引っ越しました。丸十年、WAKWAKでやってきましたが、容量(50MB)が小さく、これ以上画像がUPできないため

約200倍の容量(10GB)を使えるさくらインターネットのレンタルサーバーに移ります。最安のプランで、月額125円と安いうえに

phpや簡易のデータベースも扱えるようで、ちょっとはこういうことを学ぶ契機になればと思っています。

http://yes2013.sakura.ne.jp/book/

12月31

昨夜、よみた屋にて、今年の古本納めの一冊。フランセス・イエイツ『魔術的ルネサンス エリザベス朝のオカルト哲学』(晶文社、1984年) 元カバーなしだが、驚異の100円。

 

大晦日と三が日くらいはゆっくりできそうだが、そのあとは無理難題が山積している。まあ、来年も懲りずに、これら無理難題を愉しめる境地になろう。

 

今野敏の武道小説に感化され、ブルース・リーのDVDでも年末に観ようとおもったが、HULUでブルース・リー、ジャッキー・チェン、ジェット・リーなどの諸作が観れるので

HULUのアカウントを復活させた。

 

 

 

性懲りもなく、大晦日の休日は、花小金井BookOffへ。

今野敏『虚構の殺人者』(ハルキ文庫)、佐々木譲『巡査の休日』(角川春樹事務所)、佐々木敏『天使の軍隊』(講談社) 計610円。

 

 

 

12月29

長男が急きょロスアンジェロスにいくことになり、いろいろと準備に追われた。

使っているiPhone4の電源スイッチが入りづらくなったというので、吉祥寺東急デパート前のアップル代理店を

紹介してやったが、機種交換しかないということになった。考えたあげく、父の使っていた同機にSIM他すべてを

移植した。無事、成功したようだ。

吉祥寺よみた屋で、買いそびれていた棟方志功の版画複製 300円×3葉を買ってきてもらった。

 

夜は次男も呼んでひさしぶりに家族4人ですき焼き。鹿児島の実母が贈ってくれた鹿児島黒牛肉が好評であった。

 

 

12月27

山田憲太郎『香料の道』(中公新書)昭和52年 100円@よみた屋

 

12月25

田中修『ふしぎの植物学』(中公新書)100円

高田里惠子『女子・結婚・男選び』(ちくま新書)100円  以上よみた屋にて

今野敏『膠着』 (中央公論新社)  260円

 

 

12月22

職場に残務整理、数時間。

ひさしぶりに職場手前のよみた屋で、塚本邦雄『百句燦燦』(講談社、1974年)500円。他にも昭和50年代に買い逃した

塚本邦雄の歌集他数点があった。気が向いたら買うかも。

永井龍男『秋 その他』(講談社、昭和55年) 100円。

他に、花小金井BookOffで、今野敏『戦場 トランプフォース』(中公文庫)『ヘッドライン』(集英社文庫)『人狼』(徳間文庫)『硝子の殺人者 東京ベイエリア分署』(ハルキ文庫)計 665円 

 

キリン本搾りの冬柑。季節限定。

 

12月21

今野敏『朱夏 警視庁強行犯係 樋口顕』(新潮文庫)、『神々の遺品』(双葉文庫)、『龍の哭く街』(集英社文庫)、『武打星』(新潮文庫)、『黒いモスクワ ST警視庁科学捜査班』(講談社文庫)、『ST警視庁科学捜査班 緑の調査ファイル』(講談社文庫)、『切り札 トランプフォース』(中公文庫)105円×7 立川BookOff   『闘神伝説』2(集英社文庫) 300円 

アメリカ口語教本 (入門用) W.L.クラーク (1984/1)  + アメリカ口語教本 入門用 新訂版 CD3枚組 1101円 

 

12月20

昨日 T大学のAOセンターへあいさつ。お歳暮5250円。

今晩は、吉祥寺香港料理の店龍明楼にて、作戦会議と題して忘年会Part2。

F君の秘蔵っ子Kさんも参加して、和気あいあいと。龍明楼は味もまずまずだし、なにより喧しくなくまともに会話ができるのが良い。

12月18

今夜は忘年会@東急イン地階。PIZZA&WINE ESOLAにて。

天気予報通り雪になるのか・・・。それも一興だが。

 

12月17

 

今野敏『ドリームマッチ』( 徳間文庫)251円 『蓬莱』(講談社文庫)251円。『二重標的』(ハルキ文庫)105円。

 

 

 

12月15

沢木耕太郎 『人の砂漠』(新潮社) (1977年) 251円

ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード ヴィジュアル愛蔵版』(角川書店、424円)

冲方丁『天地明察』(角川書店、309円)  以上をアマゾンに注文。

 

午後、職場に顔を出す。年末年始、無理難題多し。よみた屋にて、紀田順一郎訳『M・R・ジェイムズ全集 1』(創元推理文庫、400円)を買う。

 

 

日経書評コラムより。参考書の電子化の動き。

「一歩進んだ電子版問題集を作ろうとしているのは、東京工業大学の学生を中心に設立されたベンチャー企業、フォレスト(東京・渋谷)。問題集を購入して問題を解いていくと、解くのにかかった時間や達成度が学習履歴として蓄積されるアプリを開発中だ。進捗度を確認できるほか、購入した全書籍の中から不得意分野の類題を抽出することもできる。来年から全国の数校の高校で実証実験を始める。」

 

 

12月14

休日。妻は鎌倉の実家へ日帰りででかけた。

花小金井BookOffへ。

佐々木譲『夜にその名を呼べば』(ハヤカワ文庫)、池波正太郎『闇の狩人』(上・下)(新潮文庫)

今野敏『闘神伝説』3・4(集英社文庫)、『残照』(ハルキ文庫)、『神南署安積班』(ハルキ文庫)、『ST 黒の調査ファイル』(講談社文庫)、『波濤の牙 海上保安庁特殊救難隊』(ハルキ文庫)

全9冊 各105円

 

 

 

 

12月12

 

オウィディウス『転身物語』(人文書院、昭和50年重版)100円@よみた屋。

閉店間際に、常連でにぎわう均一本放出コーナーでさっと買った。フラマリオン版の仏語訳を持っているのは覚えているが、はて岩波文庫版も持ってるかもしれないと

帰路の中央線の車中でふと思いが至った。

 

今野敏『レッド』(ハルキ文庫) 251円

 

 

 

12月10

文藝春秋編『東西ミステリーベスト100』(文春文庫、693円)2013年版

今野敏『警視庁神南署』(ハルキ文庫)  『特殊防諜班 聖域炎上』(講談社文庫) 『特殊防諜班 最終特命』(講談社文庫) 『欠落』(講談社)各105円@田無BookOff

 

今野敏『エチュード』(中央公論社)289円。

 

明日は、池袋西口のWア本社に直行し、午後は、世田谷区赤堤のS出版社にH氏を訪問する予定。実弟の住まいのそばだ。

 

 

 

12月8

東郷隆『名探偵クマグスの冒険 』(集英社、349円)@アマゾン注文。

熊楠ファンなら買っておいて損はなかろう。

 

今朝の日経書評では、”Alan Turing: Pioneer of the Information Age” B. Jack Copeland の訳書(NTT出版)に注目。

訳書も原書も高い本なので、機会をみてなるべく安く買うつもり。

このCopelandという著者には、"The Essential Turing: Seminal Writings in Computing, Logic, Philosophy, Artificial Intellegence, And Artificial Life; Plus The Secrets Of Enigma"

などTuring関連の著作数冊?がある。

 

【気になる新刊 メモ】

読み出したら止まらない! 海外ミステリー マストリード100 (日経文芸文庫) 杉江松恋

東西ミステリー100 文春文庫

古書ミステリー倶楽部 (光文社文庫)

古本屋ツアー・イン・ジャパン 小山力也 2520円

 

12月8

小・中・高の3種の公開テストをなんとか乗りきった。

年末以降の再度の戦いにそなえて戦士休息。

京橋ワインでボルドオ産ワインの詰め合わせセット。

ワインボトル栓KT-132なんてのも買った。配送料(400円)が単品価格(139円)に対して割高なので、3個まとめ買い。誰かにあげてもいいし。

これは優れモノですよ。

ミシュランのガイド2014年版がでたが、高い本なので、デジタル会員月額210円に申し込んで、今回新たに加わった5000円以下のリストなども閲覧してみた。

練馬の4店ほどや西荻窪の数店が紹介されているのはうれしいが、吉祥寺(武蔵野市)など23区外はまったく対象外なのはがっかり。

http://michelinguide.gnavi.co.jp/home/

見あきたら解約しよう。

 

 

12月7

今野敏、爆買い。函館L高校の一級上の先輩。今後は今野敏先生と呼ぼう。それほどに何を書いても面白い。

 

『慎冶』(中公文庫) 『パラレル』(中公文庫) 『陰陽 祓師・鬼龍光一 』(中公文庫) これで、826円。アマゾン。

今日は、東大和・花小金井のBookOffと東大和ブックセンターいとうの3店を巡り、なんと11冊。

『ビギナーズラック』(徳間文庫) 『凍土の密約』(文春文庫) 『触発』(中公文庫) 『潜入捜査』(実業の日本社文庫)

『ST警視庁科学捜査班 毒物殺人』(講談社文庫) 『ST警視庁科学捜査班 青の調査ファイル』(講談社文庫) 『特殊防諜班 組織報復』(講談社文庫) 『特殊防諜班 標的反撃』(講談社文庫)

『時空の巫女』(ハルキ文庫) 『渋谷署強行犯係 宿闘』(徳間文庫) 『闘神伝説 1』(集英社文庫) しめて1840円。

 

12月4

今野敏の拳法小説『孤拳伝』を読み終わり、なぜか再びジェット・リーのカンフー映画を注文することに。

ロミオ・マスト・ダイ 特別版 [DVD]  341円

キス・オブ・ザ・ドラゴン[DVD]  341円

京橋ワイン極旨ボルドー6本セット ¥ 6,909

 

しぎょういつみさんより新著『よりみち英単語』(朝日出版社)をお贈りいただいた。さっそく仕事の合間に読んでいる。

http://www.amazon.co.jp/よりみち英単語-しぎょういつみ/dp/4255007608/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1386110732&sr=8-1&keywords=よりみち英単語

 

 

12月1

この週末もチョコマカ仕事をしていた。

今日は中野駅でY塾 Iさんに成績資料手渡し

帰りがけ、荻窪に途中下車して、ささま詣で。

 粟津則雄訳、駒井哲郎装丁の『ランボオ全作品集』(思潮社、1965年初版の第7刷) 315円 これは長男への土産にしたのだった。

 田部重冶訳『ペーター論集』(岩波文庫、昭和9年)105円。

 同じく岩波文庫の『太陽の都』105円や『マリアンヌの生涯』揃いは見送った。どうせ読まないしね。

 

11月30

昨晩、帰りがけによみた屋で。各100円

平川祐弘『和魂洋才の系譜 新装版』(河出書房新社)1987年

石原八束『駱駝の瘤にまたがって 三好達治伝』(新潮社)昭和62年

吉田秀和『ソロモンの歌』(河出書房新社) 1970年

埴谷雄高『虚空』(現代思潮社) 1960年版

11月28

今野敏『復讐―孤拳伝〈1〉』 (中公文庫) 400円

以下、すべて今野敏。bookOffかアマゾンにて。

『アキハバラ』(中公文庫)『鬼龍』(中公文庫)、『特殊防諜班 諜報潜入』(講談社文庫) 計315円。

『群雄―孤拳伝〈3〉』 (中公文庫) 『覚醒―孤拳伝〈4〉』 (中公文庫) 『漆黒―孤拳伝〈2〉』 (中公文庫) 計1239円。

 

 

 

 

大沢在昌『毒猿 新宿鮫2』(光文社文庫)105円

 

11月24

昨日も結局なんやかんやと在宅で仕事していた

今日は先週とおなじく再び新宿京王プラザで打ち合わせ後、吉祥寺の職場に戻って夕刻まで。ちょっとはかどった。

帰り際に、よみた屋で、イヴ・ボヌフォワ『ランボー』(人文書院、昭和42年) 100円。

 

 

 

 

11月23

ひさしぶりに休み。ここまで無理難題によく応えたチーム全員をたたえてなんぞ宴でもと思うが、皆が揃う時間がない。

 

誰も褒めてくれないので、自分で自分にご褒美だ。

1977年版の、第1巻、第3巻、第9巻、第12巻。つごう2715円で全12巻が揃った。これは長男へ。

 

京橋ワイン 厳選辛口スパークリング6本セット!5229円 アマゾンにて。ホームパーティ用(笑)

 

Keith jarrett "Sun Bear Concerts" [Box set, CD, Import] ドイツ製CD6枚組。LPの時代は10枚組だった由。8768円

1976年の11月の日本公演記録。当時私は二十歳になったばかりで、すでにキースのPrayerなどが好きだったが、公演のことは記憶にない。

 

 

他に、今野敏『デビュー』(実業之日本社文庫)330円@吉祥寺。

 

11月20

先週の土曜日に、武蔵小金井の伊東書房で手に取った朝日新聞学芸部『作家が見た升田将棋』。

古本屋をめぐる道すがらアマゾンでチェックすると、アマゾンのほうが安いので、帰宅してからアマゾン注文。

はやりのショールーミングということか。ごめんなさい、伊東書房さん。

作家による観戦記ですが、登場する作家は綺羅星のごとし。他にも、坂口安吾(昭和22年) 長與善郎(昭和23年) 梅原龍三郎(昭和23年)など

錚々たるもの。

将棋の黄金時代。世間の関心も高かったのでしょう。

読むのが楽しみです。

 

 

 

 

 

11月17

京王プラザホテルにて、全国選抜のテスト会に、午前中立会。

 

朝日新聞学芸部『作家が見た升田将棋』(朝日新聞社、1993年)327円。

今野敏『確証』(双葉社)598円

今野敏『同期』(講談社)251円

 

 

