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2月22日

猫の日。日経は猫の寿命を30歳に伸ばす研究が進んでいるという。

18歳を超える猫を長寿というらしい。

わが家の愛ネコは満20歳になる直前になくなった。

長生きしてくれたのをせめてもと思う。

ブログを拝見している石川県の愛猫家の方の猫は22歳だという。

 

高校同級のTakasaki君のすすめで

ローカル環境で稼働するAI GPT4All

https://gpt4all.io/index.html?ref=localhost

をインストールしてみた。

A free-to-use, locally running, privacy-aware chatbot. No GPU or internet required.

インターネットもGPUも不要の、我が家のAI。

メタが作って公開している Llama 3 8B Instruct という4.34GBのModelファイルを載せた。

まだ、インストールしただけ。

だが、なんとなくうれしいではないか。

 

昨日のよみた屋。

山口昌男『知の祝祭』(青土社)110円 1978年に買った本がみつからず、買い増し。実家にあるか、トランクルームにあるか。

山口昌男はおおよそ揃った。

単行本未収録論文の集成、大冊 「山口昌男ラビリンス」(国書刊行会、2003年)を残すのみだ。

コルディエムスキー もののべながおき訳『数学おもちゃ箱』2・3巻(みすず書房)110円×2

国分寺に移動して、七七舎に向かったが、開店が遅れるとの貼り紙あり。

ここはたまにこれがある。しっかりして欲しい。

駅ビルの紀伊國屋書店で

perplexity pro の本を手に取り、買うべき本ではないなと判断。

米田優峻の『問題解決のための「アルゴリズム×数学」が基礎からしっかり身につく本』は、やはり買っておくべきと判断。

いずれ買おう。

 

 

 

 

 

2月21日

もう2月も残すところ1週間か。無為に過ごしても時間の流れが速い。

 

昨年の今頃、数学史にハマって、数学史の書籍蒐集に余念のなかった一時

高価で購入をあきらめた数冊のうちの

カッツ 数学の歴史 共立出版 2005年

1000頁超の大著。定価が2万円超。古書価も、昨日調べたところでは最安で7000円(?)

いちおう買いたい本リストに加えたがどうなりますやら。

で、昨晩、寝床であれこれ検索してると

原書第3販の冒頭90頁程がpdfで入手できたので、ありがたく保管させていただいた。

また、

The History of Mathematics AN INTRODUCTION Seventh Edition David M. Burton   University of New Hampshire

という、これも800頁超の大著のpdf も

ありがたく保管させていただいた。

これ、翻訳がでてるのだろうか?

カッツの大著は、なんとか紙の本で手に入れたいものだ。

 

それというのも、届いた

中村滋『円錐曲線 歴史とその数理』(共立出版)

が、なかなか興趣に尽きない本で、

円錐曲線というテーマだけでこれほど面白い本がかけるのに感動している。

(以前よみた屋で手にした

幾何学大辞典 円錐曲線篇 

これも高価だった)

 

 

 

 

 

 

2月20日

今井むつみ『英語独習法』着。

まだ、くわしく読んでないが

無料の英語コーパス SKELL を教えてもらった。

https://skell.sketchengine.eu/#home?lang=en

1)活きた用例の出力(コンコーダンサ)

2)熟語、コロケーション、群動詞 など用例の検索(形態素解析?)

名詞、動詞など品詞を切替えて表示できる

3)同義語(シソーラス)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月20日

『仕事が爆速化する! Claude Perplexity Glasp NotebookLM 使いこなし術』 (宝島社、2025年)

届いたのでさっそく読んだ。

最新刊(今年の1月中旬刊)なので陳腐化してない新鮮な情報が多い。

Perplexity (Proは有料) のみならず、有益なAIサービスが目下は無料なので、追々使ってみるつもり。

MicorsoftのCo Pilot は筆者の評価が低いのは意外だった。

ま、私もExcel の操作なんぞAIに訊くつもりもないけど。

 

