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1月31日

吉祥寺の椿屋珈琲にて、優待券でカレー引き換え。

よみた屋で

モーリス・W・M・ポープ 唐須教光訳『古代文字解読の物語』(新潮社、1982年)110円

 矢島文夫など類書は何冊か持ってるが・・・

深野有『ペーパーバックス読書学』(トパーズプレス、1981年) 110円

ちょっと古いが買ってみた。

七七舎に移動して

青木正児訳『随園食単』(六月社、昭和33年)100円

二十歳のころ、岩波文庫で愛読した。元本みるのははじめてなので買ってみた。

山口昌男『知の狩人 続・二十世紀の知的冒険』(岩波書店、1982年) 100円

今日一番うれしい本。買いそびれていたので。

エーコ、ゴンブリッチ、フエンテス、クリステヴァほか錚々たる海外の思想家との対談集。

 

 

 

 

1月31日

中沢新一『精神の考古学』(新潮社、2024年) 1999円@Amazon 注文

買いたい本リストもだいぶ減ってきた。

マメに買ったもの。

2月は、街歩きも減らし、古本もやたらと買わないようにしよう。

 

静謐で、沈鬱な、こころの平安。

悲哀と淡い幸福のいりまじった気持ち。

 

パプレ君につくってもらった、近世科学革命を担った科学者たちのライフスパン表

最下行のコペルニクスのみ文字が重なっている

 

 

 

1月30日  河出文庫の怪談集シリーズ

沼野充義編『東欧怪談集』(河出文庫) 51円@メルカリ注文

 

2020年にカバーを一新した新版がでていて、収録した作家の翻訳書誌や一部翻訳に手が入っているようだが

注文したのは旧版のほう。

下写真(ネットから拝借)のうち

所有しているのは鼓直編『ラテンアメリカ怪談集』、荒俣宏編『アメリカ怪談集』、沼野充義編『 ロシア怪談集』 の三冊(のみ)

由良君美編『イギリス怪談集』、日影丈吉編『フランス怪談集』はでた当時買いそびれたまま。

日本怪談集 近代篇上・下や江戸編は、当時この版に興味がなかったが、岩波文庫江戸怪談集(全3冊)など類書は持ってる。

中国怪談集も、あれこれ多数持ってるので、必ずしもこの版には拘らない。

というわけで、あまり完揃いには意欲はないが、今回の東欧編で火が付くかも。

由良君美編『イギリス怪談集』 405円@メルカリ 注文 旧版。ただし2019年の新装版はカバーのみの変更らしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月29日

よみた屋にて

山本周五郎『日日平安』(新潮文庫)55円

竹内道雄『道元』(吉川弘文館)110円 ダブリであった。

湯川秀樹ほか『コペルニクスと現代』(時事通信社、昭和48年) 550円

コペルニクス生誕500年記念の講演集。ポーランド大使序文寄稿。

矢島祐利「日本におけるコペルニクス」を読みたくて。江戸時代の地動説受容史

国分寺七七舎に移動して

マルコ・ポーロ 愛宕松男訳注『東方見聞録2』(東洋文庫)100円 なんと僥倖なことに第1巻を同じ七七舎で以前買っていたことが判明。全2巻が揃った。

 

 

 

 

1月29日

児島青『本なら売るほど 1 』(KADOKAWA) 二週間後の増刷迄待てないのでAmazon 注文をキャンセルし、

800円でメルカリ注文。

 

冬の間、夜にベッドサイドで雨だれの音やら鳥のさえずりやら聴いてきた

M-CR612(マランツ)+5種のスピーカ システム。

なにやらノイズが入るので、あれこれ調べたら

スピーカー切替器経由のスピーカー配線に難ありと判明。

切替器をいったん外し、直で繋ぎ直したら解消。

ただ、いちいち繋ぎ直すのが面倒だ。

これまでバナナプラグとは無縁のオーディオ生活だったが、ここは試しと、

バナナプラグ6セット(=3スピーカー用)1913円@Amazon 注文。

どんなもんだろうか?

 

 

 

1月28日

遠山明子編訳『ドイツロマン派怪奇幻想傑作集』 (創元推理文庫) 980円@メルカリ注文

ルートヴィヒ・ティーク「金髪のエックベルト 」
ルートヴィヒ・ティーク「ルーネンベルク」
K・W・ザリーツェ=コンテッサ「死の天使」
K・W・ザリーツェ=コンテッサ「宝探し」
フリードリヒ・ド・ラ・モット・フケー「絞首台の小男」
ヴィルヘルム・ハウフ「幽霊船の話」
アヒム・フォン・アルニム「世襲領主たち」
E・T・A・ホフマン「からくり人形」
E・T・A・ホフマン「砂男」

朝宮運河さんの1月4日のX投稿(ベストホラー2024発表)を読んで

眠っていた怪奇小説愛が目覚めてしまい

この1月、レ・ファニュや平井呈一、そしてこの本を買ってしまった。

ひきつづき

東欧怪談集(河出文庫)や、ロンドン幽霊譚傑作集 (創元推理文庫)  19世紀ロシア奇譚集 (光文社古典新訳文庫)

が目下の候補に上がっている。

 

ピエール手塚さんて、マンガ家だけど

けっこう心に刺さる投稿だね。

季節工(臨時工)仕事を終えて、空漠とした老後人生に戻ったいま

古本買い、街歩き(交通費) は、無駄遣いの最たるものだけど

毎日のようによみた屋に通ったこの数か月のライフスタイルが

はやくも恋しくなってきた。

人生の採算性ということを考えたら

積読本をためこむなんて無駄そのものだけど

無駄なき人生も寂しいよなあ。

 

Deep Seek ショック。

NVIDIAやTSMC、ARM の急落は、けっこう長引くかもなあ。

(でも今朝は、Apple や Amazon は上がってたりする)

でも、赤いAI なんぞぜったい使いたくない。

1984 のおぞましき世界そのものではないか。

 

 

 

