6月30

新宿の某ホテルで、リオのオリンピック壮行会に参加。

オフィスに戻って、経理の書類を黙々と作成。不毛なり。

定年まで残すところあと3カ月。隠棲へのあこがれやまず。

 

だからというわけではないが、夜、家への帰り道、よみた屋で

種田山頭火『草木塔』(潮文社新書、昭和46年版)、『あの山越えて 山頭火行乞記』(同左)各100円

吉田健一『ヨーロツパの世紀末』(新潮社、1971年) 100円 を買った。

 

※6月に買った本 41冊 19,508円 (定期購読雑誌・pdf除く) 

 

6月29

鷲田清一『「聴く」ことの力 臨床哲学試論』(TBSブリタニカ)500円 を買う。

 

※日経書評メモ

本当の夜をさがして ポール・ボガード著 闇の中に身を置く素晴らしさ THE END OF NIGHT (上原直子訳、白揚社・2600円)

6月28

ジョージ・W.スネデカー、 ウィリアム・G.コクラン『統計的方法 原書第6版』(岩波書店、1972年) 1784円 @アマゾン 注文

仕事が夜更けに及び、閉店間際のよみた屋にて

生松敬三『書物渉歴』第1巻・第2巻(みすず書房、1984年) 各100円 を買う。

著者が56歳で早世したのち編まれた書評・読書論集。いい本買えてうれしかった。

 

 

メモ 鹿児島市内の思い出の古本屋

鹿児島市東千石町四       糸書店 (現在も営業中らしい)

鹿児島市金生町六〇       センバ書房

鹿児島市天文館通り一丁日       文耕堂書店

 

※ NHKで観た類人猿の脳科学の話題をまとめること

6月26

仕事。

小林勇『彼岸花』(文藝春秋、昭和43年)100円

平井和正『狼の紋章(エンブレム)』(ハヤカワ文庫)50円

を買う。

 

 

6月25

 

★ J.L.Borges "Selected Poems "(Penguin)

★ J.L.Borges "Selected Fictions "(Penguin)

あわせて日本円4490円を米国アマゾンに注文。一番安い配送プランを選び、7月上旬着予定。

 

今月も本買いすぎた。どれから先に読んでいいかすらわからない。

来月こそ自粛しよう。


夜、競技プログラミングARC第56回に参加。

第A問は、ひっかけられて1回ミスしたものの、算数的センスですぐ復旧。わりと気のきいたプログラムが書けた。

ところが、第B問以降は全く歯が立たず。苦手なグラフ探索の問題。

若き友人たちは常套のアルゴリズム(第2問における UnionFind法 など) に持ち込んで、正解(部分解)を導いたのはさすがだった。

まあ、そのおかげで、そのUnionFind法とかを検索しているうちに、

Python とアルゴリズムの素敵なサイトもみつけたので、ぼちぼち読んでいこう。

http://www.geocities.jp/m_hiroi/light/index.html#python_algo  広井氏のサイト

 


アマゾン・ビデオで新しくスタートしたオリジナルドラマ、はぴまり?Happy Marriage!?? が楽しく、第一回配信の2話を観た。

イケメン御曹司役の、ディーン・フジオカ(35)がなかなかいいでないの。

 

 

 

6月24

ヨーロッパ史の転換点になるかもしれぬ英国のEU離脱が決まった日。

為替も株価も乱高下。

世界文学大系86『コンラッド』(ナーシサス号の黒人、青春、ロード・ジム、勝利) (筑摩書房) 100円

世界文学大系85『ジョージ・エリオット』(フロス河の水車場、とまりの彼方) (筑摩書房) 100円

を買う。

 

6月23

世界文学全集の類は、もういいかなと思ってきたのだが、100巻近い放出にでくわすと、昔の血が騒ぐ(笑)

昨日もよみた屋で、比較的手薄な英文学を物色し、

リチャードソン・スターンの一巻、100円。

リチャードソンは『パミラ』。英国の近代文学の嚆矢とのこと。

スターンは、『トリストラム・シャンディ』 奇書。

遥か昔、寮生活を送っていた中2のころ、どなただったか思い出せないが、岩波文庫版の同書を読んでる同級生がいて、不思議に思ったことを思い出す。

以来ずっと、購入のチャンスをうかがってきたのだが、手に取るたびに読破できるともとうてい思えず、見送ってきた。

 

他に、コンラッドの『ロード・ジム』他の巻、ジョージ・エリオットの巻はいったん見送り。

ロード・ジムは晦渋そうな文体で読めるとも思えなかったし、エリオットは平凡な家庭小説のようだったので。

でも、気が向けば買うかも。同じ店の、

大冊2巻、彌永昌吉『幾何学序説』、ジョージ・W.スネデカー、 ウィリアム・G.コクラン『統計的方法』には相変わらず惹かれているが、保留中。

 

 

※イワモトさんのモーム傾注の影響を受けて、英文学が多い。ロレンスの詩集(原詩)やイタリア紀行、虹などの代表作が揃った。

 

6月22

よみた屋に筑摩の世界文学大系が大量に出ていて、そのなかにひときわ厚く状態のきれいな

ディケンズ『荒涼館』(青木雄造・小池滋訳)をみつけ、珍しくためらいもなく即購入。100円。

同じ訳者によるちくま文庫版は全4巻もある。

近年世評が高いのは、村上春樹が『東京奇譚集』のなかの一編「偶然の旅人」でこの本を素材にしたためでもあるらしい。

若い世代が興味をもってこの大長編に挑んでいるのだ。

 

他に、中村能三訳『オリエント急行の殺人』(ハヤカワ文庫)50円を買う。

 

 

 

6月21

なぜかまた古本買う頻度が増えた。

よみた屋で

R・J・シーロフ/R・A・グロス『最新オペレーションズ・リサーチ概論』(日科技連)100円

F・ダーウィン『チャールズ・ダーウィン 自叙伝宗教観及び其追憶』(岩波文庫) 50円 著者はかのダーウィンの三男なる由

世界の名著42『プルードン・バクーニン・クロポトキン』(中央公論社、昭和42年) 100円

 

 

 

6月20

世界の名著59『マリノフスキー・レヴィ=ストロース』(中央公論社、昭和42年) 300円 よみた屋

寺田和夫・増田義郎訳の「西太平洋の遠洋航海者」と、川田順造訳の「悲しき熱帯」を収める、なかなかすみにおけない一冊。

 

他に、K塾より「ガイドライン 6月号」が届く。

 

 

昨日買った勢古浩爾『定年後のリアル』はつまらぬ一冊だったが、そのあまりのいいかげんさにかえって触発されて

定年後にやりたいことを書きだしてみた。そのまたあまりの戦略のなさを我ながら悲しみ、

ある種腑に落ちたことでもあった・・・。

 

 

6月20

コクセター『幾何学入門 第二版』(明治図書、1982年) 2657円

ちくま学芸文庫版で上巻のみ保有しているが、今回元版(第2版)で買い替え。

コクセターについては、シュボーン・ロバーツによる評伝『多面体と宇宙の謎に迫った幾何学者』がある。

 

土曜の夜に、寝坊して始めたABCコンテスト第40回。

第C問は、漸化式による再帰的な解法が良いと考え、トップダウン式のダイナミック・プログラミングで挑戦したが正解に至らず。

昨日、解説動画などのヒントを得て、(再帰的でない)ボトムアップ式のDPで書いてみたら、正解。

やっと初歩的なDPが書けるようになったのはうれしかった。

http://abc040.contest.atcoder.jp/submissions/774509

 

 

6月19

 