11月16

武蔵小金井のTクリニックで人間ドック。

経口麻酔をかけられベッドに横たわり、朦朧とするうちに上と下からチューブをつっこまれ、マゾヒスティックな悦びすら覚える。

昼過ぎに無事おわり、解放感もてつだって

昨夕から飲み食い一切していないヨタヨタとした足で、武蔵小金井駅近辺の古本屋3軒を巡る。

伊東書房、中央書房 ともに気骨ある昔ながらの古本屋なり。古本ジャンゴは活気があってこれからの店という感じ。

チェーホフ全集揃い6000円。小谷野敦の里見とん伝。半藤一利さんの戦後の荷風論、他・・・新旧いい本がけっこうあったのだが、

決定打がなく、結局何も買わず。

 

夕刻、やおらアマゾンにログインして、昨日息子が買ってきた芥川龍之介全集の残り巻をバラバラに一斉注文。しめて1915円。

1977年版の、第1巻、第3巻、第9巻、第12巻。つごう2715円で全12巻が揃ったことになる。

 

 

 

 

11月15

2週間ぶりのやすみ。明日、人間ドックを控えているので、レトルトパックいりの粥程度のものしか食べられないのが辛い。

夕食時、長男がニラいりの焼きそばを旨そうに食っているのをうらやましく眺める。その息子は、昨夜私が見送った芥川龍之介全集(1冊100円!)を

よみた屋から買ってきた。昨夜父親が店頭でみつけたときは12冊揃いだったが、さすがに半日で4巻欠けていたそうだ。青いクロス装の大冊。

 

食べる愉しみのない休日は、酒のんで昼寝。日の降りるころ目が覚めたら、深紅の夕焼けが心にしみた

 

1・3・9・12巻欠け。まあそんなことなら昨夜立ち寄ったときに買っておけばよかったのだが。ちなみにこれは息子の蔵書になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

今野敏『陽炎 (東京湾臨海署安積班)』 角川春樹事務所 492円

11月12

今野敏『白夜街道』(文春文庫、300円)

 

日経書評より、気になる本 メモ

別れの何が悲しいのですかと、三國連太郎は言った 宇都宮 直子

天才と異才の日本科学史 後藤秀機

だから荒野 桐野夏生

流星ひとつ 沢木耕太郎

 

 

11月10

『曙光の街』(文春文庫) 傑作だ。

アマゾンの紹介文より。

元KGBで日露混血のスパイ、ヴィクトルが日本に潜入した。目的は某暴力団組長の暗殺。ロシアンマフィアから“あるもの”を持ち去った報復のため、金で雇われたのだ。一報をうけた警視庁ではなぜか、やる気のない公安部の倉島警部補が担当を命じられ、標的となっている組長の方は、プロ野球選手崩れの武闘派ヤクザ・兵藤が護衛にあたる。ヴィクトル、倉島、兵藤…人生に情熱を失いかけた男達が、命賭けの戦いの中で見出したものは。人気ネオ・アクションノヴェル!

人物造形、文体とも隙がなく、2/3すぎても結末が予想できない。

 

大林太良編『岡正雄論文集 異人その他』(岩波文庫、150円)@よみた屋

 

 

11月9

今週末も延々と仕事。早朝に起きて、アマゾンでまとめ買い。

今野敏

 『最前線 東京湾臨海署安積班』 角川春樹事務所 444円

 『半夏生 東京湾臨海署安積班』 角川春樹事務所 298円

 『花水木 東京湾臨海署安積班』  角川春樹事務所 251円

 『夕暴雨 東京湾臨海署安積班』 角川春樹事務所 301円

 『烈日 東京湾臨海署安積班』 角川春樹事務所 335円

と、吉祥寺BookOffで

今野敏『ビート 警視庁強行犯係・樋口顕』(新潮文庫、105円)、『曙光の街』(文春文庫、400円)

さすがに買いすぎたか。

 

 

 

11月4

小・中・高の3公開テスト、ならびに4つの旧帝大系模試の実施がおわった。これからが処理の本番だ。そのまえに相当疲弊しているのだが。

 

 

H・P・ラヴクラフト『ラヴクラフト全集』3・5 (創元推理文庫)計100円@よみた屋。

ダブりではないと思う、たぶん。

 

11月3

正午前に出勤し、5:30頃退社。いろいろと雑用多く、辟易する

 

北上次郎『冒険小説論』(早川書房、300円) 力作である。

秋月龍a『一日一禅』(上・下)(講談社現代新書、昭和52年) そう、この年に読んだ本だ。中目黒時代。

安いので買い直し。捨ててはいないけど所在場所不明。たぶん実家。 200円。

以上、よみた屋にて。今日もにぎわってました。

 

 

 

11月2

暦の上では三連休だが、明日明後日と公開テストが続く。今日は在宅でいくつか仕事をこなし、職場にはでかけないことにした。

日経の春秋欄で、珍しく古本の話題。

 

11月1

死霊 揃い@よみた屋。500円。これで我が家は三セット目になる。さすが、神=よみた屋である。

 

10月31

仕事上のいくつかのトラブルで、夜更けに帰宅。吉祥寺から上石神井までタクシーをとばし、西武線でかえった。

 

阿川弘之『鮎の宿』(六興出版、昭和50年)300円@よみた屋。

 

10月30

中島敦全集 第1巻・第2巻 各300円@よみた屋 函こそないが月報つきの美本。第3巻はアマゾンか日本の古本屋で。

 

今野敏『宰領 隠蔽捜査5』(新潮社) 1250円

今野敏『転迷 隠蔽捜査4』(新潮社)  897円 

 

湯谷昇羊『「できません」と云うな―オムロン創業者 立石一真』(新潮社、251円)

リーデル (RIEDEL) オヴァチュア レッドワイン用 350ml 2客セット 2244円

SVALKA シャンパングラス / 6 ピース[イケア]IKEA 1400円 

10月27

台風一過の秋晴れ。これから2週間ほど繁忙になる。今日も出勤です。

昨日は、一日、今野敏の隠蔽捜査1・2を読んでました。快作。

 

弘兼憲史『知識ゼロからのワイン入門』(幻冬舎、411円)注文。

 

今野敏『隠蔽捜査3.5 初陣』(新潮文庫、350円)

今野敏『トカゲ 特殊遊撃捜査隊』(朝日新聞出版、105円) @吉祥寺BookOff

Albert Camus "L'ETE" (Gallimard) 100円@よみた屋。

10月25

よみた屋にて

レヴィナス『時間と他者』(法政大学出版局、300円)

ぼんやりと、稲垣足穂とレヴィナスということを考えた。

 

野口広『図形あそびの世界』(講談社現代新書)100円

今野敏『果断 隠蔽捜査2』 『疑心 隠蔽捜査3』(ともに新潮文庫、計455円)、『ST 警視庁科学捜査班』(講談社文庫、105円)

北芝健『そこが知りたい!「日本の警察」』 (PHP文庫) 308円

 

 

10月24

よみた屋にて

ハイデッガー『ニーチェ』(中)(理想社)300円

原佑・井上忠・杖下隆英・坂部恵『西洋哲学史 第三版』(東京大学出版会)300円 買い直し

今野敏『隠蔽捜査』(新潮文庫、50円)

 

 

 

10月23

スチュアート ウッズ 『警察署長』(上・下) (ハヤカワ文庫) 251円+50円

小谷野敦『恋愛の昭和史』(文藝春秋、500円)@よみた屋

 

詩人の飯島耕一がなくなられた。83歳。

先月だったか、詩集『バルセロナ』をよみた屋でみつけたが、ためらっているうちに買い損ねた。

訃報に、「1953年、敗戦の虚脱感を新しい感受性で表現した詩集「他人の空」で詩壇にデビュー。詩人の滝口修造、大岡信らと戦前のシュールレアリスム詩の再評価にも尽くした。」とある。

戦前のシュールレアリスム詩に関する詩論は読んでみたい。

 

10月20

今月の日経私の履歴書 利根川進博士の履歴書も佳境に入ってきた。今朝は、コールド・スプリング・ハーバー研究所での講演の大成功について。分子免疫学における多大な成果を手に、こののちMITに移る。

今日の日経書評では、なんといっても それからのエリス 六草いちか著 森鴎外の「恋人」の足跡 〈評〉作家 中沢けい。

 

 

10月19

休日の朝、雨もあがったので、親子丼をたべて、東村山市福祉作業所 なごやか文庫にでかけてこよう。

http://www.fukusaku.jp/

我ながら、好きだねえ。

このなごやか文庫のことを教えてもらった、古本屋ツアー・イン・ジャパンでは、鹿児島天文館の古本屋 糸書店が健在であるのをしって妙にうれしい。

http://blogs.dion.ne.jp/tokusan/tb.cgi/11336264

 

→東村山福祉作業所内 なごやか文庫にて、水上勉『飢餓海峡』(上・下)(新潮文庫、140円)、村上護編 長谷川泰子(口述)『中原中也との愛 ゆきてかへらぬ』(角川ソフィア文庫、70円)

土曜日は、店員も不在で、値札と代金を無人のレジに投入する仕組みになっていた。

中公文庫版の日本の詩歌30巻揃い1500円も安いと思ったが、気後れして止めた。

 

 

10月16

小谷野敦『面白いほど詰め込める勉強法』(幻冬舎新書、819円) @吉祥寺本屋。相変わらずの小谷野節。

仕事を終えて、よみた屋にて、

ヴェルナー・フォルケ『ホフマンスタール』(理想社、1971年) 500円

中島秀之『知識表現とProlog/KR』(産業図書)100円

スパイケル他『パズルとマイコン』(共立出版)100円

を買う。

 

 

 

10月14

金曜日 横浜駅そばのRセミナー本社訪問

土曜日 西新宿ヒルトンホテルに妻と所用ででかけ、そのあと西口ユニクロ地階のラ・パウザでパスタランチ。

 

さすがに、冒険小説も飽き気味で、『ナヴァロンの要塞』は中断。しかし、『鷲は舞い降りた』『針の眼』は傑作だった。

断腸亭日乗と、内田百間の戦後日記、昭和20年秋冬のくだりを同日比較参照しながら読むのが昨晩は楽しかった。

 

日曜。銀座 LA LOLA (スペイン料理と酒)にて妻とランチ。

帰路、職場で残務整理するはずが億劫になって中止。

今週はだから忙しい。台風もくるし。

 

10月10

よみた屋にて、セシル・スコット・フォレスターのホーンブロワーシリーズ全11巻のうち下図の10巻。揃い500円はうれしい。

『スペイン要塞を撃破せよ』 『砲艦ホットスパー』 『トルコ沖の砲煙』 『パナマの死闘』 『燃える戦列艦』 『勇者の帰還』 『決戦! バルト海』 『セーヌ湾の反乱』 『海軍提督ホーンブロワー』 『ナポレオンの密書』

他に、アリステア・マクリーン『女王陛下のユリシーズ号』 (ハヤカワ文庫、333円)  アマゾン注文。

 

10月9

大航海時代叢書 シエサ・デ・レオン『インカ帝国史』(岩波書店)

大航海時代叢書 ラス・カサス『インディアヌス史 第一巻』(岩波書店)計200円@よみた屋

史上最大の作戦(DVD)  900円  ミッドウェイ 特別版 [DVD]   992円  

 

10月7

フォレットの『針の眼』結局訳書で進行中。これはなかなかの傑作とみた。

F.W.クロフツ 大久保康雄訳 『樽』 (創元推理文庫 、251円)

池袋西口 Wア社本社訪問。

 

10月5

久しぶりに本を買った。

Ken Follett "Eye Of a needle" $2.99 Kindle版 amazon usaで。

Ken Follett "Eye Of a needle" 1030円 ペーパーバック版

長年の書友いわもとさんがかつて原書で読んだ由。わたしも先日買った訳書とあわせて挑戦しよう。挫折する可能性大だが、満を持して電子書籍と原書のセット購入。

冒頭をちょっと読んだけど、フォレットの文体ってなかなか詩的だ。

 

稲垣佳世子・波多野誼余夫『人はいかに学ぶか 日常的認知の世界』(中公新書、250円) @よみた屋。いい本に巡り合った。

そこで今朝、アマゾンで一括追加注文。

稲垣佳世子・波多野誼余夫『知的好奇心』(中公新書、295円) 

稲垣佳世子・波多野誼余夫『無気力の心理学―やりがいの条件』(中公新書、251円) 

市川伸一『考えることの科学―推論の認知心理学への招待』(中公新書、416円) 

 

久しぶりに本を買ったので、古本買いドーパミンが脳内に放出されてしまい、雨にもかかわらず

田無と花小金井のBookOffにでかけた。

佐々木譲『警官の紋章』(ハルキ文庫)、『警視庁から来た男』(ハルキ文庫)、『北帰行』(角川文庫)

リチャード・マシスン『アイ・アム・レジェンド』(ハヤカワ文庫)

アリステア・マクリーン『金門橋』(ハヤカワ文庫) すべて各105円

 

9月30

逢坂剛『しのびよる月』『恩はあだでかえせ』(集英社文庫、各105円)

 

9月28

ジャック・ヒギンズ『鷲は舞い降りた(完全版)』がなかなか面白く、これなら完読できそうだ。

翻訳ものの冒険小説には意外に疎い。

これを機に、ケン・フォレット『針の眼』や、アレステア・マクリーンにでも向かうか。

活字の大きい版があればいいのだが、ハヤカワも創元も総じて字が小さいのが難点。

 

今朝は、懸案だったリチャード・マシスン 矢野徹訳『地獄の家』 (1972年) (ハヤカワ・ノヴェルズ) を 846円 で注文。

ハヤカワ文庫版が長期品切れ(絶版?)で古書価が高く迷っていたが、その前の単行本版が安くみつかった。

映画ヘルハウスの原作。

邦訳がみつからないので、最初の数節を、Kindleのサンプル版でこの夏読んできた。

原書だと読みとおせるか自信がないので、ようやく邦訳の購入にこぎつけた次第。

今朝、『地獄の家』 (1972年) で検索をかけると、作家折原一さんのHPで面白い記事にめぐりあった。

http://homepage3.nifty.com/orihara1/diary0910.htm

このページの10月12日の条。

 