1月27日

若きS君にデータ加工の秘儀を伝授して、引継ぎ完了。

弁当箱サイズのPC本体と24インチディスプレイを抱えて退散。

よみた屋で

山本周五郎『山彦乙女』(新潮文庫)55円

山本周五郎『やぶからし』(新潮文庫)55円

山本周五郎『月の松山』(新潮文庫)55円

山本周五郎『五瓣の椿』(新潮文庫)55円

谷崎潤一郎『幼少時代』(中央公論社、昭和32年) 110円 夫婦函、題僉筆者、装幀、挿絵 鏑木清方

立花隆『天皇と東大』上・下巻(文藝春秋) 110円×2

山本善行編『上林暁傑作小説集 星を撒いた街』(夏葉社) 110円

 

 

24インチディスプレイを抱えての移動がけっこう大変で、国分寺七七舎には立ち寄らず。

 

 

 

 

1月27日

紀田順一郎『幻島はるかなり 推理・幻想文学の70年』(松籟社、2015年)999円@Amazon 注文

 

今日は、季節工しごとのクロージングにでかけよう。

まあ、昔取った杵柄ってやつですかねえ。

思ったほど退化してなかったけど。

PCやディスプレイ(!)も抱えて帰るつもり。

 

ただひとり2敗の金峰山と、3敗で追う王鵬の頂上決戦。

→王鵬が制して3敗に並ぶ

豊昇龍・琴櫻(の結びの一番

→豊昇龍が制して、優勝決定の巴戦決定

息つく暇なく巴戦開始

豊昇龍が、金峰山、王鵬を連続撃破

ここまで延々と観てました。

 

 

 

 

 

 

1月26日  本なら売るほど

本なら売るほどお持ちの岡崎さんは、目下メルカリで日に何冊も売っておられるらしい。

https://kimagurenote.hatenablog.com/entry/2025/01/23/131139

私もこの一年ほどメルカリで売ってるが、増え続ける本の前には焼け石に水だ。

 

季節工仕事もほぼ終えて、通勤定期も切れた。

この土日は、書庫の床に増える積読本を、すこしでも減らしたいと

不急本を詰め込むことにした。

Box No69 につめた本 拡大画像

二月にまとめてトランクルームに搬入することとしよう。

 

児島青『本なら売るほど 1 』(KADOKAWA) 777円@Amazon 注文。

この1月にでたばかりのコミックで、目下品切れ中。増刷待ちのようだが、注文を入れた。

Kindle 版ならすぐ読めて80円程安いのだが、紙版の増刷を待つ。

古本屋経営に奮闘する青年の物語。

Kindle版 で1話ほど立ち読みできます。)

 

 

 

 

 

 

 

 

1月25日 ケプラー・コレクション

大著宇宙の調和が今朝届いたので、記念撮影。

われながら壮観なり。

目下は、天体の位置計算の入門書を読んでるところ。

 

天文学とは些か異なるが、

ジョージ・G・スピーロ 青木薫訳『ケプラー予想』(新潮社) 299円@Amazon これも注文をかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月25日

獅子文六『私の食べ歩き』(ゆまにて、1976年) 399円@Amazon注文。

注文した後、昨日買ったエッセイ集を読んでみて、なにも買わなくても良かったかなという

気になった。まあいいか。

獅子文六のグルメエッセイ3冊目。

檀一雄のほうが好みかなあ。

 

 

 

 

 

1月24日

椿屋珈琲店で、優待券を使いカレー他引き換え。

ヤマダ電機で、最新iPhone 見学。

よみた屋にて

吾妻ひでお『失踪日記』(イースト・プレス)110円 

山本周五郎『夜明けの辻』(新潮文庫)55円

山本周五郎『髪かざり』(新潮文庫)55円

山本周五郎『酔いどれ次郎八』(新潮文庫)55円

山本周五郎『与之助の花』(新潮文庫)55円

山本周五郎『雨の山吹』(新潮文庫)55円 そろそろEvernoteに周五郎新潮文庫リストをこさえないとダブリが増えそうだ。

国分寺七七舎へ。

本の持ち込み客大変多し。

徳田秋声『仮装人物』(中央公論社、昭和13年)100円 外函の汚れ甚だし。消しゴムで汚れを払う。

本冊はさほど痛んでない。さすが中公、造本・紙質良し。

獅子文六『好食つれづれ草』(角川書店) 100円 

元版『飲み・食い・書く』の一部割愛版。面白そうなので買ってみた。

近年では、新編『わが食いしん坊』 角川春樹事務所・グルメ文庫、2005年

『私の食べ歩き』 (中公文庫、1999年、新版2016年) に流れ込んでいるらしい。

『食味歳時記』(中公文庫)とは別エッセイ。

 

(メモ 獅子文六の食エッセイ)

『随筆 飲み食ひの話』 河出書房、1956年
『飲み・食い・書く』 角川書店、1961年、のち角川文庫、1980年
『食味歳時記』 文藝春秋、1968年、文春文庫、1979年。中公文庫、1997年、新版2016年
『好食つれづれ草』 角川選書、1969年 (『飲み・食い・書く』1961年の抜粋版)、新編『わが食いしん坊』 角川春樹事務所・グルメ文庫、2005年
『私の食べ歩き』 ゆまにて出版、1976年(中公文庫、1999年、新版2016年)- 『飲み食ひの話』1956年、『飲み・食い・書く』1961年を新編再刊
『続 飲み・食い・書く』角川文庫、1981年

 

紀伊國屋では、perplexity pro の解説書を手に取るが、いったん見送り。

 

 

