9月30

『加藤周一著作集15 上野毛雑感』(平凡社、1979年版) 300円

9月29

よみた屋にて、

『加藤周一著作集1 文学の擁護』(平凡社、1979年版) 300円

『加藤周一著作集9 中国・アメリカ往還』(平凡社、1979年版) 100円

『加藤周一著作集10 ある旅行者の思想』(平凡社、1979年版) 100円

不世出の知識人、加藤周一。初期の文学論集をちょっと読んだが、流麗な文体と緻密なレトリックにほれぼれとした。

 

 

 

 

9月28

よみた屋にて、各100円

寺田隆信『物語 中国の歴史』(中公新書)

村松剛『教養としてのキリスト教』(講談社現代新書)

 

 

9月27

よみた屋にて、各50円

アガサ・クリスティ『ゼロ時間へ』(ハヤカワ文庫)

アガサ・クリスティ『予告殺人』(ハヤカワ文庫)

アガサ・クリスティ『パディントン発4時50分』(ハヤカワ文庫)

アガサ・クリスティ『書斎の死体』(ハヤカワ文庫)

アガサ・クリスティ『バートラム・ホテルにて』(ハヤカワ文庫)

ルーディ・ラッカー『空洞地球』(ハヤカワSF文庫)※ダブリと判明

 

月末、繁忙なり

 

9月25

オフィスにいって残務整理とも思ったが、億劫になってやめた。どうせ明日から忙しいし。

 

ポール・セルー・阿川弘之訳『鉄道大バザール』 (講談社、1977年)  334円 注文

面白そうな鉄道紀行を発見したので即注文。今は講談社文芸文庫に入っているらしい。

 

 

9月24

満六十の誕生日。すなわち還暦を迎えた。

郷里の母からは、かるかんとさつま揚げの贈り物をいただき、妻はかるかんを何個かつめて実家に帰った。

札幌のMさんからは、高橋睦郎の

  初 湯 よ り 生 ま れ て 我 や 老 童 子

とともにお祝いのメールをいただいたのもうれしかった。

 

還暦を目処に引退しあらたな人生を生きようと思ったが、職場の慰留で来年の一月末まで続けることになった。

予備校の年末年始はいわば戦場のようなもので、退役前の老兵には苛酷ではあるのだが、いっぽうでそうした騒擾を楽しむ自分もいるわけだ。

ともあれ、1月末には現在の職場は離れることになった。

 

その後の人生であるが、はてどうしたものか。

起業や個人事業主に関する本も読んだりしていて必ずしも隠棲を決め込んでいるわけでもない。

しかし、一方で、世間の雑用を離れて、学芸と戯れてみたいという欲望もある。

そんな曖昧なことでいいのかよというツッコミもあろうが、目下、1月に向けての難易度高のプロジェクトをいくつか抱えてしまったので

その先のことは保留になっているのである。

 

井伏鱒二『珍品堂主人』(中央公論社、昭和34年) 100円 @よみた屋 ※中公文庫でも持ってるので迷ったが、なにしろ100円なので。

 

 

 

 

9月21

よみた屋にて

産経新聞社会部編『東京風土図』第4巻(現代教養文庫、昭和37年)50円

多摩・島嶼編にあたる。高度成長期のただなかに編まれた東京多摩の風物。

なかなか得難い本だとおもって喜んで買ったが、なるほどアマゾン・日本の古本屋ではそれなりに高価のようだ。

残り巻はざっとみて均一棚になさそうだったが、明日再度確認しておこう。

 

 

 

絲山秋子『薄情』(新潮社)1020円 注文 ⇒ 署名・落款入りと判明

絲山秋子『離陸』(文藝春秋)423円 注文

9月19

 

敬老の日には、郷里の母と叔母さんに長崎のカステラを送付。さきほどこの秋99歳を迎える叔母さんから御礼の電話をいただいた。

鎌倉の姑には、国産の鰻を、これは妻が持参したはず。

 

 

絲山秋子。忘れられたワルツがなかなかの短編集だったので、もう少し付き合うことにした。今回の2冊をくわえ計10冊になった。

絲山秋子『末裔』(講談社)258円 注文

絲山秋子『豚キムチにジンクスはあるのか 絲的炊事記』(マガジンハウス)258円 注文

 

午後、東横線都立大学前駅で妻と合流。目黒通り沿いのマンションに姑が引っ越すための準備。

 

9月18

中学以来の友人 Iさん Fさんと、神田で待ち合わせ。

少し早めに着いたので、ポケモンやりながら、コミガレ(小宮山書店の均一本ガレージ店)に赴くと、Iさんとばったり遭遇。

そこから、三省堂8Fの特設古書市へ。

最近は古本自粛中の身で、なにも買わず。福原鱗太郎の『チャールズ・ラム伝』(元本)が1200円ででていてちょっと惹かれたが、アマゾンでも同じ値段なのでとりあえず見送り。

