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8月31日 

夏も終わり。よみた屋で

網野善彦・阿部謹也『対談 中世の再発見』(平凡社、1982年)110円

 

メルカリで注文した

マーク・グリーニー 『レッド・メタル作戦発動』 上下巻 (ハヤカワ文庫 ) も届きました。美本。

メルカリは今後活用したいです。出品もせねば。

 

近所の米屋の店頭でゴーヤ 2本で 200円ですが、PayPayで支払って60円分バックです。(東大和市のキャンペーン)

お昼はそのゴーヤをトッピングしたカレー。 夕方には、久しぶりに台所に立ってゴーヤチャンプルを作る予定です。

 

追記 ゴーヤチャンプルできました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月29日 

石母田正『日本の古代国家』(岩波書店、1971年)110円 (今は岩波文庫)

『日本古代国家論 第一部 官僚制と法の問題』(岩波書店、昭和48年) 110円

『日本古代国家論 第二部 神話と文学』(岩波書店、昭和48年) 110円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月29日 

 

昨日(土曜日)は、よみた屋・国分寺七七舎に出向いたが、何も買わず。

よみた屋で、石母田正の『日本の古代国家』の元版(今は岩波文庫)や日本古代国家論第一部・第二部を手にしたが、さすがに読めるとも思えず、見送り。

 

今朝、早く起き出して、メルカリで

マーク・グリーニー 『レッド・メタル作戦発動』 上下巻 (ハヤカワ文庫 )を500円で注文。

いわもとさん・ふるかわさんお薦めの近未来戦記をようやく購入。

Amazonでマーク・グリーニーを調べてるうちに

新作『暗殺者の献身』上下巻の9月16日発売を知った。

このシリーズは、前作・前々作の 暗殺者の悔恨(2020)暗殺者の追跡(2019) も未読。いずれ入手しようと思ってます。

 

 

キャプテンの巨峰ジュースの素(4倍希釈で果汁10%相当との但し書きあり)Amazonで513円。

以前買ったマンゴーの素と同様、炭酸水で割ったり、ヨーグルトにかけたりして楽しんでます。

 

 

 

 

 

 

 

8月28日

よみた屋にて、老後の愉しみにと。

エドワード・D・ホック 木村二郎訳『サム・ホーソーンの事件簿 V(5)』(壮年推理文庫) 55円 昨夜一編読んでみた。訳がちょっと生硬。

リチャード・ハル 大久保康雄訳『伯母殺人事件』(創元推理文庫、1985年)55円 倒叙推理小説の三大名作のひとつと聞いて買ってみた。(あとふたつはクロフツのクロイドン発12時30分、アイルズの殺意)

アントニイ・バークリー 鮎川信夫訳『トライアル&エラー』(創元推理文庫、1986年)55円 またの名はフランシス・アイルズ(『殺意』)のバークリーがのこした畢生の大作。いまは『試行錯誤』と解題して新装版がでてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月27日

メルカリで注文したメイキング・オブ が届いたので早速読んでみた。

ときどきはっとするようなアフォリズムあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月26日

昨日のよみた屋。

『露伴全集』 巻 12.13.16.20.21.26  24.25.28.31.32. 40 (岩波書店、昭和54年頃) 110円×12

二日間、6回ほどにわけて小出しに購入しては仕事場に運んだ。計24巻購入。

前からの10巻とあわせて都合34巻は揃えたわけだが、まだ10巻残っている。(41巻+別巻1・2+附録巻=44巻)

今回ひょっとすると完揃い実現かと思ったのだが、何人かのライバルが登場して、一部巻で買い負けた。

次回のよみた屋への登場を待とう。秋冬か、来年になるか・・・。

 

他に

浅野哲夫・和田幸一・増澤利光『アルゴリズム論』(オーム社、平成25年) 110円

千葉雅也の勉強の哲学が届いた。(メルカリ)

メルカリやPatPayフリマの出品の仕方を学ばねば。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月25日

昨日のよみた屋。

化学入門コース7 梅澤喜夫『分析化学』(岩波書店、2003年)110円

 

 

『露伴全集』 巻 1、2、3、4、7、8、9、10、29、30、38、39 (岩波書店、昭和54年頃) 110円×12

今日もまた露伴全集をかき集める予定。

 

8月23日

今日のよみた屋。

 

松本清張『古代探求』(文藝春秋、1974年) 110円 こうやって元本で集め出すと、『遊古疑考』(新潮社)なども欲しくなってくる。いままでも何度もめぐり合ってるが。見つけたら買おう。

橋爪大三郎・佐藤優『あぶない一神教』(小学館新書) 110円 ダブり。

島田裕巳『葬式は要らない』(幻冬舎新書) 110円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月23日

昨日のよみた屋。

文藝春秋編『想い出の作家たち』(文春文庫、2011年) 55円 

オール読物連載の企画で、単行本は全2冊。それを一冊にまとめたもので、高見順・尾崎一雄・梅崎春生など文庫版ではもれてる作家も多い。

大木健『シモーヌ・ヴェイユの生涯』(勁草書房、昭和46年) 110円 読み応えある伝記と、著作解題。カバー欠け。

宮台真司『終わりなき日常を生きろ オウム完全克服マニュアル』(筑摩書房、1995年) 110円 騒動の半年後に発行されている。

 

どれも良書には違いないが、千葉雅也の二冊メルカリ注文中、その他積読本多数で、しいて買うこともなかったか。

65歳の誕生日をを目前にして、興味と関心の的を絞る時期なのを痛感する。

買う本を絞り、娯楽小説を中心に蔵書を減らし、きちんと整理しないとダメだなあ。

 

 

昨日は、養老孟司のドキュメンタリー番組(NHK-BS)を観てた。企画・カメラ・語り・音楽と、みな端正なのが良い。長年可愛がったオス猫まるは昨年18歳でなくなった。わが老猫と同じくらいの歳だった。

 

 

 

 

 

 

 

8月22日

夫婦それぞれの父の命日。

 

昨日のよみた屋。

前田利鎌『臨済・荘子』(岩波文庫、1993年) 55円

 

駅前のセブンイレブン併設のATMで、メルカリにお金をチャージし(初体験だが無事できた)

メルカリで

千葉雅也『メイキング・オブ・勉強の哲学』(文藝春秋、2018年) 810円

千葉雅也『増補版 勉強の哲学』(文春文庫、2018年) 460円       注文。

メルカリやPayPayフリマで本の整理を考えてるので、仕組みをしっておきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月21日

昨日のよみた屋。

仕事場につく前に

東洋文庫 内田武志編『菅江真澄随筆集』(平凡社、1982年)110円 早すぎた柳田國男、早すぎた南方熊楠といった感がある。拾い読みすると意外に興味深いので。

 

昼休みに仕事場を抜け出して

小泉保『縄文語の発見』(青土社、1998年) 1760円 小泉保(1926-2009)はウラル語諸語を専門とする言語学者。

フィンランドの叙事詩カレワラの翻訳(岩波文庫ほか)等の業績で フィンランド政府から何度も勲章を授与されています。

原日本語を<原縄文語>と命名し、その言語学的起源を探究した書。

仕事を終えて、夕方。

中沢新一『バルセロナ、秘数3』(中央公論社、1991年) 110円 30年ぶりに中公文庫からの買い増し。状態が非常に良いので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月20日

9月末開催の統計数理研究所のデータサイエンスセミナー、受講料を昨日振り込みました。35000円(税込)

以前より受講料が高くなっていてちょっと迷いました。zoom コンファレンスによる開催って意外に金のかかることなのだろうか。

そうなのかもしれません。

それと、第2弾・第3弾の企画が、本セミナーの申し込みのあとに公開されました。

続けて申し込むかどうか、思案中です。(申込は9月下旬以降順次)

一昨日は、国民健康保険(税)も、年度末までまとめて振り込んだので、手元資金がすっからかんです。

 

ただいま読書中。無門関、カルヴィーノの古典文学談義(英訳本) ほか

 

 

 

 

8月19日

西村恵信訳注『無門関』(岩波文庫、1994年) 55円 ダブりでした。でもまあ、気楽に読めそうです。

田邊貞之助訳『フローベール全集 第2巻 サラムボー』(筑摩書房、1966年)110円 サラムボーは角川文庫復刻版で持ってますが、未読。これなら読むかもと思い購入。

 

上野洋三・桜井武次郎(編)『芭蕉自筆 奥の細道』(岩波書店、1997年)110円

芭蕉自筆本の本文成立過程を精緻に検証した本とのこと。いま岩波文庫に収められているのは知りませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月19日

今朝起きたら、雲のかかった富士山のうえに、虹がかかっていました。

(そういえば、先日、虹と銀河に関する世界の神話・民俗を集めた大林太良の大著がよみた屋にありました)

 

 

Amazonビデオでは、

スーサイド・スクワッド(監督  デヴィッド・エアー)

