[HOME]      [前月]     [一覧]      [次月]

4月30日

野口冨士男『暗い夜の私』(講談社、昭和44年) 100円@七七舎。函汚れあり。

来月は古本を極力控えよう。

 

 

 

 

 

 

4月30日 本棚スキャン

昨日はめずらしく妻と新宿デート。

西武新宿駅で降りて、サブナード街を伊勢丹まで歩く。

昔、M銀行新宿支店に通っていたころ、よくこの地下街を通った由。

伊勢丹地下1階 高級デパ地下は内外の観光客もふくめ大勢で賑わっていた。

このフロアの熱気をみると日本の景気もまんざらではないかと思ってしまうが、いっぽう

サブナードのところどころにシャッター閉まったままの区画が目につくなど、

新宿もかつてのほどの賑わいはないのかと思ってしまう。

ユーハイム・ディー・マイスターという店で、レッカービッセンというクッキー詰め合わせ(小)を二個買い、

今日このあとのお土産用とする。

(ユーハイム・ディー・マイスター は、ユーハイムの上位ブランドで、例えば、吉祥寺アトレ1Fのユーハイムでは

このクッキーは売ってない。

先日、このクッキーを求めて、渋谷ヒカリエ某階のユーハイム・ディー・マイスターまででかけていったが、なんと

そこでも扱ってないとのことだった。伊勢丹本店や三越銀座などごく少数の店でしかあつかってない

希少なクッキーなのだ)

どの店も大賑わいだったが、なかんずく、ノワ・ドゥ・ブール という店の洋菓子には、長蛇の行列ができていてびっくりした。

 

さて、昨日は、西武新宿駅隣接のプリンスホテル地下2階で、長男カップルとビュッフェ・ランチ。

GW特価とかで、おひとり6000円とお安くない。しかもこれにサービス料がつく。酒も別料金。

幸い、西武HDの株主優待券があったので、総額の10%引きからさらに1万円を引いて、4名で15000円ほどですんだ。

やれやれ。

まあ、デザート・ソフトドリンクまでついて、2時間ゆっくり談笑できたのでよしとしよう。

 


バリューブックスというネット古書店には、Amazon経由でしばしば本を注文してるが、

今朝は、twitterの話題で、ここの本棚スキャン (スマホonly) というアプリを知って、試してみた。

 

下図のように、最近買った本をスマホで写すだけ。

たちどころに、13冊で1196円という査定がでた。

従来も、本の表紙のバーコードを写せば、Amazonの最安値などを直ちに教えてくれる

せどり専用アプリなどがあったが、

このV社のアプリは、本の背表紙だけで検索できるうえに、バーコードのない昭和50年代までの本も

きちんと(?)査定してくれるから、驚きだ。

まあ、一冊一冊の査定額がお安いのは、ご愛敬としても

『古神道は甦る』とか『古典文学大系 太平記2』にはけっこうな値段がついている。

もちろん、実際の買取価格は本の状態にも拠るだろうが、ともかくも

本の表紙だけで一発査定とは驚いたので、ここに書いておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月29日

毎日が日曜日になったので、特段GWということもないのだが、

連休初日の今日は、長男カップルと新宿でランチ、

5月4日は、次男夫婦とベビイが我が家に遊びにくる。

 

●草野心平『酒味酒菜』(ゆまにて、1977年) 350円@Amazon注文。

草野心平の食エッセイには、これと、『口福無限』があって、共に講談社文芸文庫に入っている。

できるだけ、オリジナルを買うようにしているので、これも元本で注文。

『口福無限』も、例によって、Amazon/日本の古本屋/メルカリで探索中。

 

トランクルームにしまってしまった本も含め、

草野心平・狩野亨吉・西脇順三郎・八木重吉・牧野富太郎 の著作に注目して、

あれこれ本を探したり、注文している今日この頃だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月28日

よみた屋にて

鍵谷幸信『西脇順三郎論』(思潮社、1971年) 110円 高校3年のころ、鍵谷幸信の編んだアンソロジーで西脇順三郎の詩を読んでた時期がある。

だから、鍵谷幸信が早逝したとき、驚いて悲しかった。(1930-1989) 当時はJAZZ評論家としても名をはせていた。

『西脇順三郎全集 1』(筑摩書房、昭和46年) 110円 詩集1(処女詩集から近代の寓話、トリトンの噴水まで ) 売れたと思ってた第一巻がでてきた。ただし函ナシ。定本版で注文してしまったが、

これはこれで喜んで買っておく。

『三島由紀夫評論全集』(新潮社、昭和41年) 110円 自死までの4年間ほどの評論は含まれていない。

 

七七舎に移動して、

澤村経夫『熊野の謎と伝説』(工作舎、1981年) 100円 若いころ買いそびれた本なので。

今日もいろいろ買えてハッピイだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月27日

『定本 八木重吉詩集』(彌生書房、1959年) 189円(ポイント差引後)@Amazon。

 

そうだ、草野心平は長年手薄だったと反省し、

よみた屋で、入沢康夫編『草野心平詩集』(岩波文庫、1991年) 330円

七七舎で、 『日本の詩歌 金子光晴・吉田一穂・村野四郎・草野心平』(中央公論社、昭和43年)100円 55年も経ったと思えぬ美本なり。

 

 

 

 

 

 

4月26日 西脇順三郎の詩集コンプリート

雨にもまけずよみた屋へ。そのおかげもあって、

西脇順三郎『詩集 人類』(筑摩書房、昭和54年) 限定1200部のうち1007番。自筆署名入り を550円で買うことができた。

出会いから50年。明日届く定本版全集第1巻とあわせ、ようやくすべての詩集を揃えることができた。些かの感慨有。

 

『西脇順三郎詩論集』(思潮社、1965年) 110円も。 

これの新装版はずいぶん昔から持っていて、若いころは愛読したものだが、昨冬トランクルームに

しまってしまったので、手元の予備に購入。

函痛み、本冊背焼けのボロ本でも、二冊目でも、なんだかうれしい。

 

草野心平、八木重吉、狩野亨吉(<小林勇の評伝小説『隠者の焔』、久野収の論文) 牧野富太郎(朝ドラと青空文庫の自叙伝)・・・・。

書籍の世界でしかめぐり合えぬ奇特なひとびとに囲まれて、とても幸せだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月25日

F.J.Daniels "Basic English Writers' Japanese-English Wordbook" (英文を書くための辞書)(北星堂書店、昭和61年) 110円 @よみた屋

 

『定本西脇順三郎全集』第1巻(筑摩書房、1981年) 1500円+送料520円 @日本の古本屋(西村文生堂 雪谷BASE)

初めて読んだ日から50年、ようやく西脇順三郎のすべての詩集を揃えることができた。(最晩年の詩集『人類』を除く、欧文詩篇や未発表詩篇を除く)

 

 

 

 

4月24日

久野収『30年代の思想家たち』(岩波書店、昭和50年) 110円@よみた屋  冒頭の論文「狩野亨吉」を読みたくて。

草野心平『私の中の流星群 死者への言葉』(新潮社、昭和50年) 100円@七七舎

 

よみた屋の西脇順三郎全集第3巻以降、上林猷夫の詩人論@七七舎は消えていた。まずは売れたのは良かった。

西脇順三郎の詩総覧はゆるやかにお休み。

(全集第1巻、詩と詩論(筑摩)の第2巻・第3巻、定本全集の最初の3巻、全詩集(複数バージョンあり)のどれか などの選択肢あるも、いったん休止)

 

 

 

マルちゃんZubaaan!の新作 横浜家系醤油豚骨 (3袋入り)

299円@マルエツのつもりが、あとでレシートみると359円(税別)になっていた。

腑に落ちない。明日ヒマがあれば店で確認しよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月24日

『街とその不確かな壁』のAmazon書評子の感想を読んでいると、今回も買って読むかなという気になってきた。

 

わが市の選挙。市長選はここでも保守分裂で、市の自民党総連が推す候補は落選するいっぽう、自民党K氏の推薦を取り付けた女性候補(民主党からの鞍替え)が当選した。

23区でも女性区長が史上最多で誕生したと報じていたが、ここもそのひとつ。市議会は、公明党と共産党が強し。

 

先週は3日間休肝に成功した。この調子でいこう。

 

およそ50年ぶりに、西脇順三郎の後期(『失われた時』など)を読んでみたが、つまらなかった。詩的イメージも語彙も貧しく、どこがいいのかわからない。

比べるのもヘンだが、このところずっと読んでいる山頭火の日記(初期の数年分は焼却されているが、その後はずっと、書き終えたのちに知人に送られているので、後世に遺すつもりで書かれている)

