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30日

例年になく静かなひとりぼっちの連休だ。

昨日は運動不足解消をかねて、吉祥寺のよみた屋、バサラブックス、ジュンク堂、国分寺の七七舎をめぐったが、とくに買わず。

 

昭和50年の3月、大学入試を終えて新幹線で帰郷する際に手にあった、マリー・ジャンヌ・デュリーの『ネルヴァルの神話』(思潮社)

その訳者篠田知和基さんが、神話学者として大成しておられるのを、最近になってようやく知った。

『世界神話伝説大事典』(2016年)は高価でおいそれとは買えないが、『世界神話入門』(2017年)は近々買うつもり。

今日のところは、アマゾンで

吉田敦彦・松村一男・大林太良他『世界神話事典 世界の神々の誕生』(角川ソフィア文庫)

大林太良・伊藤清司・吉田敦彦他『世界神話事典 創世神話と英雄伝説』 (角川ソフィア文庫)

を計823円で注文。

写真は、先日観た、NHKBS『GREAT RACE .▽大氷原に立ち向かえ〜カナダ北極圏567km』の一シーン。カナダ北部北極圏の雪道をゆくランナーだが、

太古12000年前、氷河期の終わりに、このような経路で、アメリカ大陸を南に下ったモンゴロイドがいたのだ。

彼ら彼女らは、なにを想ってこの道を歩んだのか。

発掘されるわずかな石器のほかに、それを明かすものはない。

いま、神話学に惹かれるのは、神話学が唯一の手がかりではないかと思うからだ。

 

 

 

 

 

 

27日

網野善彦『日本社会の歴史』下巻(岩波新書、1997年) 100円@よみた屋。3巻そろった。

 

BS11 社長紳士録(1964年) 鹿児島ロケ。下は、城山観光ホテルのロビーで、フランキー境と司葉子の鹿児島弁会話に字幕の入るシーン。

博覧強記の映画通いわもとさんの記憶どおりでした。

それにしても、東京オリンピック開催の年に撮られたこの映画。鹿児島の風物も登場する俳優たちも、みな若々しく希望にあふれていて

隔世の感あり。

 

 

26日

昨日、よみた屋にて。

村上隆夫『ベンヤミン』(清水書院)100円 よい本みつけた。

矢島祐利・矢島文夫(編訳)『古代の宇宙論』 (海鳴社、1976年) 100円 これまた良書。

 

郷里の母が6月で満90を迎えるのを祝して、7月中旬に、兄弟で帰省するプランを練り、日程の調整・ホテルの手配をした。

 

 

 

23日

ひさしぶりのよみた屋で

ユルスナール『ハドリアヌス帝の回想』(白水社)旧版 100円

長塚節『土』(春陽堂、昭和16年) 中川一政装丁 100円

を買う。

職場においてある外付けHDDが異常に遅くなり、立川のPCお助け店に持ち込み、モノレールで帰宅。

やれやれ、またそこそこのお金がかかりそうだ。

 

 

月19日〜22日

鹿児島帰省。

妻が西郷どんを毎週楽しみにしていることもあり、観光も組み込んだ。

袴腰のレインボー桜島に連泊し、母と妻の慰安につとめる。

2日目は、母を宿に残し、夫婦で市内に。

水族館前で、市営バスの一日乗車券(600円/人) を購入し、30分おきに巡回するこじゃれた観光バスで

新屋敷のドラマ館、城山、仙巌園(磯庭園)を見学。

写真は、磯庭園から桜島を眺める。

3日目は、実家に戻り、大掃除・家電類の修理など。

 

31年前の結婚の年に訪れた城山の展望台に夫婦でたって、感慨ふかいものがあった。

 

 

月18  雨のち曇り

銭存訓『中国古代書籍史―竹帛に書す 』(法政大学出版局、1980年)300円 @よみた屋

 

明日から、鹿児島に帰ってきます。

江東区に住む次男に夜間の留守番を頼みました。猫の世話があるので。

 

 

 

月16  

村上春樹『職業としての小説家』(スイッチ・パブリシング 2015年 ) 100円

NHKサイエンススペシャル驚異の小宇宙・人体2『脳と心 第1巻 心が生まれた惑星 進化』(NHK出版) 100円

地球大紀行 別巻 100円 ダブリ!

 

『古神道の本』(学研)300円 いわゆる月刊ムー系。武田崇元他執筆。

 

 

月15  曇り

運動不測解消のため、吉祥寺と三鷹へ。

よみた屋で

星野慎一・小磯仁『リルケ』(清水書院)400円

"Fairy Tales By Oscar Wilde " 100円 を買う。

ジュンク堂で

Python関連の新刊をチェック。

 

三鷹水中書店では、『佐藤春夫全詩集』3000円を見送り。

 

 

 

月13  

早々に仕事を終えて、八重洲の中華料理泰興楼へ。

八重洲に来るのは、数年前のSF社主催のセミナー以来か。

集ったのは、阿久根出身熊本の開業医H君、16年ぶり。

以前ご子息を某予備校でお世話したことのあるT君、6年ぶり。

TF君とI君は、このところ定期的に会ってます。

新旧の話題に花咲かせて、二次会は、バーぺしゃわーる。

I君によれば、井上靖の命名とのこと。

地上の喧騒がうそのような静かな一室で、銘酒片手にまたまた談笑。

みなさん、またお会いしましょう。

 

 

 

 

 

月11  晴れ

風強し。ときおり吹き飛ばされそうになった。

経堂駅から歩いて、S出版で打ち合わせ。

その前後に、経堂駅北口遠藤書店で

田中浩『ホッブス』(清水書院)270円 探していた本が、安く買えてうれしい。

世界神話学入門 後藤明 講談社現代新書 も買うべきだった。今度買おう。

 

 

