11月30

いつものように職場に顔を出す。二時間ほど残務をこなして、

世田谷経堂駅そばのS出版社にH専務を訪ね、きたるべき企画を仔細に検討。

せっかく経堂にきたからにはと、古書店2店を巡る。

遠藤書店・・・なにも買わず。

大河堂書店・・・マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールー『消えた消防車』 (角川文庫)  105円 この本は、若き日に買った本が実家に眠っているので、買い直すのをためらっていたのだが、105円ならばかまわないだろう。均一本をていねいにチェックしたのがよかった。

ここは、絶版文庫とくに日本近現代文学がとても充実していた。

 

帰りは、新宿駅から西武新宿まで歩いて、新宿線で帰路につく。

 

 

 

11月29

渋谷のNHKホールでの、YES日本追加公演に、夫婦ででかけてきた。

原宿に着いたのは開演の2時間以上まえ。

ついでに、原宿駅から表参道駅までの参道をゆっくり散策した。

同潤会アパートの跡地には壮麗なビルが建っているが、ほんの一部がそのまま保存されて

画廊などに活用されているのが、うれしい。

そう、夫婦とも、かつて同潤会アパートがあったころの原宿のほうが懐かしい年代なのだ。

 

YESの公演は素晴らしいの一言につきた。

ボーカルのジョン・ディヴィソンをのぞけば、みな六十代の後半だが、老いは感じさせない。

なにしろ、今年の3月以降、ヨーロッパ・北米・日本と、延々と世界ツアーをこなしてきた、そのトウビがこの日の追加公演だという。

緻密で溌剌とした、YESが健在だった。

Steve Howeや、Chris Squire と、一期一会のめぐりあい。うれしくて、涙がこぼれた。

 

YES日本公演公式パンフレット 2000円購入。

 

 

 

 

 

 

 

マイ・シューヴァル、ペール・ヴァール『警官殺し』 (角川書店、1978年)  887円。注文。

11月27

歳末にかけて色々と煩瑣で難しい仕事が増えそうだ。

ほそぼそと古本を集めてます・・・。

 

 

11月25

マイ・シューヴァル、ペール・ヴァール『蒸発した男』 (角川文庫) 357円注文

 

よみた屋にて、

村上春樹『雑文集』(新潮社、2011年)80円、檀一雄『続 夕日と拳銃』(新潮社、昭和31年) 80円を買う。

 

 

11月24

仕事。

よみた屋にて、

中川一政『裸の字』(中公文庫)40円 二冊目

川端康成『風のある道』(角川書店、昭和34年) 80円。

 

 

11月23

隣駅で散髪。徒歩15分ほど歩いて、東大和BookOffで、

スティーグ・ラーソン『ミレニアム1』(上・下)、『ミレニアム2』(上・下)(ハヤカワ文庫)各108円×4を買う。

それから、迷った挙句、その近くの紳士服コナカで、カジュアルジャケット・ズボン他を買う。

職場に残務整理に赴くつもりだったが、歩き疲れて中止。

 

目下、スエーデンミステリに傾倒中。マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールー夫妻のマルティン・ベック警視シリーズはなんと35年ぶり。

そこから、『ミレニアム』へ。場合によっては、『目くらましの道』 (創元推理文庫) 他世評の高い ヘニング・マンケルまで進むかも。

 

 

 

マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールー『サボイ・ホテルの殺人』(角川書店) 310円 注文

11月22

朝早くから人間ドック。

武蔵小金井駅の某病院で、今日のところは特に異常もなくとどこおりなく終えて、やれやれと一安心。

なにしろ昨夜からなにも食べていないこともあり

北口の中央書房までよろよろと歩き、西井一夫(文)・平島彰彦(写真)『昭和二十年東京地図』(ちくま文庫)を300円で買う。

ここは、平凡社の中国古典文学全集(各巻売り)や日本浪曼派の諸作家がよく揃っていた。(保田與重郎選集講談社版や中谷孝雄の全集まであった)

定期券で途中下車できる町なので、今度ゆっくり買いにこよう。

 

Iさんは南欧の旅から帰国し、12月7日に、これまた長いつきあいのF君ともども、神田で忘年会をすることに決まった。

 

 

11月20

マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールー『密室』 (角川書店)  557円 注文

11月18

マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールー『テロリスト』 (角川文庫)  258円 注文

チョーサー 桝井迪夫訳『完訳 カンタベリー物語』(中)(岩波文庫、1995年)40円 旧版との差異は不明。@よみた屋

 

 

11月16

出勤。意外に仕事がはかどった。

よみた屋で、

中野好夫『スウィフト考』(岩波新書、1969年) 80円

『保田與重郎著作集』第2巻(南北社、昭和43年) 400円。

実はこの南北社版著作集は、第1回配本のこの第2巻を刊行したきり途絶していたのを、買ったのち知った。

棟方志功の装丁である。

 

 

 

11月15

橋本千代吉『火の車板前帖』 (ちくま文庫) 550円。 30

(アマゾン紹介)かつてこのように格調高くまたメチャクチャな飲み屋があったろうか。このように度外れの酔客がいただろうか。吹き荒れる酒の嵐。詩人・草野心平が開いた酒房「火の車」をめぐる、今は会おうとしても会えない魅力的な人々を、客よりほんの少し覚めた目で見つつ熱く生きた板前の、とってもたいへんだった夜また夜。

 

沢木耕太郎『檀』(新潮文庫)108円@花小金井BookOff 散歩がてら・・・

 

11月14

マイ・シューヴァル・ペール・ヴァールー『ロゼアンナ』 (角川文庫)  427円 注文

よみた屋にて、

ピエール・ルイス、鈴木信太郎訳『ビリティスの歌』(角川文庫、昭和40年、第二刷)、チョーサー『カンタベリー物語』(上巻)(岩波文庫、昭和48年版) ※ダブリ。各40円

