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5月30日

週末のランチは、妻と再び新青梅街道まで自転車を走らせ、藍屋にて上天丼ランチ。

午後、営業を再開したとの報を受け、国分寺の七七舎へ。

国分寺の若い人たちも心待ちにしていたのか、たくさんのお客さんで賑わっていた。

丸2か月ぶりに、

朝永振一郎『庭にくる鳥』(みすず書房、昭和50年)100円 平明で静謐なエッセイ集。

マイク・モラスキー『戦後日本のジャズ文化 映画・文学・アングラ』(青土社、2005年)100円 を買う。

 

読書は捗らないのに、evernote には新刊・準新刊・古書の購入希望図書が増え続けている。

求心的な読書を持続できなければ、積読の山が増えるだけだ。

どうしたものか、意外と悩みながら過ごしているのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月29日

10時過ぎから6時まで仕事。

よみた屋で、丸二日間迷い続けた、『劉生絵日記』全3巻揃い(900円+税)昭和27年頃 は見送ることにした。

種村季弘の『晴浴雨浴日記』も、すてきな装幀・挿画に惹かれたが、見送り。

 

書評系ブログ ひとでなしの猫 を、お気に入りに追加。記事一篇一篇がたいへん丁寧。

http://leonocusto.blog66.fc2.com/

ここを読んでいて、

生島遼一の『鏡花万華鏡』、種村季弘の『失楽園測量地図』(昔愛読したイザラ書房版)、ライプニッツの新訳『『モナドロジー 他二篇』  谷川多佳子・岡部英男 訳(岩波文庫)あたりが続々と購入希望図書に加わった。

 

 

大久保一彦『繁盛の天才 2時間の教え―127人の店長を成功させた』(三笠書房、2005年)250円をアマゾン注文。 (49) コロナ禍のさなかの外食産業に関心あり。

 

アマゾン(日本)に注文して2か月近くたった、Penguin Modern Classics the Sleepwalkers: A History Of Man's Changing Vision Of The Universe は、米国から書籍が届かず、未だペンディング状態。

 

国分寺の七七舎も、土曜から再開するらしいので、週末は一度のぞいてこよう。

 

 

 

5月28日

10時過ぎから6時まで仕事。

よみた屋では、

ジンメル 清水幾太郎訳『社会学の根本問題』(岩波文庫、1979年)55円

マックス・ウェーバー 清水幾太郎訳『社会学の根本概念』(岩波文庫、1972年)55円

小川環樹他訳『蘇東坡詩選』(岩波文庫、1975年)55円  ※だぶり

を買う。

 

 

行きかえりの電車のなかでは、ヘーゲルの歴史哲学講義。これがあまり捗らず。

帰宅して早く寝床に就き、『複素関数』。これが睡魔を誘う。

このところ、読書生活の退嬰が著しい。

体力・気力の衰えを痛感する。

仕事の方も衰えたら、それこそピンチなのだが、そこはなんとかふんばっているところ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月27日 

給付金が昨日付けで振り込まれていた。電子申請から18日後に実行されたことになる。東大和市速いじゃないか!

 

 

 

 

5月25日 

古本を買いすぎているのを重々反省しているのだが、他にとくだん楽しみもなく、またしてもよみた屋で、

過百齢 陶式玉編注 呉清源解説 『官子譜 囲碁手筋の源流』2・3・4 (東洋文庫、昭和53年頃)110円×3

以前買っておいた第1巻とあわせて全4巻が揃った。

函はずいぶん痛んでいるけど本冊はきれいです。

 

 

 

 

アマゾンに注文しておいたヘーゲルが届いた。 

よみた屋では、東京日日新聞社会部編『戊辰物語』(岩波文庫、1984年) 55円 (45)

 

 

 

 

このところは、寝床に、ヘーゲルの下巻と数学書数冊を持ちこんでいるが、数ページ読むとすぐ眠くなるありさま。

知的生活?もずいぶん衰えてるのを痛感する。

書斎の在り方・読書のしかた、本棚の整理、読むジャンルの絞り込みなど、いろいろと思いの尽きないこのごろだ。

 

ということもあって、たしま、けいすけさんにtwitterで教えていただいた

津野海太郎の『百歳までの読書術』『最後の読書』、永江朗『51歳からの読書術』をマークしているのだが、買うかどうかは思案中。

(この手のハウツーものを読むからには、それなりの養分を摂取できなければ意味ないし)

今月発売された、若き俊英の書いた『データ分析のための数理モデル入門』やらなにやら、買いたい本は増え続けており

evernoteの買いたい本リストにせっせと追加されている。

 

 

 

 

アベノマスク 一家に二枚がようやく届いた。

5月24日 

週末は夫婦でサイクリング。

土曜日は、新青梅街道沿いの藍屋で天丼ランチ。

日曜は、桜街道を西にすすみ、文明堂や天乃屋の工場直営店(両店とも武蔵村山市伊奈平) でお徳用のカステラやせんべいなどを買う。

 

武蔵村山の日産跡地。

広大な跡地の一部は宗教法人真如苑が買い取ったようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月24日 

というわけで、よみた屋で

勝部真長編『氷川清話 勝海舟自伝』(広池学園事業部、昭和47年) 110円

巌本善治編 勝部真長校注『新訂 海舟座談』(岩波文庫、1995年) 330円

加藤郁乎『遊牧空間』(三一書房、1970年) 110円

内田樹『寝ながら学べる構造主義』(文春新書、平成21年) 110円 (41)

『官子譜』2巻〜4巻(東洋文庫)はいったん見送り。

 

 

 

 

 

 

 

 

5月23日 

昨日、よみた屋にて

松浦玲『還暦以後』(筑摩書房、2002年) 110円  (36)

装丁=南伸坊。シンプルな標題と簡素な装丁で、一見中高年男子向けのハウツーものと思しい本だが、

著者は勝海舟他の幕末・明治維新期の歴史研究家。

近現代の著名な人物(政治家・学者他)の還暦以後を、新たな視点で検証する本。

勝海舟にもようやく興味がわいてきたので、今度関連書を探してみよう。

 

ヘーゲル 長谷川宏訳『歴史哲学講義』上巻(岩波文庫、2005年) 551円 をアマゾン注文。(37)

 

第三回アルゴリズム実技検定

「新型コロナウィルス感染症対策で外出自粛が続く状況を鑑みて、第三回アルゴリズム実技検定の受験資格を無償で提供いたします。 」とのこと。

5時間も集中できるはずもなく、どうしようか思案中。

https://past.atcoder.jp/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月20日 

10時から6時まで仕事。

よみた屋にて

ヘーゲル 長谷川宏訳『歴史哲学講義』下巻(岩波文庫、2005年) 55円 こんなにすらすら読めるものだったとは!

