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5月31日

今月は古本買いすぎた。来月は的を絞って、なるべく買い控えることにしよう。

 

 

不戦日記(昭和20年)以降の二冊が届いた。新品同様。

左から年代順に並べてみた。

5) 山田風太郎『戦中派動乱日記』 (小学館文庫、2013年)  294円@Amazon 昭和24年-25年編 も続けて注文済。残すところ一巻のみ。

阿川弘之『高松宮と海軍』(中央公論社、1996年) も届いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月30日

1)ドカベン プロ野球編。もう50年前のことになるが、高校時代、絵柄があまり好みじゃなくて、熱心に読んだわけではなかった。

あぶさんは時々読んではいいなと思ってた、その程度。

今回、プロ野球編2冊、続きが気になるくらい面白く読んだ。 ただ、プロ野球編だけでも52冊(!)もある大河マンガだからなあ、どうしよう。

 

2)昨日の日曜。夏日のように暑く、日差しも強いなか

長男と彼女、われわれ夫婦の4人で、神楽坂ランチ。

寿司と天ぷらのセットをいただいたあと、二次会は椿屋珈琲 神楽坂茶房にてケーキセット。

お好みのケーキと珈琲のセットで1500円ほどですが、この喫茶店のなかでは割安のメニューかも。皆さんの評判も良かった。

歩行者天国になってる神楽坂の坂の一角で、持参した自撮り棒で記念撮影。bluetoothでリモートシャッターも切れるので便利です。

 

 

 

 

 

 

 

 

5月29日

江東区に住む長男が、食事でもしたいというので、多摩湖畔を眼下に眺望できる掬水亭を予約しようとしたが、日曜の今日はあいにく満席。

コロナ禍のさなかで空いてると思ってた自分が甘かった。景気も戻りつつあるじゃないですか、西武鉄道さん。

代わりに、(両方の中間あたりの)神楽坂で会うことにした。


 

昨日のよみた屋。

水島新司『ドカベン プロ野球編』16巻・24巻 (秋田書店、2005年) 55円×2

肩のこらない楽しいマンガをと思って。

ドカベンは、連載当初(昭和48年ごろ)から折々触れてはいたのですが、単行本買うのは初めてです。

一生を野球漫画に捧げた水島新司。その生涯と作品群について、厖大なWikipedia資料をあれこれ読んだところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月28日

6月3日から二泊ほど鹿児島に帰ります。天文館のホテル(素泊まり)は予約済み。

 

昨夜、高松宮日記の予行演習として読み始めた、風太郎戦中派不戦日記が、寝るのが惜しいほどの面白さで

後世に残すつもりなど全くない一医学生の日記が何故こうも面白いのかと驚嘆し、

長年の積読状態を反省しつつ、

3) 山田風太郎『戦中派焼け跡日記』 (小学館文庫、2011年)  415円@Amazon 昭和21年編

4) 山田風太郎『戦中派闇市日記』 (小学館文庫、2012年)  575円@Amazon 昭和22年-23年編

の二冊を今朝がた注文。

 

1) 滅失への青春 戦中派虫けら日記 -昭和17年〜19年 ちくま文庫

2) 戦中派不戦日記 -昭和20年 講談社文庫

に続く、二冊になる。

全6冊の戦中戦後日記も、残すところあと2冊となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月27日

昨日は、夕方、ふたたび国分寺へ繰り出し、七七舎で

『高松宮日記』全8巻(中央公論社、1996年) 800円を購入。

函の角にわずかに汚れが見受けられる程度の極美本、月報揃いが、なぜこんなに安価なのか?

ありがたく買わせていただきました。

あわせて、この日記刊行のいきさつから編集作業の実際までが詳述されているという

阿川弘之『高松宮と海軍』(中央公論社、1996年) 257円 @Amazon注文。

 

 

 

 

 

 

5月26日

今日のよみた屋は趣味的な本を。

ブックスエゾテリカ別冊『クトゥルー神話の本』(学研)110円

菊池秀行の「アーカム探訪記」、矢野健太郎(猫じゃないもん)の各種図鑑、東雅夫の「ラヴクラフトのいる日本怪奇文学史」等、

マニア垂涎の一冊といえよう。

 

"The Penguin Complete Sherlock Holmes" 110円 写真右が今回買った一巻本。右は以前買ったバーンズ&ノーブルの上下巻全集のうちの上巻。

表紙はずいぶん痛んでますが、本文はまずまずの状態で、通読に支障なし。本文が1100頁もあります。

いちおうこれで、冬の夜に突然ホームズが読みたくなっても、願いが叶うわけです。

 

 

国分寺七七舎では

ディールス 平田寛訳『古代技術』(創元社、昭和18年)100円

妙にマニアックな古代ギリシャの科学技術史。

著者に面識なく、戦時中の書物だが、妙に惹かれるところがあったので。

 

七七舎では、

高松宮日記全8巻揃いがなんと800円!

運ぶ気力がなく、なんとなく見送り。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月26日

昨日のよみた屋。

中川一政『つりおとした魚の寸法』(講談社、1985年) 110円

書・画を収めたカラー口絵多数。活字も大きく瀟洒な装幀の風雅な一冊。

作者米寿の歳の刊行です。(収録されたエッセイは過去のものが中心)

メモ

中川一政 1893- 1991

武者小路実篤 1885- 1976

千家元麿 1888- 1948

志賀直哉 1883- 1971

 

 

 

 

『梅原猛 全対話2 古代日本を考える』(集英社、1984年) 110円 上山春平、上田正昭、江上波夫、埴原和郎 他

『梅原猛 全対話5 芸術家と考える』(集英社、1984年) 110円 檀一雄、高橋和巳、富士正晴 ほか

状態良。

『全対話6 万葉人と詩の心』 は迷っているうちに買い逃し。

『全対話4 現代日本を考える』 は当座見送り。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月25日 Q肝日(手帖にはQとメモ書きするようにしました)

昨日はお酒に手を付けませんでした。やればできるでないか。

麒麟のグリーンズフリー、100円(税別)と安いからいいようなものの、ビール本物に比べるとあまり美味くありません。

当たり前か。

炭酸水の氷割にレモン果汁(ポッカ)垂らすほうが爽快感があって美味いです。

 

 

 

5月24日 緑寿

岩波講座 現代数学の展開〈9〉『1.代数解析概論 / 11.Fermat予想1 』 が届いた。

わが人生の記念に!