 

11月13

11日夕方、早退して鹿児島へ。ANAの株主優待が役にたった。

夜更け、実家に帰りつくも、星と天の川のあかりのみという漆黒の闇の中で、実母を起こすことができず、困惑したまま、iPhoneで宿屋とタクシーを呼びだし、桜島港のレインボー一泊。

翌朝、バスで再訪。桜岳陶芸にて母と会う。その日は、天文館にでかけて、一緒に携帯電話購入。

火山活動が活発で、灰がやりきれない。しかし、住民の生活は落ち着いたものであった。

13日、東京に戻った。

 

11月9

午睡のあと、のろのろと職場へおもむき、仕事。

早々に切り上げて、よみた屋で、

原田幸雄『キノコとカビの生物学 変幻自在の微生物』(中公新書、1993年) 80円

安田武『ある時代』(日本エディタースクール出版部、昭和52年) 80円

竹之内静雄『先師先人』(新潮社、1982年) 80円

 

 

11月9

昨日、iPhone6 Plus 予約。発売直後に一回予約したのだが、繁忙で流れたままになっていた。約1カ月もかかるという。

3週間ぶっつづけの職場通いで、さすがに疲れた。

郷里の母親もこのところ元気がないようで、心配だ。

盆に帰っていなかったので、場合によっては、師走に一度帰省してみようかなどと、今朝は思案している。

 

隣駅から徒歩15分ほど歩いて、ブックセンターいとうとBookOffへ。

高橋英夫『本の引越し』(筑摩書房、2004年)108円

坂口安吾『白痴・二流の人』(角川文庫)、『散る日本』(角川文庫)、『外套と青空』(角川文庫)、『暗い青春・魔の退屈』(角川文庫)、『堕落論』(新潮文庫)

檀ふみ『父の縁側、私の書斎』(新潮文庫) 以上で、1050円。

 

Jane Monheit "Taking a Chance on Love: Jane Monheit in Concert" [DVD] [Import] 1453円。

 

 

11月8

よみた屋の前を通るたびに、手元の古本がふえてゆく。古本バカだ。

柿木ヒデ『神谷美恵子 人として美しく』(大和書房)

大岡昇平『凍った炎』(講談社)

吉本隆明『悲劇の解読』(筑摩書房)

各80円。

 

11月8

臼井吉見『作家論控え帳』 (筑摩書房、1977年)  509円 注文。

 

 

Microsoft Officeが、iPad /iPhone プラットフォームで無料で公開された。一種の事件だろう。

OneNote や OneDrive のことも情報収集しなくては。

11月7

昼休み、酔狂にも荻窪まで出張し、北口のBookOffで、マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールー夫妻の『マルティン・べック シリーズ』を探したが、空振り。電車賃かけて、貴重な昼休みに電車に乗っていったのに、ガッカリだった。

荻窪ほどの大店舗ならきっとあると思ったのだが。(吉祥寺BookOffにもなし)

これでオメオメと引き下がっては、くやしいではないか。

足早に、ささま詣で。

店頭で、アルツイバーシェフ『サーニン』(上・下)(岩波文庫)210円。店内で、檀一雄『リツ子・その死』(旺文社文庫)210円を、そそくさと買う。

よくよく考えると、リツ子編は、べつに旺文社文庫でなくともよかったのだが。帰りの電車が気になって、あたふたと買ってしまった。

まあ、巻末の年譜も詳しいし、よしとしよう。

 

 

11月6

石川淳『狂風記』(上・下巻)(集英社、昭和55年)各80円 @よみた屋。

いつの日か、書物をもつことが豪奢である時代がくるだろう。

いや、すでに大方の書物の装丁・造本は、高度成長期といいながらじつは貧しかった昭和30年代のそれに及ばないではないか。

 

11月5

松本侑子『恋の蛍 山崎富栄と太宰治』(光文社、470円) Be社からのお詫びアマゾンギフト券で精算

 

11月4

3連休中も仕事。心身くたびれて効率上がらず。

Iさんは、いまごろ南仏あたりだろうか・・。

 

ヤマダ電機が吉祥寺に開店し、長蛇の列で賑わってるが、目下家電に関心なし。

例によってよみた屋店頭のほうが興趣深し。

中谷孝雄(日本浪曼派、1901-1995)の二冊『梶井基次郎』(筑摩叢書、1969年)と『招魂の賦』(講談社、1969年)各80円を買う。

 

11月1

野原一夫『含羞の人―回想の古田晁』(文藝春秋、1982年)278円 注文。

 

雨のなか、職場へ。よみた屋にて

和田芳恵『暗い流れ』(河出書房新社、昭和52年) 80円

中野利子『父中野好夫のこと』(岩波書店、1992年) 80円 を買う。

 

 

10月30

仕事山積、風邪

 

谷崎潤一郎『青春物語』(中央公論社、昭和8年)函なし 里見ク『金の鍵の匣』(中央公論社、昭和11年)函なし

『山村暮鳥全集』第1巻(筑摩書房、1989年)は函汚損、本冊は美麗

10月28

Mさんからは鎌倉旅行の写真がLINEで届いたりした。

月末・・・くだらん仕事も多い中で、いくつもの模試の処理を同時進行で進める。ところが

こういうときに限って、いつもちゃんと仕事をしていただいてる提携業者にミスが3つも発生し、その他にもいろいろとアクシデントがあって

かなり疲弊しているのである。

 

さて、よみた屋店頭 昼休みにチェックすると、

梶井基次郎全集3巻揃い、堀辰雄全集バラ5巻ほど(筑摩の決定版、全8巻+補巻構成で)、青土社版の原民喜全集揃い(たぶん)、などが

各巻80円!という破格値で陳列されていた。

迷った末に、

『梶井基次郎全集』第3巻(筑摩書房、昭和41年版)80円と、『山村暮鳥全集』第1巻(筑摩書房、1989年)詩I・短歌 80円を購入。

 

