3月30日
雨は止んだが、外は肌寒い。
届いた
オリバー・ダークシャー 秋山勝訳『世界最古のロンドン古書店奇譚』
だが、つまらんジョークのみで、古書の蘊蓄などどこにもない。
チャリング・クロス街の香気を期待した自分が浅はかだった。
でたばかりの本なので、メルカリに出品戻ししたら、即日売れた。
中3日ぶりの吉祥寺・国分寺。
北畠雙耳・北畠五鼎『硯石学』(昭和53年、四友会)110円
硯の歴史!
E・サトウ 長岡祥三・福永郁雄訳『アーネスト・サトウ公使日記 2』(新人物往来社、1991年) 110円 全2巻のうちの2巻目
『「男はつらいよ」寅さんロケ地ガイド』(講談社、2013年) 110円 フルカラー
霜康司・刀祢雅彦『システム英単語 プレミアム語源編』(駿台文庫)110円
『英検準一級語彙・イディオム問題500』(旺文社) 110円
稲垣武『「悪魔祓い」の戦後史』(文春文庫)55円
長谷川如是閑『倫敦!倫敦?』(岩波文庫)55円 以上よみた屋
世界の名著26『ニュートン』(中央公論社) 100円 @七七舎
七七舎の蓮實重彦映画狂人シリーズや、よみた屋の第二言語習得論関連の和書・洋書は保留or 見送り。
3月29日
花冷えの雨がそぼ降る。
一日家。
Columbo: Mystery Movie Collection 1990 [DVD] [Import] 1158円@Amazon
DVD 3枚組。新・刑事コロンボの2セット目。 日本語字幕なしの輸入物。
リージョンコード=北米 だが、PC用のアプリVLC media player なら問題なかろう。
これで、残りは、
Columbo: Mystery Movie Collection 1991-2003 [DVD] 6枚組のみとなった。
3月27日 アルキメデス関連書ミニ書誌
1 世界の名著9 ギリシアの科学 所収 アルキメデスの著作(三田博雄 訳)
2 上垣渉『アルキメデスを読む』(日本評論社、1999年)
3 ウィリアム・ノエル、 リヴィエル・ネッツ『解読!アルキメデス写本』(光文社、2008年)
4 斎藤憲『よみがえる天才アルキメデス』(岩波書店、2006年)
5 斎藤憲『アルキメデス「方法」の謎を解く』(岩波書店、2014年)
■世界の名著9 ギリシアの科学 所収 アルキメデスの著作(三田博雄 訳)
上垣渉『アルキメデスを読む』(日本評論社、1999年) 目次
第1章 アルキメデスの生涯と著作
第2章 円の求積
第3章 計算者 アルキメデス
第4章 螺線の研究
第5章 放物線の求積
第6章 球の求積と円錐・円柱
第7章 アルキメデスにおける数列の和
第8章 円錐状体と球状体の求積
第9章 重心に関する研究
第10章 アルキメデスの求積法
※その他の書籍
6 佐藤徹訳『アルキメデス 方法』(東海大学出版会)
7 科学の名著9 佐藤徹訳『アルキメデス』(朝日出版社)
3月27日
バーナード・マー 株式会社クニエ デジタルトランスフォーメーション担当、 NTTデータ・コンサルティング・イニシアティブ訳
『生成AI活用の最前線: 世界の企業はどのようにしてビジネスで成果を出しているのか』(東洋経済新報社、 2025/3/5 )2699円@メルカリ
でたばかりの本で、評判も良いので。
こちらもこの2月にでたばかりの本
オリバー・ダークシャー 秋山勝訳『世界最古のロンドン古書店奇譚』(草思社、 2025/2/26 )2250円@メルカリ
いつもブログを拝見している理子さまのご紹介。
楽しみな一冊。
3月26日
初夏のような日。近所の八重桜も開花し始めた。
よみた屋で下記の3冊。
沈括 梅原郁訳『夢渓筆談 2』(東洋文庫)110円
『ゲオルク ビュヒナー全集』全1巻(河出書房新社、1970年) 110円 函欠け
"The Oxford Dictionary of Quotations "(New Edition) 1992年 机上版、大型本 110円
牧神社版ノヴァーリス全集第3巻(昭和50年) 5000円は、購入希望図書に追加。
七七舎では買いたい本なし。
3月26日
中古のiPhone 12 Pro Max 256GB が届いた。
中古品を買うのははじめてなので、SIMの差し替えやアプリ・データの移植が無事できるか
一抹の不安があったが、届いた品にはとくに瑕疵もなく
アプリや写真・メールの移植も、SIM の差し替えもスムーズにできたのはよかった。
すでに5年を経過した製品であり、いずれ最新の機種に買い替えることになろうが
