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5月31日

W・ダンハム『オイラー入門』を再読した。

神が宝を隠したもうた沼=組合せ論(整数分割)にはまったりした。

きっとこの書の魅力は、著者にも由来するのだろうと思い

W・ダンハム 中村由子訳『数学の宇宙』(現代数学社、1997年)648円Amazon注文。

ラマヌジャン その生涯と業績に想起された主題による十二の講義 G.H. ハーディ (丸善)も買いたい本リストに加えてあるので

来月あたりは買うかも。

大方本も買いつくし、買いたい本は、数学書の一角と、中河与一全集(角川書店)位か。

雨模様の週末、街歩きもできない。

降りしきる雨を眼下に見下ろしながら

生と死、官能の総体を、ぼんやりと眺望しているような気分だった。

ラマヌジャン その生涯と業績に想起された主題による十二の講義 G.H. ハーディ は、丸善の訳書も

原書も高価なので

30分ほどかけて自宅のプリンタで原書pdfを印字した。

総246頁のうち200頁。残りはインクを買い増して明日。

プリントしながら気づいたが、第6章は、ラマヌジャンと整数の分割。

昨夜読んだオイラーの組合せ論の奇しくも続きになる。

ラマヌジャンの評伝映画でもこの整数の分割について議論を闘わすシーンがあった。

今夜、読んでみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月29日

野海正俊『オイラーに学ぶ: 「無限解析序説」への誘い』(日本評論社、 2007年) 1623円@ヤフオク

数学者野海さんは中高の2級上の先輩。中学時代からお名前は存じ上げていた。

ようやく著書が買えた。※

このところ、W・ダンハム『オイラー入門』を再読しているが、なかなかの好著で、近代数学の流れがよくわかる。

※ 野海正俊さんは、昨年冬に亡くなられた。若すぎる死を悼みます。

 

 

 

5月28日

日夏耿之介『明治大正の詩人』(角川文庫) 55円

ジョン・ラバック『自然美と其驚異』(岩波文庫) 55円 なんと三冊目!

田部重治訳『ペーター論集』(岩波文庫)55円 だぶりであった。

田部重治訳『ワーズワース詩集』(岩波文庫)55円 英詩作曲用に二冊目を買う

松居竜五他『南方熊楠を知る事典』(講談社現代新書)110円

『ユリイカ 昭和62年1月号 特集=稲垣足穂』(青土社)110円 以上よみた屋

秋山徹夫訳『ハーディ詩集』(八潮出版社、1981年) 100円 七七舎

 

 

 

 

5月27日

長年愛読させていただいてる、家飲み一人酒日記

猫や犬をこよなく愛する ponkichi さまが最近ご紹介の調味料。

 

かき醤油(アサムラサキ) 

近所のスーパーには別メーカーのものあり。使い途不詳の為買わず。

鬼からし漬の素 これは見つからず。

 

結局、いなげやでピリ辛たたききゅうりの素 88円(税別)

さっそくきゅうり3本弱でこさえてみました。(目下冷蔵庫の中)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月27日 釣文学へ

十年間もほったらかしだった『ヘミングウェイ釣文学全集』上巻を、ゆうべ寝床で繙いてみたら

これがなかなか面白く読める。訳文もこなれていて読みやすい。

上巻は欧州各地の鱒釣りから始まる。

谷阿休・秋山嘉訳『ヘミングウェイ釣文学全集』上下巻(朔風社、1982年) 1490円@メルカリ(不死鳥BOOK)

 (上巻はダブリだがやむを得ない)

老人と海を読んだのはいつのことだったろうか? 高1のころ原書を日本の版元(※)の本で買い求めたが通読はできなかったのを

今思い出した。結局後年新潮文庫で読んだ覚えがある。

※英光社 と当時の記録にあった。今も健在で、本社は練馬区豊玉北。近所で働いた時代もあったのか。小さな縁を感じた今日。

 ソフトカバーだが、簡易の函がついていた。古き良き時代。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月26日

性懲りもなく再び所沢古本市へ。

最終日の前日ということで、初日程の賑わいなし。

前回買いそびれた

アイザック・ウォルトン 森秀人訳『完訳 釣魚大全』(虎見書房、昭和45年) 300円@はりはりや(茨城)

稲垣足穂『タルホフラグメント』(大和書房、1974年) 300円@はりはりや(茨城)

どちらも半世紀買いそびれてしまった本だ。

やっと買えた。

 

 

 

 

 

 

5月26日

『森銑三著作集 第2巻〜第12巻(第5巻除く)』(中央公論社、昭和49年) 110円×10 @よみた屋 (普及版)