F君と三省堂1Fで合流し、ちかくの居酒屋酔の助へ。

F君は店舗写真を撮ってたようですが、わたしはとりそびれたのでGoogleから拝借。

いまにも崩れ落ちそうな古色蒼然たる居酒屋だが、店内はこぎれいで料理も手早く美味だった。

本のこと、映画のこと、同級生の消息、郷里のこと・・・歓談すること二時間余。

Iさんにはモームの原書二冊を進呈し、かわりにちばてつや『紫電改のタカ』全4巻をお借りした。

皆、還暦前後で、人生の来し方行く末に思いを致すころですが、まあ、健康に気をつけて、楽しく生きましょう。

 

 

 

 

 

日経書評関連 メモ

ウェンディ・ロワー    ヒトラーの娘たち――ホロコーストに加担したドイツ女性

ティモシー・スナイダー  ブラックアース(上) (下)―― ホロコーストの歴史と警告

 

 

9月17

3連休の初日は自宅周辺で過ごした。

絲山秋子の『忘れられたワルツ』はなかなか秀逸な短編ぞろいだった。

 

9月15

日本不動産研究所編『ベーシック不動産入門 新版』(日経文庫)100円@よみた屋。登記の実際など。

 

iOS10へのアップグレード 無事完了。

 

 

9月14

夏の疲れがとれない。

 

絲山秋子『忘れられたワルツ』(新潮社)432円 注文

 

Pokemon Go アップデートきたあ〜

イーブイお供に冒険です 可愛い

井の頭池の畔はコイキングだらけ。

 

 

9月11

絲山秋子を立て続けに三冊読んで、他の本も探そうと、やおら吉祥寺のBookOffに照準を定め、のこのこと吉祥寺に出かけてみたが、はずれ。

BookOffも、昨日の東大和店のような郊外店のほうが、経営環境の変化に呼応して一段の努力をしているようにみうけられる。

いつものよみた屋で、

Alexandre Koyre "From the closed world to the infinite universe" (Johns Hopkins University Press)  邦訳はかつてみすず書房から出てたと思う。昭和50年頃、渋谷の三省堂(今のヒカリエの10Fあたり)で見送った本だが、やっと原書が手に入った。

Arthur Berry "A short history of astronomy" (Dover)  何故かぴんとくるものがあったので。

以上各100円。

 

以下、アマゾン注文

絲山秋子『袋小路の男』(講談社)258円

絲山秋子『ニート』(角川書店)258円

絲山秋子『海の仙人』(新潮社)258円

絲山秋子『北緯14度』(講談社)258円 アフリカ・セネガル紀行

 

 

夜9時からのARC/ABCには寝坊してしまい、不参加。明日トライしよう。

 

9月11

絲山秋子の小説を読んでみようと思ったのは、木曜の日経夕刊に載った作家の宮下奈都さんのコラムがきっかけだ。

ずいぶん前、処女作『イッツ・オンリー・トーク』を知った頃、表題がKingCrimson中期の曲だなと興味を持ったのだが、それっきりになっていた。

ご自身の読書歴を語ったインタビューなどを読むと、小学生から大学生までに至る濃密な読書体験がかったつに語られていて面白い。

セリーヌとか、ロレンス・ダレルとか、ヘンリー・ミラーとか、私には苦手な作家が多いのだが、さまざまなエキスをよく吸収して自家薬籠中の物としているのがすごいなと思う。

9月10

というわけで、隣駅で散髪ののち、ポケモン散策をかねて、BookOffへ。駅から徒歩15分もあるく。

絲山秋子『沖で待つ』(文春文庫)、『ばかもの』(新潮文庫)、『イッツ・オンリー・トーク』(文春文庫)各108円

白石一文『どれくらいの愛情』(文春文庫)108円 いきつけの歯医者の待合室になぜか置いてあったので買ってみた。

三浦展『日本の地価が3分の1になる!』(光文社新書)108円

 

 

9月9

第14回『日本テスト学会発表論文抄録集』2000円。職場のHさんに買ってきていただいた。

大久保康雄訳『スタインベック短編集』(新潮文庫)50円

 

昨日の朝、母から電話あり。米寿祝いに、市よりお祝い金・表彰状とその額縁、膝かけをいただいたこと。市の職員がわざわざ届けてくださったことなどを話した。

 

絲山秋子の本を読んでみる気になった。

 

横浜駅YゼミそばのRセミナー本社訪問。

 

 

 

 

 

9月8

予定通り、iPhone7が発表された。買うなら iPhone7Plus 光沢の黒に決まりだな。

あとは、ソフトバンクで買い替えるのか、買い切りでappleから購入し、新しいSIMを差すのか、どちらが良いのかがよくわからない。

Felica対応が始まったけど、目下、Pasmoでオート補給設定がしてあるし、西武系のポイントもつくように設定しているので、そのへんもよくわからない。

買い替えたあとに残った現在のiPhone6Plusに新しい格安SIMを差すことで使用できるのか、そのへんもよくわからない。

 

今日明日の日本テスト学会@電通大(調布)はいくのをとりやめた。資料集は職場のHさんに頼むことにした。

 

9月6

夕方まで、渋谷のセルリアンタワーホテルにて加盟校向け研修会に参加。

東急プラザ跡地は土台作りの工事が進み、渋谷駅もエンドレスな工事が続いている。

総じて埃っぽい街になっているのにはがっかりした。

 