吉田健一『文學が文學でなくなる時』(集英社、昭和47年)100円 よみた屋

勢古浩爾『定年後のリアル』(草思社文庫)260円 ブックオフ

ざっと目を通してつまらぬ本を買ってしまったと反省したが、著者にいわせればこのテの本でなにかを得ようという魂胆そのものが間違っているのだと。

まあ、帰りの車中でさらにざっと目を通すと、良いところもあった。

 

 

※6月 18冊 8,067円 (pdf除く) 6/18迄

 

6月18

休日は運動不足になりがちだ。散歩を兼ねて国分寺七七舎へ。

D・H・ロレンス『海とサルデーニャ』(晶文社)1993年 800円

秀村欣二編『西洋史概説 第4版』(東京大学出版会、1988年版) 100円

鈴木昭一郎『スタンダール』(清水書院)100円 評伝

ロバート・X・クリンジリー『コンピュータ帝国の興亡』(アスキー)1994年 100円

を買う。

ボルヘスの詩集『永遠の薔薇・・・』は次回のお楽しみにとっておく。

他に

一森哲男『数理計画法―最適化の手法』(共立出版、1994年) 258円 注文

 

6月17

昨晩、よみた屋で

内田百けん『続・百鬼園座談』(論創社、1980年)

小林勇『蝸牛庵訪問記』(岩波書店、昭和45年9刷)

西田俊夫・田畑吉雄編『現代OR入門』(現代数学社) 各100円

雨脚がつよくなって、見送ったのは、『志賀直哉先生の台所』と『惜櫟荘主人』。

このよみた屋の店内に留め置いているのが

コクセター『幾何学入門』、彌永昌吉『幾何学序説』、ジョージ・W.スネデカー、 ウィリアム・G.コクラン『統計的方法』

S・スキーナ『アルゴリズムデザインマニュアル』、地球ロマン揃い 5000円  UBASICによるコンピュータ整数論   など。

 

日経に応募して当選したルノワール展の招待券2枚は、YKさんとそのお友達に進呈した。

 

 

6月16

 

エレーヌ・ファインスタイン 『チャタレイ夫人の告白』 (新潮文庫)  258円注文

 著者は、ロレンスの研究家。あたかも本当の続編のようにその後を書いた小説だというので買ってみる。

青梅市の古書ワルツに、日本の古本屋経由で、

新潮世界文学『ロレンス 1・2』 2160円+送料300円 注文

 

6月14

David Beazley , Brian K. Jones "Python_Cookbook_3rd_Edition "入手。

こんなに立派な良書がどうして入手できてしまうのか?

電子書籍に関しては、学術用途のアーカイヴ以外は否定的なのだが、

こうも良書が夥しく揃うと、

最新のiPad やKindleといった電子端末を買い求

めたくもなってくる。

プログラミング言語に魅せられて、それを学ぼうというとき、

常に変貌し進化し続けるそれを追いかけるには、Webが最適には違いないが、

浮き沈みするWebコンテンツはあまりに頼りなくて、

できれば書籍を、と願うのはもう古い世代なのか。

 

 

 

 

6月14

昨日、よみた屋で

ロバート・シェクリイ『人間の手がまだ触れない』(ハヤカワポケットシリーズ)100円

 

6月12

Luciano Ramalho "fluent-python-2015-.pdf "入手。

邦訳はまだない。海外での評判がとても高い。

 

6月11

午後、職場にすこし顔を出した。

 

D・H・ロレンスの代表作を読んで、さてその他の小説をとも思ったが、長編の作品群は実は他に持ってない。新潮文庫版とか、新潮世界文学の大冊といい

買うチャンスはこれまでたくさんあったのに。

先日も、現代人は愛しうるか という黙示録論を見送ったばかりだ。

これからどうするか、思案中。

(訳書は詩集と短編集(岩波)、電子書籍で原書の選集は持っている。)

 

夜9時からABCコンテストに参加。第C問で予想外の苦戦をした。3問正解に終わった。

若い競技プログラミングの友お二人は全4問正解とのこと。やっぱり若い人は短期間でぐんぐん成長しますね。

 

 

 

6月11

チャタレイ夫人の恋人読了。物語の末部では、主人公の実父や姉も、身分違いの結婚に理解を示し、事態収拾にむけて奔走する。

世界大戦の谷間にあって、生まれてくる子の運命にも暗雲の予感があるものの、物語はあたらしい家族の未来への希望で締めくくられ、

読後感は清々しい。

昭和50年代初めからの懸案であった、ロレンスの原詩集をアマゾン注文。(電子書籍では読めるが、ペーパーバックで持っておきたくなった)

 Complete Poems of D. H. Lawrence (Wordsworth Poetry Library) 657円 注文

 

日経グッデイの記事に惹かれて、

安冨歩『「学歴エリート」は暴走する 「東大話法」が蝕む日本人の魂』 (講談社+α新書) 2013年 258円 注文。

安冨歩『生きる技法』 (青灯社) 1416円 注文。

 

6月10

昨夜、よみた屋にて、

井上究一郎『幾夜寝覚』(新潮社、1990年) 100円。瀟洒な冊子のヨーロッパ紀行。

 

同じく読み進めている伊藤整の西洋紀行は、ロレンスの郷里を訪れる章にさしかかった。

D・H・ロレンスは、詩に惹かれるほかはろくに読んでこなかったのを反省し

伊藤整訳・伊藤礼補訳の新潮文庫版チャタレー夫人の恋人を読み始めてみた。

数年前だか、Kindleで電子書籍版の全集を買ってあったので、ときどき原書も参照している。

意外に分かりやすい英文だ。

伊藤整が妻とともにロレンスの郷里を訪れたのは1958年。ロレンスが45歳の若さで亡くなったのは1930年の春だから、亡くなって28年後の訪問だったのだ。

 

6月7

忙中閑あり。休み。

一日家にこもって、ダイナミック・プログラミングの習得につとめたが、いまだ完全に理解できず。また実装できず。

頭が鈍ってるなあ。元からなのかもしれないが。

 

古本は自粛中。衝動がマグマのようにたまるのを待っている。

 

 

6月4

散策をかねて国分寺へ。

七七舎にて、荻野アンナ他『世界古本探しの旅』(朝日新聞社、1998年) 500円。

この週末読み進めている伊藤整の西欧紀行で、パリの古本市のことが書かれていて、もっと知りたいと思ったので。

 

6月3

金・土と休み。日曜から忙しい。

 

さすがに5月は古本買いすぎた。ちまちま読んでるが、ぜんぜん追いつかない。

6月はすこし自粛しよう。

とかいいながら、

江崎誠致『囲碁放浪記 続懸賞打ち』(ケイブンシャ文庫、昭和62年) 500円+送料160円注文。日本の古本屋。

さすがに阿佐田哲也には及ばぬものの、教養小説の変形として楽しめたので、続編を注文。

(なにしろ、囲碁はヘタだけど、好きだから)

 

長年の友人 TI君から、機械学習(深層学習)の学習を勧められた。

 

そこで、Pythonと機械学習に関する一連のブログをチェック。

http://learning.ikeay.net/entry/2016/06/01/210452

 

南方熊楠英文論考[ノーツ アンド クエリーズ]誌篇が刊行されてたんだ。12000円超と高価。

 

※ NHKで観た類人猿の脳科学の話題。

 

6月1

鹿児島に住む実母の88歳の誕生日。朝早く、夫婦で祝いの電話をした。

 

※5月に買った本 15,362円 40冊 

 

5月31

帰りがけ、いつものごとくよみた屋に立ち寄って、50円均一の文庫コーナーから、くたびれた一冊。

江崎誠致『囲碁放浪記 懸賞打ち』(ケイブンシャ文庫、昭和62年) 50円

一目惚れとでもいうのか、最初の頁から引き込まれ、読んでるところ。

棋譜がふんだんに載ってるのもうれしいではないか。名人戦の全棋譜が収められている川端康成の名人を思い出す。

五月古本三昧の終わりにふさわしい一冊であった。

 

