[HOME]          [前月]       [一覧]        [次月]

 

10月31日

昨日は仕事。公開模試の日で、KさんもTさんもKoさんも出勤してたのでなかよく仕事。

朝、よみた屋で

アダム・ファウアー 矢口誠訳『数学的にありえない』上・下(文春文庫、2009年) 55円×2 

亡くなった児玉清が解説を書いている。数学的にどうありえないのか、帯にも児玉清絶賛とあったので買ってみたが、どうも読めそうにない。

それより、今は児玉清の『寝ても覚めても本の虫』や山本一力・縄田一男との鼎談本『ぼくらが惚れた時代小説』のほうが気になっている。書棚のどこかにあるので。

 

 

夕方、帰りがけに

『芦田均日記』第1巻〜第4巻(岩波書店、1986年) 110円×4

近代史の専門家じゃあるまいし、自分には猫に小判だなあと、自粛して見送ってたが、誰も買ってくれないのでとうとう買うことに。

残り3巻は今日買う予定。

 

すでに日の降りた6時ごろ、国分寺に立ち寄って

中沢新一『ポケットの中の野生 ポケモンと子ども』(新潮文庫、平成16年) 100円 @七七舎

 

 

介護付き老人ホームに入居した母親に、ちょっとした和洋の菓子を届けるのに、鹿児島市内のネットスーパー3社を再び使い始めた。

Aコープ、イオン、山形屋。

1回の配送料は注文金額にかかわらず300円。これはやっぱり安い。

東京から送ると、送料のほうが高くなってしまうし、なにしろネット注文した翌日昼、場合によっては当日の配達なので生鮮品も安心だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メモ

※英語学習者向けの文法チェッカー Online

(紹介記事)

https://www.path-to-success.net/english-grammar-check

https://discoveringsounds.com/grammar-checker

https://indoor-enjoylife.com/grammar-checker/ ★厳選6つ

https://www.enago.jp/academy/online-english-checker/ 上級者・研究者向け解説

 

※メモ Grammar Checker Online

https://www.grammarcheck.net/editor/

https://quillbot.com/grammar-check

https://languagetool.org/

https://writer.com/grammar-checker/

 

 

10月30日

七七舎にて

『司馬遼太郎短編総集』(講談社、昭和46年) 100円

上下二段で実に1069頁。

※ 没後の完全な短編全集としては、文藝春秋刊の司馬遼太郎短篇全集 全12巻 がある。

 

よみた屋にて

『中川一政文集』第3巻(筑摩書房、昭和50年) 110円 限定1200部 二重函

『中川一政文集』第4巻(筑摩書房、昭和50年) 110円 

外函で撮影

内函で撮影。

 

実はこの文集、先日第1巻・第2巻を見送っていたのでした。

見送ったあとすぐに売れ、後悔して、今日こうしてでてきた続巻を求めたわけです。

全5巻中、最後の第5巻がでてくれば買うでしょうが、問題は見送った最初の2冊をどうするかです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月29日

昨日は職場で仕事が捗った。

 

よみた屋では、

東京大学生命科学教科書編集委員会編『理系総合のための生命科学 第3版』(羊土社、2013年)110円 現行は第5版。だから安い。最新の医化学の成果を取り込んで大学教養レベルといいながらけっこう難しそうです。

伊東俊太郎『近代科学の源流』(中央公論社、昭和53年) 110円 若いころ買い逃した本。イスラム科学史、中世〜近世のヨーロッパ科学史。

福田和也・すが秀実・佐伯啓思・西部邁『テロルと国家』(飛鳥新社、2002年) 110円 9.11直後の座談会。西部邁節炸裂。

 

重〜い日本古典文学大系を持ち帰ったので、とりあえず職場に留め置いたまま。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月28日

よみた屋にて

鈴木棠三・朝倉治彦校註『江戸名所図会 5』(角川文庫、昭和42年) 55円 実は、この第5巻、よみた屋で放出されるのを日一日と待ち焦がれていたが、ついに待ちきれずamazonで二冊も買ってしまったのだ。