当分の間は、これを愛用しよう。
ということで、今回のAmaoznポイントで、プラケースとガラスフィルムも購入。
いつもブログを愛読させていただいている
で、無料の東京湾クルーズが毎日運航しているのを知った。
これはなかなかいい。落ち着いたら、一度、夫婦で、あるいは息子一家を誘って
申し込んでみよう。
3月25日
『柚木麻子のドラマななめ読み!』(フィルムアート社、2024年) 1900円@メルカリ サイン入り
なぜか存じ上げなかった柚木麻子の、日本のドラマを論じたエッセイ集。
まずはここから。
「フェミニズム、シスターフッド、エイジング、LGBTQ……
稀代のドラマ好き作家・柚木麻子が『東京ラブストーリー』から『虎に翼』まで、
時代を彩ってきた作品のエッセンスを縦横無尽に語り尽くす」(著作紹介文)
上垣渉『アルキメデスを読む』(日本評論社、1999年) 1000円@メルカリ
これはうれしい一冊。除籍本が安く買えた。
ギリシア数学史のなかで、アポロニウス円錐曲線論・ユークリッド原論を凌駕する
巨峰について、くわしく知りたくなった。
届いたら、すでに持ってるアルキメデス本とあわせて、内容を整理しよう。
第1章 アルキメデスの生涯と著作
第2章 円の求積
第3章 計算者 アルキメデス
第4章 螺線の研究
第5章 放物線の求積
第6章 球の求積と円錐・円柱
第7章 アルキメデスにおける数列の和
第8章 円錐状体と球状体の求積
第9章 重心に関する研究
第10章 アルキメデスの求積法
3月24日
春眠暁を覚えずの真逆で、このところ11時前には眠り、夜明けのころ起き出す。
今朝の日経電子版。
日本小説が英国席巻 「今年の1冊」本国超える売れ行き 欧州総局 大西康平
英国で日本ブームだとか。村上春樹以降の現代小説とくに女性作家。アニメ、音楽。
柚木麻子は未知。
他はだいたい持ってはいる作家だが、上表で読んだのは、『コンビニ人間』くらい。
大の里、高安との優勝決定戦を制して3度目の優勝。
3月23日
グラハム・ハンコック 大地舜訳『神々の魔術 失われた古代文明の叡智』 上・下巻(角川書店、2016年) 1493円@メルカリ
ギョベックリ・テぺの遺跡のことはどこで知ったのだろう?この本なのか?
ともかく、録画していた3月2日TBSのドキュメンタリー番組を観て、世界最古の文明について興味が再燃した。
2025年3月2日放送 ギョベクリ・テペ 世界最古!1万2000年前の巨石遺跡
一般社団法人 生成AI活用普及協会(GUGA) (監修)『改訂版 生成AIパスポート テキスト&問題集』( 日本能率協会マネジメントセンター、2025年2月)0円@メルカリ
出たばかりというのが良い。
半年もたてばどんどん陳腐化するので。
先日、たかさき君に教えてもらったローカル環境で稼働する生成AI (ネット不要)
も、インストールしたままであまり動かしてない。
たかさき君に紹介してもらった、フリー著作
『Ollamaで体験する国産LLM入門』
https://zenn.dev/hellorusk/books/e56548029b391f
あたりを読んでみればいいのだろうが、このところあわただしく落ち着かない日日なので
ちょっとここにメモしておく。
3月23日
老人ホームから自宅宛てに送った大量の衣類を妻と整理しているうちに
腰をいため、生まれて初めての激痛に、一晩のたうち回っていた。
母の常備薬ロキソニン入り湿布を大量に貼って、睡眠誘導剤のんでなんとか眠って、ようやく回復。
7年半前に買ったiPhone X 。
買い替えずに延々と使ってきたが、さすがにこのところ
充電池の劣化が著しく、先日
羽田から鹿児島へ飛び、次のリムジンバスの車中で電池切れになりそうになり
あせった。
今、支払いや航空券の表示にも必須のアイテムなので
旅行中の電池切れはまずい。
最新のiPhone 16 Pro Max は19万円位から。
どうも最近のApple の殿様商売にもあきれはする。
高級品なのに、充電器まで別売なのが気にいらない。
いっそ Pixcel あたりへ乗り換えも考えたが、
折衷案として中古品(整備品)を買うことにし
Apple iPhone 12 Pro Max 256GB ゴールド SIMフリー (整備済品) 76,500円-2,395pt @Amazon 注文。
2020年秋発売だから、約4年半まえの製品だ。
近日届くが、スムーズに移植できるだろうか?