夜更け、帰路のついでにみてみたら、さすがに堀辰雄も原民喜も梶井の残りも、きれいさっぱり消えていた。

堀辰雄全集の、せめて小説2巻かエッセイでも買い求めて、ゆっくり読んでみたいなとも思ったが、甘かった。

堀辰雄は、高1のころ挫折して、たぶん今読んでもダメだとも思うのだが、

さきのMさんも愛読していたし、立原の師でもあるし、奥さんの堀多恵子さんは2010年まで長生きして、夭逝した立原の顕彰のために力を注いだりしたし、と

・・・ いつかゆっくり、しずかに向かい合ってみたいと思うのであった。

 

 

 

 

10月26

全国模試の日なので、風邪ぎみだが職場に赴く。

今朝の日経書評で、『高木貞治とその時代』(東京大学出版会)を知る。

著者の高瀬正仁さんは、岡潔に関する一連の著作他、数学史のすぐれた本をたくさん書いておられる。(1951年生まれ、九大教授)

これまで著者を知らなかった己の不明を恥じるのであった。

 

 

10月25

休みの日だったが、残務山積し、職場にでかけてきた。

twitterでかねたくさんには、記事のことをおつたえし、喜んでいただけた。ご出張先の熊本で日経を買われる由。

全品20%セールの続くよみた屋で、

谷崎潤一郎『青春物語』(中央公論社、昭和8年)函なし 80円

石川淳『天馬賦』(中央公論社、昭和44年) 80円。

店頭で見送った小川国夫の西洋紀行なども、いま思うと欲しくなった。明日買おう。

 

家に帰りついて、アマゾンで

野原一夫『回想 太宰治』(新潮社、1980年版) 258円注文。  野原一夫の<無頼派>三部作が揃った。

 

ほんと、よみた屋の80円均一やアマゾンの1円本には良書が多いよ。

 

 

10月25

金子拓さんの『織田信長<天下人>の実像』(講談社現代新書)が日経文化面で紹介されました。

 

 

10月24

『檀一雄全集』第8巻(全詩・エッセイ)(沖積舎、平成4年)800円 @よみた屋。

 

 

 

10月23

野原一夫『人間 坂口安吾』(新潮社、1991年) 258円@amazon  檀一雄の評伝が面白かったので。

ホフマンスタール選集完揃い記念

10月22日

今日もまた、いろいろと不愉快なことも多く、この仕事ももうあまり長くないなと嘆息する一日だったが、

雨のそぼふる夜更け、職場そばのよみた屋店頭にて、

青柳瑞穂『壺のある風景』(日本経済新聞社、昭和45年)80円

呉清源解説『官子譜』第1巻(東洋文庫)80円

が買えたので、ほんのすこしうっ屈が晴れたのだった。

 

 

10月19日

長年の友人いわもと君と、柴又ツアー。

そもそも、男はつらいよ・寅さんの聖地を一度音訪れてみたいとは私の願いで、風邪気味にも関わらずガイドしていただいたいわもと君には感謝・感謝である。

11:00 日暮里駅集合。そこから京成線、高砂駅で京成金町線に乗り換え、柴又駅下車。

帝釈天と、門前の参道の賑わいは、まさしく寅さんの舞台そのもの。

日曜のせいか、外人さんの団体をふくめ、訪れるひとも多い。

帝釈天を参拝し、舞台となった団子屋高木屋本舗で草団子を土産に購入。寅次郎とさくらと別れの場面で有名な柴又駅で記念撮影。

また、江戸川の河川敷(ここも映画のオープニングその他でしばしば登場している)で小休止。

 

 

柴又に別れをつげて、堀切菖蒲園駅で途中下車。青木書店(2005年6月訪問)で、整然と並べられた良書群のなかから、檀一雄『わが青春の秘密』(新潮社、昭和51年)を買い求める。

日暮里駅東口に舞い戻り、駅ロータリー正面の居酒屋(名前失念)にてビールで乾杯。(このビル上階のパブにて同じく2005年にいわもと君にアイリッシュ・ビールを御馳走していただいたことがある)

 

日暮里駅から歩いて谷中銀座へ。行列のできている中野屋にて佃煮をいただく。

谷中銀座途中の階段坂の手前にある、古書・信天翁(あほうどり)は本日二回目の古本屋。こじんまりしたたたずまいながら良書のセレクトされた空間であった。

 

『サライ』2006年 7/6号 特集『寅さんを旅する』を恵贈いただく。

 

10月19日

日経書評のコラムに、よみた屋さんの記事が紹介されました。

 

10月18日 待てば海路の日和あり

 

一日家にいても酒ばかり飲む休日になるので、今日もまた職場のある吉祥寺に。

よみた屋、百年、さかえ書房、藤井書店、BookOffと巡るが、なにも買わず。

しかし、よい運動にはなった。

久しぶりの百年(東急百貨店南寄り)で、ホーフマンスタール選集 第2巻・第3巻を安価でみつけたものの、

どちらの巻を持っていたかを思い出せずに、いったん保留。

家に帰って、書棚を確認したところ、はるか昔に買っていたのは第2巻だった。

アマゾンで、入手しづらい第4巻が格安ででていたのはうれしい誤算で、このあとは一気買いだ。

『ホーフマンスタール選集』第1巻(河出書房、1972-74年) 1777円 アマゾン(不死鳥BOOKS)

『ホーフマンスタール選集』第4巻(河出書房、1972-74年) 275円 アマゾン(不死鳥BOOKS)

『ホーフマンスタール選集』第3巻(河出書房、1972-74年) 1080円 日本の古本屋(吉祥寺百年) ※月曜に店頭手渡し希望で注文。売り切れては困るので

状態はともかくとして、高価な揃いではなく、バラで買いそろえたことになる。若き日に第2巻を買ってより、なんと30年かけての完揃い。

 