 

9月6

ちょっとした空き時間に、CodingBatを続けている。

リストの先頭か末尾が 6 ならば、真を返し、それ以外なら 偽を返せ。

私の解は

def first_last6(nums):

 if nums[0]==6 or nums[-1]==6:

  return True

  else:

   return False

まあ、これでも別に悪くはないのだが、模範解は

def first_last6(nums):

  return (nums[0]==6 or nums[-1]== 6)

 

なるほど、このほうがはるかにエレガントな記述だ。

論理値を直接返せばいいわけね。

 

 

9月4

CodeBat という、Python/Java の練習サイトをPaizaのブログで教えてもらった。

http://codingbat.com/python

初歩から丁寧に基礎が学べる。自己流でやってきたので、漏れているところを再学習するには最適だ。

 

夜は、AGC 第4回に参加。最初の問題以外歯が立たず。それでもレーティングは向上した。

http://agc004.contest.atcoder.jp/assignments

 

9月3

ポケモンGo散策を兼ねて、イトーヨーカドーまで散歩。2Fのくまざわ書店で

西垣通『ビッグデータと人工知能』(中公新書、780円+税)を買う。

手放しの礼讃ではなく、近年に至る欧米中心の人工知能信仰にむしろ懐疑的な立場である。

長年の研究者による概説書で大変わかりやすい。

 

店頭で、キネマ旬報社の『東京映画地図』を手に取った。近日買うかも。

と書いてたら、

宮崎祐治 『東京映画地図』(キネマ旬報社)1715円でアマゾンに注文してしまった。

 

9月2

ティーク『長靴をはいた牡猫』(岩波文庫、1983年) 50円

 

 

8月31

中谷猛・足立幸男(編著)『概説西洋政治思想史』(ミネルヴァ書房)300円。

S出版のHさんと、今後の取り組みやお互いの人生について、ルノアールにて歓談。

 

アマゾンプライムビデオ はぴまり 全12話完結。ハッピイエンド。あまりにベタな展開はご愛嬌としても。

こういうの、私は根が好きなんだね。昔からそうでした。

 

 

 

 

 

 

8月30

フレイザー『サイキス・タスク』(岩波文庫、1939年版の復刊) 50円。よみた屋。

「結婚」や「人命尊重」といったテーマで、世界中の習俗を羅列的に紹介している。意外に読みやすい。

 

 

 

8月29

T・J・バス『神鯨』(ハヤカワ文庫、昭和53年) 50円。よみた屋。

古本買いすぎ。

 

 

8月28

週末は著しく運動不足になるので、散歩がてら国分寺の七七舎まで足を運んだ。

生田耕作訳 アンドルー・ラング『書斎』(白水社、1996年新装復刊)1000円 を買って少し読んだ。愛書家にはうれしい慰めとなる一冊である。


週末の競技プログラミング。

土曜夜。

天下一コンテスト予選B

平日の精神的肉体的疲労が蓄積していて、土曜の夜は絶不調。一問のみ正解してあとはゆるやかに退散。

日曜夜。

AtCoder Beginners Contest

競技プログラミングを始めてこの8月で約1年。牛歩のような進展だが、それにしても、最初の2問をバグなく通せるようになったので些かの進歩はあろうか。

第C問は、一読、DP(ダイナミックプログラミング)の問題と判ったが、アルゴリズム・実装ともに手腕を超えている。そこで、Pythonのitertoolを用いて、組合せ全てを列挙する手法で、なんとか中間点を獲得した。

第D問。N進数の問題で、テストケースの半分くらいは正解を導いたのでロジックはまんざら悪くはないと思うのだが、探索の上限を精密に追い込めなかったために、残り半分は処理時間切れ。不正解。

レーティングが少しあがってうれしい。若きライバルたちには未だ勝てない。

 

8月26

よみた屋にて。

チャールズ・ラム 戸川秋骨訳『エリア随筆』(岩波文庫)50円 買い増し

ロバート・L・フォワード『竜の卵』(ハヤカワ文庫)50円

ラリイ・ニーヴン『プロテクター』(ハヤカワ文庫)50円

ラリイ・ニーヴン『太陽系辺境空域』(ハヤカワ文庫)50円

『島尾敏雄非小説集成1 南島篇1』 (冬樹社、昭和48年) 昭和29年から34年までの南島論を収める  ペン字署名入り  100円

 

モーリス・W.M. ポープ 『古代文字の世界―エジプト象形文字から線文字Bまで』 (講談社学術文庫) 547円 注文。

8月25

またしても、よみた屋にて。

退職して隠棲でもしない限り、よみた屋日参というライフスタイルは変わりそうにないな。

白川静『甲骨文の世界』(東洋文庫)100円

エラスムス『平和の訴え』(岩波文庫)50円

ラリイ・ニーヴン『中性子星』(ハヤカワ文庫)50円

ラリイ・ニーヴン『無情の月』(ハヤカワ文庫)50円

サミュエル R.ディレイニー『バベル17』(ハヤカワ文庫)50円

 

夜勤で疲労はなはだしい。

 