5月31

1)ウィリアム・アイリッシュ『幻の女』(ハヤカワ文庫)50円。活字の大きい新版で買い直し。

 S・S・Skiena " Algorithm Design Manual " (第2版)PDFで入手。邦訳は高価で、今よみた屋にあるものでも上下巻揃いで6300円もする。

 

2)MathPix 続報。

 社内メールで関係者に告知してみた。というのも、これだけ強力なツールであれば、大学入試数学の学習補助などにもつかえそうだと思ったからだ。

 自分でも少し試してみた。

 

この指数関数の微分を、解法プロセスをふくめて示してくれる

さらに積分も。

スタンフォード大の博士が開発に携わっているという。手書き文字認識には深層学習の技法を応用しているらしい。

 

3)懸案だったARCの問題が、やっとこさ微分で解けた。

http://arc054.contest.atcoder.jp/tasks/arc054_b

微分の演算そのものは、わたしので間違っていなかった。

出力する値を取り違えているだけだった。

 

4)キリン本搾りの期間限定バージョンと、最近はまっているきな粉+ヨーグルトドリンク。

夏の贅沢ブレンド。

この記事を読んで、きな粉の効用に目覚めた。

http://style.nikkei.com/article/DGXMZO02367820W6A510C1000000?channel=DF260120166503&style=1

 

 

 

 

5月29

1)平日の疲れがたまってるせいか、土曜は横になるとつい眠りこけてしまう。昨晩も目が覚めたら21:30。ABCコンテストに寝坊してしまった。

それでも最初の二問は簡単に解いて、第C問にむかう。

アルゴリズムは着想できたものの、あせっていたせいか実装に手間取り、ついに時間切れ。

終了時刻を過ぎて冷静にコードを書いてみたら、すんなりとエレガントで高速なコードが書けて、ほっと一息。

http://abc038.contest.atcoder.jp/assignments

平日はほとんど時間がとれないので、週末は、数学やアルゴリズムやプログラミング言語の習得に勢を出そうといきこんでみるものの、おもったような成果は出ていない。

 

2)井伏鱒二のジョン万次郎漂流記、一気呵成に読了。150年も前の紀州の若者の波乱万丈の生涯に胸を熱くした。歴史の彼方に思いをはせる余韻の残る一冊だった。

 

3)日曜は再び国分寺と吉祥寺へ。運動不足解消のため。

国分寺七七舎で、草野心平『続・私の中の流星群』(新潮社、昭和52年) たくさんの詩友の回想碌。100円

吉祥寺よみた屋で、伊藤整『ヨーロッパの旅とアメリカの生活』(新潮社、昭和36年)100円。

しばらく前から迷っていたが、やはり買って正解。紀行文の類は、時代がたつと陳腐化して読まれなくなるのかもしれないが、当時の欧米の風物や思潮とそれに対する伊藤整の感想を意外に興趣深く読んでいる。

 

4)iPhoneアプリMathPix。手書きの数式を文字認識して、方程式を解いたりグラフを出力してくれるソフト。秀逸。すでに、PhotoMathとか似たようなアプリはあるが、こちらのほうが実力派かも。

http://haikara-city.com/2016/05/28/mathpix/

最近は、スマートフォンアプリに驚くことが少なくなったが、これには驚いた。

 

5)鹿児島の母がこの一日に米寿を迎える。この夏郷里に集まって祝う予定なので、ひとまずとら屋の羊羹を贈ったところ、今日御礼の電話があった。

 

 

※NHKで観た類人猿の脳科学の話題。明日にでも・・・・

 

5月28

オバマ大統領の広島訪問、職場のSさんの結婚式、記述模試の成績処理などあって長い一週間でした。(日曜から丸6日働いたし)

オバマ大統領の広島訪問には素直に感動しました。

人間の絆 読了しました。

よみた屋では、エリア随筆の原書(書き込み多数)や蘇軾の詩集、シュタイナー本、コンピュータ整数論、アルゴリズム大全、復刊地球ロマンなど様々な本を買い残しています。

休みの今日も行くかも

本は暗いおもちゃです。

 

 

5月26

林達夫・久野収『増補 思想のドラマトゥルギー』(平凡社、1984年版) 100円@よみた屋

20代に愛読した本。書棚のどこかにあるはずだが、あまりに美麗なので買い増し。

 

5月25

安岡章太郎『歳々年々』(講談社、1989年) 田村義也の装丁本

安岡章太郎『酒屋へ三里豆腐屋へ二里』(福武書店、1990年) @よみた屋

 

 

 

5月24

今月買った本。(いただいた本もふくむ) 読む暇なし。

ところでiPhoneのパノラマ撮影はなかなか強力だ。

 

5月22

昨夜のARCは苦戦のあげく、一問も解けなかった。

http://arc054.contest.atcoder.jp/assignments

第B問。指数関数の微分に持ち込んだが、正解に至らず。やっぱり数III程度の微分法は正確にできるようにしておきたいな。

 

今日は仕事。

帰りに、

日本の名随筆別巻1『囲碁』(作品社、1991年版)100円。

『井伏鱒二自選全集』第2巻(新潮社)100円。ジョン万次郎漂流記を読んでみたくて。文庫でも持っているのだが未読のまま。

 

 

5月21

休みの日は『人間の絆』をモクモクと読んで、下巻の最初までたどり着いた。

 

 

木田祐司『講座 数学の考え方〈16〉初等整数論』(朝倉書店)  2001年 1160円注文

同じ著者による『UBASICによるコンピュータ整数論』がよみた屋に置いてあるが、高くて手がでないため、ひとまずこちらを買ってみる。

伊藤肇『左遷の哲学―嵐の中でも時間はたつ』(産能大学出版部)258円 注文

今日の日経私の履歴書で、無冠時代の中原誠が、人から贈られて愛読したそうなので。

 

5月19

モーム 行方昭夫訳『人間の絆』全3巻(岩波文庫)1360円@外口書店

 

帝国ホテルにて某イベントにほぼ終日。

 

 

5月18

『幸田文全集〈第1巻〉父・こんなこと』(岩波書店、1994年) 922円 注文

『増補 幸田文対話(上)――父・露伴のこと』 (岩波現代文庫)

『増補 幸田文対話(下)――人生・着物・樹木』 (岩波現代文庫) 揃い 1157円 注文

 

 

5月16

くだらん用事にふりまわされて退社は21:30。

地震の直後ということもあって、電車に乗ったのは21:50。

それがまた、超満員の通勤特快。

 

よみた屋で、日本の名随筆別巻1『囲碁』(作品社、1991年版)100円。

イワモトさんがお持ちでなければ、次回進呈します。

 

※目下の購入候補

 外口書店の、モーム人間の絆

 よみた屋の、アルゴリズム2巻本 6300円、コンピュータ整数論 3000円 地球ロマン揃い 5000円

 

 

 

 

5月15

西荻窪駅にてイワモトさんと待ち合わせ。挨拶もそこそこに盛林堂書店へ。

谷崎潤一郎『武州公秘話』(中央公論社、昭和10年)

丸谷才一『文学ときどき酒』(集英社、1985年)

清岡卓行『大連港で』(福武書店、1987年) 各100円を買う。

音羽館は開店前だったので、そこから東京女子大界隈(善福寺の南)をてくてくと散策。

吉祥寺駅の南まで歩く。

吉祥寺は吉祥寺で、藤井書店・外口書店・よみた屋・南口の古書センターの四店を巡った。

松居竜五他編『南方熊楠を知る事典』(講談社文現代新書、1993年)400円@藤井書店 は店頭ではあまりみかけない。

イワモトさんからは、行方昭夫訳のモーム『サミング・アップ』(岩波文庫)を恵んでいただいた。美本

南口の中華料理「谷記」にてビールで乾杯。

 

