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12月31日

読書猿『独学大全  絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法 』(ダイヤモンド社、2020年) が昨夕届いていた。

独学のモチベーションが高まるかどうか・・・・。

昨日仕事納めのよみた屋では

●『北園克衛詩集』(思潮社、1981年)110円 中学生のとき詩集<黒い炎>抜粋を読んで衝撃を受け、高2の時には中公版日本の詩歌で

『北川冬彦・安西冬衛・北園克衛・春山行夫・竹中郁』集を手にしているけど、けっきょくそれっきりになっていた。

巻末に篠田一士の詩論が載っている。篠田一士のことが再び気になりだした、大晦日なのだ。

 

今日から七七舎もよみた屋も、その他多くの古本屋も休業なのだが、武蔵小金井の古書みすみは大晦日もやってるということなので

東小金井に用のある今日は、古書みすみまで遠出するかもしれない。

 

 

 

新海誠監督のすずめの戸締り 冒頭の10分ほどをAmazonで観てみた。    

陽光あふれる様を、逆光や光学レンズのハレーション(なんというんだったっけ)で描く、芸の細かさ。

年明けの仕事が落ち着いたら、映画館で観るかも。

その前に、Amazonで公開中の天気の子を最後まで観なくては。

 

 

=メモ(すべて未購入)=

日本アニメ史-手塚治虫、宮崎駿、庵野秀明、新海誠らの100年 (中公新書)

新海誠論 藤田直哉

新海誠の世界 榎本正樹

ジャパニメーションの成熟と喪失: 宮崎駿とその子どもたち  杉田俊介

宮崎駿論 神々と子どもたちの物語 (NHKブックス)  杉田俊介

 

 

 

12月30日

読書猿『独学大全  絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法 』(ダイヤモンド社、2020年) 2385円@Amazon注文 本夕着予定。

一回七七舎にて見送った大冊(788頁)だが、人生節目の今日買っておくことにした。

人生66年余。大方の人生の可能性は剥離して、それほどの感傷も感慨もないが、さて来年はどういう年になるのだろう、いやどういう生き方をしたいのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月29日

大晦日まで仕事する予定で、昨日今日と休んでいる。

よみた屋では

鈴木信太郎訳『ヴァレリー詩集』(岩波文庫、1981年) 55円 

筑摩の全集第1巻(詩集)を持ってるので、長年この岩波文庫版は買う必要がないと思ってきたが、今日気が変わって買いもとめた。

国分寺紀伊國屋書店で新刊をチェックしたあと、

 

七七舎にて

光芸出版編『古陶の真贋』(光芸出版、昭和52年) 100円 カバーなし。古本の世界では、ニセ署名くらいしか真贋を鑑定する局面はないわけだが、

骨董の世界はいろいろと厄介だなあ。奥が深いともいえるが。

 

●『中川一政生涯展』(1992年) 955円@メルカリ 注文。

 

 

 

 

 

 

12月29日

国分寺七七舎もよみた屋も、30日まで営業して、大晦日から三が日はお休み。よって当方もそれにあわせて行動します。

昨日の七七舎にて

巽孝之編『この不思議な地球で 世紀末SF傑作選』(紀伊國屋書店、1996年) 100円

森田直・小松正衛・岡田宗叡『しろうと骨董鑑定読本』(三惠書房、1976年) 100円

 


●高橋輝次『古本愛好家の読書日録』(論創社、 2020年) 320頁 773円@Amazon注文。

高橋輝次さんは、内堀弘や長谷川郁夫、山口昌男に連なる古本探求家だ。

『関西古本探検 知られざる著者・出版社との出会い』(右文書院、2006年) で驚かされることが多いので、二冊目注文。

 


今年買った本で、読みかけ・未読の本(理系編)

人類史マップ、ビジュアルリーマン予想、競技プログラミングの鉄則、Pythonで学ぶアルゴリズムとデータ構造

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月28日  あと4日

仕事のことが頭から離れず夜明けまでずいぶんあるのに目が覚め、起床。

やはり、仕事は1月いっぱいとしようと決める。

その後の人生は、まあなるようになるさ。

 

昨夕、家に帰り着いたら届いていた、

●中川一政『對談』((求龍堂、1977年) 

武者小路実篤、谷川徹三、佐々木幸綱ほかの対談、座談会鉄斎を語る(中川一政、小高根太郎、桑原武夫、井上靖他)などを収める。

※鉄斎研究の権威小高根太郎は小高根二郎(作家)の兄であるか?たぶんそうだろう。

昨日のよみた屋。

斯波六郎『中国文学における孤独感』(岩波文庫、1990年) 55円 陶淵明・杜甫ほかの詩論。

ジュリア・クリステヴァ 『セメイオチケ(1)記号の解体学』原田邦夫訳(せりか書房, 1983年)』

『セメイオチケ(2)記号の生成論』中沢新一・原田邦夫・松浦寿夫、松枝到訳(せりか書房, 1984年)』の原書。110円

ついにこの領域には踏み込むことができなかった。記念に買い求めておいた。原書は318頁ほどのペーパーバックに収まるわけだが難解であるもよう。

 ※松浦寿夫は松浦寿輝の兄であるか?確認できず。

我が家に、ルンバの最上位機種 ルンバ j7+  来臨。1か月お試しでレンタル中。980円/一か月。

老猫がいるのでカーペットも古いままの我が家です。さて、続けて買うかどうか? 10万円ほどしますが。

掃除スタイルとしては、猫用のホットカーペットや床上の観葉植物などを和室に退避させて、買い物などでの不在時に自動運転で掃除をする

ということになりますが、そのスタイルが実効性があるかどうかです。(制御は、外出時でもスマホで可能)


年内残りの4日間のし残し。

1)仕事 (大晦日まで2回ほど)

2)年賀状 

3)古本(三鷹、荻窪は終了。吉祥寺・国分寺・神田?が残る)


 

ボルヘス『記憶の図書館』(国書刊行会)という大著を個人で訳した垂野創一郎さんのブログを発見。

まめに更新されているようなので、日課として読ませていただくことにしました。

 プヒプヒ日記

 

 

 

 

 

 

 

 

12月27日 古本納め荻窪篇

荻窪駅で降り立ち、古書ワルツで

『定本 三好達治全詩集』(筑摩書房、昭和37年) 限定1500部のうち987番 695円 歳末セールで店内全品10%オフ、店頭本は一冊110円のところ10冊まとまれば550円と大盤振る舞いでありました。

岩森書店、竹中書店とめぐって、そういえばよみた屋で修行積んだ若い方が荻窪で「古書かいた」を立ち上げたことを思い出し、駅北口からすこし歩いて店の前までいってみましたが、正午の開店まで間があったので見送りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月26日 古本クリスマス

 

昨日の日曜は仕事。人気の少ないオフィスで黙々と。

このところめずらしくよみた屋で買う本なし。

クリスマスの日曜、華やいだ繁華街を手ぶらで帰るのも妙に寂しく

凍てついた夕に国分寺の北口に繰り出し、いつものように立ち働くご店主のいる七七舎で

城市郎『初版本 現代文学書百科』(桃源社、昭和46年) 100円 稲垣足穂も載ってたので。各作家の初期の入手困難本(当時)が書影つきで載ってるので、冬の夜の慰みに。