『森銑三著作集 第1巻』(中央公論社、昭和49年) 1354円@Amazon

 

記念に別巻のみ買ったものの脳裏から離れず、結局翌朝、よみた屋でイッキ買い。

第5巻(おらんだ正月など)は以前七七舎で求めていたので、それ以外の巻。

第1巻だけ売れていたので、日本の古本屋、Amaozn 、ヤフオク、ヤフーショッピング、メルカリなどを渉猟し、最安を注文。

この著作集、函入り、普及版(函ナシ)、新装愛蔵版など、複数回発売されているようだ。

しかも、この12巻+別巻の正編に続き、続編がでていて、例えば、明治東京逸聞史などは続編に収まっている。

続編16巻+別巻 まで揃えねばならぬ・・・などのことは、こうして買ってみなければわからないことだ。

 

(参考)

続編 総目次 

 

 

D&G・パウナル/開高健編『雨の日の釣師のために 新装版』(TBSブリタニカ) は、メルカリに出したとたんに売れてしまった。

売れてしまうとなんだか読みたくなり

旧装版で買い直した。

今朝届いた。

上質紙の大型本で、このほうがだんぜん良い。カラー口絵・挿絵もあり(新装版にはなかったようだ)

こうなると、以前よみた屋で上巻だけ入手した

ヘミングウェイ釣文学全集 も下巻(海編)がほしくなってくる。

これも新装版は函なしだが、どうせなら函つきの版で揃えたい。

また、先週所沢で見送った釣魚大全だってまだ手に入れてない。これも欲しくなった。

作品社版の集成日本の釣り文学も魅力的だが、そこまでは今は考えてない。

 

 

 

 

 

5月25日

SUNO のページを整理し、けっこうまともな曲を公開して、ミニサイトをこさえた。

フランス語の曲もこさえてみた。すなわち、ヴァレリイの失われた美酒、マラルメの海の微風。

フランス語も、サイトから直接コピー&ペーストすれば、ちゃんとエンコードできるようだ。

https://suno.com/@onomatopoeticmasteringengineer3002528

 

 

 

 

5月24日

『中央公論』2022年10月号掲載の

松岡正剛×高山宏対談「失われた独学と博学の復権」がなかなか良かった。

聞き手の

後藤護氏のnote 地上的絶望ではなく遊星的失望に向けて 追悼・松岡正剛

を読むと、対談をコーディエイトした後藤氏のおかげもあるのだろう。

 

そこで、

松岡正剛・津田一郎 『初めて語られた科学と生命と言語の秘密』 (文春新書、2023年)370円@メルカリ

松岡正剛・茂木健一郎『脳と日本人』(文芸春秋、2007年) 345円@Amaon 注文。

後者は、以前読んだが長男にあげてしまったので買い直し。

仲よくキャッチボールするかのような生ぬるい対談でなく、丁々発止談論風発の対談を期待している。

松岡正剛追悼の意もこめて読む。

 

 

■買った本

D&G・パウナル/開高健:編 野崎孝/小池滋他訳『雨の日の釣師のために』(TBSブリタニカ、1985年) 850円@Amazon 買い直し

 

黒川信重・小山 信也『ゼータへの招待 (シリーズ ゼータの現在)』(日本評論社、2018年) 0円@メルカリ

『現代思想 2016年3月臨時増刊号 総特集◎リーマン リーマン予想のすべて』(青土社) 350円@メルカリ

   【討議】 黒川信重+加藤文元+小島寛之 【ガイド】 黒川信重/小島寛之 【概説】 上野健爾/砂田利一/佐藤文隆

   【論考】 八杉滿利子+林晋/小山信也/高瀬正仁 深谷賢治/落合啓之/郡司ペギオ幸夫 三宅岳史/森元斎/鈴木俊洋 他

 

 

 

 

 

5月23日

 

倉橋由美子『わたしのなかのかれへ 上』(講談社文庫) 55円 半世紀遅れ

若松英輔『小林秀雄 美しい花』(文春文庫)55円

『森銑三著作集 別巻』(中央公論社、昭和49年) 110円 よみた屋にほぼ揃いででてたのだが、さすがに今は買えず。

記念に別巻(索引、著作目録、著作集総目次など)を求めた。

ガルシア=マルケス 鼓直訳『族長の秋』(集英社、1983年) 110円 以上よみた屋

森岡督行『荒野の古本屋』(晶文社)100円

集成日本の釣り文学6『釣り師のこころ』(作品社、1996年) 100円 以上七七舎  #釣り

以前、同じ七七舎店頭でほぼ揃い(全9巻、別巻2)を見送ったことがある。記念に1巻買ってみた。

 