1月24日 

「男子、三日会わざれば刮目して見よ」とか言いますが

最近のAI技術がさしづめそうだろう。

妻が、ChatGPTでも音声で英会話ができる、といいだして

無料版じゃ無理だろう・・・と調べてみると

すでにこれが無料版でも実装されてた。

なんで今まで気づかなかったのかと調べると

己のiPhoneX (2017年製)が、最新のiOSや最新のChatGPTに

対応していないことがわかって腑に落ちた。

さすがに買換え時期かと反省し

近場のソフトバンクショップに電話して、来週月曜に予約をいれた。

しかし、いろいろと調べると

Apple のHPで新機を購入してSIM交換をするほうが割安という情報も入ってきた。

調べて決めよう。

そのソフトバンク(Yモバも)ユーザーは

perplexity pro が、今なら無料で使えると

ようやくTVCMが入り始めた。

実は私も、パプるくせがつき始めた。

ググるよりもパプる。

通常の検索エンジンでは、検索した後で

各種の情報をとりまとめて判断しなくてはならないが

AI検索では、そこまでやってくれてしまう。

なんかこれじゃ益々退化しちゃうじゃないか

という懸念もわからなくはない。

ただ、ビジネスでも翻訳でもシステム開発でも

生成AIを活用しないわけにはいかないだろう。

 

ま、ひとまず 約7年ぶりのiPhone 買換えだな。

今月の稼ぎが吹っ飛ぶが(笑)

 

 

千葉康樹訳『ドラゴン・ヴォランの部屋 (レ・ファニュ傑作選)』 (創元推理文庫) 800円@メルカリ注文

 

 

 

 

 

1月23日 

自転車で7・8分のトランクルームにおもむき

久しぶりに開けた。

まだ、14箱入ることを確認。箱は余ってるので、長男か次男に車で手伝ってもらえばいい。

(今、66箱入ってる)

借り換えて増床する考えもあるが、それは別途。

 

長沢工の『天体の位置計算』(地人書館)をピックアップした。

(箱ごとに封入した本の写真を保存。函の配置も表になっている)

天文学概論、位置計算2冊、古天文学の本を揃えた。

難しいが、夜にチマチマと読んでいる。

なんとか、コペルニクスやケプラー、ニュートンの本を読むだけの素養をつけたいのだ。

 

で、メルカリの本の売上金が入金されたのを確かめて

ヨハネス・ケプラー 岸本良彦訳『宇宙の調和』(工作舎、2009年) 5754円@メルカリ注文。

大著3冊のうち、宇宙の神秘とこれの二冊が揃った!

 

 

 

 

 

1月23日 

昨日、

山本周五郎『寝ぼけ署長』(新潮文庫)55円 異色のミステリ仕立て短編集

山本周五郎『あんちゃん』(新潮文庫)55円 以上よみた屋

 

国分寺七七舎に移動して

『四季』追悼号 全四輯(附 別冊解題(小川和佑)(冬至書房新社、昭和52年) 100円 (復刻版)

立原道造、萩原朔太郎、中原中也、辻野久憲 追悼号の復刻

立原道造の最期を看取った水戸部アサイさんが追悼文を寄せていた。

 

※水戸部さんについては

ミトベ写真館・オーナーカメラマン猪瀬一也の日常

というブログで書かれています。ブログを書いた方の祖父の妹にあたるそうです。

 

 

ケプラーやコペルニクスを読むために

天文学概論や古天文学の本を読んでるが

難しい。

どこまで続くだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月22日 

昨日、よみた屋。

福永武彦『海市』(新潮社、昭和53年) 110円

高2の夏休み、この版で読んだ。いま思えば

中年の画家と若い女性の不倫の愛の物語で、

大人の愛の実態もしらぬ高校生がよくも読めたもんだと

思わなくはない。

きれいなので、買っておいた。

 

昨日は、西武線の始発電車にのって5:30吉祥寺着。

丸12時間以上働いてた。

来年はもう・・・ないだろうなあ。

 

 

 

 

 

1月20日 

コペルニクスやケプラーの大著に進む前に

まずは天文計算の基礎を、ということで

斉田博『天文の計算教室』(地人書館)や、斉藤国治『古天文学 パソコンによる計算と演習』(恒星社)

あたりを読み始めたら、けっこう面白い。

斉藤国治の書では、BASIC によるプログラムソースが掲載されているので

BASIC または手ごろな言語に移植すれば、自分でも計算ができる。

 

ところで、現在、こうしたプログラムは入手できるのか?

perplexity pro に訊いてみた。


 

天体の軌道計算を行うプログラムでフリーで公開されているものはありますか?

回答


以下のようなフリーで公開されている天体の軌道計算ソフトウェアがあります:


1) OrbitLife
彗星や小惑星の観測データを基に軌道計算が可能なWindows向けソフトウェア1。

https://comet-web.net/mira/OrbitLife/about_orbitlife.html


2) FunTrack
人工衛星の軌道計算や自動追尾が可能なWindowsアプリケーション5。


3) Pythonライブラリ(pykep, spiceypy, sgp4)
Pythonを使った人工衛星や天体の高精度な軌道計算に利用可能2。

https://sorabatake.jp/23655/


4) つるちゃんのプラネタリウム
天体位置や軌道を表示できるフリーのプラネタリウムソフト7。

https://turupura.com/download/turupura/free.html


 

3)と4)あたりを、一仕事終えたらチェックしてみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月19日 

共通テスト第二日目。

よみた屋にて

J・R・ブラック ねず・まさし他訳『ヤング・ジャパン 3』(東洋文庫) 110円 

幕末から明治維新初期の、英国ジャーナリストによる生々しい記録

清岡卓行『海の瞳 <原口統三を求めて>』(文藝春秋) 110円

五味康祐『五味康祐 音楽巡礼』(新潮文庫) 55円

村上信夫『帝国ホテル厨房物語 私の履歴書』(日本経済新聞社) 110円 献呈署名落款入り

高橋徹(文)後藤正(写真)『三蔵法師のシルクロード』(朝日新聞社、1999年) 110円 

 大唐西域記、水経注、NHKスペシャル新シルクロード(全5巻)等に続く西域記

 

ヤング・ジャパンは、揃いがやすく出ていたので

J・R・ブラック ねず・まさし他訳『ヤング・ジャパン 全3巻』(東洋文庫)600円@メルカリ注文

 

 

 

 

 

