寺へ出かけていましたが、粉雪が舞い始めたので、三鷹行きは延期。

七七舎にて

岸田劉生『劉生絵日記』全3巻(龍星閣、昭和53年新訂版) 1000円

 

夫婦函から取り出して、

状態も大変良く、揃い1000円はとても安いと思いました。

岩波文庫では、摘録劉生日記として読めますが、やはり完全版で読みたいのです。

1922(大正11)年1月1日から1924(大正13)12月31日まで、一日もかかさず書かれた日記。さし絵(デッサン)多数。

 

口絵多数

日日のデッサン(さし絵)多数

 

 

 

 

ここ七七舎では、立原道造全集揃いや、一万年の旅路など、買いたい本がまだ多数あります。順に買うつもりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

1月6日 曇り

1月4日の夕方、凍てついた西の空に、気高く輝く月でした。いま手元のiPhoneアプリDiana で調べると、該当日の月齢は 1.52 とのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月4日 快晴  古本はじめ

歳末に、故郷の港で。 海の、ごくそばにいることの幸福ということを考えました。

 

 

で、今日は、仕事始めでにぎやかなオフィスで、数時間仕事をして、退散。

明日は休んで、木曜以降は延々と仕事です。

 

よみた屋にて、古本はじめ。

■小森陽一・井上ひさし(編著)『座談会 昭和文学史2』(集英社、2003年) 110円

第9章「柳田國男と折口信夫」(岡野弘彦+山口昌男+編者のおふたり) 他、テーマを絞っての徹底討議が特色です。

古本はじめにふさわしい一冊。

■山極寿一『父という余分なもの サルに探る文明の起源』(新潮文庫) 55円

『国立科学博物館開館110周年記念 日本人の起源展 日本人はどこから来たか』(1988年) 110円 ちょっと古いのが気になったが、定番のテーマなので。図版多し。

カント 篠田英雄訳『判断力批判 下』(岩波文庫)55円 

上巻はみつからず、ひとまず下巻購入。上巻は、ここ(よみた屋)か、Amazon・メルカリなどで気長に探します。

 

そして、国分寺七七舎へ。

ここでも、古本はじめよろしく景気よく

中沢新一『精霊の王』(講談社、2003年) 700円 去年秋からキープしておいた本を購入。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月4日 快晴 

2・3日と、正月返上で出社して仕事したので、仕事始めの今日は意外に手すきです。今日は早く退社し、明日は休むかも。

今日から、よみた屋、国分寺七七舎 開店です。

中八日ぶりの、いきつけの古本屋です。楽しみ。

 

 

ところで、鹿児島の天文館から朝日通りまで、久しぶりに散歩したのですが、

春苑堂書店、吉田書店、金海堂など、地元の本屋はことごとく閉店していて、残念でした。

というのも、それぞれの本屋に、青春の想い出がつまっていましたので・・・。

今は、ジュンク堂、丸善など、なぜかDNP傘下の大型書店のみが健闘しているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月3日 快晴 鹿児島糸書店のこと

昨日から仕事開始。よみた屋は4日からなので、年末の6日間とあわせて十日ほど古本から遠ざかることになります。

年始は、職場に置いておいた堀辰雄全集の数巻や露伴全集をぼちぼち家に持ち帰ります。

 

歳の瀬も押し迫った30日に、病院への往復の合間をぬって、

鹿児島天文館の糸書店を訪問しました。

訪問前に、創業者のご子息のブログをみていたので、実は閉まっているのは知ってました。

私もお会いしたことのある先代は、ずいぶん前にお亡くなりになり、今は関西在住のご子息夫婦が

関西から往復して、不定期に月の1/3ほど店を開けているそうです。

終戦後間もないころに創業したこの糸書店、わたしも本好きの友人に教えられ、高校時代から二十代の半ばまで数回通いました。

吉田一穂の関連書や、ヴァレリイのヴァリエテ(人文書院)を買い求めたのはここでです。

昭和50年ごろは、店番のオウムがいたような記憶が。

 

下の南日本新聞の記事は、Nishimoto Gaku さんの google投稿からお借りしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月2日 曇り

年末27日(月)の朝の新幹線で一路鹿児島を目指したものの、関ケ原前後の大雪で100分遅れてしまい、20時前に鹿児島中央着。

入院した母親の入院手続き、先生方との面談や、各種日用品介護用品の買出しなどで忙しく立ち働き

実家にも帰って掃除や蛍光灯の取り換え、ゴミ出しなど。

帰京は、30日(木)の夜の全日空機で、自宅着は日付が変わって大晦日の午前0時過ぎでした。

大晦日・元旦の昨日は、家の用事や、次男夫婦の年始訪問で、あわただしく、心楽しく過ぎ、

今日から仕事になります。

 

古本屋も、26日(日)が最後で、いつも通うよみた屋や国分寺七七舎も大晦日は休みでしたので、

1週間ほど本を買わず過ごせそうです。

一種、古本中毒のデトックスとなりそう。

今年は買う本を減らし、読む本を増やし、実りある読書生活を送りたいものです。

帰京後は、南方熊楠の日記再開です。

 

 

 

 

 

 

1月1日 快晴

謹賀新年

今年の元旦も快晴です。