宇治拾遺物語、さすがに日本霊異記にくらべるとぐんと面白い。

坊主を茶化した艶笑譚も多い。

『今昔物語集』は平安時代末期、具体的には1120年代以降に成立したと考えられています。一方、『宇治拾遺物語』は鎌倉時代初期、1212年から1221年頃に成立したと推定されています (AIのまとめ)

しばらく、宇治や今昔を楽しむつもり。

 

というわけで、日本古典文学全集21-24 馬渕和男他校注『今昔物語集』(小学館) 2200円+送料@熊本舒文堂河島書店(日本の古本屋経由)注文

50年前に読んだ角川文庫版、岩波の古典文学大系(新旧)に、あらたに小学館版が加わった。物好き・・・・

 

 

2月19日

柚子ダイコン、二作目。

柚子は冬至のころはよくみかけたが、今は案外店においてない。(成城石井やクイーンズ伊勢丹になし)

ヤオコーで一個300円ちかくするのを買ってきてもらい、

果汁を絞り、皮を千切りにして

ダイコン500g を漬けこんだ。

 

今朝の日経、私の履歴書。

弓月光がでてきて懐かしく、Xで投稿したら、ご本人様からお返事をいただいた。

いっとき熱心に読んでいたが、いつのころか思い出せない。

高校時代か、東京にでてきてからか、それすらはっきりしない。

 

 

 

 

 

2月18日

日本霊異記、宇治拾遺物語ときて、半世紀ぶりくらいに今昔物語に向かう気になってきた。

小学館版の日本霊異記、新潮社版の宇治拾遺、いずれもアジア圏民間説話・仏教説話の伝播についての注釈が楽しい。

今昔は、岩波版で天竺部・震旦部まで揃えてるが、岩波版は本文がカタカナ表記で読みにくい。慣れの問題かもしれないが。

現代語訳つきの小学館版で、本朝仏教部・本朝世俗部は入手可能なので、買い増すことも検討中。

 

川っぺりムコリッタ @アマプラ 

監督・ 脚本・原作 荻上直子  出演者 松山ケンイチ ムロツヨシ 満島ひかり 吉岡秀隆

かもめ食堂 (2006年) めがね (2007年) などは 意匠が見え透いてあまり好きではないのだが、これは良かった。

松山ケンイチ ムロツヨシ 満島ひかり 吉岡秀隆 の演技が光っている、ということは演出が良いのか。

非モテの松山ケンイチ の性的鬱屈(と未亡人満島ひかりとの交情) にはあえて踏み込まないのが良いのか、あるいは物足りないのか。

西村賢太の私小説のうちの良質の部分とも重なるところがある。

 

 

 

 

2月17日

空はどんより曇ってるが暖かく、春の到来を思わせる。

こころはなぜかけだるい。

空漠とした日常のけだるさ。

生活の労苦も金の心配も、ようやくなくなったとおもったら

しのびよる老いにこころは憂う。

一月の繁忙期は、すくなくとも愁いを忘れるほどに仕事にうちこめていた。

 

中村朝子訳『トラークル全集』全1巻(青土社、1987年) 3900円@日本の古本屋経由大阪槇尾古書店

この大冊(1020頁)の到着にあわせて、

・瀬田夏樹訳『トラークル詩集』(小澤書店)

・世界名詩集大成ドイツ篇2(平凡社、昭和34年) 所収『夢の中のセバスチャン』(全)吉田清・高本研一訳、『詩作集』(抄)久保和彦訳

・『トラークル詩集』吉村博次訳 (弥生書房 1968年)

を書棚から発掘した。

中村朝子訳では、先行刊行の『トラークル全詩集』(青土社)があり、この全集でも1997年の新装版では若干の訳に修正が入っているらしい。

ともあれ畢生の訳業のひとつには相違ない。

 

18世紀初頭、19世紀末から20世紀にかけての気になるドイツ圏の詩人たちのライフスパンを

AI にたのんで作ってもらった。

ヘルダーリンとヘーゲルは同じ1770年生まれでテュービンゲン大学で共に学んだ学友でもあった。

ヘルダーリンのほうが12年長く、悔暗な晩年を生きた。

 

 