Ferma予想第2巻も入手せねばなるまい。

 

 

 

昨日のよみた屋。

戸頃重基『近代日本の宗教とナショナリズム』(冨山房、1966年) 110円 アプローチしたい領域の本なので買った。

Raymond Murphy "Grammar in Use Intermediate 3rd Edition with CD-ROM "(Cambridge) 110円

旧版、多少書き込み有。

 

66歳を祝うにあたって、緑寿という祝い方が、近年某百貨店の提唱で普及しつつあるようだ。

エヴァ―グリーンの祝いか・・・なかなか素敵ではないか。

常緑樹のようにいつまでも枯れずに生きたいものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月22日 

今日のよみた屋。

日本近代文学大系『近代俳句集』は買い逃した。

代わりに

猪木正道『増補 共産主義の系譜』(角川文庫、昭和59年)55円を買って帰った。

 

昨夜、寝床のなかで、日本の古本屋にログインし、

岩波講座 現代数学の展開〈9〉『1.代数解析概論 / 11.Fermat予想1 』(岩波書店、2000年)を

神田長島書店に注文。2200円+送料520円

最近、数式を、詩のように読むことができるようになった。

 

人間ドックの結果はまだでないが

1)休肝日を設けること

2)ダイエットすること(詳細は未定)

3)適度な運動

を、自ら決めた。1)は昨夕守れたが、今夕はジン飲みながら書いてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月21日 

今日のよみた屋。

日本近代文学大系55『近代短歌集』(角川書店、昭和48年) 110円

角川書店創業25周年記念出版という名に恥じない堂々とした菊判全集です。

本分の活字大き目、上段に注釈付き。

中学3年のころ、学校の図書館で萩原朔太郎の巻を夢中で読んだ覚えがあり、懐かしい叢書です。

よみた屋に多量にでたので、すぐに樋口一葉集を探したのですが、すでに売り切れたのかもともと欠けていたのか

見つからず残念。(いわもとさんに刺激されて一葉読もうと思ってたので)

記念に、上の短歌集を買いました。

明日は、近代俳句集を買うことにしました。

■収録作品

「紫」 与謝野寛 「相聞」 与謝野寛 「思草」 佐佐木信綱 「銀鈴」 尾上柴舟 「覚めたる歌」 金子薫園 「つゆ草」

太田水穂 「黄昏に」 土岐哀果 「酒ほがひ」 吉井勇 「生くる日に」 前田夕暮 「春かへる日に、やますげ」 松村英一 「さすらひ」

尾山篤二郎 「銀」 木下利玄 「伎芸天」 川田順 「南京新唱」 会津八一 「尾上の土」 古泉千樫 「青牛集」

古泉千樫 「林泉集」 中村憲吉 「しらがみ」 中村憲吉 「ふゆくさ」 土屋文明 「庭苔」 岡麓 「青杉」 土田耕平

 

国分寺に移動して、

七七舎で

岩男淳一郎『絶版文庫発掘ノート』(青弓社、1983年) 100円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月21日 

昨日のよみた屋。

Jane Austen "Pride and Prejudice" (Penguin) 110円 B6版とA5版のあいだくらいのサイズです。通常のペーパーバックよりも大きい版型。

Herman Melville "Moby-Dick or the Whale" (Penguin) 110円 Amazonの書評を読むと、原書で読破している方もいたりして正直感服します。

こちらは邦訳ですら何度も挫折してるので、なにかムードを醸成するために原書を買うようなものです。

冒頭、クジラ文学誌のごとく様々な小説・詩が引用されますが、たとえば妖精女王の一節が見事に韻を踏んでたりして、そんなことにも原書の良さを感じたりします。

 

他に、

松本健一『畏るべき昭和天皇』(毎日新聞社、2007年) 110円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月19日

今日は人間ドック。

 

昨日のよみた屋。

D・H・Lawrence "Lady Chatterley's Lover"(Arcturus) 110円  美本です。

『入江相政日記』第1巻〜第3巻(朝日新聞社) 110円×3

朝日文庫版は全12巻構成ですが、この上製本では全6巻です。ただ、残り巻をバラで集めようとすると意外に大変です。

一部難ありの巻があるせいで揃っていても格安のセットをみつけるしかないようです。揃えるかどうかは読んでみて決めます。

 

 

 

 

 

 

5月18日

昨日は、いわもとさん・ふるかわさんと同期会@根津・千駄木界隈。

行きは、吉祥寺のよみた屋に立ち寄って、総武線→東西線・千代田線と乗り継ぎ。

(大手町の乗り換えが不便だったので、帰りは、千代田線→山手線で馬場乗り換え西武線)

 

今回は、まず文京区立鴎外記念館を訪問。入館料600円

開館十周年とのことですが、私は初めてになります。

鴎外の旧居「観潮楼」跡にできたなかなか壮麗な館です。

じっくり見学すると、鴎外の評伝を一冊読んだかのように鴎外の生涯と作品が俯瞰できます。

今回、とくに、大逆事件後に書かれたという、「沈黙の塔」「食堂」 の二作品が気になりました。(全集第7巻所収)

SF仕立てのディストピア小説らしく、鴎外の作品群のなかでも異色といえそうです。

 

さて、今回の同期会は、根津の車屋にて。

刺身盛り合わせ、イワシと梅干しを巻いた揚げ物、ほか、どれもボリュームもあり美味でした。

 

急逝した同期のE君を偲んで、今後の我々の健康と人生について思うところを語り合い、

さまざまな映画・ドラマについて蘊蓄が披露された、充実した二時間でした。

話題になった映画・ドラマ、コスタ・カヴラス、ブライアン・デ・パルマ、R・レッドフォードのクイズショー、BOSHE ファーゴ 等々。

 

 

 

 

写真は近所の高級串揚げ屋を撮影。

はん亭 

木造3階建ての風流な館です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月17日

昨朝のよみた屋で

"The Concise Oxford Dictionary of Quotations " (New Edition)

英米の引用句辞典としては、ペンギン版を昔から持ってますが。これもなかなかよさそうな本です。

英米中心ですが、仏や独の引用句もあり。もちろん、ギリシャ・ローマは充実してます。

 

Wordsworth の頁。

映画『草原の輝き』。高校生役のナタリー・ウッドが、高校の国語の授業中、席から立って朗読する一節。

昼過ぎにもう一度訪問。

白戸三平『カムイ伝』1〜6 (小学館文庫、昭和61年) 55円×6

白戸三平は、小学4・5年のころ、月刊少年(光文社)連載中の「サスケ」を愛読していたので、読者になったのはかなり早いほうだと思いますが

それがかえってアダになり、カムイ伝読むのは半世紀経った今です。

昨晩第一巻を読み終えましたが、

絵の表現力、物語の構想力、いずれも一世を風靡しただけのことはあります。

ただ、全部そろえようとすると

第一部 全15巻 (文庫版、全集版とも)

第二部 全12巻(全集版が定本)

