3月30

桜は咲いたが、いまひとつ気が晴れぬ。痛風が再発し、酒を断たねばならないところ、気鬱が去らず、ついチュウハイに手が出る。

J・アーチャーのクリフトン・サガ第3部の邦訳新潮文庫版がでた。

はて、新潮文庫で読み進めるか、原書を買うか。

 

 

3月29

朝比奈宗源訳注『碧巌録』(中・下)(岩波文庫、昭和46年)各50円。バタイユ『不可能なもの』(二見書房)100円

3月29

佐々木毅『政治学の名著30』(ちくま新書)100円。プラトン・アリストテレスからH・アレント、丸山眞男まで。

 

昨日の日経夕刊文化面。

3月26

和田芳恵『筑摩書房の三十年』 (1970年) 筑摩書房 1500円。

大村彦次郎の『文士の生き方』和田の章に惹かれて。上の本は先日三省堂特設会場の岡崎さんのコーナーにあって見送った本だが、やはり欲しくなった。

近年でた筑摩叢書版はもっと安価に手に入るが、元本にこだわりたくなった。

 

3月25

呪術的フリーの時代もなかなか良いとわかって、まとめ買い。

Keith Jarrett "Spirits" [Double CD, Import] 1983円

Keith Jarrett "Mysteries / Shades" (Impulse 2-on-1) [CD, Import] 982円

Keith Jarrett "Survivor's Suite" [CD, Import] 1785円

 

 

3月24

あまり調子の出ない早春の日々。

よみた屋にて、吉田健一『瓦礫の中』(昭和45年、中央公論社)100円を求める。

 

疲れた帰りの車中で聴いたKeith Jarrett "Fort Yawuh"

後期コルトレーンもエリック・ドルフィも、いまとなってはいまひとつ現在の心境にしっくりこないけど、この呪術的でフリーな世界もたまにはよい。

職場に勤めるT先輩(@大学営業)が、かつて遠い昔に自由が丘でJAZZ喫茶を経営していて、わが暗い学生時代に二度ほどそこを訪れていたことを

他のだれも知る由もない。

Tさんからは、昔、Miles DavisのLPレコードを貰ったことがある。いらいそれをひとつの徳としていとしんでいる。

 

 

3月23(続き)

昭和44年以来の友人 I 君、T・F君と神田は三省堂本店で待ち合わせ。三省堂地階のレストラン「放心亭」にて、ささやかな宴。

 

約束の時刻より小一時間はやくついて、小宮山書店ガレージ他をチェック。

今回は、三省堂8Fの特設古書市が面白かった。岡崎武志、古書善行堂(京都、山本善行さんの古書店)、江戸川草古堂など、見知った店が多いし、なるほど気のきいた古本が多かった。

吉田一穂全集 全3巻揃い5000円にはちょっと惹かれたが、古本自粛中なので我慢。

結局、伊達得夫『詩人たち ユリイカ抄』(エディター叢書、昭和46年)を岡崎さんのコーナーで400円で購入。

I さんは、清岡卓行の著作を山本善行さんの店で購入。わたしの、詩人清岡卓行との奇縁を説明しました。

 

宴のほうは、海外の冒険小説、S・キューブリック、夏目漱石ほか文藝などの話題で盛り上がりました。

F君、I 君、ありがとう。

 

※ I 君からは、作品社版日本の名随筆 20・57・12の、『定年』『喧嘩』『味』を贈っていただきました。ありがとうございました。

 

 

3月23

古本自粛中。

稲垣足穂『菫色のANUS』 (芸術生活社、1972年)  1450円@アマゾン陽炎書房 函つき・美本で買い直し。大昔買った版は、函なしのうえに一部の頁の切り取りがある為。

 

3月20

古本自粛中にも関わらず、

大村彦次郎『万太郎松太郎正太郎 東京生まれの文人たち』(筑摩書房)1000円

大村彦次郎『東京の文人たち』(ちくま文庫) 368円

これで大村氏の著作はすべて揃った

Keith Jarrett "Fort Yawuh" 991円

 

 

 

 

 

3月19

古本買い控え中。大村彦次郎『文士の生き方』(ちくま新書)100円@よみた屋 のみを買う。さっそく、帰りの車中で宇野浩二の章などをよむ。

惚れたおんなに翻弄された宇野の生涯。身につまされる・・・

 

