5月30

河瀬直美監督の新作映画『あん』(樹木希林主演)の前評判がいい。日経夕刊の映画評で興味をもち、原作本を調べたところ、これまたどりあん助川さんの『あん』や『多摩川物語』の評判がすこぶるいい。

一二冊読んでみようと思う。

永田耕衣や加藤郁乎の句集にも、やはり惹かれる。永田耕衣には以前城山三郎の『部長の大晩年』でその生涯に惹かれるところ多かったが、1900年生まれ・兵庫出身ということで、タルホにも通じるものがある。

 

Eulerのほうはややスランプ気味。整数論や組合せ論はやはり基礎からしっかり学ばねばいけません。

 

5月29

鹿児島の母の87歳の誕生祝いに、浜名湖 うなぎのたなかギフト 国産鰻(うなぎ)蒲焼 3枚セット アマゾン注文。

 

5月28

あいかわらず、吉祥寺のよみた屋には日参している。

心身の疲労著しく、仕事のほうもこれが潮時かなと、いつも悩んでいるのだが。

 

永田耕衣『非佛』2700円 他、永田耕衣の句集。

加藤郁乎『えくとぷらすま』(西澤書店)2000円 他加藤郁乎の句集

あたりが目下の購入希望書なのだが、最近、数学関連の本を買い込んでいることもあり

保留になっている。

 

 

5月27

恍惚の人は途中で読むのをやめた。救いがない。

青山光二『吾妹子哀し』(新潮社、2003年)258円 注文

大和ハウス中興の祖樋口武男の履歴書のほうはぐんぐん読める。連載中も読んでいた。

 

枡田幹也・福川由貴子『格子からみえる数学』(日本評論社、2013年)2700円 注文。

格子点問題の研究のため。

 

Paul Zeitz 『エレガントな問題解決 ―柔軟な発想を引き出すセンスと技』(オライリージャパン)2836円注文。職場のS君の愛読書。原書のPDFは先日手に入れた。

 

 

5月24

出勤。

 

よみた屋の店頭本から、

村上護『放浪の俳人山頭火』(東都書房、1972年)

有吉佐和子『恍惚の人』(新潮社、昭和47年)

樋口武男『私の履歴書 凡事を極める』(日本経済新聞出版社、2013年) 各100円

 

5月23

昨日の夕刊から。

5月21

John Coltrane "Interstellar Space" 1080円 注文。昭和50年代初頭に自由が丘のジャズ喫茶で聴いたきりの1枚。

 

この本、近日刊行らしいが、1万円超の高価な本のようだ。

編著者の臼田捷治さんは、以前見送った『工作舎物語』という奇特な本の著者であった。杉浦康平にも造詣が深いらしい。

これも縁と思い、臼田捷治 『装幀時代』(晶文社、1999年) 258円を注文。

 

 

 

5月19

ジャック・ヒギンズ『鷲は舞い降りた 完全版』(ハヤカワ文庫)50円 @よみた屋

美本なので。

 

コルトレーンの限定盤がこの5月にでて、"Stellar Regions"を買ってみた。

今夜、中央線の車中で聴いてみると、意外にこのうっ屈して行き場のない魂と心に妙になじむのであった。

このデンなら、サンシップとかトランジションとか、ジュピター・ヴァリエーションとかの今回発売の後期コルトレーンも、目下のくたびれた私にあうかもと思ったのだが

散財になるので、今夜は注文するのはやめておこう。

 

 

5月18

小島政二郎『円朝』(上・下)(旺文社文庫、1978年)、世界の名探偵コレクション10『メグレ警視』(集英社文庫、1997年)各50円@よみた屋

 

 

5月17

芹沢正三『素数入門―計算しながら理解できる』 (ブルーバックス)723円

 

 

5月16

マーチン・ガードナー『おもしろい数学パズル 1』(現代教養文庫、1980年) 50円@よみた屋。

モザイクパズルポリノミオなど、離散数学系の話題が多いので買っておいた。マーチン・ガードナーの数学パズルは、ブルーバックス版で昭和50年代の初めに愛読したことがある。

 

相変わらず、Project Eulerの磁力圏内にいる。

最近アマゾンで数学/プログラミング系の本をよく買うせいか、リコメンド本も、その手のなかなか魅力的な本が多い。

今朝も、次々にお薦め本がみつかるので、その都度EverNoteに書名をコピーした。

 

Alexander A. Stepanov・ Daniel E. Rose その数式プログラムできますか?  近日刊

Sanjoy Mahajan  掟破りの数学 ―手強い問題の解き方教えます

Paul Zeitz  "The Art and Craft of Problem Solving"   (邦訳) エレガントな問題解決 ―柔軟な発想を引き出すセンスと技