他に外伝 全2巻(全集版)と、相当のボリュームになります。

揃えるかどうかは、あと数巻読んでから決めます。

 

夕方、帰宅時に再度立ち寄って、

世界文学大系36『メルヴィル』(筑摩書房、昭和46年) 110円 阿部知二の訳で、『白鯨』と『書記バートルビ』、チェイスの「白鯨論」を収めています。

阿部知二訳はすでに岩波文庫版を持っており、それ以前に講談社の文学全集版で、すでに二度も挑戦して挫折してるのですが、気分を変えてこの大冊で再挑戦です。

 

 

 

 

 

 

5月16日

日曜の朝のよみた屋で

中野好夫『アラビアのロレンス 改訂版』(岩波新書、1963年) 110円

中野好夫は東大英文科時代に師事したエドマンド・ブライデン(詩人)から、ロバート・グレーブズのT・E・ロレンス評伝(今は東洋文庫)のことをきいてロレンスに関心を持ったという。

国分寺に移動して、七七舎で

山口昌男『道化の民俗学』(新潮社、昭和50年) 100円

やっと買った。

山口昌男『道化の宇宙』(白水社、1980年) 100円

ところがこれが先日かった講談社文庫版の元本で、つまりだぶり。

そんなことなら、『知恵の七柱 1』を買うのだった。

 

というわけで、物好きにも、午後ふたたび国分寺へ。

T・E・ロレンス 柏倉俊三訳『知恵の七柱 1』(東洋文庫、昭和46年) 100円

富士正晴『どうなとなれ』(中央公論社、昭和52年) 100円 短編集。これが一番うれしい今日の買い物かも。

 

 

5月15日

昨日のよみた屋。

森村誠一『新版 悪魔の飽食』『新版 続・悪魔の飽食』(角川文庫)55円×2

なんでこんな本を買ってしまったか・・・。職場に留め置き。

浅田彰・田中康夫の憂国呆談 特別編は、ネットで公開。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/95208 (全3回)

今回のウクライナ侵攻で、いろんなひとがいろんなことを語ってますが、この3回の対談、いちおう腑に落ちました。

第4回目の対談は、6月公開とのこと。

 

今月かった南方熊楠全集や世界批評大系はほとんど手つかずで、リーマン予想のうすい冊子ばかり読んでます。

21世紀数学の最前線のテーマを、わかりやすく、いやわからなくとも魅力的に解説してくれる黒川先生の語り口に

すっかり惚れこんでしまいました。

 

このところ

さすがに古本買いすぎを反省し、ちょっとトーンを落としてます。

 

公私にわたって落ち込むことが多く、昔のことを思い出しては感傷にふけってます。

 

 

 

 

 

5月14日 

昨日、調子が悪くて休んだので、今日は仕事です。

『リーマン予想の150年』をまがりなりに読了したものの、もちろん理解できないので、もう一度『オイラー・リーマン・ラマヌジャン』に立ち帰り

基礎からもう一度読んでるところです。

読書百遍意おのずから通ず、じゃなくて、門前の小僧習わぬ経を読む といったところ。

 

 

 

 

5月12日 

千葉雅也『現代思想入門』(講談社現代新書、2022年) 着。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月11日 

千葉雅也『現代思想入門』(講談社現代新書、2022年) 950円@メルカリ。 688円程度はポイントでまかない。

 

Amazon USA で、 "The Tuesday Night Club: A Miss Marple Short Story [Kindle Edition]  By: Agatha Christie " $1.17  妻へのプレゼント。

たちどころに、手元の iPad mini にダウンロードできました。

これから、Kindle の使い方も説明します。

 

 

 

 

 

5月10日 

GW中に、イトーヨーカ堂で買い求めた、ロンドン・ジン Beefeater 40度 750ml で、税込1097円。

お手頃値段です。

昨日は昨日で、届いたこわれもの表示の段ボール箱。

開けると、内側は観音びらきの化粧箱になっており、

Bombay Saphire 47度 750ml と、バルーングラスのセット。 Amazonで税込1973円でした。

このジンは、イトーヨーカ堂の店頭でも税込1700円ほどはしますので、差額がこの特製グラスだとおもえば、割安感があります。

 

しかし、それにしてもでかい。妻が失笑してましたが、今朝台所の計量カップで計ると、容量は800mlほどありました。

つまり、同梱のボトル1本分、あるいはビールの大瓶くらいは楽々注げてしまうわけです。

まあ、もちろんそんな飲み方はしませんが、この大きさが普段飲みになじむかどうかですね。

 

4月に買った、タンカレーとあわせて3種のジンを、ゆっくり飲み比べてみようとおもいます。

はたしてブラインド・テストで飲み分けられるのかどうか?

あまり自信はないですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月8日 

よみた屋にて

Stuart Halloway "Programming Clojure" 110円

Venkat Subramaniam "Programming Scala " 110円

 

 

 

 

カント 篠田英雄訳『判断力批判 上巻』(岩波文庫、昭和41年) 55円 上下巻が揃いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月8日 

昨日の七七舎で

『世界批評大系1 近代批評の成立』(筑摩書房、1975年) 300円

『世界批評大系4 小説と現実』(筑摩書房、1975年) 300円

『世界批評大系6 詩論の現在』(筑摩書房、1975年) 300円

『世界批評大系7 現代の小説論』(筑摩書房、1975年) 300円

十年ほど前から欲しいと思っていた文芸批評の集成です。

古本買いすぎなので、数日間自粛してましたが、市価よりずいぶん安いので、やっぱり買いました。

全7巻中、残りは、2・3・5巻ですが、Amazon、日本の古本屋どちらも、各巻2500円程度するので、バラで完揃えを目指すと、最初から揃いで買ったほうが安いという

矛盾にぶつかります。

よって、しばらくは、中央線の古本屋にでるのをゆっくり待つつもりです。

 

総目次は、労作である下記サイトにあります。

ameqlist 翻訳作品集成(Japanese Translation List)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月7日 22年前の教育玩具in USA

押し入れの整理をしていて妻が掘り出した、LeapPad 一式。

22年前の4月に、Austin 郊外の巨大なトイザらスで買い求め、トランクに詰めてひいひい運んで帰った当時最先端?の教育玩具です。

スピーカーやタッチペンの付属した本体に、小冊子を装着すると、インタラクティブな絵本に早変わりです。

当時、200ドル近くしていたような記憶が。

その後、日本でも任天堂だったか、似たような幼児向け玩具が発売されたように記憶しています。

 

さて、生き馬の目を抜くようなIT業界で、20年もの月日が流れたわけですが、

うれしいことに、このLeapFrog社、なんとか生き抜いて、今も商品を提供しているようです。

当然のことながら、今はタブレット端末になってるようですが、

20年前の、紙の絵本とマルチメディア端末が一緒になった玩具に、むしろ郷愁を覚えて、夫婦で遊んでしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月7日 南方熊楠全集ファーストインプレッション