親子4人 夕方5時に西武新宿駅で待ち合わせ。

創作料理の居酒屋「空 Kuu」にて家族会。

 

9月27

ケン・フォレット『針の眼』(ハヤカワ文庫、105円)

 

iOS7になったからかどうかわからないが、最新のiBooksでは、辞書がずいぶん充実してきた。

英英も英語・米語で2種、独仏ももちろん、他外国語も各種選べる。

ちなみに、amazonのKindle(iPhone版)ではこうなっている。

 

 

9月26

新課程入試の社内講演で船橋に。先週は町田にでかけた。

内田百間の戦後日記、いまひとつ興趣おぼえず。同年(昭和20年終戦後)の荷風の日記はさすがに興趣深し。

 

宮部みゆき『火車』(新潮文庫)、ジャック・ヒギンズ『鷲は舞い降りた(完全版)』(ハヤカワ文庫)計100円@よみた屋。

フォレットの『針の眼』も探そう。

 

9月25

今朝の日経記事。江戸の経済官僚荻原重秀 再評価の機運ありと。興味がわいて

村井淳志『勘定奉行 荻原重秀の生涯 ―新井白石が嫉妬した天才経済官僚』 (集英社新書、612円)  を注文。

 

9月23

郷里の母から、わたしの誕生祝いにさつま揚げ一箱が届いた。

Mさんからは、最近のエッセイをスキャンしたPDFとともにメールをいただいた。

 

9月22

姑の老いてなお矍鑠を祝い、表参道の中国料理「福縁 fu-yuan」でささやかな点心コース。

久しぶりに宮益坂を上り、青山学院正面のあたりまで歩く。

宮益坂の古書店 中村書店(詩集の店)、巽書店は日曜なので休み。

中村書店にはじめて来たのは昭和50年ごろ。ずいぶん長くこの地で営業しているわけで、それだけで敬愛してしまう。

青山学院そばには、その昔洋書を扱う立派な古書店があったが、たぶん今はもうないであろう。

 

高橋靖子『表参道のヤッコさん』(アスペクト、288円)注文。

 

河合塾GuideLine 10月号届く。バイブルなり。

 

9月21

内田百閨w百鬼園戦後日記』上下揃 (小澤書店 1982年)1,000円+送料450円 日本の古本屋に注文。

濱嘉之『世田谷駐在刑事 小林健』(講談社文庫、350円)

 

9月19

濱嘉之『警視庁情報官 トリックスター』『警視庁情報官 ブラックドナー』(講談社文庫、各300円)、

中公世界の名著『ギリシャの科学』(中央公論社、100円)@よみた屋

 

今、iOS7 にアップデート中。

 

 

9月16

朝方、台風直撃のなかを出勤。国分寺でJRが止まるはずぶぬれになるはで職場に着くまでに精力を使い果たす。

九州は台風が過ぎたあとだったので、敬老の日の祝いのカステラは無事鹿児島の田舎に予定通り届いたようだ。

長崎のカステラ屋さんに簡単な御礼のメールを送る。長崎心泉堂。来年もここにしよう。

 

よみた屋にて、鈴木信太郎『虚の焦点』(中央大学出版部、1970年) 100円。

 

 

9月14

歯医者のあと、東大和BookOffへ。隣駅まで電車、そこから徒歩約15分かそれ以上。新青梅街道ぞいでけっこう遠い。

途中にあるブックセンターいとうにも立ち寄り。ここは海外のSF・ミステリー文庫が充実しているなあ。この2店で

林英一『残留日本兵』(中公新書、450円)、濱嘉之『警視庁情報官 ハニートラップ』(講談社文庫、105円)

伊坂幸太郎『ラッシュライフ』(新潮文庫、105円)、白川道『カットグラス』(文春文庫、200円)、堂場瞬一『漂泊 警視庁失踪課高城賢吾』(中公文庫、105円)

 

早く眠って夜中に目覚め、アマゾンで

小島政二郎『食いしん坊 交遊録』(彩古書房、1984年) 251円

丸谷才一『食通知ったかぶり』(文藝春秋 、1975年) 251円

ともに文庫で復刊されているが、文庫版との異同は不明。

小島政二郎は長年敬して遠ざけていた。気が向けば、永井荷風の評伝や小説・芥川龍之介、眼中の人に向かうかも。

 

台風が太平洋上にあって雨が強い。

 

9月12

内田樹『ひとりでは生きられないのも芸のうち』 (文藝春秋、304円)

 

敬老の日ギフト カステラ風呂敷包み 310g×2本 あけぼの 長崎心泉堂 2980円

9月9

佐々木譲『廃墟に乞う』(文春文庫、350円)『笑う警官』(ハルキ文庫、400円)

佐々木譲『エトロフ発緊急電』 (新潮社、251円)、 『ストックホルムの密使』 (新潮社、251円)

 

 

9月8

妻とふたりで吉祥寺デート。

職場のMさんとときどき食べにゆくイタリアンレストランラパウザで、パスタランチ。

旧伊勢丹をぶらぶらしたあと、BookOffで、佐々木譲『暴雪圏』(新潮文庫、400円) 昨日に続き今夜いっき読み。

そのほか、井の頭公園半周の散策やら熊本物産店をひやかしたり旧ロンロン街をぐるりと巡るなど、ふだんできない吉祥寺散歩を満喫。

 

9月7

休日。田無BookOffで、式貴士『カンタン刑』(光文社文庫、350円)、佐々木譲『制服捜査』(新潮文庫、105円)、高村薫『マークスの山』(上・下、各105円)

このうち、『制服捜査』をさっそく読了。

 

F.ポール ウィルスン『ザ・キープ』上・下 (扶桑社ミステリー、計770円) を注文。

モダン・ホラーでは、ハヤカワ文庫のリチャード・マシスン『地獄の家』(映画ヘルハウスの原作)を読みたいが、絶版で古書価高く、思案中。

 

9月6

ディック・フランシス『追込』『度胸』『奪回』『転倒』『連闘』(ハヤカワ文庫、各50円)

すべてよみた屋にて。

9月4

堂場瞬一『消失者 アナザーフェイス4』(文春文庫、400円) 『雪虫』(中公文庫、200円)

ロバート・B・パーカー『虚空』『歩く影』『ペイパー・ドール』(ハヤカワ文庫、各50円)

ディック・フランシス『大穴』『飛越』『骨折』(ハヤカワ文庫、各50円)

 

9月2

堂場瞬一『敗者の嘘 アナザーフェイス2』(文春文庫、400円)

 

9月1

警察小説を爆読した週末。

濱嘉之『警視庁公安部・青山望 政界汚染』では、有能な刑事たちがコマのように捜査を進める。

佐々木譲『警官の血』は、構想力がすごい。戦後間もない動乱期から親子孫3代にわたる数奇な事件を追う。

堂場瞬一『アナザーフェイス』(文春文庫、657円+税)も一気に読了。警察小説では珍しいイクメン刑事大友テツのデビュー作。キャラクタが生き生きとしており、プロットも乱れていない。

 

 

8月31

マイエル『聖者』(昭和17年)、ヘッベル『マリーア・マグダレーナ』(昭和16年)、シルレル『オルレアンの少女』(昭和26年)、シラー『フィエスコの叛乱』(昭和28年)、ヘッベル『アグネス・ベルナウエル』(昭和15年)、グスタフ・シュワーブ『ドイツ民譚集 1』(昭和24年)

すべて岩波文庫。各150円。

 

佐々木譲『警官の血』(新潮社)上・下 各105円@吉祥寺BookOff。ヨドバシカメラでキッチンタイマーを買う。

 

 

8月29

よみた屋に、めずらしく絶版文庫150円均一ワゴンがでた。

壮観なんですが、いくらなんでも詰め込みすぎのワゴン。

最下層にマイヤー『聖者』他があるんですが、昼休みどき迷ったのが運のつき、帰宅時立ち寄ったら写真(よみた屋Twitterから転載)の

ようになっていて、みつけられませんでした。

ひとまずマイエル『アンジェラ ボルジャ』(岩波文庫、昭和24年)を150円で。

明日も発掘に挑戦します。

 

藤井孝一『会社を辞めずに年収を倍にする』(講談社、921円)

 

8月27

濱嘉之『警視庁公安部・青山望 政界汚染』(文春文庫)、同『警視庁情報官 シークレット・オフィサー』(講談社文庫)、立花隆『ぼくはこんな本を読んできた』(文春文庫) 計150円

 

8月26

よみた屋にて、

カラー版作曲家の生涯シリーズより、『バッハ』『モーツアルト』『ベートーヴェン』『マーラー』(新潮文庫、各50円)

 

8月25

岩元君と吉永君という、昭和44年来の友人と、神田であう。

上海庭 神保町店、上海出身の女性のしきる中華料理の店で2時間ほど。

もっぱらの話題は、郷里に残した老いた母のこと。

 

岩元君から、現代詩読本『萩原朔太郎』(思潮社、1979年)をいただく。

コミガレ、三省堂古書部(4F)などを覗くが、特に買わず。

 

 

8月24

休日。藤圭子の『恋の雪割草』などをYoutubeで聴く。昭和48年ごろヒットしたこの演歌のドーナツ盤を買ったのは高校2年のころ。

当時、会いたくてもなかなか会えない年上のひとに憧れていて、その恋心の反映で、この唄を聴いたのだった。

山口淑子『「李香蘭」を生きて (私の履歴書) 』(日本経済新聞社、801円)

 

8月22

ふたりの父の命日。

 

 

粟津則雄訳、駒井哲郎装丁の『ランボオ全作品集』(思潮社、1965年初版の第8刷) @よみた屋 100円。

藤圭子が死んだ日の夜、よみた屋店頭にちょこんとあった。

悲しい日にも慰めとなる本の出会いはあるのだった。

 

Keith Jarrett "Somewhere" [CD, Import]  2171円

8月17日・18日

猛暑のなか親子4人で、熱海に一泊旅行。かんぽの宿熱海別館。

たらふく食べて、温泉に入って、涼しい部屋でささやかな避暑。

行きも帰りも、特急などに乗らず、多摩モノレール・小田急(新百合ヶ丘・小田原)を乗り継いで格安旅行。

ホテルの一室から日の出を撮影。

 

 

吉村昭『戦艦武蔵』(新潮文庫、150円)ダブリ。『陸奥爆沈』と間違えてレジに持って行ってしまった。旅行中、ぼちぼち読み進めている。

 

 

8月15

ANA便にて帰京。

機中、『掌の小説』などを読む。

 

留守中、『耕治人全集』 第2巻が届いていた。

さっそく、詩人千家元麿を読み始める。

 

8月14

佐川急便で届いたポータブルTVのセッティングなど。鹿児島の田舎だが、地デジが映って一安心。

『雪国』読了。まったくもって変な小説だ。わたしはローベルト・ムジルの短編を思い出したりしたのだが、昭和22年に

伊藤整が書いた新潮文庫解説では、プルーストとの親和性が言及されている。

 

8月13

お寺に墓参。そこから、暑いさなかを親子で歩いて、旧家跡を訪れ、のちK家で盂蘭盆の線香をあげる。

フェリーにのって、高麗町の母の長姉宅へ。近所の喫茶店風レストランにて、皆に日替わりランチを奢る。

私だけ、食後の100円アイスコーヒーを注文。

 

8月12

ANA便にて鹿児島へ。リムジンバスで天文館下車。山形屋まであるいて母親とめぐり合い、同デパート7Fにてともに松花堂弁当を食す。

夕食は、西牟田でかった刺身盛り合わせ他。

8月11

引き続き閑散とした職場にでかけて残務整理。

8月10

夏季休暇2日目。職場に残務整理。雑用なく、はかどる。

小谷野敦の川端康成伝を読む。

小谷野敦の本領発揮、驚くべき資料渉猟である。

8月9

夏季休暇1日目。駅の反対側のみずほの出張所まで散歩して、証券会社の口座に送金。全日空1000株を購入。

 

『耕治人全集』 第2巻 (晶文社、1989年)1250円注文。「詩人千家元麿」を読むため。

 

小谷野敦の川端康成伝を読む。夏季休暇の緑陰?読書なり。

実によく調べ上げている。力作である。

 

8月8

届いた小谷野敦の川端康成伝、期待した以上の緻密さであるが、加えて健在な小谷野節。なかなか面白そうだ。

ランソン・チュフロのフランス文学史とあわせて楽しみな本が増えた。

昨晩は、よみた屋で、大岡昇平『歴史小説の問題』(文藝春秋、昭和49年)も購入。100円(傍線あり)

例の、蒼い狼論争他、主要な批評を集めている。

 

夜、おふたりのSさんを誘って、ミニ残暑払い。職場のMさんとときどき昼食をとる居酒屋「一」にて。

3500円飲み放題コース。

 

8月6

小谷野敦『川端康成伝  双面の人』 (中央公論新社、2649円) やっと注文。

 

8月4

ランソン、テュフロ/有永弘人他訳『フランス文學史1・2 』(中央公論社、昭和29年・33年)200円 

山岸徳平・今泉忠義『高等学校 文語文法』(角川書店、昭和43年)100円 以上よみた屋

ランソン、テュフロ/有永弘人他訳『フランス文學史3 』(中央公論社)750円+送料  日本の古本屋で第3巻注文。

 

体力・気力の衰え。仕事の煩雑。

 

8月3

延々と、高見順の戦後間もないころの日記を読み続けている。

 

昨日は、早朝に目覚めて再び眠るにつけず、体調があまりにもすぐれなかったため、仕事を日曜と振り替えて休んだ。

夜は風呂にも入らず爆睡。

 

 

 

 

Marcus Miller "Renaissance" [Import] 1646円

7月31

 

川北義則『55歳からの一番楽しい人生の見つけ方』(三笠書房、 251円)

四方田犬彦『人、中年に到る』(白水社、600円) 四方田版「エセー」とのこと。文体流麗

 

