[HOME]          [前月]       [一覧]        [次月]

 

5月31日

早々に届いた『Kaggleで勝つデータ分析の技術』 思い立ってからこの本買うまでに2年も経ってしまった。蝸牛といえども一夜でけっこう這い進むというのに。

ダイヤモンドzai 2021年7月号 780円 桐谷さんの米国株研究小冊子付

 

いろいろと本を買いすぎて、読む本がたまってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月30日

榊莫山『莫山つれづれ』 (毎日新聞社、2006年) が届いた。

今日のよみた屋では

人物叢書 太田善麿『塙保己一』(吉川弘文館、昭和41年) 110円 前の所有者の方が関連の新聞記事を折り込んでくれていた。

岩原信九郎『推計学による新教育統計法』(日本文化科学社、1967年増補版) 110円 何冊目か。

 

郷里の母へ、和洋の菓子類を詰めて宅急便で送った。誕生を祝う手紙付きで。

 

宅急便の専用箱が160円、宅急便代が1371円かかった。たいしたものは送れなかったのだが、送り賃がかかる。

 

 

 

 

 

 

5月29日

私の書斎、第二集が届いた。

桑原武夫、羽仁五郎、円地文子・・・。 ずいぶん昔のことになってしまったけど、彼らの語った読書談義・書斎談義に耳傾けるのが、今は私のいちばん幸せな時です。

 

 

Amazonにて 二冊注文。

■榊莫山『莫山つれづれ』 (毎日新聞社、2006年) 562円

■門脇大輔・ 阪田隆司・保坂桂佑・平松雄司『Kaggleで勝つデータ分析の技術』(技術評論社、2019年) 3242円 やっと買えた。なにか思い立ってやろうと決めてから、あっという間に二年ほど経ってしまう。

 

篆刻字典は、何冊か、よみた屋で手に取りましたが、それなりに高価なので、

まずは、書斎にある、白川静の字統大冊を参照することにしました。古体(甲骨文・金文?)、篆書体ともに全漢字載ってます。

篆書の無料フォントなんてのもあるんですね! 白舟書体

 

 

 

5月28日

昨日のよみた屋で。

榊莫山(サカキバクザン)『印章教室 その技法と鑑賞』(創元社、昭和53年版)110円

古代中国から現代の日本まで、印章の歴史・種類とその鑑賞。具体的な技法について、幅広くまとめた本です。

こういう本を探してました。二色刷り、図版多し。

前の方が栞がわりにつかっていた展覧会のリーフレット。

榊莫山(1926 - 2010年)。

雄大な人生だったんだなあ。

そういえば、前衛書家の篠田桃紅さん。今調べたら今年の3月、107歳で天寿を全うしておられた。

(訃報記事)

https://this.kiji.is/739796163476799488

Amazonで調べると、印材(石)のセットがさまざま売ってるようです。いい時代になったものです。

篆刻入門セットも2000円台から、いろいろありますね。

こういう篆書の字典も様々あります。

さて、印章づくりに本格的に参入するのかどうか・・・・未定ですが、今日はよみた屋で、手始めに字典の類をみてみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月26日

よみた屋へ。

福永武彦の加田怜太郎全集(単行本)や、中村光夫の戦争まで(戦時中のフランス紀行)単行本をみつけるが、どちらも文庫版で持ってるので、見送り。

国分寺駅北口の新しい広場の片隅にあるプチ東屋で、クイーンズ伊勢丹で買ったエスプレッソ珈琲のみながら休憩。

七七舎で、尾崎一雄『單線の驛』(講談社、1976年)100円を買う。 #単線の駅 エッセイ集

昼は、城山三郎の七十代の日記抄、夜は私の書斎で風雅な蔵書談義。荒れたこころも鎮まる読書だ。

でもしかし、とうとう、ジル・ドゥルーズのアンチ・オイディプスを買うことに決めた。

たまたま、よみた屋に二冊、七七舎で一冊あるので、どちらかで買おう。

 

 

 

 

 

5月26日

昨日のよみた屋。

城山三郎『どうせ、あちらへは手ぶらで行く』(新潮社、2009年)110円 1998年(著者71歳)から2006年(著者79歳)までの日記抄。

林健太郎、入江相政、中西悟堂、田村隆一、磯村英一、奈良本辰也、三鬼陽之助、越村信三郎、横溝正史、岡部冬彦、木下恵介、高木健夫、岡本太郎『私の書斎』第3集(竹井出版、昭和54年) が届いた。

さっそく、昨夜の寝床で、林健太郎・中西悟堂編を読む。中西悟堂の閑雅な回顧譚にはとくに心洗われた。

 

 

第1集・第3集が気に入ったので、

 

桑原武夫、桶谷繁雄、羽仁五郎、円地文子、梅原猛、宇野信夫、池田弥三郎、加藤唐九郎、楠本憲吉、金達寿、田辺茂一、佐藤愛子、新藤兼人、臼井吉見、会田雄次『私の書斎』第2集(竹井出版、昭和54年) 542円 もAmazon注文。

 

 

 

5月23日

よみた屋では、特に買う本がなく、すでに文春文庫版で持ってますが

高見順『昭和文学盛衰史』(角川文庫、昭和44年) 55円 この当時の角川文庫緑帯をみつけるとついほしくなります。

国分寺七七舎では、昨日買いそびれた

柴田元幸『愛の見切り発車』(新潮社、1997年) 100円 初の書評集とのこと。読むのが楽しみです。

 

 

 

林健太郎、入江相政、中西悟堂、田村隆一、磯村英一、奈良本辰也、三鬼陽之助、越村信三郎、横溝正史、岡部冬彦、木下恵介、高木健夫、岡本太郎『私の書斎』第3集(竹井出版、昭和54年)351円

Amazon注文。

 

 

 

 

 

 

5月22日

よみた屋にて

辰野隆『忘れ得ぬ人々』(弘文堂書房、昭和15年) 110円 続編とあわせて弘文堂版で揃いました。

国分寺七七舎に移動して

冨原眞弓訳 シモーヌ・ヴェイユ『自由と社会的抑圧』(岩波文庫) 200円 これは探していた本です。書き込み少有。

冨原眞弓(1954-)は、ヴェイユの専門家ですが、1989年にトーベ・ヤンソンの作品に出会い、原著での訳を行うためスウェーデン語を習得し、作品の翻訳・研究を多数手掛けておられるとのこと(Wikipediaより)

 

七七舎には、買いたい本がたまってきてます。

その都度、evernoteにはメモしてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月21日

昨日の朝は、自転車で10分ほどの、市指定の接種会場へ。

めずらしく市の運営はきびきびとしていて、受付・予診・注射・15分間の待機と、スムーズに進みました。

ほぼ24時間たった今朝は、左腕の注射箇所が重痛く、これが副反応ということでしょうか。発熱などはなし。

今朝は、2回目の接種日を予約する予定です。

 

 

 

昨日のランチは、すかいらーく系のお寿司屋さんで寿司ランチ。

食事を終えて、隣の園芸店(上水園)で、

紫蘇とプチトマトの苗木を購入。各160円(税込)

プチトマトは、現在30cmほどの高さまで育ってますが、店の方の説明では、1m以上に延びるとのこと。

結局、午後は、ダイソーで、園芸用の土、大き目の鉢、支柱などを買い込んで、植え替えました。

 

夫婦の最近のお気に入り英国ドラマは

夫が

ニュー・トリックス 退職デカの事件簿

妻は

シェイクスピア&ハサウェイの事件簿

交代に観てます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月20日

今日は、新型コロナワクチンの第1回目接種の日です。会場まで歩いてゆくか、自転車でゆくか・・・?

 

昨日のよみた屋。

木村俊房『常微分方程式の解法』(培風館、昭和33年版)110円

向坂逸郎、茅誠司、樋口清之、糸川英夫、河盛好蔵、南條範夫、矢野健太郎、田宮虎彦、尾崎秀樹、山本薩夫、宮城音弥、荒正人、植草甚一『私の書斎』第1集(地産出版、昭和53年)110円

ハリイ・ケメルマン『九マイルは遠すぎる』(ハヤカワ文庫、1995年)55円

よみた屋では、他に

近藤洋逸・好並英司『論理学概論』(岩波書店、1983年20刷)110円 ところがこれがダブリ。」いつの間に買っていたのか?!