百年からは、注文後すぐの夜更けに本の状態に関するメールをもらってその丁寧な仕事に感服。月曜に再度赴くわけだが、そうすると今度は

店頭にあった牧神社版のノヴァーリス全集第2巻や檀一雄の『母の手』のことが気になりだした。

10月17

よみた屋 全品20%オフのセールで、昼は、

マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールー 高見浩訳『 笑う警官』 (角川文庫)40円

里見ク『金の鍵の匣』(中央公論社、昭和11年) 80円

 

仕事を終えて、

『平山郁夫画文集 西から東にかけて』(中公文庫)40円

ディック・フランシス『本命』(ハヤカワ文庫)40円

清水多吉『1930年代の光と影 フランクフルト学派研究』(河出書房、1977年)80円

 

 

10月16

体力気力の衰えが悲しい。いっそ、スポーツジムにでも通って鍛え直そうかと思うぐらいだ。

今月末から11月末にかけての大がかりな全国テストの嵐、それがなんとか無事に終われば、今度は年明け早々の難題の山。

果たしてこれで、定年までのあと2年もつのかどうか・・・。

 

台風前後に注文した檀一雄関連書が一挙に届いた。

目下、『美味放浪記』海外編を読んでいるところ。グルメ紀行(と書くのは語弊があるが)としてまさしく傑作。読書の喜びを満喫している。

 

10月14

昨日は、台風による雨をついて吉祥寺で残務整理数時間。

早めに帰って、野原一夫『 人間 檀一雄 』読了。

引き続き、

野原一夫編『檀一雄 (新潮日本文学アルバム) 』(新潮社) 258円 注文。

 

檀一雄の実母高岩とみさんも、晩年に『火宅の母の記』 (1978年) という回想記を書いていたことを知った。

 

10月12

西荻窪で、一箱古本市をやってるというので、久しぶりにでかけてきた。

国分寺のら・ぶかにすと。西荻窪の、音羽館・花鳥風月・盛林堂書店。吉祥寺よみた屋と巡るが、興が乗らず一冊も買わず。

ただし、盛林堂の店頭均一・店内のコレクションのレベルが非常に高く、驚いた。

檀一雄・小沼丹の錚々たるコレクションを手にとった。

 

帰宅して、アマゾンで、檀一雄。

檀一雄『坂口安吾―小説』(東洋出版、1969年) 363円

檀一雄『太宰と安吾』(虎見書房、1968年) 437円

檀一雄『太宰治―小説』(審美社、1972年) 258円

檀一雄『蘆の髄から』(番町書房、1976年) 258円

 

 

10月12

平日は本を読むゆとりがない。やっと週末になり昨日から野原一夫の評伝を延々と読んでいる。

『人間 檀一雄』は、元本でもちくま文庫でも手に入る。野原一夫は、新潮社・角川書店を経て、筑摩書房で役員にまでなるが、会社更生法の適用をうけた際に退き、作家に専念した。

檀一雄の他、太宰治・坂口安吾などの評伝が多い。

『人間 檀一雄』は檀に長く親炙した筆者ならではの多彩なエピソードもおおく載せられていて面白い読み物になっているが、単なる回想録ではなく、きちんと調べ上げた評伝にもなっている。

檀一雄の評伝には、他に真鍋呉夫『 評伝火宅の人 壇一雄 』があって、これは到着まち。どんなスタイルの本なのか楽しみではある。

 

最近ご無沙汰の第二の故郷石神井公園界隈ではあるが、檀の旧宅がどうなっているのか、見にいきたい気分にもなってきた。

 

 

10月10

どんよりしながらも仕事ははかどった、その晩。

 

大木惇夫『失意の虹』(南北社、昭和40年)限定800部のうち、No76。100円@よみた屋。(ただし函なしの裸本。)

先日の木下杢太郎ほどではないが、すこし溜飲を下げた。

 

10月9

門馬直美『西洋音楽史概説』(春秋社、昭和51年)100円 

藤野岩友編訳『楚辞』(集英社、1996年)300円  以上よみた屋。

真鍋呉夫『 評伝火宅の人 壇一雄 』( 沖積舎、昭和63年) 216円 +送料300円  福岡葦書房 日本の古本屋

 

 

10月7

木下杢太郎『芸林間歩』(岩波書店、昭和11年初版)買い逃し@よみた屋。ショックが大きい。

イタロ・カルヴィーノ『カルヴィーノの文学談義』(朝日新聞社)600円、阿利莫二『ルソン戦 死の谷』(岩波書店、1987年)100円を買い、

店頭にあったこの本に惹かれたものの、いったん見送り。駅に足早に向かったのち、はたと引き返し、ゆうやく買おうとおもったときには、あとのまつり。

常連さんの手に渡った直後だった。

一瞬のためらいは命取り。よみた屋ではまさしく古本買いも真剣勝負である。

 

 

10月6

日曜の夜ははやく床につき、夜中に目覚めてyahooをチェックすると、先日買い逃したYESの東京追加公演のバナーに巡り合ったので

これも縁と思い、S席二人分購入。

http://www.udo.co.jp/Artists/Yes/index.html#tokyoex

11月29日(土)夕方 NHKホール

この前後は非常に忙しいが、なんとしても夫婦でゆきたい。

 

 

10月5

台風による雨のなか、吉祥寺まででかけて残務整理・よみた屋チェック。

 

野原一夫『 人間 檀一雄 』(新潮社、1986年) 258円 アマゾン注文。

なぜか、檀一雄。かつて檀ふみも少女時代を過ごした石神井公園は、つい最近まで縁が深かった。檀一雄の旧宅が当時の面影のままに残っていたのは、住民としても、なにかほのぼのとしてうれしかったし、

往年の坂口安吾カレー事件?などで所縁の深い食堂が二店も残っているのも、なんだか石神井らしくて好ましく思っていた。

https://twitter.com/sono_a/status/462453577256951808

 