8月24

よみた屋にて。

W. Somerset Maugham "Rain and Other South Sea Stories" (Dover Thrift Editions)100円

W. Somerset Maugham "The Moon and Sixpence" (Dover Thrift Editions) 100円

新品同様(そのまま紀伊國屋書店の書棚に並べられるレベル) なので、次回イワモトさんに進呈する予定。

他に、OROCO社のOさんより、中村修二『夢と壁』を贈っていただいた。

 

8月23

金子史朗『アトランティス大陸の謎』(講談社現代新書)100円

金子史朗『ノアの大洪水』(講談社現代新書)100円  地質学者だけあってなかなか学術的で好感がもてる2冊のようだ。

ドリアン助川『あん』(ポプラ社) 100円 樹木希林主演の映画を先に知って原作を読みたいと思っていた。映画は未見

 

 

8月22

父と舅の命日。

大型の台風が首都圏を直撃し、身近なところでも多摩湖線の脱線など被害がでた。

 

よみた屋にて

島崎藤村『夜明け前』(岩波文庫版) 第1部・第2部計4冊 200円

S・R・ディレイニー『ノヴァ』(ハヤカワ文庫) 50円

E・A・スカボロー『治療者の戦争』(ハヤカワ文庫)50円

 

 

 

 

8月21

残暑は相変わらず厳しいが、陽と空はお盆を過ぎるとすっかり秋めいて澄むようになった。

残暑をおして国分寺七七舎へ。

稲垣足穂『びっくりしたお父さん』(潮出版社、昭和50年) 100円 函なし

東洋文庫788 袁枚『子不語 1』 函なし 100円

荻原井泉水『一茶物語』(童謡春秋社、昭和17年) 100円

福永武彦・中村真一郎・丸谷才一『決定版 深夜の散歩』(講談社、昭和53年) 500円 

わざわざ行った甲斐があった。

他にも、『小山書店私史』、ボルヘスの詩集『永遠の薔薇 鉄の貨幣』、檀一雄の『花筐』など、良い本があるので、次回訪問の楽しみとしよう。

 

 

 

夕方、新海誠監督のアニメにでてきそうな夕焼けに目を瞠った。

台風の予兆だろうか・・・。

 

 

夜、AGC 第3回に挑戦。第B問を一発で通したのは私にしては上出来。

http://agc003.contest.atcoder.jp/assignments

ランキング(レート)も若干上げた。ただ、若き仲間たちとの差は如何ともしがたい。

落ち着いたら、数学やアルゴリズム、Pythonの勉強を再開しよう。

 

8月19

『オウエン、サン・シモン、フーリエ』(中央公論社、昭和61年)100円

大岡昇平『ザルツブルクの小枝』(中公文庫)50円 買い増し 以上よみた屋

シュティルナー『唯一者とその所有』上・下巻  (1967年) (古典文庫)現代思潮社 1757円

★Simon Singh "The Simpsons and Their Mathematical Secrets " 953円

 

鹿児島の暑い夏と、その後の4日間の仕事ですっかりバテた。

週末はポケモン散策も交えて、のんびりと定年後のあれこれの検討や、競技プログラミングのお勉強、気ままな読書でもして過ごすつもり。

 

 

 

8月17

ボルヘス『ボルヘス、オラル』( 叢書 アンデスの風) 750円 注文。

 

 

8月16

G・ウドコック『アナーキズム 1・2』(紀伊國屋書店、1968年)100円(よみた屋)258円(アマゾン)

帰省中の記念写真を高麗町の叔母、弟に送った。

 

村田沙耶香『コンビニ人間』 読了。たいした作とも思えない。小谷野敦が推奨するのは不可解。

8月15

今日まで休暇。妻と二人で、吉祥寺のふたつのM銀行支店で手続きをこなす。冨士そばで昼食。

母親に写真立て2セットを、宅急便コンパクト便で発送。(関東⇒九州だと、710円+函代65円(ともに税込)で発送できる)

夜は早く寝た。

 

 


8月10

鎌倉の実家から羽田に直行した妻と空港で落ち合い、一路鹿児島へ。

夕刻、山形屋斜め前の金生町リッチモンドホテルにチェックイン。

併設の料理屋『薩摩馳走屋 いねや』で夕食。天文館を散策したのち、オリンピックを観て就寝。

写真はライトアップした老舗デパート山形屋。初恋のひとMさんは、昭和50年頃までここに勤めていたので、ある種の感慨があった。

8月11

朝は、同じく「いねや」で和洋のバイキング。

正午ごろ、桜島港待合室で、母と合流。白人系の観光客も多い。

1時に、次男とわたしの弟の二人と合流。(二人はこの朝の羽田空港でまちあわせ同じANA便で鹿児島に向かったわけ)

送迎のマイクロバスで、レインボー桜島にチェックイン。昼食はここで。

夕食会。母親の米寿を祝う今回帰省のメインイベント。

なかなか美味だが、シニアには量が多かった。

部屋に戻り洋上花火を観たのち、就寝。

8月12

早朝、隣接する海辺の公園を皆で散歩。

血色のいい人懐こい野良猫たちが、さかんに寄ってくる。(たぶん、隣接するホテルや海釣り公園で、雑魚の類をわけてもらってるのでは)