安田喜憲『一神教の闇 アニミズムの復権』(ちくま新書、2006年)110円

タダで学べるデータサイエンス名著5冊 【日本書は高額でも英語ができれば怖くない】

のお勧め本を、3冊ほどダウンロードさせていただいた。DropBoxに収めて、どこでも読めるようにはした。

 2009_Book_TheElementsOfStatisticalLearni

 Bishop-Pattern-Recognition-and-Machine-Learning-2006

 ISLR Seventh Printing

 

 

 

 

 

5月18日 

10時過ぎから6時まで仕事。

横山光輝『水滸伝』全8巻揃い(潮出版社) 昭和50年ごろから1990年頃まで印刷年はまちまちのセット 880円 @よみた屋 (30)

天気がぐずついていたので、持ち帰り本は3冊のみ。

 

 

 

 

 

 

 

 

5月17日 

よみた屋にて

鳥居龍蔵『人類学上より見たる我が上代の文化』(叢文閣、昭和4年) 110円

吉村昭『漂流記の魅力』(新潮新書、2003年) 110円 先日NHKで観たのは、1813年の「督乗丸」事件を扱った番組。その際に、吉村昭のこの本と、『漂流』(」新潮文庫)を知った。今日みつけたこの新潮新書版は、内外の漂流事故の歴史を幅広く紹介した本だとおもっていたが、そうではなく、1793年の「若宮丸」遭難事故を扱ったものだった。

吉村昭の漂流を扱った小説はこの他に六編あるそうだ。(著者あとがき) この本の巻末に、江戸時代漂流事件年表、参考文献がまとまっているので、追々整理してみよう。

 

エドモン・ジャコブ『旧約聖書』(文庫クセジュ、1968年版)110円

オスカー・クルマン『新約聖書』(文庫クセジュ、1967年版)110円

 

 

 

5月16日 

早朝に夫婦でウォーキング。2kmほど歩いたところで小雨が降り出して中止。

 

今日はめずらしく数学書を読まず、かわりに、AtCoder社の第1回アルゴリズム実技検定の過去問を解いてみた。

あれこれ試行錯誤しながらも5問正解。

 

メモ

タダで学べるデータサイエンス名著5冊 【日本書は高額でも英語ができれば怖くない】

 

 

 

アマゾンビデオのおすすめ・新着で、中川龍太郎監督の「4月の永い夢」という映画を観てみた。

静謐な演出、端正なカメラワーク、抑制的な音楽の使用など、光るものがあった。

公式サイト

監督は、今年30歳。独学で映画を志したというが、この端正な演出をどこで身に着けたのか不思議だ。

アマゾンで『走れ、絶望に追いつかれない速さで』なども公開されてるので、気が向いたら観てみるつもり。

 

 

 

 

 

 

 

5月15日 

10時から6時まで吉祥寺で仕事。

電車に乗る人、街を歩く人、いくぶんか増えたようだ。それでも休業中の店は多い。

よみた屋ではめずらしく買わず。

村上重良の新宗教の本を、一昨日買い忘れていて、今日もあれば買うつもりで均一棚を隅から隅まで探したがすでになし。

オイラー関連の数学書が二冊届いたので、そちらを読み進めることにしよう。

今日の持ち帰り本は、小高根二郎の大著1冊のみ。

とある詩人への献呈署名入り。伊東静雄の評伝・詩論。

 

今回届いた二冊(高瀬正仁と、黒川教授の”探検”)、4・5年前に買った”入門”他3冊。

18世紀の天才に、むしろ親しみすら覚えるこのごろなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月14日 

昨日は10時から6時まで吉祥寺で仕事。

よみた屋で

クララ・ホイットニー『勝海舟の嫁クララの明治日記』上・下(中公文庫、1996年) 55円×2 上下巻で1200頁もある分厚い文庫。明治の文明開化時、勝海舟の三男と国際結婚し一男五女をもうけた米国女性の浩瀚な日記。

テランス・ディックス『とびきりお茶目な英文学入門』(ちくま文庫、2001年)55円 水濡れ本。でもまあ気楽に読める。引用句には原文つきなのが良。

 

昨日の持ち帰り本。左上は、日夏耿之介『随筆瞳人閑語』(大正14年)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月13日 

昨夜、寝床からアマゾン注文。

▼黒川信重『オイラー探検 無限大の滝と12連峰』(シュプリンガー・ジャパン、2007年)1566円

この10日ほど、寝床で読んでるW・ダンハムの「オイラー入門」が面白く、こうなりゃ黒川教授の著作にも踏み込んでみようと。

昨夜は、オイラーの原著のラテン語からの邦訳『オイラーの無限解析』『オイラーの解析幾何』もでてることがわかったので、購入検討書に加えた。こちらは、高瀬正仁氏の労作。

・・・と、ここまで書いてきて

▼高瀬正仁『微分積分学の誕生 デカルト『幾何学』からオイラー『無限解析序説』まで』(SBクリエイティブ、2015年) 1620円も 追加注文! (15)

 

都合2冊の着まち。くわえてケストラーの大著Penguin Modern Classics the Sleepwalkers: A History Of Man's Changing Vision Of The Universe も5月末着予定で、目下USAからの出荷待ち。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月11日

10時から6時まで仕事。

よみた屋にて

シェイクスピア 小田島雄志訳『間違いの喜劇』(白水社)110円

きだみのる『キチガイ部落周遊行』冨山房文庫は迷っているうちに買い逃し。しまった(笑)

持ち帰り本は写真の二冊のみ。

家に持ち帰っても置く場所がないのに今更気がつき、持ち帰る気力もうせつつある。

杉江松恋不善閑居 自粛生活34日目「どのタイミングで本を処分しますか」

http://www.bookaholic.jp/post-6058/

 

 

 

 

 

 

 

 

5月10日

よみた屋にて

清水幾太郎『論文の書き方』(岩波新書、1985年刷) 110円

ジョージ・オーウェル『1984年 (新訳版)』(ハヤカワepi文庫、2009年) 55円 旧訳からの買い増し T・ピンチョンの解説つき

シラー『ヴァレンシュタイン』(岩波文庫、2003年)55円

メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』(創元推理文庫)55円 角川文庫に買い増し。

手塚治虫『旧約聖書物語』第1巻(天地創造)(集英社、1994年) 110円 (12)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月9日