檀一雄著作目録

檀一雄全集(沖積舎、新潮社)は実質は作品集にすぎないので、これは役にたつ。

いつも参考にしている「研究余録 〜全集目次総覧〜」は、別巻を含めた全集の構成を詳細に教えてくれる。

http://kenkyuyoroku.blog84.fc2.com/blog-entry-671.html

 

 

 

川又一英『ヒゲのウヰスキー誕生す』(新潮文庫) NHK連続テレビ小説マッサンの第一週ダイジェストを観て、関連書購入。ドラマでは父親役の前田吟も頑張っているようで、男はつらいよファンとしてもうれしい。

 

10月4

久しぶりの休み。

隣の東大和市駅から15分も歩いて、BookOffとブックセンターいとうへ。

マイケル・バー=ゾウハー『ベルリン・コンスピラシー』(ハヤカワ文庫)『パンドラ抹殺文書』(ハヤカワ文庫)、S・カーニック『ノンストップ!』(文春文庫) 以上各108円

檀一雄『火宅の人』(上・下)(新潮文庫)計355円。有吉佐和子『更紗夫人』(集英社文庫)150円『美っつい庵主さん』(新潮文庫)100円

 

檀一雄『漂蕩の自由』(中公文庫)がなかなか面白いエッセイだったので、『火宅の人』にも踏み込むことにした。

わが石神井公園時代には、檀一雄の旧宅にまだ御長男檀太郎一家がお住まいだったが、wikipediaによれば2009年に道路拡張工事で取り壊されたらしい。

 

10月3

週末休み損ねて疲労も深いうえに、私生活でもトラブルをかかえ、あっちいったりこっちいったりでぐったりと疲れている。

さすがに古本も買わず。

 

職場のSさんと話題に花咲いたが、Surface Pro3 はなかなか魅力的だ。

iPad Nexus にくわえ、WindowsのSurfaceが満を持しての登場で、タブレットというかPersonal Computingの世界も、活性化してきた

 

 

9月30

よみた屋にて、

川瀬一馬『随筆 柚の木』(中公文庫)、檀一雄『漂蕩の自由』(中公文庫)、河野与一訳『アミエルの日記』3・4(岩波文庫)各50円

 

9月29

週末はずっと仕事だった。

村上春樹『風の歌を聴け』(講談社) 100円@よみた屋。

 

9月27

岩波文庫から邦訳がでているK・サンソムの『東京に暮らす』。42点ものお洒落な挿絵を描いているのは、西脇順三郎の最初の妻 Marjorie Nishiwaki である。

 

9月27

『西脇順三郎全集』全10巻は、キャンセル。どうせ買っても当面読まないので。

別巻のみ注文。錚々たる執筆者による西脇順三郎論。

 

研究余録 〜全集目次総覧〜 より転載

主要欧文詩集訳詩…………………………… 3 ケンジントン牧歌新倉俊一〔訳〕……… 5 スペクトラム Spectrum新倉俊一〔訳〕…… 6 感情的な時計 Une Montre Sentimentale窪田般弥〔訳〕……48 感嘆集 Exclamations新倉俊一〔訳〕…78 夷狄詩篇 Poems Barbarous新倉俊一〔訳〕…… 117 主要欧文詩集訳詩解説(新倉俊一)… 124 主要欧文詩集訳詩詳細目次…………… 135 西脇順三郎研究鍵谷幸信,新倉俊一〔編〕…… 138 雑記帳から 西脇氏の詩(滝口修造)…… 141 『超現実主義詩論』を読んで(春山行夫)…… 144 《ヨーロッパ文学》(阿部知二)…… 148 西脇順三郎氏《ヨーロッパ文学》(伊藤整)…… 149 宝石と朝(室生犀星)………………… 150 難解の詩について(萩原朔太郎)…… 152 西脇順三郎小論 Ambarvaliaの精神(阪本越郎)…… 156 J・N氏のピラミッド(春山行夫)…… 159 西脇順三郎氏の詩論(萩原朔太郎)… 167 ボオル箱の祭礼(北園克衛)………… 172 純粋な鴬の変声期に就いて(木原孝一)…… 175 旅人かえりぬ(木下常太郎)………… 185 西脇順三郎(百田宗治)……………… 201 西脇順三郎(上田敏雄)……………… 204 詩集『旅人かへらず』への手紙(北園克衛)…… 211 西脇順三郎氏に就いて(水尾比呂志)…… 213 永遠のクラゲ 西脇順三郎氏の超現実主義(関根弘)…… 224 西脇順三郎―「幻影の人」について(蔵原伸二郎)…… 229 西脇さんと私(滝口修造)…………… 243 西脇順三郎『第三の神話』(佐藤春夫)…… 245 西脇順三郎(三浦孝之助)…………… 246 植物と女と永遠―西脇順三郎の詩について―(中桐雅夫)…… 251 西脇詩の構造(片桐ユズル)………… 258 『西脇順三郎詩集』について(高見順)…… 265 Mearc‐Stapa(吉田一穂) …………… 267 透明なる成熟―西脇順三郎の世界―(村野四郎)…… 269 詩集『Ambarvalia』に関して(近藤東)…… 273 『近代の寓話』(富岡多恵子)……… 275 『失われた時』(黒田三郎)………… 277 西脇順三郎の英文学(福原麟太郎)… 279 『英米思想史』の思考構造(安藤一郎)…… 283 西脇順三郎論ノート(北川透)……… 285 朔太郎・達治・順三郎(篠田一士)… 297 西脇順三郎(鮎川信夫)……………… 328 『馥郁タル火夫ヨ』の頃(佐藤朔)… 332 萩原と西脇(大岡信)………………… 337 西脇順三郎の詩のふるさと(伊藤信吉)…… 349 『鹿門』(石川淳)…………………… 353 西脇順三郎小論(那珂太郎)………… 356 哀愁と諧謔 西脇順三郎『壌歌』(菅野昭正)…… 365 宝石の重み(池田満寿夫)…………… 376 雑感 永遠の旅人の絵(安東次男)… 377 西脇順三郎絵画論序説(飯田善国)… 381 西脇順三郎と象徴詩(窪田般弥)…… 392 西脇順三郎と萩原朔太郎(那珂太郎)…… 401 永遠術(加藤郁乎)…………………… 409 細部(安西均)………………………… 419 不明の光―西脇順三郎に関して(藤富保男)…… 424 脳髄の詩人―西脇順三郎(三好豊一郎)…… 434 夢・すなわち呑まれた椅子(鶴岡善久)…… 442 巨大な円錐―西脇詩の構成―(松田幸雄)…… 453 スペクトラム(福田陸太郎)………… 468 神・その閃光の碑―「近代の寓話」―(関口篤)…… 473 西脇順三郎の『失われた時』(星野徹)…… 479 善なる詩(江森国友)………………… 492 古代の春の復活(由良君美)………… 499 逞ましき時空渉猟者(大岡信)……… 504 旅人の変化と推移について(田村隆一)…… 509 西脇詩の同一性(近藤晴彦)………… 515 雪のイメージと生垣の発見 1946―1960(飯島耕一)…… 518 西脇さんの詩(山本太郎)…………… 559 西脇順三郎と絵画(岡田隆彦)……… 562 西脇順三郎と折口信夫(武田太郎)… 566 J・Nの「永遠」(北村太郎)………… 578 西脇順三郎とボードレール(井上輝夫)…… 586 〈ああ〉―詩集『人類』に寄せて(会田綱雄)…… 597 西脇順三郎アラベスク(吉岡実)…… 599 天地不仁(入沢康夫)………………… 612 西脇順三郎論(伊藤勲)……………… 615 *参考文献(鍵谷幸信)………………… 631

