2月28

----------------------------------------------------------------

sum = 0

X=1

while X<=1000:

  tri=X**X

  matubi=tri % 10**10

  sum = sum + matubi

X += 1

print (sum)

----------------------------------------------------------------

ようやく春めいた土曜日だというのに、ほぼ終日一銭の足しにもならぬ数学パズルを解いて過ごした。

下手の横好きにもホドがある。

しかし、一生計算しても終わらないほどの計算を、一秒でこなすPythonにも惚れ込んだのだ。

 

2月27

ライアル・ワトソン『スーパーネイチャー II 』(日本教文社、昭和63年) 80円 よみた屋

 

2月26

なんだか調子の戻らないまま、2月は終わりそうだ。

 

細田謙二・石井光次郎・岩川建彦・岡田正彦・オレンジ岸本『Python入門―2&3対応』(秀和システム)2082円 注文

 

2月25

Project Euler のサイトでは,会員の使用している言語が統計値として公開されている。

C/C++やJavaにならんで、意外に多いのが、Pythonという言語。

ちょっと調べると、かのGoogleでも社内標準言語だとかの噂も聞こえ、

『基礎から始めるPython [Kindle版]』などという電子書籍 259円 を買ったり、

iPhoneアプリの、Python for iOS 200円 などを買ったりしてみた。

侮るなかれ、iPhoneで、2の1000乗が、たちどころに帰ってくる。

 

 

2月22

ここにきて何故かコルトレーンへの関心が復活し、昨日も後期のKuluse Mama 等数枚の購入を検討したが買うに至らず。

今朝、藤岡靖洋 『コルトレーン ジャズの殉教者』 (岩波新書)を582円で注文。コルトレーンに関する書としては、植草甚一・鍵谷幸信から始まって平岡正明(遺作)・中山康樹など面白そうな本が多い。

原田和典『コルトレーンを聴け!』(ロコモーションパブリッシング)957円も追加注文。全アルバムの解説書。

 

 

 

木村良夫 『パソコンを遊ぶ簡単プログラミング―コンピュータを自由に操る「十進BASIC」入門 CD-ROM付』 (ブルーバックス) 講談社 276円 注文。

Eulerのことを調べようとして、たまたま巡り合った Project Euler。邦訳サイト http://odz.sakura.ne.jp/projecteuler/index.php?Project%20Euler

プログラミングで数学の問題に挑戦するというサイト。

私は数学もプログラミングも全くのヘボだが、あれこれ考えてプログラムを作り解けた時はひときわうれしい。

やおら、C言語とかもかじっているが、昔とった杵柄とやらで、Basicなら少しおさらいするくらいでプログラムが書けるのは気楽でいい。

今、19問ほど解けたところだが、こさえたBasicのプログラムをCに移植したりすると、Cの勉強にもなるんだろう。

 

 

 

 

2月20

なんとか、今週も生き延びた。

金曜日、よみた屋にて

吉本隆明『藝術的抵抗と挫折』(未来社、1963年版)240円

ライアル・ワトソン『ネオフィリア』(筑摩書房、1988年) 80円

 

 

 

 

2月18

高瀬正仁『高木貞治 近代日本数学の父』 (岩波新書) 580円 amazon

河西朝雄『改訂C言語によるはじめてのアルゴリズム入門』(技術評論社、平成13年版)200円 @BookOff

『芸術的抵抗と挫折』は、今日は見送り。

 

 

 

 

2月18

昨晩、吉本隆明『抒情の論理』(未来社、1963年版) 240円@よみた屋。

車中で、「四季派の本質」を読む。三好達治の戦争詩批判。著者30代前半の批評で、乱暴で断定的な言辞もめだつ。が、細部にこだわらずぐいぐい論を進める若き勢いも魅力的ではある。

今日は、同じく『芸術的抵抗と挫折』を買おう。

 

中島省吾『C言語が5日でわかる本』(日経BP Next ICT選書) Kindle 版 270円も、通勤読書用に買う。

 

 

2月15

L・インフェルト『神々のめでし人 ガロア伝』 (抄訳)から、武隈良一『数学史』(培風館)※良書、E・T・ベル『数学をつくった人びと』を読み返しているところ。

E・T・ベル『数学をつくった人びと』も、いまはハヤカワ文庫に収められて、元本(東京書籍)か文庫かで、安く入手できるようになった。

単なる数学者列伝ではなく、数学者である著者ならではの数学史的見解も詳述されていて、世評の高いのもうなずける良書だ。

これを機に、高木貞治のいくつかの著作や評伝(岩波新書)あたりに向かうのかどうか・・・。

狂騒の年末・1月を終えて、公私ともどもなんだか調子がでないのだ。

 

