7月28日(火) 

井口秀昭『会社四季報』がもっとわかる 株で儲けるための「会社の数字」の読み方―株式投資家のための会計知識』(東洋経済新報社、1118円)

 

7月26日(日) 

まるで夏季休暇のような、静謐な週末だった。

昨日は立川昭和記念公園の花火大会。自転車で会場近くに繰り出そうとも思ったのだが結局ベランダで鑑賞。花火写真に挑戦するが今年もあえなく失敗。

 

今日は自転車で玉川上水沿いをサイクリング。鷹の台駅のちかくのそば工房尾張屋でそばランチ。おふたり2120円がもう少し安ければお勧めなのだが。郊外のレストランのような店づくりです。

届いたニーチェ全集 権力への意志は、なにかたわ言のように思えてならない。暑さのせいで私の頭も、同居するネコなみになったようだ。

 

 

7月23日(木) 

日食。結局吉祥寺では厚い雲に覆われてみることかなわなかった。今度は2012年に関東でも金環日食が観測できるんですね。この2012年は、マヤ暦が途絶えているなどの伝承やらなにやらで人類終焉の年と予言するひともいるらしく、8月にはそのものずばり『2012』というパニック映画が公開されるみたい。まそれはともかく、次の皆既日食、26年後の満80歳まで長生きしてみたいものです。

郷里鹿児島で小3か小2の頃、部分日食を観たおぼえがあって、今回の日食ブームで気になりました。日食情報データベース ここは実に有益なサイト。

ニーチェ『権力への意志 下』(理想社、1340円)注文。

 

7月19日(日) 

1年ぶりに弟とランチ。今回は経堂まででかけてきた。10年前の春、農大どおりにあったいくつかの古本屋は軒並み店をたたんでいた。すずらん通りの遠藤書店で、訪問記念に『ニーチェ全集 8 悦ばしき知識』(理想社、840円)を求めた。

経堂までは、高田馬場・新宿経由。車中で小泉修『データベースのすべて』を読む。

鎌倉の母が遊びにきた。77歳の誕生日を祝して、近所の木曽路で会食。長男も加わった。長男のみすきやきコース。

週末、全英オープンを観、刑事コロンボを観た。

 

7月18日(土) 近況と買った本

池田信夫氏のブログは、最近知的刺激を受けている数少ないブログで、(もっとも私自身がひどい知的鈍麻に陥っているので、ほかのブログが知的でないなどと主張するつもりはもうとうない)、そこで紹介されたニーチェが、積年のニーチェ・コンプレックスの導火線に火をつけた。ニーチェ『権力への意志 上』(理想社、1980年、1320円)を注文したのは今朝の朝3時過ぎだ。

加藤丈雄『シュトルム・回想と空間の詩学』が、実は索漠たる生活の、微かな支えだったりする。詩人(Dichter)という、根源的な生き方が、功利万能のこの世への、ある種の昂然とした抵抗ではないか、とは上のニーチェと同じ文脈である。

高校時代の同級生K君はM商事を経て、いまはエクイティ投資会社で活躍している。ぜひにということもあって、先日、ヨドバシカメラ(旧近鉄)の最上階で、ランチをともにした。

 

盗まれた自転車の代替に、中古の自転車(7500円)を吉祥寺マツモトで。意外におしゃれ。

 

 

7月18日(土) ジオラマ写真

Y塾の情報処理を担当するO嬢が、すごくニコニコしながら、白い瀟洒なオブジェを恥ずかしそうに差し出した。最新のiphone 3GS しかも32GBの最高機種だった。へえ〜、素敵だねと、同じiPhone仲間として絶賛すると、こんどいろいろと教えてくださいだって。へへ。

 

私がいま幸福な感情を抱くことがあるとすれば、その35%くらいはiPhoneのおかげである。(iPhoneで聴くKeith jarrettもふくめて) いろいろと足りないことを挙げればキリがないが、昨今これほどひとを幸せにする情報機器があるだろうか。持ってうれしく、使って楽しいiPhone。

 

ジオラマ写真が気軽にとれるという Vint Shift(115円)を買って、11階のベランダからさっそく試写してみた。

 

おおっ、こりゃ楽しいや。稲垣足穂が喜びそう。

※手元の写真をジオラマ風に加工するWebサービスもあります。http://tiltshiftmaker.com/

 

7月11日(土) 蝋燭の焔

職場のビルと隣接する駐車場の間で、心細くもないていた仔猫を、職場の理科のNさんと通りがかりの若い女性が救出・保護したことは、猫仲間の美談としてながく語り継がれることだろう。N君といい、その若い女性といい、吉祥寺にもこんな心やさしい人がまだ住んでいたんだと、心底感心して、夜の魂にほのぼのとちいさい蝋燭の焔が灯ったのだった。