G. ポリア いかにして問題をとくか

Anany Levitin/Maria Levitin アルゴリズムパズル ―プログラマのための数学パズル入門

Dennis E. Shasha プログラマのための論理パズル 難題を突破する論理思考トレーニング

 

どれもみな、高価な本なので、慎重にならざるをえない。ところが、ネットで評判を調べようとしていたら、Paul Zeitz "The Art and Craft of Problem Solving" の全頁PDFが何故かダウンロードできてしまった。

いいんだろうか?あまりよくないかもしれないが、ありがたく読ませていただくことにした。DropBox経由でiPadで読んでみる。

 

 

 

 

5月14

John Coltrane "Stellar Regions" 1080円。限定盤で昨日発売された後期Coltraneの一枚。既に在庫切れで1週間ほど待つみたいだ。

 

5月13

Guido van Rossum『Pythonチュートリアル 第2版 』(オライリージャパン) 1247円

 

この、トーティエント関数には、けっこう悩ませられた。3か月近くかけてやっと正解。

なにしろ、小学5年生でも容易に理解できるような問題の構造に、かくも深い深淵がひそんでいようとは、さすがに思いが至らなかった。

解法は、吉田武『素数夜曲』で学んだ。

畏るべし整数論。

星の夜の深きあわれに慄いた建礼門院右京大夫。

 

 

 

 

5月10

今朝の日経書評から。『南方熊楠』唐澤太輔(中公新書)、下中彌三郎 中島岳志著(平凡社)気が向けば買おう。

 

梯久美子の連載『愛の顛末』は、詩人八木重吉を若くして失い、後年歌人吉野秀雄と再婚した吉野登美子を軸に書く。

八木重吉の墓・記念館は、町田市相原町の生家近くにある。

吉野秀雄の旧宅は、鎌倉雪の下の、大佛次郎旧宅(同記念館)のそばだというから、私も何度も通りかかっているわけで、迂闊だった。おそらく、登美子夫人も晩年ここにお住まいだったろう。

 

 

5月9

樹下真一『組合せ論入門』(共立出版、1988年)857円

吉田武『素数夜曲』(東海大学出版会、3600円+税)

Dive Into Python 3 日本語版 [Kindle版] 99円

メモ

 

船頭小唄 (大正12年) 己(おれ)は河原の 枯れ芒(すすき) 同じお前も かれ芒 どうせ二人は この世では 花の咲かない 枯れ芒 死ぬも生きるも ねえお前 水の流れに 何変(かわ)ろ 己もお前も 利根川の 船の船頭で 暮らそうよ

 

檀 ヨソ子さん(だん・よそこ=作家の故檀一雄氏の妻)4月24日死去、92歳。告別式は近親者のみで行った。  奔放な作家の生き方を描いた檀氏の私小説「火宅の人」で、主人公の妻のモデルとなった。長女は俳優の檀ふみさん。(日経)

5月7

旧約・新約聖書(日本聖書協会)1983年版 300円@よみた屋。

 

5月6

明日からの仕事に備えて職場に顔をだそうと思ったが、めんどうになってとりやめ。よみた屋訪問(加藤郁乎)も明日以降に延期。

結局、隣駅で散髪したのみ。駅前で地元農家の即売会をやってたので、カブとルッコラ一束を買って帰る。250円。たぶんスーパーより安いんだろう。

姑が3泊4日で滞在したこともあり、また痛風で足を痛めていることもあって、なんとも静かな連休であった。

けっこう Project Eulerにも精を出したのだが、連休中は3問の進展があったのみ。

やはり、高校程度の数学の復習や整数論の勉強なくては、またプログラミングの勉強なくては、平明に解ける問題も少なくなってきた。

今日はそれでも、下記の123番を快答! いくぶんか溜飲を下げたのだった。

https://projecteuler.net/problem=123

 

 

5月5

痛む足をひきずって、玉川上水を散策。鄙びた界隈である。隣駅まで散策して、電車で帰った。

Project Eulerの、世界的にも最上位ランクの、おふたりのブログ。数学もしくは計算機科学での<いずれ名のある侠客さん>なのだろう。

ヒントをもらうなどといったおこがましいものではなく、ただただ恐れ入るだけである。

いなもりさん http://d.hatena.ne.jp/inamori/archive

つちやさん http://tsuchiya-yoshihiro-blog.blogspot.jp/2014/05/redoing-problems-44-45-46.html

 

 

5月4

ロナルド・L. グレアム、オーレン パタシュニク、ドナルド・E. クヌース 『コンピュータの数学』(共立出版) 4107円

 

木曽路にて、姑と家族四人で会食。また散財。

あれこれ散財したこともあり、自宅周辺で過ごす。もっぱら、数学書やEulerプログラミングと格闘している。

野崎昭弘の数え上げ理論が奏功して、やっとこさ1問正解に導けた。

数え上げ理論(整数分割)問題は奥が深い。(5月1日条のコインの分割問題など)