7月28

今朝の日経書評にとりあげられていた講談社文芸文庫版(全2巻)のかわりに、その元版と平凡社版を不揃いながらアマゾンに注文。

『大東京繁昌記〈下町篇〉』 (講談社、1976年) 619円

『大東京繁昌記 山手篇』 (平凡社ライブラリー、1999年) 668円

アマゾンより転載。

関東大震災から四年、復興へと邁進する帝都・東京の変貌する姿と、いまだいたる所に残された災害の傷痕を、当時を代表する文学者、画家たちが活写した名随筆。昭和二年、「東京日日新聞」での好評連載を完全復刊。芥川龍之介「本所両国」、泉鏡花「深川浅景」、北原白秋「大川風景」、田山花袋「日本橋附近」など、下町を中心とした七篇を収録。東日本大震災を経た今、再び注目される歴史的名著。

関東大震災から四年、復興へと邁進する東京の街々を歩き、明治・大正を偲びつつ、新しい昭和の息吹を伝える名随筆。昭和二年、当時を代表する文学者、画家たちによる「東京曰曰新聞」での好評連載を完全復刊。島崎藤村「飯倉附近」、高浜虚子「丸の内」、谷崎精二「神保町辺」、徳田秋声「大学界隈」、小山内薫「芝、麻布」など、山手を中心とした十一篇を収録。再び注目される、東京の変遷を辿る歴史的名著。

最近満を持してでた講談社文芸文庫版とどのような異同があるのかは不明。

下図は今朝の日経記事。

 

黙々と、高見順の日記を読んでいる。目下、終戦を迎えた20年8月の時世。

 

7月27

山田正喜子『アメリカのプロフェッショナル』『アメリカのビジネス・エリート』(ともに日経新書、昭和51年と54年)各100円@よみた屋。

なかなか正々堂々とした好著である。著者自身も才媛であった。

 

今夕は、立川昭和記念公園で恒例の花火大会なのだが、はたして夕立がくるのであろうか。(18:00現在青梅以北は大雨なり)

去年は自転車をこいで夫婦で公園まででかけたものだが、今年はその気力すらない。

 

高見順の戦中日記を黙々と読んでいる。やや食傷ぎみではあるのだが、空襲のさなかにあっても随想は今日なお色あせない。

 

太平洋戦争中の日記で、架蔵しているのは、 

高見順、清沢冽『暗黒日記』(評論社版、全3巻)、伊東整『太平洋戦争日記』(新潮社版、全3巻)、荷風の断腸亭日乗、山田風太郎の数冊、内田百間(当て字)、海野十三(これのみ青空文庫)、大佛次郎、徳川夢声、細川護貞、入江相政、稲垣足穂 など。

他に、野坂昭如『「終戦日記」を読む』(NHK出版)、ドナルド・キーン『日本人の戦争』(文春文庫)。

 

 

 

7月25

キリン本搾りチュウハイ 夏みかん&はっさく(夏季限定) 1函(24缶)届く。これまた傑作なり。

一日の労苦がこの一杯でふっとぶ。

 

買いたい本に追加。フランシス・イェイツとヘルメス的伝統 マージョリー・G・ジョーンズ よみた屋で2000円。

ただ、これを買うと、25年間積読状態の、世界劇場や記憶術(原書)への再挑戦にくわえ、イエイツ女史の主要著作を求めねばならないので、ちょっと思案中。

 

立川市高松駅そばにある国立統計数理研究所の公開セミナー(受講料2500円は自己負担)に参加。一日間6時間構成。

GeoGebra (動的幾何学ソフト)で変わる中学・高校の数学教育

http://www.ism.ac.jp/lectures/25f.html

いろいろと新しい知見が得られたので、週末にでもまとめよう。

 

 

 

 

7月23

三宅幾三郎訳 サッカレ『虚栄の市』(岩波文庫) 第4〜第6巻 各50円@よみた屋。第1巻〜第3巻 750円@アマゾン。

 

7月21

参院選選挙。職場に残務整理にでかけようと思ったが、暑くてやめた。

ホームページの移植をあれこれとやり、高見順の戦時中の日記を読んだ。

 

 

 

7月20

日経産業新聞編『iPhoneが日本で生まれなかったワケ』日本経済新聞社 電子版購読者無料

マックス・ ハルベ『青春』(岩波文庫、昭和16年)50円@よみた屋。

Hell House kindle sample版。リチャード・マシスン 矢野徹訳の『地獄の家』ハヤカワ文庫が品切れで古書価も高価なため、またぞろKindle版の原書に惹かれている。だが、はたして読めるのか、サンプルで確かめたい。

 

 

他にも、よみた屋にある『虚栄の市』(古い版)、志賀直哉全集、小谷野敦の川端康成伝、竹山道雄と昭和の時代、神曲(平川訳の豪華本) コンパニョンの文学理論の本(よみた屋)、失われた時を求めて、世界批評大系、独り居の日記あたりを買いたいと思っている。

 

7月19

10年間使ってきたWAKWAKのホームページ用サーバーがあまりにも手狭になったため、さくらインターネットの

レンタルサーバーに移ることにした。10GBで月額125円初期費用1000円の最安のプランだが、

なにしろ容量は 目下50MBなので容量だけとっても200倍。サーバーの機能も大幅に強化される。

というわけで、約10年間なんの進歩もない私だが、少しはWebサーバーを活用してみようと、

アヴァンテ『 レンタルサーバ活用ガイド』(技術評論社、998円) を注文。

 

職場で、クラウドサービスの議論が喧しいので、いろいろと調べていくうちにこうなってしまったのだ。

 

7月18

フォンターネ『迷路』(岩波文庫、昭和12年 50円)と、ジイド『イザベル・青春』(新潮文庫、50円) よみた屋

朝吹真理子『きことわ』(新潮社、251円) アマゾン

 

 

生活と仕事の混迷、エロス的生の枯渇、忍び寄る老いと死の影、根深い劣等感と罪障感・・・。

 

 

 

 

7月15

今日は仕事だった。

というわけで、当然のごとくよみた屋に立ち寄り。

E・ホッファー『波止場日記』(みすず書房、1971年版)100円

臼井吉見『事故のてんまつ』(筑摩書房、1977年)100円。

 

SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー XB90EX  7298円@上新電機アマゾン店。

 

 

7月14

勁草書房版の『高見順日記』だが、6巻以降の残り3巻が、アマゾン・日本の古本屋どちらもけっこう高いので、あれこれ

調べたうえで、結局、日本の古本屋経由で、神田田村書店に揃いを注文。全9冊で2700円+送料800円、支払は後払いでOKとのこと。

なんだか行き当たりばったりだが、まあ、余った3・4・5巻はどなたかに進呈するなりなんなりしよう。

 

 

 

7月13

吉祥寺よみた屋にて、

高見順『高見順日記』(勁草書房 (1964)のうち、第3巻・第4巻・第5巻 各300円。

これはうれしい。文庫版の敗戦日記はこれの抄録。

引き続き、店内にある第1巻・第2巻上下の3冊も買い求めるつもり。第6巻〜第8巻はいずれアマゾン他で。

他に同店で

E. R. Curtius "European Literature and the Latin Middle Ages" ドイツ語原典からの英訳版。100円!で。

もう何十年も前から持ってるんだが、あまりに安いので。

 

成毛眞『このムダな努力をやめなさい  「偽善者」になるな、「偽悪者」になれ』(三笠書房、390円)

 

 

 

 

 

7月11

炎天下、いくつかのビルの間をいききしただけで、すっかりバテた

帰宅したら、伊東静雄全集が届いていた。

昭和49年の重版。それから39年が経過したというのに、とても状態が良い。

大事にされてきたんだなと思う。

そんな本を世に出した人文書院も立派だと思う。

 

7月10

連日の猛暑と時折襲来する夕立のせいで、はやくも夏バテの様相。

うなぎの値段も高騰して、我が家ではとても手が出ない。

『定本 伊東静雄全集』の到着を待ちながら、小高根二郎の評伝・鑑賞を読み続けている。

詩人の評伝としては出色のでき。

わたしも高校時代から親しんでいる詩人のひとりだが、私生活のほうは謹厳実直という先入観がながくあって

詩は詩として語らしめよ、詩人自身の生活とは切り離して鑑賞せよ、とでも思ってきた。

それはそれとして間違ってはいないが、伊東静雄の詩業の全貌をとらえるには、やはりこのすぐれた評伝を手もとにおいたほうがいい。

ヘルダーリンの強い影響がしばしば言及されている。

私自身も

ディルタイのヘルダーリン論(体験と制作、岩波文庫)やハイデガーのヘルダーリン論、河出書房版のヘルダーリン全集の一巻

川村二郎訳の詩集(岩波文庫)、その他、なにかと集めてきたヘルダーリンともていねいに向き合う契機かもしれない。

 

 

7月8

この週末から一気に真夏になった。

 

昨日よみた屋店頭で、

小高根二郎『詩人 伊東静雄』(新潮選書、100円)

昨夜、この評伝の後半部を通読し、長年の懸案だった

『定本 伊東静雄全集』(人文書院 1971年)を 3245円(送料込)でアマゾンに注文。

 

7月7

Chris Squire "Fish Out of Water" (Bonus Dvd) (Pal) 1706円

Jon Anderson "Olias of Sunhillow" [Import] 995円

 

吉田健一訳の英文学史が興趣ふかく、かつては容易に手に入らなかった

ダンの説教集(誰がために弔いの鐘は鳴る 云々)や、Pepys氏の日記(岩波新書で抄訳解説書あり)の原書などを

iBooksでフリーで入手してみたりしている。むろん読めるはずもないが。

 

 

7月5

よみた屋にて

斉藤国治『星の古記録』(岩波新書、100円) 2冊目

ルネ・ラルー『英文学史』(吉田健一訳)(文庫クセジュ、100円) これが意外に面白く、帰宅の電車をうっかり乗り過ごしてしまった。

 

7月3

岩波文庫版の神曲 山川丙三郎訳は青空文庫にはいってるんだな。

英訳はもちろん、iBooksやKindleでフリーで入手できる。

訳者はHenry W. Longfellow (1807-1882) 。

高名な詩人Longfellow そのひとであった。

ただし、この時代の格調たかい英訳は英米人にとっても平易ではないようで、

このLongfellowの名訳を現代風に易しくした版もある。

 

平川訳を入手することなく、以下をとりあえず購入。

神曲 谷口 江里也訳 ギュスターヴ ドレ版画  (JICC出版局)940円

Henry W. Longfellow 訳 "Divine Comedy" iBooks版 無料

Henry W. Longfellow 訳 "Divine Comedy"Vol1 Hell iBooks版 無料

Divine Comedy (complete - illustrated) Dante Alighieri, Gustave Dore' Kindle版 $2.47

Dante's Inferno in modern English (Longfellow 訳を、Douglas Neffが改訳したもの) Kindleサンプル版

 

 

7月1

やれやれ、もう7月か。

ぜいぜいと荒い息をしながら、なんとか6月まで生き延びたのに

間延びしたゴムのような夏がきたのだ。

 

そういえば、貴方が泣くのをみたことはなかった 美しく けがれない

あなたの横顔にみとれながら 私は

貴方のほほに一筋の涙が流れるさまを思い浮かべていた

 

 

なるべく本を買わないようにと つとめているのだが

よみた屋の店頭にくると、ついつい物色しているじぶんがいる。

 

淀川長治、山田宏一、 蓮實重彦『映画千夜一夜』 (1988/6、中央公論社)100円

ボルヘス『七つの夜』(みすず書房)500円。

2年前に岩波文庫の新刊で買い求めたにもかかわらずほとんど読んでいないボルヘスの講演集を

元本で買いなおす愚かさ、あさましさ。

古本買ってすら、わたしは暗澹たる寂しさにとらわれる。ましてや、他の営みにおいておや。

 

6月30

昨日は、義母の誕生祝いの食事会のため、残務整理のあと銀座に繰り出した。

松坂屋が30日に長い歴史に幕を下ろすというので、閉店セールにつきあう。

婦人靴セールのフロア。生まれてこのかたこんなに混んだ店は初めて。

6Fの絵画セールにも足を運んでみたが、やはりこれはという絵は数百万するようで、とても手が出ません。

(私はほそぼそと古本を集めます)

職場に顔をだすついでに、近所のよみた屋で、中河与一『天の夕顔』(報国社、昭和17年)を100円で。

戦時中の本で紙は粗悪ですが、造本はなかなか立派です。

ひさしぶりに再読したが、へんな小説ではある。

 

夕刻は新橋コリドー街の日本料理寅の刻にて、義母と夫婦で食事。

 

今日、日曜日は、近所にオープンしたスーパーヤオコーにでかけた。

 

 

6月29

早朝に目が覚めて、アマゾンUSAにログイン。YESのDVDを福袋みたくまとめ買い。

YES Keys to Ascension

YES Live at Montreux 2003

YES House of YES Live from the House of Blues

日本への配送手段は、普通便、急行便、特急便と3種類あるが、今回は急行便を選択して、配送料込で日本円で5400円ほど。

 

今日は、義母の誕生日祝いで、夕方銀座で食事と決めている。

松坂屋が今日長い歴史に幕を閉じるようで、その閉店セールにもつきあう予定。

朝は職場で残務整理、中野の某塾に立ち寄って、銀座に向かう。

 

 

6月28

V・ラルボー『罰せられざる悪徳・読書』(コーベブックス、1976年)1000円@よみた屋。

Yes Acoustic: Guaranteed No Hiss  DVD

Steve Howe "Time"  amazon USAへ注文。 計2491円

6月25

新潮日本古典集成 萬葉集 1・3  各100円@よみた屋店頭で

残り巻を

新潮日本古典集成 萬葉集 2   401円 アマゾンにて注文

4巻・5巻はまた今度。

 

6月23

日経書評では、高橋英夫の新刊『文人荷風抄』が気になった。

 