昨日は吉祥寺駅前の交番で、自転車の盗難届提出。このところJR中央線のむごい混雑に辟易しながら通勤しているが、めっきり運動不足になってしまった。ブリジストンのサブナードスポーツという、3万円程度の自転車に憧れてい、iPhoneの新機種にも惹かれているのだが、盗難の直後でもあり、ちょっと思案中の今日このごろである。

 

 

 

7月7日(火)

昨晩、通勤用の自転車を盗まれた。しかも職場の自転車置き場で。茫然自失の態で、おろおろと中央線で帰宅したが、青梅ゆきの10時7分発の電車はえらく混んでいた。

7月5日(日)

週末も仕事モードだったのは悲しかった。もっとも久しぶりによく眠ったのだが。

今日は、玉川上水→上石神井→(自転車)→吉祥寺の職場→中野駅→某塾で仕事(私が25歳で初めて仕事に就いた時、手にした教材がここの教材だった。算数科のI氏に、当時の深緑のテキストをみせてもらい多少の感慨があった) IRの駅名を二つ組み合わせると塾名になる。私はこの塾の文化が好きで、アンチYという時代にも隠れキリシタンよろしくここの教材を使い続けた気骨の人である(笑)→徒歩で高円寺。富士そばを食し、めぼしい古本屋の休業を確認して、荻窪へ。ここでささま書店・岩森書店・竹中書店・BookOffの4店をざっと巡るが、本は買わず。関東バスで鷺ノ宮駅へ。そこから拝島線で帰宅。

練馬の自宅から自転車で高円寺の古本屋を訪ねた十年前の日、荻窪までサイクリングして、ささまほか古本屋めぐりを楽しんだ近年の日々が、すでに遠い昔のように懐かしく、しかもせつなく思い出される。心境の変化というのだろうか。

 

そういえば、かの山本善行さんが、古本屋を開業した。http://d.hatena.ne.jp/beniya/

 

7月3日(金)

日本郵便の法人営業を担当しているF君が職場を訪ねてくれた。せっかくだから食事でもということだったので、かねてからチェックしていたもののひとりでは行きづらい、日本料理『陽は又昇る』に決めて、五日市街道をテクテクと、駅とは反対の西荻方面に歩いて行ったが、残念ながら店はClose。なんでなんだろう、休業日でもないのに。

しかたがないので、これもかねて気になっていた、喫茶店『たずね人』でランチを食べることにした。

 

和食弁当・コーヒー付き 730円。弁当のほうはまあ普通としても、このコーヒーほんとうに旨い。ひさしぶりに美味しいコーヒーを飲みました。

これは、なんですね、オーソドックスな豆を、オーソドックスに淹れて、それなりのカップで供するという、ごく普通のことが、実はいまや貴重なことだということなんですね。

ナポリタンとコーヒーを注文したF君も、ひとむかし前の喫茶店の風情に、妙に感心してました。

劇団櫂のスタジオに併設されている喫茶店のようです。

Livedoorグルメ

今日は残念ながら縁のなかった日本料理『陽は又昇る』といい、この劇団櫂のカフェといい、その先のサイゼリヤといい、この界隈でうろうろしているのは、職場広しといえども私くらいです。

 

練馬グルメの師と仰ぐManoaさんは、池袋魚金のイタリアンバール体験記を紹介してくださっている。十条の斉藤酒場と双へきの安さ・旨さとのことです。東京ウエスト2

 

7月3日(金)

キース・ジャレット『ウイーン・コンサート』(1937円)。

 

 

6月30日(火)

それにしてもレヴィ=ストロース、御歳101歳。吉田秀和がいまなお矍鑠として活躍しておられるのもなにか奇跡のようで勇気づけられるはなしだが、20世紀を代表する人類学者の長寿にも心から驚くのだった。

いまふと思い出して調べてみると、二十世紀初めのシュルレアリスムを同時代として生きた仏の作家ジュリアン・グラックは2007年に97歳で天寿をまっとうしていたのだった。

 

6月29日(月)

 

老いにおびえ、仕事に苦渋する毎日。生きてきた五十年はなんだったのかと自責の念が重い。

苦境脱出の願いをこめて、中沢新一訳、レヴィ=ストロース『パロール・ドネ』(講談社、2100円)を今朝注文。半世紀にわたる講義録の抜粋。

 

 

 

6月21日(日)

職場にでかけようと思ったが雨模様なので在宅でデータ処理の仕事をこなす。新しいCore 2 Quadのマシンが快適だ。Office Professional版も格安で買えてうれしい。Excelで巨大な表の再計算を処理する間、プロセッサ4個処理中・・・とかのメッセージが表示されて、ああがんばってるなあと(笑)

1Q84のほうは上巻を足早に読了したものの下巻に踏み込む気力なく、中断。もう小説をよむ季節ではなくなったと昨今さびしく思っているが、1Q84もおなじような事情。最近池田信夫氏のブログを愛読しているが、その池田氏のベストは実は”1973年のピンボール”だと聞いてなんとなく共感している。我が家は長男がなぜか村上春樹のファンで、親父の資産を継承して読んでいるので、ほとんどの著作はそろっているのだが、親父自身は、ねじまき鳥も完読できず、ハードボイルドワンダーランドに至っては、司修装丁の初期の単行本がずっと未読のままである。