一見中学入試でも頻出していそうなたわいない問題に見えるが、コインの数が100個にでも増えると、その場合の数は厖大なものになる。

重複順列や重複組み合わせなどの、<閉じた公式>は存在せず、漸化式や再帰的プログラミングで解くしかない。

数学者の密室 (三島久典氏)というサイトに巡り合った。高度な数学的話題を、わかりやすく面白く解説していて、とても有益である。

 

5月2

加藤郁乎『出イクヤ記』(天眼社、昭和49年) 雄こんな筆による献呈署名入り。300円@よみた屋

俳句集である。店内には、イクヤーノフの優雅な生活他数冊もあったので、近々買おう

 

 

明日(憲法記念日)に高校で同じクラスだったM君のご子息が結婚式を挙げる。新婦は、某T予備校で高3のときに巡り合ったお嬢さん。

生涯の伴侶と、高3の夏に、しかも予備校の夏期講習で巡り合うなんて、すてきではないか。

お父さんから頼まれて、当時の教室関係者に連絡を取りメッセージを貰い祝電を手配した。12200円の散財となった。

 

 

 

 

5月1

よみた屋にて、Pascal "Pensees" I & II (ガリマール Folio版)各100円

いま気付いたが、妊婦が抱えているのは頭がい骨なり。変な絵。

アマゾンにて、ブルーバックス3冊

野崎昭弘『離散数学「数え上げ理論」 おみやげの配り方からNクイーン問題まで』 (ブルーバックス) 1058円

芹沢正三『数論入門―証明を理解しながら学べる』 (ブルーバックス)924円

芹沢正三『素数入門 』 (ブルーバックス)680円  ※出品者都合によりキャンセル

順列・組み合わせというテーマは離散数学という学問の一領域だということを初めて知った。

この本は、Eulerの下記のような問題への手掛かりを得たいために買った。

単に分割するというだけなら、上の例でいえば、2の(5-1)乗=16通りとなり、平易な問題だが・・・

 

数論(整数論)のほうも、本は揃った。

今回届く、

芹沢正三『数論入門―証明を理解しながら学べる』 (ブルーバックス)

芹沢正三『素数入門 』 (ブルーバックス)

昔買った

モノグラフ 整数 (宮原繁)

H・シルヴァーマン『はじめての数論』

A・ヴェイユ『初学者のための整数論』

最近、一気買いした

山本芳彦『岩波講座 現代数学への入門〈5〉(9-10)数論入門1・2』 

藤本坦孝・加藤和也・黒川信重・斎藤毅 『岩波講座 現代数学の基礎』 数論1〜数論3

う〜む、あとはちゃんと読んで研究するだけである。

そういえば、吉田武の『素数夜曲』や、グレゴリー・チャイティンも気になりだしている。

 

Gregory Chaitin "Meta Math!: The Quest for Omega" ペーパーバック 版 1930円 衝動買い注文

 

 

4月29

祝日だが、模試の処理があって数時間吉祥寺に。

よみた屋にて、有吉佐和子『青い壺』(文春文庫)、蒲原有明『夢は呼び交す』(岩波文庫)※これまたダブリ 各50円 を買い、帰りの車中で、有吉を読む。

 

 

4月29

https://projecteuler.net/problem=205

確率は苦手なのだ。(もちろん、数学で得意な領域はないのだが)

なにしろ、中学でも高校でも、正式に確率を習ってない世代なので。

上の問題は、典型的な二項分布の問題だから、計算量はともかく紙と鉛筆で解けなくもない。

逆に、総当たりで全ての場合を調べようとすると、4の9乗×6の6乗(=約122億)通りの目の出方を調べなくてはならず、計算時間が膨大にかかってしまう。

寝不足で冴えない頭だったが、なんと一発でクリア!

確率コンプレックスがすこし解消できたのだ。

 

 

 

4月28

山本芳彦『岩波講座 現代数学への入門〈5〉(9-10)数論入門1・2』 1748円 注文

 

4月26

よみた屋にて、下記の4冊を買う。すべて各100円。

真下信一『思想の現代的条件』(岩波新書、1972年) 日本とドイツのファシズム批判他。

堀田善衛『ミシェル 城館の人 争乱の時代』 『ミシェル城館の人 自然 理性 運命』 『ミシェル 城館の人 精神の祝祭』(集英社、1991年〜1993年) モンテーニュ三部作。

 

 

4月23

中里恒子『歌枕』(新潮社、昭和48年)100円@よみた屋。

 

東京はM市K町の某古書店に、古書店にはもったいないほどの美しいお嬢さんが店番をしていた!かのひとに比べれば、桐谷美玲や川口春奈や武井咲の可愛さなど俗世的だと思い知るのであった。

