12月31

今日から正月休み。

鎌倉の姑が正月をここで過ごすので、次男が使っていた部屋を大掃除して、夜はそこに避難することにした。

正月は競技プログラミングで遊ぼうと思っていたが、連日の仕事に疲れた頭で、あまりそういう気分ではない。

文字通り積読になっていた関連書を、鴎外全集のかわりにリビングの書棚に並べて、来年を期そうというつもり。

 

で、今日は、フロスト警部でも読んで暮らそう。

12月29

昨晩、よみた屋にて

アガサ・クリスティ『そして誰もいなくなった』(ハヤカワ文庫)50円 活字の大きい新装版で買い直し

マーカス・デュ・ソートイ『素数の音楽』(新潮社) 100円 安いので、訳書二冊目。原書も持ってる。

 

今日は休んで、年賀状や部屋の整理など。

 

12月28

Project Eulerの新作問題。昨日公開

http://odz.sakura.ne.jp/projecteuler/index.php?cmd=read&page=Problem%20540

原始ピタゴラス数の、斜辺にあたる最大数は、

( s^2 + t^2 ) / 2   (但し、s t は互いに素な奇数 s>t ) で、もれなくかつ重複なく定まるから

この問題は

s^2 + t^2 <= 2*π*10^15

を満たす、互いに素な奇数の組を求めることに帰着するのだろう。

そこから先は、Eulerのトーティエント函数とかを援用するのだろうか? 

 

今年2月以来、数学やらアルゴリズムやらプログラミング言語やらをかじって、Project Euler や AtCoderなどの競技プログラミングにのめりこんでしまったが

思ったほどの進展がないのは・・・・まあこんなものか。

歳末、仕事はいろいろと難しいが、来年は定年。

その先をどう生きるか、まだ結論はでない。

藝術も学芸もたいして実り多くなさそうだし、いっそ仕事くらいしか取り柄がないのを思い知らされて

悩みの深い師走なのだ。

 

 

 

 

12月27

テニソンの詩集とか、スウィフトの全集とか、エリオットの文芸批評とか、V・ウルフの後期とか、そんなもの読める訳もなく、すごすごと撤収。

G・エリオットの諸作品は、大学の英文科の図書室のように汗牛充棟のあり様であったが。

土・日と仕事。

 

12月25

井の頭公園では、内外のカップルたちがクリスマスを楽しんだ一日、そのそばの職場では、朝から晩まで

侃々諤々、喧々囂々、いやはや。

 

帰路のよみた屋で、

Emily Bronte: Wuthering Heights A selection of critical essays (macmillans) 100円

同時代から現代までの嵐が丘論コレクション。いい本かった。

英文学のコレクションが大放出されたのだ。

明日は、再度、テニソンの詩集とか、スウィフトの全集とか、エリオットの文芸批評とか、V・ウルフの後期とか、

そういうのを、漁りまくるのだ!

 

V. Woolf 'Some Opinions and Criticism'の一節

 

 

12月25

イヴの夜の、中央線下り通勤快速は、普段とちがってずいぶん空いていた。

家路を急ぐ若いお父さんたちのことが微笑ましく思われた。

 

あっという間に、既訳5作が揃った。さすがに最後は飽きるかもなあ。

目下、第一作『クリスマスのフロスト』進行中。奇しくもクリスマスの日に。

 

12月23

冬至にちなんで、自宅そばのいなげやで、柚子2個198円(税別)を買ってみた。

昨夜は風呂に浮かべて柑橘系の油の香りを楽しんだものだが、今宵はちょっとスライスして酎ハイに浮かべてみた。

 

 

 

 

 

女優の綾瀬はるかがこのほど渡英し、1月15日スタートのTBS系ドラマ『わたしを離さないで』(毎週金曜 後10:00)の原作者カズオ・イシグロ氏との対談に臨んだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151222-00000367-oric-ent

 

 

12月22

 

『フロスト気質』上・下巻 (創元推理文庫) 258円×2

『冬のフロスト』上・下巻 (創元推理文庫) 849円

 

郷里の母から有村屋のさつま揚げが届いた。

12月20

職場に顔を出すついでに、吉祥寺BookOffをチェックして、フロストシリーズの相場を調べたが、案外高かったので、アマゾンで注文。

第1作・第3作。

『クリスマスのフロスト』 (創元推理文庫) 258円

『夜のフロスト』 (創元推理文庫) 350円

芹澤恵さんの翻訳も実に巧みだ。年末年始の愉しみができた。

 

 