まあ、賛否両論・毀誉褒貶が渦巻いていますが、私のいかれた脳には妙に波長があうところも。

マーゴット・ロビー演ずる気のふれた元精神分析医。

 

英国から届いた、カルヴィーノの古典文学論(英訳版)などをぼちぼち読んでます。

 

 

 

8月18日

オリンピックの男女マラソンが札幌市内で開催された7日・8日ごろからずっとこのかた、台風の余波や季節外れの長雨・集中豪雨にみまわれてきましたが

今朝はようやく一部青空が広がってました。でもさきほどは驟雨が再び。

 

今朝はよみた屋に出向いて

阿部珠理『アメリカ先住民の精神世界』(NHKブックス、1994年) 110円

 

 

 

 

 

 

8月17日

今日から三日間ほど、ミニ休暇にすることにしました。

 

昨日のよみた屋。

函なしの東洋文庫が7・8冊でていたので、

東洋文庫 村尾嘉陵 朝倉治彦(編注)『江戸近郊道しるべ』(平凡社、1985年)110円

江戸の城下町から、西に北に南にと、郊外に足を伸ばしての小旅行記。

昨夜ちょっと読み始めてますが、まるで江戸時代(1800年ごろか)のブログを読むかのような気安さ、心楽しさがあります。

 

次に

東洋文庫 菅江真澄、内田武志・宮本常一(編訳)『菅江真澄遊覧記』第1巻・2巻・3巻(平凡社、1982年)110円×3

全5巻中3巻。18世紀末ごろの東北地方を中心にした紀行文学の傑作とのこと。

同じ東洋文庫の、『菅江真澄随筆集』、古川古松軒『東遊雑記』 等はいったん見送り。

 

よみた屋店内には、小泉保『縄文語の発見』という本も見つけたので、近々買うかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月16日

うんざりするような季節外れの長雨のせいもあって、週末は本を買わず。

老いた愛猫は、北側の書籍置き場をねぐらとするようになりました。

最近はネコ部屋と呼ぶことにしています。

 

本をどうにかして減らしたいので、メルカリ検討中。

 

 

横浜市長選挙は田中康夫が意外に健闘しそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月14日

昨日のよみた屋。

加藤唐九郎『唐九郎のやきもの教室』(新潮社、1996年) 110円 陶芸の歴史、技法、鑑賞がこの一冊で。図版多数。

梶原一騎・川崎のぼる『巨人の星 7〜9』(講談社漫画文庫、1976年) 55円×3

店頭本で、

辻邦生の背教者ユリアヌス(中央公論)、三島由紀夫の豊饒の海4冊揃い(新潮社)を手に取って、迷う。

しかし、40年も読んでこなかった小説を、いまさら読むはずもあるまいと、いったん保留。

書物としては、惹かれるものはあるが。

それと、新着の書道全集(平凡社)揃い、はやく値付けしてほしい。

揃いで買うか、別巻の二冊(印譜編)のみにするか、

よみた屋・Amazon・日本の古本屋・メルカリ、PayPayモール 5か所相見積りの最後の要なので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月12日

デルタ株のまん延にもかかわらず、日本の株式は上昇中。

某社のストラテジストの読みでは、9月にはデルタ株の感染者は底をうち、沈静化するのだとか。

この予測ははたして的中するのか、どうか?

半月後はどうなっているのだろう。

 

昨日の吉祥寺。

仕事にもたいして乗れず。

オリンピックというハレの時間も、終わってしまえば、もう過去のこと。

我が家の老猫も、ずいぶん元気がなくなった。

 

よみた屋では、

梶原一騎・川崎のぼる『巨人の星 1〜6』(講談社漫画文庫、1976年) 55円×6

小学5年ごろか、毎週放映のアニメに兄弟で胸を熱くしていたなあ。(昭和42年か43年ごろ)

ただ、この野球漫画=教養小説、ずっと読み続けたわけではなかった。下図のようなあらすじだったのか。

50年以上経った今、あらためて読んでみている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月11日

日の昇るのがずいぶん遅くなった。(東京で4:57)

木々の影が長くなり、空は青く澄んで高くなった。

夏の終わりを名残惜しむように、夜明け前からミンミンゼミはさかんに鳴いている。

ただ、昼間の炎暑は相変わらずで、昨日の国分寺駅北口は

フライパンのうえで煎られるかの如く暑かった。

国分寺七七舎にて、

ブックス・エゾテリカ6 『陰陽道の本』(学研、1994年) 100円 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月10日

昨日は、休日のオフィスでぼちぼち仕事してました。

昨日のよみた屋。

中沢新一『純粋な自然の贈与』(せりか書房、1996年) 110円 カバー欠け。しかし美麗です。

中沢新一『哲学の東北』(青土社、1995年) 110円 図書館リサイクル本。カバー表紙は、吉田戦車。

島津法樹『骨董ハンター 南方見聞録』(講談社、2001年) 110円 東南アジアへお宝探しの旅?

別冊歴史読本特別増刊 坂出祥伸(責任編集)『道教の大辞典』(新人物往来社、1994年) 110円

 

夕方再び寄って、

カルロス・カスタネダ 結城山和夫(訳)『無限の本質 呪術師との訣別』(二見書房、2001年)110円

 

粟津則雄・清水徹ほか訳『アントナン・アルトー全集1 神経の秤・冥府の臍』(現代思潮社、1977年) 110円

だぶんここで買わねば一生買わないだろうと思い。

アルトーは、1920年代は俳優としても歴史に残る映画に出ていたのか。

「サイレント映画の最高峰と評されるカール・ドライヤー監督の『裁かるゝジャンヌ』(1927年)に出演(修道士ジャン・マシュー役)。」(Wikipedia)

Amazonで調べても全集2巻以降がでてこない。中断したのか? 著作集という肩書で何冊かでています。

 

このところ読書も低調で、一日数十頁しか読んでない。こんなに買い込んでどうするのか?

それはともかく、

書道全集(平凡社版)も大量に入荷したみたいで、よみた屋からは目がはなせないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月9日

デルタ株のまん延ということもあり、また、古本の買いすぎということもあり

よみた屋以外の本屋(新刊本屋もふくめ)は自粛している。

 

昨日のよみた屋。

 

ポール・ヴィリリオ、シルヴェール・ロトランジェ 細川周平訳『純粋戦争』(UPU,1987年) 110円 カバー欠

大山澄太『俳人山頭火の生涯』(彌生書房、平成1年)110円 店頭でiPhone使い持ってるかどうか調べたのに、検索の仕方が悪かったのか、ヒットせず、間違えて二冊目購入。

それだったら、姉妹本の『山頭火の旅』『山頭火の宿』を買うのだった。

 

読書も低調です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月8日 オリンピックと文学

子供のころからかけっこが苦手でなんにせよ競うことが得意でなかったわたしは

常日頃スポーツを観ることに特別熱心ではないのですが、

今回コロナ禍のもとでオリンピックを開催することに、多くの国民が懸念をいだき

なかでもかたくなに認めない方々はオリンピックをTVですら観ない、選手の応援すらしないと

表明していたようです。(テレビ社会学者 の古市憲司さんとか、某党の党首とか・・・)

まあ、観る観ないは個人の自由ですし、元来私も上に書いたようにスポーツ原理主義者ではないのですが

この2週間ほど、偶然か意図してかはともかく、いろんな種目をTVで観てみて

4年に一度のオリンピック(冬季もいれれば2年に一度)というのは

やはりあってもいいかな、いや開催して欲しいなと思った次第です。

国家の威信をかけて選手を送り出してくるある種の国家のこと、他のビッグタイトルに圧されてじり貧のオリンピック商業主義のこと

など言い出したらきりがないし、

そう論理的に考え詰めたわけではありませんが・・・

1)スポーツ競技はリモート開催できない。zoomでコンファレンスやるのとはわけがちがう

2)商業的に成功している他のスポーツイベントでは、ひごろ脚光をあびないスポーツに光があてられない

 オリンピックは昔懐かし百貨店スタイルで、すべての種目は原則平等

3)選手同士が国家の威信や競争原理を超えて認め合い礼賛しあう文化(ローラースケートとかで顕著)

4)家族の絆 (女子ゴルフのインド代表のキャディーは素人のお母さん、優勝したアメリカのサイデル選手が姉とともに抱き合うシーン)

5)選手村からの各国選手のSNS(インスタとかtwitter)による情報発信(東浩紀のいう観光)

などなど、思うところがありました。

 

もう、東京でオリンピック開くことは私の生きてる限りないでしょうから、

できれば直に見物してもよかったのですが、まあコロナ厳戒下では無理でしたね。

それに、治安の良さが東京の誇りなどと先日書いたりしたのですが

皮肉にも私鉄の満員電車のなかで凶行が起こりました。

コロナの感染拡大はいうまでもなく、猛暑(炎暑)、開催直前までのゲリラ豪雨、台風などと天候のほうも理想から程遠い環境でした。

 