 

 

3月18

・同級生のメーリングリストを再たちあげ。さくらインターネットのメールサービスにて。Yahooグループからの移植である。

・マイクロソフトのOne Note。登録してつかってみたが、Windows7以降、Office2013あたりではないと、オフィスネイティヴの真価は発揮できないようだ。

・古本断ち中で、いろんな本を我慢しているが、さすがに、よみた屋店頭で、『世界名詩集大成1 古代・中世編』(平凡社、昭和35年)が100円ででていれば、即座に買う。

 上京して40年近くになる。この叢書、揃いではかつて神田や表参道で何回か見たことがあるが、古代・中世編が一冊もので店頭にあるのははじめてである。

 

 

3月16

出勤。

青木正美『古本屋四十年』(福武文庫、50円)※重複

星野耐『「戦争学」概論』(講談社現代新書、100円) 以上よみた屋。

 

さすがに、古本買うの控えようと思う。

方丈記の世界よろしく、ひっそり隠棲したいと、つねづね願っているのである。

 

 

3月14

新装開店のよみた屋で、新潮日本古典集成『萬葉集 4』(新潮社、100円)

 

アルバイトのKさんへホワイトデーのおかえし。東急百貨店地階で、トップスのチーズケーキ 2050円。可愛いチョコクッキーと保冷剤をつけてくれた。

 

 

3月13

荷風、鴎外、鏡花、露伴・・・。日本の古本屋で調べると、個人全集がどれも安い。また、衝動買いしそうだ。

 

 

3月12

 

Keith Jarrett Trio "Cure" 1240円 中古  注文。いつも帰る中央線の車中で、年がら年中聴いているのは、Keith jarrett Trio 6 、YES 2 Chick Corea 1 Bill Evans 1 という感じだろうか。

Keith Jarrett Trio "Tribute" 2238円 中古

Keith Jarrett Trio "Out-Of-Towners" 1440円 中古

Keith Jarrett Trio "Whisper Not " 1460円 中古

Keith Jarrett Trio "Bye Bye Blackbird " 1211円

3月10

東大前期の発表日。T高校のM君も理3に受かったよし、奇縁のある子だけにうれしかったな。

 

小島政二郎『眼中の人』 (岩波文庫)  295円 注文。

 

休み明けの月曜。体調もはかどらずどんよりと仕事して、退社。夜更けに、明日から改装休業のよみた屋店頭を覗くと、なんと

店頭本詰め放題100円(が、20%引きの80円)という、とんでもないことになっていた。

岩波の古典文学大系やら理想社のニーチェ全集端本やら、いくらでも詰め込む本はあったのだが、時間が急いていたこともあり、見送った。

さすがに古本買いすぎで、ちょっと、反省モードなのである。よみた屋一時休業も、いい薬かも。

 

 

3月8

残務整理のついでに吉祥寺の眼科で眼の検査をしてもらうことにした。ハイテク機器で眼球の奥まで写真撮影。幸い異常はなかった。

やれやれという気持ちで、職場に寄る気力もなくなり、よみた屋を覗いてそのまま帰宅。

 

夜になって、アマゾンで注文。

半藤一利『荷風さんの戦後』(筑摩書房、700円) 

小島政二郎『小説 永井荷風』 (ちくま文庫) 930円。

小島政二郎 1894年(明治27年)−1994年(平成6年) 満百歳の大往生であった。かの芥川龍之介は1892年(明治25年)うまれであるから、芥川と同じ時代を生きていたわけだが、平成の御代まで長生して、晩年に荷風や芥川の評伝を書いた。

自伝風の文学回顧碌『眼中の人』は、岩波文庫版を買うか、鶴書房版の全集第12巻を買うか、迷っている。

 

『山の音』を再読している。いまは、この主人公(作中61歳)の心境が身につまされる。

 

大きな活字の本に憧れる。いっそ鴎外全集全38巻まで買ってしまおうかとさえ、最近思っている。

 

3月8

 

『川端康成全集』〈第16巻〉文学時評 (新潮社、1973年) 1150円注文。

残りは15巻と18巻のみとなった。しかし、この昭和47年版全集には、よく知られた小説でも収録に漏れているケースがある。

あえて選から外したのか、そのへんの経緯がよくわからない。

 

memo

Ms.Matana Jaturasangpairoj マッタナー・チャトゥラセンパイロート

川端康成 『眠れる 美女 』論 PDF

 