このところ、行き詰った感のある競技プログラミング。今朝は、Code Forces の2問をバグもなく解いて気をよくした。

http://codeforces.com/contest/609/problem/B

n,g=map(int,input().split())
a=list(map(int,input().split()))
gn=[0]*g

for i in range(g):
    c=a.count(i+1)
    gn[i]=c

ans=0

for i in range(g):
    for j in range(i+1,g):
        ans += gn[i]*gn[j]

print(ans)

12月19

 

アマゾンビデオで、是枝裕和監督の『海街ダイアリー』を観た。DVD/BRの発売と同時だが、無料ではなく、432円で閲覧開始後48時間以内のレンタル方式だ。

主役が、綾瀬はるか・長澤まさみ・夏帆・広瀬すずの美人四姉妹、脇を大竹しのぶや樹木希林が固めているし、舞台は、鎌倉江ノ電の極楽寺駅や長谷駅周辺とあれば、観ずにはいられない。

原作の漫画は、数年前1巻だけ読んだことがある。

感想は、文句なしの五つ星というわけではなく、原作の漫画か、監督のカラーかわからないが、妙なナルシシズムが鼻についた。

それでも、師走のあわただしい時期に観れて良かったとおもう。

 

もうひとつ、掘り出し物は、R・D・ウィングフィールド『フロスト日和』。警察小説。

よみた屋で美本が50円だったので読んでみたが、これが大正解。

なにしろ、このフロストシリーズ、長編が5作、本邦未訳が遺作となった1作なのだが、どれもこれもアマゾン書評子絶賛の嵐である。

まあ相当入れ込んでるファンが多いのだろう。

単一プロット・ノンストップという構成ではない。上司の覚えもわるい、猥雑ジョーク飛ばすのが取り柄のフロスト警部を主役として

次から次にろくでもない事件が舞い込むという仕立てで、

700頁もの大作なら途中で投げ出すのが関のヤマなのだが、目下約半分読んで、読み疲れることがない。

要チェックです、いわもとさん。

 

 

12月18

ライアル・ワトソン『スーパー・ネイチャー』(蒼樹書房、1974年版)100円@よみた屋。

 

 

12月17

よみた屋にて

コリン・ウィルソン『世界不思議百科』(青土社、1989年版) 100円

R・D・ウィングフィールド『フロスト日和』(創元推理文庫)50円。

合計1300頁ほどの大冊2冊で計150円とは!

 

 

篠田節子『静かな黄昏の国』(角川文庫)392円 注文

 

 

12月16

今年の歳末は、郷里の母に加え、高麗町に住む母の長姉にもお歳暮を贈った。熊本八代の老舗彦一本舗の和菓子セット。

追記 評判がよいので、鎌倉の姑宅にも追加注文。

S出版H専務のご尽力もあって大学入試科目一覧冊子が完成した。850頁超の大冊。

 

12月14

ホテルニューオータニにて加盟校向け研修会に一日参加。

鬱が基調で、時折放恣な楽観が訪れる。あまり調子良くない。

 

Mark Lutz "Python Pocket Reference" 第5版 (O'Reilly) 1608円 UKに注文

先日PDFで入手して時々iPhoneで読んでるが、やはり紙の本が欲しくなった。

 

ジョン・V. グッターグ( John V. Guttag )久保幹雄他訳『Python言語によるプログラミングイントロダクション: 世界標準MIT教科書』(近代科学社) 4104円

MITの教科書である。探せば、MOOC等で動画コンテンツも見つかるかもしれない。

アルゴリズムの本で扱われるサンプルコードは、C言語やJavaが主体で、一部古い本ではPascalや擬似コードが中心であり、習得していない自分にはやはり辛いものがある。

やっぱり、Pythonによる教科書が読みたくなった。

アルゴリズムの本収集ではずいぶん遠回りしているのだが、まあ趣味だから、よしとしよう。

 

 

 

12月13

朝方、残務整理の為職場に。

昼過ぎ、中央線でお茶の水、坂を下って神田放心亭で中学以来の書友Iさんと忘年会。同じく中学の同級生TF君は都合がつかず欠席だったのは残念でした。

 

 

 

帰宅して、夕食。睡魔に襲われ、目覚めた時は年内最後のARCが終わっていたのは悲しかった。

イベント終了後ではあるが、第1問ぞろ目数を、エレガントに解いて、些か溜飲を下げる。

 

N=int(input())

print(str((N-1)%9+1)*((N-1)//9+1))

 

 