6月22

Yesspeak: 35th Anniversary [DVD] [Import] (2005) 2枚組? 1435円

YES 35周年記念コンサート DVD2枚組 2400円

Yes Acoustic [DVD] [Import] (2012) 1582円 はアマゾンサイドの事情でキャンセル。

おかしいなと思ったら、7/30に No Hiss版がでるようだ。

Yes Acoustic-Guarenteed No Hiss [DVD] [Import] を予約注文。1849円 再度キャンセル

 

Second Edition P.I.L. (2011) 597円

萩原健太 『ロック・ギタリスト伝説』 (アスキー新書) 450円

 

YESのDVDまとめ買い。エレキギターでも始めようかと本気で考えたが、どうせものにならないとあきらめて延期。

 

6月19

吉村冬彦『藪柑子集』(岩波文庫、昭和18年)50円@よみた屋。

吉村冬彦って誰のことか実は知らなかった。ふるぼけた戦時中の文庫で紙質も悪いが、それでも手に取ったら

買い求めるだけ、文に魅力があったのだ。なるほど寺田寅彦の筆名なのか。目次をよくみたら、団栗とか読んだことのある随筆もおさめられていた。

吉村冬彦名義の随筆も、実は青空文庫などで読めるんですけどね)

 

『ロック・ギタリストの軌跡 -世界を熱狂させた名盤392-』 (毎日ムック) 698円

6月18

Evening of Yes [DVD] [Import] 1540円

6月16

昨日は14日ぶりの完全休日

 

今朝の日経書評では、菊池史彦『「幸せ」の戦後史』を読んでみたくなったのだが、やや高い本なので、店頭で手にとってみるつもり。

平川祐弘『竹山道雄と昭和の時代』(藤原書店)、小谷野敦の新刊 『川端康成伝 - 双面の人』あたりとあわせて購入予定本に加えた。

 

 

6月14

『南方熊楠―森羅万象に挑んだ巨人』 (別冊太陽 平凡社) 2000円

Levinas "Totalite Et Infini Essai Sur L Exteriorite" (Ldp Bib.Essais) 1276円

J・アーチャー『運命の息子』(上・下)、『新版大統領に知らせますか?』(すべて新潮文庫、計905円)@吉祥寺BookOff

 

ASIA "XXX : Deluxe Edition (CD + DVD) " 2040円

YES "Open Your Eyes" 1130円

プログレシヴ・ロック買いが止まらない。

30年遅れの大人買いだ。

 

 

6月13

岡茂雄『本屋風情』(中公文庫、1983年)50円@よみた屋。

10年前にも、西荻窪花鳥風月にて290円で手に入れている。

日本の人類学・民俗学の黎明期に活躍した岡兄弟のうち、兄にあたる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E8%8C%82%E9%9B%84

南方熊楠回想録など、興味深いエッセイが多い。

 

 

6月9

先週の日曜に小学生対象の模試の関係で出勤して以来、延々と仕事している。

課題山積、公私ともにいまひとつ冴えない。

 

川端秀子『川端康成とともに』(新潮社、昭和58年)。全集月報に連載された回想記。

よみた屋店頭でみつけて即買い。100円。

小谷野敦の新刊 『川端康成伝 - 双面の人』が読みたいが、3000円超の大作なので、まずはこの本でしのぐつもり。

 

 

 

King Crimoson 第一期の詩人Peter Sinfieldさんは、最近Haikuに凝っているらしい。

http://www.songsouponsea.com/haikus.html

 

6月8

青柳瑞穂『古い物、遠い夢』(新潮社、1976年)100円@よみた屋。

没後すぐに編まれた随筆選集。美術鑑賞文の他、フランス文学に関するエッセイも多くおさめられている。

 

YES "Union" [Import] 1050円

YES "Ladder" 1162円

 

6月6

村松剛『教養としてのキリスト教』(講談社現代新書)

石井美樹子『シェイクスピアのフォークロア』(中公新書)

寿岳文章 寿岳章子 『父と娘の歳月』 人文書院 1988年 各100円 すべてよみた屋

今月のよみた屋コレクション。すべて100円(税込)

藤枝静男の函は汚れているが、本冊は美麗。

イギリス関係の本が最近多いのは、アーチャーの影響下にあるため。

 

6月5

業務繁忙。

 

小池滋『もうひとつのイギリス史』(中公新書、100円)@よみた屋。

 

平川祐弘『竹山道雄と昭和の時代』(藤原書店)が読みたいが、さすがに5000円を超えるとぱっとは買えない。

小谷野敦の新刊 『川端康成伝 - 双面の人』も読みたいが、啓文堂店頭になかった。

 

6月2

よみた屋にて、

藤枝静男『欣求浄土』(講談社、昭和45年)、『悲しいだけ』(講談社、昭和54年)各100円 ただし、函汚れ

買ってのちに、欣求浄土は、昔買った講談社文庫に空気頭とともに併録されていたのに気がついた。

 

 

6月1

母は郷里で満85歳の誕生日を迎え、弟は東証一部企業の執行役員に就いたという。

なにか家族にとってひとつの節目のような6月なのだ。

 

嵐山光三郎『文士の舌』(新潮社、750円)

 

 

 

 

5月30

ジェフリー・アーチャー『誇りと復讐』 上下巻 (新潮文庫) 揃い450円

 

5月29

ジェフリー・アーチャー『ロスノフスキ家の娘』 (上)(下) (新潮文庫) 、 永井淳訳 502円

ジェフリー・アーチャー『ケインとアベル』 (新潮文庫) 上・下巻 210円

田邉元『マラルメ覚書』(筑摩書房、昭和36年)100円@よみた屋 傍線多し

 

ケインとアベル 30年ぶりの再読だが、ビジネス立志譚あり恋愛ありの波乱万丈の面白さ。

当時は読まなかった続編の『ロスノフスキ家の娘』までつきすすむ予定。

 

5月26

今朝の日経書評では、特に

平川祐弘『竹山道雄と昭和の時代』(藤原書店)につよく惹かれた。評者の竹内洋の文も的を得ている。

他に、鷲田清一『<ひと>の現象学』、『立花隆の書棚』が気になった。

小谷野敦の新刊 『川端康成伝 - 双面の人』も上梓された。

 

Jeffrey Archer "Kane and Abel" Kindle Ed, $5.54 を、Amazon usaで購入。

"The Sins of the Father (The Clifton Chronicles) "が第一部に引き続き面白かったので、

英文速読の練習用にアーチャーの代表作に移る。

ただ、Kindleによる原書講読では私の語学力では意味の分かりづらい箇所が散発的にあるので、いざという時に備えて

永井淳の名訳のあるケインとアベルならようかろうと。

新潮文庫のケインとアベルを読んだのは二十代半ばのころ。はや30年が過ぎ去っているわけで、なにがしか感慨がある。

新潮文庫版は実家にあって今手元にはないが、近日吉祥寺の古本屋で入手する予定。

 

 

 

5月25

Genesis "Wind & Wuthering " (W/DVDつき) 1580円

今、一番お気に入りのYES.。

 

こんな複雑緻密なロックンロールをライブでも平気でこなしちゃう。 さすがの超絶技巧集団だ。

 

YESは2013年現在も盛んにライブ活動を続けている。

過去にはいろいろと集合離散をかさねて紆余曲折を経て今日に至るが、

それでも初期のメンバーが核となって、金看板のYESは健在だというのは、

私自身もともに老いていまひとつぱっとしない人生を送っている身には、

ともかくうれしいことではある。

かつての長髪の美青年たちは、老いていささか痛ましくもあるが、

それでも隠遁して杳として行方のしれぬというよりはうれしかろう。

Steve Howeは米寿を迎え、まるでギター仙人のような風貌である。

YES結成40周年を経た今も、隠遁することなくロックにうちこむ彼らを、心から敬愛しているのだ。

5月24

ロバート・グレーヴズ『さらば古きものよ』(上・下)(岩波文庫、計100円)@よみた屋。

日本では、『アラビアのロレンス』(東洋文庫)や『ギリシャ神話』(紀伊國屋書店)の著者として知られるイギリスの詩人の回想記。

第一次世界大戦の戦地の状況が克明に描かれる。

 

李小牧『歌舞伎町より愛をこめて 路上から見た日本 』(阪急コミュニケーションズ、429円)

 

5月21

日曜のことになるが、職場に残務整理にでかける途中で、ぶらり国分寺で下車し、噂の古本屋”まどそら堂”に立ち寄ってみた。

国分寺駅南口を、線路と平行に新宿方面に坂を下り、坂を下りたあたりでV字型に逆方向に戻ると、ちいさい可愛らしい古本屋がちょこんとあった。

http://blogs.dion.ne.jp/tokusan/archives/11186277.html

まあ、おおきな本屋ではない。5分もあれば全貌が判り、これくらいなら自分でもできるかなと、不遜な感想。

 

このあたりに古本屋が2軒ほどあったのは、もう30年も昔になる。1軒はこの新しいまどそら堂の並びあたりに、もう一軒は

坂をおりたあたりの交差点のそばに。(村上春樹が昭和50年代の初めにJAZZ喫茶のちいさい店を開いたところに)

 

そんな感傷に浸っていると、60代なかばの女性3人組に、”国分寺”への道を尋ねられた。

駅のことかと思ったが、どうも国分寺史跡のことらしい。

”な〜んだ、地元のひとじゃないのね”

おいおい、人に道尋ねておいて、それはないだろう。

一応、このまどそら堂のある通りを、西にまっすぐ進んで、左に曲がる交差点のあたりで、もういちど尋ねたらいいでしょうとアドバイス。

そりゃ、iPhoneがあるので、正確に指南もできたのだが、やめた。

可愛い娘3人組なら、同行して道案内をしたと思うが。

 

 

 

5月18

ブックセンターいとうにて、

D・H・ロレンス『完訳チャタレー夫人の恋人』(新潮文庫、350円)、D・H・ロレンス『新版ロレンス短編集』(新潮文庫、350円)

西田浩『ロックと共に年をとる』(新潮新書、350円)

チャタレー夫人の恋人については、ケン・ラッセル監督の遺作の映画も観たくなった。

 

親子で、貯水池鳥山というコテージ風料理屋でランチ。味はそこそこだが、店の周辺はまるで軽井沢に迷い込んだよう。

 

 

5月17

Rick Wakeman "Six Wives of Henry VIII " 754円

スティーブ・ハケット "Beyond the Shrouded Horizon" [Import] 2040円  注文。

何故か、何十年ぶりに英国プログレシヴ・ロックに回帰中。

このあと、Jon Andersonのソロや、Genesis に向かう予定。

Rick Wakeman "Six Wives of Henry VIII "なんて、確か昭和47年ごろカセットテープで聴いたっきりなのだ。

古い写真アルバムを開くような、懐かしさと怖さを感じている。

 

 

5月15

怪奇小説研究家風間賢二と宮部みゆきの対談が面白く、おふたりの推薦書から2冊注文。

http://www.webmysteries.jp/lounge/50thtaidan1011-1.html

スチュアート・D.シフ他『マッド・サイエンティスト』(創元推理文庫、251円)

フィリップ・K. ディック、ディーン・R. クーンツ他『影が行く―ホラーSF傑作選』(創元SF文庫、1050円)

 

風間賢二さんとか東雅夫さんとか、南條竹則さんとか、幻想文学関係の研究家ってけっこういるんだな。

(今調べたら、東雅夫さん・南條竹則さんは、大学在学中に「季刊 幻想文学」の創刊に携わった仲間だった)

それと、創土社の創業者井田一衛氏は、創業のまえ、学藝書林で<全集・現代文学の発見>を手掛けた名編集者だったことも知った。

http://www.green.dti.ne.jp/ed-fuji/column-booksmetamorphas.html

ホフマン全集やジャン・パウル全集(訳者鈴木武樹の急逝で中途途絶)の刊行で名をはせた創土社はいまも健在であるが、経営者は代替わりし、刊行物に昔日の面影はない。

 

※暇なときに読もう。

創元推理文庫創刊50周年記念対談〈第1回:ミステリ編 北村薫×桜庭一樹〉

東京創元社・文庫創刊50周年記念対談〈第2回:SF編 山本弘×大森望〉

東京創元社・文庫創刊50周年記念対談〈第3回:ファンタジー編 井辻朱美×金原瑞人〉

東京創元社・文庫創刊50周年記念対談〈第4回:ホラー編 宮部みゆき×風間賢二〉

 

東京創元社文庫解説総目録 [文庫]なんてのも出てたんだ。文庫サイズ2冊函入りで5250円じゃ手はでないけど。

長谷川晋一/『東京創元社 文庫解説総目録[資料編]』巻頭言

長谷川晋一さんは東京創元社の社長だが、手元にある怪奇小説選集『恐怖の愉しみ』下巻巻末で浩瀚な英米怪奇小説史を書いておられる。

 

 

5月12

職場で残務整理、数時間。まだいろいろ課題は残ってるが、長くなった陽の降りる前に帰宅。

 

気の晴れぬ日の古本買いで、

ジョナサン・カラー『文学理論』(岩波書店)100円

『エーヴェルス短編集』(創土社、1976年)1500円 以上よみた屋

ティム・モーズ『イエス・ストーリー 形而上学の物語』(シンコーミュージック、920円)

石桁真礼生『楽典―理論と実習』(音楽之友社、 450円) 以上アマゾン

 

YESのことを詳しく知りたくなって、関連書籍を調べると、

松井巧『イエス ○地球音楽ライブラリー』TOKYO FM出版
ティム・モーズ『イエス・ストーリー 形而上学の物語』
片山伸『イエス・ファイル』
クリス・ウェルチ『ザ・ストーリー・オブ・イエス―解散と前進の歴史』
ストレンジデイズ(編著)『イエス (ストレンジ・デイズ・アーティスト&ディスク・ファイル・シリーズ) 』
黒田史朗「イエス」(音楽之友社刊)

などけっこう見つかった。(5月3日紹介のサイトに感謝します) このうち、ティム・モーズさんの本をひとまず購入。

それはそれとしても、私はいわゆる音楽理論にまったく疎い。(クラシックでもJAZZでも)