 

昨日は、アトレ2Fのブックファーストで

『新潮 2021年6月号』1200円。 若手No1の哲学者千葉雅也の「オーバーヒート」(240枚)それに、川端康成文学賞受賞の「マジックミラー」の二作を収録。

Amazonなどのネット系書店で売り切れなので、店頭に在庫をみつけてすぐ買った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月18日

紀田順一郎・東雅夫編『日本怪奇小説傑作集 1』(創元推理文庫、2005年) 55円 水濡れ本。ま、読めればいいです。

尾形仂・森川昭監修『おくのほそ道 図譜』(朝日新聞社 、1989年)110円

 

 

 

 

 

 

 

5月18日

昨日のよみた屋。

現代日本文学大系68『尾崎一雄・中山義秀集』(筑摩書房、昭和44年)110円 代表作を収めた新潮日本文学版や文庫は持ってるのですが、書棚からみつけられないため、ちょっと悩みましたが、こちらも買うことにしました。

G・ボッファ、G・マルチネ 佐藤紘毅訳『スターリン主義を語る』(岩波新書、1978年)110円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月16日

よみた屋にて

上田敏『上田敏詩集』(第一書房、昭和2年)110円 当時の定価は3円80銭。岩波文庫の★ひとつが20銭で発売された年ですから、それなりに高価だったのでしょう。

天金。革装の背は痛んでますが、なかは美麗です。

まあ、岩波文庫版で海潮音・牧羊宮とも持ってるんですが、記念に。

 

他に、ボッカチオ 野上素一訳『デカメロン』第1巻(岩波文庫) 55円 45年かけてようやく全6冊が揃いました。

 

 

BSの土曜朝の番組サタデープラスで、忖度ぬきのイチゴジャムベスト1に輝いた加藤産業の手造りジャム。

妻に頼まれて、吉祥寺アトレ1Fの成城石井で探しましたが、扱ってないみたい。

ところが帰りがけ自宅近くのいなげやにはありました。578円(税別)と一見高価ですが、320gもはいってるので意外にお得かも。

明朝、ヨーグルトと一緒に試食してみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月15日

届いた東浩紀の観光客の哲学。

そして、昨日のよみた屋で

東浩紀『郵便的不安たち』(朝日新聞社、1999年)880円

 

柄谷行人+笠井潔『<現在>との対話1 ポストモダニズム批判/拠点から虚点へ』(作品社、1985年) 550円 若き柄谷とさらに若い笠井の熱い討議。

 

そして、今朝のよみた屋では

 

『志賀直哉全集 第15巻 (新資料増補)』(岩波書店) 110円 以前買った全14巻+志賀直哉宛書簡 とあわせて、増補巻まで揃いました。

 

 

竹山道雄『ヨーロッパの旅』(新潮社、昭和32年) 110円 イタリア・スイス・オランダ紀行など

竹山道雄『続ヨーロッパの旅』(新潮社、昭和34年) 110円 フランス滞在記など

外山滋比古『「人生二毛作」のすすめ』(飛鳥新社、2010年) 110円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月14日

最近、早く床についたのに寝坊することが多くなった。歳のせいか。

 

今朝のWindows10 は、イギリスの湖水地方(Derwentwater)の風景を教えてくれた。

ワーズワースが歌った風光明媚な地とはこのあたりのことなのか?

 

昨日はよみた屋で

笠原十九司『南京事件』 (岩波新書、1997年) 110円

海野福寿『韓国併合』 (岩波新書、1995年) 110円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月12日

よみた屋にて。

樋口雅一・山口昇『マンガ聖書物語』(いのちのことば社)110円 水濡れ本だが、読めればいい。

渡辺淳一『マイセンチメンタルジャーニイ』(集英社、2000年) 110円 署名・落款入り エッセイ集

この見事な署名をみてついつい買ってみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月12日

昨日は、仕事の帰り、国分寺七七舎で

東浩紀『ゲーム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2』(講談社現代新書、2007年) 美本で350円は安い。

実は、昨朝、Amazonで、

東浩紀『ゲンロン0 観光客の哲学』(ゲンロン、2017年)を1597円で注文していた。

 

今、この東浩紀とか、小泉義之とか、千葉雅也 (アメリカ紀行、twitterの哲学、動きすぎてはいけない: ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学、勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版 (文春文庫))とかが、読みたくてしょうがない。

順次購入してゆく予定です。

 

 

 

同じく、Amazonで、

猪狩宇司・今井翔太・江間有沙・岡田陽介・工藤郁子・巣籠悠輔・瀬谷啓介『深層学習教科書ディープラーニングG検定(ジェネラリスト)公式テキスト第2版』(翔泳社、2021年)2433円 注文

旧友いまいさんから、SIGNATE (日本版Kaggle?)への登録を勧められ、登録はしたものの、最近の動向がさっぱりわからないので、注文した次第です。

数学検定とか統計学検定とか、はたまたこのG検定とか、検討中ではあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月11日

昨日のよみた屋。

日本の名随筆別巻72 紀田順一郎編『古書2』(作品社、1997年) 110円

和田芳恵『雪女』(文藝春秋、昭和53年)110円 没後の刊行で、あとがきに妻和田静子の回想「星に望をつないで」

和田芳恵『順番が来るまで』(北洋社、昭和53年)110円 エッセイ集。これも没後の刊行。装幀は岡鹿之助。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月10日

カンフーついでに、大好きなイップマンシリーズ。ややこしいので、自分用のメモ。リンクはAmazonプライム。No4以外は無料(5月10日時点で)

  表題・制作年 主演 監督  備考
1 イップ・マン 序章(2008) ドニー・イェン, サイモン・ヤム, 池内博之 ウィルソン・イップ メイン
2 イップ・マン 葉問(2010) ドニー・イェン, サモ・ハン・キンポー, ホァン・シャオミン メイン
3 イップ・マン 継承(2015) ドニー・イェン, マックス・チャン, マイク・タイソン メイン
4 イップ・マン 完結(2019) ドニー・イェン, ウー・ユエ, ヴァネス・ウー メイン
5 イップ・マン外伝 マスターZ(2018) マックス・チャン, デイヴ・バウティスタ, ミシェル・ヨー ユエン・ウーピン スピンオフ
6 イップ・マン 最終章(2013) アンソニー・ウォン, エリック・ツァン, アニタ・ユン ハーマン・ヤウ オリジナル
7 グランド・マスター(2013) トニー・レオン, チャン・ツィイー, チャン・チェン ウォン・カーウァイ オリジナル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月9日

よみた屋で

和田芳恵『ひとつの文壇史』(新潮社、昭和42年) 110円

和田芳恵『おもかげの人々 名作のモデルを訪ねて』(光風堂書店、昭和51年) 110円

講談社版(昭和33年)の再版です。下の写真にみるような名作のモデル(主に女性)は昭和33年で健在だったわけですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月9日

青山真治監督  出演 多部未華子, 岸井ゆきの, 美村里江の、『空に住む』 Amazonプライムで無料なので観てみましたが、私に合わず。

主人公(多部未華子、画面中央)が働く、郊外の小出版社の編集風景ですが、なんで白熱電灯ひとつの薄暗い仕事場なの?

文字校正なんかどうやってるの?どうもわざとらしい映画の作りが私にはあいませんでした。

 

監督 西河克己 出演 吉永小百合, 和泉雅子, 十朱幸代 の『四つの恋の物語』 1965年 は、コメディータッチで、吉永小百合他主演女優の魅力を引き出しており、父親役の笠智衆もいい味だし、こちらは楽しく観られました。

 

話変わって、

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明(1991年、原題:黄飛鴻) ※シリーズ第1作目(上記)。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱(1992年、原題:黄飛鴻之二: 男兒當自強) ※シリーズ第2作目(上記)。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地争覇(1992年、原題:黄飛鴻之三: 獅王争覇) ※シリーズ第3作目。

の、初期の公式三部作が、アマプラ無料になりました。なんとなくこれはうれしい。監督ツイ・ハーク 出演 ジェット・リーです。

 

下の写真は、

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアン・モンキー 。これを昨日観ましたが、おすすめです。

ユエン・ウーピン監督、ドニー・イェン、ユー・ロングァン主演 で、下は、最後の大ボス悪徳破戒僧との決戦シーン。

よくもこんなシーンを考え出しますね。

少年時代の黄飛鴻(このシリーズの主役)を当時12歳の少女であった曾思敏(ツァン・シーマン)が演じ、大人顔負けのアクションを披露した。(Wikipedia)とありますが

この12歳の少女ツァン・シーマンのカンフー演技も圧巻です。

 

 

よみた屋では

五味川純平『虚構の大義 関東軍私記』(文春文庫)55円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月7日

今年の母の日の御祝は、東京文明堂のカステラ。Amazonから発送して2150円(税込)

街の直営店では0.5号2箱で1400円ほどですが、鹿児島への発送を考えれば安いです。

手紙は別便で送りましたが、もう届いたとのこと。カステラは土曜か日曜になります。

 

よみた屋では

大野晋・丸谷才一『光る源氏の物語』上・下(中央公論社、1989年) 110円×2 大胆率直な読みと解釈。徹底討議した対話篇。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月5日

旧友いまいさんから最新のAI技術に関して丁寧なメールをいただきました。

 

さて、

 

先日、家族の集合写真を、手持ちで自撮りしようとして失敗してしまったので、

反省を踏まえ、自動り棒を買うことにしました。Amazonで1350円位。

 

1)自動り棒モード スマホは、縦置き・横置きどちらでもOK

2)ミニ三脚モード

 

3)面白いのは、普段は手元に装着されているリモコンは取り外して操作可能なこと。(Bluetoothでスマホ本体と通信)

ミニ三脚モードで数メートル離れていてもシャッター操作できます。

いたって軽いので、今度家族写真を撮るときには持参しようと思います。

 

 

 

よみた屋にて。

獅子文六『アンデルさんの記』(角川書店、昭和38年) 110円

井伏鱒二『神屋宗湛の残した日記』(講談社、1995年) 110円

笠井潔『黙示録的情熱と死』(作品社、1994年) 880円 笠井潔とは、『テロルの現象学』旧版か新版まで、つきあうつもりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月4日

よみた屋にて

『書道全集 第25巻 日本11 明治・大正』(平凡社、昭和46年) 110円 A4版の大型本です。近代の書道本を買うのは初めてかも。いい買い物でした。

三好達治『詩集 朝菜集』(札幌青磁社、昭和21年) 55円 昭和18年刊の詩集の文庫サイズでの再版のようです。なかなか瀟洒で、気に入りました。

三好達治や室生犀星、佐藤春夫の全詩集はいずれも古書価1500円程度(普及版の場合) 購入希望書には入っています。

村上春樹・え 安西水丸『日出る国の工場』(平凡社、1987年) 110円

加藤豊・小沢正典『ORの基礎 AHPから最適化まで』(実教出版、1998年) 110円 Project EulerやAtCoderのプログラミング課題を解くため。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月4日