昨日は、10時過ぎから6時前まで仕事。

仕事の前によみた屋で、

カール・バルト『ローマ書講解』上巻(平凡社、2001年) 55円 カラーカバーなし、表紙汚れ、一部頁ライン引きありだが、それでも重厚な一冊である。

ダーウィン 八杉竜一訳『種の起源』上・下巻 (岩波文庫、1976年)55円×2

仕事を終えて、ずいぶん日の沈むのが遅くなった吉祥寺の街で、ふたたびよみた屋へ。

マスク着用、アルコール消毒、ビニールシートで覆われたレジ 厳戒態勢なり

谷崎潤一郎『刺青』(日本近代文学館、昭和57年)110円

谷崎潤一郎『春琴抄』(日本近代文学館、昭和57年)110円 (7)

 

昨日の持ち帰り本は少なめ。

 

先日、twitterで知った嵐山光三郎さんの週刊朝日のエッセイ。

まあ、すべてに賛同するわけではないが、古本屋を軽んじるこのところの世相に一矢報いる文ではある。

(写真をクリックすると大きくなります)

 

 

特別定額給付金の申請も、マイナンバーカードを使って、ネットで無事完了。ICカードライターもせっかく買ったので、使わねば。

 

郷里の母には、カステラ3種のお買い得品をアマゾンで送付。なんとか母の日(日曜)に間に合いそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月7日

再開したよみた屋に行ってきた。

マスク着用、入店時のアルコール消毒など厳戒態勢。

3週間ぶりのよみた屋で、均一本も大量に出ているが、いまひとつ調子がでず、

ジル・ドゥルーズ『フーコー』(河出文庫、2007年)55円

マーティン・ガードナー 一松信訳『メイトリックス博士の生還』(丸善、平成4年)110円 の二冊を買う。

バサラブックス店頭の復刻版蓼食ふ虫300円は売れていた。そりゃそうだろうなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月7日

連休といっても、自宅周辺をぐるぐる散歩するぐらいしかやることがない。

写真のような公園のまわりを1周2周すると、3km程度は歩くことになる。

Keith Jarrettのアメリカンカルテット時代の曲を聴きながら歩くことが多く、

早世した中山康樹の書いたKeith Jarrettディスコグラフィーを熱心に読んだりした。

昨夜の枕頭書は、オイラー入門。

ラテン語・ドイツ語・フランス語で著述されたオイラーの全集は、1911年に刊行が開始され、2004年(訳書の刊行年)時点で

未だ完結していない。

ライプニッツといいヘーゲルといい、西洋の天才の全集刊行は百年単位の大事業なんだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月5日

Windows10の起動時の風景画像で教えてもらったが、大西洋に浮かぶ火山島テルセイラ島(ポルトガル領)を、古代アトランティス伝説に比定する学者もいるのだそうだ。なるほど・・・・。

 

twitterで教えてもらったこと 今週の「週刊朝日」、嵐山光三郎さんの連載は「フルホン魂」

氏曰く、

古寺巡礼と古書店廻りは魂の浄化装置なんですよ。

古本がつなぐ精神のリレーは、新刊書とは異次元の気魄があるんだよ。

留飲を下げました。

 

 

今月の日経私の履歴書は、岸惠子。めずらしく毎朝読んでいる。

 

 

家にこもりがちで、どうしてもネット回遊する時間が多くなった。

ミステリー評論家・杉江松恋さんの運用するサイト

http://www.bookaholic.jp/

この方が書いた『読み出したら止まらない! 海外ミステリー マストリード100 (日経文芸文庫) 』は、日経文芸文庫創刊のときに買おうと思いつつも買いそびれてしまった本だ。

書籍蒐集者のはしくれとして、ニヤリとする記事が多く、ついつい読んでます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月5日

昨日は吉祥寺で仕事。10時から17:30まで。閑散としたオフィスで、問い合わせのメールを書いたりした。

昨日の持ち帰り本はこの通り。

このうち、世界探検史 上下巻(教養文庫)は古書価が高いようだ。あと、日夏耿之介の「明治大正の小説家」(角川文庫、昭和29年)もめずらしいか。

吉祥寺南口のバサラブックスで、蓼食ふ虫 ほるぷ復刻版300円(外函なし)は安いと思ったが、気乗りがせずいったんパス。

このところも、買いたい本は続々と evernoteのメモに追加されてるが、なぜかネットで注文する気力も起きない。

3週間近く本買ってないのは、毎回職場から古本持ち帰る際に、己の業の深さにいやけがさしてるせいかもしれない。

 

家に帰って、コロナ関連のニュースを観、はやめに寝床に就く。

相変わらず整数論が枕頭の書。数ページで睡魔に襲われる。

 

 

 

 

 

 

 

5月2日

昨日、職場から持ち帰ったよみた屋コレクション。

すべて持ち帰るまでにあと6・7回はかかると思われる。

昨夜、持ち帰った小牧治のカント評伝をめずらしく読んでいたのに、老猫が邪魔して集中できなかった。

コロナのせいで、連休といっても特段やることもない。連休中の職場は三密ではなさそうなので、いっそ仕事でもするかという気になっている。

 

※今朝、かねたくさんのtwitterで知ったが、元小澤書店社主長谷川郁夫さんがなくなったとのこと。まだ72歳の若さで。

https://www.asahi.com/articles/ASN516VM2N51UCVL016.html

「美酒と革嚢 第一書房・長谷川巳之吉」、「吉田健一」、「編集者 漱石」「堀口大學 詩は一生の長い道」 などの著作を、追悼の意をこめて読んでいこうと思う。

 

 

 

長谷川郁夫追悼。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月30日

昨日、職場から持ち帰ったよみた屋コレクション。

まだまだ多数の本が職場に眠っている。

古本屋・新刊本屋の一斉休業のせいで、今月後半はほとんど本を買ってないが、こうして毎回持ち帰ってる。

もっとも、家に持ち帰っても、収納する本棚はないが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月29日

昨日、職場から持ち帰ったよみた屋コレクション。

今日は祝日だが仕事にでかけるので、今日もまた本を持ち帰る予定。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月27日

今日は午後に天気が荒れるとの予報なので、仕事は休むことにした。

 

妻が映画やドラマが観たいというので、このところ、

マージン・コール (リーマンショックもの)

ミス・マープルシリーズ

ブラウン神父シリーズ

あたりをぼちぼち観ている。

アマゾンでは、往年の大作地獄の黙示録やディア・ハンターも無料で観れるようだが、いまさらそうした気力体力を要求されるような映画は観るのがしんどい。

 

若いころに一時愛読したブラウン神父シリーズだが、私が神父に抱いていた、小柄でやや枯れた風貌とは異なって、このBBCのドラマでは、マーク・ウィリアムズ演じる神父は、大柄で脂ぎっていてイメージがあわない。