月9  晴れ

松下幸之助『人生と仕事について知っておいてほしいこと』(PHP研究所)100円 @よみた屋

 

 

 

月8  曇り

再び、三鷹水中書店へ。

石丸静雄『予感と現在 詩人アイヒェンドルフの生涯』(郁文堂、昭和48年) 献呈署名入り 500円

加藤尚武『戦争倫理学』(ちくま新書) 250円 を買う。

今週末、見送ったのは、七七舎の

永田耕衣『殺仏』 2500円 毛筆署名入り

永田耕衣『只今(しこん) 永田耕衣俳句集成』 湯川書房版 10,000円

の二冊。

 

 

月7  晴れ

三鷹駅北口歩いて5分ほどの、水中書店初訪問。

高円寺コンコ堂、西荻窪音羽館、吉祥寺百年などによく似たコンセプトの店作り。

日本の詩歌(現代詩、短歌、俳句)が充実していた。

特に買わずに、国分寺七七舎へ。

国分寺北口のタワーマンション2棟のテナント階がオープンしていて、たいへんな人ごみ。

駅と直結しているので、大賑わいだ。

七七舎では

荒俣宏『別世界通信』(月刊ペン社、1977年)100円 ※まりのるうにいの装丁に惹かれて、元本で買い増し。

蓮実重彦『批評 あるいは仮死の祭典』(せりか書房、1974年) 100円 

を買う。

 

 

 

月6  曇 夜雨

貝塚茂樹『中国の歴史』全3巻(岩波新書)300円 @よみた屋

 

 

月5  曇

このところ買った本。すべてよみた屋で、

西部邁『批評する精神』 (PHP研究所、1987年) 100円

M・S・ガーバリーノ『文化人類学の歴史』(新泉社)100円

藤崎康『戦争の映画史』(朝日選書) 500円

この人を見よ30歴史をつくった人びと伝『西郷隆盛』(ポプラ社)100円

 

amazon にて

三吉克彦『はじめて学ぶ大学の無機化学』 (化学同人) 401円

末廣一彦『カラー版 レベル別に学べる 物理学 I 改訂版』(丸善出版、2015年)  269円

『レーヴン ジョンソン 生物学〈下〉』(培風館、2007年) 2456円

 

 

 

桜もおおかた散って、なにやら物憂い春なのだ。

 

 

 

 

 

月1  晴

毎日、新旧の本屋には顔を出してるが、いまひとつ決め手がなく、本は買ってない。

『理科系の読書術』、同じ著者の『地球の歴史』全3巻(中公新書)カラーの図版とかあったらなおいいのに。

『現代思想 2018年4月号 特集=現代思想の316冊 ―ブックガイド2018』 いまさらブックガイドという歳でもないが、惹かれる!しかし、高い(1400円)

町山智浩『「最前線の映画」を読む 』 (インターナショナル新書) いわもとさん・ふるかわさんの会話についてゆくために?

西部邁『保守の遺言:JAP.COM衰滅の状況』 (平凡社新書) あるいは、五木寛之『孤独のすすめ - 人生後半の生き方 』 (中公新書ラクレ)や、 養老孟司『遺言。 』 (新潮新書)あたり。

どれも買ってない。

もくもくと、人類の移動史を読んでるところ。

 

 

アマゾンビデオ

■マジック・イン・ムーンライト 監督 ウディ・アレン 主演 コリン・ファース, エマ・ストーン, アイリーン・アトキンス, マーシャ・ゲイ・ハーデン

こういう洒脱な恋愛映画、いいですね。

 

アマゾンビデオづいてることもあって、大画面TVを検討していたが、ついにぽちっと買ってしまった。

50M510X 東芝/50V型 89,314円 税込・代引き手数料込

I-O DATA HDD 外付けハードディスク 3TB EX-HD3CZ 9,980円 

今のTVは、ちょうど10年前の4月に買ったので、丸10年きっちり使ったことになる。

セッティングやらなにやら楽しみ。

 

 

 

月28  晴

よみた屋で3冊。

西村貞二『ヴェーバー、トレルチ、マイネッケ ある知的交流』(中公新書、1988年)100円

司馬遼太郎『果心居士の幻術』(新潮文庫)50円

Albert Camus " L'etranger " (folio) 100円

 

 

月27  晴

東急大井町線(この路線に乗るのは初めてかも)下神明駅で下車し、夫婦でRさんの区役所登録に付き添う。

旗の台駅で下車し、S大学附属病院のちかくの寮周辺を散策。

加藤郁乎に『旗の台管見』という書評集があるが、ここいらにお住まいだったのか。

また、稲垣足穂に、『雪ヶ谷日記』という戦中戦後の暗い時代の日記があるが(大全版第4巻)、舞台はこのあたりだろう。

あまり生活に縁がないだけに、かえってノスタルジックな沿線なのだ。

 

 

月26  

大森昌衛(編著)『日曜の地学4 東京の地質をめぐって』(築地書館、1977年)100円

 

 

月25  晴

フィリピンから女医の卵Rさんが来日。ホームステイ先の東横線都立大学駅まで夫婦で足を伸ばし、サンマルコカフェで1年ぶりの再会を祝した。

これにさきだって、吉祥寺よみた屋で

スタインベック『赤い子馬 他12編』(旺文社文庫)50円

バベルの図書館10『聊斎志異』(国書刊行会、昭和63年) 函なし 100円

 

アマゾンビデオ

鑑定士と顔のない依頼人(英題:The Best Offer、原題:La migliore offerta)は、ジュゼッペ・トルナトーレ監督・脚本による2013年のイタリアの恋愛・ミステリ映画である。

ジェフリー・ラッシュ、ジム・スタージェス、ドナルド・サザーランドが出演し、映画音楽はエンニオ・モリコーネが作曲した。(wikipediaより引用)

 

 