さて、

オリンピックのドキュメンタリーといえば、

やはり映像(映画)が強く

市川崑の東京オリンピックや、レニ・リーフェンシュタールのベルリンオリンピックなどを思い出してしまいますし

今回も河瀬直美監督が撮っておられるとのことですが、

そういえば、と、書棚の隅から取り出してきたのは

村上春樹のシドニーオリンピック(2000円)紀行です。

文学でもこういうアプローチでオリンピックを活写できるんだという証左のような見事な本です。(と思う)

村上春樹といえば、

昨朝、早朝6時スタートの札幌マラソンを観ていて

結果的に見事銅メダルを獲得したアメリカのサイデル選手が

村上春樹のことばを座右の銘にしていると、解説の増田明美さんが紹介していて

へえーとおもいました。

 

「オリンピックでも絶好調な増田明美さんの小ネタ解説ですが、村上春樹の「意味がある限りどんな痛みにも耐えられる。」を座右の銘にしているアメリカのサイデル選手・・・」 Twitter投稿から引用

 

そういえば、村上春樹には、自身のマラソンや長距離走について書いたエッセイがあったなあと、今朝取り出し。

上のtiwitter 呟きを検索した際に、

増田明美さんが村上春樹と出会った際のほほえましいエピソードもみつけたので

リンクを貼っておきます。

http://www.akemi-masuda.jp/es/es0820.html

ところでここまで書いてみると、

アメリカのサイデル選手が好きだという 「意味がある限りどんな痛みにも耐えられる。」の出典が何なのか気になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月7日

昨日のよみた屋で

ジャン・リシェ編 篠田知和基訳『ジェラール・ド・ネルヴァル』(思潮社、1972年) 110円

評伝・代表的な詩のエッセンス他。昨夜、評伝を読み始めた。

Italo Calvino "Why Read The Classics?" 1058円をAmazon経由で英国の業者に注文。着は8月中旬か。

Amazonジャパンの在庫品切れのため。そもそも、須賀敦子の訳で河出文庫からでてるんだけど、なぜか英訳版が欲しくなった。

 ※カルヴィーノの文学講義―新たな千年紀のための六つのメモ(朝日新聞社)は以前買ってた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月5日

リチャード・ドーキンス垂水雄二訳『遺伝子の川』(草思社、1995年)110円 @よみた屋

ミトコンドリアの遺伝子情報がなぜ女系(ある人間の遺伝子情報は、その母の母の母の・・・から引き継いでいる)にのみ継承されてゆくのか、その理由と仕組みがわかった。

男性の精子中のミトコンドリアは、スーパーエンジンとして精子が受精するまでのべん毛の運動を駆動するのだが、

受精後に用済みエンジンとして破棄されるということ。(私の理解)

 

一昨日会った旧友Tさんのガンバリに励まされ、

参加を迷っていた、統計数理研究所の公開講座35,000円に申し込みを済ませた。

9月末・10月初めの4日間。zoom カンファレンスによる開催となります。

定員150名多ければ抽選で十日後に連絡が来ます。(たぶん大丈夫でしょう)

 

これと関連して、昨日は

ロジスティック回帰のプログラムを、様々なサイトの情報を元にPython で組んでみたところ、なんとか一応動いたので

どう工夫すれば一括処理できるか、考えてゆきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月4日

昨日。

仕事を終えた長男と、本郷三丁目駅で合流し、西安刀削麺酒楼本郷店で、坦々刀削麺ランチ。

パクチー入り。800円(税込)

分かれて、父親は、お茶の水へ。

三省堂他で新刊本をチェック。

古書店店頭にならぶ均一本も、さすがに神田では迫力がある。

たとえば中国書道全集とか。

午後3時に、山之上ホテル コーヒーラウンジにて

教科書会社につとめている旧友Tさんと待ち合わせ。

教育のDX戦略について。

福岡のお母様は97歳でご健在なのはなによりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月3日

昨日のよみた屋。

川喜田二郎『ヒマラヤ チベット 日本』(白水社、1988年) 110円

帯に惹かれて。川喜田二郎は初めてだった。今度みつけたら若き日の著作も読もう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月2日

東京オリンピックでは、海外の選手から、うだるような猛暑だの、自由行動禁止など、不評もいろいろ聴こえてくるけど

なんといっても、治安の良さは日本が世界に誇ってもいいと思う。

5年前のリオのオリンピックでは、日本の観光客が19人も被害にあってる。(強盗とか)

今回耳に入るのは、政治的に不安定な国の選手の、帰国にまつわるトラブルだけだ。

 

 

 

昨日は吉祥寺で仕事。捗りました。

よみた屋では

 

梅原猛・渡辺誠 『人間の美術第一巻 縄文の神秘』(学習研究社、1989年) 110円 大型本(A4サイズ) 写真多数

題字は中川一政、表紙写真は土門拳。 ユニークな美術史の企画書だが、考古学的知見も満載。

いい本にめぐり合いました。

J・L・クラウズリー=トンプソン 小西正泰訳『歴史を変えた昆虫たち』(思索社) 110円

昆虫といっても、ノミだのバッタだのかわいげのない昆虫たちが人類にもたらした災厄の歴史なので、ためらったが

面白いエピソード満載なので、買っておいた。こんなテーマの本を買うのは、一生に一度かも。

 

 

寝床では、串田孫一の戦時中の日記を読んでいる。内省的な日記で胸をうたれる。

 

 

8月1日

日曜だが、仕事にゆく。盂蘭盆前後はすこしゆっくりしたいので、業務前倒し。

 

昨日のよみた屋。

中国詩人選集 清水茂注『韓愈』(岩波書店) 110円

中国詩人選集 伊藤正文注『曹植』(岩波書店) 110円

中国詩人選集第1集も、のこすところ 『中国詩人選集 第16巻 -李U』 のみとなった。(読み方忘れた)

こうなりゃ、完揃いが目標になる。(もちろんAmazonで注文すれば簡単に達成できるんだけど)

 

 

 

 

 

 

 

 

7月31日

昨日、国分寺七七舎にて

高津春繁『古代ギリシャ文学史』(岩波全書)100円

稀代の碩学高津春繁は、東大を60歳で定年退官、のち武蔵大で人文学部長を務めたが、65歳で亡くなっている。

語学に関しては一種の天才だったと、弟子たちが回顧しているとか。(以上、wikipediaから)

 

昨日は、東大和の某クリニックで先日の人間ドックに関連しての診察。いろいろと抱えてるが、総じて健康だとのこと。

 

週開けて8月2日は都心某所で、教科書会社の旧友Tさんとリアル打ち合わせが入っている。

教育のDx戦略とか・・・・。 しかし、緊急事態宣言下、どうしようか些か迷っている。

 

多部未華子主演の、映画『ピース・オブ・ケイク』(監督:田口トモロヲ)に妙に波長があい、観始めたところ。

ドラマ『私の家政夫ナギサさん』も私には面白く、いまはなぜか多部未華子ブーム。

 

 

 

 

7月30日

昨日は、国分寺の七七舎と、駅ビル8Fの紀伊國屋にいったが、けっきょく何も買わず。

紀伊國屋では、星海社新書 という新書の、ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論 を探したがみつからず。

星海社新書 のコーナーは数多ある新書の一角でみつけたものの該当書はなし。

千葉さんのtwitterによると、初版売り切れ・増刷決定 ということらしい。

 

七七舎では、いくつか見送ったが、今朝になってやはり欲しくなった。

今日もあれば、今日買おう。

 

 

小谷野敦『評論家入門 清貧でもいいから物書きになりたい人に』ほぼ了。

小谷野節、健在。下記のような本音の述懐はふつう書けない。 

串田孫一の戦時中の日記も読んでいるところ。

長男は、俳優・演出家の串田和美だったのを思い出した。

成海璃子のデビュー作「神童」で、優しい音楽家を演じていたなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月29日

昨日のよみた屋では

日本古典文学大系 浦山政雄・松崎仁(校注)『歌舞伎脚本集』上巻(岩波書店) 110円

日本古典文学大系 浦山政雄・松崎仁(校注)『歌舞伎脚本集』下巻(岩波書店) 110円

日本古典文学大系 乙葉弘(校注)『浄瑠璃集』上巻(岩波書店) 110円

日本古典文学大系 鶴見誠(校注)『浄瑠璃集』下巻(岩波書店) 110円

 

 

 

 

 

 

7月27日

海部陽介『日本人はどこから来たのか? 』(文藝春秋、2016年) が届いた。ちゃんと読まねば。

昨日のよみた屋では

日本古典文学大系 小高敏郎(校注)『江戸笑話集』(岩波書店、1981年) 110円

日本古典文学大系 重友毅(校注)『近松浄瑠璃集』上巻(岩波書店、1981年) 110円

日本古典文学大系 守随憲治・大久保忠國(校注)『近松浄瑠璃集』下巻(岩波書店、1981年) 110円

日本古典文学大系 まだまだある。どうしよう?