今日予定していた、いわもとさん宅でのホームパーティはしばし延期となりました。いわもとさん・ふるかわさん、またの楽しみに。

 

買いたい本はevernoteに増え続けていますが、月の初めは、古本自粛モードです。

 

2日(日曜日)は、練馬の次男夫婦宅へ。

新居祝いです。

所沢の西武デパートに立ち寄り、デパ地下で、日本ばし大増のお弁当を四人分。

西武線・大江戸線を乗り継いで、練馬春日町駅へ。

駅に直結したビルにあるサミットストアで、ビール・酎ハイとアマノフーズのお味噌汁を。

さらに、次男夫婦の家の近くで、洋菓子マルセランのケーキを買いました、

まだ引っ越して1週間とたたない状態ですが、親子とお嫁さんの4人で、ささやかに新居の御祝で乾杯しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月2日

月のはじめは、古本買いを控えようと殊勝な気分になります。

昨日は、よみた屋・BookOff・新刊のルーエ・国分寺七七舎などをめぐって、たった一冊。

市古貞次(編)『日本文学年表』(桜楓社、平成元年)110円 @よみた屋

索引(人名・書名)ふくめて515頁もある、上代から現代までの文学年表です。

1815年〜1818年の頁。

イギリスやドイツのロマン派の時代ですが、日本でも江戸後期で出版文化が活気あふれていた時代でしょうか。実に詳しい。

 

この連休は、寝床で、芭蕉の文集をぼちぼち読んだりしています。嵯峨日記など。

 

 

 

今朝のWindows10の壁紙が教えてくれた、英国の奇岩群ジャイアンツ・コーズウェー。世界遺産らしいです。

大昔のLed Zeppelin の5枚目 聖なる館(邦題)のジャケットアルバム。

45年を経て、今朝、この奇想ジャケットの出所がわかりました。

 

 

4月30日

今月の書籍代。つつましく安い本を買ってます。

 

今朝のよみた屋。

コンピュータサイエンスの名著が買えました。うれしい。

Brian W. Kernighan Rob Pike 福崎俊博訳『プログラミング作法』(アスキー、2001年) 110円

前橋和弥『センス・オブ・プログラミング』(技術評論社、平成16年) 110円

 

 

明日から連休。次男夫婦の新居を訪問する予定です。

 

 

 

 

 

 

4月28日

昨日は、七七舎にて

フレドリック・ブラウン他 仁賀克雄(編訳)『猫に関する恐怖小説』(徳間文庫、1984年)100円

店頭均一本でみつけオヤッとおもって手に取った本です。アンソロジーのテーマが面白い。サキ、ヴラム・ストーカー、ブラックウッド、W・デ・ラ・メア、ラブクラフト他。

同じく七七舎で、

成田龍一『近現代日本史と歴史学 書き替えられてきた過去』(中公新書、2012年) 200円

おおげさにいえばこういう近現代史の概説書を探していました。昨日七七舎でみつけたものの傍線が夥しいので、新刊本屋でも探したのですが

ジュンク堂や紀伊国屋などが休業で、見つからないので、ひとまずこの傍線本を買った次第です。

 

 

古書店には休業要請(+協力金支給)、新刊書店は対象外など、あいかわらずの混乱ぶり。

以下、自分用のメモ。

なお、吉祥寺ジュンク堂は休業。

〇・・・GW中も店舗営業(時短等あり) 休業・・・店舗の休業(通販等は別途対応の場合有)

吉祥寺 よみた屋
  古本・のんき 休業
  バサラブックス
  百年
  一日
  防波堤  
  吉祥寺古書センター
  外口書店 休業
  藤井書店  
三鷹 水中書店
  りんてん舎 休業
武蔵小金井 古書みすみ 休業
  中央書房  
国分寺 七七舎
  早春書店 休業
  古本雲波 休業
西荻窪 盛林堂書店
荻窪 古書ワルツ
     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月27日

新型コロナのワクチン接種は、5月20日に決まった。

 

昨日のよみた屋。

笠井清『南方熊楠 親しき人々』(吉川弘文館、昭和56年)110円 笠井清の熊楠三部作のうちの三作目。

アガサ・クリスチィ『クリスチィ短編全集 4』(創元推理文庫)55円 

たまには肩のこらない読み物をと思って買ったが、めくってみると読む気が失せてきた。

 

桜島武に住む叔母さんがなくなった。97歳。

線香付きの弔電を打った。

わが母は、密をさけて近親者のみ見守るときに2回お別れをしたという。

 

 

 

 

 

4月26日

今朝、8:30から、市のワクチン接種申し込みが始まる。(電話とネット) 繋がるかどうかわからないが、いちおうトライするつもり。

 

 

昨日の吉祥寺は、駅ビルの吉祥寺アトレが全館休館するなど、3度目の緊急事態発出を受けて、飲食店・商業ビルの休業が目立った。

よみた屋では、珍しく買わず。

諸国民の富(国富論)岩波文庫版全5巻中4巻が安くでてたが、さすがにこれは読むとも思えず、見送り。

 

国分寺の七七舎は通常通り営業してた。(三鷹のりんてん舎、吉祥寺の古本・のんきなどは休業するらしい。)

『小林勇文集 第3巻 惜櫟荘主人』(筑摩書房、1983年) 100円を求める。

もうひとつの岩波茂雄伝。(安倍能成の岩波茂雄伝刊行後、7年を待っての刊行の由)

大番頭小林勇は、18歳のとき(大正9年)丁稚奉公のようなかたちで開業当初の岩波書店に入社した。その時の回想から始まっている。

 

 

 

 

 

 

 

4月24日

よみた屋日参。

日本古典文学大系 山田孝雄・山田忠雄・山田英雄・山田俊雄(校注)『今昔物語』第3巻・第4巻(岩波書店、昭和36年) 110円×2 函なし

色付きは、購入済み。新旧の古典文学大系本で残り第5巻を入手するのみ。

 

梯久美子『原民喜 死と愛と孤独の肖像』(岩波新書、2018年) 110円

古川隆久『昭和天皇 理性の君主の孤独』(中公新書、2011年) 100円@七七舎 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月23日

吉本隆明+出口裕弘『対話 都市とエロス』(深夜叢書社、1986年) 110円@よみた屋

35年前の本とはとても思えない美本だ。このままジュンク堂に並べても新刊として通用するくらい綺麗だ。前の方の保管がよっぽど良かったのだろう。

異色の仏文学者との対話篇。当時存命だったE・M・シオランと、パリでさかんに邂逅していた出口裕弘が、リアルタイムのシオランを語っているのに驚いた。

この夏、満18歳になる愛ネコ。人間でいえば、米寿を祝う歳くらいだろうか。今度、カツオのたたきかなにかで御祝しよう。

 

次男が練馬に中古の戸建てを買った。契約は15日に練馬のM銀行で完了し、今度の日曜(25日)に引っ越す。

親父さんも相当の援助をしたので、貯金がすっからかんだ。また、せっせと貯めねば。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月22日

49年前に、母方の祖父がなくなった日だ。夜明け、目が覚めて、昔のことをつらつら思っているときに、

連絡を受けて寮から自宅に帰宅する道すがら、あこがれのMさんに会ったのを思い出した。

 

昨日のよみた屋。

 

安彦一恵・谷本光男(編)『公共性の哲学を学ぶ人のために』(世界思想社)110円

渋谷望『魂の労働 ネオリベラリズムの権力論』(青土社、2003年) 110円

 

memo リベラリズムについては

・田中拓道『リベラルとは何か-17世紀の自由主義から現代日本まで』 (中公新書)

・宇野重規『保守主義とは何か - 反フランス革命から現代日本まで』 (中公新書)

今村仁司・三島憲一・鷲田清一・野家啓一『現代思想の源流 マルクス・ニーチェ・フロイト・フッサール』(講談社、1996年)110円 矢代梓氏執筆の現代思想年表という付録がついており、これが力作だ。1883年から1995年まで、113年間の思想史年表。(90頁)

ほかに、

女性作家シリーズ22『中沢けい、多和田葉子、荻野アンナ、小川洋子』(角川書店、平成10年)110円 

ノーベル文学賞の声もある、日本語・ドイツ語の両方で小説を書く、多和田葉子を読むため。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月21日

早朝4時ごろに起き出して、昨日のことを書く。

よみた屋で

ジョルジュ・ジャン 矢島文夫監修『文字の歴史』(創元社、1991年)110円 もちろん西洋・オリエント中心で、漢字文化圏のことには多くふれられていないが、それでも話題は尽きない。図版多数。

『大岡昇平集』第9巻・第10巻 レイテ戦記(上・下)(岩波書店、1983年)  220円

著者自身のあとがき、大江健三郎の精緻な解説、池田純溢の解題を収めている。

「本巻収録にあたって、中公文庫版を底本とし、それ以後の調査、情報の提供によって明らかになった事実を取り入れ、かなり加筆されている・・・」(池田純溢)

とあるように、最終版と考えてよさそうである。

なお、本『大岡昇平集』 岩波書店(全18巻)は、主要小説・評論を収めた選集であるが、没後、 決定版『大岡昇平全集』 筑摩書房(全23巻・別巻1)、1994〜2003が刊行されている。

 

 

昨日は、夫婦で東大和市役所までサイクリング。市民税関係の書類をすませ、そこから

西の武蔵村山市まで、新青梅街道・青梅街道をぐんぐん進み、うどんの田舎屋(東京都武蔵村山市中藤4-39-5)へ。

豚ざるうどん・天ぷら、お土産に自家製の草団子を買って、1600円也。

 