1月18日 

共通テスト第一日目。

よみた屋で

薩摩順吉『確率・統計』(岩波書店、2002年) 110円 美本

渡辺利夫『放哉と山頭火』(ちくま文庫、2015年) 55円

 たいへんな本にめぐり合った。渡辺利夫という方、東工大教授を経て拓殖大総長。

けっこうなやり手と見受けるのに、なぜまた、放哉と山頭火なのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月18日 

青梅市古書ワルツから日本の古本屋経由で届いた

『コペルニクス・天球回転論』高橋憲一訳・解説(みすず書房、2004年) 1580円+送料300円

48年前に買った岩波文庫版から、バージョンアップ。

訳注といい天文学史の解説といい、詳細を極めている。

訳者の高橋憲一氏は、2017年に同じみすず書房から、これの完訳版を上梓しているが

今回は高価で見送り。

17世紀科学革命に至る地動説の書籍も、残すところ、

ケプラー『宇宙の調和』の一冊に的を絞って、蒐集を試みる。

共通テストがらみの仕事が終わったら、トランクルームから天体の軌道計算の書物を引き揚げ

いよいよ研究に入る(笑)

 

景気づけに、Amazon USAで

Harmonies of the World Kindle Edition by Johannes Kepler 0.69$

完訳かどうかわからないが、まあ安いから買ってみた。

(買った後、目次を詳細に眺めたら、第5巻の部分訳であった。

以前買った、ホーキング博士の序文のついているペーパーバック版も第5巻のみの

部分訳)

 

 

 

 

 

 

 

1月17日 

よみた屋で

多和田葉子『犬婿入り』(講談社、1993年) 110円

多和田葉子『三人関係』(講談社、1993年) 110円

『秋月龍民著作集 6』(三一書房、1978年) 110円 人類の教師・鈴木大拙

『秋月龍民著作集 7』(三一書房、1978年) 110円 鈴木禅学入門

鈴木大拙入門のため。大拙の『日本的霊性』(岩波文庫)は高3の秋、受験の押し迫ったころに買ったが、全く読めぬまま

長年積読のまま。今回、少しでも読んでみたい。

 

仕事の前後に本買うのが唯一の楽しみなので、しかたがないともいえるが

本買いすぎ。

仕事を終えたら、古本控えよう。

 

 

 

1月17日 

東京で日没が一番早いのは、11月28日〜12月12日( 16:28)

日の出が一番遅いのは、1月1日〜1月13日( 6:51)

私は長いこと、冬至(12月21日)が、日の出が最も遅く、日没がもっとも早いのだと

思い込んでいた。

日の出・日没の非対称性に気づいたのは近年になってからだ。

まあ、寒さは続くけど、このあとだんだんと春に向かってゆく。

人生最後のハードワークもあと4・5日で終わる。

そのあと、何をするのか。

本の整理(トランクルーム)や確定申告ぐらいしか頭に浮かばない。

 

 

 

 

 

1月16日 なぜか レ・ファニュ

レ・ファニュ 特に古雅な平井呈一訳がいまの鬱々とした気分にあう。

Amazon USA に飛んで、

Delphi Complete Works of Sheridan Le Fanu (Illustrated) Kindle版

$0.63 ×156円(今夜の円相場)= 98円位か。

信じられぬほど安い。

iPad mini に転送して読む。(いや読めないかもしれないが、全集を持てた喜びには浸れる)

(後記)

創元推理文庫の吸血鬼カーミラを読んでるが、マッケンやブラックウッド、M・R・ジェイムズほどにはのめり込めず。

深入りするのは見送り。

 

 

 

 

 

 

1月16日

よみた屋で

山本周五郎『季節のない街』(新潮文庫)55円

山本周五郎『蒼べか物語』(新潮文庫)55円 いずれも旧版。

七七舎では

森鴎外(立案)『付録・東京方眼図 (一枚図付)』 100円 他の復刻版と異なり意外に店頭にでない。

一回買い逃しているので、今日はさっそくつかんだ。

明治中期の、東京区分地図帖だ。これの発案が森鴎外だという。版元は春陽堂。

ハードな仕事もあと4・5日だ。

 

 

 

 

1月15日

よみた屋にて

近江谷克裕『発光生物のふしぎ』(サイエンスアイ新書、2009年) 110円

高校時代、チャート式生物で、ルシフェリン(酵素はルシフェラーゼ)という生体内物質が

ホタルなどの発光動物の光る仕組みに関与していると学んだのを覚えているが

半世紀後、やっとこの本に出合った。

 

2010年の自分の日記から、

7月15日(木) 今月の日経私の履歴書はノーベル化学賞を受賞した生物学者下村脩。旧制住吉中学時代、国語教師伊東静雄の薫陶をうける。

先日の記事は、ホタルイカからの結晶化不可能といわれていたルシフェリンの精製に成功するまで。

職場の理科のN君の解説によれば、このルシフェリン精製からオワンクラゲの発光物質にいたる長年の研究は、

現在バイオテクノロジーの基幹技術として、その恩恵に浴さないひとりの研究者もいないほどの成果に結実しているのだそうだ。    

このとき詳しく教えてくれた職場のNiheiさんは退職されたが、さきほど調べたら、以前T大の大学院で、ルシフェリンの研究に就いていたのだそうだ。

 

山本周五郎『人情裏長屋』(新潮文庫)55円

『秋月龍民著作集 2』(三一書房、1978年) 110円 初めに大悲ありき

『秋月龍民著作集 3』(三一書房、1978年) 110円 一休・正三・盤珪・良寛

  (ミンは王+民)

 明日もあれば、買い増しするかも。

 

七七舎に移動して

宇野浩二『文學の眺望』(白水社、昭和9年) 100円

加藤九祚『天の蛇 ニコライ・ネフスキーの生涯』(河出書房新社、昭和51年) 100円 この本の完本版(同社、2011年)は

悲劇の東洋学者ネフスキーの死の真実についてのその後の調査を載せているという。

 

 

 

 

 

 

 

 

1月15日

長いこと未読のままだったレ・ファニュの短編を読み始め

平井呈一の訳の上手さにあらためて敬服。

買いそびれていた最後の平井呈一関連書を注文。

『幻想と怪奇3 平井呈一と西洋怪談の愉しみ』(新紀元社、2020年) 1203円@Amazon

 

 

ユリイカの2023年1月号の特集は、コペルニクス。

なんでこの時代に、しかもユリイカでコペルニクス?