 

 

Art Ensemble Of Chicago "A Jackson In Your House / Message To Our Folks / Reese And The Smooth Ones" (2CD) 2137円

 

4月22

佐藤春夫『小説永井荷風伝』(新潮社、昭和35年)300円@よみた屋。今は、岩波文庫で荷風関連の他2篇とともに読めるのだが、元本のお洒落な造りに惹かれて。

 

4月21

 

神品芳夫『リルケ研究』 (小澤書店、1972年) 357円 注文。

長男から、星野慎一・小磯仁の評伝『リルケ』(清水書院)を借り、さっと目を通した、その余波で上を買う。

若き日には心酔したリルケであるが、そういえば評伝らしい評伝を読んだことがなかったことに今気づいた。

 

 

4月17

小田急線経堂駅そばのS出版でうちあわせ。F君Kさんと

 

帰路、経堂駅南口の大河堂にて谷崎潤一郎の昭和30年代の随筆二冊(『雪後庵夜話』ともう一冊)を手に取るが、見送り。

次回きたときにでも買うつもり。

よみた屋にある永田耕衣の句集『非佛』も保留になっている。2700円。さて、どうしようか。

 

※追記 さきほどネットで知ったが、植草甚一の最後のすまいは経堂駅そばのマンションだった。大河堂書店も遠藤書店(北口)もいきつけの古本屋だった。そういえば心なしか大河堂にも植草甚一の本が多かった。

 

 

The Spiritual /Art Ensemble Of Chicago アマゾンデジタルミュージック 250円で購入。ほんとはCD買いたかったが、現在高価なため。

 

4月15

小堀憲『大数学者』(新潮選書) ※またしてもダブリ 早野透『田中角栄』(中公新書) 林巳奈夫 『龍の話』(中公新書) 計500円@よみた屋

 

 

4月14

最近、とくに文藝系の古本は買い控えてきたのだが、さすがによみた屋でいい本が安く並んでると、ついつい買ってしまう。

ティヤール・ド・シャルダン著作集1『現象としての人間』(みすず書房、1969年版)100円

『耕治人自選作品集』(武蔵野書房、1983年) 300円。武蔵野書房社主の送り状つき。

 

 

 

 

4月14

ドット・インストールというプログラミングに特化したオンライン講座がわかりやすい。

書籍で学ぶのにくらべ、インタラクティブに操作やプログラム側の動作が理解しやすいことはもちろんだが、1セクション3分程度で、無駄がなく、ちょっとしたすき間時間でも受講できるので

通勤電車のなかでも快適だ。

オンライン講座については、 iTunes U , UdaCity 他(MOOC系)、Open Academy  リンダhttps://www.lynda.jp/ (DTP系に強い、有料) など、内外で百花繚乱だが、いまのところこのドット・インストールとが一番ぴったりくる。

ラインアップについても、Pythonの他、Java ExcelVBA Ruby さまざまなコースが用意されているし、もちろんWeb 関連も充実している。

遅ればせではあるが、いろいろと観ていこうと思う。

http://dotinstall.com/

 

 

 

4月13

終日、雨。低調なり。

 

植草甚一『植草甚一ジャズ・エッセイ 1』(河出文庫、昭和58年) 50円@よみた屋。

 

 

 

 

4月12

久しぶりに晴れ間がひろがる休日、さすがにパソコンにかじりついているわけにもいかず(悪戦苦闘したが本日は進捗なし)、ぶらりと武蔵境駅にでかけてきた。

武蔵境はいつも通勤電車で通り過ぎるだけで、過去数回しか下車していないが、今日やおら降り立ってみると、適度に閑静かつ適度にお洒落で、葉桜になった桜並木もすがすがしく、なかなか良い街であった。(南口のほう)

なぜ、武蔵境にでかけたかというと、先日来読みたくてしかたのなかった立原道造『鮎の歌』(みすず書房)巻末、松浦寿輝の解説を、図書館で複写したかったからだ。

松浦寿輝とは、ベルトルッチの映画ルナの体験(思潮社版詩集のエッセイ所収)といい、この立原道造の物語群へのひそかな共感といい、妙にこころの琴線のふれあうことがある。

かなわなかったことといえ、もし昭和50年代の初めに、東横線か井の頭線のどこかで巡り合っていたら、

よき兄貴としてわたしをよりよい方向に導いてくれたかもしれない。

中央線の車中でコピーを読み、目が潤んでくる・・・。

 

国分寺で下車し、気がむいて、北口の古書店ら・ぶかにすとで、穂積生萩『私の折口信夫』(講談社、昭和53年)1000円 をみつけて買う。穂積生萩のことは知らなかったが、私の母より2歳年上の昭和元年生まれ。ご健在である。