今日は、森銑三著作集 ほぼ揃い、小川国夫のサイン入り単行本4・5冊などを見送った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月23日

今朝の名詩。しっとりとしたJAZZYな歌曲に仕上がった。

佳品。

 

https://suno.com/s/270gYY5yfZq8UDSs

I wandered lonely as a cloud -William Wordsworth

I wandered lonely as a cloud
That floats on high o'er vales and hills,
When all at once I saw a crowd,
A host, of golden daffodils;
Beside the lake, beneath the trees,
Fluttering and dancing in the breeze.

Continuous as the stars that shine
And twinkle on the milky way,
They stretched in never-ending line
Along the margin of a bay:
Ten thousand saw I at a glance,
Tossing their heads in sprightly dance.

The waves beside them danced; but they
Out-did the sparkling waves in glee:
A poet could not but be gay,
In such a jocund company:
I gazed - and gazed - but little thought
What wealth the show to me had brought:

For oft, when on my couch I lie
In vacant or in pensive mood,
They flash upon that inward eye
Which is the bliss of solitude;
And then my heart with pleasure fills,
And dances with the daffodils.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京区部 コシヒカリ5kg の価格推移(2024年7月〜2025年2月)

perplexity pro に頼んだ。

縦軸の目盛りを操作して、差異を過大に表現するようなズルはしていない。

perplexity pro は真っ当だ。

 

 

 

5月22日

今朝の作曲は、

Hardy の After A Journey という詩。

高校生のころ親しんだ詩だが、研究社版の小冊子(ハーディ研究)を昔実家に送ってしまったので

常時は読むことができない。

しかしこうして今、ネットからいただいた詩を作曲してみると

あらたな親しみと関心がわいてくるではないか。

AIによる作曲は新しい詩の楽しみ方を教えてくれた。感謝。

Thomas Hardy (1840-1928 )

After A Journey

I come to interview a Voiceless ghost;
Whither, O whither will its whim now draw me?
Up the cliff, down, till I'm lonely, lost,
And the unseen waters' soliloquies awe me.
Where you will next be there's no knowing,
Facing round about me everywhere,
With your nut-coloured hair,
And gray eyes, and rose-flush coming and going.


Yes: I have re-entered your olden haunts at last;
Through the years, through the dead scenes I have tracked you;
What have you now found to say of our past ?
Viewed across the dark space wherein I have lacked you?
Summer gave us sweets, but autumn wrought division?
Things were not lastly as firstly well
With us twain, you tell?
But all's closed now, despite Time's derision.


I see what you are doing: you are leading me on
To the spots we knew when we haunted here together,
The waterfall, above which the mist-bow shone
At the then fair hour in the then fair weather,
And the cave just under, with a voice still so hollow
That it seems to call out to me from forty years ago,
When you were all aglow,
And not the thin ghost that I now frailly follow!


Ignorant of what there is flitting here to see,
The waked birds preen and the seals flop lazily,
Soon you will have, Dear, to vanish from me,
For the stars close their shutters and the dawn whitens hazily.
Trust me, I mind not, though Life lours,
The bringing of me here; nay, bring me here again!
I am just the same as when
Our days were a joy, and our paths through flowers.

 

SUMO AI による作曲・演奏 MP3 このサイト上で

https://suno.com/s/0eR7OI4A9nF0tgOe  SUNO AI 上で

 

 

 

 

 

 

 

 

5月22日

昨夜、寝床でつくづく思ったことだが

1)本買いすぎ 2)本多すぎ

今の米価高騰も解消するには難題が山積しているらしい。

私の本多すぎ買いすぎ現象も、なかなか難しい。(何が?)

 

あの人の本棚 (8)京極夏彦(小説家)

NHK教育の、シリーズ掉尾を飾る回。

小説はあまり読んだことはないが、蔵書家としてたいしたもんだと思う。

シリーズ全回をみて、印象に深く残ったのは

この京極夏彦さんと、ジブリの鈴木敏夫さん。

 

昨日は、所沢の古本市へ直行直帰。

(5月21日〜27日の1週間)