本日、よみた屋でみつけて、もう要らないのではあるが、黄帯付きに惹かれて3冊目を購入。

一か月で同じ古本を3冊も買ってしまった。

三好達治解説『中勘助詩集』(角川文庫、昭和30年) 55円

 

このところ、支出も多く、そのせいか、些か気持ちが荒れて、オーディオに金つぎ込んだり、古いマイコン漫画を衝動買いしたりしてしまった。

来月こそ、倹約・倹約でいこうと思う。

 

 

 

10月27日

噴火の古記録、関連の書籍が少しずつ集まってきた。

エトナ山の火口に身を投げたエンペドクレス。

プリニウスの最期 「79年にウェスウィウス山(ヴェスヴィオ山)の大噴火でヘルクラネウムとポンペイの町が壊滅したとき、プリニウスはナポリの近くのミセヌムでローマ西部艦隊の司令長官の任についていた。火山現象をくわしく調査したいとの熱意と友人らを救出しなければという思いから、彼はナポリ湾をわたってスタビアエに上陸し死亡した。」(wikipediaより転載)

 

万葉集が、日本古典文学大系、新潮の古典文学集成 で、それぞれ全4巻、全5巻が揃い、ようやく、本文を読み始めた。

今、若き日の書籍購入記録を調べてみると

旺文社文庫版の上巻を購入したのは、昭和49年4月25日であった。まあ当時も少し読んで挫折したわけだが、どんだけ遅いんだよと自嘲したくなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月26日

荒井清和『べーしっ君 完全版』(立東舎、2016年) 1333円@メルカリ。

ぱそこん創世記のこの4コマ漫画を、なぜ買ってしまったかというと、先日職場で若い社員数人を前にして昭和の終わりから平成の初めにかけてのパソコン黎明期の文化を

この漫画を引き合いにだして冗談交じりに語った、その自己言及のせいだ。

新書版サイズのASCII版べーしっ君第1巻は30代の初め頃買って読んでたのだが、先日トランクルームに送り出した書籍の画像リストのなかにない。捨ててはいないはずなので、実家に眠っているのだろうか?

それとも14年前の引越にまぎれて散逸してしまったのか?

まあ、完全版というのを買ってしまったので、もうさがす必要はないのだが、愛着のあった漫画だけに妙に気になる。

このべーしっ君のことを調べているうちに、amazonで

こんなもんいかがっすかぁ まるごと!  コミック 2016/2/13 水玉螢之丞 (著) という漫画も知った。これもASCIIで読んでたかも。気が向けば買おう。

 

 

つじよしのぶ(都司嘉宣)『富士山の噴火 万葉集から現代まで』(築地書館、1993年) 100円@七七舎。

万葉集や竹取物語、その他多数の古代文学・古代文献を渉猟しての富士山噴火の文化学。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月26日

iPhone +中華Bluetoothアンプ+Bose AM5III の組合せで、夜の早い時間からベッドサイドで読書と音楽を楽しんでいる。

これなら、Amazon Music Unlimited 年額一括割引で8,800円(税込)(月額733円 一日当たり24.4円) というのも悪くないかもと思い始めた。

厖大なクラシック音楽のCD・レコードを所蔵するというIIJ会長鈴木幸一さんも クラシック音楽専門の、音楽配信サービス NAXOS に加入して

全く新しい音楽の楽しみ方を知ったと書いておられるが、それもうなづける。

ただし、一部のCDアルバムでは、カタカナ表記がどうしてもはずせない。

ネットで検索しても困ってるひとが多いようだが、Spotify や Apple のサブスクでも、同様らしい。これをもとの英語表記に戻す方法はないようだ。

おそらく、国内のレコード会社がにらみをきかせて勝手な表記ができないようにしてるのではないかと邪推しているがどんなもんだろう?