そういえば、オイラーのことをネットで調べていて、偶然、Project Euler なるサイトを発見した。

http://odz.sakura.ne.jp/projecteuler/index.php?Project%20Euler  日本語訳サイト

自分自身で得た回答の投稿や他の方の解答例、アルゴリズムの仔細の解説などは公式サイト(英文)で (簡単な登録が必要)

https://projecteuler.net/problems

プログラミングで数学の問題に挑戦するという趣旨のプロジェクトで、問題も500題程度公開されている。

平明で易しい問題から、超難問まで、よりどりみどり。

いくつか易しい問題を、それでも試行錯誤しながら十問解いて、すこし気をよくしたのだった。

 

 

日経朝刊文化面 富士川義之が父富士川英郎の後半生における江戸漢詩人への傾注を振り返る。「詩話」という伝統について。

 

 

2月11

祝日で休み。

どうも1月猛烈に働いたせいか、その反動で、せっかくの休みもぼんやりと過ごしがちになる。

運動不足の解消もかねて、中央線古本屋巡りに向かった。

西荻窪盛林堂・荻窪ささま書店・岩森・竹中、吉祥寺のよみた屋・BookOff・国分寺の「ら・ぶかにすと」と、7店めぐって、買ったのはたったの一冊。

吉村昭『脱出』(新潮文庫)302円

 

車中で、武隈良一の『数学史』(培風館)を読んだのは良かった。

 

夜は早く眠った。

 

2月7

約4週間ぶりの完全休日。

懸案はいくつか残っているが、ようやく枕を高くして眠ることができた。

 

My Favorite Things: Coltrane at Newport CD 1090円 を注文。

コルトレーンをまともに聴こうと思い立つのは、数十年ぶりのことだろうか。

 

L・インフェルト『神々のめでし人 ガロア伝』 (抄訳)をざっと読み、M・リヴィオの『この方程式はなぜ解けないのか』のアーベルやガロアの章を拾い読む。

 

近くの本屋で、方眼ノートと赤鉛筆を買う。テスト理論の本などをちゃんと勉強しなおそうという気分になった。

 

 

 

2月2

L・インフェルト『神々のめでし人 ガロア伝』 クライフ『微生物の狩人』 バーラン『フロラ・トリスタンの生涯』を収めた筑摩書房版ノンフィクション全集17(1974年)を80円で。

念願のガロア伝が安く手に入ったわいと喜んだのもつかの間、この3編すべて抄訳であるとわかってがっかり。まあ、ガロア伝はしっかり読んで、興が乗れば、全訳(日本評論社)も入手しよう。

他に、堀江敏幸『なずな』(集英社)も80円で。 よみた屋

 

 

2月1

延々と仕事をしているが、今朝は妻につきあって阿佐ヶ谷へ。

別に夫婦でデートしたわけではない。明日からの職場が、南阿佐ヶ谷駅前に決まったので、下見にでかけたというわけ。

せっかくだからと、南口パール商店街を端から端まで散歩。いろんな個性的な店がたくさんあって、さすが阿佐ヶ谷だと思う。

北口の古書コンコ堂で、安藤一郎訳サンドバーグ『シカゴ詩集』(岩波文庫)103円を買う。

ほかにもいろいろとよさそうな本があったのだが、ゆっくり眺められなかったのが残念。

午後は職場へ。

 

1月31

誉田哲也『ジウ1』『ジウ2』(中公文庫)各40円 はずしたかも。

ノンフィクション全集20 ライアン、ロード『史上最大の作戦 真珠湾攻撃』(筑摩書房、1972年) 80円 @よみた屋

 

Mさんの要請で、東洋文庫の『蕪村句集講義』をよみた屋で探したが、さすがになし。

つい、アマゾンで、約百年前の明治時代の元本を注文してしまった。900円+257円

冬の部だというから、東洋文庫未完の巻である。東洋文庫既刊の三巻が入手できても、ダブリにはならない。

アマゾンでも、こうした古書も扱ってるんだなと、興味があったので。

手もとに届いて、落ち着いたら、Mさん宅へお送りしようと思う。

 

1月29

辻佐保子『辻邦生のために』(新潮社、2002年) 80円@よみた屋

 

1月27

よみた屋にて、

檀一雄『火宅の人』(新潮社、1975年) 80円、田村隆一『インド酔夢行』(日本交通公社、1975年) 80円を買う。

 

 

1月24

wikipedia より

窪田 啓作(くぼた けいさく、1920年7月25日 -2011年)は、神奈川県生まれのフランス文学者。窪田般彌の兄。本名・開造。カミュ『異邦人』の翻訳で知られる。 1943年、東京帝国大学法学部卒業。在学中にマチネ・ポエティクに参加し詩や小説を書いた。 大学卒業後、東京銀行に入行。パリ、新橋各支店次長、国際投資部副参事役を経て、1948年欧州東京銀行頭取となる。

 