 

よみた屋にて、江口清訳『ラディゲ全集』全1巻(中央公論社、昭和28年)100円。江口清訳では昭和51年ごろの東京創元社版が決定訳なのだろう。訳業半ばのバージョンだろうが、なんとなくうれしい。

 

木曽の御嶽山噴火。私は活火山の島で育ったので(小1〜小6)、噴火は割と日常茶飯事なのだが、今回は負傷者が大勢でているようで驚いた。無事をお祈りします。

 

9月27

週末は、今日明日とも職場にでかけることになる。なにかと繁忙。

自分への誕生祝いということで、今朝がた

『西脇順三郎全集』全10巻 (筑摩書房、1972年〜)8640円+送料 天牛堺書店(日本の古本屋) キャンセル

『西脇順三郎全集』別巻 (筑摩書房、1983年) 2246円 (アマゾン)

全集としては、<定本西脇順三郎全集 全12巻別巻1 1993-1994年 筑摩書房>が決定版になるのだが、古書価も高い。今回購入した全11巻構成で格安で揃えたことになる。

内堀弘さんの『古本の時間』から、工藤美代子の評伝へ、そして全集へと、なんだかいっきに飛躍してしまった。

西脇順三郎の本を最後に買ったのは、昭和50年代初頭であるから、これはまたずいぶん長い期間をおいてのリバイバルである。

 

9月25

よみた屋二題。

昼。

永井龍男『雀の卵 その他』(新潮社、昭和47年) 100円。

『ヘミングウェイ釣文学全集』上巻・鱒 (朔風社) 300円。

この二冊を職場に置いて退社。

夜は、

関根秀雄訳、ブリア・サヴァラン『美味礼讃』(白水社、1963年版) 300円。

美味礼讃は岩波文庫版を架蔵しているが、未読のまま、別バージョンを買い足した。

 

9月25

9月23

よみた屋にて、各100円。

『金子光晴全集 第14巻』(中央公論社、昭和51年)、ランボオ・ボードレールなどの訳詩を収める。長じて早稲田大教授になった息子の金子乾は、父の棺に悪の華原書一巻を収めたのだと巻末解説にある。初期の詩、たとえば大腐乱頌などはボードレールそのものだと昔から思っていた。

松元雅和『平和主義とは何か』(中公新書、2013年)

 

 

 

9月23

秋分の日の朝、アマゾンで

Keith Jarrett "Personal Mountains" 2121円。

工藤美代子『寂しい声 西脇順三郎の生涯』(筑摩書房、1994年)1137円。

へえ、工藤美代子に西脇順三郎の評伝があったのかと。

西脇順三郎関連の書物を、久しぶりに買う気になったのは、

内堀弘さんの『古本の時間』のおかげ。

なにしろ、日本のモダニズム詩人たちの、文学史に決してのらないようなエピソードがちりばめられた本なのだ。

 

そんなことに思いを致していたら、今朝の日経文化面にも、すてきな記事があった。夭逝の詩人矢沢宰

 

今日は、残務整理にでかけてきます。ついでに、昨夜雨中のよみた屋でチェックしそびれた金子光晴全集端本を調べてきます。

 

 

 

9月22

1)石神井書林ご店主内堀弘さんの『古本の時間』(著書3冊目)が面白い。74頁、かつて西武池袋線江古田にあった青柳書店店主大高正博氏の『大高正博遺文集』(津軽書房、1999年)を知って驚く。そうか、あの篤実な学者風の店主は、小説を書いておられたのか。私が足しげく通ったのは、昭和54年頃だ。なんと35年の年月を経てこの事実を知ったのだ。

 

2)Mさんのためにずっと探していた村越化石の句集『籠枕』。ひょんなことからアマゾンに在庫が復活しているを発見して、Mさんにお知らせした。(版元である文学の森に問い合わせたら、初版は上製・函入、今回の再版は、並製・カバー装との回答がすぐに帰ってきた)

 