(この4月からは、日本語でのAI サービスも始まるし、秋にはそれなりの新製品が出てくるだろう。
この秋冬までの繋ぎとして買ってみた)
このところ、帰省旅行や腰痛などで
読書はまったく捗らず。
買いたい本もあらかた買いつくし、古本欲も鎮まっているので
しばらくは古本も買い控えよう。
3月21日
久しぶりのよみた屋だと思ったが
実は中3日しか経ってなかった。
いろいろなことが郷里でおこり
半世紀ぶりに従妹のMちゃんと長々と話し込んだり
従兄のKちゃんと再会したりして
たったの3日間の帰省だったのに
ずいぶん時が経ったように思えてならない。
『岩波生物学辞典 第5版』(岩波書店、2013年) 110円
リチャード・ドーキンス 太田直子訳『さらば、神よ 科学こそが道を作る』(早川書房、2020年) 110円 英国の科学者の積極的無神論にはいつか向き合おうと思っている。
小谷野敦『芥川賞の偏差値』(二見書房)110円
保田與重郎『現代畸人伝』(新潮社、昭和39年) 110円 以上よみた屋
室生朝子『詩人の星 遥か 父犀星を訪ねて』(作品社、1982年) 100円津村信夫、立原道造などとの交遊抄を読みたく。
すが(糸+圭)秀実『複製の廃墟』(福武書店)100円 以上七七舎
児島明日美、 福田真弓、井明日子『身近な人が亡くなった後の手続のすべて』(自由国民社) 0円@メルカリ
3月17日
1週間ぶりの、よみた屋&七七舎
A・H・マークワート 藤森一明訳『英語学概論』(八潮出版社) 110円
室生犀星『蟲寺抄』(博文館、昭和17年) 110円
『岩波数学辞典 第3版』(岩波書店、1985年) 110円
金宏和實『EXCEL×PYTHON最速仕事術』(日経BP) 110円 以上よみた屋
『ガルシーア=マルケス全短編集』(創土社、1983年) 100円 @七七舎
今夕のANA便で再度帰省します。 今回は私のみ(弟は仕事)
3月16日
母が与次郎ヶ浜の救急病院に搬送されてから
十日ほど。幸い病状は悪化せず、小康状態が続いている。
今週は、再度帰鹿して、転院の手続きと、老人ホームの退居(荷物の引揚げ)をする予定。
今日日曜は、一週間ぶりに街歩きを予定していたが、冷たい雨がけっこう激しく降る様子では
明日に延期だ。
David M. Burton The History of Mathematics AN INTRODUCTION も、練馬の東亜ブックから
さっそく届いた。788頁のハードカバー、なかなか立派な本だ。
全5巻のボイヤー『数学の歴史』も第2巻に入り、目下、インドや中国の古代数学史にさしかかったところ。
どこまで続くかわからないが、当面、このボイヤー、カッツ、バートンの数学史と戯れてみるつもり。
3月14日
確定申告なんとか完了。
eTAX に移行して、弥生のオンラインソフトを使ってるので
以前のようなストレスはない。それでも
年金や国金健康保険、介護保険などの明細がわかりにくくて辟易したが。
夜は寝床で数学史三昧。
毒喰わば皿まで、と
The History of Mathematics AN INTRODUCTION Seventh Edition David M. Burton
ハードカバー版の中古に安い出物があったので、4875円@Amazon経由株式会社東亜ブック
いま気づいたが、この会社 練馬区大泉学園町5丁目にある。
学術書専門の古書店なのだそうだ。
これで大著3冊を読み比べできる。
3月13日
すべてこの世はこともなき、かのような朝。
悲哀は基底にあるものの、静かな朝。
新・刑事コロンボ DVD3巻セット 1251円@メルカリ
フロッピーディスクドライブ 500円@メルカリ
3月12日 数学史の大著3冊
カッツ(Victor J. Katz)上野健爾・中根美知代・林知宏・佐藤賢一・中沢聡・三浦伸夫・高橋秀裕・大谷卓史・東慎一郎訳『数学の歴史』(共立出版、2005年) 着
Victor Joseph Katz (born 31 December 1942, Philadelphia)[1] is an American mathematician, historian of mathematics,
and teacher known for using the history of mathematics in teaching mathematics.