窪田 般彌(くぼた はんや、1926年1月6日 - 2003年1月22日)は、フランス文学者で詩人。早稲田大学フランス文学科卒。早大教授を務めた。カサノヴァの「回顧録」ほか、アポリネール、象徴主義詩などの訳書多数。またフランス文学、フランス史他、近代日本の象徴詩関連についても著作多数。同じくフランス文学者の窪田啓作は兄。

 

1月18

Kさんからは先日私がiPhoneで撮って送ったKさん&Iさんの神田路地裏写真が現像されて送られてきた。

センター試験の出題は、佐々木敦と小池昌代。

日曜の日経書評のうち、『佐藤泰志そこに彼はいた』 福間健二著 を、ツウィットしたところ、著者ご自身をふくめ複数の方にリツウィートされて驚いた。

あとは、「スコット親子、日本を駆ける」チャールズ・R・スコット氏 自転車の冒険でともに成長 というコラムにも大いに惹かれるものがあった。

 

BSで、再び土曜は寅さんシリーズが始まって、家族みなで喜んでいる。第2作(続・男はつらいよ)での、漢詩を朗々と吟ずる東野英治郎(寅の恩師役)には、秋刀魚の味での落ちぶれた漢文教師役が重なる。

 

YES "Heaven & Earth" CD, Import 1977円 注文

1月16

明朝から、前線に赴く下士官のような心境ではあるのだが、そのせいもあって、古本は買った。

よみた屋にて、

生島遼一訳 ティボーデ『小説の美学』(人文書院、1967年)80円 

アマゾンにて

窪田般弥『一切合財みな煙』(河出書房新社、2002年) 692円  #15

野々上慶一『文圃堂こぼれ話―中原中也のことども』 (小沢書店) 1145円 #16

 

1月15

元小沢書店々主長谷川郁夫の『藝文往来』が期待に違わず素晴らしい作家回想録であったのは、遅咲きの繁忙を迎えて疲れ果てた私にもほのかな喜びだった。

今夜は帰りの通勤電車のなかで、長谷川郁夫『本の背表紙』(河出書房新社、 2007年)743円 注文。

 

今日はすこしいいこともあったのだった。S出版Hさんとも、胸襟を開いて本音を伝えあったし、

Hさんが昭和26年生まれだということも知った。

苦しいなかにも、友情はあるのだ。

 

 

 

1月14

山口青邨『伯林留学日記』 (上/下 2冊) 求龍堂 1982年 480円

宮部みゆき『ペテロの葬列』(集英社) 80円 の3冊をよみた屋で買う。

 

帰りの電車で、ふたりも急病人が出、結局帰宅時間が大幅におくれ。病気がちなら電車に乗るなと呪詛もしたくなる。

 

 

1月13

仕事で新宿直行。それはそれでしかたがないのだが、夕方、休火山富士が突然噴火するかのように、新たな仕事が噴出

帰宅の途中、よみた屋にて

伯林留学日記 (上/下 2冊) 山口青邨 求竜堂 1982年

を安く見つける。二重函の美本。日記好きの私としては多少惹かれたが、さすがにこの状況下では、買う気力なし。

タクシーで上石神井まで。そこから西武線で帰る。

 

 

1月12

10時過ぎから6時過ぎまで職場。帰りがけに

野村修一『ベンヤミンの生涯』(平凡社、1977年) 80円 よみた屋

 

1月11

年末以来の重圧にみちた仕事にヒロウコンバイしており、昨日は外出もせず、昼寝・早寝で惰眠をむさぼった。

今朝は、職場に1時間余、よみた屋で、瀧口修造『幻想画家論』(せりか書房、1972年)240円を購入して、中央線でお茶の水へ。

長年の友人 Kさん・Iさんと、ネット書友かねたくさんの四人で、新年会。神田三省堂地階の放心亭にて。

四人で集まるのは1年ぶり位か。

 

二次会は、ミロンガにて珈琲。喫茶ミロンガは、かつて武田泰淳が百合子と知り合った場所だという。同じ界隈に、これまた往年のラドリオが健在で、

この一角が、森谷均や伊達得夫の青春の舞台だったのかと、感慨あり。

Iさんからは、ピエール・ルメートル『その女アレックス』(文春文庫)と、現代詩読本10『伊東静雄』(思潮社、1979年)を恵んでいただく。

 

 

1月9

寺田博編『時代を創った編集者101』(新書館、2003年) 720円 よみた屋にて。前から読んでみたかった本。

分担して執筆しているメンバーも錚々たるもので、たとえば、書肆ユリイカの伊達得夫の略伝は、近著『吉田健一』で世評の高い元小沢書店々主長谷川郁夫が書いている。

この伊達得夫小伝がまたただものではないので、長谷川郁夫『藝文往来』(平凡社、2007年)を1157円でアマゾンに注文。

 