月24  晴

昨日の朝は、よみた屋で

■ドイツ・ロマン派全集3『ホフマン』(国書刊行会、1986年)100円 図書館廃棄本で函なしだが、状態良。

京大理学部地球工学科卒のM君から、人類の移動史について関係書籍を訊かれ、

先日買った『人類大移動』と、まだ買えてない『人類の移動誌』の二冊を紹介したところ、

いいおわる間もなく、浦安図書館で予約できたという。なんでも、中央図書館から自宅そばの分館まで届けてくれるらしい。

もちろん、オンラインで注文できるわけだ。

まだ、後の本は手にしてもいないのに。

ぐぬぬ。

思わず、以下注文。

■アリス・ロバーツ 『人類20万年 遙かなる旅路 』(文芸春秋、 2013年) 1205円

http://1000ya.isis.ne.jp/1668.html  さすが、松岡正剛。詳細な書評を発見。

https://en.wikipedia.org/wiki/Alice_Roberts  wikipedia(英文)

 

■スティーヴン・オッペンハイマー『人類の足跡10万年全史』(草思社、2007年) 351円

買いすぎたかも。

今朝は今朝で、期間限定Tポイントを消化するため、

■北康利『命もいらず名もいらず 西郷隆盛』(WAC文庫) 127円(ポイント差引き後)

 

今月買った本。未着本や職場留め置き本はのぞく。

 

 

 

 

月20  曇り

午後、うちあわせ1件あり、職場へ。

よみた屋で

Charles Lamb " Essays, Letters , Poems" Collins Classics 100円を買う。

 

中央線でお茶の水。いわもとさん・ふるかわさんと、 高校の同期会。大衆酒場けいちゃんと喫茶ダドリオにて。

郷里の老母のこと、映画の話題、世界の十大小説の読み比べ等々。

映画 ダンケルク、ドリーマー(ベルトルッチ監督)の二本立てが飯田橋で上映予定とのこと。

お二人の映画談義は濃密で、ついてゆくのが大変だが、40年前に ベルトルッチのラストタンゴインパリを観ていたのは私だけのようだった。

 

月19  曇り

よみた屋にて、

猪木正道『軍国日本の興亡』(中公新書、1995年版)100円

日本の歴史1 松本武彦『列島創世記 旧石器・縄文・弥生・古墳時代』(小学館、2007年) 500円

一般向けの日本史叢書としては、最新のシリーズか? 全16巻ぼちぼち集めてゆくつもり。

 

 

 

月18  曇り

休日は一日家にいても別に退屈しないのだが、運動不足は否めない。

積極的に運動する気力もないので、古本屋へ。

吉祥寺よみた屋で

福原麟太郎『読書と或る人生』(新潮選書)100円

産経新聞毛沢東秘録取材班『毛沢東秘録』上・下(産経新聞社)各100円

ジュンク堂で、西郷隆盛・Python・海洋人類学の本を閲覧した後

国分寺七七舎で

海音寺潮五郎『西郷と大久保』(新潮文庫)300円

今日は、4.8km歩いたみたい。

 

最近の感想。

哲学より生物学。

歴史学より考古学。

 

 

月17  晴れ

この間、よみた屋で、

石黒耀『死都日本』 (講談社、2002年)100円 を買っているが、職場に置いたまま。

よみた屋にもまめに通ってるが、買いたい本に出会えず。

こういうときは、未読のままの本に向き合おう。

 

アマゾンビデオ

十月十日の進化論 尾野真千子、田中圭、りりイ、でんでん 佐々木すみ江 他。 妊娠を知った昆虫学者(尾野真千子)が、本屋で手に取る本は、三木成夫『胎児の世界 人類の生命記憶』(中公新書)

一種の奇著だと思うが、買ったまま未読である。今度読もう。

ていねいに撮ったドラマで、好感がもてた。

お義父さんと呼ばせて TBSのドラマ。ホームコメディ。新川優愛、中村アン、中村ゆりかと、でてくる子がみな可愛い。

 

 

 

 

 

 

 

月14

昨日は、江戸川橋にあるFN社を、F君と訪問。ベイズ統計や深層学習に特化した開発コンサルティング会社。

久しぶりに神楽坂駅に降り立ち、10分ほど江戸川橋の駅まで歩いた。

時間があれば、稲垣足穂が『弥勒』時代に住んだ横寺町を、30年ぶりに再訪しようと思ったが、かなわず。

 

今日は仕事は休み。

4月19日から3日間ほど、夫婦で鹿児島に帰省することに決め、飛行機や宿の手配をした。

 

NHKドラマ西郷どんに触発され、新旧の本屋で西郷隆盛関連の本を探しているが、てごろな本が見つからない。

 

 

 

月11

 

松居竜五・ワタリウム美術館編『クマグスの森―南方熊楠の見た宇宙』(新潮社、2007年)  1019円注文

 

月10

東大の合格発表日で、仕事。

正午前に公開された、各類別の合格最低点・平均点を元に、文理別の受験者平均点・標準偏差を推計し、各類ごとに合格最低ラインを偏差値で推計した。

 

よみた屋にて

W.L. Guerin etc, " A Handbook of Critical Approaches to Literature " Third Edition 100円

アマゾンで調べると、最新版は第6版。ポストコロニアルといったテーマはこの第3版では扱っていないようだ。

 

iPhone用のイヤフォンとして、PHILIPS SHE9730 2982円 購入。

コストパフォーマンス良。ライブ感あふれる音。

 

月9

昨日は、夫婦で、I 税理士事務所。確定申告ほぼ完了、還付金多し。

今日は、六本木のアークヒルズにてO氏訪問。新宿、六本木と人が多く、閉口する。

おびただしい数のエレベーターや階段を、人波をかきわけ上がり降りして、疲れた。

NHKBSのグレートレースという番組は、人跡未踏の秘境でくりひろげられるアドヴェンチャーレースだが、

今日のJR・大江戸線の乗り換えなんざ、これの都市版といえなくもない。

 