そもそも、時代を現代に移してのドラマなので、細かいことをいうのもどうかと思うが。

というわけで、第3話あたりまでみるともなく観ていたのだが、この第3話の終盤は、原作のもっている良質の神学談義を髣髴とさせるもので、胸に響くものがあった。

もう少し観てみようと思った。

 

 

 

 

 

 

4月24日

10時から18時まで仕事。

今日の持ち帰り本は写真の通り。

ネットで買いたい本はそりゃたくさんあるが、今は自粛して、職場に留め置いた本を持ち帰る週間としている。

連休中も、いつものように、週3回ほどオフィスに出て、どこにも立ち寄らず、遠出もせずと、

いつも以上に平凡な2週間となりそうだ。

 

 

 

 

 

4月22日

10時から18時まで仕事。月曜は某筋からの要請に応じて休んだので、吉祥寺は5日ぶり。

休み時間に吉祥寺をぶらぶらしてみたが、よみた屋・一日・百年・外口書店・藤井書店・BookOff、古書店系はすべて休業(正確には店舗を開けない営業)。

バラサブックス・吉祥寺古書センターは開いていて、バサラに留め置いてある季刊idea(アイデア)オルタナ文学誌2800円を再確認したりしたが、さすがに買わず。

よみた屋が開いてないと、万事調子がでない。(澄田社長さんがんばって!というわけで、マメにtwitter リツイートしてます)

 

先日の吉村昭の『漂流』(新潮文庫)、『漂流記の魅力』 (新潮新書)に加えて、開高健の『ロマネ・コンティ・一九三五年』(なんでもってなかったか!?)あたりが購入希望図書に加わっているが、

ネットでぽちっと注文したりせず、今はひっそりと、ほそぼそと、整数論の本を寝床で読んでる状態。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月20日

Project Euler 第66問が解けた! ( ディオファンティス方程式)

https://projecteuler.net/problem=66

昨夜読んで学んだ方法で、朝方Python プログラミング。解答を得るのに6時間ほど試行錯誤してた。

正解した人の解法を見ると、数秒で正解を導くプログラムも披露されている。

上には上が、いっぱいいるものだ。

でもいいではないか。

一年ぶりの1問進展が、素朴にうれしい。

※ 「はじめての数論」原書第3版(丸善) p.213 ペル方程式 x^2 - D*y^2 = 1 の最小解一覧表 を D = 600 あたりまで拡張した数表を excel で添付しておく。

 

 

 

 

 

 

 

 

4月20日

自宅周辺で過ごした週末。土曜の激しい風雨で洗われた木々の緑は瑞々しく、風もさわやかであった。一年で一番美しい季節なのに、先のみえないことが悲しくいらだつ。

 

下図の二冊の整数論をぼちぼち読み進めている。連分数とペル方程式、だんだんわかってきた。

 

昨夕、NHKBSで観た江戸時代の漂流記。カリフォルニア沖で英国商船に救助され、奇跡的に故郷に還ってきた船員は、異国で貰った珍しい品を並べて見世物をやったという。そのお代で亡くなった船長以下の同僚を弔う慰霊碑を建てて、それが今もなお残っているという。

アマゾンで調べると、帰国してから書いた『船長日記』(乗組員14人中生存者はわずか3人という、漂流484日の驚くべき記録。1988年に発見された作者自筆本の全文を忠実に翻刻し、解説・注釈を加えたもの。絵図も全て池田寛親自筆による。アマゾン)が入手できるようだ。

これとは異なるが、吉村昭の『漂流』(新潮文庫)(江戸・天明年間、シケに遭って黒潮に乗ってしまった男たちは、不気味な沈黙をたもつ絶海の火山島に漂着した。水も湧かず、生活の手段とてない無人の島で、仲間の男たちは次次と倒れて行ったが、土佐の船乗り長平はただひとり生き残って、12年に及ぶ苦闘の末、ついに生還する。その生存の秘密と、壮絶な生きざまを巨細に描いて圧倒的感動を呼ぶ、長編ドキュメンタリー小説。アマゾン)、それと同じく吉村昭の『漂流記の魅力』 (新潮新書) が読みたい本に加わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月18日

昨日は、10時から6時まで仕事。

よみた屋が通販以外は休業になった。バラサブックス、吉祥寺古書センターは開いていたが、急に覗いても買う本なし。

 

なぜか初等整数論を再開中。岩波の現代数学への入門シリーズの数論1、2はレベルが高すぎてついてゆけない。写真右の「はじめての数論」は例示がふんだんでわかりやすい。

昨夜届いた『大学への数学に挑戦』も楽しみな一冊。

 

 

職場から持ち帰り。2005年ごろの講談社版中国史。全12巻のうちはじめの三巻。当時の最新の考古学的知見を盛り込んだ古代中国史。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月17日

人生の来し方行く末を思ってなんとなくふさぎこみがちなところに、今回のコロナ禍。鬱々と愉しまない日々が続く。

 

いきつけの古本屋も昨日から一斉に休業している。BookOffなどの新古書店系も同様のようだ。

 

職場に留め置いたままの古本を少しずつ家に持ち帰ろう。

それと、この一年ほどで購入希望図書に加わった書籍がネット(アマゾン、日本の古本屋、PayPayモールやメリカリ)で安く手に入りそうなら注文しよう。

 

寝床では相変わらず整数論の本を読んでる。

難しくて頭に入らない・・・なんていわずに、数学を学問を楽しんでみよう。

 

 

4月15日

10時過ぎから夕方6時まで仕事。

よみた屋では、社長さん以下皆さんで、レジのビニールシート設置などに取り組んでおられた。

F・ポール・ウィルソン ブライアン・ラムレイ他『ラヴクラフトの遺産』(創元推理文庫、2000年)を55円で買う。

 

吉祥寺で唯一開いていた新刊書店ルーエで、NHKの語学雑誌を一冊買う。

ブックファースト(アトレ)、啓文堂(京王駅ビル)、紀伊国屋書店(東急デパート)、ジュンク堂(旧伊勢丹ビル)すべて休業中。

 

アマゾンで

山下光雄『数学ロングトレイル 「大学への数学」に挑戦 じっくり着実に理解を深める』 (講談社ブルーバックス) 508円。

4・5年前から買いたかった本。これをきっかけにProject Euler を少しでも進展させたい。

 

約10年前にお付き合いのあったDさんと久しぶりに連絡が取れたりと、仕事ではいくつか予想外の進展があった。

 

コロナ禍は先が見えない。

 

 

 

 

 

 

 

 

4月13日 新刊本屋が開いてない

10時過ぎから夕方6時まで仕事。

大雨の降りしきるなか、よみた屋の店頭で、横山光輝版の史記をみつけ

横山光輝『史記』1・5・6・7・8巻(小学館)110円×5 をPayPayで支払う。(例のキャッシュレス事業還元等で54円がポイントで戻ってくる。)