調べたら、

魚豊『チ。 ―地球の運動について―』(小学館)というマンガのヒットを受けての特集なんだね。

『コペルニクス・天球回転論』高橋憲一訳・解説、みすず書房 あるいはその完訳版 か迷っている。

手始めに半世紀積読のままだった岩波文庫版を読んでみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月14日

よみた屋にて、

庄司薫『狼なんかこわくない』(中央公論社、昭和47年) 110円 署名入り

庄司薫『ぼくの大好きな青髭』(中央公論社、昭和52年) 110円 献呈署名入り

ぼくらより19歳年上なのか。中学時代に寮で読む同級生がいた。

Theodor Storm "Der Schimmelreiter / Immensee " 110円 読めないけどみずうみと白馬の騎士の原書ならば持っておこう。

 

仕事のプレッシャで夜明けに目覚める。

古本買う時の一瞬の高揚が救いなのだ。

 

 

 

 

 

 

1月14日

ヨハネス・ケプラー 大槻真一郎+岸本良彦訳『宇宙の神秘 五つの正立体による宇宙形状誌』(工作舎、1982年) 

2800円+送料@日本の古本屋経由 京都紫陽書院 注文

今年はいよいよケプラーの大著3冊へ向かうことにした。

残りの『宇宙の調和』『新天文学』(いずれも工作舎)だが、古書価も値が張り、今は静観。

七七舎に『宇宙の調和』が4000円で置いてあるが、ギンラメマーカーで傍線多数あり、さすがにこれは買えないなあ。

また、ホーキング博士の序文のついた英訳宇宙の調和は持ってるが、これは第5巻のみの部分訳。

 

岡山の同窓T君の依頼を受けて、

恩師が50年前に吹き込んだフランス語の朗読の入ったカセットテープを

MP3に変換した。

買ってはみたもののあまり使ってないTEACの往年のカセットデッキ+SoundBlasterの

アナログ音源→デジタル変換器(ソフト付き)(2011年に2100円で購入)

を使用した。

アナログ音源は、ヘッドフォン出力から取り出したのだが、今考えれば

デッキ背面のRCAから取り出したほうが、音質的には良かったかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

1月13日

通勤のゆき帰りにグリーン車に乗れると儲かったような幸せな気分になる。

今はグリーン車の2両ぶん増えて、いくぶんか空いてるようにも思えるし

いいこと尽くめなのだが、これが春以降有料になると、空いてるグリーン車をよそ目に

満員の普通車に押し込まれる通勤客には不興このうえないことになるだろうなあ。

まあ、自分には関係ないけど。

 

 

よみた屋にて。

『野上彌生子日記』(岩波書店) 大正12年から14年までの日記抜粋。

震災前後という副題があり、9月1日という題の野上豊一郎のエッセイが

併載されている。

今夜読もう。

ポール・ニザン 篠田浩一郎訳『アデン アラビア』(晶文社、1974年) 110円

相田貞蔵ほか『基礎電子回路』(培風館、1992年) 110円

谷崎潤一郎『鍵』(中央公論社、昭和32年5刷) 110円

七七舎に移動して

井家上隆幸『量書狂読 1988〜1991』(三一書房、1992年) 100円

小林秀雄『本居宣長』(新潮社、昭和52年 二刷) 100円

 

 

 

 

1月13日

石井千湖『積ん読の本』(主婦と友社) が届いたので、昨晩さっそく目を通した。

BRUTUSの理想の本棚特集(売却済)と似たような構成。

有名作家・学者の積読生活をインタビューする企画。写真も多数。

案の定、これ読むと、積読生活を助長するというよりも、深く反省する神妙な気持ちになった。

だいたい、作家や学者と違い、私の場合、飯のタネではないわけで、

趣味人の積読は、もっとピュアというか、意味ないというか、

積読コスト(不動産経費)のせいで、収支はマイナスなのだ。

だからまあ、積読人生もどこかで終活だなあ、などと神妙な気持ちになってしまった。

どなたかが、話しておられたが、

本は読めば読むほど、わからないことが増えてゆく。

昨夜も、コペルニクスの評伝を読んでいたが、

惑星の軌道計算などチンプンカンプンで

こりゃもう、天体の計算(何冊か持ってるが、未読)に戻るしかないかな、と思い始めた。

 

※この書に登場する12人の作家・学者のうち

池澤春奈、しまおまほ の二氏については、その祖父が生前の時代にわたしも親しんだ作家なわけで

ある種の感慨はある。

 

 

■積読人生 番外編(邪道編)

自転車で7・8分のところに借りている多摩コンテナのトランクルーム。

この数年間、月額8950円を払ってるが、これを

約8畳サイズ(2階で月額20900円)に増床すれば、

なかを歩けるように段ボール置いても、約230箱ほど詰め込めることが判明。

(現状では奥の箱は手前の箱をいったん取り出さないと開封できないが

この8畳タイプでは、通路を確保したうえで、詰めることができる)

2階の物件だと、出し入れの作業に負担が大きいが、コスパは良い。

仕事が終わったら、検討しよう。

 

 

 

1月12日

仕事のことが頭にこびりつくようになっている。

 

よみた屋にて。

中沢新一『三万年の死の教え』(角川書店、平成5年) 110円

"The Complete Tales Of Beatrix Potter" (Penguin) カセットテープ6巻組の朗読素材 110円

『むかしむかしの艶色話 いろいろばなし2』版元不明、民話艶笑譚だが出典も不明。110円

 

 

 

1月12日 コペルニクス的転回

『ユリイカ 2024年11月号 特集=松岡正剛』(青土社)1500円@メルカリ

昨秋以来迷っていたがやはり追悼の意をこめて買うことにした。

 