母曰く、やっぱり猫好きの人間は野良猫にも分かるんだねえ。

朝食は、和洋のバイキング。

ホテル近隣のAコープなどで買い物ののち、実家に。

休憩のあと、湯之のお寺に一家で墓参。

朝食は、袴腰の道の駅レストラン。

実家に戻る。暑い。

次男は、ホテルに戻る。次男以外の4人の夕食は実家で。

妻をホテルに送る。

この夜、洋上花火を、妻は隣接の海辺公園で、再び鑑賞したという。

8月13

朝、袴腰で合流。タクシーに分乗して、高麗町の叔母宅を訪問。

記念写真を撮ったのち、日銀鹿児島支店などもある鹿児島の目抜き通りを鹿児島中央駅まで皆で歩く。

リムジンバスで一路空港へ。

羽田着後、次男とわかれ、また鎌倉の実家に直行する妻とも京急線で別れた。

 

 

8月14

やれやれやっと自宅で一休みできた。

近所のイトーヨーカドーで、iPhoneで撮影してしておいた数葉を、2L判他に印刷し、写真立ても購入して、母親・叔母向けの贈り物に仕立てる。

駅中のコンビニで、『文藝春秋 9月号』950円。村田沙耶香『コンビニ人間』と、選評・インタビュー記事などを載せる。

すでに単行本も出ているが、上記オプション記事のこともあり、掲載雑誌を購入した。

 

さて、イトーヨーカドー2階の、くまざわ書店で新刊本をチェックすると、ひときわ目を惹いたのは

山本義隆『世界の見方の転換』全3巻(みすず書房) 計1万円以上する大著だが機会をみて買おう。

サイモン・シンの『数学者たちの楽園: 「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち』も、実物を見たら買いたくなったし、蓮実重彦がインタビューに応じている『文学界 9月号』もよみたくなったのだ。

 

話はかわって、昨夜(土曜)の、AtCoder Beginer's Contest

http://abc043.contest.atcoder.jp/assignments

このところ仕事が忙しく、低調だったので心配していたが、意外に善戦して、4問中3問半の正解。

帰省中は、諸事ひとのお世話に忙しく、携帯した高木貞治の本もほとんど進まなかったが、またぼちぼち勉強して

若いライバルたちに追いつこうと思う。

AtCoderも、このところ、テストケースの公開も始めたし、従来通り、解説PDFやニコニコの解説動画なども充実していて、競技プログラミングのプラットフォームとしてはなかなか優れたものになりつつある。

 

 


 

8月9

よみた屋にて。

N.ヴィルト、K.イェンゼン『PASCAL 原書第3版』(培風館 1988年版)100円 

高木貞治『初等整数論講義 第2版』(共立出版 昭和46年版)2000円

深川英俊、ダン・ペドー『日本の幾何―何題解けますか?』(森北出版 1991年)100円

白川正芳『始まりにして終り 埴谷雄高との対話』(文藝春秋、平成9年) 100円

 

明日から鹿児島に帰ります。

HPの更新はできませんが、

気が向いたら、twitterしますので、トップページのtwitter窓

http://yes2013.sakura.ne.jp/book/index.html

をご覧ください。

 

 

8月7

残務整理で、職場に。

よみた屋にて

ロレンス『恋する女』(河出書房、昭和39年)100円

辻邦生『美しい夏の行方』(中公文庫、1999年版)50円

川端康成『女であること』(新潮文庫)50円

中村徳三郎訳『オシァン』(岩波文庫、昭和46年)50円

 

このところ、競技プログラミングも低調だ。

目下は、定年後の引き継ぎやら税金・保険・年金の手続きなどに関心が移っている。

 

 

8月6

マーク・グリーニー『暗殺者の反撃』(上・下巻)(ハヤカワ文庫、各920円+税)@東大和くまざわ書店・吉祥寺ルーエ

今、上巻をよみ終えるあたりだが、緩急自在のストーリーテリングに唸っている。

 

 

 

8月5

岡田良則『定年前後の年金・保険・税金の手続きをするならこの1冊』 (自由国民社)500円 注文。

マーク・グリーニーの暗殺者グレイマンの新刊がでているのが昨夜分かった。さっそく今日買いにいこう。

 

 

8月1

中河与一『天の夕顔』(三和書房、昭和13年)100円

武者小路実篤『畫をかく喜び』(創元社、昭和32年版) 100円 よみた屋にて。

昨日・今日と、疲労甚だし。

 

 

7月31

都知事選は小池百合子の大勝に終わった。

 

私は、手早く投票をすませて職場へ。

よみた屋で、

埴谷雄高『影絵の世界』(平凡社、昭和41年版)300円。自伝。

開高健『オーパ!オーパ!』アラスカ篇、アラスカ至上篇、コスタリカ篇・スリランカ篇、モンゴル・中国篇の大冊4冊で計1200円。かつて入手した1冊とあわせて全5冊そろえた。

 

