12月30日(日) 晴れ

雨模様の数日がおわり東京はようやく快晴。仕事も一段落したが、今日はいちおう職場に顔を出す。全国からの問い合わせが少ないようなら早めに引きあげよう。


バスで荻窪に。今年最後のささま詣で。内田百間『新編ノラや』(福武文庫、210円)、結城信一『石榴抄』(新潮社、105円)、『シャーロックホームズの冒険』(創元推理文庫、105円)を買う。店に入る頃から、急に突風が吹き始め、雨がぱらつき始めた。すわ寒冷前線の通過かと思いきや、大雨にはならなかったので助かった。

 

同じく職場のSさんが、熊谷直樹『ウェブ時代の暗号─ネットセキュリティの挑戦』(ちくま新書) を貸してくださった。Sさんにとっては常識の由。正月にでも眼を通そう。

12月26日(水) 晴れ

あと4日仕事。ただ、30日や大晦日も場合によってはでなくてはならない。いやはやなんとも、だ。仕事山積み。

日経夕刊25日付の柴田翔のコラム『ノヴァーリスの言葉』。なんとも素敵なエッセイで、読むごとに涙が零れた。

12月25日(火) 曇り

クリスマスイブも、こどもが大きくなってはなんの感興もない。ましてや今年は次男が大学受験。賑やかなことは自粛しているので、普段となんら変わりない。

吉祥寺の商店街はXMAS一色だ。いきつけのコーヒー屋イタリアントマトではお嬢さん方がみんなサンタの衣装で接客していてなんだか萌えた(笑)バカなオヤジだ。

年とるごとに年々楽しみも減り、また、細かい事務仕事が億劫になった。時折猛然と集中できるのにはこないだの小学生テストで自信をつけたが、どんよりと疲れてへたりこんでいるときもある。

さて、来年はどんな目標をもって生きようか?

12月23日(日) 曇り

模擬試験の日で、出勤。次男も試験だ。二日も休んだのに、どんよりとした気分が抜けぬ。

昼休み、藤井書店で、新品同様のシリーズ日本近現代史(2)(3)(4)(5)をみつける。しかも各冊240円と大変安い。即買う。藤井書店、さすがだ。これで既刊6冊が揃った。

牧原憲夫『民権と憲法』、原田敬一『日清・日露戦争』、成田龍一『大正デモクラシー』、加藤陽子『満州事変から日中戦争へ』(計960円)

 

 

12月22日(土) 曇り

どんよりと曇った、寒い朝。

ヤマダ電機で、RICOH他のカメラを触り、PC用のビデオカードを調べる。先日安く買ったIIYAMA製の22インチワイドディスプレーの、解像度1680×1050に、いま使ってるDELLのビデオカードが対応していないので、せっかくのワイド画面が活かせてない。ただ、今日の夕刊を読むと、PCもずいぶん値下がりしているそうだし、メモリも値崩れしているので、いっそ新しいPCを買ったほうがいいかもしれない。 i POD Touchも欲しいし、受験生がいるのでいまは自粛しているが液晶TVもそろそろ欲しい。

ツタヤで、『トランスフォーマー』を借りて、観た。午後は昼寝。しょうもない休日が終わった。

門倉貴史『世界一身近な世界経済入門』(幻冬舎新書。756円)を読む。

妻は三原台の某製菓詣で。そこで近所の知り合いのかたとぱったり会ったらしい。この某製菓の自販コーナーは、いまや地元の有名ブログである東京ウエストで一躍名所?になったのだが、ご近所にも関わらずご存じなかったので、妻が教えてあげたのだ。とても感謝されているらしい。ネットの口コミおそるべし。

12月21日(金) 晴れ

23日以降年末は再び忙しくなる。今日は休みをとった。ただ、大学との打ち合わせが一件はいっていたので、これだけこなすことにした。

西永福にあるT大学。環八を南下すれば自転車でもいけそうな距離なのに、交通は意外に不便で、行きは練馬から大江戸線、新宿経由で京王線明大前で乗換えと、都合3回も乗り継いでようやく到着。大学での打ち合わせはスムーズに完了して、帰りは井の頭線で吉祥寺へ、そこから西武バスで石神井公園へ。草思堂やきさらぎ文庫、MICの3古本屋に立ち寄れど、買う本なし。

車中で、シリーズ日本近現代史(1)井上勝生『幕末・維新』(岩波新書、819円)を読み継ぐ。

12月20日(木) 晴れ

昨夜は自転車で帰宅。閉店間際の自宅そばBookOffで、橘木俊詔『格差社会 何が問題なのか』(岩波新書、400円)、米沢富美子『人物で語る物理入門』(上・下)(岩波新書、700円)を買う。

同じ岩波新書の近現代史シリーズと、『労働ダンピング』『働きすぎの時代』あたりが購入候補になっている。

吉祥寺の商店街にはいろんな歌手の歌ったジングルベルが鳴り響いているが、当方にはなんら楽しみもなく、黙々と仕事する毎日だ。着飾った美しいおんなと繁華街でデートしたい気もする。

12月19日(水) 曇り

昨晩まで2夜連続でタクシー帰宅してしまったので、今日は自転車で行き来しよう。寒いけど。

 