内田百けん(門がまえ+月)『冥途 内田百けん短編全輯』(六興出版、昭和57年) 100円

家に帰ると、『遠くの顔』が届いていた。番号1517番。

外函(輸送函)拡大。

内函。二重函だと55年経っても函すら綺麗です。

本冊。

夜、寝床でまたまたメルカリ眺めていては

●中川一政『對談』((求龍堂、1977年)を1100円で注文。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月24日

クリスマス・イブのケーキを求める客で、三鷹りんてん舎そばの洋菓子マ・プリエールには長蛇の列ができていた。吉祥寺のアトレ内成城石井もなぜか客で溢れかえっていた。

りんてん舎で

中川一政『随筆八十八』(講談社、1980年) 880円 中川一政米寿記念の本で、別丁絵画10点書9点印譜22点の豪華本である。いま気付いたが、りんてん舎の値付けも八十八、縁起が良い。

 

国分寺に移動して、七七舎で

梅原猛『新版 日本の深層』(佼成出版社、昭和60年) 100円 妙なオーラを感じつい購入。

野村泰三『骨董夢幻』(京都書院、平成1年)100円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月24日

ゆずも、冬至(今年は22日)を過ぎると値段が暴落するようで、昨日は妻が小ぶりではあるが3個99円(税別)で買ってきた。

超低金利時代も終焉をつげているが、年末年始の株価はどうなるのか?不動産も都心六区はバブル時代の値段を超えて平均価格が一億円超とのこと。

首都圏3県もつられて最高値。ただ、都心六区以外の東京23区、多摩地域などは下落に転じているというから、金利の上昇とあわせて

今が天井だろうと思う。(来年は全体が下落に転じるとにらんだ)

ゆずだって冬至が終われば暴落するんだから。

 

 

●中川一政『遠くの顔』(中央公論美術出版、1967年)限定1700部 を、amazon経由で1155円(amazonポイント差引後)で注文。

 

 

※メモ※

Python のネットワーク理論専門のライブラリ NetworkX

https://bit.ly/3BTZwnZ

書籍も出ている。勉強したい。

■Pythonで学ぶネットワーク分析: ColaboratoryとNetworkXを使った実践入門

■最適化問題入門 -錐最適化・整数最適化・ネットワークモデルの組合せによる- (Pythonによる問題解決シリーズ 2)

■Pythonではじめる数理最適化: ケーススタディでモデリングのスキルを身につけよう

 

 

 

 

 

 

 

12月23日

昨日は朝方の雨のあがるのをまって、三鷹方面に繰り出し、

りんてん舎までてくてく歩き、(なぜか三鷹には年の瀬に出かけることが多い。黄葉の銀杏並木が三鷹には似あう)

中川一政『うちには猛犬がゐる』(筑摩書房、昭和38年)限定千部のうち416番 落款入り を880円で買う。

ここには年内にもう一度来る予定。

夜、寝床で好きな本を枕元に積んで読書中に

メルカリで

『松任市立中川一政記念美術館 所蔵作品目録』(製作年未詳)を 777円で、

『中川一政真鶴美術館 図録』(製作年未詳)を999円で、それぞれ注文。(書影はメルカリで拝借)

 

 

新刊書のうち

笠井潔とすが秀実 対論 1968 (集英社新書)  や

スピノザ 読む人の肖像 (岩波新書 ) 國分功一郎

はとうてい読めそうにないと一旦断念し、買いたいのは

蓮実重彦の二冊とボルヘスの大著のみとなった。

年内は中川一政モード一色となっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月22日

中川一政『裸の字』(中央公論社,1988年) 普及版 着。

送っていただいたのは、西東京市 古書 きなり堂で、自宅からだと田無駅あたりから徒歩20分ほど歩けば、直接受取りにいけなくもなかったのですが

今回は郵送でお願いしました。

縦36.5cm、横29.5cm。たぶん私がこれまで買った本のなかで一番大きいのでは? 右隣の中公文庫版がずいぶん小さく感じます。

この『裸の字』には、普及版の他、

■限定195部 (メルカリ等で17,000円〜)

■特別限定56部 (日本の古本屋で22万円〜)

と、二通りの限定版があり、正直多少惹かれるところもあったのですが、今回は分相応の普及版にしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月22日

冬至。バビロニアやエジプトの古代の民が、昼の一番短いこの日を起点として、日一日と昼が長くなるのを寿いだ気持ちがわかるような気がする。

 

 

七七舎店頭にて買ってくれるひとをじっと待っている姿が不憫で、結局

『岸田劉生全集』第5巻〜第10巻(全10巻中)(岩波書店、1979年)を計600円で購入。

一昨日に気が付いたのですが、同じ七七舎で、今年の1月初めに

岸田劉生『劉生絵日記』全3巻(龍星閣、昭和53年新訂版) を1000円で買ってるのです。

今年の古本は、劉生に始まり劉生で終わったかのようです。

劉生絵日記全3巻は、大正11年の元旦に始まり、大正13年の大晦日までちょうど丸3年の構成となっています。

本全集は、

 第5巻 日記(明治40年〜大正9年)

 第6巻 日記(大正10年)

 第7巻 日記(大正11年) ※

 第8巻 日記(大正12年) ※

 第9巻 日記(大正13年) ※

 第10巻 日記(大正14年〜昭和4年)、書簡、雑篇、補遺

となっており、※の巻は、絵日記版と重複しています。

なお、劉生全集は、日本の古本屋でも10巻揃いで3000円(送料のぞき)から出品されており、

今回購入できなかった第1巻〜第4巻のみの4冊揃いでも、古書追分コロニー(一昨年の秋いわもとさんと訪問しました)

で出品されており、完揃いはそう難しくないです。

ほぼ毎日、画家の手になる挿絵(ペンや筆)が添えられているのが、劉生絵日記といわれる所以です。

 

 

岸田麗子『父岸田劉生』(中公文庫、昭和62年) 

5歳から16歳まで劉生のモデルとなり数々の名作を残した長女麗子は

昭和37年に48歳の若さで亡くなっています。

 

 

 

12月21日

明日が冬至か。スーパーでゆずを買って帰ったら、妻も同じく買ってた。一個128円、妻のは100円とのこと。

ジンにゆずをの輪切りをそえて炭酸で割ってゆずジンフィーズを楽しもう。

 

よみた屋にて

池田瓢阿『骨董奇談』(里文出版、平成4年)110円

骨董蒐集の悲喜こもごも。意外な掘り出し物かも。

 

国分寺の七七舎にて

ベッカー 久野昭訳『美のはかなさと芸術家の冒険性』(理想社、昭和51年) 100円

稲垣足穂『美のはかなさ』(新潮文庫、大全他所収)はこの書に触発されて一気呵成に書かれたのだという。

稲垣足穂を読んでちょうど50年後位に、原著にめぐり合ったわけだ。

以前買った『ピュタゴラスの現代性』とあわせて撮影。

 

 

郷里の母に、来年の卓上カレンダ、ひ孫の写真二葉、黒糖あめなどをレターパックで発送。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月21日