 

 

 

9月21

国分寺、ら・ぶかにすとにて、大場正史訳、R・バートン『千夜一夜の世界』(桃源社、1963年)500円 昭和50年代初めに中野・十月書房の書棚の最上部にみつけて買いそびれて以来、なんと40年近くを経ての購入になった。いまどき、探求書は、アマゾンや日本の古本屋で、たいてい手に入れることができるが、当時はまさしく一期一会だった。昔々の恋人とのめぐり合いのようで感興深し。

同じく国分寺街道の、古本・雲波(国分寺市本多1−1−17)にて、先日見送った内堀弘『古本の時間』(晶文社、2013年)を1300円で。冒頭から、稲垣足穂と殿山泰司の若き日の邂逅を、古本発掘により解明したりと、前著同様スリリングである。

 

 

 

9月21

Iさんと予定していた柴又ツアーは、昨日荒天を理由に延期したのだが、日曜朝を迎えてみると、穏やかな秋晴れ。

しかし、今日は全国模試の試験日でもあり、職場に顔を出すことにしてしまったので、やはりツアーは10月に延期させてください。>Iさん

 

フェミニズム関連。『男流文学論』三島・村上春樹の章はなかなか秀逸。

 

 

 

9月20

散歩の達人10月号を、玉川上水駅前の本屋で立ち読み。個性派古書店の小特集では、雑司ヶ谷の往来座・谷中の古書ほうろう・西荻窪の音羽館・早稲田の古書現世等にまじって、わが吉祥寺・よみた屋も紹介されている。(今書いてて気になってきたので買うかも) 先日のよみた屋出版記念小パーティでは、音羽館ご店主ともお会いしているし、ご縁のある店がたくさん紹介されていて妙にうれしかった。

 

いっぽう、「東京人」の最新号吉祥寺特集では、岡崎武志さんが、五日市街道沿いの藤井書店に光をあてている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月19

倉田真由美『婚活迷宮の女たち』(ダイヤモンド社)750円

よみた屋にて、

大野達之助『日蓮』(吉川弘文館)、稲垣足穂『男性における道徳』(中央公論社、昭和49年)(長男へ)、バタイユ『エロチシズム』(ダヴィッド社、1968年版) 各100円

 

 

9月17

今日も4回ほど会議・打ち合わせをこなす。

 

先月末、残暑厳しい中を多摩丘陵まででかけ、テスト学会の大会に参加し、よし統計をきちんと学びなおそう、ついては

11月30日の統計検定も受けてみようと、発奮したものの、当日は、模試やテスト5本が同時進行の予定で、とても

検定試験にでかけることは無理とわかった。なんだか、拍子抜けして、またもとの、文芸書をぼちぼち買い集める生活に

逆戻り。

本当は、語学(英仏)とか統計の本をきちんとよむようにしたいのだが。

 

 

9月16

このところ、一日3回も打ち合わせが入る。

よみた屋にて、

谷崎潤一郎『盲目物語』(中央公論社、昭和25年改訂版)100円。他に吉野葛など。状態はよくないが、洒落た和装本である。

小島政二郎『ペケさらんぱん』(北洋社、1978年)も。100円。標題の長文エッセイの他、「和田芳恵君と私の一生」を所収。

 

9月15

昨日丸一日結婚式に振り回されて、疲労が抜けなかった。いつもどおりの仕事の日だったが低調。

早く帰って早く寝た。本も読まず。

 

9月14

新横浜そばの結婚式場にて、甥っ子H君の結婚式。

行きは、高田馬場・渋谷を経て、東横線で横浜。姑と合流して、そこから市営地下鉄で、北新横浜駅。サイゼリアで休憩・ランチ。

留袖の着付けもあったりで、ずいぶん早く式場入り。結婚式・披露宴を終えて、式場を出たのは、8時半であった。

帰路は、横須賀線・武蔵小杉乗り換えで、南武線。立川からモノレール。帰宅は夜の11時前。

 

9月13

玉川上水南口、日本史専門の清水書店をひさしぶりに覗く。

富塚清『ある科学者の戦中日記』(中公新書、昭和51年)、ヤーコブ『ジャックリーヌと日本人』(岩波文庫、昭和12年) 計250円

あくまで日本史専門の古書店なのだが、一般の本にも良書がけっこう並んでいた。

 

 

昨夕、iPhone Plus 64GBをソフトバンクにネット予約。回線品質上ソフトバンクがいいのかどうか、白(シルバー)が好みに合うのか・・・いまひとつ決めかねているけど、とりあえず予約予約。

 

ご祝儀用の筆ペンを買う。

9月12

横浜駅そばのRセミナー訪問。W社といい、Rセミナーといい、やはりたまには同業他社も訪れたほうがいい。

行きは湘南ライナーで、帰りは東横線・井の頭線と乗り継いで安く帰った。

 

小倉千加子『結婚の条件』(ちくま文庫)108円。フェミニズム関連を読んでるが、どうもしんどい本が多い。この本の後半部は芸達者の著者ゆえ読ませるが。

 

9月11

今朝は世田谷赤堤のS出版 H専務と打ち合わせ。

飛び入りで、F課長闖入。よっぽどうれしかったのか。もちろん、大歓迎。

 

明日は、横浜駅そばのRセミナーへ夕方訪問予定。日曜は、新横浜で甥っ子の結婚式。

 

21日は、長年の友人 I さんと、柴又寅さんツアー決定。楽しみなり。

 

いつものとおり、帰宅時に、よみた屋で

円地文子『なまみこ物語』(中央公論社、昭和40年) 100円。

柏原祐泉・薗田香融編『日本名僧列伝』(現代教養文庫、昭和43年版) 50円。

 

 

9月11

昭和30年代から40年代にかけての文芸書が懐かしい。

 

9月10

夜明け前に起きて、iPhone6 iPhone6Plus iWatch の発表詳細をチェック

噂どおり、19日から発売とのこと。

 