 

 

月5

モニーク・ナタン『作品とアルバムのヴァージニア・ウルフ』(南雲堂、昭和59年)100円

昨日の正午ごろまでは店頭にあったヴァージニア・ウルフ著作集の残り巻はきれいさっぱり売り切れていた。

昨日もっと買っておけばよかった。

いやいや、あまり本を買いなさんな、というお告げかも。

今月は古本を控えよう。

 

 

 

月4

春めいた日曜、吉祥寺に出向いて、よみた屋で

ヴァージニア・ウルフ著作集5『波』(みすず書房、1976年)300円を買う。

 

玉川上水駅に戻ってくると、10日から開通する拝島ライナーの記念イベントが始まっていた。

若い親子と、鉄道マニア(オタク?)で大賑わい。

この街にこんなに大勢のひとが訪れるのは久しぶりだ。

以下お披露目の新車両。

 

 

月3

池内孝啓 他『PythonユーザのためのJupyter[実践]入門 』(技術評論社、2017/9) 2871円(ポイント清算後)@yahoo

 

一昨日、上野の国立科学博物館にでかけてきた。

3/4まで開催中の南方熊楠展を観るため。

二十歳のころからかれこれ40年敬愛している博物学者だから、幼年時代から晩年までのノートや標本の本物と出会えてうれしかった。

ただ、微細な毛筆がきのノートや手紙は、老眼では判別できなかったのは残念。

田辺の記念館では、専門のスタッフの方々が、今も遺された膨大な著述群・標本群の解析やスキャナ作業を継続中。

没後70年を経てなお業績の全貌は明らかにならず、あらたな視点からの再評価がたえない。

おもわず<バロックの万能人>ライプニッツとひきくらべてしまう。

http://www.kahaku.go.jp/

 

 

 

月28

朝、よみた屋にて

赤坂憲雄『東西/南北考』(岩波新書、2000年)100円

水波誠『昆虫 驚異の微小脳』(中公新書) 100円 ※ところがこれがダブり。ショック

高木彬光『成吉思汗の秘密』(角川文庫) 50円  ※アマゾンで着まちだが、安いので。

樽見博『古本通』(平凡社新書、2006年)100円 

大正・昭和にかけての在野の蒐集家列伝など、読みどころ多く、類書のなかでは良書といえよう。

 

他に、仕事の関係で、早川正士『新版 直下型大地震 誰でも予知はできる 生き残るための戦略』(OROCCO) 2592円

 

アマゾンビデオ

チャーリング・クロス街84番地 (字幕版)

中公文庫版の原作はつごう3冊買った。一冊は札幌のMさんに、もう一冊は先日職場のM夫人に贈呈。

Anne Bancroftがニューヨーク在の女流作家を、 Anthony Hopkinsが英国の伝統ある古書店の店主を、それぞれ好演している。

西洋文学や古書に興味があればお勧めの映画だ。

同じく戦勝国として第二次大戦を終えながら、戦後の英国経済は停滞し、米国は飛躍的な経済成長を遂げる。

大西洋をへだててついに一度も会うことのなかった、二人の古書ずきの男女の、長年の書簡のやりとりを通じて、英米の戦後史がまざまざと浮かび上がってくる。

Anthony Hopkinsが朗読する場面。 詩の標題を検索して、W・B・Yeats の詩と判明。

 

月27

休み。東大和の I 税理士事務所に、書類一式と帳票データ持参。BookOffまで散歩がてら歩いて、雑書一冊を買う。

駅前で散髪。

 

印東道子編『人類大移動 アフリカからイースター島へ』 (朝日選書、2012年) 826円 

野村哲也『カラー版 イースター島を行く モアイの謎と未踏の聖地』 (中公新書) 377円

高木彬光『邪馬台国の秘密 改稿新版』(角川文庫) 307円

高木彬光『成吉思汗の秘密』(角川文庫) 257円

注文

神谷克彦編『マンガ超古代文明の真実』(宝島社)200円 @BookOff

 

月26

『インカ・マヤ・アステカ展 カタログ』(2007年)100円 @よみた屋

ホモ・サピエンス(アジア人と同じモンゴロイド)は、2万〜1.5万年前に、氷河期で地続きになっていたベーリング陸橋をわたって、北米大陸に進出した。その後、約1000年をかけて、南北のアメリカ大陸のすみずみまで拡散した。

ここまでは人類学の定説になっている。 いっぽうで、古代より、アジアと南米大陸の間で、太平洋を横断する航海によって文明の交流があったとの説がある。

先日買った『倭人も太平洋を渡った コロンブス以前のアメリカ発見』がその一冊。

 

『NHKサイエンススペシャル 驚異の小宇宙・人体 1 生命誕生』(日本放送出版協会、1989年) 319円

『NHKサイエンススペシャル 驚異の小宇宙・人体 3 消化吸収の妙 胃・腸』(日本放送出版協会、1989年) 407円 注文

 

 

 

月25

オリンピックや東京マラソンを観たあとで、吉祥寺・国分寺にいったが、特に買わず。

 

『NHKスペシャル 地球大進化 46億年人類への旅3  』(NHK出版、 2004年) 919円

『NHKスペシャル 地球大進化 46億年人類への旅5  』(NHK出版、 2004年) 956円 注文

全6巻注文完結。

 

 

月23

国立大の二次試験を目前にして、職場はなにかと慌しいが、わたしは次の躍動に向けて1月業務の総括モード。

昨日は、東大和の税理士事務所に夫婦で赴き、決算・確定申告の相談。けっこうなお値段がかかる。来年からは自力でやろう。弥生会計(クラウド版)も少しずつ分かってきたし。