中2日で、吉祥寺・国分寺へ。

大島建彦校注『宇治拾遺物語』(新潮社)110円 書込み有

大江健三郎『洪水はわが魂に及び』(新潮社)初版 110円×2

城山三郎『百戦百勝』(角川文庫) 55円 「相場の神様」山崎種二がモデル

Shakespeare "King Lear"(Penguin) 330円 以上よみた屋

郡司正勝校注『東海道四谷怪談』(新潮社) 100円 @七七舎

西山享 『射影幾何学の考え方』は次回買おう。

 

 

 

 

 

 

2月16日

おおたか静流は、2022年に癌で早逝していた。

昭和44年の紅白ではじめて元唄をうたう高田恭子の存在をしった次第で

ひところ熱心に聴いたのは、おおたか静流のほうだった。

清澄なロマンティシズム、琉球民謡風のエキゾチックな曲想にうっとりする。

(作詞・作曲 浜口庫之助)

 

 

 

 

 


 

2月15日

漬物に凝ることにして、欲しくなったのが最新のデジタル秤。

(家にあるアナログ秤だと、せいぜい10g単位、しかも目視なので甚だ大雑把だ。

きゅうりの5%gの塩といわれても困ってしまう。)

調べたら900円台でたくさんでている。

どれがいいかわからないが、ひとまず安いLatuna製880円(ただし電池別売)を単4電池とともに注文。

 

『仕事が爆速化する! Claude Perplexity Glasp NotebookLM 使いこなし術』 (宝島社、2025年)1600円@メルカリ注文

池田朋弘『Perplexity 最強のAI検索術』( 2024/11/27) と比べて迷ったが、

なんでも載ってて最新のこの本にしてみた。

生成AIのことなどそれこそAIに訊けばいいのだが、ついつい紙の本に拘ってしまう自分がいる。

 

 

 

 

 

2月14日 今日は理工の本を買った

今日は春めいて暖かい。

中一日だが、吉祥寺・国分寺へ。

よみた屋では、めずらしく波長のあう本がみつからず、次の一冊のみ。

高橋秀俊『電子計算機の誕生』(中公新書、昭和47年) 110円 今となっては貴重な、黎明期の国産電子計算機製作の秘話。

国分寺七七舎でも店頭ではほしい本なし。

店内の理工系棚で

坂田明『私説ミジンコ大全』(晶文社、2013年) 800円 ジャズ・ミュージシャン坂田明はミジンコ学の泰斗だった!

カラーの顕微鏡写真多数のこころときめく一冊。

採集法や飼育法も載ってます。

 

 

同じ理工系棚でみつけた、これもうれしい出会い。使用感があったので、Amazon に注文。

中村滋『円錐曲線 歴史とその数理』(共立出版) 834円@Amazon

10年ほどまえの慶應理工の入試問題に、円錐を平面で切断してできる円錐曲線の性質を、初等幾何で証明する問題があって

なるほどこんな風に解くのかと感動した覚えあり。

 

 

 

2月14日

今日は母へお菓子類を送る。また、叔母様のお見舞金を従妹に送る。

 

漬物入門書が届いたので、さっそく柚子ダイコンをこさえてみた。

柚子は近所のスーパーで1個239円(税別)、けっこう高い。

ダイコンは短冊形に切ったあと軽く塩をふって冷蔵庫で水抜き。

柚子の果汁と千切りした皮に、砂糖・塩若干、酢をくわえて、ダイコンと和え、冷蔵庫で半日寝かす。

昨夕は休肝日なので、ウメッシュノンアル(機能性食品で、若干高い)とともに

いただきましたが、柚子の皮の芳香がとくにうれしい。

 

ヘルダーリン全集第2巻、後期の詩を読む。

清澄な喜びを感じる。

そういえば、原書のヘルダーリン全集も数年前に買ったのだった。

どこへしまったろうか?