ゲーテ 柴田翔訳『ファウスト』(講談社、2000年) 300円 献呈署名入りなので購入。

ジョン・ラバック 板倉勝忠訳『自然美とその驚異』(岩波文庫、昭和16年)220円 今月初め買ったばかりだが、状態のあまりの美しさに見惚れ買い増し。

『日本文学全集70 月報合本』(昭和45年、筑摩書房) 50円 現代文学大系の別巻。以前買ったはずだが昨夜は書棚から見つからず。

ボルヘス 岸本静江訳『エバリスト・カリエゴ』(国書刊行会、1978年) 550円 半世紀近くも買いそびれてきたことになる。ようやく入手。

 

会場では高くて買えなかった本を夜メルカリでポチ購入。

杉山久仁彦『図説 虹の文化史』(河出書房新社、2013年) 919円@メルカリ 小口が虹の七色で彩色されている奇書。以前吉祥寺バサラで見送ったことがあるが、やはり欲しくなった。

文化史とあるが、もちろん科学史も抱合している。オールカラー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月21日

The Toys  Coventry Patmore, (1823 - 1896) の一節で作曲

アンビエント・ポップ風? 悪くない。

He had put, within his reach,
A box of counters and a red-vein'd stone,
A piece of glass abraded by the beach
And six or seven shells,
A bottle with bluebells
And two French copper coins, ranged there with careful art,
To comfort his sad heart.

彼は置いた、手の届くところに
数取りの箱と赤い筋の入った石を
砂浜ですりへったガラスのかけらと
六つ、七つの貝殻を
ブルーベルの花を活けた瓶と
二枚のフランス銅貨をきちんと並べて
彼の悲しみの心よ安かれと

永井淳訳

 

Suno AI  は、お試し回数が試用期限を超過したのか、作曲できなくなった。

明日はまた復活するのかどうか、不詳。

https://www.suno.ai/

 

 

 

 

5月21日

昨夜、ベッドサイドで立て続けに注文。

 

黒川信重『リーマン予想の先へ 深リーマン予想――DRH』(東京図書、2013年)861円@Amazon

小山信也『素数からゼータへ、そしてカオスへ』(日本評論社、2010年12月)0円@メルカリ

黒川信重・小山信也『絶対数学』(日本評論社、2010年9月)0円@メルカリ

 

ゼータ函数、リーマン予想の本も、けっこう入手しやすくなってるのはありがたい。

黒川信重と小山信也の著作リストも、ゆうべ作成したので、持ってる本を消し込もう。

 

 

 

 

 

 

 

5月20日 Suno AI

Poe の、夢の中の夢。高校生のころ好きだった詩に曲をつけてみた。

夢の中の夢 詩:Poe

A Dream Within a Dream

By Edgar Allan Poe
Take this kiss upon the brow!
And, in parting from you now,
Thus much let me avow ?
You are not wrong, who deem
That my days have been a dream;
Yet if hope has flown away
In a night, or in a day,
In a vision, or in none,
Is it therefore the less gone?
All that we see or seem
Is but a dream within a dream.

I stand amid the roar
Of a surf-tormented shore,
And I hold within my hand
Grains of the golden sand ?
How few! yet how they creep
Through my fingers to the deep,
While I weep ? while I weep!
O God! Can I not grasp
Them with a tighter clasp?
O God! can I not save
One from the pitiless wave?
Is all that we see or seem
But a dream within a dream?

哀切なLatin 音楽に仕上がった!

 

 

 

 

5月19日 

小泉一雄『父小泉八雲』(小山書店、昭和25年)110円 一生に何度もめぐりあえるとも思えぬ本に

今日は、よみた屋・七七舎で二度も遭遇した。

『ちいさなちひろ画集』3分冊セット 110円

杉浦康平・北村正利『立体で見る星の本』(福音館書店) 110円 青赤メガネ付き しかしそう奇抜な本ではないな。

D&G・パウナル/開高健編『雨の日の釣師のために 新装版』(TBSブリタニカ) 100円 意外にすくない海外の釣り文学セレクション

服部龍二『高坂正堯 戦後日本と現実主義』(中公新書、2018年) 110円

 

 

 

 

5月19日 AI による作曲・演奏

 

Splendor in the Grass 草原の輝き


William Wordsworth ウイリアム・ワーズワース
翻訳:松野町夫 (2012-03-11)

Though nothing can bring back もう取り戻すことはできない
the hour of splendor in the grass, 草原が輝いていたあの頃を
of glory in the flower, 花が満開だったあの頃を
we will grieve not. それでも嘆くのは止めよう
Rather find strength in what remains behind. むしろ力を見つけよう、存続するものの中に

 

エリア・カザンの映画草原の輝き。

ナタリー・ウッドが、高校の現代国語の授業で朗読するシーンが今も記憶に残ります。

 