 

よみた屋にて、

生島遼一訳 バルザック『幻滅』上・下巻(河出書房)100円×2

花田清輝『アヴァンギャルド芸術』(未来社、1954年版)100円

塚本邦雄『王朝百首』(文化出版局、昭和49年)100円 ※三冊目。二冊目は札幌のMさんに進呈していたのを思い出した。

C・L・ライリー他、古田武彦『倭人も太平洋を渡った コロンブス以前のアメリカ発見』(創世記、昭和52年)800円

先史時代の人類航海史・大陸移動史については、アマゾンが適切な関連図書を教えてくれた。以下、

 ・海を渡ったモンゴロイド (講談社選書メチエ)

 ・ブライアン・フェイガン 海を渡った人類の遥かな歴史: 古代海洋民の航海 

 ・人類大移動 アフリカからイースター島へ (朝日選書)

 ・人類の移動誌

いずれ、どれかを読むつもり。

 

 

最近買った本。職場留め置き本や未着本はのぞく。

 

月20

F・フォーサイス『アヴェンジャー』上・下巻(角川文庫)50円×2

『ユリイカ 1993年6月号 特集=占星術』(青土社)100円

 

月19

『NHKスペシャル 地球大進化 46億年人類への旅1 生命の星 大衝突からの始まり』(NHK出版、 2004年) 756円 注文

『NHKスペシャル 地球大進化 46億年人類への旅6  』(NHK出版、 2004年) 800円 注文

『NHKスペシャル 地球大進化 46億年人類への旅4  』(NHK出版、 2004年) 800円 注文

『NHKスペシャル 地球大進化 46億年人類への旅2  』(NHK出版、 2004年) 698円 注文

今度はこれを買い集めていこう。

 

久しぶりによみた屋で。

『現代思想 1988年10月号 特集=ライプニッツ バロックの哲学』(青土社)100円

吉福伸逸『トランスパーソナルとは何か』(春秋社、1987年版) 300円

 

アマゾンビデオ

■スリーピングビューティー 〜禁断の悦び〜 主演: エミリー・ブラウニング 監督はオーストラリアの女流監督ジュリア・リー

原案は川端康成の『眠れる美女』に決まってるが、クレジットにはどこにもその旨の記載がない。そんなものなのか。

 

 

月17

センター試験の仕事を終えて、いったん燃え尽きちゃったのか、確定申告の準備もせずに、アマゾンで映画ばかり観ている。

■ジャッジ・ドレッド (2012年の映画)

定番の、核戦争後の近未来、荒廃したアメリカ、超暴力。しかし、最後まで観てしまうのは、準主役の美少女のせい? (オリヴィア・サールビー)

■ロックアウト(2012年) リュック・ベッソン監督。

これまた定番の、、宇宙に浮かぶ難攻不落の刑務所へ単身救出に向かうお話。

 

■カンフー・ジャングル (2014年)テディ・チャン監督。

ドニー・イェン主演の映画を延々と観ている。これも面白い。

妹弟子役のミシェル・バイが健気でかわいい。

なんのかんのいいながら、中国・香港の女優さんには美人多し! 私の遠い祖先も何千年もさかのぼれば雲南あたりにたどり着くのかもなあ。

 

 

 

 

 

月15

ブルース・リーの武術の師匠としてしられる伝説の武術師イップマン(葉問)の生涯を描いた映画を、つごう5本も観た。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%89%E5%95%8F

■イップ・マン 序章(原題《葉問》) - 2008年の香港映画。ウィルソン・イップ監督、ドニー・イェン主演。
■イップ・マン 葉問(原題《葉問2》) - 2010年の香港映画。ウィルソン・イップ監督、ドニー・イェン主演。『イップ・マン 序章』の続編。
■イップ・マン 継承(原題《葉問3》) - 2015年の香港映画。ウィルソン・イップ監督、ドニー・イェン主演。『イップ・マン 序章』に始まるシリーズの第3作。


■イップ・マン 最終章(原題《葉問:終極一戰》) - 2013年の香港映画。ハーマン・ヤオ監督、アンソニー・ウォン主演。


■グランド・マスター(原題《一代宗師》) - 2013年の香港映画。ウォン・カーウァイ監督、トニー・レオン主演。

つまり、監督・主演で3系統もあるのだが、いずれも甲乙つけがたい魅力ある映画だった。

 

もうひとつ、中国武術+西部劇 という荒唐無稽な映画は、

■決闘の大地で ウォリアーズ・ウェイ

主演は。チャン・ドンゴン

殲滅の美学とでもいおうか、ハチャメチャな映画だが、ここまで徹底するとお見事としかいいようがない。

 

 

 

 

月12

『舟を編む』を観てたら、神田の懐かしい一角が!

去年、いわもとさん・ふるかわさんの旧友2人とでかけた居酒屋酔いの助。

老舗出版社の辞書編集部で、定年退職する小林薫の送別会。編集主幹で先生と呼ばれている加藤剛が奥。背を向けているのがオダギリ・ジョーと主人公松田龍平。

(画面手前の古本屋は、アカシア書房に違いない)

 

 

 

 

月11

江上波夫編『東洋学の系譜 第2集』(大修館書店) 1078円 注文 梅川書店

世界に冠たる日本の東洋学。その草創期に活躍し、基盤を築き上げた個性的な24人の足跡をたどる評伝。それぞれ親縁な関係にあった当代一流の執筆者たちが生き生きと綴った文章に、年表、主要著作一覧を付す。(大修館書店HPより)

第1集:那珂通世/林泰輔/市村さん(王へんに賛の正字)次郎/白鳥庫吉/内藤湖南/高楠順次郎/河口慧海/服部宇之吉/狩野直喜/鳥居龍蔵/鈴木大拙/桑原隲蔵/岡井慎吾/津田左右吉/新城新蔵/大谷光瑞/鈴木虎雄/加藤繁/濱田耕作/羽田亨/諸橋轍次/武内義雄/青木正兒/石田幹之助