青梅線古本屋のひときわ輝く星古書ワルツから、『南方熊楠全集 全10巻+別巻2巻』(平凡社)が届きました。

10,000円+送料880円。

大学除籍本ということで相場よりもずいぶん安かったのですが、函の背が若干焼けている程度で、本冊は新品同様です。月報も完揃いで、すばらしい。

察するに個人の研究室の片隅で長らくひっそりと眠っていたのでしょう。

第二の人生、わたしの蔵書として輝いてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

5月7日 

昨日のよみた屋。

ゲオルグ・ジンメル 川村二郎編訳『ジンメル・エッセイ集』(平凡社ライブラリー、1999年) 110円

なんでこんな本が均一本に!とありがたく買いましたが、10頁ほどマーカーで傍線ありです。でも、その程度は全く気にしません。

巻末の解説も川村二郎らしいアプローチで、これだけでもありがたい。

 

 

銀林浩『初等整数論入門』(国土社、1966年版) 110円

銀林浩氏といえば、コクセターの幾何学入門の訳者としてでしか知らなかったのですが、遠山啓とともに水道方式を全国の小学校に広めた立役者だったのですね。

古本買うと物知りになります。

ジョン・ダワー 三浦陽一・高杉忠明・田代泰子訳『敗北を抱きしめて』下巻(岩波書店、2001年) 110円

上巻を買ったのが、2003年。当時、書友いわもとさんに薦められて。

なんと下巻を揃えるのに、19年もかかってしまいました。

田辺元の『懺悔道の哲学』に相当の頁が割かれていたので、ようやく買うことにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月6日 

黒川信重『ゼータの冒険と進化』(現代数学社、2014年) 1256円@Amazon注文

昨夜、寝床で、リーマン予想本読んでるうちに、ポチっと。

黒川先生の著作には、そろえたい本がまだたくさん。

1)零点問題集
2)ゼータ進化論 究極の行列式表示を求めて
3)零和への道 ―ζの十二箇月―
4) ラマヌジャン《ゼータ関数論文集》
5)オイラーのゼータ関数論 

零和(令和?)、零点(0点満点?)など、表題もユーモアにあふれてます。

メルカリやAmazonで安い出品があれば即買いです。

 

 

 

 

 

5月5日 

GW中、ある日ある時の、近所の公園。でも、なんでこんなに人気がないのか?撮った自分も不思議な一枚。 

 

南方熊楠全集はいまだ届かず。夜、寝床で読んでるのは、人類の起源と、リーマン予想の150年。

高尚過ぎてか、捗りません。

どちらも面白いんですけどね。

 

サントリーの新作ジン、翠SUI。

ボトルは、700ml 度数40%で、税込1400円ほど(@ヨーカ堂他) ですが、お試しに 350cc度数7%の缶で試飲です。

日本人好みの和やかなテイストですが、ジン特有のボタニカルな(薬草風の)薫りは希薄のような気がします。

悪くはないのですが、自分としては、BeeFeater とかのロンドン・ジンに向かうことにしました。

 

 

国分寺の七七舎には、今日訪問。

世界批評大系(筑摩書房) 全7巻中4巻がでていました。以前の探求書ですが、いまとなっては熟読するともおもえず、保留。

安かったんですけどね。気分が世界文学に向かっているなら買ってたでしょうが。

(追記、でも欲しくなってきた 目次↓)

https://ameqlist.com/0ta/chikuma/zen_hi.htm

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月3日  リーマン予想と熊楠全集、HDDの復旧など

 

連休の谷間の昨日は、オフィスで仕事。

今日からGW後半です。

さりとて、とくに用事なし。

3年前のGWは、鎌倉の姑の家にいって、夫婦で由比ガ浜まで散歩したりしたものですが

姑もそのあと施設に入居したので、鎌倉もとんと縁遠くなってしまいました。

 

 

 

 

黒川信重『リーマン予想の150年 (数学、この大きな流れ)』 着。

昨夜、睡魔と戦いつつ、序文を読みましたが、ありがたいお経のようで、序文だけで撃沈です。

引き続き、

ゼータ進化論 究極の行列式表示を求めて

零和への道 ―ζの十二箇月―

など、黒川先生の本は集めてゆきます。

 

 

次に、南方熊楠全集。

さきほど(朝5時過ぎ)に、青梅市の古書ワルツに注文しました。日本の古本屋。

10巻+別巻2巻 計12巻月報付きで 10,000円(送料は連絡待ち)です。

相場よりも格安なのは、大学除籍本だからですが、函も月報もついていて、状態は悪くないようなので、これに決めました。

 

 

次に、故障したHDDの復旧。

連休の谷間の昨日、神田のセンターに届けましたが、昨夕さっそく見積もりが届きました。

中度の物理障害で、12万円程度かかるとのこと。

簡単には復旧できないなあとうすうす感じていたので、特段見積もりに驚いたわけではありませんが

どうするか、今日明日で考えて、返事する予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月2日

昨日の朝、国分寺紀伊國屋書店で

千葉雅也・二村ヒトシ・柴田英里『欲望会議 性とポリコレの哲学』(角川ソフィア文庫、2022年) 1100円

 

昨日はまた、次男夫婦が近況報告がてら遊びにきた。

いつの間にか、日産エクストレイルとかいう車を中古で買っていた。

皆で、麒麟のノンアルで乾杯し、妻手づくりの筍ごはんを戴きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月1日

連休の前半は、相変わらず自宅周辺と吉・国の両寺で過ごした。

今日は次男夫婦が遊びにくる。

 

故障したHDDの復旧後の受け皿として新たに4TBのHDDを買ったのだが、バッファローの復旧センターは、復旧後のデータ一式を新規HDDにコピーして納品してくれる。

そのHDD代金も基本料金に含まれているとのことなので、購入したHDDが不要になった。

そこで、東芝REGZAの録画用に買増したことにするわけだが、既存の録画用HDDに追加するには、USBハブが要るようである。

Amazonで、安いが国産ブランドの BUFFALO USB ハブ USB2.0 バスパワー 4ポート ブラック BSH4U25BK を 435円で買ってみた。

さて、うまく二台並列に繋がるだろうか?

 

そんな風にAmazonでブラウズしているうちに

黒川信重『リーマン予想の150年 (数学、この大きな流れ)』(岩波書店、2009年) 1024円 注文。

けっこう難解な本らしいので、読めるかどうかわからないが。

まあ、いいか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月30日

此間まで遅咲きの八重桜が可憐に咲いていたと思ったが、もうつつじ・さつきの季節か。

この歳になって、つつじとさつきの区別をうまく説明できないことにいまさらながら気づいた。

 

 

近所のスーパーで、

麒麟のグリーンズフリー。税込108円とお安いのはキャンペーン価格だからか?