ちょっとは身につけておこうと、石桁真礼生氏の古典的名著を注文したわけ。

 

 

 

 

5月11

Archer, Jeffrey "The Sins of the Father (The Clifton Chronicles) " Kindle版で読書中。

通勤電車のなかでは、iPhoneで、自宅ではiPadで読み継いでいる。

英和辞書がタッチするだけで呼び出せるし、デジタル栞も自動で更新されるので、こういうスタイルの読書には最適だ。

 

公私にわたっていろいろとめんどうなことも抱えていて、気分はそれほど愉しまない。

この小説を読んでるときと、YESを聴いてるときくらいかな。憂き世を忘れられるのは。

 

よみた屋にあった、創土社のエーベルス作品集(1500円)が欲しいのだが、ちょっと我慢しているところ。

仏語の勉強も数日お休み。

そして今朝は、FOSTEX のステレオヘッドホン TH-7W 6527円を注文してしまった。

 

 

5月8

Archer, Jeffrey "The Sins of the Father (The Clifton Chronicles) "Kindle版 5.78$

ペーパーバックとKindle版を揃えて、第二部に挑戦中。

 

 

5月6

 

YES "Fly from Here" [CD, CD+DVD, Deluxe Edition, Import] 2186円。

YES Magnification [Import] 1247円

YES Big Generator [CD, Import] 846円

 

5月5

J・アーチャー『時のみぞ知る』(上巻)を半ばまで読み進めた。間違いなく今年の海外小説ベスト10候補になるだろう。

『時のみぞ知る』(下巻)(新潮文庫、661円)を買い、ついでに

第二部 Archer, Jeffrey "The Sins of the Father (The Clifton Chronicles) "1032円(邦訳は未だ)を注文した。

 

長男の車で多摩湖沿いの散歩道まで送ってもらい、そこから夫婦でウォーキング。かれこれ10kmは歩いたか。

夕食は、転居5周年、結婚26周年のこの日を祝して、4人家族が集い玉川上水駅前R&Jで会食。17000円也。

 

5月3

YES "tormato" "Going for the One" (720円+1143円) @アマゾン

YESのファンって年季が入ってるだけに面白いサイトが多い。

http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Guitar/6442/yes2001.htm

http://www.geocities.jp/searchingyes/header.htm

 

『クラウン仏和辞典 CD付き』 (三省堂、1800円)

J・アーチャー『時のみぞ知る』(上巻)(新潮文庫、706円) 今、50頁ほど読み進めたところだが、期待以上の面白さだ。

 

5月2

J・アーチャーの新刊『時のみぞ知る』(新潮文庫)。まだネット上にも書評らしいものはないが、原書のAmazon評はどれもよい。

すでに原書ではこの第二部The Sins of the Father (The Clifton Chronicles)がペーパーバックで手に入るし、Kindleにいたっては500円程度。

やはり英語に堪能だと楽しみも多い。(私は小説をすらすら読む自信はない)

 

連休後半に読むかな。

 

4月28日・29

長男の運転で、東大和BookOffへ。内田樹『こんな日本でよかったね 構造主義的日本論』『街場のアメリカ論』『知に働けば蔵が建つ』(すべて文春文庫、計1050円)

レヴィナス論、村上春樹論が秀逸だったので、なんとなく遠ざけてきた内田樹のブログ本を。


 

3連休の最後は、玉川上水駅から鷹の台駅まで玉川上水沿い4.4kmのコースをウオーキング。

Pimsleurの仏語レッスンを2講聴きながら。1レッスンが30分なので、2コースで1時間。ウオーキングにもちょうどいい時間だ。

3連休、とりたててどこにもゆかず、たいして出費もなかったが、3日間とも、こうして歩いて、仏語を聴いたのは、私にしてはましなほうか。

 

仕事人生も平凡で楽ではないし、疲弊はつねのことだが、さりとてこうしてありあまる時間を己と向き合っても、楽ではない。だれも許してくれない無際限の時間で己を責めるしかない。

追憶と妄想。喪失と忘却。

 

 

 

 

4月28

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』は数日で読み終わった。

前作『1Q84』は第2巻のあたりで、長男にバトンタッチしたこともあって中断したままになったので、村上春樹の長編を読むのは

ひさしぶりになる。

内田樹の『もう一度村上春樹にご用心』は、村上春樹の読解のよい手引きになる。

内田樹は、初期のエッセイ『疲れすぎて眠れぬ夜のために』を9年前に読んで失望し、それっきりになっていたが、

最近レヴィナス論の2冊の文庫や、この春樹論を読んで、その才能に驚いている。

 

「喪失と再生」というキーワードで、うかんでくる作品はというと、私としては

古井由吉の 杳子 櫛の火や G.ネルヴァル シルヴィー(火の娘より) 、G.ネルヴァル オーレリアあるいは夢と人生 、稲垣足穂 弥勒 、ホフマンスタール チャンドス卿の手紙 ホフマンスタール アンドレアス

あたりになる。

ホフマンスタール のアンドレアスは、未完の教養小説で、今回再読してみようという気になったものの、書庫からみつからず、保留になっているが

これは都会に憧れてでてきた主人公の魂の彷徨といったような主題で、私としては、今回の村上春樹とにかよったテーマと思える。

 

内田樹に啓発されて、わたしもなにかまとめてみる気になったが、めんどうでやめた。

ただ、私も五十代半ばをすぎ、いろいろなことの衰えにいつもうちひしがれているので、この春樹の新刊も親しく読んだのは事実だ。

読み進める間、なぜかレヴィナスや稲垣足穂の弥勒作品群のことが頭をよぎったが、

あながちこれも荒唐無稽な感想ではないとおもう。

 

この数年で読んだ本のなかでは、川端康成の『 山の音』が、わたしの心象にいちばん近いだろうか。

なぜ近しいのか、書こうと思ったが、億劫でやめる。

 

 

今朝の日経書評では、長谷川修一『聖書考古学』(中公新書)がきになった。

 

 

4月26

通勤電車のなかでフランス語会話を学ぼうと、Pimsleur French Course I $107.95 をダウンロード版で購入。

http://www.pimsleur.com/Learn-French  よくわからないままクーポン50YEARS を 入力したら、10%オフになってこの値段。

ちなみにコースは、2、3 と続く。コース1でCD16巻相当である。(ダウンロード版はMP3)

ちょっと驚いたことに、このPimsleurのコースは、聴き・話す ことに集中するコースで、スクリプトが全くついていない。

どうせどこかにスクリプトがみつかるだろうと、今朝、あれこれ検索してみたが容易にはみつからないみたいだ。

 

 

YES "Drama"(764円)

 

三國連太郎の訃報がマスコミで流れていたのとちょうど同じころ、マンションの同じ階のCさんがひっそりと亡くなっていたことを先日奥様から知らされた。

たぶん御歳は90歳を超えていたとおもう。

このマンションに引っ越してきてから丸5年。その間、なにかと温かい声をかけていただいて、とても感謝していた。

なにか鹿児島にもご縁があったようだが、詳しいいきさつは聴きそびれた。

いつか訪れる日とはいえ、もっと話をうかがrっておけばよかったと、ひとりでしずかに悔やんでいる。

 

4月23

村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』が昨夜やっと届き、さっそく読み始めた。

英語科のKさんは半分くらい読み進めているとのこと。

その短い会話の際にはなにしろ手元にとうの本すらなかったので、なにもコメントできなかった自分がかなしい。

他者の死とエロス。喪失。

何故か、稲垣足穂やレヴィナスのことが頭をよぎる。

そうだ、内田樹なら、村上春樹のことをうまく解読しているかもしれないと、はたと思い立ち、

今朝 内田樹『もう一度村上春樹にご用心』(アルテスパブリッシング、1680円)を注文。

 

 

4月20

日本の古本屋 おとな買い編。プルースト、鈴木道彦(鈴木信太郎のご子息)訳『失われた時を求めて』(集英社、全13巻)を9400円+送料で京都の古書店に注文。

→古書店側の掲載ミス。実は文庫版であるとのお詫びメールが来て、キャンセル。

 

38年ぶりに再挑戦する。今度は大人の読み方ができるかもしれない。

→手元の第一巻冒頭をすこし読んでみたが、やはり読破する自信なし。まあ、手違いでよかったのかもと思いなおした。

 

日本の古本屋での大人買い候補は、あとは、筑摩書房の『世界批評大系』全6巻? これも1万円前後で手に入るので、来月にでもと考えている。

 

 

 

久しぶりにiPhoneアプリの話題。

RICOHのOCRアプリ、Image to text 無料。ありそうで意外になかった英文OCRアプリ。

内蔵のカメラで英文を撮影すると、あっという間にテキストに変換してくれる。結果は、メールやメールアドレス経由でEvernoteに転送できる。

識字率がきわめて高く、ほぼ100%正確に変換してくれる。たいしたもんですね、RICOHさん。

OCRといえば、大ヒットの家計簿アプリ、ReceReco 無料 も秀逸。

スーパーや飲食店のレシートを内蔵カメラで撮影するだけで、店名・電話番号・品物名とその値段を自動的に家計簿データベースに追加してくれる。

クラウド化で端末のOCR技術も格段に進化しているみたいで驚いた。

 

 

4月19

モーリス・ルブラン『リュパンの告白』『リュパンの冒険』『水晶の栓』(創元推理文庫、計150円)、『ロレンス短編集』(新潮文庫、50円)@よみた屋

Camel "Snow Goose " "Moonmadness" (計1759円)

何故かこの歳になって、1975年前後のプログレシヴロックに興味が再燃し、手始めにCamelを2枚購入。このあとGenesis、シドバレットに向かう予定。

 

4月18

耕治人『そうかもしれない』(講談社、100円) @よみた屋 呆けた老妻の介護記。遺作。

『外資トップの仕事力』(ダイヤモンド社)、本田直之『レバレッジ勉強法』、松本清張『或る「小倉日記」伝』(新潮文庫) この3冊は職場のN氏の放出本。

西村貞二『ビジュアル版世界史物語』(講談社、200円)注文。

村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(文藝春秋、1765円)注文。

 

 

4月17

西村貞二『教養としての世界史』(講談社現代新書、100円)@よみた屋。

 

一日で店頭から姿を消した村上春樹の新刊をためらったがゆえに買い逃して少々後悔しているところ。

 

4月13

ニトリ9900円の書棚を追加購入し、次男の去った部屋に第二書庫を設けた。

この部屋の反対側の壁にも同規模の書棚が置けるので、当面は安泰なのだ。

ちなみに第一書庫の惨状はこうだ。(配置組み換え中のため床に散乱している)

 

桜島の実家に二十年あまり預けたままの書籍を引き上げれば、大統合ということになるのだが。

 

 

辻井喬『叙情と闘争 辻井喬+堤清二回顧録』(中央公論新社、378円)

4月12

藤原正彦『天才の栄光と挫折 数学者列伝』が抜群に面白く、再び古本心に火がついた。

ジョン・L. カスティ『プリンストン高等研究所物語』(青土社、644円)

ジョン・L. キャスティ『パラダイムの迷宮―科学の鏡に映る実像と虚像』(白揚社、664円)

著者 John L. Casti は、以前買い求めた『ケンブリッジ・クインテット』の著者でもあった。

次に、

ロバート カニーゲル『無限の天才―夭逝の数学者・ラマヌジャン』(工作舎、2750円)

やっと買いました。

一昨日のTuring's Cathedral に引き続き、またたく間に関連書4冊購入。

畏るべし、藤原正彦。

 

他に、ジョン・バニヤン『天路歴程』(第一部、第二部)(岩波文庫、各50円)、『訳注 陶淵明集』(岩波文庫、50円)@よみた屋。

 

 

 

 

 

 

4月10

『クラウン仏和辞典』第2版(1984年)100円

藤原正彦『天才の栄光と挫折 数学者列伝』(新潮選書)100円 @よみた屋

さっそく、チューリングの章を読了。チューリング再燃。

『チューリングの大聖堂: コンピュータの創造とデジタル世界の到来』(早川書房) の原書である

George Dyson "Turing's Cathedral: The Origins of the Digital Universe (Vintage)" 1578円  を注文。

 

19th Century French Poetry: Read in French By Paul A. Mankin (朗読CD) 1493円 @amazon

 

 

 

4月9

稲垣足穂『弥勒』を原作とした映画『MIROKU』(林海象監督)が7月に公開される。

 

〜公式HPより転載

謎の映画『彌勒 MIROKU』は、稲垣足穂(1900〜1977)の小説「彌勒(みろく)」が原作になっています。

稲垣足穂の小説は今まで何人もが映画化しようと試みましたが、原作のもつ創造性の強烈さ、哲学性の深さ故に映画化は不可能とされ、原作権を守っているご遺族も、その映画化を許しませんでした。

林海象は少年の頃から稲垣足穂を愛読し、映画監督になってからも「彌勒」の映画化を夢み、独自に脚本を書き続けてきました。

それから二十数年、足穂のご遺族と会う機会があり、そこで長い話しあいのうえ、映画化の許しを受けました。

しかし、その後も映画化は実現されることなく十数年が経ちました。

そんな時、北白川派映画芸術運動の一作として創る機会が突如到来しました。

http://0369.jp/

 

 

 

4月7

職場の組織変更があった関係で、煩雑な仕事に追われている。

次男が一人暮らしをしたいと、近所のアパートを借り、昨日引っ越しした。

空いた部屋は書庫兼書斎として使うつもり。これを機に、なにがどこにあるのかさっぱりわからなくなった書籍の整理をしたい。

 

珍しく今月はまだ本を買っていない。感心感心。

毎月本を買いすぎて、未読率があまりにも高く、精神的にもすっきりしない。

一緒の断食である。いつまで続くかわからないが。

 