第2集:瀧川亀太郎/藤田豊八/小柳司気太/常磐大定/今西龍/宇野哲人/池内宏/塩谷温/小島祐馬/小倉進平/原田淑人/鳥山喜一/石浜純太郎/和田清/梅原末治/橋川時雄/倉石武四郎/辻直四郎/神田喜一郎/長澤規矩也/前嶋信次/仁井田陞/吉川幸次郎/貝塚茂樹

※狩野亨吉が抜けてるのは意図してのことか?そのほか、もれてる学者がいろいろあるが、列伝スタイルなので読みやすい。なお、欧米篇もあり。そこでも、N・ネフスキーがもれているようだ。

 

 

 

月9

風邪を引いたようで、昨日から仕事も他の用事もすべてキャンセルして休んでる。

 

読売の記事 「縄文人」は独自進化したアジアの特異集団だった  

http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20171214-OYT8T50003.html?page_no=1

に触発されて、

斎藤成也『核DNA解析でたどる 日本人の源流』(河出書房新社、2017年) 910円 @yahoo(ポイント差引き後)

 

月7

仕事。

よみた屋にて、

王充『論衡 漢代の異端思想』(東洋文庫、1965年版) 100円

アマゾンに、

江上波夫編『東洋学の系譜』(大修館書店) 752円 注文

 

目下、ライプニッツの評伝読書中。

 

 

 

月5

仕事。センター試験の処理結果をひとりで黙々と総括する。

よみた屋にて、

星野慎一『ゲーテ』(清水書院、昭和56年版) 100円 リルケの詩に初めて接したのは星野慎一訳の岩波文庫でである。懐かしいひと。

井上辰雄『熊襲と隼人』(教育社、1978年版)100円

 

アマゾンで注文した本も全国から届いて、さすがに読む本が多すぎるなと、反省している。

しかし、明日もまた、中村光夫の川端論を買うかも。

 

 

 

月4

 

井伏鱒二『取材旅行』(新潮社、昭和36年)

井伏鱒二『無心状』(新潮社、昭和36年)

井伏鱒二『随筆集 早稲田の森』(新潮社、昭和46年)

井伏鱒二『随筆集 昨日の会』(新潮社、昭和36年) 以上各100円@よみた屋

東急デパート前のドトールで休憩ののち、

国分寺七七舎に赴いて

松坂俊夫『川端康成「掌の小説」研究』(教育出版センター、昭和58年) 100円

生田耕作訳 ベックフォード『ヴァテック』(牧神社、1974年)普及版 1200円 

 

三日休んで、やったことといえば、古本屋がよいと洗濯くらいか。

外食もせず、ずいぶん安く楽しく過ごせた。

さあ、井伏鱒二を読もう・・・。

 

 

 

月3

よみた屋にて、

井伏鱒二『文士の風貌』(福武書店、1991年)

井伏鱒二『たらちね』(筑摩書房、1992年)

井伏鱒二『スガレ追い』(筑摩書房、昭和52年)

河盛好蔵『井伏鱒二隋聞』(新潮社、昭和61年) 以上各100円

他にまだ5・6冊残ってる。ひといきに買えばよさそうなものだが、ついためらってしまう。

小心なのね。

明日も買いにいこう。

七七舎では、生田耕作訳の『ヴァテック』見送り。これも明日決断しよう。

 

 

 

月2

酒井潔『ライプニッツ』(清水書院)560円

小松和彦・内藤正敏『鬼がつくった国・日本―歴史を動かしてきた「闇」の力とは』 (光文社文庫)330円 以上アマゾン

久保田展弘『山岳霊場巡礼』(新潮選書)100円 @よみた屋

 

雪がやむのを待って吉祥寺へ。

新潮世界文学41・42『フォークナー 1・2』(新潮社)各100円

井伏鱒二『海揚り』(新潮社)100円

は、もちろんよみた屋で。昨日、降りはじめたみぞれ雨で見送った、フォークナー大冊2冊がやはり欲しくなって。

すると今日は今日で、井伏鱒二の『文士の風貌』を見送り。福武文庫版を持っているからなのだが、帰宅した今となっては、ふくよかな元本も買っておけばよかったと、また悔やんでしまう。

古本の欲望は限りがない。

 

10年来愛用してきたSONYのイヤフォンがついに断線したので、通勤電車用に検討してきたが

SONY、FOSTEX、PHILIPS、ZERO AUDIO などライバルひしめくなか、

final の E3000 というイヤフォンを購入。

ヨドバシカメラで、5480円(税込)− ポイント1313円 = 4167円 (+ポイント417円)

 

 

 

月31

休み。

東大和市駅前のI税理士事務所に、確定申告の業務を委託する旨メールを書く。

 

録りためてあるNHK-BSのGREAT RACEシリーズから

イギリス縦断編やアルプス越え編を延々と観る。

この季節は、毎年これに観入っている。

http://www4.nhk.or.jp/greatrace/89/

 

 

ヨーカ堂やヤオコーの薬局で、中性脂肪やコレステロール対策のサプリを探すが、

アマゾンのほうがずいぶん安いことに気づき、

コエンザイムQ10錠剤一か月分を、アマゾンに注文。ディアナチュラ コエンザイムQ10 60粒 1011円。

ディアナチュラゴールド 甘草グラボノイド30日分 60粒 というのも2月から定期お得便に加えた。

1)食生活の改善 2)禁煙・節酒 3)適度な運動 が今年の目標。

 

夜は早めに床に就き、機械学習の本に挑むも、数分で寝落ち。

まるで魔宮のような吉祥寺の職場で、老若のスタッフがひしめくなか、仕事の締切りが刻々と迫るという夢で深夜目覚める。

悪夢でよかった。

 