今年も残すところ十日ほどとなったが、いい塩梅に古本欲も一時治まっている。

昨日は、よみた屋で

Paul Valery "Monsieur Teste"(Gallimard)110円を買ったのみ。

昨夜は、寝床で、日本の古本屋経由で、西東京市 古書 きなり堂に

中川一政『裸の字』(中央公論社,1988年) 普及版 2680円 を注文。

送料込みの値段で他より1000円程度安かったので。

桁のひとつ違う限定版は見送り。

最近は、メルカリやPayPayフルマ、ヤクオクなどもチェックしてるが、意外に動きが早い。

うかうかしてると買い逃してしまう。(中川一政全文集中央公論社 全10巻3300円は迷ってるうちに買い逃し)

 

 

 

 

 

12月20日

昨日は休み。年の瀬も押し迫ってきたので、三鷹の古本屋にも顔を出すことにした。

よみた屋では特に買わず。

ジュンク堂では、検索機では在庫ありと出るのにボルヘスの大著が書棚に見つからず。残念。

国分寺七七舎では、劉生全集計6巻を手に取ってずいぶん迷ったが、とうとう買わず。

『現代思想 2010年9月号 特集=現代数学の思考法』(青土社)100円を買う。黒川信重「絶対数学の発見」、砂川利一「幾何学的探究」他の論文あり。

三鷹のりんてん舎は久しぶりに。twitterでボルヘスの大著入荷を知ってでかけたのだが、ここでも見つからず。もう売れたのか?

中川一政の『うちには猛犬がゐる』を見つけたので、機会があれば買いにこよう。(小金井のみすみ書店でも署名入りが置いてあるとのこと。どちらかで買おうと思う)

高橋輝次『関西古本探検 知られざる著者・出版社との出会い』(右文書院、2006年) 110円を買う。

水中書店では特に買わず。計6kmもあるいた、冬の武蔵野古本散歩であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月19日

昨日の朝、富士山の手前の丹沢山系の山肌が妙にくっきりと見えた。

 

昨日、やっと届いた『腹の虫』

中公文庫版と比べるとえらく大冊である。

比較して驚いたことに、中公文庫版では、元版のカラー写真・モノクロ写真、図版解説の類がごっそり省かれていた。

長命の画家が82歳で書いた自伝、そこに添えた絵画や書は、文と同じく重要な意味のあるもので、いかな文庫化とはいえ残念である。

やはり、コンパクトな文庫に頼らず、元版を集めるべきだなあとしみじみ思った。

 

 

 

昨夜、三鷹のりんてん舎の新着本twitter をみていて発見したのが、ボルヘス『記憶の図書館』(国書刊行会)

去年の冬にでた本で、定価は7480円もする。

英訳本ももちろん出ているが、全3巻でペーパーバック版でも計7000円ほどはかかりそうだ。

ここはやはり邦訳版か。ジュンク堂か紀伊國屋で現物を手にしてみよう。

 

昨日は仕事。仕事の合間によみた屋で

●日本古典文学大系 44 新間進一、志田延義、浅野建二校注『中世近世歌謡集』(岩波書店、昭和34年)110円 を買う。

 

 

 

 

 

 

12月17日

冷凍麺 日清辣椒坦々麺(ラージャオタンタンメン) 200円ほど。花椒入り唐辛子を全部振りかけて。

 

よみた屋にて

萱野茂『アイヌの碑』(朝日文庫、2003年) 55円

岩波講座現代思想11『精密科学の思想』(岩波書店、1995年) 110円

佐々木力の「数学基礎論論争」、「ヘルマン・ワイルの数学思想」を読むため。この二論文は、『二十世紀数学思想』(みすず書房)の先頭の2章を構成しているとのことだ。

他に、リリアン・ボーリウ『ブルバキの初期数学思想』他多数の論文を収めている。

 

七七舎には、まだ『劉生全集』5〜10巻が残ってた。でも断念。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月17日

昨日のよみた屋

安部公房『内なる辺境』(中央公論社、昭和46年)110円

 

中川一政『独り行く道 中川一政画文集』(求龍堂、2011年) が届いて、さっそく昨夜読んでました。

大型冊子というのは当方の勘違いで、A5版でしたが、カラー写真多数(画・書)でめくっているだけでも楽しい。

1988年(当時95歳)に北国新聞に連載された「中川一政さんが語る自画像」を没後20年記念に刊行したものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月15日

午後、国分寺駅のひとつ手前で降りてJA国分寺で母の通帳記帳。年金ははいったが支援給付金の振込はまだなり。

国分寺七七舎で

上野千鶴子『女たちのサバイバル作戦』(文春新書、2013年)100円

店頭に劉生全集(岩波書店、全10巻)のうち、5巻〜10巻までの6巻がでていて、そのほとんどが日記だった。

惹かれるところがあったが、劉生絵日記3巻すらちゃんと読んでないので、断念。

吉祥寺に移動して、よみた屋で

『定本庄司浅水著作集 書誌編 第1巻世界の古本屋』(出版ニュース社、昭和54年) 110円 これが署名・落款入り!

他に数巻あったが、他巻は見送り。

 

吉祥寺のアトレ1階芦屋アンリ・シャルパンティエで

母の入居している老人ホームの皆様へお歳暮。アトレ会員だと地方発送無料なり(税込3240円以上)

三鷹駅で途中下車し

久しぶりの水中書店で

マーク・グリーニー 伏見威蕃訳『暗殺者の悔恨』上・下(ハヤカワ文庫、2020年) 200円 やっと買えました。

この日は、七七舎・よみた屋・水中書店と、美術棚をけっこうこまめにチェックしてきましたが、ここで

中川一政『画にもかけない』(講談社、1984年) 500円 カラー口絵多数、うれしい一冊。

最後に、東小金井駅で途中下車し、ピーコックストア2Fの魚べいで海鮮丼二人前他をうけとり帰宅。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月15日

バリューブックスさんには申し訳ないけど、キャンセルして、メルカリで買い直し。

●中川一政『独り行く道 中川一政画文集』(求龍堂、2011年) 1096円 届くのが楽しみ。

メルカリやPayPayフリマ覗くと、書籍に加えて絵画の類も出品されており、食指が動きます。

amazon、日本の古本屋に加えて、メルカリやPayPayフリマも要チェックです。

 

昨日のよみた屋。

●生島遼一『芍薬の歌』(岩波書店、1984年)110円 小村雪岱の口絵付き。

●福田和也×大塚英志『最後の対話 ナショナリズムと戦後民主主義』(PHP、2002年) 110円 9.11直後の討議を含む。

●中野敏男『大塚久雄と丸山眞男 動員、主体、戦後責任』(青土社、2001年) 110円 重厚な著作で迷ったが・・・

●大貫恵美子『ねじ曲げられた桜 美意識と軍国主義』(岩波書店、2003年)110円 今は岩波現代文庫。

著者はウィスコンシン大学教授(当時)で主に北米で活躍しておられる歴史人類学の研究者。山口昌男の後期著作と同様のアプローチか?詳細不詳。

 

 

 

 

文庫の棚、日本の著者部のアイウエオ順並べ直し完了。

アの著者、イの著者と一応完全に分けましたが、著者別のソートは完全ではありません。(安部公房がひとつに固まってるわけではない)

外国文学の棚をどうするかが課題です。これは春以降の課題でしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月14日

昨日、

文庫棚(日本著者)の整理を、ひいひいいいながら半日ほど。ア〜ホまで並べ直し完了。残りはマ行・ヤラワ行。

 