定価は19000円+税 ですが、京都のアブストラクト古書店というところで比較的安く買えました。
996頁もある大著ですが、著者序文では、大学理系教養レベルとの事。
ボイヤー 加賀美鉄雄・浦野由有訳 『数学の歴史』全5巻(朝倉書店、1984年)
Carl Benjamin Boyer (November 3, 1906〜 April 26, 1976) was an American historian of sciences,
and especially mathematics. Novelist David Foster Wallace called him the "Gibbon of math history".[2]
現在は、メルツバッハ女史の増補改訂を反映させた原著第3版の邦訳が、メルツバッハ&ボイヤー 『数学の歴史』として
刊行されていますが、やや高価です。
赤い表紙の全5巻本は旧版ですが、2000円+送料位からで入手できます。
これとて、総頁980頁ほどの大著です。
郷里の母の病とかなにかと落ち着かない日日ですが、殊勝にも第1巻(エジプトからギリシア前期)を読み始めました。
The History of Mathematics AN INTRODUCTION Seventh Edition David M. Burton University of New Hampshire
David M. Burton ( 1930 - 2016 ) による、浩瀚な大著。800頁近くあります。
邦訳はでていないようですが、原書のペーパーバックは5000円位から。
さいわい、こちらはpdfで入手できたので、リファレンスに使わせていただきます。
3月12日
あわただしく東京・鹿児島間を往復したりして
所沢古本まつりへの足が遠ざかった。
このまま古本愛が減衰するのも良いかもしれない。
長年の生活のスキームを、思うところあって修正する時か。
とかいいつつも、
ジャン・グルニエ 井上究一郎訳『孤島』(竹内書店)240円@Amazon注文
unlightenment氏の、X投稿を読んで。
「フランス文学に興味を持ちはじめた大方の学生とおなじく、グルニエの名は、アルベール・カミュの師として認知していた。」(堀江敏幸)
私はこの歳になってはじめて知った。
3月11日
3.11 追悼番組多し。
母危篤で急遽帰省。
弟と郷里で合流。
皆様のお陰により小康状態なので、いったん帰京して
諸事すませて、再度帰省します。
この間買った本。
加賀野秀一『20世紀言語学入門』(講談社現代新書) 110円
高津春繁『比較言語学』(岩波全書) 110円
カッツ(Victor J. Katz)上野健爾・中根美知代・林知宏・佐藤賢一・中沢聡・三浦伸夫・高橋秀裕・大谷卓史・東慎一郎訳『数学の歴史』(共立出版、2005年) 8,400円 @日本の古本屋経由京都アブストラクト古書店
3月 6日
明日から鹿児島に帰省。
当面のあいだ、更新をお休みします。
よろしくお願いします。
3月 6日 刑事コロンボと今昔物語
丸一日、大船渡の上に降り続いた雪(のち雨)でも、完全な消火には至ってないのだろうか?気になる。
首都圏の雪は、さほどでもなく、大事をとって藤沢に前泊した妻には拍子抜けだった。
母の付き添いのみでなく、母の通っていた鎌倉の教会に伺ったり鎌倉の友人とランチしたりと、けっこう賑やかな
湘南行だったようだ。
昨日から、所沢古本祭りだったのだが、さすがにみぞれまじりの冷たい雨ではでかける気にならず、
今週はまだ、吉祥寺や国分寺にもでかけてない。
まあ、行ったらいったで、あれこれ買い込むわけで、いかないにこしたことはないのだが。
目下、めずらしく買いたい本も少なく、
カッツの数学の歴史7000円 程度だ。
古本一休みの間隙をぬって、
刑事コロンボ完全版全22巻(DVD23巻=全45話)を、ポイント等差し引いて6,835円@メルカリ・Amazon で注文。
最小サイズのパッケージ、バリューパック第1集は余ったのでメルカリででも売る予定。
買った後、ちょっと反省したが、
バリューパックで第4集まで揃えたほうが簡便だったかもしれない。(Amazonで9000円ほど)
まあいいか。