タウン誌たまきたの特集記事 にもあるように、

「たまきた地域は、関東平野の西部に広がる武蔵野台地にあります。玉川上水が通る前の武蔵野台地は水が乏しく、

水田をつくるのに適さなかったため、乾燥に強い小麦が多く栽培されていました。そのため、小麦粉を使った、うどんや、おまんじゅうなどバラエティー豊かな粉食が生まれたのです。」

コシの強い、極太の麺です。写真は並盛ですが、見かけ以上に食べ応えがありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月20日

昨日のよみた屋。

柄谷行人『<戦前>の思考』(講談社) 110円 書き込み若干あり。

田中清光『詩人八木重吉』(麥書房、1979年) 110円

 

こう古本ばかり買ってどうするんだろうと、我ながらあきれている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月19日

無料のスクリプトは、べた書きのものしか見つからないので、結局、Amazon USA のアカウントで

Kindle 版 6.78$ を購入。

手元の、iPad mini でダウンロードした。

オンライン辞書も使えて、なにかと便利だし、なにより見やすい。 

夫婦で、Suits を活用しようと思う。

Dave Bush "Suits Season 1 Transcripts " (Kindle Edition) 6.78$ amazon USA

 

 

 

 

 

 

4月18日

よみた屋にて

神田喜一郎『中国書道史』(岩波書店、1985年)110円 多少書き込みあり

岡本健一『邪馬台国論争』(講談社メチエ、1995年) 110円 新井白石・本居宣長・白鳥倉吉・内藤湖南ほか、先行研究の成果がよく整理されているので。

高橋英夫『時空蒼茫』(講談社、2005年) 110円 献呈署名入り

鈴木信太郎訳『マラルメ詩集』(創元社、昭和24年) 110円 鈴木信太郎のマラルメ訳業は岩波文庫で読めるわけだが、

この訳書には、散文詩7篇の訳も収められている。

散文詩「秋の嘆き」の冒頭は、福永武彦の同名の短編のエピグラフとして使われている。

 

よみた屋には、毎日大量の良書があらたに陳列されていて、選ぶのに苦労している。

吉田健一の「金沢」「絵空ごと」「乞食文士」「私の食物誌」あたり、買っても良かったけど、見送ってしまった。

吉本隆明もかなり残ってるが、多くは見送った。

 


 

 

妻の英会話学習で話題になって、NYの弁護士ドラマSUITS を再び観始めた。

その(スクリプト)集を、下記で見つけたのはうれしかった。

https://subslikescript.com/series/Suits-1632701

あるいは、ここ

https://transcripts.foreverdreaming.org/viewforum.php?f=189

Amazonでも、HULUでも、英語字幕は表示できないようなので、けっこう貴重だ。

もtっとも、英語学習に最適なツールが提供されているというNetflix も、ちょっと検討中です。

 

 

 

 

 

 

4月17日

昨日、よみた屋にて

中上健次『鳳仙花』(作品社)110円

中上健次『熊野集』(講談社、昭和59年) 110円

笠井潔・川村湊・竹田青嗣『吉本隆明対談集』(河出書房新社、1986年) 110円

今朝は今朝で、

吉田健一『本が語つてくれること』(新潮社、1975年) 110円

吉田健一『怪奇な話』(中央公論社、昭和52年) 110円

蓮実重彦『物語批判序説』(中央公論社、昭和60年) 110円

吉本隆明『「反核」異論』(深夜叢書社、1982年) 110円

 

よみた屋には、このところ

吉本隆明、中上健次、関川夏央、小林信彦、吉田健一 あたりが大量に放出されています。(クリックすると拡大します)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月16日

Cioran の英訳が、英国から届いた。注文から1週間ちょっとで、航空便で届いたわけだ。新型コロナで国際物流も痛んでるのかと思ったが、さにあらず。

Cioranは、最初ルーマニア語で著作を書いたが、やがてフランス語での執筆に軸足を移して、たくさんの書を書いている。

もちろん、英訳でも、邦訳でも、すぐれた訳者が翻訳しているのだろうから、仏・英・日のどれで読んでもいいのだろうが、

今夜、Amazonで仏書を調べると、安く手に入る本もたくさんあるようだ。

Cioranの抄訳を雑誌ユリイカ誌上で読んだのは、昭和50年の夏、郷里鹿児島のことだったと記憶する。

それから45年あまりの歳月が経ってしまったが、ようやく読むことになったのだ。感慨深いものがある。

その間のグローバリズム(情報と物流の)の進展の驚くべきことよ!

英訳でも仏語原書でも、たちどころに自宅で検索できて、注文できるとは。

グローバリズムや GAFAM の席巻 については、とかくネガティブな論調が幅を利かせやすいが、

便利な世の中になったものだと、素朴に思うのだった。   〜老猫に起こされて深夜書く〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月15日

陽気につられて国分寺へ。

七七舎にて

『川端康成全集 第35巻』(新潮社、昭和58年)100円 年譜、作品年表、著作目録(書誌)、翻訳書目録、題名索引が、270頁ほどもついており、とても便利なので。

『漱石全集 附録(月報 昭和3年版、昭和10年版』(岩波書店、昭和49年版)100円  菊判全集をバラでそろえてゆくという壮大なプロジェクトの一環。

天気が良いので、早春書店・古本雲波まで足を延ばしたが、どちらもお休み。

小金井街道のJR中央線ガード下をくぐって、南口に移動し、村上春樹が昭和50年ごろジャズ喫茶を開いていたあたりにある、古書まどそら堂も、ひさしぶりに見学したが、特に買わず。

 

ポストに投函されていた市報によれば、新型コロナのワクチンの接種券は、今月20日ごろから郵送とのこと。(対象は昭和32年4月1日迄に生まれた人)

電話とWebによる予約受付は今月26日8:30開始。ワクチン接種が実際に始まるのは、5月8日からだが、5月いっぱいは一日最大280名とのことなので、いきわたるのはいつになるのやら?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月15日

昨日のよみた屋

 

Jules Renard "Histoires Naturelles " (GF) 博物誌 110円

井伏鱒二『たらちね』(筑摩書房、1992年) 110円 2冊目だが、美本なのでつい。

 

 

 

 

4月14日

昨日のよみた屋。

サイモン・ウィンチェスター 鈴木主税訳『博士と狂人 世界最高の辞書OEDの誕生秘話』(ハヤカワ文庫) 55円

帯の通り、豪華配役で公開された映画の原作。映画も原作の本書も評判がいいようです。」

太田静一『嘉村礒多 人と作品』(彌生書房、昭和32年)110円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月13日

ネットを検索してたら、作品社の日本の釣り文学 全9巻+別巻2巻 を発見。

日本の名随筆シリーズの上質な編集で知られる作品社ならではの企画ですね。

釣り文学のコレクションとしては、空前絶後の企画ではないでしょうか。

昨日のよみた屋では

西井一夫(文)・平嶋彰彦(写真)『新編 昭和二十年東京地図』(ちくま文庫)55円

鈴木俊郎編『内村鑑三所感集』(岩波文庫、1978年) 55円

 

妻とふたり、吉祥寺でパスタランチ@ラ・パウザ。

 

 

 

 

 

 

4月11日

日曜朝のよみた屋にて

ウィーナー 池原止戈夫・彌永昌吉・室賀三郎・戸田巌訳『サイバネティックス 動物と機械における制御と通信 第2版』(岩波書店、1985年) 110円 今は岩波文庫。文庫版との異同は不明。

 

国分寺に移動して、七七舎にて

武田雅哉『蒼頡たちの宴―漢字の神話とユートピア』(筑摩書房、1994年)110円

 

 

Book1stにて新刊チェック。

蓮実重彦が12月末に新書版でだした『見るレッスン 映画史特別講義』 (光文社新書) は、いったん見送り。でも近日買おう。

 

さらば愛しきアウトロー(監督デヴィッド・ロウリー) 主演はロバート・レッドフォード 共演はケイシー・アフレック、ダニー・グローヴァー、ティカ・サンプター、トム・ウェイツ、シシー・スペイセク

ロバート・レッドフォード 83歳の時の作。期待したほどではなかったかな。でも、シシー・スペイセク

40年ぶり位に再会したけど、お元気そうでなにより。『キャリー』の血まみれ念力少女の印象がいまだ忘れられない。

蓮実重彦もロバート・レッドフォードも、ともに1936年生まれ。中高時代の恩師上村先生も同じ歳です。

 

ヤオコーでタケノコ、480円位でした。灰汁で茹でるところから、動画を参考に。美味しい筍御飯ができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月10日  メモ

 

HSP(Highly Sensitive Person) あるいは、共感 性 羞恥 障害

診断テスト

 

 

 

 

■さらば愛しきアウトロー (字幕版)  ロバート・レッドフォード 83歳の時の作。期待したほどではなかったかな。でも、シシー・スペイセク

40年ぶり位に再会したけど、お元気そうでなにより。『キャリー』の血まみれ念力少女の印象がいまだ忘れられない。

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0842871PC/ref=atv_dp_share_cu_r

監督デヴィッド・ロウリー 

 

 

 

Lilianさんの感化?をうけて、数学検定か統計検定の受験を検討中。今度、過去問題集を買ってみよう。

なにか目標を立てないとずるずる流されるままに歳をとりそうなので。

 

4月10日

本日のよみた屋。

尾崎一雄『随想集 冬眠居閑談』(新潮社、昭和44年)110円 題字:宇野雪村

佐藤輝夫『ヴィヨン詩』(青朗社、昭和21年) 110円 この著者の『水影の歌―フランス中世恋物語集』という本を、1975年に買って読んだことを、Amazonの書誌で思い出し、