『小島政二郎全集』第3巻 「永井荷風」もぼちぼち読んでいる。荷風の遺族の怒りをかい、2007年まで日の目をみなかったという評伝『小説 永井荷風』(鳥影社→ちくま文庫)も入手したいものだ。

 

3月5

疲労が蓄積し、仕事もきれが悪い。

雨模様だから、よみた屋店頭の井伏鱒二もそのままあるかなと思ったが甘かった。ほっとするやら悲しいやら。

 

で、うつうつとした仕事を終え、よみた屋店頭で、

瀬戸内寂聴訳『源氏物語』(全10巻のうち、1−8巻、講談社)80円×8=640円。

完揃いではないが、残りの2巻は、アマゾンででも買えばいい。

先日、NHKのBSで、瀬戸内寂聴とドナルド・キーンの京都での対談を観たばかりで、勢いあまって買ってしまった。

追記:第9巻、第10巻 各251円×2 @アマゾン注文。

 

職場のMさんは、円地文子訳(新潮文庫版)で完読されたとのことです。

 

 

 

3月4

小島視英子『 天味無限の人 小島政二郎とともに 』 ( 彌生書房、1994年 ) 280円 @アマゾン

 

これで今日は終わりと思っていた。ところが、帰宅途中のよみた屋で、またしても

安岡章太郎『走れトマホーク』(講談社、昭和48年)80円 R・シュタイナー『アカシャ年代記より』(国書刊行会、1989年四刷) 80円。

 

井伏鱒二自選全集 バラほとんど揃い なんてのもあったが、我慢して帰宅。

 

目下の関心は、川端康成、小島政二郎。それとトム・ウッドなどの冒険小説。

上のおふたりといい、永井龍男・高見順・渋澤龍彦といい、鎌倉駅近隣にみな縁があるのが興味深い。

 

3月3

『眠れる美女』了。

その勢いで、深夜、旧版の 川端康成全集 6000円(全19巻のうち1-14巻)@日本の古本屋   第17巻 1250円  第19巻 1548円 はアマゾンで。昭和44年ごろの全集で、生前刊行された旧版にあたる。

 

今月は古本を買いすぎないように自らを戒めていたのだが、月初からこんなありさま。

 

3月1

週末は再びふたりで新宿へ。プリンスホテル25階の風雅にてランチ。伊勢丹地階をまたもやじっくり探索してのち、追分だんごや本舗でお団子・あんみつを食す。

今日(3/1)、長男はよみた屋にて稲垣足穂大全6巻揃いを買ってきた。改装前セールで2割引きの6400円。情報提供は親父。

志賀直哉全集は先月よみた屋で買ったもの。2週間かけて職場から運んだ。別巻志賀直哉宛書簡のみアマゾンで入手した。

 

 

2月28

2月最後の古本は、ギャビン・ライアル『深夜プラス1』(ハヤカワ文庫)105円。川端康成『眠れる美女』(新潮社)80円。@よみた屋

旧かなで眠れる美女を読みたくなり、昭和20年代初版の新潮社版を求めてみた。題材が奇異なので見落としがちだが、この作品の文体もかなり特異である。

 

 

 

職場で急きょFTPプロトコルでWebサーバーにファイル送信する必要にかられ、iPhoneアプリ iTransferを

ダウンロード。無料アプリ

DropBoxと連携しており、iPhoneの写真やMusicファイルに加え、PC上の一般のファイルも自由にFTP転送できるのが便利。

 

2月27

一雨降るごとに春の気配が高まってくる。

 

『小島政二郎全集』第4巻・第5巻(鶴書房、1967年) この2巻で食いしん坊第1〜第6を収める。よみた屋店頭改装バーゲンで、なんと1冊80円×2

気をよくし、第3巻もアマゾン注文。1600円。第3巻には、傑作評伝の名が高い芥川龍之介、森鴎外、永井荷風、佐藤春夫などの諸作を収める。

 

GeoGebraのiPad版が昨年11月に公開されているのを発見。(無料) 機能的にはPC版に劣らぬようだ。さっそくDL。

 