昨日までに最初の三作を観たが、
脚本・演出・カメラ もちろん俳優陣も、どれも出色のできで
あらためて半世紀前のアメリカのドラマのレベルの高さにうなっている。
このところ参考にさせていただいている
も素晴らしいファンサイトで、これなら書籍版
『刑事コロンボ完全捜査ブック』 (宝島社、2015年)
を注文せずとも良かったかもと思ってるくらいだ。
ただ、正直いうと、各話にでてくる殺人シーン、そのたびハラハラして
精神的にはよろしくない。
半世紀前の抑制した演出なのだが・・・
寝床では、あいかわらず
日本霊異記→今昔物語→宇治拾遺物語 をぼちぼち楽しんでる。
12世紀の中世ヨーロッパでは、こんな近代的な説話集などないだろう。
またその写本が千年近くも残ってるのもたいしたものだ。
小学館版の注釈や解説も立派で、国文学の研究レベルの高さもうかがいしれる。
1)角川文庫(本朝篇全4冊) 2)日本古典文学大系(旧) 3)小学館 4)日本古典文学大系(新)
じっくり比べてみたいものだ。
■これを書いた後、苦心して、1)角川文庫2)日本古典文学大系3)新日本古典文学大系4)小学館 各々の本朝世俗部編を探し出した。
これから、注釈・解説を比較してみたい。
本朝世俗部巻26 蛇とムカデの争う島に漂着した七人の奇譚
1)角川文庫版
説話の分析は、赤枠 簡略ながら的を得ている。南方熊楠全集への言及は、角川文庫版のみで特筆に値する。
1)’南方熊楠全集第1巻十二支考、「田原藤太竜宮入りの譚」の本説話の分析
出処系統分析のみで十数ページあり。詳細を極める熊楠らしい分析に舌を巻く。
2)小学館 日本古典文学全集
説話の系統分析(赤枠)注解、現代語訳と至れり尽くせり。専門家でなければこれが良いか。
3)岩波 日本古典文学大系
赤枠が説話の継承解説。太平記、古事談への言及あり。注釈は詳細を極めるが、各種写本の異同など専門家向き?
4)岩波 新日本古典文学大系
該当巻(第5巻)未入手 のため確認できず。
※なお、新潮社版日本古典文学集成は未所持。
3月 4日
今朝TVをつけたら、芸能の話題。
1)中島美嘉@台湾コンサート。森進一が老人のかぼそい愛をうたって哀切だった雪の華を、本家中島美嘉が熱唱して
台湾のファンが泣いていた。
2)松たか子が、映画の初演?かなにかで劇場挨拶していた。 1st Kiss (監督 塚原あゆ子 出演者 松たか子 松村北斗)
は世評が高く、私もめずらしく夫婦で観たいものだと思っている。
3)新垣結衣はもう36歳なのか! ついこないだ20代だと思っていたが。
還暦後のこの7・8年はとくに時の流れを速く感じて仕方がない。
夕べはめずらしく睡眠誘導材を飲まず床についたが、目がさえて
つらつら半世紀前のことを思い出していた。
昭和50年ごろの思い出を反芻していて、ふとまったく新しい気づきに思い至り
うれしくなった。
今度弟に会ったならば、そのことを話す?
いや酒が入ってすら離せないかもしれないが。
4)その弟が、郷里の地方紙の一面を飾ったというので
従妹からは紙面の写真をLINEでいただいたりした。
当の弟は、職場の社員の鹿児島在の叔母から、同じく写メで送って
実記事をみたという。
AIに、該当の新聞を入手する方法を訊いたら
銀座に東京支社があって、郵送でもバックナンバーのばら売りをしてると教えてくれたので
夕べサイトから申し込んだところだ。
一通送料込みで300円だというので、2通申し込んで今連絡を待ってるモード。
とりあえず、母には、写メ版を印字して、郵便で送った。
5)
『刑事コロンボ完全捜査ブック』 (宝島社、2015年) 2945円@Amazon 注文
宝島社からは何度もでているが、これが最新版のようだ。メルカリ他フリマ系でも高価なり。
6)今夕から明日の早朝にかけて大雪の予報。
妻は明朝に藤沢で介護の付き添いがはいってる。
考慮の末に、藤沢駅前にビジネスホテルを予約。
キップホテル湘南藤沢(藤沢駅から徒歩2分)駅近
Yahooトラベル、PayPay決済で1000円以上もポイントバック、それをすぐ使えるというので
5620円で予約できた。
3月 3日
昨日の日曜、家に籠ってるのも退屈で、国分寺へ。
七七舎で
林芙美子全集4『泣虫小僧、愛情』(新潮社、昭和26年) 100円