 

 

6月18日(木)

予定通りiPhoneのOS3.0の公開が始まった。

6月17日(水)

昨日はふいの雨に二度もうたれた。あげくに夜更けタクシーで上石神井へ。

岡田暁生『CD&DVD51で語る西洋音楽史』(新書館、1496円)@Amazon。池田信夫氏がブログでお薦め。同じ著者の『西洋音楽史』(中公新書)はことし上半期のベストの1冊。

今日は休んで在宅で仕事をこなす。昼は夫婦でランチを楽しむ予定。

なんか職場のEさんのブログ風に、木曽路の松花堂弁当。1260円×2

にわか雨にもめげず近所の菖蒲の名所までサイクリング。ここは睡蓮も紫陽花も菖蒲も楽しめるのでカメラファンにはうれしいところ。(大南公園からすぐ近くの湖南衛生組合、無料)

MS Office Professional アカデミック版 19800円、OMRONの血圧計 5000円 をAmazon注文。 MS Officeは試用版がサイトからDLできるのをしってとりあえずPro版をインストールして使ってみた。

小学生テストの関係で頻繁に携帯が鳴る。ほとんど仕事も捗らず、酒飲んで、1Q84や岡田暁生の音楽史をひもといた。

 

 

 

 

6月14日(日)

メダルト・ボス『性的倒錯』(みすず書房、250円)、池内紀『町角ものがたり』(白水社、250円)@上石神井せきぶん堂。

マーチャント『古代キリシアのコンピュータ』(文藝春秋、1900円)は日経書評でマーク。これについては2006年12月にYahooの記事で読んで以来気になっている。

ぶっつづけで仕事してきたが、今朝、妻の病気の関係で、休日診療所までタクシーで往復。このところ自分自身も夜中にせきが止まらず、眠りの浅い夜が続いている。今日はOffと決めて、届いたDellのCore 2 Quadマシンのインストールをぼちぼちやったりした。

 

 

6月9日(火) iPhone新機種/BookOff騒動

現地時間で8日の朝10時(日本時間の今朝2時ごろ)から始まったApple Worldwide Developers Conferenceで、うわさどおりiPhoneの新機種・新OSが発表された。下記記事には記載されていないが、動画の撮影/編集もできるようになるらしい。(これは今朝更新されたAppleのサイトで確認) Palm社のPalm Preなど、スマートフォンの競合も強力な新機種を発売する。

http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0906/09/news018.html

 

それはそうと、BookOff(東証一部)がたいへんなことになっているらしい。(産経の記事)

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090606/biz0906062000008-n1.htm

敵対的買収の序章なのか、共存の戦略なのか・・・。

6月8日(月)

金・土と休みをもらい、酔生夢死の二日間を送る。妻と二人で玉川上水駅前のイタリアンKISAKI(キサキ)でランチを食す。1800円×2

日曜は仕事。ふたつの模試を実施。

哲学の坂部恵・翻訳家の永井淳 逝去。ご冥福をお祈りします。

 

6月4日(木)

村上春樹『1Q84 Book2』(新潮社、1890円)@吉祥寺啓文堂。

アルバン・ベルグ四重奏団『ドビュッシー&ラヴェル弦楽四重奏曲』(1500円)

6月3日(水)

旺文社文庫の木山捷平はじつによい拾い物だった。近年講談社文芸文庫から十冊ほどの作品集がでており、なかには版元品切れのものもでているようだが、丁寧に買っておいた読者はほとんどの作品を読むことのできる環境になっているとはいえ、やはり昭和50年ごろの旺文社版には格別の味わいがある。わたしのほうも、なにかと様々なアクが抜け、ようやく木山捷平の短篇を慈しむ歳になったという実感がある。喜ぶべきほどのことでもないが。

職場は五日市街道に面しており、「軽石」(昭和42年)の舞台にもなったところだ。五日市街道と立野通りの交差点では、オートバイに接触する事故に遭っている(昭和35年)。そして立野通りの関町某所にはいまも遺族のかたが住んでおられる。なにかと縁の深い木山捷平ではある。

長田弘『ねこに未来はない』(晶文社、470円)@Amazon注文。

 

6月1日(月) パソコン衝動買い+木山捷平

昨日は午後に職場で打ち合わせが入ったので、雨模様にも関わらず上石神井から吉祥寺まで自転車で往復。幸いにもあまり濡れずにすんだ。

朝方は、妻に付き合って恒例となった文明堂へのサイクリング。

DELLのPC衝動買い。Core 2 Quad に4GBのメモリをつけて20インチディスプレイつきで79980円(税込)

上石神井のけんぶん堂で、木山捷平『茶の木・去年今年』(旺文社文庫、100円)をみつけた。

 

週末は浅い眠りを長く眠った。

 

 

 

[HOME]           [前月]