妻に頼まれて、吉祥寺ダイヤ街の和菓子屋小笹(おざさ)で最中65個を買う。贈答用+家用。

ひとつ60円で箱代などをいれて4400円程。吉祥寺の和菓子屋ではたぶん一番有名だとおもうが、買うのははじめて。

 

 

 

2月26

和田文緒『アロマテラピーの教科書―いちばん詳しくて、わかりやすい』1575円

生活の木 アロマ 入門セット 検定 2 級 10種×1.5ml 1835円

 

2月23

日経書評を読んで、

リチャード フォーティ『生命40億年全史』(草思社、746円)注文。

C.D. ラクロ 伊吹武彦訳 『危険な関係』〈上・下〉 (岩波文庫) 500円。注文。

 

近藤和彦 イギリス史10講 (岩波新書) を購入検討書に追加。

 

 

2月22

水木楊『出光佐三  反骨の言魂 日本人としての誇りを貫いた男の生涯』 (PHPビジネス新書) 849円

 

井深大 『自由闊達にして愉快なる―私の履歴書』 (日経ビジネス人文庫) 450円。

 

今日は、新宿で、妻・姑と、ふぐランチ。ついでに伊勢丹デパ地下あたりをひやかす予定。

→御苑前花膳、追分だんご本舗 新宿本店で大福、伊勢丹地階、サブナードでカフェドクリエ

 

2月18

よみた屋で50円で買った2冊目の『暗殺者の鎮魂』は、職場のFさんに進呈しよう。なにしろ、『暗殺者グレイマン』をさっそく読んでいただいたそうなので。

 

長男が、1カ月半のロスの生活をおえて帰国した。

 

2月17

2週続けての週末の大雪で、このところ週末は丸二日ゆっくりと自宅周辺で過ごしている。

 

Tom Wood "The Game: 3 (Victor the Assassin) " [Kindle Edition] Price: $7.68

結局、Kindle版も買ってしまった。こっちを中心に読み進めよう。

 

2月15

昨夜降り続いた記録的な大雪も、今朝は冷たい雨にかわった。ベランダから見下ろす街の風景は、まるでおとぎの国のようだ。

iPhoneアプリ Vint Shiftでジオラマ風に・・・。

昨夜ははやめに職場をでたものの、東小金井駅で30分以上も缶詰になり、いやけがさして飛び出した駅周辺も一面の銀世界で、バスやタクシーどころではない。

幸い、再び中央線が動き出したからよかったものの、あやうく帰宅難民と化すところだった。

 

今日は、届いたWoodでも読もうとしよう。

 

昨日はヴァレンタインで、アルバイトのKさんからベルギー王室ご用達Wittamerのマドレーヌ菓子をいただいたことも書いておこう。手帖には1カ月後のおかえしのこともきっちりメモしておいたのだ。

 

2月13

Tom Wood "The Enemy" 1070円 暗殺者ヴィクターシリーズの3作目(邦訳未) Kindleで、最初の数ページをためし読みし、これなら読めそうだと判断し、ペーパーバック版購入。M. Greaneyより平易。

→あちゃ、やってしまった。誤注文。enemyは2作目、読了済みでした。アマゾンに返品しようと思ったけど、返品の際の元払い発送料のぶんだけは損するので、結局持っておくことにした。

間抜けな自分に腹をたてつつ、3作目の "The Game" 再注文。1212円@アマゾン。

 

 

2月9

デズモンド・バグリイ『高い砦』(ハヤカワ文庫、500円)、トレヴェリアン『シブミ』(上・下)(ハヤカワ文庫)各105円、打波守『医・薬系のための統計入門』(培風館)105円

前野正夫、磯川桂太郎 『はじめの一歩のイラスト生化学・分子生物学―生物学を学んでいない人でもわかる目で見る教科書』(羊土社)255円

2月8

13年ぶりの大雪。13年前の1月の大雪の日は、渋谷区幡ヶ谷のIT開発会社で一夜を明かしているのでよく覚えている。

なぜか夜になっていそいそと家を抜け出し、近所で一葉撮影。

 

残念ながら、明日の神田でのIさん・TFさんとの新年会は延期することにした。

都知事選挙くらいはでかけるつもり。

 

 

2月7

高見順『闘病日記』(上・下巻)(岩波同時代ライブラリー)、ディック・フランシス『名門』(ハヤカワ文庫)各50円×3 よみた屋

 