今日のよみた屋では

串田孫一『日記』(実業之日本社、1982年)110円 昭和18年〜昭和21年まで。戦中戦後の日記と書簡。

今日は他に

入矢義高 注『寒山』(岩波書店、昭和33年) 110円 @よみた屋 函付きで買い増し。

小谷野敦『評論家入門 清貧でもいいから物書きになりたい人に』(平凡社新書、2004円) 100円 @七七舎

 

買いたい本がどんどんでてくる。せっせとEvernote にはメモしてるが、追いつかない。

まあお金のことはともかくとしても、置き場がない。

しかも少しは読み進めないと、まさしくただの古本中毒になりそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月26日 Nils Frahm

Solo、Solo Remains 、Screws の3作は、かれのサイトで無償公開されていたので、mp3経由でiPhoneにとりこんだ。

Felt というアルバムは、たまたま安く中古で買えた。

それもこれもiPhoneに取り込んでミニコレクションができた。

 

2018年に来日公演をしてたらしい。

経歴もなにもわからないので https://qetic.jp/music/nilsfrahm-pickup/275074/ あたりを読んでみようと思う。

来日した2018年にリリースされた All Melody というアルバムがそれまでの集大成のようだが、これもAmazonmusicで聴けるようなので

今夜にでも聴いてみよう。

Amazonリンク↓

https://www.amazon.co.jp/dp/B0776K6TYK/ref=cm_sw_r_tw_dp_QQCBDQ42BD1RED5N08RQ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月26日

昨朝のよみた屋では

日本古典文学大系 大谷篤蔵・中村俊定(校注)『芭蕉句集』(岩波書店、1981年) 110円

日本古典文学大系 杉浦正一郎・宮本三郎・荻野清(校注)『芭蕉文集』(岩波書店、昭和47年) 110円

 

昨日のオリンピックでは、スケートボード決勝を観ていた。

猛暑つづきで、読書他低調。

ジュラシック・ワールド/炎の王国(第5作目)を半分くらい観ました。

 

今日(月曜)は仕事です。

たまには頭を使わねば・・・。

 

 

 

 

7月25日

崎山満『DNAでたどる日本人10万年の旅』を読み始めて、日本人起源論の最新の研究成果が知りたくなった。

崎山満、斎藤成也、篠田謙一と、主な研究者の何冊かは入手していたので、今回は

海部陽介『日本人はどこから来たのか? 』(文藝春秋、2016年) 306円を Amazonに注文。

4年ほど前、国立科学博物館を見学した際、海部氏の 3万年前の航海復元プロジェクトを知った。

台湾から與邦国島への古代の丸木舟を用いた航海は、何回かの苦闘の後、2019年に成功し

(当時の朝日新聞記事)  https://www.asahi.com/articles/ASM7934MPM79ULBJ006.html

そのレポートである下記の二著

◆サピエンス日本上陸 3万年前の大航海

◆日本人はどこから来たのか? 3万年前の航海の謎を解く NHKクローズアップ現代+取材チームの全記録

も出てるようなので、今回注文の本を読んでみて、よさそうなら追加購入を検討しよう。

 

 

 

よみた屋では

重友毅『日本近世文学史』(岩波全書、1950年) 110円

加藤周一の日本文学史序説 上・下 持ってるがみつからないため買おうかと思ったが思いとどまった。

七七舎では

中沢新一の縄文聖地巡礼 に惹かれたがいったん保留。

 

 

 

 

 

 

 

 

7月24日

仕事から帰ると、疲れて早く休むため、昨夜の開会式は、TVでは観てませんが、長男の要望があって録画はしました。

一夜明けて、twitter界隈では、東浩紀さんが熱心にレポートしてくださってるのが目立ちますが、関心のない方や開催反対派の方は

スルー状態ですね。もちろん、各人の自由ですが。

 

昨日のよみた屋。

崎山満『DNAでたどる日本人10万年の旅』(昭和堂、2008年) 110円  数年前に購入予定でしたが買いそびれていた本です。うれしい。

 

荒木繁・山本吉左右 (編注)『説経節 山椒大夫・小栗判官他』(東洋文庫、昭和48年)110円

新潮日本古典集成版『説経集』につづく原典二冊目。函の状態は良くないですが、読めればOK。

 

ボエティウス 畠中尚志訳『哲学の慰め』(岩波文庫、昭和25年) 55円

哲学の慰めも、私は、二十代に、世界古典文学全集 第26巻 アウグスティヌス/ボエティウス( 1966年)(表紙痛み)を購入して、以来架蔵してますが、長年未読。

 

 

 

クコの実(ゴジベリー)と、キャプテン製のマンゴーソース(ジュースの素)を添えたヨーグルト。

クコの実は、栄養豊富なナス科の植物の果実だそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月23日

今日はスポーツの日、オリンピック開会式だが、仕事にでかける予定。

元来は、オリンピック招致の反対派ではなかったのだけど、これだけ続々とスキャンダルまみれになると

なんだかなあという感じ。

 

 

Nils Frahm "Felt " (CD,2011年) 431円 Amazon注文。

少し前なら、下記の無料ダウンロードデータを用いて、オリジナルCDでも焼いていたのだろうけど、なにか億劫で、やってない。

 

 

 

 

 

 

 

 

7月22日

昨日のよみた屋。5冊。

『荷風全集』第2・25・26巻(岩波書店、昭和46年-47年)110円×3

とうとう、残りは第29巻(昭和47年二刷時の増補巻)を残すのみとなりました。

そうなると、今度は、月報のない一部巻のことも気にはなるのですが。

 

他に、花井泰子(原作)しいやみつのり(マンガ)『マンガ塙保己一』(星雲社、2009年) 110円

 

菊池貴一郎 鈴木棠三(編)『絵本江戸風俗往来』(東洋文庫、昭和45年) 110円 函は痛んでますが、本冊はほぼ良。

江戸の年中行事を、江戸っ子の菊池貴一郎が明治38年に刊行したのが元版。

元版の挿画の雰囲気を楽しみたいのなら

江戸府内絵本風俗往来 (1965年) 青蛙房 (復刻版) のほうが良いかも。

 

 

昨夜の寝床では、Amazonお薦めの nils frahm 'Solo' をなんとなく聴いてました。ノスタルジックな曲想でした。

調べてみたら、 nils frahm は 1982年生まれのドイツ人。ポストクラシカルを代表する音楽家の一人とのこと。

彼のサイトでは、この solo というアルバムの非圧縮(24bit)のデジタル音源が無料でダウンロードできるようです!

https://www.nilsfrahm.com/works/sol/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月21日

夏空のもとを、自転車を15分ほど走らせて、市役所へ。

人間ドック助成金の申請手続き。

まあ、窓口の職員も親切ではありますが、

この程度のこと、いつになったら、ネット申請で済ませられるようになるのでしょうか。

 

炎天下の往復で疲れて、国分寺行きは中止。

午後は昼寝して過ごす。

寝てばかり・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

7月20日

昨日のよみた屋。

近藤啓太郎『奥村土牛』(岩波書店、1987年) 110円 代表作16作品がカラー口絵で載っています。

倉橋由美子『酔郷譚』(河出書房新社、2008年) 110円 遺作。

それにしても倉橋由美子70歳没。同じような歳になってみて、若い死が痛まれます。

 

吉村昭『天狗争乱』(朝日新聞社、1994年) 110円

 

昨日は、仕事で、難しいプログラムに取り組み、出口が見えたあたりで退出しました。

衰えゆく大脳皮質のことを思い、己をを励まし、鼓舞して、働いているところです。

 

それにしても、今月も、読んでる本に比べて大幅な購入数超過。

リポスミン飲んで早めに床に就くのはいいのですが、読書はあまり捗らず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月19日

 

中村真一郎『頼山陽とその時代』(中公文庫、昭和52年) 上巻 396円 @Amazon注文

 

日曜朝のよみた屋で、

『荷風全集』第9・10・11・27・28巻(岩波書店、昭和46年-47年)110円×5

全29巻中、計4巻を残すのみとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月18日

このところずっと黒くたれこめていた曇天が、昨日はうそのように晴れ。

梅雨明けとともに猛暑が到来しました。

週明けは、

コロナ感染者の増加と、オリンピックの開幕で、いったいどういうことになるのでしょうか。

それと無縁かのように、週明けもいつものように週3日の仕事+古本屋通いです。

今週は、ちょいと難しい仕事も控えていますが、まあ、あまり暇なのよりはマシなくらいです。

 

 

 