明日には次男が嫁さんと一緒に車で来るが、夫婦ともにお酒が飲めないことになったので

もてなしの一環として何缶か買ってみた。

それにしても、私も、休肝日を設けたほうがいいのだろうか?

ちょっと考えなくてはいけない。

 

 

昨日は、国分寺七七舎で

松崎慊堂、山田琢 訳注『慊堂日暦 6』 (東洋文庫、1983年) 100円

全6巻中の6巻のみなので、安いのだろうが、ここで買わねばもう一生読む機会もあるまいと思って買ってみた。

 

 

荷風の断腸亭日乗の遠い水源地だと思う。荷風が楽しめればこの日記だって楽しい。

はて、中目黒に赴いて観た山王山とは何だろうか?

利根川ミニ紀行?未読なので、詳細はわからず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月29日

夜明け(4:53)のずいぶん前に起き出して、ちょうど夜明け頃に書きます。すべて昨日のことです。

 

1)バッファローの復旧センター(神田)あて、故障したHDDをゆうパックで発送。連休中は開いてないと思うので、5月2日(月)指定。690円。

 それとは別に、郷里の母あてに、湿布薬2箱を、レターパックプラス(520円)で発送。レターパックプラスは、速達と同等で、九州でも翌日に着くし、日祝も配達するので、最近重宝してます。

 また、Amazonでは、カゴメ野菜生活100cc×12箱セットを、母宛に注文。1457円。

 施設のご担当者に相談するのに手間がかかり、母から頼まれた野菜ジュースと湿布薬を別々の便で送りましたが、実は両方ともAmazonで送れば、送料のぶんだけ安くできたのですが、まあしかたがないです。

 

2)国分寺にでかけて、七七舎で

T・W・アドルノ 三光長治・川村二郎訳『楽興の時』(白水社、1969年) 100円 音楽論集。ずいぶん前から欲しいと思ってた本で、うれしい掘り出し物。ゴシック小説論集『城と眩暈』(国書刊行会)他、いろいろあったが、自粛。

 

3)国分寺から戻って、自転車でモノレール隣駅附近で、書道のサークルを終えた妻と合流。

自転車で約15分というから、けっこう遠いイオンモール武蔵村山までサイクリング。

もうすぐ期限切れになる優待券で、ランチ。

いきなりステーキ ステーキ200g+ハンバーグ150g ライス・ミニサラダ・ミニスープがついて1490円ほど(税込)

 

イオンモールでもうひとつ。

イオンの食料品売り場で、ビヨンドとうふシリーズ うにのようなビヨンドとうふ。1パック192円(税込)を2パック購入。

実はこれ、毎日拝見しているブログ アキタンの年金&株主生活+毎月旅日記 で、先日紹介された商品です。

ビヨンドとうふ というのは、豆腐を超えた食材 くらいの意味でしょうか。

国分寺の成城石井や、クイーンズ伊勢丹とかの高級系スーパーでも扱ってないようですが、

ブログでの紹介通り、イオンの豆腐コーナーには、全種類置いてありました。

 

「本物のウニですが、食べ比べてみると、本物のウニの方がミョウバンの苦味を感じてしまって、微妙な感じでした。」(アキタンさん談)

食通のアキタンさんがいわれる通り、限りなく本物に近い、なんちゃってウニです。

我が家でも食べてみます。

イオンモールをでたあとは、近くの天乃屋と文明堂の、それぞれ工場直売所で、歌舞伎揚げとカステラ切り落とし他を安く買って、

行きとは別の玉川上水沿いの緑道を通って帰宅しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月28日

過去20年分の仕事のデータを保管しておいたHDDが読み取り不能になってしまった。

これまでも何回かHDDのトラブルに見舞われており、それに懲りて、直近の5年分のデータは、HDDではなく、DropBox のクラウドサービスに移管しているが

(2TBの容量で、年額 15,840円。これもけっしてお安くはないが、データが吹っ飛ぶことがないという高信頼性と、オフィス・自宅両方で、公私両方のデータが扱えるのは便利)

肝心の過去20年分のデータ自体はバックアップしていなかった。

国分寺にあるドクター・ホームネット に電話を入れて、今日の夕方予約をとっておいたのだが、

復旧後のデータを移すために今回新たに購入したHDD(バッファロー製、4TB)9,222円 の筐体に書かれていた

バッファローの公式データ復旧サービス を知り、こちらのほうが、確実かもと思い直し、

申し訳ないが、ドクター・ホームネット のほうはキャンセルし、バッファローの都内の拠点に 障害のあるHDDを送ることにした。

 

 ドクター・ホームネット  初期費用 6,600円(持ち込みの場合) + 復旧料 別途

 バッファロー       見積もり・初期費用は無料         + 復旧料 33,000円〜 又は、 66,000円〜 (障害の種類やレベルに拠る)

 

さて、どうなりますことやら?

 

下は、今回購入したHDD(バッファロー製、4TB) 9,222円@Amazon

ちょうど新書と同じサイズ位。重さはともかく、新書3冊分ほどの筐体に、4TB!

4TBというと、 4×10の12乗バイト でいいらしい。(情報理論でいう、2の10乗=1024 をベースとする記法は紛らわしいので使わないようにという勧告がでているという)

国際単位系 (SI) 第8版(2006年)にて、テラやその他のSI接頭辞を決して2のべき乗を表すために用いてはならないと定めている[4]が、大手IT企業であるマイクロソフトやAppleなどが、未だ国際単位系 (SI) の定めに完全には従っておらず[3]、2のべき乗を表す用法も混在する状況は解決されていない。(Wikipediaより)

 

日本語は、1文字2バイトだから

単純にテキストデータを保管するとして、その文字数は 4×10の12乗 /2 = 2×10の12乗 字。

今、手元の中公新書は、1頁 17行×42字 =714字 だから、中公新書の本文組にして、2×10の12乗/714 = 28億頁。

これまた手元の中公新書は1冊300頁だから、28億/300= 930万冊 もの中公新書が、ここに収まるのであった。

(青空文庫と同様、素のテキストデータで保存する仮定して)

 

久松健一『フランス頭の基本をつくる文法問題集』(駿河台出版社、2004年) 110円@よみた屋

 

 

 

 

 

 

 

 

4月26日

国分寺の紀伊國屋書店で

篠田謙一『人類の起源 古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」』(中公新書、2022年) 1052円