■簡易マニュアル

Suno AI

https://www.suno.ai/

 

1)携帯電話番号で簡単に登録申込ができます。

 

2) 新しい曲を作るには、Create をクリックします

3)歌詞をコピー&ペイストで貼り付けます

 

4)局のスタイルを、下の候補から選択するか、自分で記述します。

 

5) 赤いCreate ボタンをクリックすると、曲の制作に入ります。

 

6)2曲ほど作成してくれます。

 

7)局の再生モードで、オプションを選択し、download → mp3 を選択すれば

自分のPC上にダウンロードできます。

 

 

 

 

 

 

 

5月18日 AI による作曲・演奏

Suno AI

https://www.suno.ai/

非商用利用は無料から

歌詞を与えれば、作曲・演奏・ボーカル すべてやってくれます

My Heart Leaps Up -William Wordsworth   

My heart leaps up when I behold   
A rainbow in the sky.   
So was it when my life began;   
So is it now I am a man;   
So be it when I grow old,   
Or let me die!   
The Child is father of the Man;   
And I could wish my days to be   
Bound each to each by natural piety.

 

 

 

5月18日 

黒川信重・小山信也『ラマヌジャン《ゼータ関数論文集》 』(日本評論社、2016年) 1279円@Amazon 注文

たぶん、全くわからないだろう。でもいいのだ、美しい音楽を聴くように読めれば。

 

なお、私は

G. H. Hardy (著) Ramanujan: Twelve Lectures on Subjects Suggested by His Life and Work  

のPDF版をもっている。(邦訳は丸善から)

これもまた、うれしいこと限りない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月16日 

吉祥寺・国分寺へ。

 

大江健三郎『治療塔』(岩波書店)110円

尚学図書・言語研究所編『百人一首の手帖 光琳歌留多で読む小倉百人一首』(小学館、1989年)110円 全頁カラー

赤田光男『祖霊信仰と他界観』(人文書院、1986年)110円

吉田敦彦『昔話の考古学 山姥と縄文の女神』(中公新書)110円

ヘンドリック・ハメル 生田滋訳『朝鮮幽囚記』(東洋文庫、昭和51年) 110円

 

 

 

 

 

 

5月16日 

先週、鹿児島古書リゼットでみつけた古川ロッパ昭和日記 函ナシ揃い4冊。

手が届かぬ書棚の最上部に鎮座していて、値段は確認できなかった。

ただ、函欠けなので、そう高価ではなかったろう。

東京に戻ってから、日本の古本屋他を調べると、揃いは11000円(送料別)から。

バラでも各巻4000円程から。

ただ、第一巻(戦前篇)は安く売っていたので、ポチ注文。

『古川ロッパ昭和日記 戦前篇』(晶文社、1987年) 1500円@日本の古本屋経由馬燈書房

昭和9年〜昭和15年 の日記。

昭和9年以前の日記は、空襲で焼失。

日記魔ロッパ面目躍如の長大な日記篇だが、届いてさっそく読むとこれが案外面白く読めない。

戦前の芸能史に関心があれば興味深い記事がいろいろあるのだろうが・・・

揃いで買うか、メルカリで売るか、思案中なり。

 

※このところ、苔だの、深沢七郎だの、あれこれつまみ食いが多く、自分でも反省している。

老境入りに抗しているのか?・・・もっとしっかり目標を定めて読まねばとは思う。

 

 

 

 

5月15日 

ロルカ・マチャード・ヒメネス篇は、函の取り出しが難しい場所にあるとわかっていったん断念。

 

目下、検討しているテーマ。

1)オセアニア。海洋人類史。印東道子の著作など。

2)生成AI どの道を辿るのか、いまひとつよくわからない。

 

カラマゾフの兄弟は、金原ひとみが、数か月かけて読破したと聞いて

再開を検討中。

でもまあ、小説を読む時代は終わったかの感あり。

 

ボイヤーの数学史を再開して、

デカルトやフェルマーの章にきた。

オイラーも好きだが、フェルマーも魅力的だ。

フェルマーの評伝を探したが、検索して挙がってくる本は、すべて

フェルマー予想の本ばかり。

評伝そのものがなかなかない。

結局、昨年神田で見送った

小林昭七『なっとくするオイラーとフェルマー』(講談社)1147円@Amazon 注文。

整数論の入門書で、持ってる本とかぶるかもしれないが、これを読んでみる。

 

と、今ここで、ヤフオクみてたら

足立恒雄『フェルマーを読む』(日本評論社、1986年)が 1992円と安くでてたので即落札!