 

あとは、古事記注釈、日本霊異記をぼちぼち読んだ。

 

 

 

2月13日

冷たい風が吹き荒れてる朝だ。外出しようという気がうせた。

 

今井むつみ『英語独習法』(岩波新書、2020年) 599円@Amazon 注文

 

日本霊異記、昔読んだときはそれなりにコクのある説話だと思ったが

半世紀ぶりに再読してみると、単純な勧善懲悪・因果応報の仏教説話が多く、案外つまらない。

もう少し読んでみるけど。

 

 

2月12日

中2日で、吉祥寺・国分寺へ。

『新訂 小林秀雄全集 13巻 本居宣長』(新潮社) 110円 函シミ多し、本冊良。

堀多恵子『来し方の記・辰雄の思い出』(花曜社、昭和60年) 110円 献呈署名入り

上林暁『武蔵野』(現代教養文庫、昭和37年) 55円

中河与一『天の夕顔』(角川文庫)55円 揩スき花 併載。

安田寿明『マイ・コンピュータをつくる』(講談社ブルーバックス、昭和52年) 110円

安田寿明『マイ・コンピュータ入門』(講談社ブルーバックス、昭和54) 110円 以上よみた屋

わたしと弟が協力してはじめてパソコン買ったのは昭和57年の正月。

自宅にあったカラーTVをモニターに、学習用のカセットレコーダをデータレコーダにして

富士通のFM-7 が動いたときの感動は今も忘れません。

この二冊はそれに先立つマイコン時代の入門書。

 

国分寺に移動して

埴谷雄高『不合理ゆえに吾信ず』(現代思潮社、1973年) 100円

小野田博一『数学超絶難問』(日本実業出版社、2014年 100円

 

 

今日一番うれしいのは

上林暁『武蔵野』(現代教養文庫、昭和37年)

当時の武蔵野の写真(大竹新助)多数。

 

 

 

2月12日

気鋭の教育・心理学者今井むつみさんの、

学力喪失英語独習法 (ともに岩波新書) が急きょ読みたい本に加わり

Amazon上であれこれ見てるうちに

霜康司・ 刀祢雅彦『システム英単語〈5訂版〉』(駿台文庫、2019年) 最新版 599円

霜康司・ 刀祢雅彦『システム英単語チェック問題集: 改訂新版対応』(駿台文庫、2012年) 旧版 300円

を注文。

30年ほど前、英単語帳を編集した想い出が甦り、懐かしく

また最新の成果を知りたくて。

コーパス言語学を駆使し、コンコーダンサーで、入試頻出のコロケーションを抽出し・・・

という方針のもと、ベテラン講師の入念なチェックが入っているようです。

まずは拝見。

 


 

昨日の夕方、NHK-BSで街角ピアノシドニー編を観、地デジに切り替えたら

第20回紅白歌合戦(昭和44年)を放映してた。

(デジタルリマスター編)

ノーカットの3時間もので、すでに2時間経過、残り1時間だったが、なつかしく観た。

(中1の冬休みで実家で観たはず)

 

特にうれしかったのは

西田佐知子 アカシアの雨がやむとき

高田恭子 みんな夢の中 (おおたか静流のカバーで愛聴してた。元唄聴くのははじめて)

相良直美 いいじゃないの幸せならば (多様性に寛容な今なら芸能界を追われることもなかったろうに。)

舟木一夫、森進一、前川清 みんな若いねえ。今はその森進一が喜寿だものねえ。

Wiki 第20回紅白歌合戦(昭和44年)

久しぶりにNHKプラスにログインして、最初の2時間ぶんも観るつもり。

 

 

 

2月11日

よみた屋で先月買いそびれた

前田安彦 『新つけもの考』 (岩波新書)

店頭からはなくなったが、漬物のことが気になっていた。

ヒマになったこともあり、漬物も市販のものでなく自分でも作ってみようと

舘野真知子『きちんとおいしく作れる漬け物 』(成美堂出版、2017年) 258円@メルカリ注文

 

一月仕事をがんばった自分にご褒美、有機ライム果汁(スペイン原産)200cc 540円

A6版ミニノート5冊組 704円 

ずいぶん安いご褒美です。

ご褒美といえば、最新iPhone への買換え、思案中。15万もするので。

日本霊異記、ベッドサイドでちまちま読んでます。

原文(漢文)、書き下し文、現代語訳、詳細な校注 に加え、特筆すべきは

中野猛氏の説話伝承の注釈。

今昔物語、宇治拾遺物語、沙石集などへの継承や

中国の仏教説話など国文学の枠を超えた詳細な注釈が楽しい。

ここにきて、再び

民間説話、神話への関心が再燃しつつある。

日本、中国、インド、アラビアペルシャ、キリスト教、ギリシア神話、北欧神話、エジプト、北米や南米、オセアニア圏・・・

 