今年の2月に出たばかりの本で、古代DNA解析の最新の研究成果が反映されているのがうれしい。

新旧人類の移動史、日本人の起源など。

実に楽しみな一冊です。

 

 

 

 

4月26日

安楽庵策伝 鈴木棠三訳『醒睡笑 戦国の笑話』(東洋文庫、昭和45年) 110円@よみた屋。

現代語訳ですが、詳細な訳注がついています。国文学専攻でもなければ現代語訳でもじゅうぶんかな。

16世紀末の笑話(小話)蒐集本です。今読んでもくすりと笑える話が満載。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月24日

午後は雨になるとの予報だったので

朝方、吉祥寺と国分寺で街歩き。

GW中に次男夫婦が遊びにくるというので、気の利いた弁当でも用意するかと、吉祥寺のアトレ、吉祥寺東急デパートや国分寺丸井のデパ地下であれこれ弁当をチェックして回った。

ところで、国分寺の駅ビル内の南北連絡通路を歩いていて、以前職場でご一緒だったKさんにぱったり遭遇。きけばすぐ近くの校舎にお勤めとのこと。

今度、差し入れでも持ってゆきますね。

 

 

七七舎にて

ハイデッガー 佐々木一義訳『ヒューマニズムについて』(理想社、昭和49年) 300円

 

 

木村時夫『北一輝と二・二六事件の陰謀』(恒文社、1996年) 500円

北一輝あるいは日本ナショナリズム史、あるいはもっとひろくアジア主義について、手ごろな概括書を探しているが、ぴったりくるのがみつからない。

松本健一の本はいずれ買うとしても、ひとまずこの本を買ってみた。

(そういえば、講談社文庫の松本清張『北一輝論』は40数年未読のままだった)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月24日

昨日、

国分寺七七舎で

高橋巌+荒俣宏『神秘学オデッセイ』(平河出版社、1982年) 100円

昨日はいったん見送ったハイデッガーのヒューマニズムについてが気になっているので

たぶん今日も吉祥寺・国分寺と出かけるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月23日

昨日は、母方の祖父の命日だった。

電話で、命日の旨伝えると失念していたようで喜んでくれたが、いったん切ったあと

ちょうど50年になるねとの折り返しの電話がきた。

私が高校1年の春で、その晩のことはよく覚えている。そうかあれから50年かと、私にも感慨深いものがあった。

 

昨日のよみた屋。

家永三郎『太平洋戦争』(岩波書店、1968年) 110円

 

 

 

amazon prime で期間限定100円でレンタルできるということなので

中川龍太郎監督の、『わたしは光をにぎっている』(2019年、主演松本穂香)を借りてみた。(まだ観てはいない)

https://youtu.be/Jz8CtkiJvHs

主人公の祖母(樫山文枝?)が愛唱しているのが、山村慕鳥の詩(映画の標題)というのも、文学的でいいなあ。

上京してきた主人公が身を寄せる銭湯のロケが、清瀬市の実在銭湯でというのもいい。

この監督の映画では、以前観た『四月の永い夢』(主演 朝倉あき 三浦貴大)が、静謐で端正な演出が光っていたので、これもちょっと期待してる。

中川龍太郎監督は、1990年生まれというから、まだ32歳という若さなのだ。この4月は新作『やがて海へと届く』が上映中とのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月21日

昨日のよみた屋では

工藤美代子『悪名の棺 笹川良一伝』(幻冬舎、2010年) 110円

これが期待以上に面白く読みやすい。

わたしの多感な高校生時代、一日一善とかのCMがさかんに流れていて、それを偽善ととるか否かで、父親と口論した覚えがある。

半世紀後にこの評伝を読んで、その真偽を確かめてみたい。

 

 

 

朝注文したばかりの、黒川信重『オイラーとリーマンのゼータ関数』が、晩にはもう届いていた。

Amazonアウトレットでの注文、カバーに損傷有とのことだったが、帯が少し破れていただけ。

大事に読みたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月20日

黒川信重『オイラーとリーマンのゼータ関数』(日本評論社、2018年) 1672円@Amazon

夜、寝床で読んでると、妙に慰められる。

図書館で借りているところだが、手元に置いておきたくなった。

 

朝、昔、教務でご一緒に仕事させていただいたことのある平山三男先生(川端康成研究家)のHPやFBをみつけて、いくつかの記事にいいねをつけた。

 

 

4月19日  Eulerのアーカイヴ

T・E・ロレンス 柏倉俊三訳『砂漠の反乱 アラビアのロレンス自伝』(角川文庫、平成元年)55円

T・E・ロレンス とは縁がなく、これが初めての本。 D・リーン監督、P・オトゥール主演の映画とか、中野好夫の岩波新書とか、情報があふれていた時代に育ったので かえって敬遠してしまった。

訳者あとがきを読むと、この自伝は、主著『知恵の七柱』(東洋文庫版では全5巻)をロレンス自らが縮約して刊行した版なのだそうだ。

今は、中公文庫(小林元訳)とあわせて二通りの訳書がでている。

主著『知恵の七柱』にしても、従来の全3巻の訳書(柏倉俊三訳)に加えて、全5巻の完全版という訳書がでている。( 田隅恒生訳)

これは、 1922年の原典「オクスフォード・テキスト」を世界で初めて翻訳したものだという。

 

他に、レーモン・ルーセル 岡谷公二訳『アフリカの印象』(白水社、1980年)110円

 

夜、寝床で、黒川信重の『オイラーとリーマンのゼータ関数』 を読む。

精神を集中していると、数式のなかみが分からないにもかかわらず

オイラーやリーマン、黒川信重といった天才たちの思いに共振してゆく。

(たぶん、黒川信重の人柄のせいだろう)

しかも、Eulerのアーカイヴ という素晴らしいサイトを教えてもらった。先日のラマヌジャンに続き。

E72 といったような論文番号は本書のような書籍に示されてるのでそれを手掛かりに、300年近く前のラテン語原論文を直接参照することさえできるのだ。

 

 

 

 

 

 

4月17日 

曇り模様の日曜日、自宅周辺でぐだぐだと過ごした。

はて、今日は古本を買わなかったわいと、ふと夕方さびしい気持ちになり

それならばと、近所の小図書館で

黒川信重・小山信也の『ゼータへの招待』

黒川信重の『オイラーとリーマンのゼータ関数』

を借りてきて、酒のみながら、パラパラとめくっていたが、

Amazonのサイトであれこれ検索しているうちに、勢いで

 

 

黒川信重『ラマヌジャンζの衝撃 (双書―大数学者の数学) 』(現代数学社、2015年) 1205円 をポチッと注文してしまった。

 

 

 