夜、長男の車で、職場の私物(入試情報他)を持ち帰った。

 

 

7月2日〜30日

FX社のNさん、RV社・AT社のNさん・Tさん・Sさんに、職場そばの龍明楼でささやかな暑気払いのビールを御馳走した。職場のSさん・Sさんの旧TSコンビと一緒に。

ポケモンGoのおかげで、休日の運動不足は解消できた。まあいまのところ課金もせずにただで楽しんでる。

糸井俊博監修『カラー版 マンガでわかる 個人事業の始め方』(西東社)1512円注文。

 

今夜は、立川の花火大会。長男がベランダからコンデジで撮影に挑んでいた。

また、今夜は、天下一プログラマコンテスト予選。最近、ポケモンのせいでたいして進歩していないので、期待薄だが、がんばろう。

明日は仕事なので、職場近くのよみた屋で、埴谷雄高の『影絵の世界』と、オーパオーパ全5巻を買うつもり。

 

 

7月2

よみた屋にて、

『ユリイカ 特集*ボルヘス』1989年 青土社 100円

 

フナッジー 『定年ジョイ 卒サラ起業塾: 60才で株式会社を設立しインターネット起業する方法』  Kindle版  980円

 

 

7月2

中桐雅夫『会社の人事 中桐雅夫詩集』(晶文社、1979年版) 100円

還暦を迎える直前に上梓した詩集である、と詩人があとがきで書いている。

川西政明『評伝埴谷雄高』(河出書房新社、1997年) 300円

以上 よみた屋にて。

 

 

7月2

青柳正規監修 エルヴェ デュシエーヌ『シュリーマン・黄金発掘の夢』 (「知の再発見」双書) 創元社 578円注文。

 

 

7月2

唐沢寿明と高畑充希のかけ合いや新雑誌創刊前夜の創意工夫が面白く、再びとと姉ちゃんを観はじめた。土曜にBSでまとめて観ている。

花森安治と大橋鎭子について何か読んでみようと思っている。

 

はぴまりで知ったディーン・フジオカに興味があって、先日のNHKドラマ『喧騒の街、静かな海』を観た。

最後はやや甘く感傷に流れるきらいはあったが、人物造形が破たんしておらず、秀作だった。

ベテラン寺尾聰や久保田紗友も良い。

http://www4.nhk.or.jp/P3996/

 

昨夜の、ABC/ARCコンテストは、初心者向けのABCに参戦。最初の3問を解き、気をよくして最後の問題に挑んだが、

巨大な組合せ計算の合理化が実装できず、断念。

http://abc042.contest.atcoder.jp/assignments

 

 

 

 

 

 

 

7月23

昨日、よみた屋文庫50円均一コーナーで

朱牟田夏雄訳『ミル自伝』(岩波文庫)50円

シュリーマン『古代への情熱』(岩波文庫)50円

 

Pokemon Goの配信が始まって、私も少し歩きまわってみた。

週末の運動不足解消にはいいかもしれない。

しかし、今のところ、私にとっては、よみた屋文庫50円均一コーナーのほうが

はるかに冒険を誘う森なのだ。

 

それにしても、Pokemon Go。日本配信が始まってから24時間もたたないうちに、比較的保守的な日経読者層の約半数が

すでにやってみたと回答している。マクドナルドに続く流れができれば、マーケティングのモデルを変える可能性すらある。

 

7月21

Python Machine Learning_Sebastian Raschka.pdf

中沢啓治『はだしのゲン』第1巻・第2巻 (集英社JUMP REMIX版) 各100円

河上肇『貧乏物語』(岩波文庫)  50円

福沢諭吉『文明論之概略』(岩波文庫)  50円

桑原武夫他訳注・中江兆民『三酔人経綸問答』(岩波文庫) 50円

 

 

7月20

九段下のO女子高校訪問。ここにくるのは30年ぶりになる。

 

福沢諭吉『新訂 福翁自伝』(ワイド版岩波文庫)100円

シュヴァイツェル『水と原生林のはざまで』(岩波文庫)50円

 

7月18

J・H・シルヴァーマン『はじめての数論 原著第3版 発見と証明の大航海‐ピタゴラスの定理から楕円曲線まで 』(ピアソン・エデュケーション) 2594円 注文。計4章が増補された第3版で買い替え。

 

7月17

国分寺七七舎にて、

栗田勇訳『ロートレアモン全集』(人文書院、1968年版)100円

亡命の現代史3『自然科学者 知識人の大移動1』(みすず書房、1973年)100円。

 

昨夜の、AtCoder Grand Contest は、AT社初のグローバルなコンテスト。

第A問は難なく解いたものの、第B問で着想を実装できず、難問の第E問を投稿し一矢を報いたもののこれまた正解に至らず。

http://agc001.contest.atcoder.jp/assignments

 

7月16

古本自粛中。リハビリ?で、昨日はよみた屋にて

クリスティ『秘密機関』(ハヤカワ文庫)

クリスティ『運命の裏木戸』(ハヤカワ文庫)

2冊で100円!