このダサさにはがっかりだ。

思いおこせば昭和40年代、洋楽のレコードのスリーブデザインやライナーノートのかっこ悪さがいやで、東京来てからは、当時の友人S君などにつられて

渋谷のCISCOとか高円寺のアミナダブ、東中野の中野レコードとかの輸入盤専門店で米国盤・英国盤を買うようになったものだったが

月日流れて今になってなんでまた ホエア・キャン・アイ・ゴー・・・ なのか。

 

(ところでAmazon Music アプリの表示によれば、CD品質超のハイレゾ音源は、iPhoneの内部処理でも、Bluetooth経由の中華アンプ先までも、ダウンサイズされずに保持されているらしい。 これはこれで驚きだが)

 

富士山も冠雪。しかも麓まで。

 

10月25日

庄野潤三『文学交友録』(新潮文庫、平成11年)55円@よみた屋。

伊東静雄、島尾敏雄、吉行淳之介、安岡章太郎・・・。だが昨晩寝床では波長が合わなかった。まあそういう時もあります。

で、寝床では、平田寛の古代科学史を読んだ。

 

 

江戸名所図会(昭和42年販)(写真 左上)が届いて、ようやく全6巻が同一の表紙で揃った。(先日間違って、リバイバル復刊版(平成元年 写真左下)を注文してしまったのだが、

この妙に赤っぽい表紙では不揃いで気持ち悪い)

 

朝6時の今、本づくり研究所というサイトを覗くと、角川文庫の表紙の変遷がくわしく載ってた。 https://lab.p-press.jp/report/report23.html

和田三造氏の初期デザイン(写真左)/杉浦康平氏の中期デザイン(写真中) ということだそうだ。杉浦グラフィズムは尊敬しているが、角川文庫のこのデザインは好きではない。

今、手元で新しい角川文庫を調べてみると、おや先祖返りか、昔昔のコンセプトに戻っているなあ(写真右)

しかし、表紙の手触りといい活字体といい、昔のほうが品がある。

こと角川文庫についていえば、昭和40年代までの、黄色や草色の帯のついてパラフィン紙で包まれた装丁のほうが気品があるなあ。甘酸っぱい紙の香りも好きだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月24日

七七舎にて

* 日本古典文学大系 高木市之助、五味智英、大野晋校注 『萬葉集 3 』(岩波書店) 100円

* 日本古典文学大系 高木市之助、五味智英、大野晋校注 『万葉集 2 』 (岩波書店) 100円 萬葉集全4巻が揃った。

平田寛『科学の起原 古代文化の一側面 』(岩波書店、1974年) 100円  古代オリエント・ギリシャの科学史

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月23日

 

今朝は4時ごろ目が覚め、寝床のなかで twitter見てるうちに

カラサキ・アユミ『古本乙女の日々是口実』(皓星社 、2018年) 807円@Amazon注文

著者のtwitterに惹かれて。

古本乙女といえば

Kotetsuさんのtiwtterもこのところ読ませてもらってます。

 

 

 

 

 

 

ところで、またもや、デジタル・オーディオ機器 衝動買い。

下の、朱肉入のような、掌中に収まる丸いオブジェ。

WiiM Mini   Amazonのタイムセールで 10,965円(税込)でした。

Amazon Music Unlimited や Spotify など様々なネットサービスに、この機器が単体でログインし、

ハイレゾ音源を、アナログ端子でアンプに渡します。

(操作は、スマホ上の無料アプリで行います)

この機器、同軸ケーブルでデジタル音源そのものを、D/Aコンバータに出力できますので

コアなユーザーは、D/Aコンバータに接続して、ハイレゾ環境で楽しんでいるようです。

まあ、音楽といっても寝る前の数時間聴いてるだけなので、そこまでするかなあ、という感じもしますが

毒食わば皿まで、1万円程度のDACまで突き進むかもしれません。

 

■WiiM Mini

紹介記事1 https://www.listude.jp/journal/?p=13153

価格コムの掲示板 https://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=24899275/

amazon(ユーザーコメントあり) https://www.amazon.co.jp/WiiM-Mini-AirPlay/dp/B09HC5GRKY?th=1

日本語マニュアル(詳細版) https://manuals.plus/ja/wiim/mini-hi-res-audio-streamer-manual

 

 

 