数少ない女性の弟子としての回想録。いい本にめぐりあった。

 

 

 

 

 

 

 

4月12

同じような最小経路問題でも、次の2問は方針すら立たない。

石畑清の大著『アルゴリズムとデータ構造』をパラパラめくってみたが、いわゆるグラフ探索問題なのだろうか。手ごわい問題である。(テキストファイル自体は、原サイトでダウンロードできます)

湯浅太一・萩谷昌己『Common Lisp 入門』 (岩波コンピュータサイエンス) 1137円 注文。

 

 

4月11

https://projecteuler.net/problem=81

半日悪戦苦闘してやっと正解。方針はそうそうに立ったのだが、マトリックスの計算のバグつぶしに手間取った。

目下、正解に導けたのは71問。まだ数百問もある。

楽しみがつきない。

 

 

 

 

城山三郎『外食王の飢え』(講談社、1982年) 258円

ジム・カールトン『アップル』上・下巻(早川書房) ダブリ、刈谷剛彦『学力と階層』(朝日新聞出版)各100円

 

4月9

書の革新に生涯をささげた書家、井上有一(1916〜85年)の作品を集めた「遠くて近い井上有一展」が、東京・虎ノ門の菊池寛実記念智美術館で開かれている。(日経夕刊記事)

 

芳賀幸四郎『禅語の茶掛 続 一行物』(淡交社、昭和48年)259円

芳賀幸四郎『禅語の茶掛 続々 一行物』(淡交社、昭和48年)258円 アマゾン注文

4月8

毎日、つまらぬ雑用ばかりで辟易する。

とはいえ、今月の日経履歴書ニトリの創業者似鳥さんの、はじまったばかりの自伝を読むにつけ、波乱万丈の青春記(もちろん時代を経て美化されてることは織り込むとしても)に驚かされたりすることはあるのだ。

その似鳥さんの自伝の影響で、江頭匡一(ロイヤル創業者)さんの、かつての「私の履歴書」を読んだり、

江頭匡一(ロイヤル創業者)の電子版アーカイヴ私の履歴書を読み、

漁夫生涯竹一竿

に感応したりする。

ここから、

松崎隆司『どん底から這い上がった起業家列伝』(光文社、775円)  を注文し、さらには

よみた屋で、

芳賀幸四郎『禅語の茶掛 一行物』(淡交社、昭和48年)100円を、ふと見つけて買ったりする。

この芳賀幸四郎の著作には、何冊も続編があるようなので、気が向けば買いますつもりだ。

日経といえば、

百年莫惜千回酔 一盞能消万古愁 (百年惜しむなかれ千回の酔い/一盞(さん)能く消す万古の愁)――(王次回)   こんな詩句を壁にでも貼って、夕暮れをまって酒を飲み、酔ったら明け方まで眠り続け、朝起きたら味噌汁でもつくって飯を食い、朝の散歩に出かける。昼はう とうとしながら書物を読み漁る。もう少し年を取ったら、そんな日常を取り戻し、「睡眠は無価値である」といった拡大・膨張を止められない資本主義の世界か ら逃れてみたいと思うのだが。

という、 (鈴木幸一氏の経営者ブログ) の一節から、唐代のボードレールといわれる詩人王次回にも関心を持ったりしているのだ。

 

 

メモ 書 井上有一の展覧会

4月5

微雨の降るなか、西荻窪駅で長年の書友 Iさんとおちあい、盛林堂書店・音羽館(昨夏ご店主とよみた屋出版記念小パーティでお会いした)の二店をめぐり、

古谷綱正『私だけの映画史』(暮しの手帖社、昭和53年)400円、保田与重郎『冰魂記』(白川書院、昭和53年)100円、日本の名随筆85『貧』(作品社)100円を買う。

Iさんからは、『美食家列伝』(文藝春秋、2002年)を恵んでいただく。錚々たる美食家の列伝です。

名前は失念したが、西荻窪駅南口すぐの串揚げ屋で、歓談。

 

 

 

 

4月5

昨日、近くの公園でお花見弁当をいただき、今年の花見は終わった。週末は曇天で寒いのが残念だった。

今朝がた、旧い友人からメールがあって、某予備校高3クラスに通っていた彼の息子さんと、そこで巡り合った違う高校のお嬢さんが、約7年の交際をみのらせてこの五月めでたく結婚するとのお知らせ。

なれそめとなった某予備校からの祝電をお手配願えないかというご相談。もちろん快諾。

 

Eulerのほうは、目下日本で200位くらい。時にexcelなども援用しているので、pureなプログラミングだけで解いているのではないが、よそから答えやプログラムを盗み見てのcheatはしていない。

 

 

 

 

 