夜更けにパソコン。

wikipedia の、川端康成 山の音や眠れる美女 の項目をなぜか閲覧し、各種批評が精密に要約されているさまに舌をまく。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E3%81%AE%E9%9F%B3

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%A0%E3%82%8C%E3%82%8B%E7%BE%8E%E5%A5%B3

記事中、特に気になった

森本穫『魔界遊行―川端康成の戦後』(林道舎、1987年) を、アマゾン経由で広島アカデミイ書店に注文。1257円。識語署名入とのことで届くのが楽しみ。

森本穫氏のブログもみつけた。

http://blog.goo.ne.jp/osmorimoto_1942

 

 

 

 

月30

よみた屋にて、

ブルーノ『無限、宇宙および諸世界について』(岩波文庫)50円

鎌倉文学館編『鎌倉文学散歩 雪ノ下・浄明寺方面』(鎌倉文学館)50円

鎌倉文学館編『鎌倉文学散歩 大船・北鎌倉方面』(鎌倉文学館)50円

鎌倉文学館編『鎌倉文学散歩 長谷・稲村ガ崎方面』(鎌倉文学館)50円

簡単な打ち合わせを終え、早々に退社。

山積していた課題がほぼ片付き、解放感に浸った。風は寒いが、

気が向いて、何年ぶりだろうか、西荻窪まで散歩。

盛林堂書店を訪問するが、なんとなく気後れしてなにも買わず。

西荻窪南口の冨士そばでユズとささみ・ほうれん草の蕎麦を食べ、

北口の音羽館まで足を伸ばしたが火曜は定休日だった。

 

月29

 

『定本三好達治全詩集』 (筑摩書房、1962年) 1500円+送料 @日本の古本屋経由西秋書店 →在庫なしとの連絡あり、取引中止

 

よみた屋にて、

日本古典文学大系70『日本霊異記』(岩波書店) 100円

日本古典文学大系27『宇治拾遺物語』(岩波書店) 100円

 

月28

よみた屋にて、

野口冨士男『時のきれはし』(講談社、1991年)100円

梅原猛『水底の歌 柿本人麿論』(新潮社、昭和48年版)上・下巻 200円

 

月27

センター試験という大波は乗り越えたものの、なにかと繁忙で、職場で数時間、業務支援。

よみた屋にて、

日本の詩歌22『三好達治』(中央公論社、1979年版) 100円

定本三好達治全詩集(新潮社)が購入リストにあがっているのだが、まずは瀟洒可憐ななこの本で。

 

 

月26

 

栗原毅 『専門医が教えてくれる! 3週間で無理なくコレステロールと中性脂肪を下げる200%の裏ワザ 実践編』 (日東書院本社)  546円

 

原二郎『モンテーニュ エセーの魅力』(岩波新書、1980年) 100円@よみた屋

 

月25

朝一番で夫婦で練馬高野台に赴き、次の借主のためのリフォーム立会いや仲介の不動産屋との打ち合わせに臨んだのち、妻と別れて、単独でバスを乗り継ぎ、吉祥寺を経て調布の電通大古書市に顔を出したのだが、これはまったくの期待はずれ。

まあ、行かずに後悔するより、行ってがっかりするほうがまだましかもと己を慰める。

途中、よみた屋に寄って、

瀬戸内寂聴、ドナルド・キーン、 鶴見俊輔の鼎談集『同時代を生きて』(岩波書店、2004年)100円 大正11年生まれの81歳トリオが思う存分に語りつくした鼎談。いい本みつけた。

ゴールドスミス『ウェークフィールドの牧師』(岩波文庫、昭和12年版) 50円

吉祥寺に舞い戻って、電通大の落胆を解消すべく、「一日」、バサラブックスを覗く。

ジュリアン・グリーン全集の日記編2冊@バサラは延期。

国分寺で紀伊国屋書店に立ち寄り、

王銘えん(王+宛)『棋士とAI アルファ碁から始まった未来』(岩波新書、2018年)842円 を買い、帰路さっそく読み始める。

 

Ursula K. Le Guin, famed science fiction author, dead at 88 http://nydn.us/2Bmgp8x

 

月24

 

中里良二『ルソー』 (清水書院、1969年) 286円

島田裕巳『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』 (幻冬舎新書) 301円

 

月22

職場へ。午後から大雪。ひとしごと片付けて6時過ぎに退散。それでも、中央線・西武線とそれぞれ遅延していつもの倍くらいの時間がかかった。

よみた屋にて、

新妻喜永(写真)、久保田展弘(文)『神の山へ 山岳宗教の源流をゆく』(山と渓谷社、1993年) 100円 

 

最近観た映画@アマゾン

チャン・イーモウ監督の『グレートウォール』 万里の長城は、流れ星より飛来した怪獣から都を防御するためにつくられた! というワンコンセプト。ハリウッド+中国資本の製作で、主役はマットデイモンだが、女将軍(ジン・ティエン)が美しい。

ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝 これまたハリウッド+中国資本のようで、舞台は、古代中国(秦)と戦後間もない中国の秘境。2000年も生きつづけて邪悪な皇帝の野望を阻止する親子役のミシェール・ヨー、イザベラ・リョンがよかった。

 

 

月21

3連休の三日目、気分転換に吉祥寺・荻窪へ。

よみた屋、ささま、岩森、竹中、荻窪BookOff と、順繰りに書棚を楽しんだが、結局買ったのは、以下の二冊のみ。

島田裕巳『なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか』(幻冬舎新書)200円

島田裕巳『日本の10大新宗教』(幻冬舎新書)108円

 

 