一月にハイリスクな仕事にがんばってくれたみなさんをせめて慰労しようと、関連部署(提携企業I社・M社の3名・インドの方1名も)ふくむ総勢13名で

新年会。吉祥寺の上海酒家 軼菁飯店にて。オーダーバイキング+飲み放題でおひとり3000円。

料理は値段の割にはまあまあだったが、大雪警報の前夜にもかかわらず花金なので満員、満席ゆえではあるが、厨房隣の一角しかあいてなかった。

すぐ近くで中国人のコックさんが大鍋でひっきりなしに炒める油っぽいふんいきなのにはすこし閉口した。

まあしかし、インドから家族(3歳の娘さんあり)を連れて日本で働いているVさんともお話しできたのはよかった。

ひごろゆっくり話もできない情報のAさん、O君、I君やI社のKさんとも話できたし。

 

2月6

フェルナン・ロベール『ギリシア文学史』(文庫クセジュ、1953年)100円

 

東京にしては凍てついた風の吹く朝、西武線小川駅の乗り換え時に、ふと

「それがあなたの、いーいとーこーろ」という、十年以上まえのビールCMがこころを温めた

iPhoneで検索すると、YouTubeに飛んで、

今、妻に教えてもらったが、山口智子って、唐沢寿明の奥さんなんだそうだ。

 

2月5

キリン本搾りバラエティ24缶セット着。季節限定のリンゴ(果汁50%)美味なり。

今夜は、アルプスの天然水スパークリング24本やDAICELのメガネふき8袋も届いた。

 

2月4

昨夜、おそく職場をでて、閉店間際のよみた屋店頭を覗くと、若い女店員さんが、志賀直哉全集(昭和48年版)全15巻を、店頭に運び込む最中だった。日中の気疲れがたまっており

家路を急いでいたので、横目でみながら中央線を目指した。しかしながら、裏道のラヴホテル脇を通過しつつ、あの大冊をかかえてタクシーにでも乗りこむこともちらりと脳裏に浮かび

いささか迷ったが、けっきょく見送り。

翌日の昼休み、店頭を覗くと、今朝の荒天が幸いして、別巻『志賀直哉宛書簡』以外は、すべて揃っているのに気をよくし、

マックの簡易なランチのあと、全14巻を購入。月報つき14巻 100円×14=1400円。

悪戦苦闘しながら大冊14巻を職場に運び、すぐさま日本の古本屋・アマゾンで別巻を探すと、アマゾンで12円!(+送料250円)で別巻がでていたので即購入。

ということで、

昭和48年版全集の、14巻揃い1400円+別巻(『志賀直哉宛書簡』)262円で、志賀直哉が完揃。

(※昭和58年に増補第15巻がでている、これは別途の話)

※日本の古本屋では、全16冊揃(昭和48年版全15冊+昭和58年版第15巻) 玉英堂書店 4,000円 が最安値のもよう。しかし、送料は1500円位はかかるだろう。

 

で、この大冊14巻は、職場の机後ろに保管している。ぼちぼち自宅に持ち帰るつもり。

 

 

 

 

2月1

20日ぶりの休み。精神的なうっ屈した疲れが蓄積している。気分を変えようと、隣駅の東大和市駅から歩いてBookOffへ。速足で歩いて徒歩10分。往復で2kmあるいた。

いわもと君お薦めのトム・ウッド『パーフェクト・ハンター』(上・下)(ハヤカワ文庫)、長男から貰った600円の割引券を使って300円支払う。

 

夜更け、トム・ウッド『ファイナル・ターゲット』 (上・下) (ハヤカワ文庫) を847円でアマゾン注文。

 

調子に乗って、グレイマンシリーズの4作目(未邦訳)まで、Kindle電子書籍で買い込んだ。

Mark Greaney "Dead Eye" (A Gray Man Novel) [Kindle Edition] $8.88

通勤電車中で冒頭を読んでいるが、ちょっと私には難しすぎるようだ。

 

1月31

奥田拓道『和漢薬 生化学が解く薬と健康』(中公新書、1987年)100円@よみた屋

 

1月29

昨日、アマゾンで注文した『暗殺者の鎮魂』が、職場に届いた。970円。新刊より200円程安い。

ところが、昼休み、近所のよみた屋で、なんと美本を50円でみつけ、確信犯的にダブリ購入。

 