昨日のよみた屋。

中村真一郎『頼山陽とその時代』(中公文庫、昭和52年) 中・下巻 55円×2

上巻欠けなので安く出てました。まあ、上巻はAmazonで買えるのですが、どうしましょう。

 

次に、

井上ひさし・小森陽一(編著)『座談会 昭和文学史』第1巻(集英社、2003円) 110円

カラーカバー欠けで安い。

今年の冬愛読した阿川弘之の最後の座談集『文士の好物』に再録されていた志賀直哉編が良かったので

元本を購入したいと前から思ってました。

全6巻。残りの巻をどうするかは未定です。

(全6巻の構成)

 

次に、

『荷風全集』第4・17・18巻(岩波書店、昭和46年-47年)110円×3

全29巻中、残りは計9巻となりました。

これまでも美麗な揃いを買うチャンスは何度もあったのですが、見送ってきて、結局、今年の冬なんとなくバラで買い始めたのですが

買い始めてみて、昭和30年代の初刷と、昭和40年代の第二刷が混在しているのに気づきました。

実は、月報は第二刷では新しいメンバーで刷新されているので、不揃いでちょっと格好が悪いのですが、

まあしかたがないですね。

ずいぶん前に練馬で買った断腸亭日乗を収めた計6巻には月報も欠けてるので、気が向けばそれらの巻は買い替えるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月17日

昨日のよみた屋。

萩原得司『井伏鱒二聞き書き』(潮出版社、1985年) 110円 

桐山靖雄『密教入門 求聞持聡明法の秘密』(角川選書、昭和51年)110円 

初版当時中目黒の本屋で買った本。実家に眠っていて、買いなおしです。スピリチュアル系。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月16日

昨日届いた

千葉雅也『ツイッター哲学 別のしかたで』 (河出文庫、2020年)  

文庫化にあたり、加筆・修正・再編集が施された。また、解説は、師の小泉義之。

拾い読みしてます。

哲学的断章としても、ミニマル・エッセイとしても読めます。

著者もこの書のどこかでつぶやいてたと思いますが、

本を読むという営みは、ハイパーリンクとか動的な流動性がシャットアウトされていて

考えてみれば、とても贅沢な体験です。

文庫本208頁という、サイズにしても重量にしてもミニマルなデバイスが

今はとっても魅力的です。

勉強の哲学のほうも買うことにしました。

 

昨日は、妻とふたりで吉祥寺へ。

妻がお世話になった方と、私の郷里の母へ、お中元を贈るため。

ゲリラ豪雨の真っ最中はさいわい吉祥寺アトレのなかでお菓子を選んでました。

発送を終えて、

椿屋花仙堂にて、パスタランチ。

冷製ポタージュスープ。デミカップサイズ。美味。

見た目よりボリュームのあるパスタ。

食後の珈琲は撮り忘れました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月15日

よみた屋の昨日の収穫は

マラルメ 秋山澄夫訳・解説『イジチュール またはエルベノンの狂気』(思潮社、1971年) 110円 カバー装幀は山本美智代

私はガリマール版の原書をほとんどアンカットのままで所有しているのですが、未読のまま45年過ぎてしまいました。

この訳書の存在自体知らなかったのですが、昨日やっと訳書が手にはいったわけです。それなりの感慨あり。

還暦過ぎたら藝術に還ろうと、ひところマラルメの評伝大著や最新の訳詩集なども購入していたのですが、結局読むに至ってません。

このまま月日が過ぎ去ってしまうかも・・・。

反町茂雄の古書肆一代記、第1巻読了。

波乱万丈の古本人生、さて第2巻はどうでしょうか。

 

なお、千葉雅也さんは芥川賞逃しました、残念。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月14日

東浩紀・北田暁大 他『NHKブックス別巻 思想地図 vol.2 特集・ジェネレーション 』(NHK出版、2008年)が届いた。

また、

千葉雅也『ツイッター哲学 別のしかたで』 (河出文庫、2020年)  645円をAmazon注文。

本日は、芥川賞・直木賞の選考会らしいから、今夕か明日には受賞作が発表されるのだろう。

千葉雅也が受賞するんじゃないか。そしたら千葉雅也ブームが来るだろう。

 

 

 

映画ハワーズ・エンド 了。いわもとさん・ふるかわさんのお薦め。

E・M・フォースターの原作を読まねば作品の襞がわかりづらいかも。

ロケ地情報は下記映画ブログにあり。 GoogleMapのストリートビューも添えられていて驚き。

https://dayslikemosaic.hateblo.jp/entry/2016/06/13/050000

 

昨日は、Amazonで

私の家政夫ナギサさん (多部未華子主演)なんてドラマも観てました。(ただいま第二話まで配信中)

 

 

 

 

 

 

 

7月13日

昨日のよみた屋では

島尾永康『中国化学史』(朝倉書店、1995年) 110円 「ニュートン」で著名な科学史家に、中国科学史の著作があるとは知りませんでした。著者が75歳で上梓した大著(356頁)です。

編年体ではなく、陶芸化学、銅の加工史、煉丹術(錬金術)、製紙技術などのテーマ史の構成のようですが、読んでも楽しい書と拝察しました。

次に、M.Cain 他 石川統監訳 塩川光一郎他訳『ケイン生物学 第一版』(東京化学同人、2004年) 110円

原書第2版・邦訳第1版ですが、その後、原書第5版・邦訳第2版がでているもよう。よって安価に買えましたが、

A4サイズに近い大冊でフルカラー、737頁もある大著です。

大学教養レベルの生物学の教科書としては、すでに私は、キャンベル生物学の簡略版、レーヴン・ジョンソン生物学の上下巻などを持っていて、いずれも読みかけて挫折しているのですが

(なにしろ有機化学の知識に乏しい)

これほど立派な書を手に取ると、驚嘆しては手元に置きたくなります。

 

東浩紀・北田暁大 他『NHKブックス別巻 思想地図 vol.3 特集・アーキテクチャ』 も届きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月12日

東浩紀・北田暁大 他『NHKブックス別巻 思想地図 vol.2 特集・ジェネレーション 』(NHK出版、2008年) 350円@Amazon

東浩紀・北田暁大 他『NHKブックス別巻 思想地図 vol.3 特集・アーキテクチャ』(NHK出版、2009年) 429円@Amazon

残りは第4巻のみとなりました。

 

昨日のよみた屋。

(写真)白尾元理 (解説)清川昌一『地球全史 写真が語る46億年の奇跡』(岩波書店、2012年) 110円

類書としては、NHK地球大紀行の別巻1写真集を持っています。

 

昨日の国分寺駅北口広場。

バス・タクシー待合所の天井部から、

水が勢いよく噴霧されています。けっこう涼しく感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月11日

今日は郷里の母の、2回目のワクチン接種の日です。ご近所の親切な方が会場まで送ってくださるとのこと。昨日は、鹿児島北部が集中豪雨にみまわれて川内市など広範囲で浸水したようですが、桜島はたいしたこともなかったようです。

ちなみに、妻と長男は今週第1回目のワクチン接種になります。(先日、大規模接種センターの超狭き門を長男の代わりにこじ開けたのは、われわれ夫婦です)

 

昨日届いた東浩紀・北田暁大 他『NHKブックス別巻 思想地図 vol.5 特集・社会の批評』

これの、Vol.2、Vol.3、vol.4 も順次入手したい。

 

いつまで古本買い続けるのか? 余生の乏しいリソースをどこに集中するのか?仕事はいつまで続けるのか? 郷里の母と姑の介護は?

などと、今朝は妙に自分を問いつめたりします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月10日

 

東浩紀・北田暁大 他『NHKブックス別巻 思想地図 vol.5 特集・社会の批評』(NHK出版、2010年) 460円@Amazon

 

小泉義之『あたかも壊れた世界 ―批評的、リアリズム的―』(青土社、2019年) が届いた。

 

昨日のよみた屋。

野間宏・沖浦和光『日本の聖と賤 近代篇』(人文書院、1992年) 110円 四部作の完結編。中世篇・近世篇は未入手。

 

メーチニコフ 渡辺雅司訳『回想の明治維新 一ロシア人革命家の手記』(岩波文庫、1987年)55円

赤松宗旦 柳田国男校訂『利根川図志』(岩波文庫、昭和47年) 55円

 

旧事諮問会編 進士慶幹校注『旧事諮問録』上・下巻(岩波文庫、1987年) 55円×2

朝鮮人による日本最古の紀行文『老松堂日本行録』もあったが、さすがに見送りました。

 

 

7月9日

『現代思想 2002年1月号 ヴィリリオ 戦争の変容と政治』(青土社)100円 @国分寺七七舎 

 

東浩紀『ゆるく考える』(河出書房新社、2019年) が届いたのでさっそく読んでいる。

期待にたがわぬ好著だ。

今、日経夕刊に2018年に連載された第一部を読んでるが、平明で短い文章にいろいろと考えさせられることが多い。

 

 