目下ヴィヨンにはあまり興味はないが、これも縁とおもい買い求めた。献呈署名入り。

 

と、ここで、同じく献呈署名入りの

大村彦次郎『文壇挽歌物語』(筑摩書房、2001年) 110円 を、ダブり承知で買ってしまったのが、いけなかったのか・・・。

 

内井惣七『空間の謎・時間の謎 宇宙の始まりに迫る物理学と哲学』(中公新書)110円 買った後にダブりと判明。

最近、二冊に一冊の割合くらいで、ダブリ本を買ってしまう。

やることなすこと、よみた屋で買う本ひとつとってもなにかちぐはぐで、ちょっと落ち込んでます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月10日

 

昨日のよみた屋。

室生犀星『われはうたへども やぶれかぶれ』(講談社、昭和37年) 110円 表題作のほか、「明治の思い」「私の履歴書」「青春放浪」など、全5編を収める。

巻頭の口絵は、軽井沢の詩碑の前での写真。昨秋の軽井沢旅行のさい、いわもとさんと一緒に探し出した詩碑です。

 

 

 

先日、NHKのガッテン!で、レモン健康法の特集をやっていて、レモン酎ハイの活況を報じてました。

ということもあって、麒麟の発酵レモンサワー、麹レモンサワーを試飲。リピートするなら、発酵のほうでしょうか。

麒麟(元メルシャン)の本搾り(写真最右)は、15年以上愛飲してます(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月9日

Netflixで英語学習!「Language Learning with Netflix」で勉強しながら観たいイチオシ海外ドラマ3選

https://liginc.co.jp/509708

 

弁護士ドラマSUITS は、ひところ熱心に観たものだが、妻の英会話学習につられて、再度調べてみると、どうも日本で発売されているDVDやBlue-Rayでは、英語の字幕は出せないらしい。

USAのAmazonでDVD買うことも検討したが、そんなことをするくらいなら、

上の記事にあるように、Chrome に、Language Learning with Netflix を組み込んで、Netflix で観るのが一番良いようだ。

最近はあまり映画やドラマは観ないんだが、Netflix 検討してみるかな?

 

 

国分寺七七舎。佐藤春夫全詩集 美本が安い。店頭本では、井伏鱒二の 人と人影(毎日新聞社) 函が汚れてるので思案中。 室町物語集上下巻もよみた屋より安い。

紅野敏郎の文学史の園も1500円で美本がある。

 

確定申告の付属資料を郵送してまずは一段落。このあとは、各種帳票類を職場においてある自分のプリンタで印字して保存。あとは、市役所にいって配当関係の手続きが残る。

 

 

 

 

 

 

 

 

4月8日

妻が英会話学習に凝っているせいで、私もYouTubeで英会話学習動画をよく観ます。

 

Netflix のドラマでの英会話学習は、よく話題になりますが、我が家は、Amazon Prime オンリーです。

昨夜あれこれ調べていて、Amazon Prime Video でも、多言語音声・多言語字幕対応のドラマが増えているのを知りました。

 

パソコンでもTV(FireTV)でも、下図のような映画(ドラマ)紹介画面で、多言語音声・多言語字幕に対応しているドラマはすぐわかります。

残念ながら、通常の映画やドラマは、このような対応にはなっていません。

Amazon Original と銘打ったドラマは、最近の作品は、ほとんど対応しているみたいです。

 

パソコン上での、字幕・音声の切り替えの様子。TV(FireTV)でも同じような操作で切り替えられます。(ドラマの視聴中に、オプションで設定できます)

英語音声、英語字幕(字の大きさは何種類か設定できます)が実現しました。

※日本語・英語の音声切り替え、字幕の日本語・英語のオンオフは、もちろんできます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月7日

早朝に起きて、確定申告 e-TAXにて無事送信完了。せっかく買ったICカードリーダーが何回目かに役に立ちました。

あとは、数種類の証明書類を郵送するだけです。

この調子なら来年はラクそうです。今年も弥生の契約を継続することにしました。

 

 

 

朝のよみた屋。

結城信一『石榴抄』(新潮社、1981年) 110円 は、持っているが、美本なのでつい。

野口冨士男一『風のない日々』(新潮社、昭和56年) 110円 も、持っているが、帯付き美本なのでつい。

 

と、ダブりを承知で2冊買ったが、その後調子に乗って買った三冊も、すべてダブリだったのには、我ながらがっかり。

古田武彦『古代は輝いていた1 「風土記」にいた卑弥呼』(朝日文庫、1988年) 55円

古田武彦『古代は輝いていた2 日本列島の大王たち』(朝日文庫、1988年) 55円

大野晋・丸谷才一『日本語で一番大事なもの』(中公文庫、1988年) 55円

古田武彦『古代は輝いていた3 法隆寺の中の九州王朝』(朝日文庫、1988年) 55円は、かろうじてダブりでなかった。

他に、

鷲尾洋三『回想の作家たち 文藝春秋をめぐって』(青蛙房、昭和45年)110円

『燈火頬杖 浅見淵随筆集』(校倉書房、昭和45年) 110円 

浅見淵(1899-1973)(昭和文壇側面史 / 講談社文芸文庫 )については、尾崎一雄が『あの日この日』でしばしば言及しているので、読んでみます。

東浩紀『テーマパーク化する地球』(ゲンロン。2019年) 1320円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月7日

E. M. Cioran"The Trouble With Being Born" (Penguin Modern Classics) Richard Howard (翻訳) 1,659円 Amazon注文

出口裕弘訳のE・M・シオラン『苦渋の三段論法』の抄訳を読んだのは、1975年の夏頃、ユリイカ誌上でのことだと記憶しているので、45年もたってやっと身を入れて読むことになったのだ。

 

 

 

 

 

昨日は、夫婦で立川駅前までサイクリング。

M銀行にて、所用をすます。

いきなりステーキでハンバーグランチ、ジョナサンで和スイーツのデザート、これらは優待券を活用。

高島屋5Fのジュンク堂で、妻の英会話入門書を購入。妻はオーストラリア出身のニック先生の動画をこのところYouTubeで熱心に観ている。

 

 

昨年の春ごろにオープンしながら、新型コロナのせいで脚光を浴びるのが遅れた、立川の新スポット グリーンスプリングスを見学。

 

駅側から2Fへのぼる階段。写真左は、たましん美術館とのこと。

2Fから昭和記念公園を眺望する。写真ヘタ。

この広々とした遊歩道は、なんと建物2Fの回廊部にある。人工の植樹だ。

 

上のリンク先から拝借した下の写真は、3Fの多機能ホールから2F回廊部へと水の流れる「カスケード」。

ここはすでに、小さい子供たちの格好の水遊びスポットと化していた。確かに爽快そうだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月6日

近世・近代の書誌学の泰斗朝倉治彦(1924-2013)が、三田村鳶魚(1870-1952)の江戸d研究について各界の碩学と縦横無尽に語りつくした座談集。

朝倉治彦 (編)『鳶魚江戸学 座談集』(中央公論社、 1998年)が届きました。

紀田順一郎のコラム書評で知りました。

 

井之頭公園も、すっかり葉桜にかわってました。微雨のせいで新緑のすがすがしさがかえってひきたつよう。

 

 

昨日のよみた屋。

 

福島司『カラー版東京の森を歩く』(講談社現代新書、2017年)110円 石神井池・三宝池や、この井之頭公園も詳解されてます。

宮台真司『制服少女たちの選択』(講談社、1994年)110円

東浩紀・笠井潔『動物化する世界の中で 全共闘以降の日本、ポストモダン以降の批評』(集英社新書、2003年) 110円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月4日

よみた屋には、

夏目漱石全集(岩波の1995年ごろの新版、菊判版より小さい)二十数巻がバラで出ており、惹かれるものがありましたが、菊判版を蒐集中なのでガマンすることにしました。

また、荷風全集も、函がカラーの新版がごっそり出てましたが、これも昭和30年代の旧版蒐集中なので、ガマン。

ただ、刊行当時、全巻予約者に進呈されたという特別付録・荷風文学地図(ブックレット)330円(税込)を、迷ってるうちに買い損ねたのは、またしても残念なことでした。

 

確定申告は、弥生のクラウドで集中してやってみたら、無事最後までたどり着けたので、明日再度チェックしたうえで、マイナカード+ICカードリーダーで税務署へ送信することにします。

 

 

 

4月3日

紀田順一郎『本の椅子 耽読日記から』 に、本として難点があるとすれば、読めばすぐに本が買いたくなることくらいか。

さっそく書誌学者朝倉治彦に興味がわいて、

朝倉治彦 (編)『鳶魚江戸学 座談集』(中央公論社、 1998年)を、281円でAmazonに注文。

 

国分寺の七七舎で、伊藤整・久松潜一・川端康成・平野謙・瀬沼茂樹・山本健吉・中村光夫・吉田精一編集『新潮日本文学小辞典』(新潮社、昭和43年版)110円 

増補改訂して、”小”の表記がとれた版は、先日よみた屋で迷っているうちに売り切れたので、七七舎で旧版をゲットした次第。

これは、古事記・古代歌謡から、昭和30年代の作家まで幅広く網羅している辞典です。

よみた屋では、

M. G. Balme , Gilbert Lawall "Athenaze: An Introduction to Ancient Greek, Book I " Second Edition (Oxford) 110円

英語圏学習者のギリシャ語入門書。

桜に浮かれて、古本が止まりません。

よみた屋、七七舎、バサラブックス、古本のんき などに、買いたい本がたくさんキープ(?)してあります。

 