これで全15巻中、10巻まで揃った。先月来、ブックオフ・いとうなど新古書店系で探しているが、意外に見つからなかった。

こういうのがさっと見つかるあたりがさすがよみた屋だ。もっとも11巻以降はけっこう難度が高そうだが。

この史記だが、右手に横山光輝版マンガ、左手に平凡社版史記全3巻を持って、2月来攻略してきたが、

どうもこの陰惨な権力闘争の繰り返しに今は辟易とした気分だ。

 

他に、

ウイリアム・ジェイムズ 桝田啓三郎訳『プラグマティズム』(岩波文庫)55円。(22)

 

ところで、妻に頼まれたNHKの語学教材を買いに新刊本屋を探し歩いてるが、

地元のくまざわ書店はイトーヨーカドー非食品フロアごと閉鎖。

吉祥寺の、啓文堂(京王系)・ブックファーストは駅ビルごと閉鎖。

国分寺の紀伊国屋書店も、駅ビルごと閉鎖。国分寺の地元書店三石堂も休業。。。

吉祥寺のジュンク堂は未確認だが、昨夕は横殴りの雨で足を伸ばすのがためらわれた。

 

いつの間に東京は本屋のない街になったか。不便じゃないのか、新学期を迎えた高校生や大学生は。

と憤ってもしょうがないが、この需要はネット書店にでも流れているのか?(そういえば、該当のNHK教材は、アマゾンでもPayPayモールでも品切れ)

電子書籍は、需要をカバーするほど受け入れられてないと思うし。

なんだかこう、いつの間にか、本屋のない日常にみんな慣れてしまったようで、残念だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月12日

土日の2日間、自宅周辺半径2km以内で過ごしたが、国分寺や吉祥寺にでかけないと、どうも低調だ。

古本買いすぎなのは事実で、こんな時期にこそ、積読本を丁寧に読むべきなのもよくわかってるのだが。

 

日経の今日の記事

〜米国や欧州が、人がこれまでに新型コロナウイルスに感染していたかを調べる「抗体検査」の実施に乗り出す。感染からすでに回復し、ウイルスの免疫を持つ人を把握するのが目的だ。コロナウイルスは軽症者も多く、気づかぬうちに抗体を持っている人が多数いるとされる。こうした人たちを医学的に絞り込み外出制限を緩めれば、経済や医療の現場の状況改善につながるとの思惑がある。〜

抗体とか免疫とか、よくわかってないので、今夜は、レーヴン/ジョンソンの生物学教科書でも読んでみよう。

レーヴン/ジョンソン生物学は、上下巻で1300頁もある大著だが、図版が多く、お気に入りの学術書だ。

 

5つのコンビニ・スーパーを捜し歩いて、ようやくヤオコーでみつけた味覚糖の抹茶ミルクあめ。

禁煙に成功した昨夏以来、どうもアメが欠かせなくなり、アメにもうるさくなりました(笑)

濃い抹茶はヤオコーで一袋178円(税別)です。

 

 

 

 

 

4月11日

いつもは、週末も吉祥寺と国分寺に古本屋めぐりにでかけるのだが、さすがに遠出は控えることとした。

鎌倉の介護施設に入居中の妻の母であるが、従来のインフルエンザにコロナが加わり、近親者といえども面会のできない状態が1か月半も続いている。

そこで今日は、母を中心とした新旧の家族写真を妻のiPhone11に集め、イトーヨーカ堂にあるコイデカメラで、ミニアルバムを作成。

職員のみなさんにチョコレート菓子でもと思い、東大和市駅そばの有楽製菓工場直売店まで自転車ででかけてみたが、営業自粛中でがっかり。

西友を経てイトーヨーカ堂まで引き返し、銘店コーナーでクッキー詰め合わせをみつくろい、サービスカウンタでミニアルバムと一緒にゆうパックで発送した。

 

高円寺在住のエッセイスト荻原魚雷さんの近況ブログ

しみじみ共感します。

 

TVつけてもコロナコロナとうるさいばかりなので、夜は早く寝床に就いて本を読むようにしている。

微分積分のおさらいを経て、今は整数論に再着手しているが、なかなか頭に入らない。

Project Eulerも、もう一年以上新たに解けていないので、なんとか整数論も少しでも前に進みたいのだが、頭がついてゆかん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月10日

10時過ぎから夕方6時まで仕事。

よみた屋に、ポリネシア・オセアニア・ハワイなど環太平洋文化圏の人類学・社会学の本がたいさん出ていた。あまり硬くない本を数冊チョイス。

片山一道『ポリネシア人 石器時代の遠洋航海者たち』(同朋舎出版、1991年)110円 献呈署名入り

大塚柳太郎編(片山一道、印東道子ほか)『モンゴロイドの地球2 南太平洋との出会い』(東京大学出版会、1995年)110円 全5巻のこの叢書、第3巻(日本人のなりたち)第5巻(最初のアメリカ人)など、先史時代の人類移動史のうち、モンゴロイドの移動にとくに光をあてた企画。

平田晴敏『ニューギニアの贈り物』(現代書館、2001年)110円 若き写真家のニューギニア紀行。

吉田司『宮澤賢治殺人事件』(文春文庫)55円 奇をてらった標題だが、重厚濃密な宮沢賢治評伝。この人の本4冊目だが、まだろくに読んでない。

伊藤礼『大東京ぐるぐる自転車』(ちくま文庫)55円 伊藤礼の自転車本は『こぐこぐ自転車』に続き二冊目。(16)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月8日

昨夕の宣言を受けて、某T予備校も完全な在宅学習に移行するようだ。もともと在宅学習と親和性が高いシステムなので安心ではあるが。

 

世田谷のS出版のH代表のお嬢さんは、東北大経済の後期理系コースに合格したそうだ。一昨日の打ち合わせの前にお父さんから伺って、皆でお祝いしたことだった。

 

 

 

 

 

4月7日

昨日は仕事。

コロナだろうが何だろうが、古本屋には行く。

よみた屋にて

マクシム・デュ・カン『文学的回想』(冨山房百科文庫、昭和55年)110円 蓮実重彦が50代に書いた『凡庸な芸術家の肖像―マクシム・デュ・カン論』(青土社、今はちくま学芸文庫・講談社文芸文庫)は、900頁近い大著であるが、そのテーマとなったマクシム・デュ・カンとはいかなる作家だったのか、興味があって買ってみた。