4月4

悠雅彦『ジャズ 進化・解体・再生の歴史』に触発されて、今朝がたアマゾンで

アート・アンサンブル・オブ・シカゴ 『戦士への讃歌』『バプティズム』計1784円。

Full Force: Touchstones Series Art Ensemble Of Chicago 1084円 追加注文USA

Art Ensemble of Chicago といえば、昭和50年代のはじめ、それこそ渋谷のMary Jane でよく聴いたものだ。

前衛ジャズということで、当時も皆がこのんで聴いていたわけではないが、

今あらためてYou Tubeなどで聴いてみると、意外に楽しい音楽ではないか。

多楽器(パーカッシヴ)、アフリカ音楽の土着性など、いま求めているものとぴったりあいそうな予感がする。

 

近所の公園で花見。寒かった。

 

 

4月3

堀田良之・黒川信重・栗原将人・斎藤毅『岩波講座 現代数学の基礎〈16〉〔16〕環と体2 ―体論/〔20〕数論3―岩澤理論と保型形式』1016円 注文。数論全3巻完結。

よみた屋では、悠雅彦『ジャズ 進化・解体・再生の歴史』(音楽之友社)100円。なかなか分かりやすい音楽史。京葉線の車中でざっと通読。

 

今日は、葛西臨海公園までA社訪問の予定。戻って、夜S社H専務との打ち合わせ。

明日は、天気にもよるが、近所で花見の予定。

 

4月1

溜池山王の某弁護士事務所を訪問。

 

よみた屋で、

『折口信夫対話2』(角川選書、昭和50年)100円。編者は、池田弥三郎・岡野弘彦・加藤守雄に加え、角川源義。対談相手は、西脇順三郎・川端・谷崎・日夏こうのすけ・三好達治・他錚々たる面々。いい本をみつけてうれしい。

よみた屋では、佐多稲子『あとや先き』(中央公論社、1993年) 100円も。これは Iさんへの土産として。

 

 

加藤和也・黒川信重・斎藤毅・上野健爾『岩波講座 現代数学の基礎〈13〉〔19〕数論2―類体論とは/〔23〕代数幾何3―スキーム論の展開』 1970円。

加藤和也の整数論を読むため、難解な二冊を購入した。序盤は意外に平易でひと安心。 Eulerで鍛えているので、多少の難解さは意に介さない根性がついている。

 

 

 

3月31

やれやれ、3月も終わりか。今月もあまり調子がでなかった。4月は公私ともどももう少しテンションをあげよう。

ただ、プログラミングとか数学とか、どうした風の吹き廻しか、コルトレーンとか、

今までとちょっと変わって若き日への回帰を果たしている。

 

久しぶりによみた屋にて、

フレデリック・フォーサイス『オデッサ・ファイル』(角川文庫)50円

アンリ・ペール『象徴主義文学』(文庫クセジュ)100円

アマゾンに注文は、

藤本坦孝・加藤和也・黒川信重・斎藤毅 『岩波講座 現代数学の基礎〈1〉』〔3〕 複素解析/〔18〕 数論 1―Fermatの夢』 2370円。分冊函入りなのか、届いて確認する

 

 

3月29

驚きの雑学!さんのtwitterをretweetした。

こんなネタに敏感に反応するのも、夢に見るほどEulerにはまってるせい。

ついでに、これ以降の3333・・・も調べてみた。サクッとプログラム書いて実行してみると

3333333331 は素数でない (1以外の、以下同)最小約数は 673

33333333331 は素数でない 最小約数は 307

333333333331 は素数でない 最小約数は 19

3333333333331 は素数でない 最小約数は 523

33333333333331 は素数でない 最小約数は 607

333333333333331 は素数でない 最小約数は 181

3333333333333331 は素数でない 最小約数は 199

33333333333333331 は素数でない 最小約数は 31

333333333333333331 は素数

 

Eulerのほうは、62問までわりと順調にきたものの、昨日はたった2問にひっかかって進展なし。

http://odz.sakura.ne.jp/projecteuler/index.php?cmd=read&page=Problem%20221

けっこう気のきいたアプローチをみつけて、わりと高速に16万行ほど出力したものの、けっきょく不正解(涙

というのも、このアプローチでは、目的の整数Aを、昇順に出力できないというおおきな欠点がある。pqrの組み合わせの順に出力してゆくので、整数Aはジグザグ生成になってしまう。

もっと良い解法があるのだろうか?