目下、買いたい本といえば、鈴木道彦訳の集英社版失われた時を求めて位。13巻揃いで12000円ほどで手に入るので、買ってしまってもいいのだが、

それだったら少し仏語の勉強でもしろよと内面から声がする。

というわけで、数年前に買っておいたマグローヒル版のフランス語入門(英語による)などを探しだし、昨日一日仏語のおさらいをした。

この歳になるとなにかこうノルマがないとなにも進歩しない。いっそ仏語検定でも目標にしようかなとも思う。

 

それにしても、たびたび書いているように、iBooksやKindleで古典の類はきわめて安価に手に入るし、

iBooks付属の仏仏辞書もなかなかの優れモノのようだし、

朗読素材も、Audiobooksなどのアプリでfreeに聴くことができる。

そもそも、原書も昔に比べれば安価かつ迅速に手に入るようになった。

Levinasだって原書に挑戦しようと思えばすぐにできるのだ。(判るかどうかは別として)

そういう意味では、ITとグローバル化のおかげで、いい時代になったなあとしみじみ思うのだ。

 

 

 

4月3

語学の達者なひとは幸いなるかな。なぜなら老後の楽しみは彼らのものであるから。

20世紀半ばまでの欧米の広大な古典群が、これほど安価に読み放題であるとは。

まるで万巻の書籍を蔵する図書館が自宅横にあるかのような豪奢ではないか。

それに比べると、青空文庫は、所詮田舎の一本屋だな。

電子書籍なんてのは、けっきょく徒花であると思うが、それでもこの融通無碍の闊達さにはかなわないと思う。

いまからでも、英仏の二ヶ国語ぐらいはちゃんと勉強するかなという気分になるのだ。

 

 

4月1

Les oeuvres completes de Marcel Proust 150円 @iBooks Store

Complete Works of D.H. Lawrence (Illustrated) [Kindle Edition] $4.99 を2年前にAmazon USAから購入しているが

今朝は気が向いてプルーストの全集をiPhoneで購入。

35年前の昭和53年ごろ、Proustの原書を求めて都内をあちこち彷徨っていたことがある。

失われた時のペーパーバック数巻は、たしか渋谷の東急プラザで購ったのではなかったか。

 

まさかこんな時代が来るとは思ってもいなかった。

プルーストやロレンスの全集(!)が 煙草や缶コーヒーの値段で手に入る時代がこようとは。

 

しかし、今日も少子化などどこ吹く風の満員電車にすし詰めにされて郊外の自宅と吉祥寺の職場を往復したのだった。

このオレの生活のゆとりのなさという意味では、はるか昔のほうがよっぽど幸せだったような気もする。

 

 

 

3月31

妻とふたりで渋谷に。義理の母と待ち合わせて、妻と姑は教会の復活祭の催しへ。

東急プラザ5Fの紀伊國屋書店にて、ウンベルト・エーコ『小説の森散策』(岩波文庫、882円) 2月の新刊でてたのを知って喜んで買う。

(このあと吉祥寺よみた屋で、元版を600円で見つけてしまったが、まあよしとする)

何十年ぶりかに公園通りを散歩。なにしろ前回この坂をのぼったときのことを思い出せない。

何人かの美しい娘とすれちがう。

 

井の頭線で古巣の吉祥寺に。いきつけの店よみた屋で、アンドレ・バロ『聖書の考古学』(みすず書房、100円) 大洪水、ノアの箱舟、バベルの塔などの考古学的研究。

 

内田樹『レヴィナスと愛の現象学』『他者と死者―ラカンによるレヴィナス』(ともに文春文庫、計1150円)、

レヴィナス『全体性と無限』上・下(岩波文庫、計1548円) 以上はアマゾンで注文。

 

GeoGebraという数学ソフトに注目中。

二次曲線上の6角形の各辺の延長が同一直線状にならぶという、あのパスカルの定理がいともたやすくシュミレーションできるのに感動。

 

iOS6へのバージョンアップで、iBooksの内蔵辞書が、日・英に加え、仏・独・スペイン語に拡張されていたのにやっと気付いた。

仏語辞書は、Kindle (for iOS)よりも出来がいいようだ。

 

 

 

 

 

3月30

プロジェクトX 挑戦者たち 第3期 DVD BOX 11,140円

毎晩、このプロジェクトXを観ながら泣いている。

人生もそう捨てたものでもないな、と。

 

 

プロジェクトXとレヴィナスとプラグマティズム。

 

3月29

難解といわれるレヴィナスだが、あたかも詩句の一節のようにして拾い読みしている。

内田樹のレヴィナス論の世評が高い。文春文庫の2冊。吉祥寺駅前の小さな本屋にもこの2冊はある。

内田樹の人気のせいだろうが、日本という国もなかなか捨てがたいものだと思ったりする。

レヴィナスの『全体性と無限』も啓文堂で立ち読みしてみたが、はて買ったところでちゃんと読めるのか自信がないので保留。

 

 

 

 

 

3月28

熊野純彦『レヴィナス入門』(ちくま新書、100円)

 

 

3月27

吉祥寺駅公園口マクドナルド横の古書センターにて、

木村彰一訳 シェンキェーヴィチ 『クオ・ワディス』全3巻 (岩波文庫、600円)

小谷野敦や旧友のKさんが激賞していたので。

 

3月24

 

週末には、近所でお花見。家族で弁当を食す。弁当といっても、ヨーカ堂で買った程度のもの。

プロジェクトXのうち、『町工場 世界へ翔ぶ』を観る。SONY創業時代の海外営業マンの奮戦をえがく。高校の先輩郡山史郎氏も主人公のひとりだった。

 

 

気になる本。書評・広告他で。ただし、購入は保留。

チューリングの大聖堂: コンピュータの創造とデジタル世界の到来 Byジョージ・ダイソン

一四一七年、その一冊がすべてを変えた  By スティーヴン グリーンブラット  Stephen Greenblatt

 

3月23

小谷野敦『こころは本当に名作か』(新潮新書、300円)

『石田波郷全集』(角川書店、特装本、昭和46年)全9巻+別巻 2000円 以上よみた屋にて。

講談社文芸文庫の石田波郷の随想集は品切れで古書価も高い。その一冊を買うことを考えたらタダみたいな値段で、なんだか申し訳ない気分。

休日の朝、先日買ったプロジェクトXのうち、『東京タワー恋人たちの戦い』に泣いたり笑ったり。

心のウサがすこし晴れたよ。

 

 

3月20

お彼岸だが、仕事の日。あまり気が晴れず。

職場ちかくのよみた屋で、世界の名著42『パース・ジェイムズ・デューイ』(中央公論社、300円)

このよみた屋で、角川書店の石田波郷全集揃い美本2000円に驚愕!

買ってもよかったが、持ち帰るのが大変で、いったん保留。

 

3月19

William James "Pragmatism" free @Kindle for iPad

魚津郁夫『プラグマティズムの思想』 (ちくま学芸文庫、1365円)

この機に、W・ジェイムズ、デューイ、C.S.パース他を把握しよう。

 

 

3月16

鎌倉の姑と妻の3人で、銀座でランチ&ウィンドウショッピング。

イタリアンレストラン アルケントーレ。LUXAのクーポンを利用して、銀座ビル10Fの展望を楽しんだ。

和光やワシントン靴店、よしのや(靴)につきあう。有楽町交通会館地階の甘味おかめであんみつ食す。

 

 

Pink Floyd "Discovery Box Set" 全14アルバム(16CD)の全集 14536円

『ピンク・フロイド---深遠なる迷宮への誘い』 (文藝別冊) 860円 なんて本も注文して、35年ぶりのPink Floydブームなのだ。

 

東横線渋谷駅が地下に移り、飯能から横浜中華街まで一本でいけるようになった。

 

3月13日〜15日

 

岩田松雄『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方 』(サンマーク出版、1126円)

 

グロービス・マネジメント・インスティチュート編 『MBA経営戦略』 (ダイヤモンド社、1999年版)

数江良一監修、グロービス『MBAマーケティング』(ダイヤモンド社、1997年版)  

西山茂監修、グロービス『MBAアカウンティング』(ダイヤモンド社、1996年版)  

グロービス『MBAビジネスプラン』(ダイヤモンド社、1998年版)  

 

 

豊田秀樹・柳井晴夫・前田忠彦『原因をさぐる統計学 ―共分散構造分析入門』(講談社ブルーバックス,100円)

豊田秀樹『違いを見ぬく統計学―実験計画と分散分析入門』(講談社ブルーバックス,100円) この2冊は職場の理科N君に進呈。線引き多数。

以上よみた屋。各100円

日本思想体系『空海』(岩波書店、1975年) 900円@アマゾン

 

 

 

3月12

慢性的な過食症のごとき古本買いを控えようと、今月はあまり本を買ってない。

季節が急に春めいてきたせいか、逆に冬の間のながい繁忙や精神的プレッシャーの反動に襲われ、気分はうつうつと愉しまない。

 

山口昌男逝去。

東京外大(西武多摩川線多磨駅)そばの自宅は意外なほどつつましい戸建てだった。(GoogleMapで確認してみた)

中公文庫の『本の神話学』には二十歳のころおおきな影響を受けたのを思い出した。

当時、いたく感銘した本は、親しい人に贈呈したものだった。この神話学は当時の恋人Mさんに、松岡正剛編の遊9は東大の森本さん(群馬の県立高校出身の男性)に贈呈したものだった。

近年の著作にはあまり縁がなかった。

 

3月10

東大・京大の合格発表の日で、仕事。

春めいた陽気が低気圧の通過で、一転砂ぼこりが空を覆い、気温が急低下。

夕方は、吉祥寺から青梅線河辺駅まで。そこからタクシーを往復して、某所まで荷物を届けにいった。

3月8

Richard Wright "Broken China" [CD, Import]  694円

2008年に癌で没したPink Floydの創成期からのメンバー。(享年65) その2枚目のソロアルバム。

 

3月5

夕方、ゆえあって、高校の後輩Migita氏と、会談。後輩といっても、さる投資会社のVice Presidentである。

肝胆相照らす仲というのは大げさにしても、短い時間でもうちとけて話ができたのは、かのM氏の徳でもあろう。

 

 

ドイツロマン派全集第3巻『ホフマン』(国書刊行会、1983年) 300円@よみた屋。

アルフレッド・ベスター『虎よ、虎よ!』(ハヤカワ文庫)400円@吉祥寺バサラ・ブックス。

ここの若いご店主は、なぜか毎週火曜日に本をかってゆく私に妙に親しみを感じてくれているようで、

ちょっとうれしいような困ったような気持ちなのだ。

 

 

3月4

立原道造の死を看取った恋人水戸部アサイの実兄が創業したミトベ写真館(古河市)がいまも営々と続いていた。

http://tora0102.blog39.fc2.com/blog-entry-14.html

 

 

プロジェクトX 挑戦者たち DVD-BOX II (10巻セット) 6649円を注文。

仕事に行き詰っていたりするので、なんとこういうのを買ったりする。

 

 

 

3月2

三十余年の歳月を経て、Pink Floydへの関心再燃。私は、中学を卒業したころだったか、原子心母やおせっかいの世界に陶酔したのち

新譜の「狂気」に幻滅し、以降、「炎 あなたにここにいてほしい」や「アニマルズ」にも心底のめりこめず、やがてPink Floydを離れたクチだ。

最近、電車車中で「狂気」を聴く機会が増え、いったん離れた「狂気」以降にも再度関心をもつようになった。

(「狂気」以降の3枚のLPは若いころ金に困って売り払った。いまも手元に残っているのは、「雲の影」以前の全LPである)

今、Amazonで調べてみると、初期から後期までの全14作(16CD)のボックスセットも手に入るようで、これが欲しいには欲しいが

半分はLPで持っているし、後期ははたしてどうか、まだ疑念があるので迷っている。

さて、初期の作風のうち、イギリスの田園風景をノスタルジックに唄う曲が好みであったことを思い出し、はてそれは

ギタリストDavid Gilmourの作風ではなかったかと、はたと気がつき、急きょ

David Gilmour "About Face" 1984年 694円

David Gilmour "David Gilmour (Reis)" 1978年 867円

の2作を注文した次第。発表後34年もたって、回帰してきたのである。はたしてソロアルバムはどうであろうか?