トミーとタペンスもの。

膨大な作品を残したクリスティだが、おしどり夫婦トミーとタペンスものは、長編4作・短編集1冊しか書かれていない。

しかし、キャラクタとして作家が愛していなかったのかというとそうでもないようだ。

昨日買った、『秘密機関』は1922年の作。作品の舞台も、第一次大戦後のロンドンで、戦後のインフレで生活の苦しいなか、夢と希望をすてない若い二人が活躍するみたいだ。(まだ未読)

その後の、トミーとタペンスものは

1941年の『NかMか』

1968年の『親指のうずき』と書き継がれ、最後の

『運命の裏木戸』は1973年。クリスティの遺作である。(没後刊行された『カーテン』は執筆自体は1943年)

半世紀もかけて4作を書いたことになる。

しかも、この愛すべきカップルは、クリスティと同じように歳を重ねていった。

最後の作は、老夫婦が知恵を絞って過去の事件を解き明かしてゆくというアームチェア・ディテクチヴのようだ。(未読)

※写真は、朔秋だったかにNHKBSで観た近年の英国ドラマ。先日DVDででたようだ。

 

目下、小説は極力読まないようにしているが(なにしろ挫折するので)、クリスティの膨大な作品群のなかでも第二作目にあたるという初期の傑作が、

さいわい田村隆一の訳で読めるので、この週末にでも読んでみようと思っている。

 

 

 

7月15

鎌倉の姑が連泊していたりして、この3日ほどは古本買ってない。

 

今日のお昼は、妻とその姉・母の3人で、渋谷東急東横店9Fのうなぎ松川でうな重を食べたとのこと。豪勢なことだ。

夫のほうは、いつもの冨士そばでてんぷらそば410円。本日は大盛り無料の日で、さらにお得だった。

 

さて、妻と姑はそのまま鎌倉に向かったので、夜、自宅そばのいなげやで、マグロの切り落とし400円を買い求め、

老猫に差し上げた。これまた豪勢なこと。

ボランティアから貰い受けた猫なので、正確な生年月日は不明だが、2003年の年の瀬に我が家にきたとき生後半年のようだったから

2003年夏の生まれだとすると、この夏で満13歳。人間でいえば70代半ばということだろうか。

食が少し細っているのと、連日蒸し暑いので、喜んで食べるものでもあげようと思ったのである。

なんて優しい飼い主だこと。

世界に目を向けると、連日のように陰惨なテロが続いていて心が痛む。

 

 

 

7月11

A・ティボーデ 辰野隆・鈴木信太郎監修『フランス文学史』上・中巻(角川文庫、昭和35年)各50円@よみた屋。

アマゾンや日本の古本屋でしらべると、全3巻揃いなら数千円はするみたいだ。だからというわけではないけど、

夜、再度、よみた屋の文庫均一コーナーで丹念に探したが、さすがに下巻はなかった。

錚々たる学者たちが、章ごとに翻訳を担当している。フランスでも名著の誉れが高いということである。

他に、チャールズ・ダーウィン『ビーグル号航海記』 中巻 (岩波文庫)50円 全3巻が揃った。

林屋永吉訳『コロンブス航海記』(岩波文庫)50円 ※ダブリだった。

西部邁+中島岳志『保守問答』(講談社、2008年) 100円

 

 

 

7月10

昨夜のARC。難問ぞろいで解けたのは第A問のみ。第C問は、我ながら気のきいたソリューションを編み出したのだが、完答に至らず。

http://arc057.contest.atcoder.jp/assignments

来週から、AtCoderも、世界の競プロ界に進出するとの、重大発表(笑)があった。(ニコニコの解説授業中)

なんでも、AtCoder Grand Contest と銘打ち、出題は日英2言語で。Div1(ハイレベル)とDiv2(中級以下)の2ディヴィジョンのコンテストに分かれ、6〜7種類のレベル認定がなされるとのこと。

 

郷里のS叔母さんが96歳で逝去。数年前まで矍鑠として元気だったのに。

 

1994年に元の職場(石神井)で学んでいたTakehikoKobayashi君が、いまや静岡校で責任者として活躍している。先日、研修会場で挨拶されてうれしかった。

 

南側2部屋のエアコン設置工事や参院選挙、鎌倉義母の来訪など、なにかと忙しい週末だった。

 

7月8

E・H・カー 大沢正道訳『バクーニン』上・下巻(現代思潮社、1970年) 各100円@よみた屋。カーの労作である。

さっき気付いたが、アナキズム研究家大沢と、京大から防衛大学長に転じた猪木正道(大正3年ー2012年)は、名前が同じである。猪木正道は、中公版の『バクーニン・クロポトキン・プルードン』の詳細な解説を書いている。私は、彼が防衛大学校長の当時、角川文庫版の『共産主義の系譜』を手に取ってみて、その記述の緻密さに驚いた覚えがある。

 

7月7

まったく度しがたい古本バカだ。

すべて、吉祥寺よみた屋にて。

 