 

5月15

昨夜のARCは、2問正解。私としては上出来。

今朝起きて、 浅野哲夫 『計算幾何学』(朝倉書店、1990年)364円を注文。ずいぶん前の本だが、安かったので。

 

下村亮一『晩年の露伴』は、読みやすく、一気に読了。小林勇の『蝸牛庵訪問記』とあわせて読んで、幸田文や青木玉もあわせた露伴一家におおいに親しみがわいた。幸田文や青木玉も読んでみようと思う。

塩谷賛の露伴評伝も中公文庫版を持っているが、これは書架のどこかに眠ったまま。

 

5月14

外口書店にあった『ヴァレリーの肖像』がいつのまにか姿を消していたので、アマゾンで注文。

清水徹『ヴァレリーの肖像』(筑摩書房、2004年) 2757円。524頁もある大著。

 

正午ごろ、運動不足解消のため、玉川上水ぞいの散歩にでかけた。

武蔵野の雑木林がすがすがしい。(iPhoneパノラマ撮影)

やがて北上して、東大和市駅北口の薬用植物園。5月のみ公開されているケシ園で柵越しに写真撮影。(柵はものものしく有刺鉄線で覆われている)

写真奥はすでに果実となっている。栽培禁止のケシと、ヒナゲシの類の違いがパネルで解説してあった。

東大和市駅から小川乗り換えで国分寺へ。

店頭本に良い本の目立つ七七舎で、武井武雄『戦中気侭画帳』(筑摩書房、1973年) 100円を買う。

 

 

 

5月12

三木卓『夏のよろこび』(小澤書店、昭和54年)

下村亮一『晩年の露伴』(経済往来社、昭和54年)

蓮実重彦『私が大学について知っている二、三の事柄』(東京大学出版会、2001年) 各100円をよみた屋で買った。

 

 

5月10

会社からの帰り道、よみた屋で珍しい本買いました。

DANTE "Inferno" (Penguin Classics) 伊英対訳 100円 伊英対訳本というのは、生まれて初めて買いました。

他に、

ラング『続 解析入門』原書第2版(岩波書店 1981年版) 100円

これまた、どこに出しても恥ずかしくない名著で、しかも状態良。

 

5月8

昨夜11時からのABCコンテストの動画解説@ニコニコ。

プログラミング教育とニコニコ動画の親和性の高さにあらためて感心する。昨夜は、直大社長のじかじかの登板でしたが、コードを書く速さといい臨機応変の解説といいさすがでした。

 

 

 

 

5月7

休日は自宅で読書とプログラミング三昧というのもそれはそれで楽しいのだが、なにしろ運動不足になるのが難点だ。

5日子供の日は、8600歩くらい歩いたが、昨日は894歩というありさまである。(手元のiPhoneによる計測)

一日家にこもっていると、痛風気味になるのもかなしい。

今日は天気も良いし、9000歩を目標に、中央線の古本屋でも巡ってくるかな。(今月イワモトさんと西荻で探検会をするので西荻は外して)

 

アマゾンで、

三木卓『路地』(講談社文芸文庫、1997年) 鎌倉を舞台にした短編集 423円注文

三木卓『海辺で』(講談社、1984年) 三浦半島(横須賀市芦名)在住時代の短篇集 258円注文

妻との半生を描いた『K』を、期待した以上におもしろく読んでいるので。


鎌倉にゆく妻と吉祥寺で別れ、中央線荻窪下車。

ひさしぶりにささま書店・岩森書店・竹中書店・荻窪BookOffを巡るが、とくに買わず。

帰り道、国分寺七七舎で、粟津則雄編『ランボオの世界』(青土社、昭和47年)を100円で。

自宅そばの光進堂で、マーク・グリーニー『米朝開戦』1・2(新潮文庫)1318円 を買う。

今日は一日で7535歩歩いた。目標の9000歩に届かず。

 


夜、

ABC第47回に参加。4問中2問半正解。第4問目はまったく解法がつかめず。

 

 

 

 

5月6

 

昨日は新緑薫る連休にふさわしく約8600歩も歩いたり、若冲の教養番組を観たりしたのだが、今日は一転インドア生活で終始した。

HackerRankの問題を解いたりしているうちに昼寝。

自宅でもC++のお勉強をしようと思い、Visual Studio 2015 (Microsoft)やEclipse日本語版を導入しようとしたが、複雑すぎる各種設定やメニューにうんざりし、いったん撤退。

ただもう、学習用に、小さめのコードを書くだけでいいのだが・・・

と、そこで、先日、Paizaからのメールだかブログで、クラウドベースのプログラム実行サービスの紹介記事を読んだことを思い出し、<プログラミング クラウド>とかで検索してみると

各種サービス紹介サイト で、当のPaiza.IO や、Ideone(イデオン)・Cloud9 IDE など、さまざまな先進的なクラウドベースのサービスがあるのを知った。

ひところ熱心に閲覧した、動画でプログラミングを学ぶドット・インストールでも、学習動画の横に、学習者自らがコードを書いたり実行したりできるサービスを導入したようだ。

プログラミング学習も、良質のインタラクティヴ性が加わって、より魅力的になっていくようだ。教育産業に携わる人間として学ぶべきことは多い。

※ クラウドサービスのもうひとつ強力な側面は、分散開発支援ということだろう。

GitHub

http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1402/24/news026.html

※ Paiza.IO に限らず他のサービスもそうだろうが、スマートフォンでもほぼ同一のコーディングが可能である。手元のスマホに、小さい実行環境をこさえるのもそれなりに魅力的だが、いまやその必要もなくなったということ。

※ 下に貼り付けたソースも、この画面上で実行可能である。

 

5月5

昨日一昨日と仕事をして、今日から連休。

昨日の早朝、横殴りの雨と突風があれよあれよという間にはれ上がり、西の空には虹が懸った。

グレゴリー・サティア 『C++プログラミング入門』 (オライリー・ジャパン (1996/05))  341円 注文。 相当古いけど、安かったので。

職場のPCにはMicrosoftのVisual Studio2015コミュニティ版(無償)、自宅のPCには、Eclipseの日本語版、いずれもC++の開発環境を導入して、少しC++でもかじってみようと思う。

 

 

古本はもっか購入自粛中。地球ロマン揃い5000円と、外口書店の『ヴァレリーの肖像』が拮抗して、どちらも今は我慢している。

 

あと、一昨日のことだが、自宅玄関の鍵がガリガリひっかかって不自由このうえないと家族が訴えるので、ググっているうちにアマゾンで

呉工業製ドライファストルブ(596円)なる品をを注文。届いてすぐに鍵穴にひと吹きしてみたら、新品同様になった。

 

さて、連休は、数学・アルゴリズム・プログラミング・競技プログラミングの四つの楽しみにいそしもう。

隣町で散髪して、ついでにBookOffでも覗いてこよう。

 


岩波講座 現代数学への入門2 「複素関数入門 代数入門1」(神保道夫/上野健爾) 768円

岩波講座 現代数学への入門7 「力学と微分方程式 代数入門2」(高橋陽一郎/上野健爾) 768円 @東大和BookOff

岩波講座 現代数学への入門 「微分と積分1 微分と積分2」(青木和彦/高橋陽一郎) 1000円 @アマゾン

 

 

5月1

三木卓『K』(講談社)258円 アマゾン注文

 

昨日、Project Eulerに一問進展があり、気を良くしたが、夜のARCは苦戦。若き競プロ友に負けました。

今日は今日で、Project Eulerの第200問、557問に挑戦したが、正解に至らず。

 

木曽路東大和店で昼食会。妻と姑の三人で。

 

 