や、中川一政のエッセイ群の、誠実さ純粋さに惹かれる自分がいる。

初期の煌めく詩篇を読んで胸が高鳴った日(1973年)から半世紀か・・・。自分の感性もずいぶん変わってはいるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月23日

よみた屋は中二日ぶり。

『西脇順三郎全集 2』(筑摩書房、昭和46年) 110円 詩集2(第三の神話〜鹿門 )

・西脇順三郎全集 は、第一期全集(昭和46年)全10巻、 増補 西脇順三郎全集 全11巻・別巻1 1981-1983年、定本 西脇順三郎全集 全12巻・別巻1 1993-1994年 いずれも筑摩書房。

 今朝、第3巻以降もバラで売っていたが、さすがに揃えるのはきつかろう。増補版全集の別巻(研究、書誌)は先年購入済み。

 となると、第1巻(詩集1)を探したくなるが、Amazon、日本の古本屋、メルカリ いずれも安価では無し。

 若いころ、『詩と詩論』(筑摩書房)第1巻のみ買っているので、それがあれば、体裁は不揃いだが詩集は揃うことになる。これから書棚を探してみよう。

 

内田百けん『馬は丸顔』(朝日新聞社、昭和40年)110円 装幀:中川一政 扉題簽:著者

 

七七舎に移動して、

アーサー・ケストラー 小尾信弥・木村博訳『ヨハネス・ケプラー 近代宇宙観の夜明け』(河出書房新社、1971年) 100円 原書("SleepWalker")しか持ってない(未読)ので、うれしい一冊。

ジョン・レヒテ 山口泰司+大崎博(監訳)『現代思想の50人 構造主義からポストモダンまで』(青土社、1999年)100円

 

上林猷夫の詩論集はいったん見送り。明日もあれば明日買おう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月22日

母方の祖父の命日。朝、母に電話して感謝された。

国分寺の七七舎で

生島遼一『水中花』(岩波書店、1988年) 100円

上林暁『極楽寺門前』(筑摩書房、昭和51年) 100円

ジェラアル・ド・ネルヴァル 中村真一郎訳『火の娘』(青木書店、昭和16年)100円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月20日

よみた屋にて

荒川幾男『昭和思想史 暗く輝ける1930年代』(朝日新聞社、1989年)110円

荒川幾男は、レヴィ=ストロースの『構造人類学』、S・ヒューズの『意識と社会』3部作他、翻訳も多数手がけている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月18日

よみた屋にて

『中原中也全集』全1巻(角川書店、昭和35年)110円 私にはこの一巻全集でいい。

他の詩人の、一巻ものの全集・全詩集とあわせて記念撮影。

早島鏡正・高崎直道・原実・前田専学『インド思想史』(東京大学出版会、1993年) 110円

 

今日は国分寺七七舎が休みなので、三鷹で途中下車し、水中書店へ。

中谷孝雄、西村賢太、『縄文人は太平洋を渡ったか』などいくつか欲しい本もあったが、次回に繰り越し。

三鷹駅前で、旧N党立花党首が演説していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月17日

よみた屋にて

メルロー・ポンティー 森本和夫訳『ヒューマニズムとテロル』(現代思潮社、1973年) 110円

ラフカディオ・ヘルン 平井呈一訳『東の国から』下(岩波文庫、昭和27年) 55円 平井呈一関連。

七七舎に移動して

山田啓代『山頭火の妻』(読売新聞社、1994年) 100円 今日一番うれしかった本。山頭火評伝でとかく看過されがちな妻咲野・長男健の生涯を追う本。

O・シュペングラー 村松正俊訳『西洋の没落』第一巻・形態と現実と 第二巻・世界史的展望(五月書房、昭和59年) 200円

 

 

 

 

4月16日

成城石井、マルエツ、西友、いなげや、クィーンズ伊勢丹、駅ナカトモニーなどをあれこれ探し回って

やっとこさ揃えたハイチュウプレミアム3点セット。

妻にもひと揃いプレゼント。

西友、マルエツで税抜128円か129円。

このもちもち食感と高級果実のジューシーな味覚!

 

よみた屋にて、

樋口一葉『にごりえ・たけくらべ』(新潮文庫、平成17年) 55円 以前の版と違い、十三夜・おおつごもり・ゆく雲・うつせみ・われから・わかれ道など全8編を収録。活字大きいのが良。

七七舎では

蓮実重彦『帰ってきた映画狂人』(河出書房新社、2001年) 100円 講演やインタビューを集めたもの。

 

一葉は、新旧様々の版や日記を集めて50年近く、ようやく読む気になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月16日

昨日は一日中雨で、めずらしくどこにもでかけなかった。

文庫本の整理をチマチマとしていた。

本多すぎるのを深く反省。

ちっとも片付いていない。

 

寸言。

1)天才的作家が数十年かけて構想した小説すら、”つまらん””読む気しない”の一言を浴びせておわる人が多い。

小説を書く営為いや広く藝術的営みは、これほどに孤独だ。

 

2)山頭火や尾崎放哉にくらべると、また、葛西善蔵や嘉村礒多にくらべると、西村賢太や車谷長吉は、負の自己顕示欲が見えかくれする。

 つまり、俺はこんなにひどいんだ、俺はこんなにダメなんだという、顕示欲。

 人生の頽落・退嬰の影は、たとえばつげ義春の作品群のほうが深刻かもと思ったりする。

2)と1)は明らかに矛盾した寸言だ。

 

 

3)

昨夜の、ABC298回D問題。

https://atcoder.jp/contests/abc298/tasks/abc298_d

60万個のクエリといいながらも、1や2のクエリは、Pythonならdeque とかで処理すれば楽勝だろう。

だが、クエリ3は?

十万桁ちかくの巨大数を、998244353 で割った余りを求めるなんぞ正気の沙汰ではない。

ここで、、998244353 を、wolfram Alpha に尋ねてみると、

 

素数なのはもちtろんとして、かなり特殊な性質をもっていることがわかった。

ここら辺がカギなんだろう。

それだけで解けるかどうかもわからない。

 

 

 

 

4月15日

なぜか相性のいいデヴィッド・リーチ(David Leitch)監督。 (※ バナー画像はアマプラにリンクしてます)

伊坂幸太郎の小説を原作にした、東京・新幹線が舞台の、ブレット・トレインは、1年ほど前だったか、山手線の車両丸ごとの動画広告で

予告編を拝見したことがある。

東京を舞台にする映画ではお決まりの、中華系俳優わんさかのインチキくさい映画なのだが、

このところ、読書系のSNSでも誉め言葉が流れてきたりするのは、原作のせいか?

アマプラで無料になったので、観ようとしているのだが・・・

 

監督しているデヴィッド・リーチ(David Leitch)の映画を、すでに3作も観ているのに気付き、ちょっと驚いた。

(下記3作は以前アマプラ無料、今は有料)

Mr.ノーバディ。ふだんは奥さんにも頭の上がらないようなおとなしい主人公に、露マフィアの悪人どもが殲滅させられるという

ある意味ありきたりの映画なのだが、なぜかこのハチャメチャぶりが妙にうれしい。

すると、ブレット・トレインもそうだが、見逃しているアトミック・ブロンドも、意外にいいのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月14日

よみた屋で

ロングフェロオ 齋藤悦子訳『哀詩 エヴァンジェリン』(岩波文庫、昭和11年) 55円 23歳の若さで夭逝した妹悦子の遺した訳業を岩波文庫で上梓したのは

外交官齋藤博である。wikipedia資料 このwipkipedia資料には、齋藤悦子の訳書についてはなんら言及されていないが、この文庫のはしがきを書いた齋藤博は

将来を嘱望されながらも昭和14年に米国で病死した外交官齋藤博であろう。

七七舎では

伴蒿蹊・三熊花てん  宗政五十緒校注『近世畸人伝・続近世畸人伝』(平凡社、昭和47年) 100円

 

 

 

JAバンクで母の通帳を記帳するため、国分寺駅北口から七七舎を経て恋ヶ窪駅そばのJA国分寺支店まで歩いた。

相当歩いた。

 

 

 

 

 

4月14日

文庫の整理が捗りません。床の上に積み上げた状態で丸2か月。

苦慮の末、今朝注文したのは、コミック収納用の簡易ボックス 1682円/10個@Amazon

今日届くので、週末これで整理・収納に挑戦します。本棚の上部とか、すき間に収めるプランです。

果たしでどうでしょうか?