1月28

半世紀ちかくにも及ぶ書友いわもとさん激賞の『暗殺者グレイマン』が、期待にたがわず傑作。

さっそく、シリーズ2作目以降を

マーク・グリーニー『暗殺者の正義(ハヤカワ文庫)1092円 @吉祥寺ルーエ

マーク・グリーニー『暗殺者の鎮魂』 (ハヤカワ文庫) 970円 @アマゾン 購入。

もしこのまま突き進めば、4作目は原書購入という流れになる。

 

仕事のほうは難題山積状態。だからこそ、こういうノベルで、アドレナリン全開モードに持ち込むのだ!笑

 

1月26

延々と仕事なり。

 

例によって、よみた屋にて、

黒沼健『失われた古代大陸』(新潮文庫)50円 小学生の時分から好きなんです、こういうの。昔買った本。安いし

H・マウ、H・クラウスニック『ナチスの時代』(岩波新書、1961年) 100円 私が5歳のときの新書。7歳のときの第4刷・・・。

マイクル・クライトン『パイレーツ 掠奪海域』(ハヤカワ文庫) 50円

 

 

 

1月23

センター試験関連で、新しい厄介な仕事を抱え、年末以来とりくんできた。

 

昨夜は、職場ちかくの東急インに一部屋かり、自宅に帰らぬ覚悟をして、仕事。

老いた身には夜更けの仕事はつらい。23時ごろチェックインして、小部屋で小休止。ビッグマックが夕食なり。

午前3時まで仕事して、ホテルに戻る。

こういう、非日常の、ウエットでない小部屋も悪くない。携行していた本搾りチューハイを1缶飲んで、眠りに就く。・・・

 

 

それでも、古本は買う。三位一体(自宅・職場・古本屋) と化したよみた屋で、

R・フリーデンタール『ゲーテ その生涯と時代』上・下巻(講談社、1979年) 200円

当時、この本の記憶はない。あまり人口に膾炙しなかったのか。

 

自宅に帰ったら、

GuideLine(河合塾)1・2月号届いていた。

 

 

 

1月21

ヘミングウェイ『日はまた昇る』(新潮文庫)『武器よさらば』(新潮文庫)各50円 高見浩の新訳版

室生朝子『晩年の父 犀星』(新潮社、昭和37年)、永井龍男『雑文集 花十日』(昭和52年)各100円 以上よみた屋

 

いっそ、よみた屋日誌とでもしようか。人生においてこれほど濃くひとつの古書店とつきあったことはなかった。

 

 

1月20

ケン・フォレット『大聖堂』(全3巻)(新潮文庫、150円)@よみた屋

 

 

1月19

センター試験二日目。しんどい、出口のなかなか見えない仕事を黙々と続けている。

それでも退社時に、近所のよみた屋をのぞく。

今夜は、内外のミステリ(単行本・文庫)が大量にでている。

そのなかから、手始めに、佐々木譲『代官山コールドケース』(文藝春秋、2013年)、同『地層捜査』(文藝春秋、2012年) 各100円。

これはうれしい。

他にもいろいろとあったのだが、電車の時間が気になって今夜はこれでおしまい。

 

 

日経書評 メモ

ケプラーとガリレイ・・・トーマス・デ・パドヴァ著 研究者同士のせめぎ合い描く

1月17

嵐の前の静けさ。

 

日経私の履歴書、今月は小澤征爾。

今朝、この2週間の連載をまとめて電子版で保存し、かつ

小澤征爾・村上春樹『小澤征爾さんと、音楽について話をする』(新潮社、1199円)

小澤征爾『ボクの音楽武者修行』(新潮文庫、251円)

の二冊を注文。(アマゾン)

 

よみた屋にて、篠田一士『詩的言語』(晶文社、1968年)。100円。

傍役の詩人中原中也という論考が載っていて、これにはさすがに大岡昇平がかみついている。

この論考は、篠田の若書きが目につく。大岡の抗議文も転載されているが、分は大岡にあるのは明らか。

それでもなお、篠田一士の当時の営為につきあってみようと思うのだ。

 

 

 

 

1月15

猛烈に忙しく、今後のことを思うと暗澹たる気分になる一方、それを回避する方法を真摯に考えている。まさにダンドリ君である。

 