まあ、別にハイレゾ道突き進まなくとも、この掌中におさまる朱肉入れさえあれば

スマホ中のコレクション(CDその他)やamazon・Spotify といったサブスクサービスの音楽を

自由自在に楽しめるわけですから、

新時代の音楽愛好家は

WiiM mini +アンプ + スピーカー だけで済むともいえます。(あるいは、WiiM mini +DACヘッドフォンアンプ+ヘッドフォン)

 

 

 

 

 

 

 

10月22日

今日は隣駅東大和市駅にあるBigBox東大和のリニューアルオープンの日で

スケート場に荒川静香がゲスト出演するとか、子供向け遊戯施設(以前青山にあった子供の城のようなコンセプト)がオープンするとか

賑やかなイベントが多数催されるそうです。

 

瀬川清子・植松明石編『日本民俗学のエッセンス』(ぺりかん社、1979年) 110円 宮本常一が載ってない。大林太良もない。ネフスキーもない。このへんは狭義の民俗学にははいらないのか?

ただ、知らない学者も多く載ってるので、総覧には良いかと。

浅野三平校注『雨月物語 癇癖談』(新潮社、昭和58年) 110円 上田秋成三冊目 (角川文庫、岩波古典文学大系、本書)

浅野三平のわかりやすい解説を読んで、近代作家の濫觴上田秋成の起伏にとんだ人生を知る。「癇癖談」は伊勢物語のパロディとして書かれたエッセイ集。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月21日

 

鈴木棠三・朝倉治彦校註『江戸名所図会 5』(角川文庫、昭和42年) 331円@amazon 注文 先日届いたのが、リバイバル復刊の金色カバーだったので黄帯つきの元版で買い直し。amazonポイントでまかなった。

 

そして、よみた屋で

有澤誠訳『クヌース先生のドキュメント纂法』(共立出版、1989年) 110円

有澤誠編『クヌース先生のプログラム論』(共立出版、1991年) 110円

日本ペンクラブ編 三好徹選『情報小説名作選』(集英社文庫、昭和54年) 55円 結城昌治、中薗英助、三好徹、生島治郎、城山三郎、梶山季之 他

10月20日

昨日のよみた屋。

本好きの老夫婦が店頭の均一本をまえに何やらとても楽しそうに話をしていた。

いいなあ、古本好きの老夫婦。

新潮日本古典集成 塚原鉄雄校注『堤中納言物語』(新潮社、平成19年)110円 この奇想短編物語集では、すでに岩波の新旧古典文学大系本で二冊も持ってる。

さすがに三冊目では読んでみようという気になり、昨夜一編読んでみた。

塚原鉄雄の解説も、かなり特異なスタイルなので、今日あたり読んでみよう。

 

日経電子版の先日の記事。熊本大学に半導体学部 新設と。

このところはデータサイエンス系の学部が大流行だが、半導体とはまたコンセプトが明確で良いと思う。

TSMCの熊本進出で、九州には相次いで大型の工場・研究所の進出が決まっているという。

シリコンアイランド九州の復活なるか。このうねりはけっこう大きくアジアの最先端技術の動向を変えてゆくかもしれないね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月17日

今朝、よみた屋で

『漱石全集』第12巻・13巻・14巻・15巻・16巻・17巻(岩波書店)110円×6 1986年刊行時の増補巻である第18巻を除き全部そろった。

 

 

Loscil の Equivalent   秋の高い空のように静謐な自然の音が果てしもなく流れてゆく。

生活の夾雑物がやがて流れ落ちて、遠い昔の自分に帰ってゆくかのようだ。

 

練馬春日町の次男の家に生まれたばかりの長男を見にいった。

ホールケーキとお弁当や祝い金を抱えて。

帰りみち、練馬駅で妻と別れ、昔住んでいた桜台の北口を散歩した。

昔通った店も家家もすべて変わっていて、唯一変わらないのは大きな落葉樹のみだった。

金のない日日、ぼんやりと眺めていたこの大木は昔と同じだった。

(変わらないのは駅前の創元不動産、洋菓子の赤ずきん、風祭酒店、おしゃれなスパに変身していた銭湯の久松湯のみ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月15日