ご褒美というわけではないですが、amazonで

中川一政『独り行く道 中川一政画文集』(求龍堂、2011年) 1503円 341頁もあるカラー頁多数の大判冊子で、1500円は安いと思ったのですが、今

書影(下)をもらうためにメルカリのサイトをみたら、美本が1000円ぽっきり。ちょっと早まりましたかね。

Wikipediaの記事をもとにかんたんな書誌を evernote に置いたので、年内もう少し買い進むかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月13日

昨日のよみた屋。

●小川環樹『談往閑語』(筑摩書房、昭和62年) 110円 筑摩書房らしい高雅な装丁。すでに吉川幸次郎も高橋和巳も泉下のひととなっており、追悼がささげられている。

 

 

 

先日、文庫棚から発掘できた中川一政の『腹の虫』(中公文庫)。日経の私の履歴書(昭和50年5月・6月連載)の単行本化と知って

さほど期待もせず読み始めたが、これがまた、面白いのなんの。

天衣無縫、融通無碍の文体である。

薄っぺらい中公文庫だけではもったいなく感じ、昨夜寝床でamazonに注文。

 

●中川一政の『腹の虫』(日本経済新聞社、1975年)405円(ポイント差引後) 書影はネットから拝借。

これから中川一政の書誌をこさえよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

12月12日

昨日。

気温は低いが陽は暖かい。

国分寺の一角七七舎店頭でも陽に照らされて暖かかった。

よみた屋にて

●吉川幸次郎『華音杜詩抄』(筑摩書房、昭和56年)110円 中国語での朗読を収めたカセットテープ付き。

●蓮実重彦『物語批判序説』(中央公論社、昭和60年)110円 またしてもダブリ。バカにつける薬なし。

●『ユリイカ 1997年4月臨時増刊 20世紀を読む』(青土社) 巻頭対談=山口昌男+高山宏 20世紀の書物を、10の領域から10年ごとに10冊ずつ、つまり100冊選んだブックガイド。高踏的なセレクション。

『本朝画人伝』中公文庫でない大冊全5巻、吉川幸次郎や小川珠樹、貝塚茂樹、青木正児などの高雅なエッセイ集・論文集がたくさん出てたが見送り。

国分寺に移動して、開店早々の七七舎で

●『世界批評大系 5 小説の冒険』(筑摩書房、1974年) 100円 はうれしい出会い。全7巻中残すところ、第2巻と第3巻のみとなりました。 

●那智史郎編 バベル翻訳会訳『真ク・リトル・リトル神話大系 3』(国書刊行会、昭和59年)100円 この叢書全10巻揃いはけっこうしそうです。

 

午後、性懲りもなく再び七七舎へ。

●江河徹他訳 J・G・フレーザー『旧約聖書のフォークロア』(太陽社、昭和51年) 300円

この大著(750頁)の一部抄訳である『洪水伝説』(国文社)がほしかったのはもう45年以上前になる。それ以来の探求書ではあるが、はたして読むかどうか自信がなく朝方は見送った。

でもまあ、結局買いに戻った次第。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月11日

二日ほど臥せっていたので、昨日は仕事。意外に捗りました。

よみた屋も、中二日も空けてしまったので、均一本爆買いです。

 

●中川一政『顔を洗ふ』(中公公論社、昭和13年)110円 函表と本冊表紙

函裏と、扉

 

 

●小栗英一注『中国詩人選集二集 第09巻 -元好問』(岩波書店、昭和38年) 110円

●入矢義高注『中国詩人選集二集 第11巻 -袁宏道』 (岩波書店、昭和38年) 110円

●福本雅一注『中国詩人選集二集 第12巻 -呉偉業』(岩波書店、昭和38年) 110円

 

 

●吉井亜彦『名盤鑑定百科 ピアノ曲編』(春秋社、2001年) 110円 交響曲編についで二冊目。全7巻が完結しているそうです。

T大経済からT銀行に進んだTさんが、学生時代愛読していたのが、吉井亜彦の初期の著作でした。よく覚えています。

半生を音楽批評に捧げた吉井亜彦さん、立派だと思います。

 

●中村幸彦校注『日本古典文学大系 64 春色梅児誉美 』 (岩波書店、1962年8月発行 ) 110円

 

 

 


 

 

Apple Music 1か月間の試用期間、活用させていただきました。Amazon とApple まだ決めかねていて、本申し込みは保留。

すると、今度は、Apple One の一か月お試しどうですかと提案がありました。

以前から、free版(広告が流れる)でインストールしている Spotify を開いてみると、プレミアム版が3か月間無料だというので

Appleさん、Amazonさんには申し訳ないが、

これから3か月、Spotify と付き合うことにしました。(浮気者)

来年の春までには、Apple Amazon Spotify のどれかに決めることにします。

 

料金的には、Amazonかな (年額一括8800円÷12=733円/月) しかし、映画ドラマもふくめて一本化すると、1200円/月のApple One も値ごろ感あり。

今年ずっと聴いているHarold Buddなどアンビエントの一角では、Apple が一番充実しているかな。

未知のミュージシャンをピックアップして提案してくれるのは、Amazon が意外にセンス良し。でもこれは有料版でしばらくつきあってきたおかげかも。

王者Spotify の底力は? これから付き合ってみることにします。

 

 

 

 

12月10日

一昨日の朝に5回目のコロナワクチン接種。もう5回目だから副反応もそこそこ・・・と思いきや

夕方から発熱と脱力感でダウン。夜は高熱で悪い夢を延々とみてました。

翌日の仕事も休み。

よって、土曜の今日は仕事です。

 

 

日本の著者の文庫棚を、アイウエオ順に並べようと、(これは以前からの懸案)目下ア行、カ行と、書棚から取り出しては選り分けて積んでるところ。

全部積みおえたら、今度は、各山ごとにア・イ・ウ・エ・オと並べ直し、書棚に戻す工程。この際、特段読む予定のない文庫は、トランクルームにしまう予定。

年内には終えたいと思ってる。

 

アメリカン・カルテット時代のKeith Jarrettのピアノ曲、Blackberry Winter

オリジナルは、1976 年のワイルダーとマグルーアンのコラボ作品とのことですが、Apple Musicで検索すると

Hilary Kole のカバーバージョンを発見。しっとりと歌う名曲なり。

参考 JAZZ SONG ジャズ・ソング データベース (YT氏作製)

http://jazzsong.la.coocan.jp/Song75.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月8日

田中謙二注『中国詩人選集二集 第14巻 -きょ自珍』(岩波書店、昭和37年) 110円 きょは龍の下に共。きょ自珍(1792-1841)は宋代の詩人。

島田久美子注『中国詩人選集二集 第15巻 -黄遵憲』(岩波書店、昭和37年) 110円

荒井健注『中国詩人選集二集 第07巻 -黄庭堅』(岩波書店、昭和37年) 110円

 

 

イトーヨーカ堂にて

Bombay Saphire 750ml 特製カクテルグラス付きで1738円(税込) どうも酒類もこのあと値上がりしそうなので買い置き。ジンは保存がきくから買い置きができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月6日

深夜に目覚めて、W杯日本vsクロアチア戦を寝床に入ったままabemaで観戦。韓国戦の最初をみて二度寝。

 