(段ボール箱を加工する手造りプランも検討しましたが、見栄えも悪そうだし、いったん却下)

 

メリカリにあれこれ出品作業中。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月14日

沖縄産シークワーサー100%果汁、500ml 1289円@Amazon。

5-10倍に希釈して飲みますので、コスパは悪くないです。

ジンの割材。リピート買い。

 

長男から、村上春樹の新刊をさっそく買ったとLineで連絡あり。けっこう高価なので、長男が読了したら譲ってもらうことにしました。

 

よみた屋にて

宮崎雄行編『対訳 キーツ詩集』(岩波文庫、2005年) 55円 書き込みあり

橋本福夫訳『アンダスン短編集』(新潮文庫、昭和51年) 55円 

七七舎にて

中川一政『腹の虫』(日本経済新聞社、昭和51年)100円 状態が良いので買い増し。

別冊歴史読本『歴史の中のサンカ・被差別民』(新人物往来社、2004年) 100円 豪華執筆陣。

 

(別冊歴史読本 目次) ※googleアプリでOCRスキャン

カラー口絵職人歌合 菊池

[カラー] 宗教観光都市・伊勢山田における「拝田村」の役割 久保田知薫

被差別集落に伝わる「河原巻物」 沖浦和光

第1部 総論人々の暮らしの積み重ねとしての歴史を見る眼

[対談]サンカ、漂泊民、そして被差別民への視座 ・沖浦和光・朝倉橋町

日本中世における差別の諸相 -網野善意

サンカとは何者か?

柳田国男の狂気の挫折山人・サンカ・被差別民への接近 ・今井照容

岩窟に住む家族たち 九州の「漂泊民」サンカ像 ・服部英雄

サンカと東北の漂泊民 ・赤坂憲雄

我が故郷のサンカを想う 高山文彦・

漂泊民の別天地 夢野久作の小説世界 ・朝倉喬司

被差別からの反逆”こそ「八切サンカ論」の真髄だ! 西垣内佑

「サンカ」の幻影と実像 -佐伯修

(ぶらんこ) 三宅武夫

歌謡解題 ・編集部

サンカ研究会の1181年と「三角サンカ選集」刊行の反響 村井三夫

サン研究会の18年「三角寛サンカ選集」刊行の反響

第3部 歴史における差別の諸相

【対談】差別・被差別からの解放 そして、アジア的相互扶助の可能性へ 宮崎学・宮台真司

水平社が照らす部落差別の実相 朝治武

「職人歌合」成立の背景 ・菊池紳一

宗教観光都市・伊勢山田における「拝田村」の役割 ・久保田知篤

中上文学における被差別民の顕現 「路地」の仮構と歴史のアポリア ・高澤秀次

修験・木食庶民信仰の担い手 ・西海賢二

誰か故郷を想わざるスポーツヒーローの「蒸発した」 父親 日高恒太朗

第4部 世界の被差別民・放浪民

ジプシー(ロマ民族)との出会いから思う随想曲 ・緒方修

インドにおける被差別民と仏教 被差別からの解放と改宗 保坂俊司

「白丁(ペクチョン)」とよばれた人たち 朝鮮の被差別民 ・正子・

特別 載

インタビュー 山で暮らす民を描きたい 畑中純

まんだら屋の良太「溶ける」・漫画・畑中純

 

 

 

 

 

 

 

 

4月13日 役に立ったぞ、ChatGPT

Pythonの正規表現パッケージ re を用いた 文字列の置換(削除)プログラム。

うまく動かない(=質問の赤い5行) ので、ChatGPTに訊いてみた。

おお!丁寧にかつ正確に、適切な修正を施してくれた。

はじめて、ChatGPTが役に立つのを実感した。

 

 

 

 

 

 

4月13日

世界の名著26『ニュートン 自然哲学の数学的諸原理』(中央公論社、昭和46年) 100円 河辺六郎訳 @七七舎

あまりに綺麗なので買い増し。

 

メルカリに、書籍を10点ほどアップした。全集物のダブリ巻など。

アップしたと同時に、数十件の閲覧がある。

釣りでいえば、糸を垂らした瞬間に、アタリがくる感じ。

スマホ撮影のための環境を整えるため、ダイソーで大判の画用紙を買ったりした。

 

村上春樹の新刊、『街とその不確かな壁』は、今朝からKindle版の立ち読みが可能になった。

さてどうしたものか・・・。

(すでに今月も相当の輸入超過で、積ん読本が溢れてるので・・・)

 

 

 

 

 

4月12日

●柄谷行人『シンポジウム2』(太田出版、1997年) 999円@メルカリ

 1 中上健次をめぐって ―双系性とエクリチュール
 蓮實重彦、渡部直己、浅田彰、柄谷行人
 
 2 「<戦前>の思考」 ―1930年代的状況と現在
 小林康夫、?秀実、西谷修、福田和也、山城むつみ、浅田彰、柄谷行人
 
 3 <差別>と文学 ―『日本近代文学と<差別>』を出発点に
 安宇植、村井紀、渡部直己、柄谷行人
 
 4 日本文化とジェンダー ―「家父長制とその批判」から始めて
 上野千鶴子、水田宗子、浅田彰、柄谷行人
 
 5 京都学派と30年代の思想 ―久野収氏に聞く
 久野収、浅田彰、柄谷行人
 
 6 ボナパルティズムをめぐって
 上村忠男、阪上孝、浅田彰、柄谷行人

※シンポジウム(座談会編)は完揃い。(0、1、2、3)

●柄谷行人『ダイアローグ1』(第三文明社、1987年) 501円@Amazon

 批評家の生と死  ― 吉本隆明
 陰画としての文学  ― 磯田光一
 全共闘運動と60年安保  ― 長崎浩
 思想と文体  ― 中村雄二郎
 文学・言語・制度  ― 蓮實重彦
 文学の現在を問う  ― 中上健次
 アメリカについて  ― 安岡章太郎
 性と貨幣とフェティシズム  ― 岸田秀
 <共同主観性>と<価値形態論>の論理  ― 廣松渉
 マルクスと漱石  ― 蓮實重彦
 小林秀雄を超えて  ― 中上健次

※ダイアローグ(対談編)は残すところ、4と5。

 

明日は、村上春樹の新刊が出、明後日は岩波文庫の新刊で、K・ポパーの2巻目が出るというのに、すでに古本買いすぎ状態。

夕方6時以降は、ベッドサイドにこもってできるかぎり本を読んでるが、遅読・積ん読で、全然捗らない。

 

 

またぞろ、ハイレゾプレーヤーに食指が動き出した。

音楽はネットサービスで聴くことに決めたので、CDを買い込む費用は浮いた。

目下のところは、iPhone → 中華Bluetoothアンプ→ BOSE AM-5iii  という流れで、これでも十分満足はしてるのだが・・・。

Node. Bluesound 83,600円〜

https://pdn.co.jp/bluesound/bs_node.html

ZEN Stream  実売 66,000円〜

https://ifi-audio.jp/zen/zen_stream.html

 

 

 

 

4月11日

よみた屋。

実は、『野球狂の唄』6巻揃いを買おうか買うまいか迷ってるうちに攫われてしまった。

ま、しょうがない。迷ってたんだから。

 

稲垣足穂『カレードスコープ』(潮出版社、昭和49年) 110円 函痛み、書き込み少ありは、しかたがないと思って買ったのだが、改題後の新装版(『タルホ入門』)とのダブリであった。

山之内正『ネットオーディオ入門』(講談社ブルーバックス、2013年) 110円 刊行後10年も経ってるので、些か陳腐化してると思ったが、基礎の整理のために購入。

Cyrille Rossant 著 菊池彰訳『IPython データサイエンスクックブック』(オライリージャパン、2015年) 110円 調べたら2019年に新版がでている。商品としてはあまり価値はないが、なにか知見が得られたらそれだけでも役に立つと思い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月11日

岡村定矩、池内了、海部宣男、佐藤勝彦、永原 裕子(編)『人類の住む宇宙 第2版 (シリーズ現代の天文学 第1巻)』(日本評論社、2017年) 789円@Amazon 注文

20年に一度くらいの天文学モード。

前回は、ホーキング博士の"The Universe in the Nutshell"(訳書は『ホーキング・未来を語る』)を2002年に買って、前半部で挫折している。

今回は、このシリーズ現代の天文学全17巻のうち、序論・概論の第1巻と、宇宙論1・宇宙論2 くらいはつき進む予定だ。

(メモ 文学者の宇宙論)

ポオ ユリイカ 

稲垣足穂 僕の”ユリーカ” (南北社)

稲垣足穂 宇宙論入門 人間人形時代(工作舎)

オーギュスト・ブランキ 天体による永遠 (岩波文庫)

(メモ)

牧野富太郎自叙伝は、日本図書センター版、講談社学術文庫版のほか、青空文庫やKindle などで無料で読めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

4月10日

慶應義塾大学インターネット望遠鏡プロジェクト編『インターネット望遠鏡で観測! 現代天文学入門 』(森北出版、2016年) 500円@メルカリ注文。

インターネットで望遠鏡? いまひとつ仕組みが分からないが、とりあえず注文。ひょっとすると目からウロコの知見を得るかも。

 

よみた屋にて、

ラフカディオ・ハーン 平井呈一訳『心』(岩波文庫) 55円 ダブリなり。

ジョン・ディクスン・カー 小倉多加志訳『火刑法廷』(ハヤカワ文庫、1997年) 55円 45年前に買った本は実家。ダブリだが買っておく。

国分寺七七舎では、

古本評論家Oさんと遭遇。ここではよくお会いします。

オットー・ノイゲバウアー 矢野道雄訳 『古代の精密科学』 (科学史選書) 献呈署名入 は 4000円とお高く、保留。

 

ジュンク堂で、郷里の母に送る手帖を 1100円で買って帰った。

 

 

 

4月9日

今日も今日とて古本バカ。他にやることないのか?