昨日は、よみた屋で

アリストテレス 村川堅太郎訳『アテナイ人の国制』(岩波文庫、1980年)55円 

この著作、散逸して西洋世界から姿を消し、19世紀末にエジプト出土のパピルス巻物で復活したという異色の経歴を持っているのだそうだ。

芝健介『ホロコースト』(中公新書、2008年) 110円 

 

夕方、七七舎に立ち寄り

種村季弘『失楽園測量地図』(イザラ書房、昭和49年) 100円 筒函欠け、

背表紙痛みの哀れな状態だが、20代初めにMさんの書棚に並んでいて夜中に読んだ本なので、迷った末に購入。

 

先日、昼下がりの多摩湖線。いつもは通勤客でけっこうにぎやかなのだが、この日はまるで過疎線のようだった。

夜更け、

つくづく、この四半世紀、本を買いすぎたなあと反省するのだった。

この長く続いた知的スノビズムも、せわしない勤め人生活も、そろそろ終わりにしようと思うのだった。

先日かった指輪物語も中断したままだし、小説をよむという営みは、すでにもう終わったみたいだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

10月14日

昨日のよみた屋

西域探検紀行全集7 河口慧海 長沢和俊編『チベット旅行記』(白水社、1977年) 110円

早めに仕事を切り上げ、国分寺の七七舎に寄って、種村季弘の失楽園測量地図を手に取ったものの、状態が悪く保留に。

でも、やはり今日は買うかも。

 

<耳年齢?>

 

自分で、耳の老化のことを書いてしまったので、自己レス的に、iPhoneアプリ耳年齢チェックをダウンロード。(リンク先はPCでの再生もできる)

試してみると、12kHz (50歳以下)まではなんとかキンキン聴こえるが、14kHz になるともう聴こえない。

自己認識は、おおまか正しかったといえよう。

 

(Wikipedia ハイレゾリューションオーディオ より引用)

つまり一口にハイレゾと言っても、完全対応するには制作者側では録音時のノイズ除去を含めた制作工程全体の見直しが必要で、

消費者側においても20kHz以上の高音が忠実に再生できる超高品質な再生デバイス[34]と、

モスキート音などの高音が聴き取れる劣化していない聴覚[35]が必要であるため、

ハイレゾが登場して10年以上経過した時代においても、真のハイレゾを容易に体感できる状況にはないという現状がある。

 

まあ、上に書いてあるようなことをこの頃痛感してるわけだ。

ただし、amazon music についていえば、Prime会員のそれは、圧縮音源でCD音質未満だし、unlimited にバージョンアップすると、CD音質にはなるので、メリハリのある綺麗な音になったことは体感できる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月13日

仕事がせわしなくなってきた。あと数か月。

よみた屋にて

鈴木棠三・朝倉治彦編『江戸切絵図集 』(角川文庫、昭和43年)55円 角川文庫版江戸名所図会全6巻とあわせて揃った。

カラーじゃないのがつらいけど贅沢はいえない。詳細な索引がついているのがすごい。

『数学セミナー 2015年7月号』(日本評論社)110円 特集=暗号と数学 田中一之氏の「「イミテーションゲーム」と数学映画の楽しみ方」 を読んでみるため。

因みに、小生の数学映画ベストは、1)イミテーション・ゲーム (A・チューリング他) 2) 奇蹟がくれた数式 (ラマヌジャン) 3) グッドウイルハンティング (主演マット・デイモン) 4) Dream (IBMからNASAへ。計算屋女性たちの活躍、実話)

5) Gifted (天才少女とその父親の奮闘)

大木惇夫『詩集 豊旗雲』(昭和19年、鮎書房)110円 大木惇夫の戦争翼賛詩。めずらしいので。しかし買うまでもなかったか。

Amazon Music の Unlimited 版を申し込んでしまったので、いちおうハイレゾ (24bit 44.1kHz) で聴けるようになった。

(このハイレゾ音源データは、制作会社からCD音源以上の素データを購入していることになるのか)

まあ音質は向上したのはいちおうわかるが、iPhone → 貧弱な中華Bluetoothアンプで聴いていて ハイレゾに意味があるのか?