吉祥寺アトレ1階の、太子堂で、豆大福4個(各160円税込)を買って帰りました。

今日は、次男がお嫁さんを連れて遊びにきますので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月3日

昨日、よみた屋にて

柳田國男他『民俗学について 第二柳田國男対談集』(筑摩叢書、昭和40年)110円 写真右の第一集(初版昭和39年)とあわせて、二冊揃いました。

お目当ては、柳田國男・折口信夫の両巨人に石田英一郎が聞き手となっての、豪華鼎談。(日本人の神と霊魂の観念そのほか+民俗学から民族学へ)

『現代日本文学史』(筑摩書房、昭和34年) 110円

明治編 中村光夫、大正編 臼井吉見、昭和編 平野謙。現代日本文学全集全99巻の、最後に刊行された別巻二冊。もう一冊は、年表編(先日購入済み)

明治編が150頁、大正編が150頁、昭和編が160頁(ただし昭和20年代まで)という、今となっては明治・大正に異様に重きをおいた構成です。

古川昭夫・稲垣裕子『世にも美味しい数学』(日本実業出版社、2003年)110円

基礎解析、整数論、複素関数の幸福な融合

 

 

 

 

 

 

 

最後に、バサラブックスにて

紀田順一郎『本の椅子 耽読日記から』(三一書房、1990年) 300円 二冊合本になってます。読書・出版に関するエッセイを集めたもの。

よみやすく面白く、ためになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月2日

昨日、よみた屋にて

井上荒野『ベーコン』(集英社、2008年) 110円 短編集

 

津村記久子『ポトスライムの舟』(講談社、2009年)110円  なぜか期待したほど面白くない。

 

尾崎一雄『あの日この日』。続編をまず読了し、続いて正編の下巻を読了しました。今日から、正編の上巻に入ります。

1 回想の時間(の流れ) 2 回想録執筆中の現在の時間 3 回想記から派生する、1から2までの時間(回想録登場の作家のその後)

123 の時間を、自由闊達に行き来する構成で、不思議な魅力があります。

この自在な時間構造で、プルーストの『失われた時』を思い出したりするのですが、途中で中断したまま半世紀近くたつのに、こういう時だけ喩えてみるのもおかしいかもしれません。

 

新年度、仕事では、zoomの会議が続きます。

F君とは、リアル会議で激論、ちょっと反省。

S出版のH氏の下のお嬢さんは高校入学。

 

確定申告(青色申告)が未完了、期間はあと2週間です。

 

 

『日本文学の古典 第二版』読書中。

連歌から俳諧へ(芭蕉)、そして俳諧から近世の物語世界へ(西鶴)

日本文学の流れに疎かったことを改めて知らされます。

 

 

 

 

 

 

4月1日

昨日は、吉祥寺のアトレ郵便局の近くに、新しい古本屋(古本のんき)がオープンしました。

古ツアさんの訪問記を貼らせていただきます。

http://furuhonya-tour.seesaa.net/article/480767730.html

私はとくに買わず。

最近、女性がご店主(オーナー)の古本屋が増えてますね。

 

よみた屋でも、中公新書の『鶴屋南北』を見送り。新潮日本文学辞典は一日で売り切れてました。

 

 

3月は、60冊、9958円(税込)。

せっかく近くにある市立図書館を活用しようと思い始めてるのですが、いまだできず。

さあ、四月はどんな月になりますやら・・・。

 

 

 

 

 

 

 

3月31日

日本文学史を、それこそ上代から近代まで、まとめて整理したいとの思いで、昨日は岩波新書を入手しましたが

書棚の隅には、佐竹先生も編集に参加されたこんな本もありました。

昨日は、よみた屋や七七舎で、新潮の日本文学辞典も買いたい衝動にかられたのですが、

どうすべきか、今日も悩みます。

 

確定申告のことが、懸案です。

 

 

 

3月30日

西郷信綱・永積安明・広末保『日本文学の古典 第二版』(岩波新書、1991年)110円 @よみた屋

バランスのよい日本古典文学の入門。

新潮の日本文学辞典 550円 は、いったん見送り。

七七舎でも、室町物語集 上・下巻 1000円 は、いったん保留。

 

自宅付近でもあちこちで桜が満開で、清らかな幸福を感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月28日

届いた本二冊。

尾崎松枝編『尾崎一雄 人とその文学 』(永田書房、1984年) 

Amazonで、ALOHA Books という店に注文したのですが、届いた封筒には、行きつけの吉祥寺・藤井書店の名前が。

そうとわかってれば買いに行ったのに。

Amazonでも日本の古本屋でも、この一冊を除いてはどこも大変高価です。さすが、藤井書店、良心的です。

しかも、状態良し。(内容は明日)

 

J.L. ベントリー 野下浩平訳『プログラム設計の着想』(近代科学社、1989年) も届きました。

 

そして、今日も恒例の、よみた屋、七七舎へ。

 

水上勉『破鞋 雪門玄松の生涯』(岩波書店、1986年) 110円 @よみた屋 明治時代の禅僧の伝記。

石川桂郎『俳人風狂列伝』(角川書店、昭和48年) 100円 @七七舎 今年の冬再読して驚嘆した風狂列伝。進呈用に買っておきました。

『露伴全集』第17巻(岩波書店、昭和54年)100円 @七七舎  澁澤榮一伝を収める伝記編。月報がないけど、まあいいかと買っちゃいました。

水上勉『破鞋 雪門玄松の生涯』の帯(裏表紙側)

 

PAYPAYの還元キャンペーン。サンドラック、イトーヨーカ堂、よみた屋 で、週末にかけてPAYPAYで買いまくり、ごっそりポイントを獲得しました。

 

 

 

 

3月27日

よみた屋にて

伊藤信吉・村野四郎解説『現代詩人全集』第2・3・6・7・8・9巻 (角川文庫、昭和44年) 55円×6

全10巻中6巻もあれば、買ってしまいたくなります。そして残り巻(1・4・5・10)が探求書目録に加わりました。

(Amazonでも、残り巻を買い集めることはできるのですが、送料込で各巻500円位。もう少し安く買いたい)

同じ角川文庫の、全集・戦後の詩 全5巻(?)とは別ですね。

 

近藤次郎・高橋盤郎・小林竜一・小柳芳雄・渡辺正 著『微分方程式・フーリエ解析』(培風館、1991年) 110円

PayPayで払ったら、440円(税込)中、138円ものポイントが還ってきました!31.4%!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月27日

昨日昼過ぎの井之頭公園。若者たちの表情が明るいのがすくい。

昨日のよみた屋。

サンケイ新聞社編『改訂 東京風土図 城南・城西編』(現代教養文庫、昭和41年) 55円 ※3冊目

日本古典文学大系 市古貞次校注『御伽草子』(岩波書店、昭和33年)110円 函なし

日本古典文学大系 中村幸彦校注『上田秋成集』(岩波書店、昭和33年)110円 函なし

先日一斉に放出された際に買い逃した本。今回、函なしで出てたので買いましたが、そんなことなら先日ごっそり買うべきでした。

日本古典文学大系旧版では、あと、萬葉集や源氏物語、今昔物語、連歌集 等が候補になってます。

市古貞次校注の『御伽草子』は、岩波文庫版で上下巻をもってるのですが、どこがどう違うのか、今は確認できません。

『説経集』や『神道集』(東洋文庫)とあわせて中世から近世にいたる説話が揃いつつあります。

あとは、岩波の『室町物語集』上下巻を入手したい。

 

さて、尾崎一雄の自伝的文壇回想録『あの日この日』正続全3巻を、寝る前寝床で延々と読んでます。

ときおり、iPhoneで人物名を検索したりして。

そういうスタイルの読書で、おもわぬ出会いもあり、

atsukoさんの書かれた、父の小父さん 作家・尾崎一雄と父のこと にめぐり合いました。

https://note.com/a_t_k_t_n_k/n/n7fbab24369e3

ていねいに読ませていただきます。

 

そこの写真で知った、

尾崎松枝編『尾崎一雄 人とその文学 』(永田書房、1984年) 1839円 をAmazonに注文しました。

 

また、今朝は、いそがいさんのtwitterで小田原文学館の展示会を教えてもらいました。

小田原市のHP

 

昨朝は、吉祥寺のアトレ1Fの文明堂や中村屋で、母に送るカステラや羊羹など2400円相当を買い増し、駅東のヤマト運輸営業所で箱(140円)を買い、詰め合わせて送りました。

家族の近況を書いた手紙も同封。

 

 

 

3月25日

妻とふたりでサイクリング。

玉川上水の緑道沿いに数キロ西に進み、右に曲がって、日産工場跡地の西側をまたもや数キロ北上した。

緑道沿いの桜は、まだ開花すらしていない木々やら五分咲きほどの木々までまちまちで、およそ花見の客を楽しませることもない鄙びた場所に咲いた山桜がかえって趣があった。

 

文明堂の工場直営店、歌舞伎揚げの天乃屋工場直売店などで、郷里の母に送るお土産などを買い込み、

ふたたびイオンモールまで足を伸ばして、レストラン街のいきなりステーキでランチ。

 

小さい飛行機なら滑走路に使えそうなぐらい広大な日産工場跡地には、真っ白な花を咲かせたコブシの並木が延々と広がっていて、目を楽しませてくれた。(曇天のせいもあり、写真はうまく撮れてないけど)

 

 

かねたくさんが、松浦寿輝の『わたしが行ったさびしい町』を褒めていたので、Amazonであれこれ調べていたら、ゾーイさんという辛口のAmazon書評家に興味がわき、これまたあれこれ氏の書評を読んでるうちに、多和田葉子賛にたどり着き、ああなんてことだ多和田葉子なにも読んでないことにきづき、急遽蒐集モードに入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