原典は全30章からなる回顧録であるが、そこから8章を抄訳したもの。登場するフロベールやネルヴァルが気になる。

小田島雄志訳 シェイクスピア『リチャード二世』(白水社)110円

吉田司『新宗教の精神構造』(角川書店、平成15年)110円 想像以上に過激な本である。この人の本、なぜか三冊も買ってしまった。

 

 

 

 

 

 

4月6日

Arthur Koestler "The Sleepwalkers: A History Of Man's Changing Vision Of The Universe " Penguin Modern Classics 1873円 (8)

amazonに注文したが、日本国内に在庫がなく、英国からの取り寄せのようで、到着日未定。コロナ禍のせいで航空便のシステムも相当に痛んでいるときいているが、船便にでもなるのか?まあ、気長に待つ。

 

 

 

 

4月5日

よみた屋にて

風間喜代三『印欧語の故郷を探る』(岩波新書、1993年)110円

ホッブス 水田洋訳『リヴァイアサン』3巻・4巻(岩波文庫、1982年版) 55円×2 改訳後の新版。新旧不ぞろいではあるが、全4巻が揃った。(7)

 

ささま書店が本日で店を閉じるので、荻窪まででかけてきた。

ガラガラの中央線で荻窪へ。

二十数名のお客で賑わってた。詩のコレクター Isogaiさんもお見かけした。

久しぶりのささま書店だったが、結局何も買わずに別れを告げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月4日

よみた屋。

吉田司『聖賤記』(パロル舎、2003年)110円 

朝永振一郎『物理学とは何だろうか』上 (岩波新書、1979年版)110円 79年の刊行当時、購入した覚えがある。果たして当時読んだかどうか?

この岩波新書黄色版の上梓直後に73歳で亡くなっている。遺著ということになるのか。

ケプラー、ガリレオ・ガリレイから始まる近代物理学史であるが、初学者向けの上から見下ろしたような記述ではなく、丁寧で細心な筆でケプラーならケプラーの原典を読みこなしており、今回あらためて舌を巻いた。

朝永振一郎、探してみよう。(岩波文庫緑帯にも随筆集二冊あり)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月3日

よみた屋にて

Rimbaud "OEuvres " (Garnier) 110円 二冊目(写真の中央のほう)。前回の冊子より状態は良い。1975年ごろの印刷みたい。

田中清光編『八木重吉文学アルバム』(筑摩書房、昭和59年)110円 昭和57年刊行の筑摩書房版全集(全3巻)の別巻として編まれたもの。

加藤郁乎のエジプト詩集、横山光輝版の水滸伝(全8巻、潮出版社)などは見送り。

 

 

 

コロナ関連のニュースばかりでげんなりしているところに飛び込んできた、望月新一京大教授がABC予想を解いた!という報道。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57648290T00C20A4CR8000/   日経

https://mainichi.jp/articles/20200403/k00/00m/040/093000c   毎日

何しろ世界中で十数人しか理解できないという証明らしく、京大の査読チームの検討と公開までに丸7年もかかったとか書いてあります。

証明の正当性については、今なお疑問をもつ学者も多く、世界中で認められたわけではないそうです。

どこかで聞いた話だなあと思ったら、昨年、加藤文元氏の著書で読んでいたのでした。(中断中)

このニュースをきっかけにして再度挑戦してみようか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月2日

荻窪のささま書店がこの5日にも閉店するそうだ。古ツアさんこと小山さんの情報。実に残念だ。

http://furuhonya-tour.seesaa.net/article/474365156.html

小山さんは、昨日吉祥寺よみた屋の小雨ふる店頭で献呈署名入りの児童書を入手されたという。こちらはこちらで、ご同慶の至りだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月31日

昨日は仕事。中央線の混み具合は、平常の6割程度か?こんなことを書くとひんしゅく買うかもしれないが、空いているのはありがたい。いや、平素の中央特快の混み方がそもそも異常だったのだ。

よみた屋にて

下村寅太郎『科学史の哲学』(弘文堂、昭和16年)110円 いかな大学者といえども昭和16年の科学史の論文に今日的な意義があるのか、些か迷ったが、読んでみることにした。

田淵直也『世界一やさしい金融工学の本です』(日本実業出版社、2006年)110円  マンガ版

高木彬光『古代天皇の秘密』(角川書店、昭和61年)110円 (45) 『成吉思汗の秘密』『邪馬台国の秘密』につづく古代史三部作。

我ながら支離滅裂の感が否めない。これからの自分の人生のあり方について悩み多きこの頃だが、それを反映している気もしないではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月29日

天気予報通り、季節外れの大雪。

近所の公園の枝垂桜も寒そうだ。

夜、アマゾンにて

物理入門コース7 戸田盛和『熱・統計力学』(岩波書店、1983年)545円 (42) を注文。

先日のフェルミの熱力学に加えて本書も注文したので、熱力学に関して書籍を買うことはもはや二度とないだろう。

 

 

 

 

 

 

3月28日

朝方、西武線の線路沿いの桜並木の下をサイクリング。この界隈でもっとも見事な桜並木が、今満開。

明日は、みぞれ交じりの冷たい雨か雪になるそうなので、この春はこれが見納めかも。

毎年花見でささやかな弁当をひろげるのが家族の楽しみだが、今年は叶わなかった。

午後は、お忍びで国分寺へ。電車も空いている。

バーナード・コーエン編 村上陽一郎監訳 『マクミラン 世界科学史百科図鑑 第2巻 15-18世紀』(原書房、1993年) 300円@七七舎

刊行当時、1万円もした大型本が300円とは、七七舎さんに申し訳ないが、全5巻別巻1巻の残り巻は、アマゾン・日本の古本屋でも高価。

したがって当面この第2巻のみを手元に置くことになる。昨日は、そのせいで迷ったが、科学史上特筆すべき17・18世紀をメインにすえた本巻のみでもよいかと思い直し、今日また買いに来た。

明日は、せめてゆっくり本でも読みたいと思っている。

 

 

 

 

 

 

3月27日

よみた屋で

ジャン・ブラン『アリストテレス』(文庫クセジュ、白水社、1962年版)110円 小冊子ながら自然学も含めた古代の天才の全貌がまとまっているので。

世界の名著27 野田又夫責任編集『デカルト』(中央公論社、1978年版)110円 自然学論集「世界論」を読むため。

 

コロナ騒動で、職場の入館管理も厳しくなった。やれやれ。

 

早く退社して、国分寺七七舎に立ち寄り、『マクミラン 世界科学史百科図鑑 2巻 15-18世紀』(原書房) 300円はとても安いと思ったが、重すぎて躊躇し、結局見送り。

 

 

 