 

 

長男は、親父のいきつけの古書店吉祥寺よみた屋で、埴谷雄高の闇のなかの黒い馬(河出書房1970年版)1000円を買ってきた。

親子で別々に、死霊やら闇のなかの黒い馬を買い集めているとはずいぶん変わった親子である。

 

 

 

積んどく本がやたらと増殖しているこのごろ、老眼のせいかとんと読書がはかどらない。

気分転換のために、DVDを三枚も借りてきた。

1、プロメチウス(R・スコット監督) グロい映像についてゆけず、半分くらい観て休止中。オープニングの太古の地球のシーン(ヘリ空撮)には痺れたが。

2、世界侵略 ロサンゼルス決戦 いわゆるエイリアン侵略ハルマゲドン物で、封切当時はなんだかなあという印象だったが、DVDで観てみると、これがなかなかの快作。

海兵隊の技士役のミシェル・ロドリゲスがなぜか可愛く、好みだなあと思っていたら、案の定 映画アバターでも気になっていた子でした。

3、バトルシップ   ( 「トランスフォーマー」シリーズのスタッフがテイラー・キッチュ、浅野忠信共演で贈る海上スペクタクルアクション。エイリアンの母船と各国艦隊の戦いを描く。)

これから観ます。Amazonの下記のレビューが面白い。(海上自衛官のエキストラ出演記)

http://amzn.to/Wx5y6X

 

 

2月26

 

松浦寿輝『謎・死・閾 フランス文学論集成』(筑摩書房、1600円)@バサラ・ブックス

ここのやや若いご店主はよく私のことを覚えてくれている。

先週の火曜日、例の迷宮としての世界を買ったことを覚えていて、にっこりとあいさつしてくれた。

まあ、常連のように慕われて、悪い気はしないのだ。

いまはすっかり老人の町と化した吉祥寺も、かつてはこういうちょっと変わった若者(いい意味です)が

住みやすい町だったのだ。

(後記 この数日後、例の奇怪な強殺事件が起こり、街で働くひとりとして大変痛ましく思う)

 

2月25

埴谷雄高『死霊』第7巻・第8巻(講談社、各100円) @よみた屋。これは息子の為。 

ほしい本が、願えばかなうこの古本屋、つとに神よみた屋と呼んでいる。

 

 

大川渉『文士風狂録―青山光二が語る昭和の作家たち』(筑摩書房、346円)

 

古本、買いすぎ。一種過食症のようなものかとときおり暗澹とする。

まあ、古本でも買わなければこの寂寥感はぬぐい難いのだが。

淋しさがつのる。

美しいおんなにでも慰めてもらいたいのだ。

 

2月24

Bill Evans "At Shelly's Manne Hole " 991円

Bill Trio Evans "Time Remembered " 1149円

1963年5月31日のLive。上が正編、下はその補遺+30日のソロプレイからなる。

 

田中眞澄『ふるほん行脚』(みすず書房、990円)

著者は『小津安二郎と戦争』などの著作で知られる映画史家。

 

午後、職場に残務整理。今週は忙しい。国公立大学の前期日程に加え、模試の処理、懸案の母校の東京説明会など。

職場近くのよみた屋にて、

中村能三訳『サキ選集』(創土社、1969年) 100円 ※新潮文庫版にあらたに訳出した短編を加えた選集。

堀江敏幸『一階でも二階でもない夜 回送電車2』(中央公論新社、500円)

 

Sakiは、KindleでもiBooksでも、原書ではほとんどfreeで電子書籍が手に入る。英語に堪能であれば楽しみも多いのだろう。

 

 

2月22

小谷野敦『文学研究という不幸』(ベスト新書、545円)

小谷野敦『私小説のすすめ』(平凡社新書、616円)

小谷野敦『「昔はワルだった」と自慢するバカ』(ベスト新書、547円)  以上を注文。

 

 

2月20

猪瀬直樹『ピカレスク 太宰治伝』(小学館、251円)アマゾン

堀江敏幸『アイロンと朝の詩人―回送電車3』(中央公論新社、 500円) @よみた屋

 

2月19日 

小谷野敦『片思いの発見』(新潮社、251円)

G・R・ホッケ『迷宮としての世界』(美術出版社、1969年)600円@吉祥寺バサラ・ブックス 元函ナシ

このホッケの大冊は、昭和50年ごろから買おう買おうとおもっていた本で、つくづく35年来の購入候補だったわけだ。

ちなみに、ホッケの『文学におけるマニエリスム』上下巻は、その当時渋谷の西武デパート地下詩の本の店で買い求めている。

買いそびれているうちに、月日は流れ、とうとう岩波文庫にまでなってしまったのだ。

職場の妙齢の女性たちが生まれるまえからの購入候補って、しかし。

 

 

 

2月18日 

吉祥寺よみた屋にて、

定本太宰治全集 (筑摩書房、昭和37年) 全12巻+別巻 (月報つき)

揃いでなんと800円。

断酒は丸2夜実行したのみ。3夜めにあえなく陥落。

 

 

2月17日  

快晴の朝。

 

Thelonious Monk "Riverside Anthology" 900円@Amazon

1.「Alone In San Francisco 」1959 2.「5 By Monk 5」1959  3.「Mulligan Meets Monk」1957 の3枚セット。

村上春樹が、『ポートレイト・イン・ジャズ』のモンクの章で、「5 By Monk 5」を激賞している。

そこまで仰るならということで買ったようなところもある。モンクは、Brilliant Corners や、Monk's Dream をちょっと聴きているが、いまひとつ解らない。

まあ、そもそも、ジャズが心底好きなのかときかれれば、あまり自信がないのだが。

数年前に買い漁ったクラシックが未聴のままたくさんあるので、いっそクラシックに回帰しようかなどとぼんやり考えている。

 

昨日は、人間ドックで半日をすごした。ポリープを摘出したので、これから約1週間、断酒するのがつらい。トマトジュースや炭酸水を代替に飲んでいるところ。

 

小谷野敦『日本人のための世界史入門』(新潮新書、819円)@東大和くまざわ書店。

 

 

2月14

吉祥寺よみた屋にて、上林暁『聖ヨハネ病院にて』(新潮文庫、50円)

上林暁は、ながく読みそびれていた作家のひとり。

他に、講談社文芸文庫から2冊、夏葉社(吉祥寺)から山本善行編の2冊、ちくま文庫から1冊でてる。

まあ、状態は悪いが、このボロボロの新潮文庫版を読んでみることとしよう。

 

Miroslav Vitous "Emergence" 1720円

Chick Corea とのピアノトリオがすばらしいので、このベースソロを注文。

 

2月11

午後、職場にて残務整理。成績処理の技法に関しておおきな発見(発明)をした

2月10

神田は三省堂ビル地階のドイツビールレストラン放心亭にて、おそい新年会は、おふたりのKさんと。

ひさしぶりに放談し、付近の古書店を覗いて帰る。

吉祥寺から神田に栄転?した、りぶる・りべろにもたどりついたが残念ながら日曜定休。

めずらしく古本はかわず。

かねたくさんから、岩阪恵子は、清岡卓行の後妻であることを教えられた。

 

2月9

3週間ぶりに、すこしゆっくりしよう。明日は神田でおふたりのKさんと会う予定。

 

先日、吉祥寺バサラブックスで手に取ったネフスキーの『月と不死』。はて、もしかしたら持っているかもと思い

いったん買うのを控えたが、やはりもってなさそうなので近日買うことにしよう。

かつて石田英一郎『桃太郎の母』で知った『月と不死』。

今、wikipediaでネフスキーを調べてみて、スターリン粛清の露ときえた夫妻の悲劇的な最期を知った。

(この最期の真相は1991年になってやっと判明したのだという。)

wikipediaでは、日経の2012年の記事が参考にあげてあった。

日経電子版の会員は過去5年の記事が検索・閲覧できるのを、あらためて知って、

evernoteに保存しておいた。とても便利です。

 

非常勤講師に行った京都帝国大学(現京都大学)でそうした授業を受けた一人に、後に日本の文化人類学の草分けとなる石田英一郎がいた。石田は著書『桃太郎の母』に、「この書をニコライ・ネフスキー先生にささぐ」という献辞を入れた。ネフスキーは日本の文化人類学にとっても大切な恩人だった。(日経新聞 2012年11月13日夕刊記事より引用)

※追記

N.ネフスキー『月と不死』(ワイド版東洋文庫、1500円)@吉祥寺バサラ・ブックス

 

2月7

加島祥造『荘子 ヒア・ナウ』(PARCO出版)

日本たばこ産業アド企画室編『ビル・エバンス』(講談社) 各100円

2月5

カミュ『ペスト』(新潮文庫、50円)@よみた屋。長男の為。

 

 

2月4

あい変わらず、本だけはかう。

黒川信重『オイラー、リーマン、ラマヌジャン―時空を超えた数学者の接点』 (岩波科学ライブラリー、810円)

渡辺広士訳『ロートレアモン全集』(思潮社、1972年)300円 @吉祥寺よみた屋。

 

 

2月3

週末返上の仕事漬け。

疲れたので、吉祥寺からタクシーを飛ばし、上石神井まで。拝島ゆきの各駅停車で坐って帰った。

忙しいが、古本は買う。

谷崎順一郎『夢の浮橋』(中央公論社、昭和35年)300円。

ジェフリー・ディーヴァー『魔術師』(文藝春秋)100円。よみた屋にて。

よみた屋は、いつもちょっとした驚きがあって好きだ。

昨日今日は、全集半端本が各300円でいっぱい並んでいた。

鏡花、鴎外、太宰(筑摩)、荷風の新版、立原道造(角川、旧版)、堀辰雄(角川?、黒函)など。

 

 

 

2月2

Chick Corea, Roy Haynes, Miroslav Vitous "Trio Music " 1439円

1月30

小池昌代『裁縫師』(角川書店、100円) 

三根生久大『記録写真 終戦直後』(上・下)(光文社、各100円) @よみた屋

 

安岡章太郎 92歳でなくなった。

1月29

西谷修『夜の鼓動にふれる―戦争論講義』(東京大学出版会、880円)  

 

冬季限定の冬柑がでたほか、オレンジ(果汁45%)が復活。うれしい、キリン 本搾りチューハイシリーズ。

キリン 本搾りチューハイ 冬柑 350ml×1ケース(24本) 3120円 @Amazon

2月20日にはリンゴも登場するという。

 

1月27

「父 水上勉」(白水社) 窪島誠一郎

(くぼしま・せいいちろう)1941年東京生まれ。作家、美術館館主。79年、長野県上田市に「信濃デッサン館」、97年に戦没画学生慰霊美術館「無言館」を開設。

日経書評より。

父と子といっても、普通の関係ではない。貧乏のどん底で生まれた著者は養子に出され、そのまま生き別れに。20年かけ、30代半ばで捜しあてた父親は、今を時めく流行作家。すぐに名乗り出て「運命の再会」を果たしたニュースが、当時の世間の耳目を集めた。

 

 

1月26

 

 

E・S・ガードナー『びっこのカナリヤ』『殴られたブロンド』『日光浴者の日記』各100円。

The Best Of Santana [Import, from US, Best of] 776円

iTunesで、Cat Stevens "Morning has broken"、Don McLean "American Pie"、Santana "Black Magic Woman" を買う。

 

1月25

E・S・ガードナー『夢遊病者の姪』『転がるダイス』『黒い金魚』『どもりの主教』各100円。

1月21

中曽根康弘『自省録 歴史法廷の被告として』(新潮社、100円) 著者献呈署名いり。

E・S・ガードナー『氷のような手』『車椅子に乗った女』『無軌道な人形』各100円。

1月17

よみた屋にて、

大岡昇平『少年 ある自伝の試み』(筑摩書房、1976年) 特装限定版1000部のうち286番。100円

林隆夫『インドの数学』(中公新書、1993年)250円。

1月16

E・S・ガードナー『溺れるアヒル』『影をみせた女』『もの憂げな恋人』『傾いたローソク』『待ち伏せていた狼』 『おとなしい共同経営者』『憑かれた夫』(ハヤカワポケットミステリー、計700円)

1月14

仕事が山積していて、このままセンター試験に突入するのだが、

この3連休はカレンダーどおり休むことにした。

ペリー・メイスンを読む。

目下、『死のスカーフ』。原作・訳書ともに昭和34年。原作・翻訳ともに古さを感じさせないのは立派。

E・S・ガードナーは、ペリー・メイスンシリーズで長編82作他すべてが翻訳されてる。他に、A・A・フェア名義でのクール&ラムシリーズなど

全貌を把握するのが困難なくらい大量の作があり、そのどれもひとしなみに面白いという。

 

1月12

木村紅美『春待ち海岸カルナヴァル』(新潮社、251円) 

1976年兵庫県生まれ。親の転勤に伴い、福岡県、千葉県などに住む。小学校六年生から宮城県仙代市で育ち、現在の実家は岩手県盛岡市。明治学院大学文学部芸術学科卒。書店アルバイト、会社員を経て、2006年「風化する女」で第102回文學界新人賞を受賞、デビュー。2008年「月食の日」が第139回芥川賞候補に。(amazon)

 

よみた屋に、ハヤカワポケットミステリー版のペリー・メイスンが大量放出されてたので、てはじめに

E・S・ガードナー『死のスカーフ』『虫のくったミンク』『あつかいにくいモデル』『大胆なおとり』『空っぽのカン』 (ハヤカワポケットミステリー、計500円)

1月10

小谷野敦『猫を償うに猫をもってせよ』 (白水社、400円)

小谷野敦『能は死ぬほど退屈だ―演劇・文学論集』(論創社、2040円)

小谷野敦『美人好きは罪悪か? 』(ちくま新書、285円)

 

 

1月8

アルベール・カミュ『直観』(新潮社、1974年)100円@よみた屋

 

1月6

年が明けてからも一日一冊の割合で本を注文しているありさまなので、これ以上積んどく本が増えぬよう

私にしてはせっせと本を読んでいる。

横山秀夫『64』了。

 なるほど書友 Iさんのおっしゃる通り、後半のどんでん返しには驚いたが、D県警本部内の権力闘争を

延々と描くあたり、ちょっと閉口する。

その他、行方昭夫『英文快読術』 をとばし読みし、田中修『植物はすごい』に着手し、草森紳一の愛煙家エッセイを読む。

 

今朝の日経書評から気になる本の表題のみ転記しておく。

中曽根康弘が語る戦後日本外交 中曽根康弘著 国家を思う哲学と柔軟な現実主義

一四一七年、その一冊がすべてを変えた スティーヴン・グリーンブラット著 古代ローマの叙事詩発見の物語

 

1月5

佐々木高政『和文英訳の修業』(文建書房、1100円) 注文。行方昭夫のお勧め本。

 

 

1月3

三が日、酒とおせちと浅い眠りで漫然と過ごしたわりには、また本を買ってしまった。

小谷野敦『東大駒場学派物語』(新書館、1244円)

小谷野敦『文学賞の光と影』(青土社、1029円) 

小谷野敦『リチャード三世は悪人か』 (NTT出版ライブラリーレゾナント、355円)  以上amazon

田中修『植物はすごい』(中公新書、320円)@田無BookOff。

 

 

1月1

謹賀新年。

鎌倉の姑の家に年始の挨拶に伺う。鎌倉八幡宮はあまりの人の多さにあきれて初詣は見送り。

小町通りの古書店藝林荘は元日から営業していた。店頭本で高橋英夫献呈署名入り志賀直哉論500円があったがこれも見送り。

今年初めての古本注文は、行方昭夫『英文快読術』 (岩波書店 同時代ライブラリー、251円) @Amazon。

小谷野敦が『評論家入門』(平凡社新書)で、著者自身が眼からウロコが落ちるようにして英文読解術を学んだと紹介していたので。

今年は英語力を強化したい。語彙と構文がテーマ。

 

 

 

 

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