原典を解読する著作なので、このほうがいい。楽しみ。

 

 

 

 

5月14日 

昨日よみた屋で買い逃したと書いた世界名詩集マチャード・ヒメネス・ロルカ編(平凡社)だが

今朝、トランクルーム内を画像検索すると、41番の函に入っていた!(笑)

さらに購入記録を調べると、1976/2/6 に買った記録があった。

(半世紀の間、進歩のないことだ)

今日は、自転車に乗って掘り出しに行こう!

 

 

 

5月13日 

初夏のような陽気につられて吉祥寺へ。

1 本川達雄 おまけの人生 阪急コミュニケーションズ 2005年 110円
2 吉田司 吉田司評論集「あなたは男でしょ。強く生きなきゃダメなの」 草風館   110円
3 山本博文 三田村鳶魚の世界 江戸を楽しむ 中公文庫 2000年 55円
4 F・W・クロフツ 死の鉄路 創元推理文庫   55円
5 F・W・クロフツ 蜘蛛と蠅 創元推理文庫   55円
6 F・W・クロフツ マギル卿最後の旅 創元推理文庫   55円
7 国立民族学博物館編 オセアニア 海の大移動 昭和堂 2007年 110円

 

世界名詩集 マチャード・ヒメネス・ロルカ (平凡社) は売れてしまってた。

最近は迷ってる場合買うことにしてるのだが、それでもこういう取りこぼしは多い。

なんで買わなかったのか?魔がさしたとしか思えない。

(まあ、世界名詩集大成 南欧篇には入ってるのだが)

古本は一期一会である。肝に銘じよう。

 

いちばんうれしいのは、『オセアニア 海の大移動』。今夜読もう。

ひさしぶりの人類移動史ものだ。

そういえば、国立科学博物館の『古代DNA 日本人の来た道』も、一度みてこよう。

 

 

 

5月13日

昨夜、関西の古書店主のブログを読んでたら

お勧め本として

トレーディング・ゲーム: 天才トレーダーのクソったれ人生  2025/5/9 ギャリー・スティーヴンソン

出たばかりの本でけっこう高い。

そうえいば、ひところ熱心に読んだ『巨大投資銀行』の黒木亮さんはどうしてるだろう?と調べたら

地球行商人-味の素グリーンベレー  2023/10/10 黒木 亮

味の素 海外営業の苦闘を記す本

2冊ともすぐには買わないが、いちおう買いたい本リストには加えておくのだ。

 

 

 

 

 

 

5月11日 購書記録

鷲巣繁男『戯論 <メディアム加藤郁乎>あるいは詩をめぐっての逍遥游』(薔薇十字社、1973年)限定1000部のうち382号 110円

鶴見俊輔『期待と回想』上・下巻(」晶文社)110円×2

上野千鶴子『ナショナリズムとジェンダー』(青土社)110円

伊達得夫『詩人たち ユリイカ抄』(日本エディタースクール出版部)110円

野尻抱影『新版 星三百六十五夜』(恒星社、昭和35年)110円

フォエイルバッハ 松村一人・和田楽訳『将来の哲学の根本命題』(岩波文庫)55円 以上よみた屋

川村二郎退職記念文集刊行会編『プリスマ 川村二郎をめぐる変奏』(小沢書店、1991年) 100円

山本太郎編『村山槐多全集』全1巻(彌生書房、昭和38年)1000円 以上七七舎

 

 

 

 

 

 

5月11日 

曇り空の日曜の朝。

昨夜、高山宏『ブック・カーニヴァル』(自由国民社、1995年)を胸を熱くして読んだせいか

明け方に目覚め、再度眠れず。

高山宏『見て読んで書いて、死ぬ』(青土社、2016年) 2200円 をAmazon 注文。

さらには、

『中央公論』2022年10月号掲載の

松岡正剛×高山宏対談「失われた独学と博学の復権」を読みたく

15円@メルカリ注文。

後藤護氏のnote 地上的絶望ではなく遊星的失望に向けて 追悼・松岡正剛

 

 

おなじ歳の岡崎武志さんもブログで書いてたが

昔のことばかり思われてならない。

母が重篤な病の床にあり、自分自身も老いを痛感する。

追憶と、それにまつわる妄想のようなものに覆われている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月10日 

鹿児島ジュンク堂で手に取った ミステリーパズルMurdle のことを

Amazonやメルカリで調べてるうちに

何故か知恵の輪グッズにたどり着き

そういえば20代のはじめ鬱屈した青春期に一時ハマったのを思い出し

999円@Amaon 注文。

やがてお孫ちゃんが大きくなったら、差し上げよう。

 