よみた屋の棚では、臼田捷治『工作舎物語 眠りたくなかった時代』(左右社)なんて本も見つけたので、いずれ買うかもしれない。

 

今月の日経私の履歴書は、王貞治。毎回なかなか読ませる。

 

1月7

三枝康高編『川端康成入門』(有信堂、昭和44年) 80円

マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールー『テロリスト』 (角川文庫)   40円 @よみた屋

 

1月6

辰野隆『続忘れ得ぬ人々』(弘文堂、昭和15年)80円 @よみた屋。

アンカットのフランス装が洒脱な、仏蘭西の文人評伝。

 

1月4

明日からの仕事に備えて、職場で数時間の諸整理。

正月に働いてくれているF君のバイト学生チームの差し入れとして、駅前スーパーLIFEで、みかん1000円相当を買ってゆく。

 

帰り、よみた屋にて、クェンティン・ベル(V・ウルフの甥)『ブルームズベリー・グループ 二十世紀イギリス文化の知的良心』(みすず書房、1972年)を240円で。

武蔵小金井駅で途中下車し、中央書房に立ち寄るが、正月休業。目当てにしていた本をいつまでも引きずるのも癪なので、アマゾンで

中国古典文学大系42『閲微草堂筆記・子不語 ・述異記・秋燈叢話・諧鐸・耳食録』(平凡社、1971年) を1057円で注文。

 

今年は、読まない本は極力買わないようにしたいと思う。

 

メモ 日経書評

クリストファー・ボーム『モラルの起源』  利他性を享受するばかりで自分では返さないフリーライダーは、自分の帰属集団から殺害さえも含む処罰を受ける。 (評)金森修 

 

1月4

新年最初の本の注文は、山下洋輔・仙波清彦・徳丸吉彦・茂木大輔『音楽(秘)講座 』 (新潮文庫)680円。

同じく音楽本の、 岡田暁生+フィリップ・ストレンジ『すごいジャズには理由(ワケ)がある──音楽学者とジャズ・ピアニストの対話』(アルテスパブリッシング)が、日経電子版の書評で薦めてあったので、いずれこちらも手に入れよう。

 

また、今朝の日経書評では、かの松浦寿輝が、ジョン・ル・カレの新作『繊細な真実』(早川書房)を激賞していた。

・・・「いっこうに衰えることのないル・カレの筆力には、それにしても驚嘆のかぎりだ。『誰よりも狙われた男』が七十七歳、『われらが背きし者』が 七十九歳、そして二〇一三年に発表された本書は八十二歳のときの作だが、これら近作群はそのどれもがきわめて高度な文学的達成を示しており、往時の「スマ イリー三部作」と比べてもまったく遜色がない。「スパイ小説の巨匠」などというせせこましいトレードマークにル・カレを閉じこめるのがこの大作家に非礼を はたらく振る舞いであることは、今や誰の目にも明らかであろう。」

 

 

 

1月3

終日自宅近辺で過ごす。アマゾンインスタントビデオ+iPadで、映画『愛の渦』観る。432円。あまり面白くなし。ドイツロマン派の歌曲風の劇中歌のみ良し。

夕方は、息子2人も加わって、すき焼き鍋を囲む。

 

1月2

元旦の早朝に再度鎌倉へむけて発つ。多摩モノレール終点から小田急で藤沢、大船経由で鎌倉。

新婚の甥っ子夫婦は、ハワイの新婚旅行から帰国し、広島の実家に向かう途中で、祖母宅に新年のあいさつに立ち寄る。

義兄夫婦とあわせて四人と、歓談。

昼下りに私だけ帰宅。古書藝林荘に立ち寄るが、買う本なし。

帰りは、東横線・井の頭線経由で帰宅。

2日の早朝にめざめ、ふと思いついて、長男の車に自宅の余ったTVを載せて、長男の運転で、またも鎌倉へ。正月の朝5時台は、一般道・高速とも空いていて、1時間半で鎌倉に到着。

6時過ぎに雪の下着。TVを2Fまで運搬・各種のセッティングをした。長男は先に車で帰り、父親は午後ひとりで電車で帰る。今度は、湘南JR・新宿・中央線特快・国分寺経由。

 

1月1

あけましておめでとうございます。

昨晩は、珍しく延々と紅白を観てました。中森明菜・サザン・松田聖子・中島みゆき・薬師丸ひろこ・・・。同じように歳をとってきた歌手たち。

 

年が明けたばかりの、午前0時15分ごろ、鎌倉の姑が自宅で倒れたとの報が入り、大船の病院めざして、深夜のモノレールで立川からJRに乗り継いだが、車中で再報を受けて、国立駅附近で大船ゆきを中止し、引き返すという

波瀾にみちた2015年の始まりとなった。

 

 

 

 

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