昨日のよみた屋。

柄谷行人・笠井潔『ポストモダニズム批判』(作品社、1985年)110円 またしてもダブリ。反省。

中国詩人選集第二集5・6 小川環樹注『蘇軾』上・下(岩波書店、昭和37年) 110円×2 蘇軾(=蘇東坡)は岩波文庫版を持ってるが、この選集版との相違は不明。

第二期宋明清版に踏み込みます。

函の背こそ焼けてるが、本冊はパラフィン紙に保護されて60年も経ってるのに美麗なり。

 

 

 

 

 

 

 

 

12月4日

土曜・・・・妻が週に一回通っている書道サークルの展示会。山頭火、良寛などの古典素材にもとづいた書を見学。眼福なり。

日曜・・・・練馬の次男宅へ生後二か月の赤ちゃんに会いに行く。所沢で途中下車して、駅ビル内グランエミオで、弁当4人前と洋菓子を買う (たごさく、あら川、ビアードパパのシュークリーム)

次男宅近くのスーパーみらべるにて、リンゴやゆずなどを買う。

帰り道は、夫のみ大江戸線で東中野へ、総武線で吉祥寺へ。

よみた屋にて

コナン・ドイル 深町真理子訳『恐怖の谷』(創元推理文庫)55円 を入手。無事深町真理子訳完揃い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月3日

よみた屋にて

コナン・ドイル 深町真理子訳『回想のシャーロック・ホームズの冒険』(創元推理文庫)55円

コナン・ドイル 深町真理子訳『四人の署名』(創元推理文庫)55円

コナン・ドイル 深町真理子訳『緋色の研究』(創元推理文庫)55円

コナン・ドイル 深町真理子訳『バスカヴィル家の犬』(創元推理文庫)55円

これで深町真理子訳では残すところ『恐怖の谷』のみとなった。(すでに阿部知二訳では持ってるが)

深町真理子訳の全集であるが、さすが阿部知二訳に代わる新訳だけあって、こなれて読みやすいうえに、

各巻では、戸川安宣の解題のほかに、高橋哲雄・紀田順一郎・小池滋・高山宏など、錚々たる面々の様々な主題による解説がついていて楽しめる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月1日

12月は歳末にかけて加速度的に忙しくなるし、来年仕事を継続するか決めなくちゃいけないし、年内に一度帰省して実家の無事を確認しなくちゃいけない。

時々、ユーウツな気分になる。

 

 

よみた屋へ。

スピノザ 畠中尚志訳『国家論』(岩波文庫、1995年) 55円

スピノザ 畠中尚志訳『知性改善論』(岩波文庫、2003年) 55円 傍線多し。

同じく岩波文庫の『神学・政治論 聖書の批判と言論の自由』や『エチカ』も上下巻ででていたが、持ってるので見送り。

ロアルド・ダール 田村隆一訳『あなたに似たひと』(ハヤカワ文庫、1991年) 55円

 

川本武(文)津藤文生・大橋弘(写真)『本棚が見たい!』(ダイヤモンド社、1996年) 110円 第一集。

中島岳志・島薗進『愛国と信仰の構造 全体主義はよみがえるのか』(集英社新書、2016年) 110円 親鸞、日蓮、国家神道 徹底討議。

 

 

国分寺七七舎では特に買わず。いろいろといい本が多かったが、持ってる本だったので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月29日

昨日。

よみた屋にて

上野修『スピノザの世界』(講談社現代新書、2005年) 110円

G・ドゥルーズ 鈴木雅大訳『スピノザ』(平凡社、2002年) 110円 どちらも傍線多し。

夜は、Python本を読む。

ABC279回第D問。微分を用いた解法がぴったり正解で溜飲を下げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月27日

国分寺の紀伊國屋書店で

米田優峻『競技プログラミングの鉄則』(マイナビ、2022年) 3718円 優待で貰ってた図書券を2000円分充当して買った。

460頁、フルカラーの大冊。

今年出た本で、大物は、蓮実重彦のジョン・フォード論が残ってる。

年内に買う予定の大物は、ほかに、中川一政文集または中川一政全文集。どうするか思案中。

 

 

 

 

 

 

11月26日

たいしてやることもなく、吉祥寺へ。

コナン・ドイル 深町真理子訳『シャーロック・ホームズの冒険』(創元推理文庫)55円

コナン・ドイル 深町真理子訳『シャーロック・ホームズの事件簿』(創元推理文庫)55円

コナン・ドイル 深町真理子訳『シャーロック・ホームズの復活』(創元推理文庫)55円

コナン・ドイル 深町真理子訳『シャーロック・ホームズの最後の挨拶』(創元推理文庫)55円

深町真理子訳の残りは、『回想』と長編四部作。

鷲田小彌太『昭和の思想家67人』 (PHP新書) 110円 圧巻の660頁。大変な力量だ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月25日

辻真吾、 小林秀幸、鈴木庸、細川康博 『Pythonエンジニア育成推進協会監修 Python 3スキルアップ教科書 』(技術評論社、2019年) 894円@メルカリ注文

辻氏の『Python アルゴリズムとデータ構造』がわかりやすく、類書よりも進んだ内容も記述されていたため 。

安いので、万一はずれでも良し。

 

 

 

11月24日

昨日は雨のなか、吉祥寺と国分寺へ。

よみた屋で

上野修『スピノザ 無神論者は宗教を肯定できるか』(NHK出版) 110円 傍線多数。了承の上購入。現在のベストセラー 國分功一郎『スピノザ 読む人の肖像』 (岩波新書 新赤版) の予習編として。

加藤精司『フッサール』(清水書院) 110円 は、またしてもダブリでした。

 

 

 

 

11月23日

昨夕は、いわもとさん・ふるかわさんと同期会@銀座。

有楽町駅で降り立って待ち合わせまで宝くじ売り場の近辺で休憩。

歳末ジャンボには長蛇の列。白人の観光客多し。

さて、お目当ての 銀座8丁目の元酒屋は満席?で入れず。3年前(コロナ前)の歳末に同じ3人で忘年会やったところです。

結局、大衆スタンドてんぐ大ホールへ。

明るい店で、料理や酒も安く、ここはここで満足です。

W杯の話題、Abema TVについてはふるかわさんにいろいろと説明してもらう。四分割画面での観戦など、ITを活用した新時代の放送スタイル。

いわもとさんの、多磨霊園掃苔記。写真多数を拝見。

映画の話題。沢田研二・松たか子共演の映画『土を喰らう十二ヵ月』。長澤まさみ・鈴木亮平共演のドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』ほか

二次会は、銀座中央通りのEXCELSIOR CAFEE。

銀座のど真ん中で、それなりに美味の珈琲がたったの387円(税込)。店内の雰囲気もシックで静かなのが良。

 

またお会いしましょう。

 

(写真は、ネットから拝借)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月22日

Jon Klenibergと Eva Tardosの著書“Algorithm Design" の原著PDFを入手。

まあ、MITでPh.D.の学位をとったような情報科学の秀才の書いた本がすらすら理解できるようなら苦労はしないが、とりあえず手元にあるだけでもご利益がありそうだ。

昨日も、ABCやPASTの数題が解けて進展があった。

 