3月26日

昨日、よみた屋にて

伊藤宗看・看寿 門脇芳雄解説『詰むや詰まざるや 将棋無双・将棋図巧』(東洋文庫)110円

ところが後刻これは4年前に買っていたことが判明。

アマゾンでもけっして安くない、将棋マニア垂涎の書。将棋アマ〇段の職場のTakizawaさんに近日安く譲ろうと思う。

この数日の枕頭の書は、レーヴン/ジョンソンの生物学下巻と、ガリレオガリレイの天文対話。

新型コロナウイルス騒動で世界中が騒然としているが、そもそもウイルスとは何かということがよくわかっていないので

定評ある生物学教科書で学んでいるところ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月23日

久しぶりに仕事。よみた屋にて

異色作家短編集1 ロアルト・ダール 開高健訳『キス・キス』(早川書房、昭和44年)110円

異色作家短編集6 ジョン・コリア 村上啓夫訳『炎のなかの絵』(早川書房、昭和44年)110円 (37)

 

 

 

 

 

 

 

3月20日

よみた屋にて

エンリコ・フェルミ『フェルミ熱力学』(三省堂、2011年)110円

曽野綾子『聖書を読むという快楽』(青萌堂)110円

国分寺の坂を下って、ブックセンターいとうへ。

横山光輝の史記の残り巻を探すが、冊子サイズの異なる版しかない。

暫く迷ったが、見送り。

家に戻って、再び、ブックオフ東大和向原店へ。東大和市駅から片道15分以上もてくてく歩いたが、史記は空振り。

アーサー・マッケン 平井呈一訳『夢の丘』(創元推理文庫、1984年)110円は、珍しく、同作品はアーサー・マッケン集成版で持ってはいるのだが、記念に購入。

 

 

 

 

 

3月19日

マンションそばの公園の八重桜は、毎年早咲きですが、今春ももうほぼ満開です。

 

 

 

東大の医科学研究所が、昨日(3/18)の朝、記者会見で発表した

新型コロナウイルスに薬効のある薬剤の発見について

昨日の発表をふまえて、世界中でさっそく検証が始まっているでしょうから、いずれ続報があると思いますが、

暗いニュースばかりの今日この頃、久しぶりに希望の持てるニュースでした。

 

 

【新型コロナウイルス 対抗薬と関連企業】

日医工   ナファモスタット(商品名フサン)     https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=4541.T

富士フィルム  (抗インフルエンザウイルス剤アビガン )  https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=4901.T

帝人 (喘息薬 オルベスコ)      https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3401.T

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月18日

昨日は、武蔵小金井駅そばのTクリニックにて、胃カメラ&大腸内視鏡。案の定、今年もポリープを切除したので、一週間の断酒、トホホ。しかも、昨日は丸一日ゼリー飲料のみだったので

夜はひもじかったです。

写真は、武蔵小金井駅南口にそびえる入居目前のツインタワー。

お彼岸とのことで、Tクリニック下の亀屋本店という和菓子屋さんで、みたらし団子を妻へのお土産にしました。

今日は仕事。

吉祥寺よみた屋で、

アインシュタイン 内山龍雄 訳・解説『相対性理論』(岩波文庫、1988年)55円

ガリレオ・ガリレイ『天文対話』上・下(岩波文庫、昭和45年)55円×2 は、既に持っていて、長年未読のままですが、2セットも買えば読むかもと。

ガリレオ・ガリレイも、また、17世紀を代表する天才で、古典力学と相対性理論をつなぐガリレイ変換という概念は今日もなお、意義を持ちます。

 

 

横山光輝『史記』9巻・10巻(小学館) 370円×2 @ブックオフ (32)

 

 

 

 

3月16日

よみた屋にて、

島薗進『スピリチュアリティの興隆 新霊性文化とその周辺』(岩波書店、2007年) 110円 

The Oxford Shakespeare Hamlet (Oxford World's Classics) 110円  膨大な注釈・作品解説つき。装丁が好ましい。

アインシュタインの相対性理論(岩波文庫)は水曜にでも。

南方熊楠『竹馬の友へ 小笠原誉至夫宛書簡』(八坂書房)は迷ってるうちに買い逃してしまった。買っておけばよかった。

 

 

 

 

 

3月15日

昨日は、早咲きの桜のつぼみに、雪が降りしきる一日だったが、今日は晴れ。

いつものように、国分寺&吉祥寺へ。

百瀬明治『名僧百言 智慧を浴びる』(祥伝社新書)110円 @よみた屋

ケラー『射撃祭』(岩波文庫、昭和13年) 100円 @七七舎。(25)

 

鬱々と楽しまぬ日には、音楽が良い。

中央線に揺られながら、

iPhoneで、Keith Jarrett アメリカン・カルテット時代の 数曲を聴いたりした。

 

 

 

 

 

 

3月14日

1月のハードな入試関連業務が終わると、近年、往々に燃え尽き症候群のようなものに陥るのだが、今年もご多分にもれず、

3月は時折ひどく鬱々とした気分になる。

ましてや、今年は新型コロナウイルスのせいで世情は騒然とするは、株価は暴落するはで、後世が振り返ってみれば

あれが日本の長い凋落の始めの年だったということになるかもしれず、それやこれやで、気分が晴れない。

 

 

 

昨夕は、新宿で、いわもとさん・ふるかわさんと高校の同期会。いつもながら、映画や小説の話題に花が咲いた。

歌舞伎町の中華料理ニイハオで食べ放題。3600円(税込)

二次会はロッテリアで珈琲。

 

 

 

 

3月11日

春分の日を目前にして、日の出もずいぶん早くなった。早起きの私には素朴にうれしい。

春めいた朝の日の出頃、ベランダにでてみると、西の地平線に沈みゆく満月があった。

蕪村の例の句、月は東に日は西に、の真逆の光景に、おもわずパノラマ撮影。

 

 

 

 

国分寺の七七舎にて

梅原猛・樋口隆康.・福永光司・陳舜臣他『日中合同シンポジウム 徐福伝説を探る』(小学館、1990年) 100円 (23)

先日、『史記』の秦始皇帝本紀で、始皇帝の命を受けて、徐福が蓬莱へ旅立つくだりを読んでいたので、店頭でこの本をみつけて、こりゃこれも読まねばと思った訳。

ヨーロッパ神秘学の本も届いて、読む本の多い春なのだ。

 

 

 

 

 

 

3月10日

ウンベルト・エーコ『バウドリーノ』上巻(岩波書店、2010年)110円

伊藤計劃『the indifference engine』(ハヤカワ文庫)110円

池上正樹『大人のひきこもり』(講談社現代新書)110円 (22) 以上、よみた屋。

 

東大の合格発表。Hさんのお嬢さんはどうだったろうか?