しかも、老化した耳で聴いていて?(小生 13-15 kHz以上は聴き取れません、たぶん)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月12日

雑居時代

右端が浅野真弓。真ん中は山口いづみ、後ろを向いてる左端が大原麗子。1973年10月の放映回の一コマ。

ちょうど49年前のホームドラマを延々と観ていると、まるでその日に還ったかのような錯覚にとらわれる。

石立鉄男も大原麗子も大坂志郎も天上のひととなり、これを観ている私にも、演じている若い子たちにも、ひとしなみに残酷な歳月が過ぎたというのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月11日

Sebastian Raschka 福島真太朗訳『Python 機械学習プログラミング』(インプレス、2016年) 110円 @よみた屋

原書第一版の翻訳だが、最新版は原書第三版。まだ6年しか経ってないのに、もう陳腐化してしまった?そうでもないかと思い買ってみたが、どうだろう。

 

Amazon music unlimited 880円/月を一か月申込。3か月で900円というふれこみにつられて申し込んだが、通常通りの料金になった。なんだか腑に落ちない。

まあいいや、Unlimited のHD ハイレゾ配信の研究をしよう。

 

amazonから江戸名所図会 第5巻が届いて、いちおう完揃いになったのだが、残念なことにリバイバル復刊の金色カバーのバージョンだった。他の5巻は昔ながらの黄帯つきの角川文庫デザインなのに、なんだか残念。

これは送り主のせいではないのだけど。

 

 

 

 

 

10月10日

日本経済新聞社編『私の履歴書 3』(日本経済新聞社、昭和37年) 110円 江戸川乱歩、村松梢風 他

日本経済新聞社編『私の履歴書 4』(日本経済新聞社、昭和37年) 110円 佐藤春夫、萩原井泉水 他

日本経済新聞社編『私の履歴書 5』(日本経済新聞社、昭和35年) 110円 武者小路実篤、木村義雄 他

日本経済新聞社編『私の履歴書 7』(日本経済新聞社、昭和36年) 110円 鳩山一郎 他

中川一政『モンマルトルの空の月』(中公文庫、昭和63年) 55円 ダブリだった。  以上よみた屋

私の履歴書、7冊もかってしまった。少しは読まないとなあ。

 

 

 

 

10月9日

よみた屋にて。

James Joyce "Ulysses" (Wordsworth Edition) 110円 昨日見送ったが、まてよ今生の思い出に買っておくかと。難解このうえない、ヨーロッパ諸語の入り乱れる言語遊戯。一頁すら読めそうにない。そもそも47年前に訳書ですら挫折した人間だもの。

下図のamazonの書評子が一つ星をつけるのも納得がいく。

 

吉川一義『『失われた時を求めて』への招待』(岩波新書、2021年) 110円 岩波文庫の個人全訳完成記念。

日本経済新聞社編『私の履歴書 6』(日本経済新聞社、昭和36年) 110円 広津和郎、石橋湛山 他

日本経済新聞社編『私の履歴書 8』(日本経済新聞社、昭和36年) 110円 岸信介、吉井勇 他

日本経済新聞社編『私の履歴書 14』(日本経済新聞社、昭和38年) 110円 大山康晴、小島政二郎、徳川夢声 他

家に帰ってから、このシリーズの買った巻を調べてリストをつくりevernote に保存した。いくつかの巻でダブってるが、持ってない巻もはっきりしたので、明日再度店頭をチェックし直そう。(でも売り切れてるかも)

 

七七舎に移動して、

人見必大 島田勇雄訳注『本朝食鑑 2』(東洋文庫、1981年) 110円 江戸時代の食の博物誌。これは拾い読みでも面白そうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月8日

3連休。

毎日、吉祥寺と国分寺へでかけては珈琲代程度の古本を買って帰る。この散歩で駅の階段の上がり降りをふくめ3km程度は歩くので

いちおうの運動にはなっている。

中村元『インド思想史 第2版』(岩波全書、1973年) 110円 昔買って実家にある本だが、手元にないので買い増し。

日本文学協会編『日本文学研究必携 古典篇』(岩波全書、1972年) 110円 一冊持っておきたかった。(ちょっと時代が経ってるけど)