フレッド・ホイルのコペルニクス評伝がなかなか面白そうで、ちょっとわくわくしている。

Wikipediaのフレッド・ホイル項目でも、この訳書の存在は洩れているようだ。

フレッド・ホイルをはじめて読んだのは、1977年の秋

『十月一日では遅すぎる』ハヤカワSF文庫

コペルニクスの『天体の回転について 』(岩波文庫、矢島祐利訳)を買ったのは

同じ1977年の1月、武蔵小金井の東西書房(北口の旧西友の東脇にあった)において。

 

昨秋にみすず書房から出ている『天球回転論』をよみた屋でみつけて只今検討中。

講談社学術文庫から2023年にでた『天球回転論 付 レティクス「第一解説」 』 は、このみすず書房版と同じ高橋憲一氏の翻訳だが

抄訳であるらしい。

 

フレッド・ホイルのコペルニクス評伝がスリリングなのは

単に文献を渉猟するだけでなく、一科学者としてコペルニクスの研究を真摯に追体験する姿勢にありそうだ。

同じ著者によるストーンヘンジ研究書にもそういう姿勢がうかがえた。


コペルニクス研究 小まとめ

 

天球回転論原著は、全6巻からなり、

矢島祐利訳の岩波文庫や、下記の a, c, はその第1巻の翻訳。

高橋憲一氏の翻訳は3種あり、b が完訳。 c,は a, にレティクス「第一解説」が加わったもの。

a, 『コペルニクス・天球回転論』高橋憲一訳・解説、みすず書房、1993年12月。『天球回転論』第1巻と『コメンタリオルス』の翻訳。

b, 『完訳 天球回転論 コペルニクス天文学集成』高橋憲一訳・解説、みすず書房、2017年10月。増訂版 全6巻の完全訳

c, 『天球回転論 付 レティクス「第一解説」 』講談社学術文庫 レティクス「第一解説」は新訳

 

昨日と同じく七七舎で、以前

R・ホーイカース 高橋憲一訳『最初のコペルニクス体系擁護論』という本も買っていた。

 

岩波文庫版 目次1

150頁ほどの小冊子ながら、よくまとまっており、矢島祐利氏の解説も詳しい。

岩波文庫版 目次2

 

 

 

1月11日  今日も6冊

3連休も仕事。ただし昼過ぎに終えて帰宅した。

弟に、電波時計をうけとった際の母の写真(施設の方が撮ってくれた)を転送した。

高校同窓のT君から、半世紀前の恩師の音源テープを送ってもらうことにした。(デジタル音源に変換する)

 

よみた屋で

日本の名著20『三浦梅園』(中央公論社、昭和59年) 110円 解説=山田慶児、吉田忠

高橋麻奈『やさしいJava 第7版』(SBクリエイティブ、2019年) 110円

『現代思想 1992年7月号 特集=南方熊楠』(青土社) 110円 背が焼けて特集名見えず。手に取ってみるものだ!

七七舎に移動して

ユイスマン 澁澤龍彦訳『さかしま』(桃源社、昭和41年) 100円 完訳とのこと

フレッド・ホイル 中島龍三訳『コペルニクス その生涯と業績』(法政大学出版局、1974年) 100円 ホイル卿の本とあれば買わねば。うれしい出会い。

『天体回転論』(みずず書房)は高価で手が出ず、よみた屋に眠っている。

篠田一士の『世界「食」紀行』は見送り。

 

石井千湖『積ん読の本』(主婦と友社) 497円@メルカリ注文。 

 

 

 

 

 

1月11日

2日に放映されたTBSのドラマ スロウトレイン

松たか子、多部未華子、松坂桃李と人気俳優を揃え

鎌倉は江ノ電極楽寺駅そばの古風な民家を中心としたドラマとあれば

なかなか胸のときめくドラマだ・・・

のはずが、途中で明かされる<ある関係>に白けた。

どうもこの、LGBT扱えば今風であるかのような演出に疑問符がつく。

好きな女優松たか子が好演しているだけに残念。(まだ途中)

 

 

このところのお気に入りの音は、雨だれ。

夜更け延々とこれを聴いてると、不思議に睡魔に襲われる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月10日

よみた屋にて

吉田洋一『数学序説』(培風館、昭和44年) 110円 ちくま文庫で持っていた。

ドーキンス 日高敏隆ほか訳『利己的な遺伝子』(紀伊國屋書店) 110円 持っていた。

二冊ともすでに持っていた。

『パスカル全集 2』(人文書院、昭和50年) はすでに売れていた。

 

1月10日

ハードな仕事が目前に迫って、読書も地に足がつかない。

そのくせ、小難しい本を買い続けてるので、積読もたまるいっぽうだ。

 

先日、勇気をもって見送った中国古典文学大系46冊だが、

同じ類の出品の誘惑に負け

結局21冊(全60巻中の)を一括で落札。

送料込みで、4240円。

函は汚れてるが、本冊は案外綺麗だという出品者の言を信じる。

従来持ってる巻、ソフトカバーの奇書シリーズで持ってる巻、昭和30年代の旧版(青い表紙)

今回加わった巻と、一覧にして整理してみた。

全巻揃いまではまだけっこうあるが、まあいいだろう。

今回特に読みたかったのは、第21巻 洛陽伽藍記、水経注(抄) で

これは今日届いたら、さっそく読む予定。

 

<巻><内容>

2 春秋左氏伝
9 世説新語 顔氏家訓
16 漢・魏・六朝詩集
19 宋・元・明・清詩集
21 洛陽伽藍記 水経注
23 漢・魏・六朝・唐・宋散文選
24 六朝・唐・宋小説選
25 宋・元・明通俗小説選
36 平妖伝
37 今古奇観 上
38 今古奇観 下 嬌紅記
39 剪燈新話 剪燈余話 西湖佳話 棠陰比事
47 児女英雄伝
49 海上花列伝
51 官場現形記 下 老残遊記・続集
52 戯曲集 上
53 戯曲集 下
56 記録文学集(東京夢華録・夢渓筆談・揚州十日記他)
58 清末民国初政治評論集
59 歴代笑話選
60 仏教文学集