よみた屋にて

"The Oxford Dictionary of English Etymology" (1985年刷) 110円 すごい辞書買っちゃった。胸ときめく。

村上護『文壇資料 阿佐ヶ谷界隈』(講談社、昭和52年) 110円

彦根明『最高に美しい住宅をつくる方法』(エクスナレッジ、2011年) 110円

 

マルちゃん正麺坦々麺。小松菜はレンジで軽く温め、ひき肉は別に炒めておいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月8日 国立古本屋行

1)みちくさ書店

ここで、

向坂寛・森進一他訳『プラトン全集13 ミノス・法律』(岩波書店、1976年) 1200円 ※函ナシ、月報つき

『法律』は岩波文庫上下巻でも2000円以上します。Amazonや日本の古本屋に、このみちくささんが出品されてたので、わざわざ買いに来ました。

2)三日月書店

3畳ほどの狭い店内ではご店主が作業中だったので、なかには入らず。

店頭に、ついさっきかったばかりの岩波文庫『法律 下巻』が300円ででていてヒヤッとしました。(幸か不幸か上巻はなし)

Googleのクチコミによれば様々な言語の洋書が多いそうです。

3)ユマニテ書店 (写真はgoogle map から拝借)

駅から新宿方向にけっこう歩きました。この界隈にくるのは初めて。

まるで昭和40年代にタイムトリップしたかのような古色蒼然とした店内。

まるで自分自身が50年前に遡ったような強烈な既視感(デジャヴュ)。

山口瞳のコレクションが立派なのは、国立ゆえ。そういえば 1)のみちくさ書店でも山口瞳が充実してたような気がします。

再びここに来ることがあるか・・・と、感傷的になって

記念に、

ケプラー 渡辺正雄・榎本恵美子訳『ケプラーの夢』(講談社、昭和51年)1000円 45年前Mさんの書棚にあった本、なんどもなんども買いそびれて、ようやく購入。

 

 

国立行に先んじて、よみた屋で

村上護『放哉評伝』(春陽堂書店、平成3年) 55円

宮下誠『20世紀音楽 クラシックの運命』(集英社新書) 110円 難解・晦渋のイメージがつよく敬遠されがちな現代音楽の詳細なガイド。

ナクソスやSpotify Apple Amazon といったサブスクサービスのおかげで、こうしたガイド本で興味がわけば、すぐに試聴ができるわけです。

(Spotify Apple Amazon でどの程度、20世紀の現代音楽が聴けるのかどうか、詳しくはわかりませんが)

 

 

 

 

 

 

 

 

4月7日

吉祥寺丸井の4階にあるメルカリ・スポットで、メルカリ教室出品編を受講。

受講者は、私ともうひとりの中年男性、中年女性の3人。

わかりやすい説明で、実際に出品するところまで出来ました。

本、CD,DVD、レコード、オーディオ機器などを順次出品してゆくつもり。

 

国分寺駅北口の広場の片隅でおにぎりをたべ、

七七舎にて

松井利彦『新訂俳句シリーズ7 種田山頭火』(桜楓社、昭和55年) 100円 を買って帰った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月6日

よみた屋にて。

塚本邦雄『百珠百華 葛原妙子の宇宙』(花曜社、昭和57年) 110円

熊谷守一『蒼蠅』(求龍堂、昭和51年)110円

梅原龍三郎『画集北京 梅原龍三郎第三部』(求龍堂、1973年) 110円

高見茂人『検査値で読む人体』(講談社現代新書、1993年) 110円

 

 

 

 

 

 

 

4月5日

伊沢元美『新訂俳句シリーズ8 尾崎放哉』(桜楓社、昭和55年)100円@七七舎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月4日

西武線萩山駅ホームで下り方面を撮影。平行法で3D

 

『はじめてのマイホーム 建て方・買い方完全ガイド』(エクスナレッジ、2021年) 110円@よみた屋

 

 

 

 

4月3日

駅ナカで、もちもちジューシーハイチュウプレミアム。150円位。北海道メロン味。

熊谷守一『へたも絵のうち』(日本経済新聞社、昭和56年) 110円 @よみた屋 図版多数。豪奢なり。

日本思想大系 吉川幸次郎・佐竹昭広・日野龍夫(校注)『本居宣長』(岩波書店、1978年) 100円 玉勝間、うひ山ぶみ収録 @七七舎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月3日

禁断の通勤定期(オフピーク)に手を染めてしまったので、もはや悩むこともなく二寺へ。

ジュンク堂吉祥寺店で、

カール・ポパー 小河原誠訳『開かれた社会とその敵』第1巻・プラトンの呪縛 上巻(岩波文庫、2023年) 1507円

英語版を買ってまったく読めずに終わったのは40年前。最新の翻訳で再挑戦。

ジュンク堂では、『国書刊行会50年の歩み』『私が選ぶ国書刊行会の3冊』(ともに非売品)をいただいた。

twitterなどで話題になっている記念冊子。

七七舎に移動して

『チェーホフ研究』(中央公論社、昭和35年)全集の別巻がやっと揃った。100円

ドイツ・ロマン派全集10『ドイツ・ロマン派論考』(国書刊行会、1984年) 300円 T・W・アドルノ「アイヒェンドルフ頌」などを読むため。

 

ロマン的医師たち / フーフ
ドイツ・ロマン主義の主要特徴 / ブランケナーゲル
ヨーロッパ的運動としてのロマン主義 / シュトリヒ
ドイツ文学の転回点としてのロマン主義 / ルカーチ
ロマン主義の起源とその位置づけ / トレーガー
反動的ロマン主義と進歩的ロマン主義 / マルクーゼ
ロマン派におけるニヒリズム / コールシュミット
啓蒙主義に対するロマン主義の関係 / ラッシュ
ノヴァーリスの文芸的メッセージとしての「ヨーロッパ」 : 序 / マルシュ
ロマンとメールヒェン / シュラッファー
アイヒェンドルフの風景 / アレヴィーン
シャミッソー / トーマス・マン
小品集 / ヴァルザー
アイヒェンドルフ頌 / アドルノ
ヴァッケンローダー・メールヒェン / タールマン
「われらの自我の幻想」と文学心理学 /キトラー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月2日

昨日の朝、JR国分寺駅のみどりの窓口で、オフピーク定期券半年分を購入。ちょうど新年度・新学期の初日だったせいか、長蛇の列で閉口した。

指定席券などが購入できる専用の券売機もあったのだが、私鉄線と連絡したオフピーク定期券は買えないようだった。

玉川上水⇔吉祥寺 6か月分で、70,140円(他に、suica 預り金500円) ※PASMOはオフピーク定期券に使えず

このうち、JRの運賃は、オフピークによって 27,060円→ 24,180円 と、2,880円 安くなってる。

正直、ピーク時は使えないという制約を考慮すると、微妙な値引きではあるが、私の場合は

国分寺駅 6:55--8:25 吉祥寺駅 7:15--8:45 (各90分間) の間に乗降することはまずないといってよいので、これで良い。

 

通勤定期が切れてから十日間、けっこう悶々としていたが、買ってしまって清々した。

 

よみた屋で

ヘルマン・ヘッセ 岡田朝雄訳『ヘッセの読書術』(草思社、2004年) 110円

高橋健二訳の『世界文学をどう読むか』(新潮文庫)を含む、ヘッセ読書論のコレクション。新潮文庫版は、高校時代に愛読して、当時の読書の指針になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月1日

先日自宅近所のトヨタ販売店々頭でみかけた、レンタサイクル Hello Cycling

ずいぶん前に、中国で流行ってると聞いたことがあったが、そうか日本でもそういうサービスが始まってるのか!と

あらためて気付いて、スマホでアプリを落し、入会申し込みしてみた。

自宅近辺、国分寺周辺、吉祥寺周辺、どこでも大変な数のレンタルスポットが用意されていて、

料金も30分130円からとお手頃である。

目下考えてるのは、西武新宿線井荻駅で自転車を借り、環八沿いに北上して、次男のすむ練馬春日町まで、このレンタサイクルで進むというプランだ。

いつかやってみたい。

 

もうひとつ。3月18日から、バリアフリー料金が加算されて、JRや西武の運賃が値上げされてしまったが、

いっぽうで、オフピーク定期券というものが、JRで新発売された。

朝のラッシュアワーには使えない定期だが、私にはこれで支障はない。

あれこれ、交通費で悩むのもバカバカしいので、仕事も卒業してしまった今だが、このオフピーク定期券で

定期券買ってしまうかなあ。

 

(JRのサイトで調べてたら、ここでも Hello Cycling にでくわした)

しかし、オフピークという通勤スタイルと、レンタサイクルを組み合わせたライフスタイルが、そうカンタンに流行るかねえ?