夕方は、長男と妻の三人で、魚屋路(回転ずし)で夕食。夕方6時までは、ビール一杯210円というのが良いな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月10日

昨日、よみた屋にて

R・P・ファインマン『ご冗談でしょう、ファインマンさん』2 (岩波書店、1986年)110円

第1巻は岩波現代文庫で所有しているが、未読のまま。昨日、この第2巻の、興味のある章から読んでみてるが、なるほど破天荒でユーモアにあふれた自伝だ。

 

他に

ブックス・エゾテリカ『神秘学の本 西欧の闇に息づく隠された知の全系譜』(学研、1996年) 540円 アマゾン注文中。

どうしたことか、エリファス・レヴィとかに、やっと向き合う気力が湧いてきた気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月8日

高校同期の高崎さん(O理科大教授)が、今回の新型コロナウイルス騒動を理解するのに、M・クライトンの『アンドロメダ病原体』を勧めていた。

(真意は不明)

今朝がた、書棚からめずらしく二冊も発掘できたので、読んでみようと思う。(追記:保留中)

 

雨の吉祥寺、やはり休日も人出は少ないようだ。中央線も空いている。

よみた屋にて、加藤清司『フッサール』(清水書院、昭和63年) 110円 (17)

 

微分積分に微分方程式、史記(マンガ&原典)、『アンドロメダ病原体』と、読みたい本が多い、この春なのだ。

 

 

 

 

 

 

3月7日

土曜日、朝方は、妻と一緒に近所のイトーヨーカ堂とビッグAでショッピング。PayPayで支払い、10%ものポイントを受け取る。

 

午後、国分寺へ。

七七舎、早春書店では特に買わず。小金井街道を北上して、久しぶりに古本雲波を訪れるが、新型コロナのため3月いっぱい休業するとの張り紙あり。

駅に戻って、そうだ、ブックセンターいとうに行ってみようと思い立ち、南口ロータリーから急な坂を下って、小金井街道と交わる三叉路角のお店へ。

期待した通り、

横山光輝『史記』2・3・4巻(小学館、1995年他) 計700円 をみつけ、購入。

昼は漫画版で、夜は原典でと、にわか史記三昧。 (16)

 

(メモ)

ブックセンターいとうには、『ニコマコス倫理学』上下巻(岩波文庫)も安く置いてあったので、今度買おう。

それと、岩波文庫の3月17日新刊 野崎歓 新訳のネルヴァル作品集は収録作品をチェックしたい。

 

 

 

3月5〜6日

玉川上水の緑道沿いに、国分寺市片倉まで夫婦でサイクリング。

途中、国分寺の公園で、早咲きの桜に遭遇し、写真撮影。

優待券で、いきなりステーキ。お一人1250円(+税)のランチが無料。

 

今回は、国分寺片倉まで足を延ばし、洋菓子店シャトレーゼで、シュークリームやプリンなどを購入。

 

 

 

和達三樹『微分積分』も、それなりに読み進めていて、私としては上出来のほうなのだが、

横山光輝の『史記』第5巻が面白かったので、ちょっと古代中国史に戻ってきた。

秦の始皇帝伝の前後の巻を、

吉祥寺のBookOff 4階のコミック専門階で探したが見つからないので、

夜は平凡社版の史記上巻をひっぱりだして「秦始皇本紀」読んでみた。

司馬遷の原典は、近現代のノベライズと比べてわかりにくい記述も多い半面、独特の稠密さと面白さがあるなあ。

 

 

 

 

 

 

3月4日

よみた屋にて

『世界四大文明 中国文明展』『世界四大文明 インダス文明展』『世界四大文明 メソポタミア文明展』『世界四大文明 エジプト文明展』(NHKプロモーション、2000年) 外函つきの揃いで1100円

大型本です、重いです。天気も悪かったので、職場に留め置き。

以前から何度か買い逃してたので、美本で入手出来てうれしい。

長谷川郁夫の『美酒と革嚢 第一書房・長谷川巳之吉』は迷ってるうちに売れてしまいました。

長谷川郁夫については、この本と『吉田健一』『堀口大學 詩は一生の長い道』は、引き続き探究予定図書です。

帰りは帰りで、車中本として、

横山光輝『史記 5』(小学館文庫)55円。(13)

 

 

 

 

 

 

 

3月3日 (8)

よみた屋にて

徳冨健次郎『みみずのたはこと』上・下(岩波文庫) 55円×2

高村光太郎『高村光太郎詩集』(岩波文庫)55円 ふいに、この瀟洒な緑帯版で読みたくなって。

 

 

 

津村信夫『詩集 或る遍歴から』(湯川弘文社、昭和19年2月) 110円

津村信夫はこの詩集が世に出た年の6月に35歳の若さで世を去っている。

 

清澄なリリシズムは詩人独自のものだ。戦争のさなか、病床の詩人が手に取ったであろうこの可憐な詩集が、今日一番うれしい買い物かも。

 

 

ほかに 関一彦『化学入門コース2 物理化学』(岩波書店、2004年)330円

 

 

 

 

 

 

3月2日

よみた屋。

齋藤太郎『化学入門コース3 無機化学』(岩波書店、2004年)110円

 

新型肺炎で先のことは見えない状況ではあるが、この夏のお盆の帰省の手配をした。

弟と連絡を取って日取りを決め、宿と航空券を予約・購入。

新型肺炎はいつ鎮静化するのか、7月のオリンピックはどうなるかなど、未定要素は多いけど、帰省の手筈が整ってひとまず安心。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月1日

東京マラソンの実況をiPhoneアプリで聴きながら、吉祥寺・国分寺へ。

不要不急だが、古本屋には行くのだ!

よみた屋では、長谷川郁夫の『美酒と革嚢 第一書房・長谷川巳之吉』(カラーカバー欠け)1000円をいったん見送り。しかし、今週どこかで買おう。

国分寺七七舎店頭で、昨冬来蔵書を見つけ出せず困っていた河辺六男責任編集『ニュートン』(世界の名著)(中央公論社、1990年)100円を発見。

簡装版のほうなので、読みつぶしても良く、ダブリは気にしない。

しかし、電車のなかでちょっと読んで帰ったが、やはり読破するのは大変そうだ。自分も二十代後半に一度挫折しているが、それもそのはずである。

 

気をよくして、下村寅太郎『精神史の森の中で 研究ノートより』(河出書房新社、1972年)100円も購入。ライプニッツやデカルト、ニュートンに関する研究を集めたもの。

函こそ焼けているが、本冊はいたって美麗だ。

新型コロナウイルスにめげず、株価急落や確定申告にもめげず、3月も古本を買い続けるのだ!!