4月30

江戸の天才画家、若冲。生誕三百年を記念して催された東京都美術館の展覧会は過去最大のコレクション公開ということもあって連日大賑わいだという。(かねたくさんが行かれたらしい) 私も先日NHK特集を観て、その画法の先駆性に驚いたひとりだが、先日はさわりを観ただけだったので、昨夜から、若冲ミラクルワールドを録画したり、5月4日のNHK特集再放送を予約したりとこまめに動き出した。職場でもJoJoさんやT専務他のみなさんが、画集を買ったりして盛り上がっているようだ。よみた屋でも、東洋美術コーナーに大型の画集をみつけたが7000円と高額で手が出ない。まあ当座、NHKの番組が上質の企画なのでそこで学んでみて、気が向いたら美術館にでも足を運ぼう。

よみた屋では、昨晩、地球ロマン復刊揃い5000円という代物も目にした。昭和50年頃、中目黒駅の構内書店で購った第5巻はいまも実家に眠るはずだが、揃いとなると日本の古本屋でも数万円はする奇書である。しかしこれは、当時のオカルトサイエンス雑誌であって、物好き以外のなにものでもない。さすがにどうしたものか迷っている。(ポップ・オカルト解説

 

今日明日は休み。息子たちは、次男の西大島への引っ越しで、聖跡桜ケ丘と西大島を往復している。また、鎌倉の姑が今日遊びにくるというので、明日は木曽路で昼食会の予定。

 

 

※4月に買った本 31冊 17,476円

 

4月29

祝日だが、今日は仕事。7時ごろには切り上げよう。

 

明日から、5月末まで、毎週土曜日夜9時はAtCoderのコンテストが続く。

1 アルゴリズム 2プログラミング言語 3数学(整数論・大学入試数学のおさらい・組合せ論)

ぼちぼち勉強してゆこう。六十の手習いとはよくいったものだなあ

 

 

4月27

外口書店で、清水徹『ヴァレリーの肖像』2800円を買おうと思い、しばらく明るい店内で数節を読んでみた。

日本人の書いたヴァレリー論としては、まちがいなく屈指のものになろうが、はて、いまの私にそれを読む気力があるのか? 自問して今日は見送り。

いくつかの仕事を終えて、夜のよみた屋で

B・ラッセル『西洋哲学史』全3巻(みすず書房、第一版)300円 

ずいぶん安いが、昭和35年ごろの古色蒼然たる古本セットである。

 

露伴全集も、これも買ってもいいのだが、置き場以前に、はたして読む暇があるのかと自問して、目下見送り。

 

 

トイレの改装工事完了。

4月25

今年はGWが忙しく、今度の昭和の日(29日)も仕事。今日は振替で休んだ。いつもパソコンにかじりつきがちになるので

今日は武蔵村山市の北に広がる広大な六道山公園にでかけてきた。

(無料の釣り池)

(稲作の学習園・水生植物園)

 

池の畔で、小林勇『蝸牛庵訪問記』を読んだ。私の二十代半ば、露伴に少し親しんだころ、読みたい本のリストにあった本だが、買いそびれたまま35年が過ぎた。

長く露伴に親炙した岩波書店編集者の、昭和11年から露伴の没する昭和22年まで12年間の露伴随想録。

等身大の露伴一家(幸田文や幼い青木玉、晩年に口述筆記で露伴を支えた塩谷賛らも)の日常が語られるいっぽうで、激動の時代の昭和私史としても読める。

 

 

次男が聖跡桜ケ丘から西大島に引っ越すというので、不要の家財の搬入やらなにやら賑やかな連休であった。

 

 

(メモ)

大橋鎭子(しずこ)と花森安治

桐野夏生『バラカ』

M・グリーニーの米朝開戦(全4巻)

 

4月23

いつも、昼休みや退勤時に、職場近くの古本屋に立ち寄って何冊か買うのは、他に楽しみというのがないから。

平日は、自宅と職場の往復、少ない休日は、自宅付近で過ごすのみ。

職場は朝から夜更けまでがちゃがちゃといつも五月蠅く、侃々諤々というよりむしろ喧々囂々。学芸とは程遠い。

 

羽田圭介の『スクラップ・アンド・ビルド』を昨晩読んでしまった。最後まで読んだわけだから、小説として悪くはないが、

これ読んで賢くなったとか、タメになったとかの感興はない。

人生に一条の光が差すような、うっ屈した希望のようなものを感じたりもするのは認めるが。

 

 

風呂のリフォーム工事完了。

 

4月22

よみた屋にて、

『小林勇文集』第1巻・第2巻 (筑摩書房、1983年) 各300円

『文藝春秋 2015年9月号』100円

又吉直樹・羽田圭介の芥川賞受賞作二作を収める。『火花』と『スクラップ・アンド・ビルド』の二作。さっそく帰りの車中で羽田を読んでいる。

 

 

4月22

Project Euler の第82問が解けた。解法の着想を得てから、実装まで半年ちかくかかった。

もちろん手元では何度もデバッグをおこなったが、オイラー自体への提出は一発正解!

https://projecteuler.net/problem=82

4月21

よみた屋にて、

里見とん『月明の径』(文藝春秋、昭和56年) 100円

当時の定価が4800円と知って驚いた。

 

4月20

イタリアントマト吉祥寺サンロード店で珈琲飲んだ後、久しぶりに外口書店に立ち寄ったら、

なかなか良い本がたくさん並んでいて、そこから

串田孫一・二宮敬編『渡辺一夫 敗戦日記』(博文堂新社、1995年) 1400円 を買った。

清水徹のヴァレリイ批評、富士川義之の東西文芸論 など、気が向いたら買おう。

他に、よみた屋にて

ボズウェル 神吉三郎訳『サミュエル・ヂョンスン伝』(上巻)(岩波文庫、1988年復刊)50円を買う。

 

4月19

よみた屋にて

クロード・レヴィ=ストロース 渡辺公三訳『やきもち焼きの土器つくり』(みすず書房、1990年版)1000円

クリスティ『青列車の秘密』(ハヤカワ文庫)50円 を買う。

 

 

4月17

気が晴れない。強風の吹き荒れる一日。夕刻職場へ。

帰りがけ、よみた屋にて

耕治人『そうかもしれない』(講談社)100円

森有正『遥かなノートル・ダム』(筑摩書房、昭和42年版)100円を買う。

 

日経書評で気になった本

CIAの秘密戦争 マーク・マゼッティ著

ドローンランド トム・ヒレンブラント著

大山猫の物語 クロード・レヴィ=ストロース著

 

4月16

土曜の夜9時は、AtCoderの競技プログラミングコンテスト。

今夜は、ARC(レギュラーコンテスト)

夕方3時間ほど昼寝をして体調を整えたせいもあって、4問中2問正解できたのはうれしかった。

第A問。円と長方形の内包関係。

かつて高校入試の数学を教えていたこともあり、なんとか正解。

第B問。ユークリッドの互除法の問題。C言語のソースを逆解析する趣向の問題だったが、サンプル入出力をExcelのワークシートで確かめているうちに解法を思いつき、これまたなんとか正解。うれしかった。

 

AtCoderの良いところは、コンテスト終了後、ただちに解説PDFと解説講義が公開されること。

解説講義はニコニコ動画で公開される。

はじめてこのニコニコ動画を視聴してみた。

講師を勤めるのは、コンテスト問題の出題者のようで、うわさにきくsunukeさん他。画面に映らないがツッコミをいれているのは、直大さんというAtCoderの社長さんである。