 

 

 

 

 

 

 

 

3月31日

七七舎にキープ(?)してあった牧野信一全集(全3巻、人文書院版)は売れてしまっていた。

私は第1巻・第2巻あり第3巻欠けの状態だが、3巻目だけでは市場にないので、揃いで買うしかないかなと思っていたのだが。

しかたがない、次の機会を期そう。

 

せっかく交通費をかけて街歩きをしているので、手ぶらではすまない。

上田都史『俳人山頭火』(潮文社新書、昭和51年) 100円を買って帰った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月30日

七七舎にて。

蓮実重彦『凡庸さについてお話させていただきます』(中央公論社、昭和61年) 100円

村上一郎『北一輝論』(三一書房、1971年) 100円

吉田敦彦『日本神話と印欧神話 構造論的分析の試み』(弘文堂、昭和49年) 100円

B・ラヴェル 鏑木修訳『宇宙論の誕生劇』(新曜社、昭和60年) 100円 コペルニクス、ガリレイからケプラー・ニュートン・ハ―シェルまで17世紀天文学革命の軌跡。

辻邦生『橄欖の小枝 芸術論集』(中央公論社、昭和55年) 100円

 

 

 

 

 

 

マルちゃん正麺坦々麺。 豚ひき肉を付属の坦々スープの素で軽く炒めておくと良い。香りの強いパクチーを添えてみたが、これは好みが分かれるかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月29日

昨年三月からこの方、

国内外のジンは、一瓶2000円以上の高級品を除き、一通り試してみた。

たったひとつ残っていた、Plymouth Gin をAmazonで取り寄せた。定期オトク便で15%オフの1306円。

肉厚のガラス瓶の持ち重り感が良い。

昨夕飲んでみたが、なかなか美味いと感じた。

(ブラインドテストで飲み当てられるかというと自信はないが)

 

iPhone アプリ 3D Photo - stereo image maker を使って、平行法の3D写真を撮ってみた。

右目で右の写真、左目で左の写真を凝視し、上の白いマーカーが中央で合致するようにすれば、飛び出す3D写真になる。

 

この界隈は、近所で一番桜並木の美しい場所だが、まだ五分咲きのようである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月28日

3か月もの間、無料で試用させてくれた恩もあり、Spotifyに月額980円で申し込んだ。

年額一括払いだと、月あたり料金は 9800円÷12=817円ほどになるのだが、いまだAmazon やApple にも惹かれるものがあり

いちおう今回は月額払いにしてある。

Apple は、Apple Music Classical というアプリ(?)を3月28日に公開し、クラシック音楽鑑賞の利便性を大幅に向上させるらしい。

(日本公開はすこし先のよう)

Spotify でも、ドビュッシーやフォーレといった作曲家単位でも、ラサール弦楽四重奏団といった演奏家単位でも

ライブラリに登録できるようなので、

今後はクラシック音楽も聴いてみるかな・・・

※3サービスとも、邦楽には弱いようで、たとえば中島みゆきや松任谷由実(荒井由実)でも、昭和50年代以前のアルバムは

ラインナップに乏しいようです。森田童子などもコレクションは貧弱。

これは日本のレコード会社の許諾の問題なのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月27日

昨日は、練馬の次男宅へ。昨秋に生まれた長男ももうすぐ半歳になる。

所沢駅で途中下車。

駅なかで、自由にピアノを弾けるコーナーあり。BSで時折観る、ヨーロッパの空港のようだ。所沢にしては風雅なり!

グランエミオ内の、咲菜と、e-eashion で4人分の弁当を買った。

また、鹿児島土産のさつま揚げと芋タルトを持参した。

赤ちゃんと遊んで、弁当を囲んで歓談。

 

今日は、中5日ぶりのよみた屋と、七七舎。

山田剛史・村井潤一郎『よむわかる心理統計』(ミネルヴァ書房、2019年) 110円 よみた屋

日本思想大系45 尾藤正英・島崎隆夫(編)『安藤昌益・佐藤信淵』(岩波書店、1977年)100円 七七舎

   (安藤昌益) 自然真営道 稿本自然真営道(抄) 掠職手記 石碑銘/(佐藤信淵) 天柱記 混同秘策―附泉原法略説 垂統秘録 経済要略

 

久しぶりに古本屋巡りを満喫。七七舎に某全集揃い発見、いったん保留。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月25日

今朝がた、メルカリで

エマニュエル・トッド、 マルクス・ガブリエル、 ジャック・アタリ、ブランコ・ミラノビッチ、東浩紀、市原麻衣子、小川さやか、與那覇潤

2035年の世界地図 失われる民主主義 破裂する資本主義』( (朝日新書、2023年)710円

古本屋通いを休止して、丸3日間。

暇なので、近所のくまざわ書店なども覗いてる。

岩波新書の新刊、中畑正志『アリストテレスの哲学』や、原俊彦『サピエンス減少  縮減する未来の課題を探る』 など、

昨年でて話題の、國分功一郎『スピノザ 読む人の肖像』とあわせて気になってる。

 

街歩きをやめると運動不足ぎみになるのが悲しい。すくなくとも一日3kmは歩きたいのだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月22日 古本生活の終わり?

仕事生活が終わり、定期券も昨日で切れた。

今回はバリアフリー料金も加算されて運賃も値上がりし、6か月定期(玉川上水⇔吉祥寺)は73,020円(月額12,170円)となった。

1回の往復が796円なので月に16回乗らねば元がとれない。

いちおう、よみた屋に日参する生活は止めることにした。

まあ、そもそも、買った本を丁寧に読む時代に切り替えようと思う。

いつまで続くかわからないが・・・。

 

通勤快速で御茶ノ水へ。坂を下りて、神田一心堂書店にて

『中川一政文集』全5館(筑摩書房、昭和50年)限定1200部のうち774番。3600円

外函(輸送函)が多少痛んでいますが、内函・本冊ともに美麗。月報揃い。

昨年の秋から冬にかけて、精神的には辛かった時代に第3巻・4巻を丁寧に読んだ体験は貴重なものだった。

ちゃんと揃えておきたかった。

 

帰り、もちろん吉祥寺で途中下車して、よみた屋で

梅原猛『新版 聖徳太子』上・下巻(集英社、1990年)110円×2

出村慎一『例解 健康・スポーツ科学のための統計学』(大修館書店、1996年) 110円

 

いったん家に帰ったものの、買い残した本(下写真)のことが気になり

ふたたび吉祥寺に舞い戻り、

『新訂小林秀雄全集』第1巻 様々なる意匠(新潮社、昭和53年)110円

『新訂小林秀雄全集』第2巻ランボオ・Xへの手紙(新潮社、昭和53年)110円

『新訂小林秀雄全集』第5巻 ドストエフスキイの生活(新潮社、昭和53年)110円

『新訂小林秀雄全集』第10巻 ゴッホ(新潮社、昭和53年)110円

古田武彦『よみがえる卑弥呼』(駸々堂、1991年) 110円

古田武彦『九州王朝の歴史学』(駸々堂、1991年) 110円

古田武彦『古代史を疑う』(駸々堂、1991年) 110円

 

 

以前長男のために買ってあげた小林秀雄全集の4冊とあわせると、けっこう揃ったことになる。

(新訂版は、全13巻+別巻2巻=全15巻)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月19日 鹿児島編(4) 図書館編 あるいは失われた時を求めて

ずいぶん前から気になっていた、青春時代のあることを確認するため

鹿児島美術館となりの、県立図書館と、鴨池の市立図書館に足を運んだ。

県立図書館は昭和44年に羊歯植物の名前を調べるために一度きたきり。54年ぶりの再訪だった。

市立図書館ははじめての訪問だ。

48年前のあるイベントの詳細を二館の訪問ではじめて知ることができて感慨が深かった。

(帰京後、南日本新聞の縮刷版にもあたるべきだったと気が付いた。

次回の帰省時に再度調査してみよう)

 