林芙美子全集5『稲妻、小麦の唄』(新潮社、昭和26年) 100円
林芙美子全集10『筆がき、暗い花』(新潮社、昭和26年) 100円
林芙美子全集17『折れ蘆、下町』(新潮社、昭和26年) 100円
竹内均『驚くべき旧約聖書の真実』(同文書院、1991年) 100円
竹内均(1920年 - 2004)は、けっこうこういう入門書を書いている。
アトランティス大陸伝説を、地中海のサントリーニ島(ただいま頻発する地震で話題だ)の火山噴火に比定するなど
科学と伝説・神話を結びつける本。
昨年年末に放送された、それぞれの孤独のグルメ、 第11話吉祥寺篇をようやくBSの再放送で観れた。
季節工として働いた職場のHiranoさんが教えてくれた吉祥寺編だが、生憎録画し忘れており、観ることができなかった。
やっとBSの再放送で観ることができた。
漫画編集者の西崎栞(平祐奈)が、マンガ家の江口寿史を探しに、吉祥寺の街を探し回る、という設定で
吉祥寺の料理屋・飲み屋をぐるりと巡る、ミニ・ロードムーヴィのような趣向で、期待以上に楽しめた。
マンガ家の江口寿史や久住昌之が実名でドラマに登場する。
主人公(松重豊)は、谷口ジローの入手困難本を求めて、吉祥寺の古書店をめぐるという設定になっており
五日市街道沿いの老舗藤井書店で、2階にあがるシーンがでてきた。
(狭い店内で、ロケはたいへんだったろう)
なお、この回のメインのお店は、井之頭通り、よみた屋から徒歩1分ほど、某予備校本社ビルの真ん前の
きっちん大浪である。
近年吉祥寺では外食しないので、存じ上げないお店であった。
このシーンをみて、昨年8月の、よみた屋社長澄田さんのX投稿が、ようやく理解できた。
もう15年ほど前のことになるが、江口寿史は、五日市街道沿いのおでん屋闇太郎に時折出没していると
きいたことがある。この闇太郎も半世紀前から続いている奇特な居酒屋で、
いわもとさんのお姉さんともご縁があると聞いたことがある。
昨夜、妻とこのドラマをみながら、楳図かずおが生きていたならきっと街歩きする姿が登場してただろうなあと
残念に思ったことだった。
3月 2日
なんだか半世紀遅れてるが、
『刑事コロンボ』DVD 第1集 5枚組 1998円@Amazon 注文。最初の10話が収録されている。
NHK-BSでこのところ放送してるので、じっくり観たいと購入。
先日は、七七舎にVHSテープが十巻ほど100円均一で置いてあったが、このDVDも安い。
いい時代になったものだ。
3月。
帰省するかどうか検討中。(入院中の叔母と母を会わせる構想)
確定申告は17日まで。
しまうべき本を決めて、トランクルームへ運ぶ。書棚の再構築。
義母と妻のオンライン面会を、skype から切替。候補は、google meet 、zoom 、ms teams どれが簡便か?
3月 1日
説話については、宇治拾遺物語を1/3ほどで切り上げ、今昔物語本朝仏法部へ移行。
本文そのものも、王朝の物語と違って読みやすい。
日本霊異記 822年ごろ → 今昔物語 1120年ごろ → 宇治拾遺物語 1212年ごろ
間は300年、100年 と実に4世紀も隔たっているのにあらためて気づいた。
本朝文法部、半世紀ぶりの再読だが、けっこう楽しめる。
昨日は、妻と二人、自転車で市の北東部までサイクリング。往復で40分ほど。
鄙びた界隈では、梅もちらほらと咲いて、早春の気配を楽しんだ。
すっかり春の土曜日、ゆえあって今日も吉祥寺・国分寺へ。
島尾永康『ニュートン』(岩波書店) 110円 岩波新書の定評ある評伝の、活字おおきいハードカバー版。買い増し。
大竹新助『武蔵野 文学風土記』(保育社、昭和40年) 55円 以上よみた屋
林芙美子全集3『清貧の書、牡蠣』(新潮社、昭和26年) 100円 めずらしいソフトカバー版の全集。7・8冊でていたので、記念に一冊。全20巻のようだ。
日本文学協会編『日本文学研究必携 古典篇』(岩波全書、1966年)100円 函ナシで持ってるが気にいった本なので、買い増し。
宇野浩二『文学の三十年』(中央公論社、昭和17年) 100円 数年前に買った本だが、すでに書棚から見つけられない。安いので買い増し。
なんだか買い増しの多い日だった。まあいいか。