LICOPAイトーヨーカドー内のくまざわ書店で新刊チェック。

岩波新書の、学力喪失(今井むつみ)は、認知科学の最新の研究で、興味深し。

米田優峻『問題解決のためのアルゴリズム×数学』もいずれ買おう。

 

 

 

 

2月10日 小人閑居して何もせず・・・

ABCはめずらしく3問正解出来ていささか気を良くした。

 

自転車で国立へという構想や良しだが、さすがにこのところ寒くて遠征する気力なし。

それにいったらいったで古本買い込みそう。(三日月書店に、インドの驚異譚という入手困難本が置いてあるらしい)

 

昨秋からの古本爆買いモードも一巡し、目下はさほど買いたい本なし。

・インドの驚異譚(東洋文庫二冊)

・トラークル全集(全1巻) 新旧二版あり、新版は高価)青土社

・ショットとは何か? 正編・実践編・歴史編 蓮實重彦

・日本古典文学大系の残り二冊+中国古典文学大系@神田古書街

 

日本霊異記は半世紀ぶりの再読だが、案外原文でも読みやすいし、現代語訳もついていて

注釈も充実。小学館本はとてもよい。いい本見つけた己を褒めたい。

きれいな女房、子どもも生まれ仲睦まじく暮らしていたが、飼い犬がやたらと吠えて

実は狐とわかって驚愕。しかし離縁せずに子を立派に育てた。異種婚姻譚もほのぼのしてます。

 

 

 

 

2月9日

昨日は、寒い中、次男一家が遊びに来た。

お孫ちゃんが電車ずきなので、今回は電車を乗り継いできた。

いつもはノンアルだが、今回は親子でビールで乾杯。

なべ物なども用意した。

途中、次男一家は立川のららぽーとへあそびに出かけた。

 

 

『ヘルダーリン全集』が揃った。

苦節半世紀。

今回はあえて揃いで買わず、第2巻から4巻までバラで揃えてみたが

状態が悪い割にはさほど安くできず、結果的には悪手だった。

まあ、揃ったからうれしいのだが。(函は汚れてるが本冊はわりとキレイ)

 

 

皆川達夫『バロック名曲名盤100』(音楽之友社、昭和56年) 110円@よみた屋 この著者の講談社現代新書『バロック音楽』は

昭和48年に読んだ。

中田祝夫訳注『日本霊異記』(小学館、昭和54年) 110円 原文、書き下し文、現代語訳つきで至れり尽くせり。

日本霊異記は、角川文庫、日本古典文学大系とこの本で、3冊揃えた。 以上よみた屋。

『定本 谷川雁詩集』(潮出版社、昭和53年) 100円@七七舎

なんとまあ、谷川雁ははじめてよむ。

中目黒のアパート住まいのころ、隣室のあきばさんという老婦人が若いころ谷川雁に私淑していたときいたことがある。

 

 

 

 

 

 

 

2月8日

昨日、ふたたび吉祥寺に舞い戻り

気になってしかたのなかった

西郷信綱『古事記注釈』全4巻(平凡社、1975年〜1989年) 110円×4

函欠けの裸本、書込み少あり。しかしこの圧倒的な存在感のまえには気にならない。

記憶によれば、友人Fukumoto君は刊行当時この本を買っていた。

いま気づいたが、完結までに14年もかかったわけだ。

西郷信綱畢生の大著といえよう。

夜は、ヘルダーリン読んだり、ケプラー読んだり、古事記注釈読んだりしている。

どの本も、集中して読んでるわけではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月7日 小人街歩きして古本を買う