Apple Musicのお試し(無料)を始めて10日ほど経った。

Apple Music の音源をダウンロードしてDRMというかプロテクトを外すのが果たして適法かどうかわからないが、簡単にできるはずもなかろう。

だが、

デジタルでなくて、アナログだったらできちゃうよねえ、とあらためて気付いた。

例えば、カセットテープとか、MDとかであれば、普通にアナログ音源を録音するだけだもの。

流れてくるアナログ音源を、PCとかでWAVで保存すれば、CD−Rですら焼けそうだ。

思い起こせば、貸しレコード屋で借りてきたレコードをカセットテープにせっせとダビングしていたのは、20代の半ば頃。

あのころと同じ技術の地平で、同じようなことをするのも一興だなあと、ぼんやり思うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月20日

昨日は、よみた屋で

吉田精一・楠本憲吉編『現代俳句評釈』(学燈社、昭和51年)110円 正岡子規から西東三鬼までの代表作の詳細な評釈。

国分寺七七舎では

金田石城『篆刻のすすめ―歴史・制作・鑑賞』(日貿出版社、1977年) 700円

篆刻の本も集まってきました。今回の本は左端の大冊。

二色刷りの、読んでも楽しい本です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月19日

昨日のよみた屋。

斎藤幸平『人新世の「資本論」』(集英社新書、2020年) 110円

工藤綏夫『ニーチェ』(清水書院、1990年) 110円 またしてもダブリ。

『Holy Bible King James Version』110円 欽定聖書の買い増し。

斎藤幸平『人新世の「資本論」』が今話題になってるということはつい先日知ったばかり。

日経電子版のFT 東京特派員も、21世紀の今、東京で若い人がマルキシズム? とやや皮肉なレポートを書いているくらいだから、

  ([FT]成長を知らない日本の若者、「マルクス理論」に共感 )

コロナやウクライナ侵攻で疲弊した若い感性知性には、この本が新たなバイブルになっているのかもしれない。

「気候、マルクス、人新世。これらを横断する経済思想が、ついに出現したね。日本はそんな才能を待っていた!松岡正剛 」 (帯より)

別に私は、手放しでこの俊英の書を喜ぶつもりはない。松岡正剛はベタほめだが、その根拠は?

と、いくつか検索してみると

松岡正剛 は、その千夜千冊 第1760夜 で

SDG's をめぐる昨今の言説を、斎藤幸平をはるかに超える視野でまとめあげていて、さすが正剛、と、1974年の年の瀬に鹿児島金海堂でめぐり合って以来の長いつきあいの私は

溜飲を下げたことだった。

因みに、ウクライナ侵攻の背景についても

千夜千冊 第1797夜 で、ロシア現代思想を緻密に概観している。

さすが伊達に万巻の書を読んでるわけではないな、と改めて感心したのだ。

 

 

 

 

 

11月18日

よみた屋にて

新潮日本古典集成 宮田正信校注『誹風柳多留』(新潮社、平成7年) 110円 ところがダブリだった。

 

<メモ>

国分寺紀伊國屋書店にて

藤田直哉『新海誠論』

榎本正樹『新海誠の世界』 という二冊を発見。検討してどちらか買うかも。他に

津堅信之『新海誠の世界を旅する: 光と色彩の魔術』 (平凡社新書)   2019年7月

日本アニメ史-手塚治虫、宮崎駿、庵野秀明、新海誠らの100年 (中公新書 )

 

 


 

志賀浩二『数学が歩いてきた道』( (PHPサイエンス・ワールド新書、2009年) 400円@メルカリ 最近出た講談社学術文庫版『数学史入門』の元本。

オイラーがゼータ函数発見の端緒となったバーゼル問題について詳述されていたので。

 

 

 

 

 

 

 

11月17日

1) 杉田俊介さんについては、twitterでもフォローさせていただき、

今朝がたは

杉田俊介『非モテの品格 男にとって「弱さ」とは何か』(集英社新書) 380円@メルカリ も注文した。

宮崎駿から新海誠まで射程にいれた最近のアニメ論 『ジャパニメーションの成熟と喪失 宮崎駿とその子どもたち』も買うつもり。

 

2) 『芦田均日記』第1巻は、ただいま昭和21年3月の条。新憲法策定をめぐるGHQとの激しいやりとりを克明に記録していて、なかなか面白い。

 よみた屋で買い逃した後半の3巻も注文してよかった。

 

3) 昨日、久しぶりにはなまるうどんで昼食をすませてみると、ついこの春ごろのきつねうどん小340円(税込)が390年に値上がりしてた。

ざっと15%程度の値上がりで、TVなどで報道されてる物価高を実感した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月16日

先日買いそこなった第5巻以降を注文。これにて完結。

『芦田均日記』第5巻(岩波書店)271円@amazon

『芦田均日記』第6巻(岩波書店)370円@amazon

『芦田均日記』第7巻(岩波書店) 1020円@日本の古本屋

 

第一巻、戦時下のインテリ政治家の克明な日記を読んでいるところ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月15日

このところ、ジュンク堂(吉祥寺)や紀伊國屋(国分寺)、くまざわ書店(玉川上水)など、新刊本屋で新刊を

チェックしている。そうでもしないと、私自身の関心は、ドラマも本も昭和50年ごろで終わってしまいそう。

というわけで新刊書から

杉田俊介『男がつらい! - 資本主義社会の「弱者男性」論』 (ワニブックスPLUS新書、2022年) 690円@メルカリ。

この本が良ければ、最近のアニメ論 『ジャパニメーションの成熟と喪失: 宮崎駿とその子どもたち』も買ってみるつもり。

新刊本屋でさかんにevernote にメモしたのは、上の他に・・・

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老人をなめるな (幻冬舎新書 667)   2022/9/28 下重暁子

サラゴサ手稿 ((上)) (岩波文庫 赤N 519-1)

今を生きる思想 ハンナ・アレント 全体主義という悪夢 (講談社現代新書)   2022/9/15 牧野雅彦

ジョン・デューイ: 民主主義と教育の哲学 (岩波新書 新赤版 1945)    2022/10/24 上野正道

●スピノザ――読む人の肖像 (岩波新書 新赤版)  2022/10/20 國分功一郎

「1日30分」を続けなさい! 人生勝利の勉強法55(マガジンハウス新書) (マガジンハウス新書 009)   2022/9/29 古市幸雄 

数学が歩いてきた道 志賀浩二 (改題して、講談社学術文庫入り)

縄文人と弥生人-「日本人の起源」論争 (中公新書 2709) 2022/7/20 坂野徹

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古本のほうは

林芙美子『放浪記』(新潮文庫、平成14年版)55円 @よみた屋 敗戦後に発表された放浪記第三部を含むとあるし、活字も大きいので買い直し。旧版は未読のまま。

吉田禎吾/板橋作美/浜本満 『レヴィ=ストロース』(清水書院、1991年) 100円 @七七舎

佐藤春夫『病める薔薇』(ほるぷ出版、昭和55年)100円 復刻版@七七舎 岩波文庫でも今年田園の憂鬱の新版がでているし、なぜか今佐藤春夫がマイブーム。

この勢いで、年内に、某書店預け中の佐藤春夫全詩集まで手が届くかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月14日

P・D・ジェイムズ 小泉喜美子訳 『女には向かない職業』(早川書房、昭和58年) 110円 @よみた屋

フィリス・ドロシー・ジェイムズが女流作家だったとはつい先日知ったばかり。一代貴族に叙され2014年に94歳で亡くなっている。

 

 

 

 

 