録画しておいた心おどる あの人の本棚(6)金原ひとみ(作家) を軽く観た。

そうか、金原ひとみは、シオランやバタイユに心酔してるのか。

頃合いや良し、帰省中届いていた『生誕の災厄』を拾い読んでみた。

う〜む、目下のところ、無門関や臨済録などのほうがしっくりくる。

もちろん、無門関や臨済録を深くわかっているわけではないが・・・

金原ひとみは読んでなかった。最新作『YABUNONAKA―ヤブノナカ』も評判がいいようだが

今は文芸遠ざかりモードなので、すぐには読まない。

 

3月に出た

近藤健児『世界文学全集万華鏡 文庫で読めない世界の名作 』(青弓社)がX上で話題になってる。

西欧文学読むのに文学全集、は常識だけどね。

詩の世界の世界名詩集大成(平凡社)、これも忘れてはならぬ・・・

 

 

 

 

 

5月9日 

黒島伝治『渦巻ける烏の群』(岩波文庫)55円 だぶりであった

近藤富枝『文壇資料 田端文士村』(講談社)110円 元本買い増し。サイン入り

前田坦『生物は磁気を感じるか 磁気生物学への招待』(講談社ブルーバックス)110円

赤松誉義『トランプ数理マジック事典』(東京堂出版)110円

瀧口修造『シュルレアリスムのために』(せりか書房、1968年) 110円 以上よみた屋

七七舎では特に買わず。

なんだか低調であった。

生成AI 関連の技術書以外とくに買いたい本もなし。

 

 

鹿児島ジュンク堂で手に取った、Murdle 邦訳書が気になってる。

英語版は邦訳書よりも高い。

さすがに目下は自粛中。

 

 

5月9日 

予定を早めて昨夜の便で帰京。

(予報通り今朝の九州は荒天)

今回の宿はサンフレックス鹿児島。

いづろ通りから海に向かって徒歩1分ほど歩くので、

海が近い。7階の部屋から撮影。

左端にNHK、鹿児島水族館の三角屋根。

いずれも過去の思い出を想起させ、感慨が深い。

少年時代、まだ桜島フェリーが普及してなかった頃は、島の波止場からポンポン船にのり

この写真の右奥にある港まで船に揺られ

そこから天文館まで歩いたものだ。

船に揺られながらヴァレリイの失われた美酒に思いを寄せた記憶があるので

最後に乗ったのは、高校生になったころか?(昭和47年?)

 

鹿児島市役所近くの古書リゼット で

高山宏『ブック・カーニヴァル』(自由国民社、1995年)に100円の付箋がついてるのをみつけ驚愕。

 少傍線引き有、小口シミ多し だけど、美品なら1万円はするのでは?

ご店主に確認したが間違いではないとのこと。小口のシミがはげしく、線引きもあるので、これでよいと。

重いけど旅行鞄に入れよう。

良い鹿児島土産になった。

 

 

 

5月7日 

3時起き。

鹿児島に帰省。

妻から頼まれた婦人画報6月号 雅子さま特集 950円@メルカリ注文

 

 

5月6日 

ヘッケル 後藤格次訳 『生命の不可思議 下』(岩波文庫) 340円@Amazon注文 これで 上下巻が揃った。

松岡正剛が、遊 1981年8・9月号 特集=読む で激賞した 戦前岩波文庫の科学書が揃った。

寺田寅彦訳の アーレニウス

『史的に見たる宇宙観の変遷』 は、寺田寅彦全集 翻訳篇で、昭和50年ごろ愛読した。

 

 

 

5月5日 

行楽日和で、電車でも家族連れが多い。

きれいな外国人観光客をふたりみかけた。

吉祥寺・国分寺へ。

長田弘『呼吸の必要』(晶文社)110円 サイン入り詩集

丹羽敏雄『数学は世界を解明できるか』(中公新書)110円 非線形数学の入門書

加賀乙彦『小説家が読むドストエフスキー』(集英社新書)110円 

カラマゾフの兄弟が頓挫したばかりだが、罪と罰・悪霊・カラマゾフ・白痴再読の意欲を絶やさぬために買ってみた。

柳田邦男『砂漠でみつけた一冊の絵本』(岩波書店)110円 献呈署名入り

現代日本文学大系19『高浜虚子・河東碧梧桐集』(筑摩書房)110円 碧梧桐の吟行旅行日記「三千里」(抄)を読むため。

これの抄録でない完全版は入手できるのだろうか?