月20

1) 電気通信大学の附属図書館が、除籍本の古本市を開催。1/25〜1/27 でかける予定。

 http://www.lib.uec.ac.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=372

2) 国立科学博物館 南方熊楠展

http://www.kahaku.go.jp/

同時開催の地衣類展や常設展示もふくめて半日かけてゆっくり観るつもり。こちらは3/4迄。

 

休日の吉祥寺・国分寺へ。

半村良『闇の中の黄金』(角川文庫)50円

獅子文六『箱根山』(新潮社、昭和37年) 100円 元本で買いなおし。

久保有政・ケン ジョセフ『聖書に隠された日本・ユダヤ 封印の古代史〈2〉―仏教・景教篇』(徳間書店)100円

河合雅司『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』(講談社現代新書) 420円 @外口書店

服部四郎『日本語の系統』(岩波文庫)300円 @国分寺七七舎

なんだか支離滅裂だが、重責から解放されて古本気まま買い。

 

 

 

月19

ジャック・コグリン『運命の強敵』(ハヤカワ文庫)50円@よみた屋

 

センター試験業務が一段落して一安心。

 

月15

よみた屋にて、

獅子文六『べつの鍵』(中央公論社、昭和36年) 100円 ※二冊目 獅子文六といえば、ちくま文庫他から大量の新装版が店頭を賑わしてる。ブームなんだろうか。

堀辰雄『晩夏』(甲鳥書林、昭和17年) 100円

 

 

月14

センター試験一日目文系科目を終え、今日は数学と理科。

わたしは来る火曜日が忙しく、予定では月・火の夜は職場近くのTホテルに宿泊予定。

昨日は、よみた屋で

今橋映子『金子光晴 旅の形象』(平凡社、1997年)100円

篠遠喜彦・荒俣宏『楽園考古学』(平凡社、1994年)300円

今日は

荒俣宏・小西康夫(写真)『ホア・ホア 南洋光彩紀行』(新潮社、1995年) 300円

 

 

榊原英資『安倍政権でこうなる 日本経済』(アスコム、2013年)100円

 

月10

新潮文庫の新刊 古井由吉・大江健三郎『文学の淵を渡る』(新潮文庫、562円) @啓文堂

文庫版では2015年の対談がひとつ追加されているので、文庫で購入。なかなかスリリングな対談集と見受けた。

よみた屋では

山口昌男『学問の春』(平凡社新書、2009年) 100円 札幌大学の講義録。丁寧な編集。

 

月9

人間ドックの再検査で小金井に。

終えて、

武蔵小金井駅南口から徒歩数分の、古本ジャンゴで、

八代尚宏『新自由主義の復権 日本経済はなぜ停滞しているのか』(中公新書、2011年) 250円

 

 

月7日・8日

日曜日は、朝、吉祥寺のよみた屋に顔をだし、

橋川文三『増補版 歴史と体験 近代日本精神史覚書』(春秋社、昭和43年版)100円を買い、

そこから、西国分寺を経て、武蔵野線新座へ。

いわもとさん宅訪問は、2016年の4月以来か。

埼玉県行田市産の日本酒(銘柄失念)各種肴をご馳走になり、読書・映画談義に花を咲かした。

いわもとさん作のお銚子(写真下)や島みかんをいただいて、帰宅。

 

月曜は、成人の日で、街には振袖のお嬢さんもちらほら。急きょ仕事にいくことにした。

またもや、よみた屋で、

『柳田國男対談集』(筑摩叢書、昭和60年)100円

猿谷要『アメリカよ、美しく年をとれ』(岩波新書、2006年)

中国詩人選集7・8『李白』上・下巻 100円×2

中国詩人選集12・13『白居易』上・下巻 100円×2

ヘレーン・ハンフ『チャリング・クロス街84番地』(中公文庫、1989年) 50円 ※3冊目 M夫人に進呈

 

月5

仕事2日目。

よみた屋にて、

渡部昇一・下谷和幸訳、P・G・ハマトン『知的生活』(講談社、1979年)100円 渡部昇一の『知的生活の方法』のバックグラウンドとなった本。いわゆる知的スノビズムをそこに感じてまゆをひそめる向きがあるかもしれないが、誤解である。

工藤喜作『スピノザ』(清水書院)100円

モース研究会(渡辺公三ほか)『マルセル・モースの世界』(平凡社新書)100円  いい本みつけた。

小松和彦『日本魔界案内』(知恵の森文庫) 50円

 

こんどはこのドラマを観ている。脚本がいいのか、主人公たちの掛け合いが楽しい。

結婚できない男 2006 阿部寛・夏川結衣・国仲涼子・高島礼子・草笛光子(今月日経私の履歴書連載中)他。

 

 

月4日 古本始め

今日から仕事始め。難しい課題は抱えているのだが、今日はさほどはかどらず。まあいいか。

よみた屋にて古本始め。

永田和宏『近代秀歌』(岩波新書)100円 探していた本。状態美麗。

平井呈一訳『おとらんと城綺譚』(思潮社、1972年) 300円 函なし。函あり状態良ならそうとうするだろう。文語訳版で、ほかに口語訳の牧神社版があり、こちらはすでに持っている。

視覚デザイン研究所編『新版 イラスト西洋美術史』(視覚デザイン研究所) 100円

 

 

月3

 

年末年始と、三井誠『人類進化の700万年』を読み進めた。

年の瀬には、深田恭子主演のラブ・コメを延々と観ていた。根がすきなんだね。

ダメな私に恋してください【TBSオンデマンド】

それにしても深キョンの可愛さよ! 34歳(撮影当時)で30歳男性経験なしの初心なOLの役がぴったりとは。

 

年始の抱負などは別途書こう。明日からは、センター試験に向けてのスパートになる。

月1

謹賀新年

年始の挨拶のため、鎌倉へ。新宿から湘南ライナーで直行。

鶴岡八幡宮の参道は、初詣客で大賑わい。