鈴木道彦『プルーストを読む』(集英社新書、2002年) 110円 失われた時通読はほぼあきらめている。

ラマ・ケツン・サンポ 中沢新一(共著)『虹の階梯 チベット密教の瞑想修行』(平河出版社、1981年) 100円 大幅な加筆訂正を施したという中公文庫版(1993年)は持っているが、元版も集めたかったので。

ジョイスのユリシーズ原書、ハクスレイの素晴らしき新世界原書、中沢新一の数冊@七七舎は見送り。

 

石立鉄男@ユニオン映画の、『パパとよばないで』(1972年)『雑居時代』(1973年)をamazonでぼちぼち観ている。

先日は第一感で時代錯誤な感じを受けたものの、よく観てみると、この時代のホームドラマよくできてるな。

ちょうど丸50年たってamazonに降りてくるのはなにか理由があるのか?

山口いずみ、大原麗子、浅野真弓(タイムトラベラーNHK 1972年1月のヒロイン当時は島田淳子) 

みんな若かったなあ、と、自分の青春時代と重ねて

ふと感傷的になってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月8日

昨日の夕方、よみた屋文庫均一棚でみつけた

渡辺義雄訳『ベーコン随想集』(岩波文庫、1983年) 55円

岩波文庫の旧版神吉三郎訳『ベーコン随筆集』は長年所有しているが、うかつにも新訳版を見落としていた。

47年前、ボルヘスの「不死の人」を読んだ際に、エピグラフとして掲げられていたベーコンの一節に強く惹かれた。

第58章(諸物の転変について)冒頭の句だった。(下図)

この章、ニューアトランティスの著者ベーコンらしく、なかなかに面白い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月7日

 

鈴木棠三・朝倉治彦校註『江戸名所図会 5』(角川文庫、昭和42年) 297円@amazon 注文。これで全6巻揃うことになる。

中沢新一『三万年の死の教え』(角川書店、平成5年) 100円@七七舎 角川文庫版から買い増し。

角川文庫では読みかけのままだったので、今回改めて丁寧に読んでるが、若き中沢新一の異才ぶりには舌を巻く。

しかしまた、なぜ人類史3万年なのかの具体的考察もなく、人文科学ではなく単なる詩的アフォリズムだとの批判もうなずける。

 

アマプラで、松木ひろし原案 の「パパとよばないで」(石立鉄男 + 杉田かおる) や「雑居時代」が観れるようになってる。

雑居時代は昭和50年ごろ、楽しんでみたものだが、今観ると、ポリコレ的に時代錯誤なシーンがもろもろあり、違和感を感じて楽しめない。

下は、「パパとよばないで」の第一回 1972年の放映の、石立鉄男が堀切駅に駆け込むシーンだが、木造おんぼろの駅舎はもちろんのこと、

ずいぶん古びてしがない風俗描写がこの前後に続く。

1972年といえば、わたしの生涯で一番美しい輝ける一年だったが、それから50年。時代は総じてこんなもんだったのかと、妙に感慨深いものがある。

 

 

 

 

 

 

10月5日

高田竹山監修『五体字類(五體字類)』(西東書房、平成2年) 110円 @よみた屋

函についた墨のあとで書家の伴侶となっていたのがわかる。前所有者の毛筆署名入りというのも妙にありがたい。

買ってみて初めて気づいたのは、ひとつひとつの書体の下についている小さな活字。これは、出典略称で

例えば「五」は五経文字から、「右」は王義之から、と凡例にみえる。

つまりこの本、中国・日本の三千年の書の歴史を内蔵しているわけだ。畏るべし。

 

古本買いすぎに今更ながら気付き、反省中。惰性で買ってはいるが、喫緊に買いたい本はごく僅かになった。

代わりに、

WiiM Mini AirPlay 2 などのデジタル・オーディオ機器。

昔々、AVC(AudioVideoComputer)などとメカ好きオタクの領域をひとくくりにしてましたが、そのうちAudioが一番変化・進歩が少ないのかな、なにしろ出力自体はアナログなんだから