社長さんとか出題者といっても、皆私の息子と同じくらいの青年たちである。

貧相な撮影、ボロなホワイトボードやマーカー類の備品であって、AtCoder社にもそこそこ儲けてもらいたいと切に願うばかりだが、

この解説講義をはじめて視聴してみて、ハタと気付いたのは、

この解説講義のインタラクティヴ性だ。

くだらないツッコミや真面目な質問などが頻繁に画面横にリアルタイムに流れ、問題の難易度を問うアンケートにも画面クリックで応答/集計できるようだ。

このアンケートや質問にも、講師は手元のノートPCを覗き込んで、リアルタイムに応えているらしい。

素晴らしきかな、インタラクティヴな遠隔講義。

ドワンゴが角川と組んで、N高校というネット高校を立ち上げてしまったことも、今となってはたちどころに腑に落ちるのだった。

 

この、角川/ドワンゴ・N高校といった一連の動き、AtCoderやスタディプラス、ドットインストールといったIT教育系の動向、はたまたリクルートの受験サプリなど、

なぜか教育業界に流れ着いて35年経過してしまった私にも、次の時代の潮流が肌で実感できるのだった。

いっぽう、

菅なな子 『アイドル受験戦記 SKE48をやめた私が数学0点から偏差値69の国立大学に入るまで』 (文藝春秋) は、精読してみるととても真面目な、良書であった。

 

 

 

 

 

 

4月16

今朝(土曜)の深夜から未明にかけての熊本の地震は甚大な被害をもたらした。

朝、鹿児島の母に電話をしたが、さすがに鹿児島でも揺れて深夜に目覚めたそうだ。熊本の親戚(高麗町の叔母さんの娘さん一家)は無事だったという。

熊本には2回だけ訪問したことがある。

高校時代に1回。これは鹿児島大・教育(英語)の在学中に寮の舎監をしておられた窪田正彦先生が熊本の高校に赴任されたのをきっかけに訪問したという記憶。

しかし、今書いてみて、はたしてそれが熊本だったか曖昧になってきた。(串木野か加世田だったかもしれない)

2回目は、大学時代。九大の医に進んだナカムラ君の実家を、夏休みに訪れた思い出だ。

高校時代から20代まで親しくしたタシロ君の実家も水前寺公園そばだったと思うが、なぜかタシロ君と熊本で会った記憶はない。

余震が終息して、一刻もはやく復旧しますように祈っています。

 

 

 

4月14

ロジャー・ゼラズニイ『伝道の書に捧げる薔薇』(ハヤカワ文庫)50円

★樋口耕一『社会調査のための計量テキスト分析―内容分析の継承と発展を目指して』(ナカニシヤ出版、2014年)3024円

★赤野一郎・投野由紀夫・堀正広『英語教師のためのコーパス活用ガイド』(大修館書店、 2014年) 2160円

 

 

4月11

菅なな子 『アイドル受験戦記 SKE48をやめた私が数学0点から偏差値69の国立大学に入るまで』 (文藝春秋) 1196円

 

橘玲『タックスヘイヴン TAX HAVEN』は、期待したほどではなかった。

 

 

4月10

運動不足なので、花小金井BookOffまで散歩。

★橘玲『タックスヘイヴン TAX HAVEN』(幻冬舎) 726円 をパナマ文書のニュースつながりで、昨夜アマゾンに注文していたが、

橘玲『タックスヘイヴン TAX HAVEN』(幻冬舎) 200円 @花小金井BookOff 一刻も早く読みたくなったので、ダブリ承知のうえで。

タックスヘイヴン関連では、他に以下をマークしている。花小金井BookOffにはなかったが、近日買うかも。

月村了衛『土漠の花』(幻冬舎)258円 アマゾン注文。

 

妻は週末に鎌倉の実家に帰ることが多く、今年は夫婦で花見をすることもなく、桜の季節が終わった。

昨夜は、AtCoderのビギナーコンテストに参戦。行列の90度回転の問題(第B問)はなんとか正解したものの、データ圧縮の第C問は処理時間オーバー。アルゴリズム自体は悪くないと思うので、Python実装のしかたにいっそうの工夫を要するようだ。

日本時間金曜深夜(土曜朝)のCode Forcesのコンテストも、第A問(数列の隣接する項を互いに素にする処理)は正解したものの、バスの乗り降り問題は完全な実装に至らず。C問・D問は英文の題意はちゃんと把握できたが、アルゴリズムが着想できない。

でもまあ、あれこれ考えるのは楽しい。

 

4月9

よみた屋にて

ベンヤミン『パサージュ論 4』(岩波書店、1995年)1000円。

西加奈子『こうふく みどりの』(小学館)100円  →先日の書評でだれかが西加奈子を誉めてたが、波動があわず。

アガサ・クリスティ『忘れられた死』『ゴルフ場殺人事件』『そして誰もいなくなった』(ハヤカワ文庫)各50円

 

 

4月7

よみた屋にて

小島政二郎『眼中の人』(文京書房、昭和50年) 100円 岩波文庫版で持ってますが、正字旧かなの元本はやはり素敵です。

丸谷才一・鹿島茂・三浦雅士『文学全集を立ちあげる』(文藝春秋、2006年) 100円 そうか、この本でてからもう十年たつのか・・・。

そういえば、文藝春秋社は、菅なな子さんの新著のおかげで、職場ではうなぎ上りに評価があがってます。

 

 

 

4月3

志木のいわもとさん宅訪問。

陶芸の近作2点と、山口瞳『巨人ファン善人説』『暗がりの煙草』『梔子の花』『月曜日の朝・金曜日の夜』、小林信彦『昭和が遠くなって』『人生、何でもあるものさ』、ハラルト・ギルバース『ゲルマニア』(集英社文庫)を譲っていただく。

 

三木卓『鎌倉日記』(かまくら春秋社、2002年) 437円 良ければ、第二集も買おう。

三木卓『馭者の秋 』(集英社、1985年) 657円

 

 

(メモ)

サロモン・マルカ  評伝レヴィナス 生と痕跡

モーリス・ブランショ

 

 

ぶらり・ぶらぶら

http://members.jcom.home.ne.jp/burari/index.html

文学の遠吠え

http://members.jcom.home.ne.jp/tana-masa/index.htm

武蔵野日和下駄

http://d.hatena.ne.jp/toumeioj3/

 

4月3

今朝の日経新聞。有栖川有栖のコラムで知った、

T・S・ストリブリング 『カリブ諸島の手がかり』 世界探偵小説全集 (15) (国書刊行会) 762円をアマゾン注文。

日経書評欄では、他に、

あたりをチェックした。

 

昨夜のARC 線形計画法の問題だが、正解となった他の方のソースを手元で走らせ、ランダムなテストケースで、我がソースの盲点を把握するという

方法を思いついた。暇があればトライしてみよう。

 

 

 

4月2

月村了衛もなかなか面白いのだが、ページターナー=時間泥棒なので、2作目まで読んでいったん終える。

 

週末は、競技プログラミング。

朝は、昨夜の yukicoder コンテスト。

第A問第B問を暗算程度で正解できたのには気をよくした。何事も難しく考えすぎないこと。これは仕事にも通じるものがある。

 

夜は、AtCoderのレギュラーコンテスト。

第B問は、一読して線形計画法の問題だと気付いたので、数式をいっぱい書いて、Pythonで実装。

いいところまで追い込んだのだが、完答に至らず。我ながら健闘したとは思う。

 

R,B=map(int,input().split())

x,y=map(int,input().split())

if R<=B/y and R/x<=B:

 ans=R

elif R>B/y and R/x>B:

 ans=B

else:

 ans=(-B-R+x*B+R*y)//(x*y-1)

print(ans)

 

上のどこに見落としがあるのか、わからない。

 

池内孝啓・鈴木たかのり 他『Python ライブラリ厳選レシピ 』(技術評論社) 2756円 注文

Thomas H. Cormen "Algorithms_Unlocked.pdf= を入手。

 