4月16日 

国分寺七七舎で

『批評空間 1994年第2号 共同討議=差別と文学』(太田出版) 共同討議=差別と文学 安宇植+村井紀+渡部直己+浅田彰+柄谷行人 の五氏 100円

他にもマーティン・ジェイの論文、ベンヤミンの小特集など

午後から、自転車に乗って5・6分のトランクルームへゆく。

内部の保全と、記録しておいた箱の番号の確認。手元のメモで、指定の箱を開封し、村上春樹の『女のいない男たち』を引っ張り出す。映画「ドライブ・マイ・カー」の原作を読み直すため。

ここは、月額 8950円払っていて、現在66箱収納しているが、まだ大き目の箱 14箱がゆうに入る。

 

 

 

 

 

 

 

4月16日 

昨日もよみた屋で3冊発掘。仕事も捗って、いいかんじ。

 

沓掛良彦『文酒閑話』(平凡社、2000年)110円 ※献呈署名落款入り

 

猪瀬直樹・山口昌男『ミカドと世紀末 王権の論理』(平凡社、1987年) 110円

 

すが(糸+圭)秀実『吉本隆明の時代』(作品社、2008年) 110円 ※赤鉛筆傍線少有

これは重厚な力作。さすがすが秀実である。なんでこんな力作が均一本かというと、赤鉛筆傍線が十数頁に。

これを消しゴムで念入りに消しました。

それにしても大変な力作。戦後詩史、戦後左翼運動史、戦後批評史を稠密に俯瞰しつつ、吉本隆明の全貌をまとめています。

 

 

 

ハフポスト記事。

国連女性機関が『月曜日のたわわ』全面広告に抗議。

(以下 メモ)

フェミニストとオタクはなぜ相性が悪いのか 「性の商品化」と「表現の自由」を再考する  香山リカ・北原みのり

欲望会議 性とポリコレの哲学 (角川ソフィア文庫)  千葉雅也ほか

不倫と正義 (新潮新書) 中野信子 三浦瑠麗  4月新刊

三浦瑠麗『私の考え』 (新潮新書、2020年)  メルカリ注文中

 

 

 

 

4月15日 

三浦瑠麗『私の考え』 (新潮新書、2020年)  350円@メルカリ 注文

 

Gilby's Bombay Tanqueray と続いて、スタンダードな国産のジン

Wilkinson を買ってみました。 Amazonで 1045円。

 

 

4月14日 

どんよりとうす寒い雨模様の木曜にでかけてこよう。

濱口竜介監督の、ドライブ・マイ・カー だが、

なにしろチェーホフの戯曲ワーニャ叔父さんは未読だし、

村上春樹の短編は読んだがすっかり忘れてしまったので、

KEYとなる二作品を読み返してみたいと思う。

年末にトランクルームにしまっているが、幸い、抜き出しやすい位置の箱に入ってるみたいなので

今度、天気の良いときにピックアップにいこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

4月13日 

仕事にでかけましたが、急遽、明日も仕事することにしたので、今日は早く帰宅しました。

 

John Derbyshire の" Prime Obsession " に再挑戦中です。夜、寝床で、風雅な数学に遊ぶのも一興、いっぽうで

太平洋戦争中の日記でも読んで、精神の平衡をはかりたい気もします。

疫病と戦争のニュースばかりで、こころはひどく痛んでいるので。

 

濱口竜介監督の、ドライブ・マイ・カー 長尺3時間で、とくだん面白おかしいイベントが発生するわけではないのですが

静謐な演出や端正なカメラワークに引き込まれて、飽きずに観ることができました。

(まるで劇中劇ともいえる、チェーホフのワーニャ叔父さんの舞台稽古と同時に物語が進行します)

 

 

 

 

4月12日 

浦上昌則・脇田貴文『心理学・社会科学研究のための 調査系論文の読み方』(東京図書、2008年) 110円 @よみた屋

 

薄井明『MINI-MAX英単語倍増計画<パワーアップ版> 』(郁文堂、2012年)は、Amazonからスピード納品です。

 

 

およそ40年ぶりに、ジンにハマり、今度は

Tanqueray という英国産ジン(1,746円)と、ライムの天然果汁(540円)(ライムリービオ 有機ライム果汁)を買ってみました。

このTanquerayというジン、アルコール度数が47.5度くらいあります。

もちろん、大ぶりの氷と炭酸水かトニックウォーターで割って飲みます。

ボンベイ・サファイアと飲み比べてみます。

ライム果汁は、ポッカでもっと安いのもあったのですが、ちょっとお高い天然果汁100%ものを買ってみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月11日 

よみた屋にて

谷崎潤一郎『盲目物語』(日本近代文学館、復刻版昭和50年) 110円 昭和7年中央公論社版の復刻。

この本、昭和25年改版を持ってるのですが、復刻版も買ってみました。

山崎朋子『サンダカン八番娼館』(筑摩書房、昭和49年) 110円

 

薄井明『MINI-MAX英単語倍増計画<パワーアップ版> 』(郁文堂、2012年)385円 は、Amazon注文。

 


 

 

数学界、最後の難問といわれるリーマン予想。

その入門書・解説書として、10年ほど前に買って中断していた

John Derbyshire の" Prime Obsession " を再開しました。

十年たって再開してみて、この領域で自分もけっこう詳しくなってることに気付きました。

(もちろん耳年増というにすぎませんが)

自分も、案外、進歩してるんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月10日 

よみた屋にて

C・S・ルイス 瀬田貞二訳『ナルニア国物語』全7巻(岩波書店、2005年) 770円

岩波少年文庫版で4巻ほど揃えたところで、この挿絵カラー版に乗り換えることにした。

ポーリン・ペインズの挿絵そのものは同じだが、すべてカラーで、紙も上質紙になっている。

やがて生まれてくる孫の子が、本好きに育ったならば、十年後くらいに祖父の書棚にこれをみつけて目を輝かすだろう。

七七舎では、

中桐文子『美酒すこし』(筑摩書房、1985年) 100円 詩人・中桐雅夫の回想記。

背表紙に訴えるものがあったので。

 

 

 

 

 

 

4月9日

古ツアさんのブログで教えていただいたのですが、この金鳥のCMのロケ地は

阿佐ヶ谷駅北口のコンコ堂だそうです。そういえば、のんびりした街の風情といい店頭本、店内の書棚の恰好といい、コンコ堂そのままですね。

ここには、いわもとさんとご一緒したこともありますし、妻とも阿佐ヶ谷散歩のついでに寄ったことがあります。

https://www.kincho.co.jp/cm/html/ka_mk_kitehen/index.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月9日  ラマヌジャン研究のサイト

昨夕帰宅したら、二冊本が届いていた。

黒川信重『ラマヌジャン探検 天才数学者の奇蹟をめぐる』 (岩波科学ライブラリー、2017年) 