3月25日

 

J.L. ベントリー 野下浩平訳『プログラム設計の着想』(近代科学社、1989年)637円 Amazon注文中。

 

昨日のよみた屋。

エーリッヒ・フォン・デニケン『星への帰還』(角川文庫、昭和49年)55円 若いころには買いそびれていたので、デニケン先生のUFOものははじめての購入。

1935年生まれで、今もご健在のようです。

三代名作全集『國木田獨歩集』(河出書房、昭和16年)110円 

主要作32篇を収録。

私は岩波文庫4冊を長くもってますので、別に買うこともなかったのですが、なんとなく・・・。

国木田独歩は、満37歳になる直前に結核で亡くなっていますが、作家のみならず編集者・ジャーナリストとしても一世を風靡した

大変な人物だったのですね。改めて知りました。

 

 

3月23日

昨日の井之頭公園の桜。 宴会禁止の告示や規制ロープが無粋でした。

 

大著二冊が届いた。

レオンハルト・オイラー 高瀬正仁(編訳) 『オイラーの無限解析』( 海鳴社、2001年)  目次

オイラー(1707年 - 1783年)の全集は21世紀の今もなお刊行途中だが、そのラテン語原典と、英訳・独訳を参照しつつの

翻訳で、たいへんな訳業である。

わが中高の一級上の先輩野海正俊さんにも、『オイラーに学ぶ―『無限解析序説』への誘い』という研究書があるが、目下品切れで、Amazonでも古書価が高い。

はやいとこ買っておくべきだった、

中沢新一『フィロソフィア・ヤポニカ』(集英社、 2001年) 目次 田邊元論。

 

従来、マンション派だった私だが、次男の家探しに触発されてか、郊外の広い一戸建てに住んで、たくさんの書棚に本をゆったり並べてみたい気もしてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月22日

昨日は、雨のなか吉祥寺よみた屋まででかけ、

伊藤堅吉『性の石神 双体道祖神考』(山の渓谷社、昭和40年) 55円

山の渓谷社の文庫というのも珍しいが、夫婦(恋人)同士の道祖神というテーマについて、その歴史や分布などを詳しく研究した本も珍しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月20日

レオンハルト・オイラー 高瀬正仁(編訳) 『オイラーの無限解析』( 海鳴社、2001年) 2213円 Amazon注文中

高瀬正仁氏の論文に触発されて。

http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~kyodo/kokyuroku/contents/pdf/1583-14.pdf

中沢新一『フィロソフィア・ヤポニカ』(集英社、 2001年)  349円 Amazon注文中

今日のよみた屋で

浅野裕一『古代中国の文明観 儒家・墨家・道家の論争』(岩波新書、2005年) 110円

横山源之助『日本の下層社会』(岩波新書、1978年) 55円 (右下) と、その関連書を書棚から。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月20日

 

中沢新一『フィロソフィア・ヤポニカ』(集英社、 2001年)  349円 Amazon注文

養老孟司『考える読書』(双葉新書) 100円 @七七舎

吉本隆明・赤坂憲雄『天皇制の基層』(講談社学術文庫、2003年)55円

フォイエルバッハ 船山信一訳『キリスト教の本質』上巻(岩波文庫、1984年)55円 @よみた屋

 

近くの公園の黄水仙

 

お恥ずかしいことに、下の花(樹木)の名がわからなかった。

そうだ、Google アプリで写してみようと思い立ち、iPhoneのGoogleアプリの検索窓でカメラを選択し、写してみると

 

たちどころに、シデコブシだと教えてくれた。

画像解析の技術は、草花の類まで及んでるんだな。

(そのあと、公園内をぶらぶら散歩したら、ちゃんと名札つきの

シデコブシ、よく似たコブシの花がみつかりました)

 

 

 

 

 

3月18日

昨日のよみた屋。

黒川信重・小島寛之『リーマン予想は解決するのか?』(青土社)110円 は、またしてもダブりでした。

気を取り直して、

網野善彦・森浩一・佐竹昭広・大林太良他『岩波講座日本通史 第1巻 日本列島と人類社会』(岩波書店、1993年)110円

やや古いのは残念ですが、それでも、人類生態学・考古学・言語学・神話学・民俗学と幅広い論文で構成されているのに惹かれました。

21世紀になって、ミトコンドリアや性染色体を用いたDNA人類学(人類移動史)が幅を利かしていますが、当然のことながら、この書では扱われていません。

養老孟司『ヒトの見方』(筑摩書房、1985年販)110円 

NHKBSで先日観た「まいにち養老先生、ときどき まる スペシャル」。(3/13放映)

不定期で放映される養老先生の北鎌倉での日常生活にはとても惹かれます。

私もこういう隠遁生活に憧れます。

老猫まるは、満18歳で天に召されたとのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月17日

昨日は、いわもと君、ふるかわ君と、同期会@谷中。

ひとあし早く、いわもと君と千駄木駅でまちあわせ。

実は、この日、書肆田高 ・古書 木菟・ 古書 鮫の歯 という3つの古書店を探検する予定だったのですが、

事前に調べたところ、臨時休業または定休日、店売りは週に数日などと、この日は3店すべてにフラれたため、

古書店探検は次回に延期。

春の谷中散歩を楽しみつつ、

感応寺に渋江抽斎の墓を詣で、谷中霊園では、獅子文六の墓を詣でました。

 

17:00にふるかわ君と合流。彼のセットしてくれた江戸料理谷中の雀に入店。

1階の6人ほどがすわれるテーブルに3人ですわり、ほぼ貸し切り状態です。

下図のような河豚フルコースを堪能しました。

新型コロナの影響で、昨年後半はずっと見送ってきましたが、

例によって映画や読書、時流の話題に花が咲きました。また、健康についても熱心に情報交換しました。

ふるかわ君お薦めの春名幹男『ロッキード疑獄』やカズオ・イシグロの新作など、機会をみて挑戦したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月15日

近所の八重桜は早咲ですでにほぼ満開。

 

よみた屋で。

 

日本経済新聞社編『私の履歴書』第1集(日本経済新聞社、昭和32年版)110円 記念すべき第1集。執筆陣も、五島慶太、松下幸之助、堤康次郎、里見とん、山崎種二(山崎証券社長)、新関八洲太郎(三井物産会長)など、立志伝中の人物ばかり。

沼正三『家畜人ヤプー』(都市出版社、昭和45年7月)110円 ご存じ、奇想マゾヒズム小説。帯には三島由紀夫の書評(海 昭和45年7月号) 解説は、奥野健男と金井美恵子という豪華陣。

三島由紀夫の例の事件はこの年の11月。

本文は全ページ緑インク。

佐藤正午『鳩の撃退法』(小学館文庫)上下巻 55円×2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月14日

そうだ、古典文法のおさらいをしようと思い立ち、

左は中3時代の恩師永里先生に教わった教科書。(数年前よみた屋で再発見して買いなおした本)

右は、高校時代の恩師鮫島先生の書かれた参考書です。

時枝誠記の日本文法 文語編、口語編。

動詞、形容詞、形容動詞、助動詞、助詞、敬語 の活用や用法を学べば、高校レベルでの復習はできますね。

日本の古典に親しもうとおもってます。

 

 

 

 

日曜朝のよみた屋は、中高年でにぎわっていました。とくに昨日が冷たい雨の休日だったので、尚更です。

滝浦静雄『ウィトゲンシュタイン』(岩波書店、1983年) 110円

大澤真幸『性愛と資本主義』(青土社、1996年) 110円    『不可能性の時代』(岩波新書)にはさほど感銘を受けなかったが、これはどうだろうか?

姜尚中『反ナショナリズム』(講談社α文庫、2005年) 55円 このひとの本は初めて。

このところ買い逃したのは、岩波古典文学大系本(旧版)の御伽草子、今昔物語、上田秋成集など。

まあ、迷ってるうちに売れていくのですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月12日

国分寺の七七舎で、本を買ったあと、店内に佇んでいると、聴こえてきた清澄なJAZZピアノ。

このお店は有線ではなく、自家のCDをラジカセで鳴らしている。

それにしても美しくも懐かしいピアノだ。

しばらく聴きほれて、そうだ

SHAZAM があったと、iPhone起動。

たちどころに、Marcin Wasilewski Trio & Joakim Milder の Austin という曲だと教えてくれた。

電車のなかで、Amazonのサイトに入ってCDを検索すると、

こんどは、Amazon Prime Music で無料で聴きますか? と尋ねてきた。

そこで、Amazon Music を起動。

CDを注文しようかと思ったが、国内の在庫が切れていて、海外の業者に注文すると、2週間ほどかかるというので、

しばらくはこのAmazon Music で聴いていよう。

https://t.co/eaGGtvDpCI?amp=1

 

@素敵な曲をかけてくれた七七舎さん Aすぐに曲名を調べてくれたSHAZAMさん Bすぐに聴かせてくれたAmazonさん

妙にすばらしい連携で、春の休日をロマンティックなものにしてくれた。ありがとう。

 


その七七舎で

池内了『宇宙論のすべて』(新書館、1998年) 100円 探していた本のひとつです。

 

この日、先立っては、よみた屋で

足立巻一『やちまた』上・下巻(朝日文芸文庫、1995年) 55円×2  これも探していた本のひとつ。うれしい。(いまは中公文庫プレミアムで入手可能です)

ついでに、

井上達夫『リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください 井上達夫の法哲学入門』(毎日新聞出版、2015年) 110円 も読んでみたい。

 

 

井上 達夫(1954年 - )は東大名誉教授。

東大退官の際のインタビュー記事 前編

東大退官の際のインタビュー記事 後編

 