妻は、鎌倉の実家に帰ったので、夜はオーストラリア産牛肉を焼いて、息子と食べる。付け合わせのコーンやポテトは冷凍ものをレンジやトースターで。

 

 

※ 3月に買った本 32冊 21,100円なり

2月 34冊 15,095円 CD 3枚 2,483円

1月 25冊 5,845円 DVD 658円

 

 

3月31

アマゾンからの到着を待ち切れず、BookOffで

月村了衛『機龍警察 自爆条項』 〈上〉(ハヤカワ文庫)410円 サイン本。

家に帰ったら、より美麗な上下セットが届いていた。

 

3月30

月村了衛・・・とんでもない大物を知らずにいたようだ。

月村了衛『機龍警察 自爆条項』 〈上〉〈下〉(ハヤカワ文庫)557円 注文

 

 

3月28

ニコラス・ブレイク『野獣死すべし』(ハヤカワ文庫、昭和51年) 50円@よみた屋。永井淳訳、解説は植草甚一。ニコラス・ブレイクは英国の桂冠詩人セシル・デイ=ルイスの筆名。

私は若き日に練馬区立図書館でこの本をめくり、C・パトモアという詩人とその素敵な詩を知った。

3月26

TOTOの立川ショールームに長男の車で向かう。代理店のG社支店長さんの丁寧な説明を受けて、浴室とトイレのリフォームに踏み切った。約120万円。

今日はその息子の誕生日なので、3人でランチに立ち寄る。レストラン・ヨネザワ。

 

 

帰宅して、昨晩開催された競技プログラミングCode Forcesに挑戦し、Zソートという問題を一発で通す。(昨夜は仕事から帰って後のヘロヘロ脳で、英文の問題が頭に入らなかった)

これに気をよくしたこともあって、夜9時スタートのAtCoderの初心者向けコンテストまで、珈琲飲んだりして、なんとか眠らずに持ちこたえた。

http://abc035.contest.atcoder.jp/assignments

第A問。平易。

第B問。101点満点の100点。いいところまで追い込めたのだが、詰め切れず完答に至らず。

第C問。Pythonの実装力もすこしついてきたのか、着眼も良かったがきちんとプログラムが書けて、見事正解。

(会心のソース)

第D問。歯が立たず。ただし、これが有向グラフの問題で、起点に帰る閉路の経路探索の問題だと、怖気づかず分かるところまでは進歩した。

はむ吉さんやちわわさん、他、若い常連さんたちも健闘していて、もちろんお会いしたことも話したこともないが、なんとなくうれしかった。

 

 

3月26

日本語の形態素分析・コンコーダンサーは、これ一本で決まり。

* KH Coderのホームページ * * http://khc.sourceforge.net/

青空文庫から織田作之助『六白金星』 のテキストを入手して、一連の解析をかけてみた。

1)形態素分析。

2)用例検索。品詞の活用形に対応している。

3)単語の品詞別頻度解析。

引き続き、英語をはじめとした欧米語の、コンコーダンサ&形態素分析のツールを探している。いろいろとみつかってはいるのだが、環境設定が簡単で、オールインワンのものが欲しい。

 

http://nlp.stanford.edu/software/

 

3月25

よみた屋で、

ベンヤミン『パサージュ論 3』(岩波書店、1995年)1000円。

他に、

月村了衛『機龍警察』(ハヤカワ文庫)  258円 注文

 

3月24

池田弥三郎『まれびとの座 折口信夫と私』(中央公論社、昭和49年3版)100円@よみた屋。

 

3月20〜21日

自宅近隣では、ソメイヨシノはまだ開花していないが、八重桜など一部の桜は5・6分咲きとなった。

3連休は自宅そばで過ごした。競技プログラミング三昧のつもりだったが、問題はどれもこれも難しく、あまり進展なし。

はむ吉さんやちわわさんなど、若いひとたちは知識や技術をぐんぐん吸収して日々伸びている。素晴らしいと思う。

 

 

 

3月20

日経朝刊読書欄。

堀江敏幸の新刊 アマゾンの紹介文から。古い絵はがきに綴られた十行の詩。細くながく結ばれてゆく幻の「詩人」との縁を描く待望の長篇。留学生時代、古物市で見つけた一九三八年の消印のある古い絵はがき。廃屋としか見えない建物と朽ち果てた四輪馬車の写真の裏には、流麗な筆記体による一篇の詩が記されていた。やがて、一枚また一枚と、この会計検査官にして「詩人」であった人物の絵はがきが手元に舞い込んでくる――。二十数年にわたる縁を描く待望の長篇。

 

 

 

 

Graham Hutton『プログラミングHaskell 』(オーム社)1577円 注文。 Haskellにも関心がでてきた。(ハム吉さんの紹介)

昨日は、姑と夫婦の3人で、木曽路でランチ。抹茶・バニラのアイスクリームとつぶあんの3点セットに最中の皮をつけたデザートが好評だった。

 

最短経路探索のアルゴリズム ダイカストラ法がやっと分かってきた。今日は実装に挑戦しよう。Project Euler82問・83問を解くため。

 

昨日は、競技プログラミング CodeForcesと、AtCoderのARCに参加。今日は、HackerRankの日本語版にも挑戦してみよう。

 

 

 

3月18

D.E. Shasha 『プログラマのための論理パズル』(オーム社、平成21年) 1500円@よみた屋

さすがに本買いすぎで消化不良が著しい。ベンヤミンの3・4巻などは目下よみた屋預けとしている。

 

職場で形態素分析のことでおおいに盛り上がった。

国立国語研究所(立川)の Web茶まめ

現代文はもちろんのこと、源氏物語や伊勢物語といった所謂古典も、品詞に分解して解析してくれる。

http://chamame.ninjal.ac.jp/index.html

欧米語なら、研究自体もWorldwide。下記は日本の研究者のサイトだが、さまざまな解析ツールが入手できるようだ。

http://web4u.setsunan.ac.jp/Website/TreeOnline.htm

 

(再録 メモ)

そぞろ草

http://sozorogusa.blogspot.jp/search/label/python

 

Project Eulerのカリスマ inamori さんの、奥義皆伝のページ。畏るべき師匠だ。

http://d.hatena.ne.jp/inamori/20091225/p1

Project Euler ヒント集 

http://mainly-coding.blogspot.jp/search/label/Project%20Euler?m=1

Project Eulerで用いた数学知識

http://ym.hatenadiary.jp/entry/2015/11/03/215148

(研究記録)

http://d.hatena.ne.jp/tt4cs/searchdiary?word=*[Project%20Euler]

Project EulerにGaucheで挑戦する話

http://qiita.com/naoya_t/items/7c7bd54747676e3f1fb1

Haskell実践パターン?Project Eulerを題材に?

https://sites.google.com/site/nextliteracy/haskell/projecteuler

Project Eulerマイ攻略ノート

http://gspectool.ifdef.jp/Project_Euler/

ザネリは列車を見送った ブログという名の備忘録

http://www.zaneli.com/blog/tag/Project+Euler

Project Eulerを100問解いてみた

http://handasse.blogspot.com/2008/05/project-euler100.html

他にも、C言語・Fortran・Ruby など様々な言語で研究成果が披露されている。

 

3月17

クロード・レヴィ・ストロース 荒川幾男・生松敬三・川田順造他訳『構造人類学』(みすず書房)1301円 注文

 

3月16

休み。鎌倉の義母が滞在していることもあり、先週の代休をとった。

 

Code Forcesの問題を解いたりした。相変わらずたいして進歩はないが、Pythonの実装は少しうまくなったかも。

 

Netflixで、たまたま『秒速5センチメートル』というアニメを観、その雲の描写のあまりの美しさに息をのんだ。案の定、10年ほど前感嘆した『雲のむこう、約束の場所』の監督新海誠の作品だった。