7月8日

昨日のよみた屋では

家永三郎『戦争責任』(岩波書店、1985年) 110円

 

夕方、帰宅時に再度寄って

アガサ・クリスチィ 厚木淳訳『パーカー・パインの事件簿』(創元推理文庫) 55円

アガサ・クリスチィ 高見沢潤子訳『ミス・マープルと13の謎』(創元推理文庫) 55円

 

 

 

Amazonにて

小泉義之『あたかも壊れた世界 ―批評的、リアリズム的―』(青土社、2019年) 1767円 注文

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月7日

昨日のよみた屋では

『別冊新評 放浪の俳人 山頭火の世界』(新評社、昭和53年)110円 #種田山頭火 別冊太陽などと違い、全編まるごと山頭火特集というのが、この別冊新評のよいところです。

国分寺七七舎に移動して、

堀淳一『ケルトの島・アイルランド』(ちくま文庫、1992年) 100円 元版は1987年刊『霧のかなたの聖地+アイルランドひとり旅』(筑摩書房)

堀淳一氏(1926-2017)は、北大理学部教授の職を捨てて、後半生を世界中への旅行と紀行文の執筆に捧げた方。最晩年まで国内外の旅行記を執筆しています。旅先の歴史や文化のみならず地質学的考察も周到だとのこと。

今まで存じ上げませんでしたが、よい本にめぐり合えました。

 

 

 

 

今朝のWindows日替わり画像。

セッテ・シダーデス地区のサンティアゴ湖 (アゾレス諸島)

北大西洋に浮かぶアゾレス諸島は、長期間にわたる大規模な地殻変動によって形成されました。

この諸島は 3 つの構造プレートが交わる領域の上に位置しています。このような地点は、地質学者には三重会合点として知られています。(ネットから転載)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月6日

東大和の某クリニックで受診した人間ドック。

終了後の担当医との面談(速報レベル)では、重大ではないが新たな指摘をいくつか受けました。

今年になってから、老いの兆候がいくつもみつかり、しょんぼりとしています。

 

それはさておき、人間ドック後に院内でいただいた昼食。

薄味ですが、とても美味でした。近くの仕出し弁当屋から取り寄せてるのでしょうか、感心しました。

 

 

夕食は、妻とふたり自宅そばのバーミヤンで。

ハッピーアワーとかで、生ビールが220円(税込)と、とてもお得でした。

外でお酒を飲むのは、約4か月ぶりです。

 

今朝は、Amazonで

東浩紀『ゆるく考える』(河出書房新社、2019年) 812円 最近出た河出文庫版とどちらにしようか迷っていましたが、やはり元版で買うことにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月5日

本日は人間ドック。東大和の某クリニックにて。

たまたま先日脳MRA(MRI)診断をやってもらったので、それとあわせるとけっこう大がかりな診断になります。

飲まず食わずがつらいです。

 

昨日のよみた屋。

観山正見・小久保英一郎『宇宙の地図』(朝日新聞出版、2011年) 110円

1968年ごろ、Powers of Ten (10のn乗)という科学映画が話題になったそうで、たぶん私は観たことはないと思いますが

この書物も、その映画と同様

10の0乗(=1m)から10の27乗(宇宙全体)まで、スケールを指数的に増やしながら、宇宙の総体を豊富な写真で示してくれる本です。

 

※ Powers of Ten は、YouTubeにあったので、貼り付けておきました。IBMの資金で制作されたとのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月4日

優待でデジタル図書券なるものを貰いましたので、それを使いに国分寺へ。

はじめに七七舎、めずらしく買わず。次に、駅ビル8Fの紀伊國屋書店へ。

半年ほど買いそびれていた

蓮実重彦『見るレッスン 映画史特別講義』(光文社新書、2020年12月30日) 902円(うち500円はデジタル図書券)

今奥付入力してて気がつきましたが、昨年の大晦日ごろ店頭にでたので、ちょうど半年間買いそびれていたわけです。

口述筆記した原稿に手を入れた形式で、読みやすい。

最初の頁から最後のあとがきまで、半日かけて丁寧に読みました。

私も先日Amazonで観た

デヴィッド・ロウリー監督『さらば愛しきアウトロー』(ロバート・レッドフォード、シシー・スペイセク、2019年)を褒めているのは

素直にうれしい。

 

今の日本映画についても、第3の黄金期として位置づけ、いろいろな監督の作品を褒めています。

濱口竜介監督『寝ても覚めても』(2018年)、Amazonで観られるのですが、そんなに良いのか?

今度、観てみることにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月3日

昨朝、よみた屋で

稲葉振一郎『リベラリズムの存在理由』(紀伊國屋書店、1999年) 330円 1963年生まれの気鋭の政治哲学者が36歳のときに上梓した大著。

リベラリズムについては、

リベラルとは何か-17世紀の自由主義から現代日本まで (中公新書) などの入門書を探しているのですが

その前に、この書も含め数冊すでに入手しています。読まねば。

政治哲学といえば、

プラトン 藤沢令夫訳『国家』上・下(岩波文庫、1982年) 55円×2 すでに購入して長年経つのですが、未読のまま。

手ごろな値段で二セット目が手に入ったので、今度こそ読みます。というか、この歳になると肩ひじ張らず適当に読めそうです。

4冊目は、

松原望『入門確率過程』(東京図書、2003年) 550円

確率過程の本は初めて。まあ全部は理解できないでしょう。だいたいわかれば良しとします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月2日

Amazonで、男はつらいよお帰り寅さん が無料になったので、夫婦で観てみた。

記念すべき第一作の封切が1969年、それからちょうど50年後の第50作だという。

倍賞千恵子 (28歳 ⇒ 78歳)

前田吟    (25歳 ⇒ 75歳)

吉岡秀隆  (     ⇒ 49歳) 27作目「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」(1981年)から登場。当時11歳。

後藤久美子(     ⇒ 45歳)

(この項 中止)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月1日

45年ほど前、第一分冊のみを買ったままになっていた

渡辺一夫訳 ラブレー『パンダグリュエル物語』第二之書〜第五之書(岩波文庫、昭和50年) 55円×4 @よみた屋

迷った末に購入。たぶん読まないかもしれないが、今日買わなければ、一生未揃いのままで終わりそうで、それもイヤだった。

渡辺j一夫畢生の訳業で、文庫大冊の4割程度は膨大な訳注である。

45年目にしてようやく完揃い!

 

毎夕、6%の本搾り酎ハイを350cc一缶。それ以上飲みたいときはぐっとがまんして、炭酸水を飲むことにしている。

糖質0、アルコール度数0.00%の究極のノンアルコールドリンクだ。

 

6月は54冊で14,239円、篆刻セットを含む。 未読本がたくさんあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月30日

昨日、よみた屋にて

鹿島茂『勝つための論文の書き方』(文春新書)110円

 

よみた屋にも七七舎にも買いたい本は眠っていて、近々順に買ってゆくつもり。

もちろん、売れてしまったら、しかたがないけど。

 

新刊本でも千葉雅也・東浩紀・蓮実重彦(映画論の新書)など買いたい本がけっこうある。

Amazonでもいうに及ばず。

来月は、どの方面を攻略しようか?(笑)

 

反町茂雄『一古書肆の思い出』を寝床で読み進めている。

まあ、この本をわくわくしながら読めるわたしも奇特な人とは思う。

最晩年の古本回想記大冊だが、著者の博覧強記ぶりに驚かされる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月28日

昨朝のよみた屋では

青木正博・目代邦康『地層の見方がわかるフィールド図鑑』(誠文堂新光社、2008年)110円

こういう図鑑を探していました。写真多数、巻末には参照地図つき。その後、増補改訂版がでているようです。

次に、国分寺七七舎に移動して、

生島遼一『鴨涯日日』(岩波書店、1981年)100円 生島遼一の三冊目。

引き続き、水中花(岩波書店)  芍薬の歌 (岩波書店)  鴨涯雑記(筑摩書房) 鏡花万華鏡 〈筑摩叢書〉を探してゆきます。

と、ここまでで昨日は終えるつもりでしたが、

一昨日いわもとさん宅で書棚に並んでいた

反町茂雄『一古書肆の思い出』全5巻(平凡社、1986年〜)を七七舎でみつけてどうしてもほしくなり

夕方、東小金井駅南口の回転(しない)寿司魚べいにテイクアウトを取りに行くのにかこつけて

再度訪問。

反町茂雄『一古書肆の思い出』全5巻(平凡社、1986年〜) 揃500円

古書店創業者の回顧譚というにとどまらず、血沸き肉躍る古書一代記という趣ですね。

 

有効期限の迫った優待券を活用してテイクアウト27貫。ちょっと楽しい夕食になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月27日