B6版110頁ほどの小冊子だが、黒川信重の長年の研究の成果をおしげもなく語ってくれたというような本。

しかも、語り口は丁寧で、ユーモアあふれる筆致になってる。

ラマヌジャン研究のサイト (インド、英語)

https://www.imsc.res.in/~rao/ramanujan/contentindex.html

を教えていたのもありがたい。

英語論文や手書きのノートまで網羅している素晴らしいサイトだ。

 

山口昌男『山口昌男国文学対談集 古典の詩学』(人文書院、1989年) 

学燈社の雑誌国文学に掲載された対談を集めたもの。山口昌男の関心の幅広さに感嘆する。

 

 

昨日のよみた屋。

中沢新一『アースダイバー』(講談社、2005年) 110円 増補改訂版(2019年)は持ってるが、初版との異同も知りたいし、状態もいいので、買った。

 

都甲潔・江崎秀・林健司『自己組織化とは何か』(講談社ブルーバックス、2004年)110円 

佐伯胖『認知科学選書10 認知科学の方法』(東京大学出版会、1986年) 110円

自己組織化とか認知科学とか、自分にとって手薄の領域の本を買ってみた。

 

 

 

 

 

 

 

4月8日

昨日は、午前・午後と、2回もzoom会議をこなした。遠方にでかけるわけでもないので、からだは楽なはずだが、神経をつかい結構疲れる。

よみた屋で

山口昌男『文化と両義性』(岩波書店、1975年)110円 40年前に買ってるのは間違いないが、実家にあるのか、みあたらないので、買い増し。

山口昌男は、初期の著作も含めて、鋭意蒐集中。

 

石田幹之助『長安の春』(講談社学術文庫、昭和54年) 55円 先日、日経読書欄のコラムで、夢枕獏が枕頭の書として紹介していたので、買ってみた。

唐の時代の、文化・風俗の考察。

 

 

 

 

 

 

 

 

4月7日

昨日の七七舎。

山口昌男『知の遠近法』(岩波書店、1978年) 100円

山口昌男『山口昌男国文学対談集 古典の詩学』(人文書院、1989年) 736円@Amazon注文

異色の対談集だが、詳細は不明。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月6日

昨日のよみた屋。

吉永良正『ゲーデル・不完全性定理』(講談社ブルーバックス、1992年) 110円

この冬に買った、林晋『ゲーデルの謎を解く』の関連で。

ただ、『ゲーデル 不完全性定理』 (岩波文庫) の訳者でもある、この林晋氏が、Amazonの書評で

この本のことを、労作であるとしつつも、時代的な制約もあり、いまとなっては誤りが多いと指摘しており、ちょっとがっかり?です。

 

 

家に買えると、英国から、O Arnalds と、N Frahm の合作CD2枚組が届いてました。

欧州の戦火やコロナ禍が関係してるのかどうか、英国からの船便では、丸一か月かかりました。

私も徐々にサブスクで音楽を聴くようになってますが、やはり紙ジャケットのCDを手に取るとほっとします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月5日

オイラー→リーマン→ラマヌジャン→黒川信重

という鉱脈が、自分で書いたとたん気になりだし、

Amazonで

黒川信重『ラマヌジャン探検 天才数学者の奇蹟をめぐる』 (岩波科学ライブラリー、2017年) 1150円を注文。

 

目次。届くのが楽しみな本ではあります。

非常に高度なことを、初学者向けにコンパクトにまとめた小冊子。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月4日

昨日のよみた屋。

山内雅夫『世界の占星術とオカルチストたち』(自由国民社、1984年) 110円

筆者はNHKのディレクターだった方ですが、実に該博な知識をもとに細部まで入念に書かれた占星術・オカルティズムの歴史書。奇書なり。

 

昨日から降り続いてる雨で、桜もすっかり終わりかなあ。

 

今朝も、Wordle2 快答して、おまけに、AtCoder 土曜の第C問も、エレガントに正解できて、ちょっとよい気分。

 

今日は仕事を休んで、火・木・金と働く予定。

ドライブマイカー でも観るかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月2日

よみた屋にて。

村上春樹・柴田元幸『本当の翻訳の話をしよう』(スイッチ・パブリシング、2019年) 110円

『現代思想 昭和57年9月臨時増刊 日本人の心の歴史』(青土社)110円 

堂目卓生『アダム・スミス 『道徳感情論』と『国富論』の世界』(中公新書、2008年) 110円

 間宮陽介『ケインズとハイエク』(中公新書) 、M・クランストン『自由』(岩波新書)は見送り。

 

国分寺七七舎に移動して

鈴木謙介『サブカル・ニッポンの新自由主義 既得権批判が若者を追い込む』(ちくま新書、2008年) 100円

後藤明『世界神話学入門』(講談社現代新書、2017年) 500円 気宇壮大な神話学大系。数年前に経堂で見送っていた本。

松本健一や村上一郎などの北一輝関連書数冊は的が絞れず見送ったが、昔々買った松本清張の北一輝論があったはずなので、それから読んでみるか。

 

というわけで、古本屋二軒で胸がいっぱいになり、

篠田謙一や千葉雅也の新刊新書に手が届かなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月2日

昨日のよみた屋。

ボルヘス 篠田一士訳『砂の本』(集英社、1987年新装版)110円

1980年の初版はでた当時買って読んでるので、新装版で買い増し。

「他者」はとても好きな短編です。私も、仕事で疲れて西武線にのって、若かりしころ住んだ街を通り過ぎるとき、ふと昔の自分の気配を感じることがありますが、

とてもこうした気品のある短編はかけません。

松本秀幸『iPhone英語学習法』(日本実業出版社、2010年) 110円 妻が最近、iPadやiPhoneをつかって英語の勉強してるので、ちょっと古いけど役に立つかもと思って買ってみましたが、

十年前に買ってました。

つまり二冊とも重複買い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月 1日

日本時間4月1日午前0時の、Wordle2 改め WordHurdle 第145問 だが、

5時過ぎにのこのこ起きて、第一投で英単語6文字中、3字をぴったり当て、次の第2投で

完全的中。

 

 

4月は、南方熊楠全集 全10巻+別巻2 に挑み、千葉雅也や篠田謙一の新刊、山口昌男の『文化の詩学』などを買う予定だったが、

ここにきて、

オイラー→リーマン→ラマヌジャン→黒川信重

という数学の地下鉱脈に、再び火がともった。

が、まあ、気楽に古本買ってゆこう。

 

 

仕事や、母のホーム探し、引き続き本の整理などが4月のテーマです。

 

映画は、『ドライブ マイ カー』 3時間近くの作品を 399円@Amazonでレンタルしたので、近々妻と一緒に観ます。