12月12

妻とふたりで忘年会。フランス料理ダン・ル・シャンにてランチ。グラスワインとあわせてお二人7500円ほど。

玉川上水から北に15分ほど歩いた。

銀杏並木の脇を歩いて行ったので、初冬というよりも晩秋という季節が似つかわしかった。

 

 

12月8

業務繁忙。

よみた屋にて、鎌倉文学館編『鎌倉文学碑めぐり』昭和63年版。西尾実・林博校注『日暮硯』(岩波文庫) 各50円

 

 

12月7

週末は酒が深い。

Mさんは、新潟の寒村を旅しておられる。

 

鎌倉文学館編『鎌倉文学散歩 大船・北鎌倉方面』平成6年版。50円@よみた屋。非売品か実価頒布品か。いずれにせよ、このシリーズの別の巻も欲しくなった。

 

12月6

原節子の訃報につづき、ちゅらさんのおばあ役平良とみさんも亡くなったのは悲しかった。母と同じ昭和3年生まれだった。

鎌倉に隠棲した伝説の女優の住まいは、鎌倉は浄明寺付近であったと、これは今日鎌倉から帰った妻が、従姉から伝え聞いた話。

 

 

 

 

 

日経書評 「フランスかぶれ」の誕生 山田登世子著 明治の日本人の憧憬と文芸誌

12月6

昨日は、正午から3時間ほど、Code Thanks Festival に参戦。

http://code-thanks-festival-2015-open.contest.atcoder.jp/assignments

結果はまたしても真ん中くらい。それでも、A・B・C・E と4問正解したので、まずまずといったところか。

グラフとかネットワークとかの問題は手つかずなので、ここをなんとかしなくてはならない。

 

篠田節子の『女たちのジハード』が面白く、昨夜から読んでる。十年以上なんとなく敬遠してきたが、読んではみるものだ。

 

鹿児島の母に電話をした。元気そうだ。今日は、ランニング桜島という、市民マラソンが催されるというので、これから袴腰まで観に行くそうだ。

 

12月5

今日はひさしぶりに丸一日休み。明日はまたなにかとせわしないが。

昨夜から妻は鎌倉の実家、長男もでかけており、猫と二人暮らし。(昨夜遅く帰宅したら、暗闇でしょんぼり眠っていたのは可哀そうだった。褒美に上等な猫缶あげた)

千家元麿全集着。第一巻巻末の千家潔(次男)による詩人晩年の回想記に感銘を受ける。

白樺派の総括と批判が収められているというので、

久野収・鶴見俊輔『現代日本の思想―その五つの渦』 (1956年) (岩波新書) 258円 注文。

 

他に、昨日、よみた屋で、篠田節子『女たちのジハード』(集英社文庫)50円、日本の名随筆13遠藤周作編『心』(作品社)100円を買う。

 

今朝は、AtCoderの、それほど難しくはないが、かといって易しくもない4問を正解に導き、少々気をよくした。

http://code-festival-2015-relay.contest.atcoder.jp/assignments

 

12月3

よみた屋にて

ル・クレジオ『海を見たことがなかった少年』(集英社、1988年版)100円

本田済編訳『漢書・後漢書・三国志列伝選』(平凡社、昭和48年) 100円

 

 

 

12月3

昨夜よみた屋にて、アガサ・クリスティ『運命の裏木戸』(ハヤカワ文庫)50円

トミー&タペンスもの

 

通勤電車の車中では、篠田節子の短編を読んでいる。時々アタリがある。

篠田節子『スターバト・マーテル』 (光文社、258円) 注文

●篠田節子『ミストレス』 (光文社、424円) 注文

12月2

十年ぶり位に、篠田節子『家鳴り』(新潮文庫)『秋の花火』(文春文庫)。 計490円位@吉祥寺BookOff

 

 

宇能鴻一郎。御歳81歳。

2014年『夢十夜』で純文学作家として復活。横浜市金沢八景の敷地600坪の洋館で老秘書と暮らし、鎌倉と軽井沢にも別邸を持ち、自邸で社交ダンスのパーティを開くなどの貴族的な暮らしぶりが伝えられる。(wikipedia)

初期の純文学作品集は、アマゾン・日本の古本屋いずれも高価で手が出ず。

尚、『味な旅舌の旅』日本交通公社, 1968(のち中公文庫)は以前買ったが、ほぼ未読のまま。

 

12月1

昨夜よみた屋にて、アガサ・クリスティ『親指のうずき』(ハヤカワ文庫)50円

トミー&タペンスものの傑作とのこと。読む暇があるかどうかは別として。

 

 

 

 

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