11月13日

去年の夏、入門セットや書籍を買い込んで、老後の趣味にと準備していた篆刻ですが、

昨日ようやく彫ってみました。

石材は青田石とよばれる蝋石の一種で、安価で柔らかく初心者にも扱いやすいそうです。

出来はまあご想像の通りですが、面白さもすこしわかったので、二作目にも挑戦してみます。

(昨夏の開封時の写真)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月12日

昨日のよみた屋。

 

コナン・ドイル 延原謙訳『シャーロック・ホームズの帰還』(新潮文庫) 55円

コナン・ドイル 延原謙訳『シャーロック・ホームズの思い出』(新潮文庫) 55円

コナン・ドイル 延原謙訳『シャーロック・ホームズの事件簿』(新潮文庫) 55円

コナン・ドイル 延原謙訳『シャーロック・ホームズの叡智』(新潮文庫) 55円

これで、バスカヴィル家の犬、四つの署名、緋色同盟 以外は訳書が揃った。

夜、寝床で一編ずつ読んでいるところ。

他に、

佐藤春夫『美しき町・西班牙犬の家 他6編』(岩波文庫、1992年) 55円 池内紀編・解説。稲垣足穂の師匠。

七七舎に預けてある(?)全詩集1巻もふたたび視野に入った。

 

永田龍太郎編『与謝蕪村句集 全』(永田書房、1991年) 110円 大冊

 

Amazon Music Unlimited 月額880円(年額一括で 8,800円 共に税込)の使用期間が終わったので、

今度は、Apple Music 月額1,080円 年額一括で10,800円(たぶん) 税込) のお試し1か月に申し込んでみた。

(12月11日まで無料)

 

今のお気に入りの一枚は

Charlie Haden とキューバ人天才ピアニスト、ゴンザロ・ルバルカバ のDuoアルバム、Tokyo Adagio

「昨年惜しくも亡くなった名ベーシスト、チャーリー・ヘイデンと彼が見出したキューバ人天才ピアニスト、ゴンザロ・ルバルカバが2005年3月にBlue Note Tokyoで行ったライヴを収録したアルバム。」(ゆうけい氏評より)

抑制のきいた端正なピアノ+ベースが美しい。

Apple Music の場合、iPhone 内のCDライブラリに、追加したアルバムが自然に溶け込んでくれるのが素晴らしい。(自分のCDコレクションに、Apple Musicで追加したお気に入りアルバムが統合される)

音質も、CD(16bit , 44.1KHz )より上のハイレゾ仕様に設定できる。(設定→ミュージックから)

ただし、ロスレス、ハイレゾロスレス(最大 24Bit 192KHz)の再生は、各種環境の機能に拠るとの断り書きがある。

そりゃそうだろう。

「Apple Music ネットワークプレーヤー 」 あたりで検索してみよう。

 

 

今後、Amazon Music Unlimited にするか、Apple Music にするか、はたまた Spotify にするか、いろいろと研究してみようと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月11日

昨日のよみた屋。

コナン・ドイル 阿部知二訳『恐怖の谷』(創元推理文庫) 55円

コナン・ドイル 阿部知二訳『シャーロック・ホームズの冒険』(創元推理文庫) 55円

コナン・ドイル 阿部知二訳『シャーロック・ホームズの最後のあいさつ』(創元推理文庫) 55円

阿部知二訳は先年すべて深町真理子の新訳に置き換えられて、絶版となったそうだ。

それを聞いて、集めておきたくなったのだ。(若い時に何冊か買ってるのだが、実家に眠ってる)

なんといっても『冬の宿』の作家なんだし。

 

新潮文庫の延原謙訳も定評があるみたいだが、昔のは字が小さすぎる。最近は改版されて活字が大きくなってるのを、今日BookOffで手に取って確認した。

 

まあ、ともかく、阿部知二訳か、延原謙訳で、一通り揃えておこうと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月10日

昨日のよみた屋。

岩波現代選書(特装版)山口昌男『文化の詩学1』(岩波書店、1998年) 110円 特装版で1・2巻が揃った。

 

 

家に帰ると、木内敬『ビジュアル リーマン予想入門』(技術評論社、2020年) が届いていた。

今年残りの1か月半で、全体に目を通したい。フルカラーのリーマン予想解説なんて世界にも例がないだろう。

吉田武の『オイラーの贈物』と同じく、ことの発端(オイラー)から始まり、すべての川の流れを解説しつつ、いまだ解けぬ難問まで

たどり着くというのだから、その構想たるや壮大な書である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月9日

昨日の古本買い。

よみた屋

G・スタイナー 由良君美ほか訳『言語と沈黙』上・下(せりか書房、1971年) 110円×2

エラリー・クイーン 井上勇訳『ローマ帽子の謎』(創元推理文庫) 55円

 

ケティル・ビヨルンスタ(ピアノ)+Svante Henryson(チェロ)

北欧JAZZのピアニストということだが、静謐で美しいクラシック音楽を聴くかのよう。

いい作家を見つけた。

この一時間以上もあるアルバムにこころ浸して、中川一政のエッセイ集を読んでると、現世の愁いをしばし忘れさせてくれる。

 

新海誠の『天気の子』(2019)もアマプラに加わったので観てみようと思う。

 

西村賢太の私小説も、BookOffやらどこやらのぞいてるが、意外にみつからない。

古書価も高い本が多い。

 

 

 

 

 

11月8日

昨日の古本買い。

よみた屋

蓮實重彦『シネマの記憶装置』(フィルムアート社、1979年) 110円 蓮実重彦43歳のときの映画論集。実家に眠ってるのをあわせると三冊目。

蓮實重彦『映画巡礼』(マガジンハウス、1993年) 110円 西欧や東欧、台湾・・・。世界中をめぐっての映画祭紀行。

 

エラリー・クイーン 井上勇訳『エラリー・クイーンの新冒険』(創元推理文庫) 55円

エラリー・クイーン 井上勇訳『エラリー・クイーンの冒険』(創元推理文庫) 55円

エラリー・クイーン 井上勇訳『オランダ靴の謎』(創元推理文庫) 55円

エラリー・クイーン 井上勇訳『エジプト十字架の謎』(創元推理文庫) 55円

エラリー・クイーン 井上勇訳『フランス白粉の謎』(創元推理文庫) 55円

エラリー・クイーン 井上勇訳『ギリシア棺の謎』(創元推理文庫) 55円

エラリー・クイーン 鮎川信夫訳『Xの悲劇』(創元推理文庫) 55円

先日、ヴァン・ダインの創元推理文庫を、これは迷ってるうちにごっそり攫われた苦い体験があるので、

読むかどうかわからないが、今生の記念にまとめて買った。

2005年に買った『Y』『Z』とあわせて記念撮影。

1975年ごろ、XとY、エジプト十字架は読んでいるが、当時もクイーンに深くのめりこむほどではなかった。

長い年月を経て、はたしてクイーンが再読できるであろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月7日

昨日の古本買い。

よみた屋

吉村仁『素数ゼミの謎』(文藝春秋、2005年) 110円 フルカラー、中学生でも読める構成。以前から読みたかった本。

特装版岩波現代選書 山口昌男『文化の詩学 2』(岩波書店、1998年) 110円 これで1・2が揃った。2巻目は、特装版。

山口昌男『文化と両義性』(岩波書店、1988年) 110円 ダブリどころか3冊目。まあいいか。

 