よみた屋にて

日本古典文学大系 93 近世和歌集 1966年8月発行 高木市之助、久松潜一 函ナシ 110円

日本古典文学大系 94 近世文学論集 1966年12月発行 中村幸彦 函ナシ 110円

日本古典文学大系 83 仮名法語集 1964年8月発行 宮坂宥勝 函ナシ 110円

完揃いまであと二冊。

山口昌男『本の神話学』(中央公論社)110円

山口昌男『仕掛けとしての文化』(青土社)110円

渡辺信一郎『シリーズ中国の歴史1 中華の成立 唐代まで』(岩波新書)110円

西郷信綱『古事記注釈』元本数冊は見送った。

 

七七舎は一週間ぶり。

『四畳半襖の下張』三希洞文庫版 詳細は不明 100円

岩成達也『擬場とその周辺』(思潮社、1973年) 100円 

M・C・エッシャー論、吉田一穂論を読むため。なかなか貴重な一冊なり。

ダウド・サットン  青木 薫訳『プラトンとアルキメデスの立体』はいったん見送り。

 

 

 

 

 

 

 

2月7日 小人閑居して古本を買う

 

『ヘルダーリン全集』第2巻(河出書房)1,213 円@Amazon

『ヘルダーリン全集』第3巻(河出書房)2,100円@日本の古本屋

『ヘルダーリン全集』第4巻(河出書房)1,620 円@Amazon

全4巻揃った。

第一巻を買ったのは昭和50年だから、半世紀越しの悲願ということになる。

(数年前、七七舎や近隣の早春書店で買い逃したのが悔しかった

今回、第一巻所有を多としてバラで買ったけど、揃いで買うのとあまり変わらない代金だった。)

 

ヘルダーリン関連書も何冊か買いそろえてきた。

あまり気負わずに素直に読んでみたい。

高校卒業50年、東京上京50年、記念すべき年である。

 

 

 

 

2月6日

夏来健次編訳『ロンドン幽霊譚傑作集』(創元推理文庫)0円@メルカリ

出品があればiPhoneに通知してもらうサービスがなにかと便利。本代は売上金から支払った。

怪奇小説蒐集の再燃、ひとまずこれで完了かな。あまり読んでないし。

 

第一巻のみ50年前に買ったヘルダーリン全集。

昨夜、詩を丁寧に読んで、全4巻揃えたい気持ちが再燃した。

何度も買いそびれてきた。

これと、中村朝子訳のトラークル全集全1巻は、今年求めたい。

 

国立駅まで自転車で。グーグルマップだと27分でいけるそうだ。

国立駅から徒歩で自宅まで帰ったことはあるが、自転車往復はなぜかまだ。

今度、北風の弱い日に、挑戦しよう。

三日月書店に探してる本があるので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月5日

パプレ君は使える。

どうしてもバグのとれない趣味プログラム。

パプレ君に原因を訊いてみたら、ずばり指摘してくれた。

妻も同じくYモバユーザーなので、勧めたうえで、iPhone iPad 両方にインスト―ルしておいた。

ぼちぼち使い始めているようだ。

夫婦そろって、ググるよりもパプる、なのだ。

 

 

 

 

2月5日

すでに昨日のこと。

今月はじめてのよみた屋詣で。

日本古典文学大系 74 歌合集 1965年3月発行 萩谷朴、谷山茂  110円 函ナシ

日本古典文学大系 80 平安鎌倉私家集 1964年9月発行 久松潜一、松田武夫、関根慶子、青木生子 110円 函ナシ

日本古典文学大系 87 神皇正統記増鏡 1965年2月発行 岩佐正、時枝誠記、木藤才蔵 110円 函ナシ

日本古典文学大系 88 曽我物語 1966年1月発行 市古貞次、大島健彦 110円 函ナシ

日本古典文学大系 99 文楽浄瑠璃集 1965年4月発行 祐田善雄 110円 函ナシ

これで残り巻は5巻になった。今年中には完全揃いが実現しそうだ。

池内紀訳『ファウスト 第一部』(集英社、1999年) 110円 第二部とあわせて揃った。

 