デュボア・レーモン 坂田徳男訳『自然認識の限界について 宇宙の七つの謎』(岩波文庫、昭和17年)55円

『生誕百年記念展 棟方志功 わだばゴッホになる』(NHK仙台放送局)330円 豪奢なカタログなり 以上よみた屋

 

石田修大『わが父 波郷』(白水社)100円 以上七七舎

水曜から鹿児島なので、次回は早くても土曜日になる。

気になる本はとりあえず買っておいた。

 

 

 

 

 

 

 

5月5日 

シン アンドリュー  小川航平・谷合廣紀訳『ChatGPT 大規模言語モデルの進化と応用』(リックテレコム、2024年)1000円@メルカリ

どれが良書なのか、何を読むべきかわからないが、ひとまず買える本を買ってみる。

 

E. M. シオラン 出口裕弘訳『生誕の災厄 〈新装版〉 』(紀伊國屋書店、2021年) 2000円@メルカリ

シオランは数年前英訳本で頓挫しているが、なにしろ半世紀前からずっと気になってるので

ここいらでちゃんと向き合いたい。

 

7日早朝の便で鹿児島に帰る。

今日は結婚記念日だが、気の利いたプレゼントを思いつかない。

なんだか、メリハリのない生活だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月3日 

行楽日和のなかを吉祥寺・国分寺へ。

中央線も外人観光客多し。

武政三男『スパイスのサイエンス Part2』(文園社)110円 食品化学のアプローチもあり。

秋山仁・吉永良正『秋山仁の遊びからつくる数学』(講談社ブルーバックス)110円 献呈署名・落款入り!

グラフ理論など離散数学の話題

熊野純彦『日本哲学小史 近代100年の20篇』(中公新書)110円

ブラスコ・イパニェス 高橋正武訳『葦と泥』(岩波文庫)55円 ダブリ

太田悌蔵訳注『寒山詩』(岩波文庫、昭和14年)55円 状態良。ダブリ

グレイ 福原麟太郎訳『暮畔の哀歌』(岩波文庫)55円 ダブリ

ジョン・ラバック 板倉勝忠訳『自然美とその驚異』(岩波文庫、昭和16年)55円

中村為治選訳『キップリング詩集』(岩波文庫、1988年) 55円

日夏耿之介『明治大正詩史 上巻』(新潮社、昭和4年)110円 下巻・附冊欠け 

定本は東京創元社刊の増補改訂版なのか。でもまあ良し。

 

交通費かけて吉祥寺迄でかけるので最近は迷ってる本も買ってしまう。

けっして褒められたことではないのだが、しかたのないことでもある。

七七舎は最近買う本なし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月3日 

雨上がりで空も澄み爽やかな朝である。

 

『Mac Fan Special iPhone 16完全ガイド』(マイナビ出版、2024年秋) 800円@メルカリ

iOS について熱心に調べたのももう16年も前のこと。

ハードウェアでもソフトウェアでもずいぶん進化してるようなので

ここらで総ざらえ。

 

深沢七郎『人間滅亡の唄』(徳間書店) 届いたのでさっそく読んでみたが

エッセイ面白くない。

なにしろ初版が昭和46年のエッセイ。

陳腐化してても彼のせいではない。

他にも3冊注文してしまったが、残りはどうだろうか?

 

 

 

5月2日 

引き続き

深沢七郎『言わなければよかったのに日記』(中公文庫) 380円@メルカリ

元版は昭和33年と古く、古書価もけっこうするので、武田百合子との対談も収められた中公文庫版を購入。

 

深沢七郎『百姓志願』(毎日新聞社) 380円@メルカリ

 

秋山弘之『苔の話』(中公新書) 読了。

中公新書の自然科学物には好著が多い。

苔にまつわる様々な蘊蓄が面白い。

植物全般の世代史について、レーヴンジョンソン生物学他を

ざっと読んだが、なぜ

わざわざ有性生殖をおこなうのか、いまひとつわからない。

すぐにAIに訊かず、ひきつづき読んでみたい。

 

 

 

 

5月1日 

深沢七郎のみちのくの人形たち(中央公論社)が届いた。

中央公論社らしい瀟洒で上品な造本。

短編「秘戯」を読んだ。モダンホラーの変種か?

語り口の上手さは認める。

もう少しつきあってみようと思い立ち、

深沢七郎『人間滅亡的人生案内』(河出書房新社) 0円@メルカリ注文

深沢七郎『人間滅亡の唄』(徳間書店) 347円@メルカリ注文