 

気をとりなおして、花見にでもでかけよう。

 

 

3月24

John Coltrane "Meditations" 749円(中古)

アーシー(土着)・パーカッシヴ・ケイオスティックな、OMの呪縛にとらわれ、禁断の、Meditations にも踏み込むなり。

 

小谷野敦の新刊は、労作である。そこから派生して、次々に関心が移ってゆく。

蓮実重彦の『随想』は、期待通りの著作であったが、そこからまた、中村光夫の初期の文学回想録に関心が移って・・・。以前中公文庫版をみつけたときにかっておけばよかったと、少し後悔しているのである。

 

3月22

またしても、週末、ろくに運動もしないで、パソコンにかじりつき、ヘボプログラミングに熱中した。

実にレベルの低いバグに気付かなかったりして、われながらやれやれなのだが、きれいに答えがでたりすると、さすがにうれしい。

目下、国内264位くらい。

 

小谷野敦の新刊も、あいかわらずの小谷野節が冴えた好著。

ながらく本を買うのを控えてきたが、小谷野ビタミンが効いて、

蓮実重彦『随想』(新潮社、2010年)1739円。蓮実重彦『小説から遠く離れて』(日本文芸社、1989年)1080円 を注文。

蓮実重彦は今年80歳、大江健三郎は78歳だそうである。

 

 

 

3月21

小谷野敦『江藤淳と大江健三郎 戦後日本の政治と文学』(筑摩書房)2592円@吉祥寺啓文堂。小谷野敦の新刊であるが、アマゾンの書評がすこぶる良いので。

 

プログラムで数学を解くという趣味にどっぷりはまり、あけがた夢にまでみる始末。

久保幹雄『組合せ最適化とアルゴリズム』 (インターネット時代の数学シリーズ 8)共立出版 1452円 を注文。

計算機数学とか、オペレーション・リサーチの関連本を何冊もリストアップしてあるが、高価な本が多いので、ひとまず、上を注文。

石畑清『アルゴリズムとデータ構造』 (岩波講座 ソフトウェア科学 3) 1507円 も注文。

メモ 

 Pythonによるデータ分析入門 ―NumPy、pandasを使ったデータ処理

 久保幹雄『メタヒューリスティクスの数理』

 J. ホロムコヴィッチ 計算困難問題に対するアルゴリズム理論

 B. コルテ・ J. フィーゲン 組合せ最適化 第2版 (理論とアルゴリズム)

 K. メールホルン、 S. サンダース アルゴリズムとデータ構造 (基礎のツールボックス)

 S.S.スキーナ アルゴリズム設計マニュアル 上 下

 

東京海洋大教授の久保幹雄氏のHPから、

ご自身によるPython入門ビデオ

https://www.youtube.com/watch?v=aCprJ7Bp3yg

久保氏お薦めのネット講義(全24回) ドットインストール

http://dotinstall.com/lessons/basic_python_v2

 

先日来、iTunes Uのコースウェアを受講していて、これもなかなかわかりやすい。英語

https://itunes.apple.com/jp/institution/loyola-university-chicago/id448752905

 

ドットインストールのコースウェア一覧 VBAやJavaなど多彩なラインアップが素晴らしいではないか。

http://dotinstall.com/lessons

 

始発電車で大船。鎌倉の姑宅へ。

 

 

3月20

どうしたことか、職場からの帰路、くたびれた心とからだを中央線にのせて、聴く末期コルトレーンが、脳に心地よいとは。

さすが、二十代の前半に、渋谷のジャズ喫茶、フリージャズの巣窟といわれた Mary Jane (今も健在、業態は変ったみたいだが)に足しげく通って鍛えただけのことはある。

ここは、一気に、末期コルトレーンに突入といきたいところだが、5月に一斉に特別盤が安く出るそうなので、

初期〜中期の廉価版を注文してみた。

第1巻 1187円

containing eight albums from the Jazz legend: The Last Trane, Informal Jazz, A Blowin Session, Black Pearls, Settin The Pace, Kenny Burrel And John Coltrane, Traneing In and All Mornin Long.

第2巻 1686円

Cats, Africa/Brass, Bags And Trane, Giant Steps, Coltrane Jazz, Mating Call, Cattin' with Coltrane And Quinichette and My Favorite Things.

CD4枚に、アルバム8枚を詰め込んだ廉価版シリーズなので、格安なり。

 

 

 

 

3月18

井の頭公園の手前、丸井の脇に、ドトールが開店していた。平日はわりと空いているので、昼食の後、本を読んだり、Pythonの勉強をするのによさそうだ。

iTunes Uで、ほそぼそとPythonの講義を観つづけている。

 

 

3月16

 

アレックス・マーテリ『Pythonクィックリファレンス』(オライリージャパン) 1901円 注文。

John Coltrane "OM"1090円

秘教的コルトレーンの一枚。

コルトレーンの関連書を何冊か読んで、没後のアリス・コルトレーンの活動についても興味を抱き始めた。

アリス・コルトレーンは2007年に70歳の手前で亡くなっている。

 

 