だが、古本は執念で買うのだ。今日もよみた屋で。

中川清編『明治東京下層生活誌』(岩波文庫)、川本三郎『荷風好日』(岩波現代文庫) 各50円

薄田泣菫『泣菫随筆』(冨山房百科文庫)100円

日本民俗文化大系3『稲と鉄』(小学館、昭和58年) 500円。

稲と鉄に至っては、30年来の購入希望書ということになる。当時の定価3900円はけっして安くなかったろう。それは覚えている。

昔も今も、かわらずけなげに追い求めているのは、美しいおんなと、本くらいなのだ。

 

 

 

1月14

あゝ、これから2週間ほど働きづくめである。

痛風の足を引きずって、あれこれと用事をこなす。

 

前田愛『都市空間のなかの文学』(筑摩書房、1982年)、H・S・サンテッスン編『密室殺人傑作選』(ハヤカワ・ミステリ、昭和51年) 各100円 もちろんよみた屋にて。

 

 

1月13

痛風をおして残務整理へでかける。

よみた屋にて、西郷信綱『増補 詩の発生』(未来社、1964年)、村田全『日本の数学 西洋の数学』(中公新書)各100円。村田全はダブり。またやってしまった。

BookOffにて、大沢在昌・今野敏他『小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所 』(集英社文庫)、大沢在昌『鮫島の貌』(光文社)計484円

アマゾンにて、今野敏『晩夏―東京湾臨海署安積班』(593円)、大沢在昌『絆回廊 新宿鮫X』(光文社、470円)

 

 

1月12

引き続き自宅で、痛風の療養。新宿鮫『風化水脈』了。ハッピイエンドに心温まる思い。

二日間ほど酒を断っているが、そのせいあってか睡眠の深いのを実感する。

 

 

1月11

痛風が再発し、一日家で静養した。新宿鮫6巻目を読んで過ごした。

 

1月9

永井龍男『コチャバンバ行き』(講談社、昭和47年)100円@よみた屋

 

 

1月8

大沢在昌『新宿鮫5 炎蛹』(光文社文庫)、いわもとさんお薦めのマーク・グリーニー『暗殺者グレイマン』(ハヤカワ文庫)計680円@吉祥寺BookOff

 

1月6

よみた屋にての古本はじめは、安岡章太郎『私説聊斎志異』(朝日新聞社、1975年)100円。当時の定価1500円はいまの3000円くらいか。

 

1月5

 

ジョイペット 水のいらない泡シャンプー 猫用  498円

 

1月4

仕事はじめ。

大沢在昌まとめ買い@吉祥寺BookOff。なにしろ初商いは全店20%オフなので、あちこちのBookOffを巡っている。『闇先案内人』(上・下)(文春文庫)、『新宿鮫3 屍蘭』『新宿鮫4 無間人形』(光文社文庫)、『新宿鮫6 氷舞』『新宿鮫7 灰夜』(光文社)、『帰ってきたアルバイト探偵』(講談社)

しめて7冊 780円

 

 

1月3

Hulu を再契約したこともあり、iPad(第3世代)からHDMIを経由して、液晶TVに映像を映そうと、中国製ノーブランドの「Dock → HDMI 変換 アダプタ」 とHDMIケーブルを買った。ところが、「このアクセサリは使えません云々」というエラーで止まってしまいあせったが、これはiOSをヴァージョンアップすることで解決できた。できたものの、今度は東芝製の液晶TV側が悪いのか、長男が放置したままのREGZAでは再生できるものの、肝心のリビングのREGZAでは再生できない。あれこれTVの設定をいじったがいまのところうまくいかない。まあ、しょうがないか。

 

 

村上春樹『1Q84』(Book1 & Book2 )(新潮社)、今野敏『ST 桃太郎伝説殺人ファイル』(講談社文庫)、大沢在昌『新宿鮫 風化水脈』(朝日新聞社)、同『新宿鮫IX 狼花』(光文社)、同『ザ・ジョーカー』(講談社) 以上計504円@田無BookOff 花小金井BookOff

 

1月1

謹賀新年。

湘南ライナーに乗って鎌倉の義母宅へ年始の挨拶。

鎌倉駅前の東急ストアで福袋の和菓子を買い、宝戒寺に初詣。

小町通り沿いの古書肆 藝林荘は元日も店を開けていたが、あわただしく店頭本を眺めたのみ。

 

 

 

 

 

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