大雨の降った夕。夜は、よみた屋で

尾崎一雄『まぼろしの記』(講談社、昭和37年) 100円。

円地文子『なまみこ物語』(中央公論社)は見送り。

 

 

9月9

よみた屋との波動も徐々に回復し始めた。買い損ねる本も多い(初見で保留にしちゃうのであたりまえといえば当たり前だが)が

昨晩のヴィヨンといい、今夜の

里見とん『朝夕』(講談社、昭和40年) 100円 といい、

うれしい買い物ではないか。

 

今日は、池袋西口に本社のあるW社訪問。I 教務部長あいかわらず元気溌剌なり。

 

9月

よみた屋にて、

『梶井基次郎全集』第1巻、第2巻。各300円。昭和41年版。

鈴木信太郎訳『ヴィヨン全詩集』(岩波文庫) 50円。これは長男へ。親父は昭和50年頃買い求めていまだ読まず。

 

 

宋文洲 『 「きれいごと」を言い合っても世の中は変わらない 』( 生産性出版)291円  金曜に、ソフトブレーンの提案を受けるので、創業者の本注文。宋文洲のコラムは以前愛読していた。

 

 

9月

前欧州中央銀行総裁 ジャンクロード・トリシェの私の履歴書 英文版なら、会員でなくとも読めます。

http://asia.nikkei.com/Features/Jean-Claude-Trichet/Jean-Claude-Trichet-8-Crunching-numbers-between-lectures

 

 

9月7日

国分寺駅の北口に、新しい古本屋ができたというので、職場に残務整理にでけかるついでに覗いてきた。

http://furuhonya-tour.seesaa.net/article/404919134.html

古本・雲波。開店祝いでご近所の家族づれなどで賑わっていたのは喜ばしいが、興がのらずなにも買わず。

北口から徒歩10分程度のところにある、お洒落でこじんまりとしたお店。

いわゆるセレクトショップ型というのか、ご店主の関心にあわせた本が多く並ぶ。

 

途中、いきつけになった「ら・ぶかにすと」や才谷屋書店(営業中なのかどうか不明、外から覗いたのみ)にも立ち寄り。

吉祥寺でも、恒例のよみた屋訪問。ここでも買わず。

 

 

9月7日

里見とんの昭和30年代の短編集『秋日和』や『彼岸花』を、なかなか楽しくよんでいる

今朝がた、日本の古本屋で、

里見とん『恋ごころ』(文藝春秋、昭和30年)1000円+送料360円<北海道函館市、古書浪月堂>

★里見とん『春鳥』(櫻井書店、昭和35年)800円+送料330円<青森県青森市、林語堂> に注文。

 

その、日本の古本屋HPで、高円寺青木書店ご店主のロング・インタビューをみつけた。

http://www.kosho.ne.jp/walk/2011-07-1.html

大正15年生まれというから、今年満で88歳になられたことになる。近年も1・2回訪問したことはあるが、まだお店は健在なんだろうか?気になる。

今をさること35年前、学生時代にはよく通った覚えがある。

(写真は同インタビューから転載)

 

上野千鶴子・信田さよ子 『 結婚帝国 女の岐れ道』(講談社、2004年)269円 アマゾン注文

 

9月6日

暑さがぶりかえした。

夫婦で、立川市のくるりんバスというミニバスに乗って、立川駅へ。

来週、甥っ子の結婚式に呼ばれているので、高島屋の和服サロンに和服の小物を買いに行くのだ。

高島屋そばの、SAVINIというイタリアンレストランで昼食でもと思ったが、高そうなので、その隣の天やで簡単にすませた。

立川BookOffで、有吉佐和子『紀ノ川』(角川文庫)『針女』(新潮文庫) 各108円を買う。

 

9月5日

終日、渋谷はセルリアンタワーにてイベントに出席。

 

John Taylor and Palle Danielsson and Peter Erskine "You never Know" 1378円 注文

Palle Danielssonは、キース・ジャレット 中期のヨーロピアン・カルテットを支えたベーシスト。内省的なベースに惹かれて。

 

 

9月4日

 

 

9月3日

古本断ちも、さすがに十日も過ぎると、禁断の虫がうごめきだす。

よみた屋で、

松岡正剛・津島秀彦『二十一世紀精神』(1975年、工作舎) 2000円 (長男のために。親父は実家に保管中)

里見とん『秋日和』(角川書店、昭和35年初版) 300円。

 

まあ、いいんじゃないだろうか。

昨晩見送った、スタンダール『パルムの僧院』の、ガリマール版の原書が、今日はなくなっていたのは、悲しかった。

やはり、よみた屋では、みつけたときに、ためらわず買わなくてはいけないのだ。

 

 

 

 

 

 

9月3日

今月の日経私の履歴書は、前欧州中央銀行総裁 ジャンクロード・トリシェ。

縁もゆかりもないお方だなあ、と思いながら、連載を読んでみると、

少年時代のパリ・ブルターニュの回想を綴った文がすばらしい。

「ブリュターニュの気質なのか、私は粗暴で荒々しい海と、静穏でうららかな田舎の素晴らしい対比に胸躍らせる」

そうなのだろう、わたしも、いやわたしの故郷の海は内海で、荒々しい粗暴な海ではなかったが、海と田舎、ということが

私の魂の琴線にふれたのだった。

 

9月1日

『日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[2011〜2013年] 』(実務教育出版) 1728円。

11月に実施されるという統計検定にチャレンジしたい。

 

1週間前のよみた屋出版記念パーティで、己の立ち位置のいいかげんさ曖昧さに愛想がつき、土曜日の日本テスト学会に出席して、錚々たる学者たちと接する機会もあり、

あと少しふんばってみようかなという気になった。

 

有吉佐和子『断弦』(文春文庫)330円 @外口書店

 

 

 

 

 

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