さまざまな言語による算法/アルゴリズム集を発見

http://rosettacode.org/wiki/Category:PARI/GP

順列の生成に関してはこんな感じ

http://rosettacode.org/wiki/Permutations

非常にタメになる

 

 

3月13

なんだか調子のでない日々。古本買いがたりないせいかもとふと思ったりした。

今日は、よみた屋で、ル・カレの近作や辻邦生『のちの思いに』を買おう。

 

Project Eulerのほうも行き詰ってしまった。やはり、算法というかアルゴリズムをきちんと学ばなくては。

辞書的順列の生成とか、素因数分解とか。

どちらも人間がやるぶんにはたいして難しくもないのだけど、プログラムを書こうとすると意外に難しい。

 

先日から時々視聴している iTunes UのPython入門が、案外わかりやすいので、

昨夕の日経の記事につられて、MOOCのひとつ、Udacity (ユダシティ)をダウンロードしてみた。

ログインIDにFacebookが使えるので、面倒な手続きは不要。

スマホでもタブレットでも自由に受講できるのがいい。通勤電車の楽しみが増えそうだ。

 

 

 

3月11

シオドア・スタージョン『人間以上』(ハヤカワ文庫)50円@よみた屋

同じくスタージョンも、訳書を探索中。

 

久我山駅から徒歩15分、常栄寺にて元会長の告別式に参列。帰り道、Ootaさんから、takegisiさんkiriyamaさんらの近況を聞く。お互い体をいたわって働こうと。

 

 

 

3月10

ラリイ・ニーヴン『地球からの贈り物』(ハヤカワ文庫)50円@よみた屋

ラリイ・ニーヴン(現在76歳)って、たくさん書いてるし、訳書もたくさんある。この作が面白ければ、いくつか読んでみよう。

 

 

3月9

からだの節々が重く、休みをとった。

愛猫も老いたし、わたしも老いつつある。

 

オイラーのほうは、ただいま日本で314位ほど。

数学は、大学入試も満足に解けず、プログラミングに至っては、昔とった杵柄とやらで、十進BASICでちまちま書いているが、なに

こう書いては、十進BAISCの作者氏に申し訳ない。ようは、私のプログラミング技法が稚拙だということにすぎない。

ただ、そんな私でも、Excelや紙と鉛筆を補助にして、なんとか41問解けたということに、愉しみも覚えている。

やがて、数学アルゴリズムでもプログラム技法でも、壁にぶつかるのは目にみえているが、はてどこまでついてゆけるだろうか。

https://projecteuler.net/about

 

3月8

最近週末はパソコンの前で数学パズルを解くのが日課になっていて、運動不足が著しかったので

隣駅から徒歩15分以上もあるBookOffやブックセンターイトウに散歩を兼ねてでかけてみたのだが

特段買う本もなかった。それどころか、往復の散歩でからだをすっかり冷やしてしまい、調子を壊してしまった。

二月上旬の絶不調からはずいぶん戻してはいて、気分はずいぶん楽になってはいるが。

 

プログラミング言語Python は関連書籍も高額でなかなかぴったいるする本がない。

昨夜、寝床で、そうか iTunes U があるとはたと思いつき、手元のiPhoneで調べると

案の定良いコースウェアがいくつかみつかった。無料

コンピュータ画面が延々と続く動画のコースだが、操作が具体的に画面で把握できるので

わかりやすい。

 

Project Eulerも、37問まで解けたが、壁にぶつかっている。

今朝がたは夢にまでみてしまった

 

 

『ジョン・コルトレーン』 (文藝別冊/KAWADE夢ムック) 942円 と、"Kulu Se Mama" 893円を注文した。

20代前半で途絶していた、コルトレーン末期へ、再び向かうのだ。

今、末期の、評価が真っ二つに分かれる"OM"を、You Tubeで聴いてみたが、さすがに買わないかも(笑)

しかし、この、アーシーでパーカッシヴな世界が、なぜか懐かしくもある。

 

OMを聴いたのは、かつて自由が丘にあったジャズ喫茶が最初で最後だった。そう、職場でも所縁の深いTakegisiさんが当時経営していたジャズ喫茶のコルトレーン忌の日のことだったと思う。

 

 

 

 

 

3月4

ループによる総当たりでなく、常用対数をもちいて数学的に解いたのだが、答えがあわない。

どこか、見落としているのか・・・。

→プログラムで回して検算したところ、1か所計算ミスに気付いた。正解! 

 

 

3月2

 

岡野雄一 『ペコロスの母に会いに行く』(西日本新聞社) 783円 注文

 

3月1

どんよりとした曇り空。

 

渡辺守章新訳の岩波文庫版マラルメ詩集は買わねば。1200円(税抜)と文庫にしては高価だが、精緻な註釈つき。

 

 

 

 

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