昨朝、よみた屋で

厚木淳訳『クリスチィ短編全集』第1巻(創元推理文庫)55円 全5巻が揃いました。

国分寺まで引き返し、買い物の後

西国分寺駅から武蔵野線に乗って、北朝霞駅まで。

この電車は、郊外をぐんぐん走り、ちょっとした小旅行の気分にさせてくれます。

ふるかわさんと合流し、迎えに来てくれたいわもとさんの車に乗って、新座のいわもとさん宅へ。

いつもの同期会ですが、今回は家飲み会となります。

豪勢なすき焼きと美味なるビールで乾杯です。

話題は、コロナ情勢(ワクチン情報の交換)から同期生の動向まで様々。

3人で観た、必死の逃亡者 (監督 ウィリアム・ワイラー 脚本・原作 ジョセフ・ヘイズ 『The Desperate Hours』 出演者 ハンフリー・ボガート フレドリック・マーチ、1955年)

端正で緻密な作劇術で、間然するところがない傑作ムーヴィーでした。

夕方お開きになって、3人で志木駅まで散歩しましたが、片付けもせずすいませんでした、いわもとさん。

また、やりましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月26日

昨朝、よみた屋で

F・W・クロフツ 『クロフツ短編集1』(創元推理文庫、1987年)55円 1・2巻揃いました。

本郷の某社ビル5Fで、新規業務の内容説明を若いスタッフに。

終えて、中央線を一路国分寺へ。

一番昼の長い季節には、明るいうちに国分寺で古本を探す楽しみがあります。

生島遼一『蜃気楼』(」岩波書店、1976年) 100円 @七七舎 探していた本です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月25日

今日は、本郷で会議が入りました。息子よりひとまわり若いスタッフに業務の説明と検討会です。

 

昨日は、よみた屋でとくにかわず。丸谷才一の裏声で歌へ君が代(新潮社)はよく見かけても見送ってきましたが、そろそろ買い時かなと夕方に買う考えで昼は見送りましたが、夕には売り切れてました。吉村昭の

桜田門外ノ変(新潮文庫)上下巻は見送り。でも今日買うかもしれません。

 

 

河合塾のGuideline 6月号着。調べたら、2004年から購読してるので、丸17年は読んでるわけです。

 

水曜は、最寄り駅反対側にあるO脳神経内科で、MRI(MRA)検査。

多少気になる症状があるので、歳も歳だし、検査してみたのですが、特段の異常はなかったので一安心です。

保険が利くので費用も5000円ちょっとですみました。

(7月に人間ドックを受けるのですが、その歳に脳MRI検査を追加すると、費用は数万円増えますので)

それにしても、20〜30分ほどのMRI(MRA)検査のあと、O先生から脳の画像をみながら診断結果を伺ったのですが

1)脳の萎縮は歳相応に進んでいる。 2)ごく微小な脳梗塞(毛細血管レベル)も散見される

ということで神妙な気持ちになりました。(なにしろ自分の脳の写真をみるのは初めてです)

今後は、食生活の改善や節酒、適度な運動などにいっそう気をつけたいとおもった次第です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月23日

千葉雅也『動きすぎてはいけない ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』(河出書房新社、2013年) 到着。意外に骨の折れそうな著作。

由良君美 著・監修『世界のオカルト文学 幻想文学総解説 ’84』(自由国民社、昭和58年)

昨日のよみた屋では二冊。

巽孝之『アメリカ文学史のキーワード』(講談社現代新書、2000年) 110円

松本清張『古代史疑』(中央公論社、昭和48年) 110円 函から出した状態。中公らしい装幀が良。

実はこれ中公文庫が創刊されたころ、中公文庫で買って読んでいるのですが(高校時代)、そして物持ちのよい私は今も架蔵しているのですが

不思議と元本でも読んでみたくなり、迷った末に買いました。

昨夜寝床で読んでみると、予想以上にぐいぐい読んでいけます。調べると清張59歳の時の著作(初版昭和43年)。あらためて清張の膂力に舌を巻いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月22日

昨日は、三鷹の杏林病院へでかけた妻と吉祥寺で合流。

そのまえに、よみた屋で

由良君美 著・監修『世界のオカルト文学 幻想文学総解説 ’84』(自由国民社、昭和58年)110円 を買っておく。

漱石全集新書版の印譜編は売り切れていたので、次に菊版の第12巻がでてくるまで漱石印譜はお預け。

ヤマダ電機・アトレ吉祥寺などをぐるぐるまわって

東小金井駅へ移動。どこか昭和の商店街の風情の残った、妙にローカルな駅におりたち

ピーコックストア2Fの魚べいで、優待寿司ランチ。

魚べいのお寿司コストパフォーマンス良。

国分寺では、マウントレーニアコーヒー買って、ミーツ5Fの屋上スペースで風に吹かれながら休憩。

 

次男のお嫁さんの実家へお中元の注文。

篆刻セットが届いたので、晩は篆刻入門書を読む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月21日 夏至

メモ

深まる能力主義の病理 本田由紀 工場化した学校 日本もまた (日経有料記事)

サンデル

実力も運のうち 能力主義は正義か?  メリトクラシー批判

立岩真也氏の書評:小泉義之『「負け組」の哲学』

立岩真也の著作を入手すること、 小泉義之(千葉雅也の師匠)に踏み込むこと

 

※ 寒山の詩  老子 荘子 の超越的処世術

 

 

 

 

 

6月20日

よみた屋にて

中川一政 紅野敏郎・入江観(編)」『いのち弾ける!』(二玄社、1996年) 110円 編者サイン入り

書・画多数。篆刻(印譜)に興味があって購入。

笠井清『南方熊楠 人と学問』(吉川弘文館、昭和55年) 110円 笠井清の南方三部作が揃った。

アルベルティーン・ガウアー 矢島文夫・大城光正訳『文字の歴史 起源から現代まで』(原書房、1987年) 110円

実は、漱石全集(新書版)で、漱石の印譜が載っている巻があって、それも買おうかと思っていたが、明日に延期。

 

妻の薦めもあって、とうとう篆刻入門セット購入@Amazon。

美正堂 てんこく (篆刻) 初心者 入門 23点 セット 【 テキスト・簡易道具説明書 付 】 (習作用) 3080円

妻とふたりで、篆刻の世界で遊んでみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月19日

よみた屋にて。

森三樹三郎訳注『荘子』内篇(中公文庫) 55円

森三樹三郎訳注『荘子』雑篇(中公文庫) 55円

Amazonで

千葉雅也『動きすぎてはいけない ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』(河出書房新社、2013年) 657円 注文

 

ふたたび夕方のよみた屋で、

 

ジル・ドゥルーズ+フェリックス・ガタリ 宇野邦一/小沢秋広/田中敏彦/豊崎光一/宮林寛/守中高明訳『千のプラトー』(河出書房新社、1994年) 2750円

 

 

夜に、寝床で聴いているのは、ポスト・クラシカルかECMのヨーロピアン・ジャズ。Amazonmusicのお薦めアルバムが今の性にあっていて驚かされる。

静謐で沈鬱な、内省的でミニマルな音。田園の音楽。

The Art of The Piano ファブリツィオ・パテルリーニ

Bagatellen Und Serenaden (Ocrd) Valentin Silvestrov

Silent Light Dominic Miller

RAVENSBURG Mathias Eick

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月18日

ここ二日ほど古本買わず。古本中毒のデトックス中。

昨日も、国分寺七七舎店頭で、ハイデガーの形而上学入門を手に取ったが、読んでも理解できるかどうか・・・、深く迷ったのでやめておいた。

 

水曜には、仕事上でひとつ難題をこなしたので、気をよくした。ただ、辞め時引き際のことは時々頭をよぎる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月16日

昨日のよみた屋では

F・W・クロフツ 井上勇訳『クロフツ短編集2』(創元推理文庫、1984年)55円 老後の楽しみにとこの手の短編集をぼちぼち買ってるが、ぜんぜん読んでない。でもクロフツの短編面白いかも。

武内義雄訳注『老子』(岩波文庫、昭和14年) 55円

西牟田靖『本で床は抜けるのか』(本の雑誌社、2015年) 110円 単なる冷やかし本ではなさそうなので購入。

わがEvernote には、関連書として、

・清く正しい本棚の作り方

・蔵書はなぜ増え続けるか 紀田順一郎

・鶴見俊輔 『読んだ本はどこへいったのか』

・松原隆一郎 書庫を建てる: 1万冊の本を収める狭小住宅プロジェクト 

あたりがリストアップされているが、最後の松原隆一郎さん(1956生まれ、東大名誉教授)が都内に建てた、書庫専用狭小住宅の仔細も載っていて、

よむのが楽しみなのだ。

 

国分寺の七七舎に移動した。平日の夕方から熱心な年配の男性たちが集っている。いい雰囲気だ(笑)

先日買いそびれた

大塚英志『サブカリチャー反戦論』(角川書店、平成13年) 100円 一章を追加した角川文庫版が、今の決定版らしいが、まあいいよ。

吉田健一『酒宴』(垂水書房、1966年) 100円 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月15日

2回目のワクチン接種から約20時間を過ぎたころから、それまでの腕の腫れと痛みに加え、全身の倦怠感と発熱にみまわれ、

日曜の午後から夜間にかけて、布団に伏して過ごした。

38度近い熱が出た。妻にバファリン買ってきてもらって熱はやがて下がったが。

月曜も大事をとって仕事は休みにした。

 

古本屋も日月とお休み。届いたアメリカ紀行を面白く読んでる。

 

 

いつまで仕事をするか? いつまで古本を買うか?