村上春樹『めくらやなぎと眠る女』(新潮社、2009年) 100円

サルトル、白井浩司訳『嘔吐』(人文書院、昭和47年) 100円 長男のために。

T・イーグルトン『文学とは何か 現代批評理論への招待』(岩波書店) 300円。 

1996年の原書新版に際して「文学理論の現在」(フェミニズム、マルクス主義、ポストモダニズム、ポストコロニアリズム。文化理論など)が増補されていて、これは岩波文庫(上下巻)で読むことができる。

G・ルカーチ『ロマンの魔術師 トーマス・マン論』(立風書房、1971年版) 100円。初見。『魂と形式』は架蔵しているが未読。

『露伴評釈 芭蕉七部集』(中央公論社、昭和44年五版) 100円。 この版初見。

佐藤碧子『瀧の音 懐旧の川端康成』(東京白川書院、昭和55年) これも初見。美本。100円

 

 

7月7

 

荻原井泉水・伊藤完吾編『山頭火を語る』 (潮文社新書) 1969年 258円 注文

 

YESの日本公演 11月22日夜の渋谷文化村ホール 予約完了。

 

 

7月6

山頭火。実は根っから心酔しているわけではないし、最近のわたしの隠棲の願望がここに投影されているとも思いたくないのだが、

人生の後半を行乞と俳句に捧げた人生にも共感するものはある。

潮文社版の選集は、今となっては鄙びた本だが、山頭火に親しむのには合う。

 

 

 

 

 

7月5

アマゾンUSAに注文していたボルヘスの英訳選集第1巻(小説)第2巻(詩)が届いた。先に所有している第3巻(評論)とあわせて

ボルヘスの全貌が英訳版で揃った。

第2巻(詩)は、スペイン語の原文と英訳が対訳形式で収められている。

スペイン語は全く読めないが、それでも押韻をふむ様をまのあたりにできて、なにがしかうれしいのだ。

 

 

 

7月4

よみた屋店頭で、

大山澄太編『漂泊の俳人山頭火の手記』(潮文社新書、昭和43年版)100円

アナキズム叢書『バクーニン 1』(三一書房、1970年) 100円

第1巻には、『国家と無秩序』『神と国家』『パリ・コミューンと国家の観念』を収める。

他に、

Alexander Stepanov <<Data Science in Python. Volume 1: Get and Install Scientific Python3: WinPython, Anaconda (English Edition) >> Kindle版 111円。

Anacondaとは、Pythonの科学技術計算用の統合パッケージで、個人使用なら無料である。最新のPython3.5 に、NumPy SciPy Pandas 等の専用ライブラリが標準でインストールされており、 Spider というIDEも搭載されている。

上記のKindle本は、全3巻の構成で、このAnacondaを主に使いながら、NumPy SciPy等を用いた科学技術計算の基本を丁寧に解説している。

この種の、最新の動向を反映させた解説書は、邦訳が追いついていない。英語圏の電子書籍の本領発揮といったところ。

 

 

 

7月3

生松敬三『二十世紀思想渉猟』  (青土社、1981年) 510円 注文

 

 

7月2

午睡のあと、のこのこと起きて、近所のスーパーで安くなった刺身を買ってき、マグロ・タイ・サーモンに大葉と刻みのりをまぶし、三色丼。

夜9時から、ABC。

最初の二問をたやすく解いて、気をよくして第C問に向かったが、配列をインデックスごとソートするのにてこずり、要素が巨大になった際の処理時間切れで、あえなく 230点/400点という結果に終わる。

このところ、もはやわかきライバルに勝てなくなった。

しかし、ころんでもただでは起きない。

Python の、すぐれたツール群をまとめて統合環境にしつらえるアナコンダという存在を知り、コンテスト後に、悪戦苦闘しながらインストール。

これで、Numpy や SciPy Pandas といった、科学技術計算・統計処理さらには機械学習といった発展的な応用ができる環境が整った。

Python でデータサイエンス

http://python.dogrow.net/

 

 

 

7月1

古本を自粛しようと誓っていたが、7月も初日にして6冊。

まあ、安い本が中心だし、今のところ置き場にも困っているわけではない。

積読未読が慢性化していて、読書量の限界効用をはるかに超えているという一点だけがやましいところなのだが、

開き直って今月も古本を買い続けてゆこう。

大山澄太編『愚を守る 俳人山頭火遺稿』(潮文社新書、昭和46年版)100円

P・D・ジェイムズ『皮膚の下の頭蓋骨』(ハヤカワ文庫)50円

P・D・ジェイムズ『罪なき血』(ハヤカワ文庫)50円

ダン・シモンズ『夜の子供たち』上・下(角川文庫)50円×2

有吉佐和子『悪女について』(新潮文庫)50円

以上、よみた屋にて。

P・D・ジェイムズ (1920-2014) ルース・レンデル(1930-2015)と並び英国女流作家の双璧。ともに一代貴族に叙されたことも似通う。

最晩年の作品に「高慢と偏見、そして殺人」という、ここまでくるとパロディというより<マッシュアップ>小説というらしいが、これも下手物ではなく立派な作になっているらしい。

クリスティの後継と称されることを嫌っていたという。高踏派なのである。

しかし、よむかどうか、わからない。

 

★大山澄太『俳人山頭火の生涯』(弥生書房、1983年) 396円 注文

 

 

 

 

 

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