七七舎に移動して

石田幹之助 榎一雄解説『増訂 長安の春』(東洋文庫、昭和48年) 100円 講談社学術文庫版で持ってるが、増訂の名に惹かれて、買い増し。ちょっとは読もう。

 

国分寺の成城石井で、ロンドンジン Beafeater 700cc 1100円(税込)は、他のスーパーより安かった。

国分寺では、JA国分寺の青年有志が、催しをやってた。野菜の即売会や、子供向け耕運機試乗会など。

 

宝船に使った野菜類は、福祉施設に寄付するとのこと。

 

 

キネマ旬報増刊1975年12.21号『世界映画人名事典 監督(外国)編』 110円

キネマ旬報増刊1974年12.09号『世界映画人名事典 男女優編』 110円

キネマ旬報増刊1973年11.20号『日本映画作品全集』 110円

キネマ旬報増刊1976年12.24号『日本映画監督全集 改訂版』 110円 これのみダブリ

 

11月6日

神田の古本市にはいかなかったが、古本の秋。武蔵野界隈であれこれ買ったり、amazonに注文したりしている。

 

 

 『尾崎放哉全集』全1巻 が届いた。リサイクルストアあかつき (岡山県総社市門田372-1 )というところから、注文するや否や宅急便であっという間に届いたのはありがたかった。

発売後40年以上経っているのに、まるで新品のような美麗さ。ジュンク堂に置いてあってもおかしくない。

 

七七舎にて

大山澄太(編)『愚を守る 俳人山頭火遺稿』(潮文社、昭和46年) 100円 以前買って読んだ本だが、編者の署名・山頭火の短冊つきなので。

 

今年も残り二か月となった。今年出た本では、蓮実重彦のジョン・フォード論や、アルゴリズムの鉄則などを年内には求めよう。

木内敬『ビジュアル リーマン予想入門』(技術評論社、2020年) 1765円@amazon注文

 これは大作! フルカラーのリーマン予想解説本。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月 5日

(1) 『尾崎放哉全集』全1巻(彌生書房、昭和55年増補改訂) 1253円@amazon(ポイント差引後) 今日届く。

山頭火の全集は第2巻だけ購入して日記を読んでいるところ。山頭火の全集(旧版)を揃いで買うかどうか迷っていて保留中@七七舎。

 

(2)西村賢太『廃疾かかえて』(新潮文庫、平成23年) 55円@よみた屋。

講談社版の単行本(『瘡瘢旅行』)を文庫化の際に解題したもの。増刷しない理由はわからないが、この講談社版の単行本も新潮文庫も現在入手が困難で、amazonやメルカリなどで大変高価になっている。

どうもDVものは生理的に嫌いだが、パラパラ飛ばし読みしていると、案外シャイで繊細な精神が後ろに隠れているのではないかとも思えてきた。

まあ、しかし、太宰・嘉村礒多・葛西善蔵ときて、車谷長吉・西村賢太まで、のめりこんで読む気はとうに失せている。

 

(3)弥永昌吉・平野鉄太郎『射影幾何学』(朝倉書店、昭和42年) 二冊も買ってしまったので、二夜ほど読んでいるところ。

難しい。これと、コクセターと、弥永昌吉の幾何学序説(岩波書店)など、関連書も調べてみよう。

 

 

 

 

 

 

 

11月 4日

よみた屋

ディクスン・カー『帽子収集狂事件』(創元推理文庫)55円 ヴァン・ダインの創元推理文庫ほぼ全巻がでてたが、小さい活字で、とても読めそうになく、見送り。

池島信平・嶋中鵬二(聞き手)『文壇よもやま話』上・下(中公文庫、2010年) 55円×2

 昭和三十四〜六年にNHKで放送された人気番組の活字化。聞き手を池島信平と嶋中鵬二がつとめ、終始寛いだ雰囲気のなか、文壇今昔話や創作裏話が惜しみなく語られる。(BookDBから転載)

 上巻→正宗白鳥、佐佐木茂索、山本有三、江戸川乱歩、石川淳、長与善郎、村松梢風、小林秀雄、久保田万太郎、吉川英治、尾崎士郎、丹羽文雄

 下巻→佐藤春夫、石坂洋次郎、瀧井孝作、中山義秀、野上弥生子、谷崎潤一郎、獅子文六、川端康成、井上靖、室生犀星、舟橋聖一、大佛次郎

山崎章甫・高橋重臣訳『トーマス・マン ゲーテ論集』(未來社、1971年) 110円

伊東俊太郎『文明における科学』(勁草書房、1990年) 110円

国分寺に移動して、七七舎

『ユリイカ1999年9月号 生誕100年記念特集 ボルヘス』(青土社) 100円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月 3日

昨日買った本。よみた屋

星野力『チューリングを受け継ぐ 論理と生命と死』(勁草書房、2009年) 550円

星野力氏の著作は4冊揃った。

星野力さんのホームページは、アーカイヴとして閲覧可能になっている。

 

他に、

伊藤計劃『ハーモニー』(早川書房)110円 これがまたしてもダブリ。

千石英世『異性文学論』(ミネルヴァ書房、2004年) 110円 献呈署名入り。

今月まだ二日目だというのに二冊もダブリ。これは深く反省。

ダブリ本はいうまでもなく、そもそも古本買いすぎなのを今更ながら反省。

小説や文芸評論の類は極力買わないようにする。

年金主体の生活に移行するにともない、

各種サブスクの見直し(Office365 Dropbox Evernote 弥生会計 等々) 古本特に趣味系の本を控える オーディオなど不要不急の投資の自粛

を敢行せねば。

倹約・倹約、である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月 2日

昨日、恋ヶ窪駅で途中下車し、国分寺のJAバンクに母の通帳の記帳をしにゆく。

よみた屋で

弥永昌吉・平野鉄太郎『射影幾何学』(朝倉書店、昭和42年) 110円 

ところがこれがダブリだった。ブレずに毎回これを見つけてはせっせと買う自分も、ある意味たいしたものだと妙に感心したりする。

さすがにちょっとは読んでみるか・・・。

 

毎夜、ベッドサイドで聴いているamazon music。

さすがに、静謐で沈鬱なアンビエントばかり聴いてると、ときには jazzy なものが恋しくなる。

amazonがチョイスしてくれたのは、

Avishai Cohen の "Into The Silence " (ECM)

一曲目の Life nd Death 。センチメンタルなムードに流されず、トランペットによって内省的な憂愁を奏でることができるのだと知った。

ちょっと驚きだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月 1日

『芦田均日記』第5巻〜第7巻は翌朝訪れたら売り切れていた。残念。未揃い本リストに芦田均日記が加わった。

先日の『中川一政文集』も未揃いリストに加わったばかりなのに。

11月は、古本感性を研ぎ澄まし、こんなことがあまりないようにしたい。

 

只今、寝床の読書タイムにベッドサイドに持ち込んでるのは、『科学の起原』『萬葉集1』『中川一政文集3』。

中川一政のヨーロッパ紀行(昭和28年、還暦の歳)『モンマルトルの空の月』をおおきな活字でゆっくり読むのは楽しい。

読んでるときは、人生の愁いも世俗の雑用もこころにない。私流明窓浄机なのだった。