県立図書館。なかなか風格のある建物。

市立著書簡は、この白亜の館の裏手に立っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月20日

明日迄定期券が有効だが、継続するかどうか思案中。バリアフリー料金が上乗せされて、通勤定期もぐんと値上がりするようだ。

玉川上水・吉祥寺間の6か月通勤定期で、月額12,170円。新料金で吉祥寺までの1往復が、796円。よって、月16回往復しないと元がとれないことになる。

通勤定期はあきらめて、通う回数も減らすかなあ・・・。

 

abema TVの昨秋のWカップほどのインパクトはないにせよ、Amazon Prime の WBC放映も、以前は考えられなかった中継スキームだ。

今朝の 米国vsキューバ 準決勝も、地上波・BSともにやってなかったので、さわりはAmazonで観たのだった。

それにしても、Liveか追いかけ再生か、それが選べるだけでも従来の放送より便利なわけで、今の若い子あたりは、それが当たり前だと

思うようになるんだろうなあ。

 

中4日ぶりに、よみた屋・七七舎へ。

よみた屋で

伊藤清三『ルベーグ積分入門』(裳華書房、昭和60年) 110円 どうせ分かるわけもあるまいが、わからないことがわかるだけでも一日の進歩ではある。

樋口一葉『にごりえ・たけくらべ』(岩波文庫、昭和27年) 55円 新潮文庫版より活字が大きいので買い増し。

メーテルリンク 堀口大学訳『青い鳥』(新潮文庫) 55円 ダブリだった。

 

七七舎に移動して、

青木正美『古本屋奇人伝』(東京堂出版、1993年) 100円 署名・落款入り!

すずきゆたか『絶版文庫の漁誌学』(青弓社、1988年) 100円 

渡辺大濤『安藤昌益と自然真営道』(勁草書房、昭和45年)100円 昭和5年の著作の復刊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月19日 鹿児島編(3) 行動編

行きのANA機で、富士山撮影。これはわたしの恒例です。

初日。 空港からのリムジンバスを中央駅で下車、市電で涙橋まで。ここから母のいる施設まで歩きましたが、途中何度も大通りや産業道路に阻まれて閉口しました。

横断歩道はもちろん、歩道橋も少なく、ずいぶん迂回しながらたどり着きました。

母と面会。各種書類を受取り、同じ道をふうふう戻って、再び市電で市役所まで。

後期高齢者高額医療費の還付手続きをおこなう。

フェリーで桜島へ。欧米系の観光客多し。曇り空のもと全景撮影。

 

袴腰の港に着いたが、バスはもちろんのことタクシーも出払っており、30分以上待って、ようやくタクシーで実家へ。

昨秋の台風時にお世話になった近所の方へ、風月堂の菓子詰め合わせを手に御礼に伺う。実家は無事だった。

冷蔵庫の電源を切り、なかみを全て空にして、実家の庭に埋めたり、もえるゴミを集積場に運ぶ。

わが四十数箱の書籍運搬は今回も手つかず。次回に繰り越し。

 

二日目。

天文館のホテルから、ふたたびフェリーに乗って、桜島へ。

市営バスに乗って15分ほど、島の北西部に到着。

なんの変哲もない海辺沿いですが、島唯一の海水浴場のあるところで、三十数年前、家族でここに降り立ち、小学生だった息子ふたりが海水浴に興じた場所です。

多少の感傷あり。

錦江湾をはさんで対岸は磯庭園のあるあたりです。

農協(JAバンク)のOさんには、母がなにかとお世話になりました。会うのは初めてですが、けっこうお若いのにびっくり。わが息子くらいの歳?

姶良町のあたりから、自家用車でフェリーに乗って、約1時間半かけて通勤しているのだとか。

モロゾフの菓子詰合せを進呈。

口座の手続き各種をすませて帰りました。

港迄送っていただきました。

 

午後、弟とホテルのロビーで合流。

荷物を部屋に預けて、タクシーで母のいる施設へ直行。

母と面会二回目。ガラス越しの面会で、ガラス扉を少し開けての会話です。

カステラと羊羹のお土産を母へ。

施設のそばのニシムタ大型店で、野菜ジュースの紙パック1ダースほどを買って、母へ差し入れました。

・・・

三日目。

高麗町の叔母宅に弔問。従妹のYさん、同じく従妹のNさんの息子さん一家に弔意をお伝えする。

そこからタクシーで、ふたたび母への施設へ。

母との面会三回目。

 

 

 

 

 

 

 

 

3月19日 鹿児島編(2) 地域クーポン編

今回3泊した天文館マイステイズ2番館。天文館の電停そばで、短期滞在にはなにかと便利でした。

某REITの株主優待で10%オフ。それでも準ハイシーズンなのか、3泊で37.710円(税込)と、素泊まりにしてははっきりいって相当高いです。

しかしながら、全国で開催中の地域クーポンの一環で、鹿児島でも20%オフで泊まれました。(20%引きの30,168円) ※マイナカードと、接種証明またはPCR検査の陰性証明が必要。

しかも、鹿児島の随所で使えるクーポン5000円つき。(弟の解説では、平日一泊で2000円/日、土日祝一泊で1000円/日 のクーポンが付与されるとのこと)

使える店ですが、ニシムタや春田屋などのスーパー、コンビニなどではほとんど使えず、主に観光客相手の土産物屋、レストランが中心でした。

アプリをインストールして、ホテルのフロントで受け取ったQRコードを読み込むと、たちまち手元のスマホに5000円分がチャージ出来て便利でした。

 

天文館のアーケード街には、さつま揚げの揚立屋やかるかんの蒸気屋、観光客向けの土産物ショップがいくつも出来てました。

蒸気屋では、かるかんとかすたどん各5個のセット 1412円(税込)をゲット。

 

アーケード街なかほどのかごしま特産市場かご市で、

有村屋のさつま揚げ(真空パック)1080円(税込)を2袋、

安納芋タルトじゃっど(4個入り)680円(税込)、紫芋と黄芋の2箱購入。

妻と次男夫婦へのお土産が約5000円分、いろいろと無料でゲットできたのは良かったです。

 

※さつま揚げの店。アーケード街入口の揚立屋は立地がいいのか観光客で溢れていた。真空パック2500円(税込)が半額セールで1250円。

電停からけっこう歩く徳永屋はたまたまなのか閑散としてたが値段は高め。

今回は鹿児島県商工会連合会の土産物屋のなかで、有村屋の詰合せを購入したが、さてどこが美味しいのだろう?

 

 

 

 

 

 

3月19日 鹿児島編(1) 本買い

 

西村賢太『一私小説書きの日乗』(角川文庫、令和4年) 660円@鹿児島ジュンク堂。今話題の小冊子『国書刊行会50年のあゆみ』を手に入れたかったが、鹿児島ジュンク堂は記念フェア対象店ではなかった。

そのかわり、同吉祥寺店が4月1日からフェアを催すらしいので、それまでに入手できないようなら吉祥寺で貰うことにしよう。

 

市役所前の古本屋リゼットには寄らず。天文館の電停から歩いて高見馬場のBookOffでは西村賢太の掘り出し物を探したが、苦役列車以外はなかった。

苦役列車(単行本、4刷)少汚れ110円は買い増すにしても安いと思ったが、旅先で荷物が多いので見送り。

 

 

 

 

 

 

 

3月15日

監修:月刊天文ガイド『野外星図』(誠文堂新光社)110円@よみた屋

夜露にぬれても破れない耐水・ユポ紙を使用。拡げるとA全版?新聞紙よりも大きい、世界中で観測に使える星図とのこと。

星座ガイドの小冊子も付属。

 

 

 

近所の八重桜も開花しました。

急に春が来ましたね。寒さのぶりかえしがあるのでしょうか?