いっそ、仕事を完全に辞め、大方の古本も売り払って、

15歳のころの心性に戻るような、生き方はどうか。

などと、熱にうなされながら考えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月13日

昨日は、コロナワクチン第2回目の接種の日。土曜のせいか、介助する息子・娘と一緒の車椅子のご老人もけっこう見受けました。

18時間ほど経ちましたが、注射した左腕が、前回同様腫れて痛みがあります。

副反応を考えて土曜日を選んだのは正解でした。

 

昨日のよみた屋。

『杉並文学館 井伏鱒二と阿佐ヶ谷文士 展示目録』(杉並区立郷土博物館、平成12年) 110円

七七舎に移動して

東浩紀・北田暁大(編)『思想地図 Vol1 特集=日本』(日本放送出版協会、2008年) 100円

浅田彰『逃走論 スキゾ・キッズの冒険』(筑摩書房、1984年) 100円 ちくま文庫版ではそれこそ三十数年前から持ってるのですが、ちゃんと読んでないので、初版の元本で買いなおし。

Amazon music でこのところ聴いてるアルバム。主に寝床で。

Keith Jarrett Charlie Haden "Last Dance"

Olafur Arnalds, "Re:Member "  静謐な癒し。これが今の心情にいちばんあう。

 

Olafur Arnalds, "Found Songs "

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月12日

H・C・ベイリー 永井淳訳『フォーチュン氏の事件簿』(創元推理文庫、1991年) 55円 30年も経ったと思えぬ美本。

よみた屋で”キープ”してたつもりが、なんと昨日売却済み。

なくなく、Amazonで、バリューブックスに注文。

千葉雅也『アメリカ紀行』(文藝春秋、2019年) 1011円 

千葉雅也が新潮6月号に発表した『オーバーヒート』240枚が芥川賞候補に選ばれた。ひょっとすると芥川賞かっさらうかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月10日

隣町のかかりつけ医で2か月に一回の診断。処方箋をアプリ『おくすり手帳』で自宅そばの薬局に送信。

国分寺駅駅ビル内で散髪をすませ、北口の七七舎へ。

ジル・ドゥルーズ、フェリックス・ガタリ 市倉宏祐訳『アンチ・オイディプス』(河出書房新社、1986年) 美本1000円は安い。迷わずに買う。

これと、『千のプラトー』『差異と反復』くらいは手に入れよう。もし読めなければ、このラインは撤退するが・・・。

玉川上水駅前の花壇に咲く百合。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月9日

目下、古本手控えモード中。大物を釣り上げる気力なし。

 

宇野利泰訳『クリスチィ短編全集』第5巻(創元推理文庫)55円 残りは第1巻。

礫川全次『独学の冒険―浪費する情報から知の発見へ』(批評社、 2015年) 471円@Amazon

礫川全次(こいしかわ ぜんじ、1949年- )は在野史家。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月8日

昨日のよみた屋では

宇野利泰他訳『クリスチィ短編全集』第2巻〜第4巻(創元推理文庫)55円×3 このうち、第4巻はダブりでした。残り、第1巻と第5巻。

買い物リストには、大物がずらり残ってるのですが、一時的に意欲が低減し、ちょっと古本手控えモードです。

 

 

 

昨日は、妻と近所(といっても自転車で10-15分程度あります)のスシローで寿司ランチ。

スシロー近くのダイソーでは、スマホ用スピーカー(もどき) 110円

下図の赤いドーム状のがそれです。スマホのスピーカー音をドーム状のカバーで広がりのある音に変換、というふれこみ。

効果は・・・・まあまあです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月7日

今年になってから、月日の流れが生理的に一段と速く感じられるようになった。

 

昨日のよみた屋。

吉村昭『海の史劇』(新潮文庫) 55円

 

『私の書斎』第1集〜第4集 ほぼ読了。

刊行から40年も経って読んでみたわけだが、読書論・書斎論・書棚(書庫)論がバランスよく語られて楽しく読ませていただいた。

登場後数年のうちに急逝した方もいれば、長生きされて矍鑠として老後を生きた方もいる。(西沢潤一(1926年 - 2018年)など)

老後をいかに健康に長生きするかで、人生の総量も決まってくるなあ。

 

メモ

絶景本棚1・2(本の雑誌社)

書斎探訪(河出書房)

本棚が見たい! 1・2・3 (ダイヤモンド社)

松原隆一郎・堀部安嗣 書庫を建てる: 1万冊の本を収める狭小住宅プロジェクト

 

 

 

しかし、まあ、西欧の学者ともなると、蔵書量も破格だなあ。碩学ウンベルト・エーコの巨大書庫。

 

6月6日

昨日のよみた屋。

小宮豊隆『漱石の藝術』(岩波書店、1976年) 110円 初版は1942年。

早めに床に就いて、

これと、新書サイズの寒山、届いた私の書斎4、Kaggle本を枕頭に並べての読書でしたが、

リポスミンのせいか、Kaggle本にたどり着く前にダウン。

それにしても寒山という謎の禅詩人。唐代7世紀か8世紀の詩人といわれていますが、出生は謎のままとのこと。

唐ひいては中国の文化の奥行きの深さに驚かされるばかりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月5日

昨日のよみた屋。

 

E・S・モース 近藤義郎・佐原真編訳『大森貝塚 付関連史料』(岩波文庫、1983年)55円

志賀重昂『日本風景論』(岩波文庫、1979年)55円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月4日

昨日のよみた屋。

山岸徳平『書誌学序説』(岩波全書、1979年) 110円 山岸徳平は私が小4のときに買ってもらった国語辞典の編者です。この論文は、日本古典文学大系の月報に連載されたものとのこと。

入矢義高注 吉川幸次郎跋文『寒山』(岩波書店、昭和46年)#中国詩人選集5 110円

井伏鱒二『風貌・姿勢』(講談社、昭和45年) 110円 福武書店の『文士の風貌』とは別本のようです。

猫用のリンスインシャンプー。LION製で舐めても安心。400円程度。

 

国分寺七七舎の書棚のとある場所に、南方熊楠日記全4巻揃いを8,000円でみつけました。これは安い。さっそくEvernoteには追加して検討中。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月3日

昨日のよみた屋。

辻善之助『田沼時代』(岩波文庫、1980年) 55円  大石慎三郎『田沼意次の時代』( 1991年)は見送り。

E・W・サイード 中野真紀子・早尾貴起訳『戦争とプロバガンダ』(みすず書房、2002年) 110円

日本の古本屋へ、

中村元、荻昌弘、西澤潤一、胡桃沢耕史、斉藤茂太、市川昆、江崎真澄、黒川紀章、南博、常盤新平、池田満寿夫、渡部昇一『私の書斎4』(竹井出版、昭和63年) 注文。1100円+送料200円 

 

 

 

6月2日

昨日のよみた屋で

『荷風全集』第16巻(岩波書店、昭和47年)110円 昭和47年の第二刷刊行版です。月報に、大江健三郎が書いていてちょっと驚き。月報は昭和30年代初版のときと違うのか!

荷風全集残りはあと12巻です。

他に、石母田正『中世的世界の形成』(岩波文庫、1985年) 55円 

石母田正(1912-1986)、できれば古代史や平家物語(岩波新書)まで入手してみたいが、そもそもこの浩瀚な大著すら読めるのかどうか・・・。

高円寺在住のエッセイスト荻原魚雷さんの、昨日付のブログ・エッセイ。

人気マンガ家Tさんの話

『大東京ビンボー生活マニュアル』は、私も20代で愛読しましたし、近年上下巻で買いなおしました。

魚雷さんも、実名をあげておられないので、私も書きませんけど、元漫画家Tさん、なにはともあれお元気そうで、安心しました。

Amazonリンク 元人気漫画家のマンション管理人の日常

 

6月1日

今朝のWindowsは、起動時に、世界最大の滝を教えてくれた。全長(落差)が900m近くもある滝。神韻渺々。

 

昨日のよみた屋では

水野恵他『印章篆刻入門』(淡交社、昭和56年)110円

木耳社技法アカデミー『篆刻講座』上(木耳社、1990年) 110円

三分冊

他に、

ヒュー・セシル『保守主義とは何か』(早稲田大学出版部、1979年) 110円