と勝手に推察してましたが、大きな間違いでした。

最近の、デジタル・オーディオの世界は進歩が著しい。いわゆる、ハイレゾの世界。

特に上のようなネットワーク・オーディオ機器に注目している。

まあ、聴いているのは、Harold Budd 、Eno 、Loscil など、アンビエント音楽の片隅だけなのだが、なにかのはずみでポチッと買うかもしれない。

WiiM Mini は、まだ日本での試聴記が少なく、次モデルがでる噂もあるようなので、ちょっと様子見中。

 

https://taikenlog.jp/amazon-music-unlimited-ultra-hd/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月4日

堀内修『ワーグナーのすべて』(平凡社新書、2013年) 110円

尾形仂『蕪村の世界』(岩波書店、1993年) 110円 以上よみた屋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月3日

レコチョク

音楽ソースのダウンロード販売。

https://recochoku.jp/search/album?q=harold%20budd

Amazonだってずいぶん前からMP3でのダウンロード販売はやってるわけだが、如何せんMP3である。音楽CDに焼くことはできるが、非圧縮のデータそのものではない。

ここレコチョクだとハイレゾ用のデータも入手できるみたいなので、ちょっと調べてみよう。

1)CD・レコード 2)データダウンロード 3)サブスクリプション(有料〜実質無料)

音楽の聴き方もずいぶん変わってきたなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月2日

今朝早朝に次男夫婦に赤ちゃんが生まれた。

つまり私も名実ともにおじいさんになったわけ。

 

 

七七舎にて

福田和也『俺はあやまらない』(扶桑社、2007年)100円

よみた屋にて

糸賀きみ江校注『建礼門院右京太夫集』(新潮社、昭和54年) 110円

Joseph Albahari & Ben Albahari "C# 4.0 In A Nutshell "(O'Reilly ) 原書第4版 110円  なんと1033頁もある大著!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月2日 入眠時のアンビエント・ミュージック環境

先日買った中華系のBluetoothアンプに、BOSEのAM5 iii (サブウーファー付) を繋いで、夜寝床で本を読む際の

アンビエント・ミュージックを聴く環境をつくった。

高音がやや甘いのは、iPhone内の音源の圧縮度に拠るものか、Bluetooth 伝送時のロスの問題か、中華アンプ自体の

非力のせいか、それは分からない。

ともかく、ボリュームはごくごく微かにして静かに聴いてるので、そうしたことはあまり気にならない。

iPhone内のCD音源やAmaszon musicのネットソースが、気ままに聴けるのと、なにしろ手のひらに乗るミニアンプなので

場所をとらないのが素晴らしい。

1年ほど前から、Bluetoothスピーカー(中華系は数千円から、SONYやBOSEは1万〜2万円)を寝床に置いて聴くことを検討していたが

結果的には、従来のスピーカー資産を活かせて、新たな出費を抑えた、Bluetoothアンプ作戦のほうが良かったなあと思うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月1日

よみた屋で

植草甚一『ぼくがすきな外国の変わった漫画家たち』(青土社、昭和46年)110円 プラスチックカバー痛み。植草甚一実は初めての本。

七七舎に移動して、悩んだ末に

塩谷賛『幸田露伴』上中下巻(中央公論社、昭和50年) 300円

中公文庫版を揃いで持ってるので悩んだが、圧巻の書籍の魅惑に負けた。美本なり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月1日

昨日のよみた屋。

シルレル 渡辺格司訳『三十年戦史』第一部・第二部(岩波文庫、1988年) 55円×2 状態良。

岡茂雄『本屋風情』(中公文庫、昭和58年) 55円 二冊目。南方熊楠ほかを読み直すため。

知里幸惠編訳『アイヌ神謡集』(岩波文庫、1978年) 55円 伝説のアイヌ神謡集。跋文 金田一京助、解説 知里真志保 編集付記 岩波文庫編集部

新潮日本古典集成 青木生子・井手至・伊藤博・清水克彦・橋本四郎校注『萬葉集 5』(新潮社、平成8年)110円 状態は並だが、これで新潮日本古典集成版で全5巻が揃った。