明日から鹿児島。

空港で迷わぬよう、土産類も兄弟で分担して購入済み。

わたしは、風月堂の詰合せとモロゾフの洋菓子。

吉祥寺でPCR検査も完了。

 

<メモ>

川端康成異相短篇集 (中公文庫)+α

(収録作品)心中/白い満月/地獄/故郷/離合/冬の曲/朝雲/死体紹介人/蛇/犬/赤い喪服/毛眼鏡の歌/弓浦市/めずらしい人/無言/たまゆら/恋情/二黒/眠り薬 /

 

amazon書評子のお薦め

イタリアの歌/むすめごころ

 

小山力也編『疾走! 日本尖端文學撰集 ――新感覚派+新興藝術派+α』 (ちくま文庫) 3/13発売

藤澤桓夫 首
横光利一 高架線
堀辰雄 不器用な天使
今東光 軍艦
川端康成 狂った一頁
龍膽寺雄 K猫
浅原六朗 ステーション・カラア 新宿風景
山下三郎 室内
高橋邦太郎 富士 三等列車中の唄
池谷信三郎 橋
稲垣足穂 天文臺
石野重道 モル博士と、その町
岡田三郎 物質の弾道
福井一 ムウヴイ・フアン
片岡鐵兵 アスファルトを往く
石濱金作 喜劇
窪川いね子 東京一九三〇年物語

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月14日

確定申告は99%完了して、あとはe-TAXで送信するだけ。

 

あっという間に春が到来し、近所でも早咲きの八重桜の蕾が綻びはじめた。

 

よみた屋で

村上護『放浪の俳人 山頭火』(講談社、1991年) 110円 店頭で iPhone 使い、ダブリがないか検索。

同名の書を以前別の版元の版で買ってることが判明したが、構わず購入。

今、新旧比べてみると、参考文献などで多少は改訂されているらしい。

 

 

『円 劉慈欣短篇集』(早川書房、2021年) 997円@メルカリ。

著者は1968年、山西省陽泉生まれ、気鋭のハードSF作家だそうで、読むのが楽しみだ。

円城塔とか小川哲とか、ハードSF系の一角が気になっているが、今回は中国のSF作家に挑戦だ。

(2015年、長編『三体』で、アジア人作家として初めてSF最大の賞であるヒューゴー賞を受賞しているとのこと)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月12日

大場正史訳『バートン版 千夜一夜物語』(河出書房新社、昭和41年〜42年) 全8巻揃い 800円 @七七舎

マルドリュス版(岩波文庫)に加えて、悲願のバートン版がここに揃った。

厖大な原注、訳注が素晴らしいのだが、これとて原書の原注の約半分ほどを訳出したものだという。

この河出書房版の完結のあと、大場正史訳は、角川文庫で、全21巻版(1951 - 1956)  全12巻の改版(1969 - 1970)がある。

角川文庫の改版完結は、この河出書房版のあとになってるが、ほぼ同じ翻訳なのだろうか?

また、2003年には、全11巻で、ちくま文庫から、挿画の新しい版がでている。

翻訳、原注、訳注のエディシオンは

河出書房版 = 角川文庫改版(全12巻) = ちくま文庫版(全11巻) と考えていいのか? 詳細は不明。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月11日

竹倉史人『輪廻転生』(講談社現代新書、2015年) 110円 よみた屋

田村隆一『退屈無想庵』(新潮社、1993年) 100円 七七舎 詩人の67歳から70歳にかけての鎌倉日記。

今の私と同じ年頃の日記に興味あり。世代は私の父とほぼ同じなのだが。 田村隆一は1923年(大正12年)生まれ、1998年没。

七七舎店頭の千夜一夜は明日に延期。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月10日

よみた屋にて

現代日本思想大系31 橋川文三編集・解説『超国家主義』(筑摩書房、1964年) 110円 橋川文三「昭和超国家主義の諸相」のもと、西田税、井上日召、大川周明、北一輝ほか、多数の論文収録。

解説 昭和超国家主義の諸相 / 橋川文三

I 心情

死の叫び声/朝日平吾。

無眼私論/西田税

梅の実/井上日召

『日本精神研究』 はしがき / 大川周明

II 行動

五・一五事件 陳情書/後藤映範

二・二六事件 獄中日記/磯部浅一

丹心録/ 村中孝次

遺書と辞世歌/影山庄平ほか

III 構想

日本愛国革新本義/橘孝三郎

自治民政理/権藤成卿

日本改造法案大綱/北一輝

五・一五事件 訊問調書/大川周明

付  昭和維新論/東亜聯盟同志会

 

 

七七舎にて

前野直彬編訳『唐代伝奇集 1』(平凡社、1979年) 100円

七七舎店頭で、バートン版の千夜一夜揃い発見。まあたまにみるわけですが、どうするか思案中。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月10日

確定申告締切まであと6日。入力はほぼ済んでますが、整合性チェックののち、決算書類と申告書一式の作製が今後の課題。

日曜にはマンションの管理組合の会合、来週の木曜以降は鹿児島帰省と、なにかと忙しいです。

 

6日には、母の姉、鹿児島市高麗町にお住いの叔母が105歳で天寿を全ういたしました。

お参りできない母のために、親子の名前を記して現金書留で香典を送り、従妹と連絡をとり弔意を伝えました。

来週は帰省して、ご霊前に参ります。

 


twitterで教えていただいた、ショーン・バイセル 矢倉尚子訳『ブックセラーズ・ダイアリー スコットランド最大の古書店の一年』 (白水社)。

郷里帰省の際訪れた古書店で、「本を買いに行ったはずが、本屋を買ってしまった」(帯より)著者バイセルさん。

その古書店奮戦記とのこと。

この訳書を買うつもりでしたが、はずみで

Shaun Bythell "The Diary of a Bookseller"(2018年) 1200円をAmazonに注文。

読めそうならば、続編の "Confessions of a Bookseller: THE SUNDAY TIMES BESTSELLER" (本邦未訳 ?)まで進む予定で

読めないようなら 上の訳書を追加購入する計画です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月9日

よみた屋でみつけた

ジューン・トムスン 押田由起訳『シャーロック・ホームズの秘密ファイル』(創元推理文庫)55円

これは、パスティーシュ(文体模写)によるホームズ譚続編なのだそうです。

ホームズファン垂涎の書らしい。帯に贋作ホームズの決定版とあり。なるほど。

訳書も何冊かでているようです。さて面白いか!?

他に、

山口昌男『新編 人類学的思考』(筑摩書房、1985年) 110円 せりか書房版から、いくつかの文を省き、一篇を加えて新編としたもの。つまりせりか書房版も入手要ということか。

 

七七舎に移動して

『ユリイカ 1989年7月号 特集 G・K・チェスタトン』(青土社)100円 保守思想からブラウン神父まで広範な評論が載っている。

 

 

 

Amazonで観た、Mr.ノーバディ (監督 イリヤ・ナイシュラー 出演者 ボブ・オデンカーク  クリストファー・ロイド 他)

ある意味吹っ切れた傑作。(無料は今夜一杯で終了)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月8日

春らしい日和で、コートも要らず。

よみた屋にて

山口昌男『道化的世界』(筑摩書房、1975年)110円 やっと買えた。

井筒俊彦『意識と本質 精神的東洋を索めて』(岩波文庫)55円 水濡れ本。

井筒俊彦『意味の深みへ』(岩波書店)や、レヴィ=ストロースの『今日のトーテミズム』などは、迷ってるうちに常連さんの手に。

ま、しかたがない。

七七舎に移動して

正解の名著『ガリレオ』(中央公論社) 100円 『レ・メカニケ』『偽金鑑識官』の2著を収める。17世紀科学革命に関する本はとりあえず買っておくことにした。

菅田正昭『古神道は甦る』(たま出版、1988年) 100円

津堅信之『日本アニメ史』(中公新書)読了。「鉄腕アトム」から「君の名は。」「この世界の片隅で」「鬼滅の刃」まで、日本アニメ史、ひろくは世界の潮流まで俯瞰できる良書である。

 

 

 

 

 

 

 

3月6日

よみた屋にて

野田宇太郎『新東京文学散歩』(日本読書新聞、1951年) 当時の定価450円 110円 (写真右)

数十年前に買った角川文庫版(写真左、1952年当時の定価100円)には、増補訂正版とある。

元版は、地図が別刷り(一部2色)で活字も大きい。瀟洒な装幀が好ましい。

 

吉祥寺から、井之頭線で渋谷ヒカリエ地階東横のれん街のユーハイムへ。

妻に頼まれた菓子を探すが扱ってないという。

がっくりして、山手線で新宿伊勢丹デパ地下のユーハイムへ。

ここでは朝方売り切れたときいて再びがっかり。

 

渋谷、新宿、どちらも海外からの観光客多し。欧米系も中国台湾韓国系もともに多し。

吉祥寺や国分寺ではキャッチできないインバウンドの熱気がわかったので良しとするか。

あと、渋谷新繁華街の未來めく混沌ぶりも肌で実感できた。

昔々、東横線の地上ホームをでて右に曲がれば、東急文化会館はすぐだった。(三省堂やら東急名画座や五島プラネタリウム)

個人的には古き良き渋谷が懐かしい。

 

帰り道、国分寺で七七舎に立ち寄ったが、たくさんある候補から絞り切れず、今日のところはなにも買わず。

候補⇒ ユリイカ石原慎太郎特集、ユリイカGKチェスタトン特集、古神道は蘇る(菅田正昭)、ガリレオ(世界の名著)、唐代伝奇集1(東洋文庫)、回想の林達夫(エディタスクール)などなど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月6日

早朝は、猫の世話、ホームページ更新、確定申告の入力

朝方は、古本買出し。午後は、自宅で確定申告の入力ほか

夜は、早く床に就いて、読書三昧(というほど捗りませんが)

