10月28日(火) 晴れ

朝日がすがすがしい。富士山も遠望できる。

黒木亮『巨大投資銀行』(角川文庫)、後藤和久『Google Earthでみる地球の歴史』(岩波書店、1575円)、倉都康行『投資銀行バブルの終焉 サブプライム問題のメカニズム』『金融vs国家』『世界がわかる現代マネー6つの視点』あたりをマークしている。http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20081014/173831/

・吉祥寺の古書店りぶる・りべろが神田に移転する。現在在庫3割引一掃セール中。

 

10月27日(月) 晴れ

週末にHPを更新する気力が失せた。今度の週末はIさんから神田にお誘いがあったので、楽しみにまつ。今週は懸案をたくさん片付けよう。

(土曜日)寝不足のままのろのろ起きて、届いていたテクニクスのプリアンプをパワーアンプに接続。試聴してすぐに清澄な音場の拡がりを実感した(ような気がした)。

長男の学園祭に誘われていたが、寝不足がたたって体調が優れない。妻のみ、拝島→金子経由で学園祭へ。八高線金子駅周辺の、ローカル線めく風光をあとから聞いて、いけばよかったと悔やまれた。午後昼寝。

(日曜日)

夫婦で秋のサイクリング。玉川上水沿いを、一橋大の国際キャンパスのあたりまで走った。深い秋の風光がすがすがしい。

・iPhone。駅探エクスプレス(300円)、Mobile Studio(230円)などのアプリを買って試す。遅ればせながらモバイルに目覚めた。

・暴風雨のような金融危機のさなかで、いくつか優良株を買ってみた。ただいま1割ほどマイナスがでているが、じたばたせずに仕込んでゆくつもり。しかし資金が少ない。

井形慶子『少ないお金で夢がかなうイギリスの小さな家』(新潮文庫、499円)@光進堂。

 

10月22日(水) 曇り

・iPhone。久しぶりにオモチャを買って、じつに楽しい。Apple文化とでもいおうか、1993年にmacを買った当時の楽しさが甦った。『iPhoneを100倍楽しむ本』(アスペクト、1050円)@上石神井。所謂ケータイとしては不便なところも多いし、なにしろうっかり落としたら一巻の終りという、華奢で繊細ななオモチャなのだが。

・オーディオ熱がぶり返してしまい、なんとか冷まそうとつとめているが・・・。STAXの高級ヘッドフォンセット(5万円〜10万円)や往年愛用していたYAMAHAのヘッドフォンが音楽業務用として復活していたことを知って、ヘッドフォンに食指が動いている。それから、CDプレーヤー。DENONとかONKYO、さらにはマニアックなSOULNOTEなど。とりあえず、Technics(ピュア・オーディオからは撤退ずみ)の近年のプリアンプC-1010をヤフオクで26500円で競り落として到着を待ってるところ。

10月19日(日) 晴れ

西野武彦『投資チャンスをつかむ人見逃す人』(PHP研究所、約1000円)、宮部みゆき『人質カノン』(文春文庫、105円)、重松清『トワイライト』(文春文庫、300円)

スランプを脱するために・・・

・通勤用の自転車を買った。(吉祥寺サイクルショップマツモト、13480円) 吉祥寺の職場と上石神井間を自転車で往復することに。上石神井駅前は一日100円(月ぎめ1300円)の駐輪場を使う。2・3日やってみたが、気分爽快。健康にも良いし、速い。モトをとるまでがんばるつもり。上石神井駅前の古本屋せきぶん堂も、久しぶりにのぞいてみると品揃えがずいぶん充実していて驚いた。いまどき珍しい硬派の古本屋に育ちつつある。

・iPhoneを買った。東大和・青梅街道沿いのソフトバンク店にて。通勤電車の中で英会話やフランス語の勉強でも再開しようか。

この他にも、長男の大学のサークルのためにBOSEのアンプをヤフオクで競ったりした週末だった。

10月13日(月) 晴れ

一橋学園駅の周辺と国分寺の南を感傷的な散策。かれこれ2時間歩き回ったので、これはもう小旅行といってもよいだろう。約30年前の想い出を探す。

 