よみた屋で重い本を買ってしまったので、神田行は中止。

まっすぐ有楽町へ向かう。

ソニービルがこの1月26日に再オープンしていた。

ずいぶん長い間、工事中だった区画に新ビルが。

昔は、いろんなテナントが入って賑やかだったが、今度のビルはいくつかのミュージシャンの

特設店(?)が入っているだけだ。

一階は待合所になっているだけだが、暖房ヒーターがあるのはありがたい。

ぼーっと友人を待っていたら、日テレのテレビクルーにつかまってインタビューを撮られた。

上品そうなお嬢さんなので、つい気を許してしまった。

 

いわもとさんとふるかわさんを迎えて、同期会。

元酒場にて。

例によって、文学(天皇の世紀)映画(新旧の映画、韓国映画と韓国ドラマ)、世相(フジTV問題)

など話題は百花繚乱。

ただし、酒の会話だと、メモでもしなければ細部は飛んでしまう。

次回はメモしたほうがいいかも。

二次会は、ラーメン朧月本店。

ビールとラーメン その他いろいろ注文したがうまくて安かった。

(となりの銀座 篝 本店(ラーメン)はインバウンド客中心で行列ができていた。)

 

一次会、二次会とけっこうビール飲んでしまったので

今日は休肝日としよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

2月4日

高校の全同窓生名簿(2025年版)が届いた。 13000円

同期の卒業生にメールでMLの案内をするため。

 

日経電子版のお勧めもあり、

量子コンピュータの動画解説を視聴した。

https://www.nikkei.com/live/event/EVT241226002/live (要申込)

量子コンピュータについては、ハードウェアの概念も難解だが、ソフトウェア(プログラミング)も非常に難解だという。

試しに、Amazon で検索してみた。

Qiskit 1.3 量子プログラミング入門 (2025年1月)

この本の著者中山茂氏は、コンピュータ・サイエンスの学者で、かの天文学史・科学史の中山氏とは同姓同名の別人だ。

なのにAmazon では、両者の著作が混ざって紹介されている。

Amazon に、ポチッと誤りを指摘しておいた。

こうした記事や動画で、いったん量子コンピュータなる概念にふれると

似たような記事が頭に飛びこむようになる。

下記の記事などは、はて、アナログコンピュータ?

非ノイマン型の計算機? よくわからないものの興味が生じる。

分子数個でAI並み計算、消費電力数百分の1に 物材機構

 

 

 

 

2月3日  全集完揃いプロジェクト

『プラトン全集 3』(岩波書店) 1999円@Amazon ソピステス、ポリティコス(政治家)収録

これわりと入手しにくい巻で、通常4000円〜の古書価だが、

Amazon で安くでていたので、注文。

これにて、プラトン全集全20巻完揃い、パチパチパチ。

買いそろえたプラトン全集も、少しは読もうかな。

 

今年は、岩波の日本古典文学大系や、平凡社の中国古典文学大系の完揃いに向け

精進しよう。

▲完揃いまで

 露伴全集 あと10巻(難航中)

 日本古典文学大系 全100巻+別巻2 残り10巻 なんとかなりそう

 中国古典文学大系(平凡社) 全60巻中 残り16巻+α(ソフトカバー版からの買い直し7巻)

  一括買い以外では難しい

 

 

 

 

 

 

 

 

2月 1日

『日本の禅語録』全20巻(講談社)5512円@メルカリ注文

函の背は汚れているが、本冊はキレイとのこと。出品者を信じよう。

昨日、よみた屋で一巻を手に取った『禅の語録』全20巻(筑摩書房)は、中国の禅語録の集成だが、古書価は高い。

今年は、栄西から良寛まで、この叢書で読むこととしよう。


盤珪 玉城康四郎
道元 寺田透
鉄眼 源了円
無難・正受 市原豊太
抜隊 古田紹欽
寂室 入矢義高
良寛 入矢義高
卍山・面山 鏡島元隆
沢庵 市川白弦
一休 加藤周一・柳田聖山
大智 水野弥穂子
五山詩僧 玉村竹二
大燈 平野宗浄
瑩山 田島柏堂
義雲 篠原寿雄
大応 荒木見悟
白隠 鎌田茂雄
正三 藤吉慈海
夢窓 柳田聖山
栄西 古田紹欽