 

中公新書『日本アニメ史』読書中。良書なり。

1995年〜の2年ほどが、アニメ史上の大変革期だと。

庵野秀明『エヴァンゲリオン』シリーズ(1995-) ☆

押井守『攻殻機動隊』シリーズ(1995-) ☆

ピクサー『トイ・ストーリー』(1995-)

スタジオジプリの一連の作、特に『もののけ姫』(1997)

幸い、☆の2シリーズは、Amazon prime でずらりと揃ってる。

が、ただ、あまり集中して観られない。(当方の気力・体力の衰えなり)

 

 

西村賢太『暗渠の宿』(新潮文庫) 777円@メルカリ注文

日本古典文学大系 34 後藤丹治、釜田喜三郎、岡見正雄校注『太平記 1 』(岩波書店、1960年) 

日本古典文学大系 35 『太平記 2 』(岩波書店、1960年)

日本古典文学大系 36 『太平記 3 』(岩波書店、1960年)  3冊揃いで841円@Amazon注文

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月5日

早朝に起きて、昨夜のABCのお題を3問解いて、気をよくする。

 

昨夜の枕頭の書。

 

 

 

西村賢太『どうで死ぬ身の一踊り 』(角川文庫) 583円をAmazonに注文。

 

よみた屋にて

日本古典文学大系 10 河野多麻校注『宇津保物語 1』(岩波書店、 1959年) 110円

日本古典文学大系 11『 宇津保物語 2』 (岩波書店、 1959年)110円

日本古典文学大系 12 『宇津保物語 3 』(岩波書店、 1959年)110円

日本古典文学大系 66 木藤才蔵、井本農一校注『連歌論集 俳論集』 (岩波書店、 1961年)110円

 

 

 

 

 

 

3月4日

明日は、東京マラソンか。

確定申告入力中。

よみた屋に出かけ、

氣賀澤保規『中国の歴史 6 隋唐時代』(講談社、2005年) 110円

小島毅 『中国の歴史 7 宋朝』(講談社、2005年) 110円

杉山正明『中国の歴史 8 遼西夏金元』(講談社、2005年) 110円

上田信『中国の歴史 9 明清時代』(講談社、2005年) 110円

菊池秀明『中国の歴史 10 清末・中華民国』(講談社、2005年) 110円

 

 

 

 

 

3月4日

先日七七舎で買い逃してしまった

『ヴァレリー全集 6』(筑摩書房、1967年) 110円 詩について

『ヴァレリー全集 10』(筑摩書房、1967年) 110円 文明批評 をよみた屋でみつけて買う。ただし、旧装丁版

日本古典文学大系 77 遠藤嘉基、松尾聰校注『篁物語、平中物語 浜松中納言物語 』(岩波書店、昭和51年) 110円

 

七七舎では

『書道藝術 別巻第3 中国書道史』(中央公論社、昭和52年) 100円 貝塚茂樹ほか

『書道藝術 別巻第4 日本書道史』(中央公論社、昭和52年) 100円 中田勇次郎ほか を買う。

 

3月中旬に通勤定期が切れる。

退職後の趣味として、古本買いを続ける場合、運用維持費に

 通勤定期 1か月 11000円程度

 トランクルーム 1か月 9000円程度

 書籍代 1か月 1万円〜2万円程度

かかることになる。まあ安い趣味ではあるのだが、どうしたものか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月3日

先日七七舎で買い逃してしまった

『ヴァレリー全集 10』(筑摩書房、1978年増補版) 110円 芸術論集 をよみた屋でみつけて買う。

古本はためらわず買うことをふたたび肝に銘じた。

 

蓮実重彦のインタビュー集 『「知」的放蕩論序説』 (聞き手)すが秀実、渡部直己、守中高明、菅谷憲興、城殿智行(河出書房新社、2002年) が予想以上にスリリングで

これが20年前のインタビューとは思えない。めずらしくじっくり読んでるところ。

もうすぐ87歳を迎える蓮実重彦であるが、昨年は3冊も話題の本を上梓しており、この2月には『ゴダール革命』の〔増補決定版〕もちくま学芸文庫からでている。

老いてなお矍鑠、立派のひとことにつきる。

最近のインタビューも、良質なサイトに置いてあるのがうれしい。いずれ本にして欲しい。

新潮社考える人 ロングインタビュー(全5回)

蓮實重彦、『ジョン・フォード論』を語る【前編】

蓮實重彦、『ジョン・フォード論』を語る【後編】

ショットとは何か(講談社)、ジョン・フォード論(文藝春秋)も、近々買わねば!

 

 

3月2日 仏道に入るは易し、魔道に入るは難し。

 

昨秋にわが66歳記念として、YAMAHAのスピーカーやらネットワークオーディオプレーヤーWiiM やらを買い込んだ。

生涯のある時期に、猛烈にオーディオに目覚めるときがある。

二十代、四十代、五十代。

オーディオは魔の沼で、本気で嵌まり込んだらなかなか抜け出せない魔道だ。

マンション住まいで、音量には大幅な制限がある。所詮オーディオは見果てぬ夢にすぎない。

せめて、ここに写真を載せて、わが内なる邪気を祓うとしよう。

(高級イヤフォンや高級ヘッドフォンなら、住まいに関係ないではないかという説もあるかもしれないが、

それゆえに、高級イヤフォン・ヘッドフォンには惑わされぬよう、己を戒めているのである)

 

 

 

 

 

 

 

3月1日

2月に買い込んだ古本・新刊の冊数は

能力的にも、体力(=時間)的にも、とうに読書容量を超過している。

今日は今日で

日本古典文学大系 69 小島憲之校注『懐風藻 文華秀麗集 本朝文粋』(岩波書店、 1964年) 110円

小田切秀雄『現代文学史』上・下(集英社、1975年) 110円×2

駒田信二訳『棠陰比事(トウインヒジ)』(岩波文庫) 55円 平凡社中国文学大系本で同じ駒田信二訳を持ってるので、買い増し。

13世紀初頭の、法廷ものミステリーのショートショート集ということになる。さすがは中国だ。

 

国分寺に移動して、公休日明けの七七舎で

『ヴァレリー全集 5』(筑摩書房、1973年) 100円 レオナルド・ダ・ヴィンチ論

『ヴァレリー全集 8』(筑摩書房、1973年) 100円 作家論

一昨日の夕方、もっと精力的に買っておけばよかったのだが、延期してしまったため、数巻は買い逃してしまった。

蓮実重彦のインタビュー集や、Borges のインタビュー集も、今日届く。

読書という作業と、古本蒐集は別物と割り切るしかないなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月1日 

昨日、よみた屋で

藤村幸三郎・田村三郎『数学歴史パズル』(講談社ブルーバックス、昭和60年)110円

パズル研究家藤村幸三郎の遺作となったことを、奥様がはしがきで代わりに記している。

田村三郎は、田村二郎(空間と時間の数学、岩波新書)の弟にあたる方なのか?調べても分からず。

手始めに下図の問題に挑戦中。(まだ解けず)

昨日は、東大和のフブックスタマにもでかけて、東販系のサービスe-honで注文した西村賢太の文庫2冊を受取り。

PayPay30%オフ祭りも昨日で終了。

東大和市PayPay30%還元祭は、これで9回目になるそうだが、

妻の英語サークルからの口コミで、このブックスタマや、地元の青果スーパーなどが参加店舗であることを知ったのは収穫だった。

次回がいつか分からないが、次回も新刊本はここで買おう。

 

それと、この新刊本屋の横の、BookOffも覗いてみたが、なんとこの2月末で、雑誌の買取や販売を停止するとのこと!

事態はそこまで来てるのか。

CDやDVD、コミック、雑誌といった、かつてはドル箱だったカテゴリが、スマホ=ネットサービス文化圏に浸食されて大変だろう。

ゲーム(機)だって、クラウド化が徐々に進行しつつあり長期的には市場は漸減するだろう。

むしろ、一般書籍のほうが根強く売れてるのではなかろうか。

 

西村賢太の日記 一私小説書きの日乗 憤怒の章 (角川文庫)が予想通り面白い。

自作の映画「苦役列車」の出来への不満をたびたびぼやいてる。

苦役列車のロケは、高円寺都丸書店支店でも行われた。前田敦子が店員に扮していた。

その都丸書店支店は、荻窪に移転して、藍書店と名前を変えた。数年前、いわもとさんと荻窪界隈を散歩していて、偶然めぐり合った店だ。

その藍書店も、先週店を閉じたと、古ツアさんこと小山力也さんが書いている。

http://furuhonya-tour.seesaa.net/article/498353068.html

記念に、映画の一コマを貼っておく。レジ裏の特等席も、当時の都丸書店支店そのままだ。懐かしい。