 

 

 


 

真冬の、仕事の立て込んでた日々は、安い赤ワインを飲んでましたが、春とともにふたたび酎ハイに帰ってきました。

毎夕いろいろと飲み比べてます。(一日1缶くらい。飲みすぎてはいません)

数年前に逆流性食道炎と診断されて以来、長年愛飲してきたキリン(もとメルシャン)の本搾り 6% は酸味がつよすぎてすこし遠ざかっていましたが、

ひさしぶりに飲んでみると、やはり一番ピュアで上品な味わいです。がぶ飲みするのでなく、少しずつ味わいたい。

 

阿部寛のCMで広まった檸檬堂 (梶井基次郎の名作短編がなければありえないネーミングですね) 5% (ほかに3種あり)と

麒麟特製レモンサワー 9% は、同じような味付けで、飲みやすい。

 

焼酎ハイボール レモン 7% は、ドライな味で、飲みすぎると妙にのどが乾く感がある。こういうドライさが心地よい夕もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月11日

春分の日まであと十日たらず。日の出もずいぶん早くなりました。(今朝の東京の日の出は5:59)

今朝も飼い猫に早く起こされ、再度寝付けなくなったので、しかたなくおきました。

繁忙の冬は、リポスミンという催眠誘導剤で無理やりにでも睡眠時間を確保していたのですが、精神的に依存性がある気がして、今は止めてます。

 

確定申告(青色申告)も、各種データの入力は終え、あとは申告(e TAX)のみとなりました。しかし、ここからが面倒です。

まあ、コロナのせいで、今年も期間が延びましたので、ぼちぼちやります。

 

昨日のよみた屋は

松本寧至訳注『とはずがたり』上巻(角川文庫、昭和43年)55円 先日の下巻とあわせて揃いました。現代語訳もついてるので、気が向けば読みます。

小林計一郎『俳人一茶』(角川文庫、昭和39年)55円  写真がふんだんに載った評伝です。 上質紙が使われていて当時の定価も弐百円と、けっこう高価ですね。

それと今気づいたのですが、当時の角川文庫は奥付に定価が明記されており、しかも、弐百円のように、古風な表記です。ま、二〇〇円では 200円か1100円か紛らわしいのはたしかですが。

 

他に、武田泰淳『文人相軽ンズ』(構想社、1976年) 110円 上京したころ買い損ねた本。作家論集。構想社は、坂本一亀の起こした出版社だったんですね。

 

昨日、買い逃したのは、岩波文庫の利根川図志と、岩波古典文学大系の御伽草子。迷ってるうちに売れてしまいました。またしても買い負けました。

 

 

 

 

 

 

3月10日

昨日の古本散歩は、武蔵小金井駅北口から。

駅をでて、下り(西方向)へ線路沿いに直進し、新小金井街道とぶつかったところで右へ北上すると、

東京学芸大のキャンパスをすぎたところに

古書みすみ

駅から徒歩17・8分は歩いたでしょうか、最寄り駅からはずいぶん遠いのですが、東京学芸大とその付属の小中学校、中央大学付属高校と隣接したあたりなので

若い人はけっこう多そうな界隈です。

なんでも、ご店主の女性は、よみた屋で修行した女性がその後高円寺に開いた古書店(サンカクヤマ)のご出身とのことですから、よみた屋の孫世代にあたるとでもいえましょう。

お店のサイズとしては、三鷹のりんてん舎(ここのご店主はささま書店ご出身)くらいでしょうか。昨秋開店したばかりで、今後の楽しみな書店です。

昨日はとくに買わず。紅野敏郎の大著(文学史の園 1910年代)など、気になる本がいくつかありましたので、気が向いたときに再訪予定です。

せっかくだからと、さらに新小金井街道を北上して、古本・はてな倶楽部まで足を伸ばしました。

約1年ぶり。

ここも良い店なんですが、いかんせん、遠い。

で、ここでも結局買わず。

いいんです、今日は古本散歩ですから。

約5kmあるいて良い運動になりました。

 

 

 

3月9日

昨日のよみた屋には、

十巻以上の奈良六大寺大観(それにしてもサイズ・重さ 異例の大型本だ、岩波の公式ページにも書籍サイズの記述なし) 各500円は破格の値段?

定本柳田國男集 全36巻揃い 5000円+税

漱石全集 新書版35巻揃い 、漱石全集(旧版 1965年版) 全16巻揃い(函の背焼け)1500円+税

など、大物がぞくぞくと入荷していた。

漱石全集は、先日、菊版で11巻まで買い集めたので、上の2種の全集にも惹かれるものの、見送って次回に期す。

 

結局買ったのは、吉田精一(編)『現代日本文学年表』(筑摩書房、昭和33年)(現代日本文学全集 別巻2) 110円 ※写真左。写真右は、書棚から出してきた『増補改訂 戦後日本文学史・年表』

 

明治元年(1868)から昭和32年(1957年)まで、およそ90年間の文学年表。

詩歌・俳句、小説・戯曲、評論・随筆 にくわえ、内外のできごとを、月別に記載するという、念の入った年表。

書棚にあった戦後文学史の年表は、昭和20年(1945年)から 昭和53年(1978年)までをカバーしていた。

両書をあわせても、昭和54年以降現在にいたるまでの四十数年間はカバーできていない。まあ、類書をさがせば、いろいろと持ってそうだけど。

 

ところで、巻末には、一葉から、佐藤春夫・高村光太郎まで92の個人全集・テーマ別全集の詳解がついている。昭和32年当時のものではあるが、眺めていると楽しい。

 

 

 

 

 

 

 

3月7日

昨日の土曜は、西荻窪の盛林堂、音羽館、国分寺の七七舎あたりをぐるぐる回るが、ついに一冊も買わず。

今日は、よみた屋にのみ顔を出して、

鈴木裳三・朝倉治彦校註 『江戸名所図会 1』(角川文庫、昭和41年) 55円 先日も6冊揃いを一瞬のスキのせいで買いそこなったばかり。1冊のみ買うなんて邪道だが、ともかく買っておかないと先に進めないので。

小松和彦『異界と日本人 絵物語の想像力』(角川選書、平成15年) 110円 中世の物語世界に踏み込みたいのだが、なんとなく入りそびれているので、まずはここから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月6日

確定申告の準備は粛々と進めてますが、最後の最後まできちんe-TAXで処理できるかどうか、自信がありません。(去年は立川の税務署に赴いて完成させたのでラクでしたが)

今年からe-TAXでないと基礎控除額が減らされるというので、しぶしぶやるわけです。

 

仕事のほうは1月に数か月分働いて、まあ、それなりにまだまだ若いもんには負けないなと自ら恃むところもあるのですが

このサイトのほうはずいぶん前からスランプで、ろくなことが書けません。

就寝前の読書は捗ってるのですが・・・。

尾崎一雄の『続・あの日この日』、期待以上にぐいぐい読ませる本で、尾崎一雄のことを長年、心境小説の小品を書く作家と勘違いしていたのを改めました。

 

昨日のよみた屋も、低調でした。

安岡正篤『経世瑣言』(刀江書院、昭和15年) 函入り、カバーなし 110円

『続経世瑣言』(刀江書院、昭和18年) 函なし、カバーあり 110円

数十年ぶりに安岡正篤の、しかも戦前の本を買ってみました。

日中戦争、太平洋戦争のさなかの出版物で、ひょっとすると、超国家主義的な言説が随所にあるのではと危惧していたのですが、あくまで漢学者として冷静に筆を運んでいるのには安心しました。

(現在もなお、新編として版を重ねていますが、かなりの章が削除されています。Amazonで新編の目次を見、その削除された箇所をチェックしたわけです)

 

薮内清『科学史からみた中国文明』(NHKブックス)110円 なんと、昨年の今頃おなじよみた屋で同じ金額で買ってました。

よほど気になるんでしょうね、この本が。

というわけで、昨日の3冊、なんとなく買い間違えた感じがします。

 

 

 

 

 

 

3月4日

穂積陳重『法窓夜話』(岩波文庫、1980年) 55円@よみた屋 拾い読みするとけっこう面白い話が多い。

例えば、史上一番長い裁判は結審までに200年近くかかったとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月3日

古本買いが止まらない。

よみた屋にて

『荷風全集』(岩波書店) 第1巻・5巻・6巻・7巻・8巻・12巻・13巻・14巻・15巻。110円×9=990円

函こそ焼けてますが、本冊の状態は良。月報もついてる。

すでに持っている巻とあわせると都合16冊になった。完揃いまで残り13冊なので、これは1年ほどあれば揃うんじゃなかろうか。

漱石全集(旧版)の残り7巻ほどの完揃いと、どちらが早いだろうか?

編集工学の泰斗 松岡正剛が、喜寿を迎えた喜びと当惑(あせり)を書いている。

https://1000ya.isis.ne.jp/top/

半世紀近いお付き合いですから、その気持ちよくわかります。

なんか私も、夜明け目が覚めてすぎた人生をつらつら反省してます。ま、反省しても時すでに遅しですが。

古本買いがとまらないのも、そのあせりのせいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

3月2日

昨日のよみた屋。

レクラム文庫で、ゲーテとヘルダーリンの詩集。各55円。

1月・2月の書籍代がまとまったので、グラフ化。ヒマですね。超繁忙期である12月・1月をなんとか乗り切り、ふたたび脳が古本モードになってきた。

最近の読書

 電車のなか・・・ サートン女史の日記 すこしずつ

 寝床のなか・・・志賀直哉全集、尾崎一雄の『あの日この日』

あの日この日は、壮大な自伝的文壇史の回想録です。