内堀弘『ボン書店の幻』(ちくま文庫、997円)@国分寺三成堂。渡辺哲夫『二十世紀精神病理学史』(ちくま学芸文庫、1155円)@くまざわ書店森タウン店(昭島)

重松清『口笛吹いて』(文春文庫、105円)@BookOff東大和店。

10月12日(日) 晴れ

数年に一度、オーディオ熱がぶりかえす。今回はヤフオクで、Technicsのパワー・アンプA2000MK2を19000円で落札(写真下)。呼応するプリアンプが未入手なので、とりあえず手元のマランツのプリメインからプリアウト端子で接続しておいた。おおきなレベル・メーターが美しい。官能すら感じる。夜ともなれば、めっきり涼しくなったこのごろ、愛猫が喜んで暖をとるのだった。

日経書評。ジャック・アタリ(仏)『21世紀の歴史』(作品社、2400円)。

このところの金融危機。さすがに日経新聞や日経のサイトは論評が精緻だ。日経BIZのサイトはコラムが充実していて、昨今のサブプライム危機について、斎藤精一郎、リチャード・クー、箭内昇(『メガバンクの誤算』など)各氏のコラムを読み比べてみるのもためになる。

 

10月10日(金) 晴れ

ノーベル文学賞は、ル・クレジオ(68歳)。受賞して当然だろう。前衛の旗手として颯爽とデビューした1970年代の諸作にはあまり縁がないが、たとえば『偶然―帆船アザールの冒険』のように最近の作は、非ヨーロッパ世界の文明も視野においたひろがりもみせていて興味深い。

吉田直哉が亡くなり、ライアル・ワトソンが6月に亡くなっていたことを知った。

小沢正光『プロフェッショナルアイディア。欲しいときに、欲しい企画を生み出す方法』(インプレス、1098円)

 

10月7日(火) 晴れ

油井大三郎『好戦の共和国 アメリカ』(岩波新書、819円)。

 

10月4日(土) 晴れ

先日、かの山本善行さんが、9月29日のブログで書いておられた、ナボコフ『ヨーロッパ文学講義』(TBSブリタニカ)。さすが善行さんは1000円で入手されたらしいけど、Amazonの古書価は1万円超!稀こう本らしい。

となると無性に読みたくなった。苦肉の策というわけでもないが、Nabokov ”Lectures on Literature ”(Harvest Books 、2146円)をAmazonで注文。なんとか原書で読んでみよう。

十月は、ちくま文庫から、内堀浩さん(石神井書林店主)の『ボン書店の幻』もでるので楽しみにまっている。白地社版を買おうと試みたときもあったが、入手しそこない、しばらく前から入手困難になっていた。(参考 松岡正剛・千夜千冊

その松岡正剛さんが30年前に教えてくれた、幻?の名著 近藤洋逸『新幾何学思想史』もちくま学芸文庫から同じく十月に発売される。これもできれば買いたい。

いわもとさんや熊襲さんが激賞している『チャイルド44』や、ずっと買いそびれてきたクラウゼヴィッツの戦争論、なりゆきで入手したいホッブス『リヴァイアサン』の2巻目以降。

このへんが目下の買いたい本リスト。


衰微、枯渇、退嬰。隠棲、追憶。

 

9月28日(日) 晴れ

急に秋が訪れた。季節の移ろい。

朝方、練馬高野台の旧宅に夫婦で赴き、内装後の最終チェック。

練馬高野台のBookOffで、ホッブス『リヴァイヤサン』(1)(岩波文庫、400円)、宮部みゆき『魔術はささやく』『レベル7』(新潮文庫、計210円)、桐野夏生『天使に見捨てられた夜』(講談社文庫、105円)を買い求める。

帰宅して、午後は、青梅街道沿いの家具・ホームファッション「ニトリ」へ、長男と3人で。長男のベッドと机をみつくろうが、意見があわず延期。収納箱を5箱も買い、無料の小型トラックを借りて家に運ぶ。このところ、ニトリが家族のお気に入りの場所になった。