 

 

 

 

 

 

 

 

1月9日  肉体は悲し、されどああ、われは万巻の書を買いぬ

買いためた書籍を開架で並べるために、やはりセカンドハウスのことは気になる。

経済効果はないのだが・・・

1月末で仕事を終えたら、本の整理をしよう。

長かった予備校での仕事も、この1月限りとしよう。

 

よみた屋で

小泉義之『デカルト=哲学のすすめ』(講談社現代新書、1996年) 110円

ピーター・コーツ 安部薫訳『花の文化史』(八坂書房、昭和53年) 110円 若い時に一回買った記憶があるが、記録にはなかった。

類書に春山行夫『花の文化史』、これも持ってる。

エドムント・フッサール 立松弘孝訳『現象学の理念』(みすず書房、1989年) 110円

『パスカル全集 1』(人文書院、昭和50年) 330円 函汚れ著し。

科学論文、数学論文 他。 数学論文を読むために買った。

かの円錐曲線試論など16篇程の数学論文が収録されている。

岩波文庫刊の科学論文集は、改訳後にこの全集に収められているという。

第2巻は明日買おう。

パンセ収録の第3巻は店頭になかった。(全3巻)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月8日

よみた屋も、このところ日参しているので、さほど買う本なし。

ヴァン・ダインの『カナリア殺人事件』『ベンスン殺人事件』(創元推理文庫)、所有の有無を確認して

仕事を終えた後に見にいったらすでに売り切れてた。

エド・レジス『アインシュタインの部屋』下巻(工作舎)110円 はダブリであった。

国分寺七七舎にも寄り、

『樋口一葉 資料目録』(台東区立一葉記念館)平成19年 100円を買って帰った。

カラー版 102頁。  いい本見つけた。

 

 

 

1月7日

佐高信・高橋敏夫『時代小説大論議 藤沢周平と山本周五郎』(毎日新聞社、2004年) 110円

 →ざっと読了。イデオロギー臭が鼻につく。

砂川重信『電磁気学』(岩波書店、1997年) 110円 元は岩波全書版とのこと。 以上よみた屋

 

 

 

 

1月7日

年末に録画しておいた『たそがれ清兵衛』(山田洋次監督、 真田広之 宮沢りえ)2002年

再見でも見どころあり。

年始早々、『SHOGUN 将軍』で、真田広之のゴールデン・グローブ賞テレビドラマ部門主演男優賞受賞のニュースが

報じられて、グッドタイミングだった。

山田洋次+藤沢周平原作の組合せははずれなし。

 

武士の一分、 隠し剣 鬼の爪、 雨あがる ・・・

時代劇に秀作が多いのは、殺陣のシーンで演出が引き締まるのもあるなあ。

 


朝宮運河さんのX投稿で、ベストホラー2024のベスト10(ベスト20)の結果を読み、

創元推理や光文社新訳文庫の昨年の好企画を知った。

このところ、新刊チェックが疎いので、助かった。

備忘の為に貼っておく。

■ロンドン幽霊譚傑作集 (創元推理文庫)

集中12篇が本邦初訳。

【目次】 ザント夫人と幽霊 ウィルキー・コリンズ

C―ストリートの旅籠 ダイナ・マリア・クレイク

ウェラム・スクエア十一番地 エドワード・マーシー

シャーロット・クレイの幽霊 フローレンス・マリヤット

ハートフォード・オドンネルの凶兆 シャーロット・リデル

ファージング館の出来事 トマス・ウィルキンソン・スペイト

降霊会の部屋にて レティス・ガルブレイス

黒檀の額縁 イーディス・ネズビット

事実を、事実のすべてを、なによりも事実を ローダ・ブロートン

女優の最後の舞台 メアリ・エリザベス・ブラッドン

揺らめく裳裾 メアリ・ルイーザ・モールズワース

隣牀(りんしよう)の患者 ルイーザ・ボールドウィン

令嬢キティー ウォルター・ベサント、ジェイムズ・ライス

■ドイツロマン派怪奇幻想傑作集 (創元推理文庫)

ルートヴィヒ・ティーク「金髪のエックベルト 」

ルートヴィヒ・ティーク「ルーネンベルク」

K・W・ザリーツェ=コンテッサ「死の天使」

K・W・ザリーツェ=コンテッサ「宝探し」

フリードリヒ・ド・ラ・モット・フケー「絞首台の小男」

ヴィルヘルム・ハウフ「幽霊船の話」

アヒム・フォン・アルニム「世襲領主たち」

E・T・A・ホフマン「からくり人形」

E・T・A・ホフマン「砂男」

■19世紀ロシア奇譚集 (光文社古典新訳文庫)

★収録作品 「アルテーミー・セミョーノヴィチ・ベルヴェンコーフスキー」 アレクセイ・トルストイ《本邦初訳》

「指輪」 エヴゲーニー・バラトゥインスキー《本邦初訳》

「家じゃない、おもちゃだ!」 アレクサンドル・ヴェリトマン《本邦初訳》

「白鷲――幻想的な物語」 ニコライ・レスコフ《本邦初訳》

「どこから?」 フセヴォロド・ソロヴィヨフ《本邦初訳》

「乗り合わせた男」 アレクサンドル・アンフィテアトロフ《本邦初訳》

「クララ・ミーリチ――死後」 イワン・トゥルゲーネフ


レ・ファニュ 小まとめ

 

■カーミラ レ・ファニュ傑作選 (光文社古典新訳文庫)

【収録作品】 シャルケン画伯  幽霊と接骨師  チャペリゾッドの幽霊譚  緑茶  クロウル奥方の幽霊  カーミラ

※平井呈一訳の創元推理文庫版は 「白い手の怪」 「墓掘りクルックの死」 「シャルケン画伯」 「大地主トビーの遺言」 「仇魔」 「判事ハーボットル氏」 「吸血鬼カーミラ」