新海誠の作品は、プラトニックなエロティシズムと宇宙的なノスタルジーが見事に同居していて、涙なしには観れないのである。

新海誠に再会できて、ほんとうによかった。

 

 

 

 

3月15

木村敏『心の病理を考える』(岩波新書、1994年)100円@よみた屋。

店頭で手にとって、新書という小冊子のなかに、木村敏のエッセンス(つまりは二十世紀の精神医学のそれ) がぎっしりつまっているのに驚き、さすが岩波新書だとさっそくレジにもっていったが、あとで同じ店で数年前に買っていたことがわかってわれながら呆れたことだった。

 

AlphaGoのアルゴリズムについて、職場のJoJoさんが語るさまは熱い。さすがアマチュア高段者のことはあると感心した。聞けば、AlphaGoさまの代わりに逐一碁石を打った能吏めく代理人も、アマチュア6段のDeepMindのスタッフだという。

 

3月14

よみた屋で、

ベンヤミン『パサージュ論 1』(岩波書店、1995年)1000円。

 

3月12

天才プログラマDemis Hassabis が率いるGoogle傘下の英国企業DeepMindが開発した人工知能囲碁ソフトAlphaGoと世界第一位の韓国の棋士との対戦も、ニュースで読むかぎりは驚いておしまいだが、実際の棋譜やプロ棋士の解説を読むといちだんと深い興趣を覚える。

(第二戦までの棋譜と解説)

http://mimura15.jp/3007.html

今日(土曜日)の第3戦は、12:55〜 下記で実況中継。

http://www.igoshogi.net/igopremium/live/event.html

私は無聊をかこっていた青春時代に、わりと真面目に囲碁を勉強したのだが、まったく才能がないのを思い知らされ、それ以来囲碁を学ぶのは止めた。

(亡父は囲碁を嗜んで力もそこそこあった。若い時分は父に全く敵わなかった)

それでも、今回の棋譜を一手ずつ再生してゆくと、難解な局面がいかに難解かくらいはそれなりにわかる(気がする)。

 

よみた屋で、

ベンヤミン『パサージュ論 5』(岩波書店、1995年)1000円。他の巻もおいおい買ってゆく。

石丸静雄訳『シュトルム詩集』(旺文社文庫)50円。 ※10年前に買っていた

 

(夜)

ベンヤミン『パサージュ論 2』(岩波書店、1995年)897円。 アマゾン

 

3月10

池田弥三郎・岡野弘彦・加藤守雄・角川源義編『折口信夫対話 1 古典と現代』 (角川選書、昭50) 300円+送料170円 @日本の古本屋

 

 

3月9

陰ながらせっせと読んでいる。

西荻の盛林堂書店でみつけた、池田彌三郎・谷川健一『柳田國男と折口信夫』(思索社、昭和55年) 

これが期待以上におもしろい。座談ゆえの自由闊達さで、民俗学の両巨人の創造の秘密にぐいぐい踏み込んでゆくのがスリリングだ。

そこで、よみた屋でかねて目をつけていた、

池田弥三郎・加藤守雄・岡野弘彦編『折口信夫回想』(中央公論社、昭和43年) 700円 を買う。

ベンヤミン『パサージュ論』全5巻 や、カゾット『悪魔の恋』 @よみた屋 は、雨のせいもあって見送り。

 

ツリー増殖中 長谷川郁夫 ― 松浦寿輝 ― 吉田健一 ― 川村二郎 ― 折口信夫・柳田國男 

 

E.M.シオラン

 

雨もようであったが、印刷最大手D社のみなさん・赤堤の老舗S出版のHさん、当社はHさん・Fさんを交えて、自動組版の未来について打ち合わせ。

 

 

3月6

『松浦寿輝詩集 詩・生成〈3〉』 (思潮社、1985年)  1120円

松浦寿輝『半島』(文藝春秋)257円

松浦寿輝『巴』(新書館)258円

松浦寿輝『物質と記憶』(思潮社)697円

松浦寿輝『波打ち際に生きる』(羽鳥書店)2376円 アマゾン注文

 

これからの1週間はなにかと忙しい。

国立大が順次合格発表するし、その関連のイベント・処理もある。今後の技術革新に向けた重要な提案が2社からなされる。

 

松浦寿輝の最近の著作を読んでひそかに慰めを覚えている。

 

 

3月5

物好きなことに、親子で西荻窪の古本屋めぐりにでかけた。

久しぶりの盛林堂書店。店頭均一本のレベルが半端じゃない。ごく普通の古本屋の棚に飾れるレベル、いやそれ以上かも。

(下の店頭本の詳細は、クリックすると大きい写真でみられますので、ぜひ。)

この棚は、店の右手の棚だが、店の左の棚や函はもっとすごかった。

いやほんと、店頭本だけでも、普通の古本屋は太刀打ちできないのではないか(笑

 

で、ここで

・村上春樹『’THE SCRAP’懐かしの一九八〇年代』(文藝春秋) 

・村上春樹『村上朝日堂はいかにして鍛えられたか』(朝日新聞社)

・宮本陽吉編『アメリカ短篇24』(集英社)

・池田彌三郎・谷川健一『柳田國男と折口信夫』(思索社、昭和55年) 以上各100円

他に、音羽館・にわとり文庫・旅の本のまど・花鳥風月・平良木屋(営業時間前だった)を回った。

・川村二郎『銀河と地獄 幻想文学論』(講談社、1973年)600円 @花鳥風月

・『超人南方熊楠展』(朝日新聞社) 900円 @国分寺七七舎

途中、ドトールで一休みし、COCO壱番でカレーを食べて帰ったことだった。

 

 

3月4

川村二郎『文藝時評 1978-1987』(河出書房新社、1988年)1500円+送料 日本の古本屋

川村二郎『白夜の廻廊 世紀末文学逍遥』(岩波書店、1988年) 365円 @アマゾン

松浦寿輝『afterward』(思潮社)448円 @アマゾン

長谷川郁夫の追悼文、松浦寿輝が『黄昏客思』のなかで二章をささげた川村二郎。

長谷川郁夫―松浦寿輝―吉田健一―川村二郎。ツリーの増殖。

 

3月3

Excelによる一覧表を、特定の列をキーとしてCSVに分割し、分割されたCSVそれぞれを固有のパスワードをかけてZIP圧縮する。ここまでの作業の自動化。→CSVスプリッター1.0.0 というなかなか優れモノのフリーソフト発見。

 

松浦寿輝『黄昏客思』が届いたので、ゆっくり読んでいる。

 

3月1

この夏、お盆前に、兄弟で母の米寿祝いをしようということになり、郷里のRホテルを2部屋予約し、弟とも連絡を取った。あとは、妻子など他に帰省するメンバーの確定と、延泊手配などが残っている。観光プランも。

 

長谷川郁夫の吉田健一評伝。 松浦寿輝の詩集・エッセイ・小説。

と、ここで、奇しくも、丹生谷貴志・松浦寿輝・四方田犬彦・柳瀬尚紀共著の『吉田健一頌』(風の薔薇叢書)1990年が、上のふたりを結びつけてくれる。

つまり、吉田健一。

目下、この三人に古本買いの関心を寄せている。

 

Excelによる一覧表を、特定の列をキーとしてCSVに分割し、分割されたCSVそれぞれを固有のパスワードをかけてZIP圧縮する。ここまでの作業の自動化。

S君からはフリーソフト7ZIPを教えてもらい、なんとかパスワード圧縮の目処はついた。Pythonでも、ZIP圧縮の自動化はできるのだが、パスワード圧縮は特別のライブラリを組み込む必要がある。初心者の悲しさ、組み込む方法がよくわからない。

 

松浦寿輝『黄昏客思』(文藝春秋、2015年) 1556円@アマゾン

 

 

 

 

 

 

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