 

9月27日(土) 晴れ

豊田秀樹『項目反応理論・理論編―テストの数理』(朝倉書店、2640円)@Amazon。

宮部みゆき『理由』(新潮文庫、400円)@ブックセンターいとう。『GuideLine 10月号』(K塾)※バイブルなり。

眞木準『ひとつ上のアイディア』(インプレス、875円)、サリンジャー『大工よ、屋根の梁を高く上げよ/シーモア 序章』(新潮文庫、366円)

 

9月25日(木) 曇り

地元 玉川上水・東大和界隈の写真がすばらしいブログ ある日ある時

どうしてこんなにすばらしい写真が撮れるんだろう。作者はプロの写真家らしい。

 

 

9月24日(水) 晴れ

桐野夏生『残虐記』(新潮文庫、150円)、児玉清『寝ても覚めても本の虫』(新潮文庫、150円)@吉祥寺藤井書店。『残虐記』のほうは世評ほどではないな。むしろ往年の倉橋由美子の毒のほうが最近気になっている。

駄文ブログですら、更新する気力が失せた最近。まあしばらくはこのまま低空飛行を続けて、リルケがデュイノ悲歌まえに沈黙したように、詩想の充溢をおだやかに待とう。

旧友Iさんからもメールをいただいてうれしい。

VHSビデオで『ザ・ドライバー』(W・ヒル監督、700円)なんてのも衝動買いしてしまった。

 

9月15日(月) 曇り

桐野夏生『グロテスク』(下)(文春文庫、200円)@BookOff武蔵砂川。

9月14日(日) 曇り

新田次郎『孤高の人』(上)(新潮文庫、150円)、ウィンバー『アルプス登攀記』(上・下)(岩波文庫、200円)、獅子文六『胡椒息子』(角川文庫、100円)@ブックセンターいとう東大和店。

桐野夏生『グロテスク』(上)(文春文庫、105円)、『アンボス・ムンドス』(文藝春秋、105円)@BookOff東大和。

 

9月13日(土) 晴れ

こころにぽっかりといあいた喪失感を埋めるように、主に通勤電車のなかで、ミステリを読み続けている。この十年、ミステリとはあまり縁のない生活だったので、読みたい本が目白押しだ。

宮部みゆき『クロスファイア』(上・下)(光文社文庫、計970円)、『鳩笛草』(光文社文庫、350円)、『模倣犯』(上・下)(小学館、210円)。
小栗悟『住宅ローンで絶対トクする本―借り方・返し方・見直し方・税金対策』(インデックスコミュニケーションズ、778円)

桐野夏生『柔らかな頬』(講談社、105円)@古本市場。これが近年読んだことがないほどの傑作で、半日で約2/3まできた。しばらく桐野夏生から眼が離せない。

 

夫婦で自転車に乗って、隣市イオンモール隣のヤマダ電機まで、旧宅にあつらえるエアコンを買いに行った。66,000円。

9月7日(日) 晴れ一時夕立

宮部みゆき『龍は眠る』(新潮文庫、200円)、新田次郎『孤高の人』(下)(新潮文庫、105円)(長男のために。いまマンガ版が熱狂的な人気らしい)。重松清『その日のまえに』(文春文庫、610円)@正育堂。

高野台旧宅に賃貸の申し込みがあり、許諾して、庶務のため夫婦で往復する。帰路、一時職場に寄って帰った。

朝方は近くの公園の緑陰で、残りは車中で、重松清の新刊を読了。

9月6日(土) 曇り

桐野夏生『ジオラマ』(新潮文庫、460円)、チェーホフ・神西清訳『カシタンカ・ねむい』(岩波文庫、735円)、滝本竜彦『超人計画』(角川文庫、341円)(長男のため)、『世界短篇文学全集』ドイツ文学20世紀、イギリス文学19・20世紀、イギリス文学20世紀(集英社、各300円×3)@吉祥寺りぶる・りべろ。御厨貴編『歴代首相物語』(新書館、2100円

 

 

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