 「緑茶」は怪奇小説傑作集 1 英米編 1 [新版] (創元推理文庫) に収録されている。

■ドラゴン・ヴォランの部屋 (レ・ファニュ傑作選) (創元推理文庫)

2017年に出ていた。Amazon書評子の評判高。

「ロバート・アーダ卿の運命」「ティローン州のある名家の物語」「ウルトー・ド・レイシー」「ローラ・シルヴァー・ベル」の4短篇と、中篇「ドラゴン・ヴォランの部屋」の5話

■レ・ファニュ傑作集 (1983年) (ゴシック叢書)国書刊行会

・「アイルランドのある伯爵夫人の秘めたる体験」   ・「タイローン州のある名家の物語」 ・「夢」 の3編

 

Delphi Complete Works of Sheridan Le Fanu (Illustrated) (English Edition) Kindle版


 

新刊ではないが、河出文庫の

東欧怪談集・イギリス怪談集・フランス怪談集 も買いそびれたままだ。

東欧怪談集 くらいは近々買ってもいいかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

1月 6日

シャルボニエ 多田智満子訳『レヴィ=ストロースとの対話』(みすず書房、1986年) 110円

レヴィ=ストロース 仲沢紀雄訳『今日のトーテミスム』(みすず書房、1983年) 110円

ポール・ストラザーン 浅見昇吾訳『90分でわかるデカルト』(青山出版社、1997年) 110円

村上春樹『女のいない男たち』(文藝春秋、2014年) 110円 以上 よみた屋

 

性懲りもなく中国古典文学大系(平凡社)の21冊ほどの出品に再入札。ヤフオク。

今度はどうなりますやら?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月 6日

中国古典文学大系 全60巻中の46冊一括 只今、7360円+送料3660円= 11,020円

は、〆切時刻直前に、ライバルが高値で更新し、危うく難を逃れた(?)

一瞬、より高値で入札したい衝動にかられたが、なんとか踏みとどまった。

まあ、全60巻揃いなら28000円+送料程度で買えるので

今回のような不揃いの場合、残り巻を揃えるのに意外に金がかかるんだと

己を慰め納得させることにした。

 

三田村鳶魚全集 日記下巻、流し読みで了。

流し読みでも案外面白く読める。

やっぱり私は日記を読むのが好きなのだ。

柴田宵曲、森銑三、岡本経一(綺堂の子息)はたびたび登場する。

南方熊楠とも手紙のやりとりがあったようだ。

故・山本博文氏(東京大学史料編纂所教授)の鳶魚江戸学に関する著作2冊も読んでみたいが

その前に、『鳶魚江戸学座談集』 を書棚から探さねば・・・・。

 

 

郷里の母が長年愛用してきた時計(カレンダー、温度計つき)が壊れたようなので

SEIKO の電波時計をAmazonで注文。2421円

鹿児島に直送したほうが早くて安いのだが、いったんこちらで受け取って

セッチングし名前を入れ手紙を添えてゆうパックで送る考え。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月 5日

今日も3時間仕事。

山本周五郎『町奉行日記』(新潮文庫)  55円 @よみた屋 字も大きくて良し。

高橋英夫『疾走するモーツァルト』(新潮社、1987年) 100円@七七舎

小林秀雄を継承しての精緻なモーツァルト論。

現在は、この本を核としつつ、その後のモーツァルト論を加えた『新編 疾走するモーツァルト』(講談社文芸文庫)が出ている。

 

 

 

 

 

1月 4日

人気の少ないオフィスで仕事始め。

今日から開店のよみた屋で

安部公房『密会』(新潮社、1978年) 110円

七七舎に移動して

A.・ニューバーグ、E・ダギリ 茂木健一郎(監訳)『脳はいかにして<神>を見るか』(PHP研究所) 100円 傍線ひき有

脳科学による宗教体験の研究 面白そうだ。

カルト映画(ケン・ラッセル監督)『アルタード・ステイツ』、(D・トランブル監督)『ブレインストーム』以来、

また、W・ジェイムズの『宗教的経験の諸相』以来、この領域には関心あり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月 4日  商いはじめ

ヤフオクで初商い(苦笑)

中国古典文学大系 全60巻中の46冊一括 只今、7360円+送料3660円= 11,020円

欠けている14巻は持ってる巻でけっこう補えるので、悪くないのかなと。

歳末の三田村鳶魚全集の例もあるので、深追いは禁物。

競合がでてきたら潔く撤退しよう。

第一置く場所もない。 

 

今日から仕事だが、それほど悲愴でもない。

毎日数時間の仕事なので、からだも疲れないし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月 3日

元旦、快晴。車できてくれた次男一家を、お節+すき焼き+ノンアルでもてなし。

2日、快晴。地下鉄+西武線できてくれた長男カップルを、すき焼き+ビールでもてなし。

お節はお土産に包む。

 箱根駅伝 往路を観る。

3日、曇り 箱根駅伝 復路。

メルカリで本が売れた。

一度駅前のファミマまでいって専用箱を買い、宅急便コンパクトの専用箱に入れようとしたが入らず、

家に在庫のあったゆうパケットプラスの専用箱に入れる。

近場の郵便局をググると開いてるとでたので、持っていったら閉まってた。google map も誤情報のことがあるのか。

(妻は開いてるはずないじゃないのと笑った)

しかたなくモノレール2駅先のローソンまで自転車を走らせ、投函。集荷は平常通りおこなわれた。

 

明日から仕事+古本始め。

 

 

1月 2日

松岡正剛・田中優子『日本問答』(岩波新書) 842円

松岡正剛・田中優子『江戸問答』(岩波新書) 845円 @Amazon注文

今年の本始め。

晩年の松岡正剛のまとまった対話篇3部作のうちの二冊。

スリリングな知見を得られるのか、期待大。

 

昨日の元旦は、次男一家が車で来訪。

今日は長男カップルを迎える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月 1日

明けましておめでとうございます