12月18日(火) 晴

Amazonからのリコメンド・メールは、結城信一『結城信一評論・随筆集成』(未知谷、5250円)の刊行を教えてくれた。気が利くなあ、Amazon。いちおう買い物かごにほうりこんでおく。

 

12月16日(日) 晴

よく晴れた日曜日。風が冷たい。

Iさんからは古本屋散策のお誘いもあったのだけど、職場に顔をだす必要があって、残念ながら延期させてもらった。

荻窪行きのバスにのる。荻窪でささま&岩森を覗いた後、吉祥寺の職場に。意外に捗ったので、早めに帰宅し、帰り道も荻窪BookOffで、坂井榮八郎『ドイツ史10講』(岩波新書、350円)。高野台行きのバスの車中で、現代史の講を読む。

夜は寄せ鍋。チュウハイの酔いもまわって、昨日につづき早く眠った。泥のように眠り、夜半へんな夢で醒めてはまた眠った。なんだか身も心も疲れている感じ。

 

12月15日(土) 晴

ローン完済記念のグルメな週末。昼食は、中村橋の日本料理、味三昧。懐石風の御膳をたべて夫婦で2520円。北口杉並通りの商店街を散歩した後、中村橋から富士見台を経て練馬高野台まで散歩しながら帰った。ちょっとくたびれて、順天堂大付属病院沿いにオープンしたばかりのN44というケーキの店に入り、ケーキセット900円を閑雅な店内で楽しんだ。

早く眠った。

12月14日(金) 晴れ

なんとか最後の一日までたどり着いたという感じ。課題山積は相変わらず。ひとつひとつ片付けるしかない。

小野不由美『屍鬼』(下巻)(新潮社、1300円)@BookOff。いやあ、凄い筆力だ。上下巻で1300頁近くある。原稿用紙で3500枚だそうな。いま、下巻に入ったところ。

 

12月12日(水) 晴れ

広井良典『定常型社会―新しい「豊かさ」の構想』(岩波新書、401円)@Amazon注文。

12月11日(火) 曇り

縺れた糸をほぐすような仕事がたまっている。そして時間がない。日頃の行いが悪いのか、後進を育てなかったのが悪いのか、自己嫌悪に陥るこのごろだ。

なんとかこの苦境を乗り切り、年内一回は、枕を高くして眠りたい。

梅田望夫『ウェブ時代をゆく』、さっそく読了。快著だ。

12月9日(日) 快晴

昨日はずいぶん歩いたお陰で、昼寝そして夜もよく眠れた。灯りを消して目を閉じると、年末年始に抱えているややこしい仕事の数々が脳裏にうかび、げんなりする。

梅田望夫『ウェブ時代をゆく』(ちくま新書、777円)@高野台三省堂。

※以下 メモ 石井茂『量子暗号』(日経BP社、1800円)、熊谷直樹『ウェブ時代の暗号─ネットセキュリティの挑戦』(ちくま新書)

12月8日(土) 快晴のち曇り

西垣通『ウェブ社会をどう生きるか』(岩波新書、350円)@吉祥寺BookOff。初心者向けの前半部が平板。

諸星大二郎『孔子暗黒伝』(集英社、350円)@BookOffは二十代に読んだときほどの感興なし。

小野不由美『屍鬼』(上巻)(新潮社、105円)を閉店間際のBookOffで買ってきたが、さていかがであろうか。

今日のランチは夫婦だけで目白通り沿いの桃太郎寿司。お二人2360円。ミニ茶碗蒸しやお椀もついて、なかなかお得なランチ也。ささやかながらローン完済の祝いなのである。その後、目白通りから西に大泉方向に散歩。三原台T製菓の自販コーナーでまたもや洋菓子まとめ買い。楽しいな。順天堂病院そば、笹目通り沿いにできた洋菓子の店N44°のプレオープンをひやかし、帰る。 午後、昼寝。

12月7日(金) 快晴

昨日は休み。在宅で仕事をしようと思ったがそれも捗らず、午後昼寝。すっかり暗くなってからのこのこと起きて、データ加工少々、メールで処理業者に送信。

今日引き落としのぶんで家のローンが終わる。だから明日は、夫婦でささやかな食事でもと思っている。

12月6日(木) 快晴

三木成夫『胎児の世界―人類の生命記憶』(中公新書、578円)@Amazon注文。松岡正剛の薦めで。この生科学者にはかつては吉本隆明、いまは茂木健一郎が惚れこんでるらしい。奇書らしい。ケン・ラッセルのカルトムーヴィー『アルタード・ステーツ』とか、ドグラマグラとか、なんか変なことをいろいろ想像してしまう。届くのが楽しみだナ。

12月5日(水) 快晴

強い寒気団が到来し、空には雲ひとつない。とても寒い、らしい。

タクシーも値上がりしたことだし、最近数ヶ月の散在も痛いので、しぶしぶ自転車通勤に戻したことだった。かのタルホ翁もおっしゃっているように「人間やむを得ずすることほど尊いことはない」。

天国から地獄に堕ちたような数日間だったが、なんとか這い上がろうと思っている。

ま、凡夫には、完璧な仕事なんて早々手に入らないほうが良いのかもしれない。そう思うことにした。

しかし、残念なミス(誤植)であった。それさえのぞけば完璧だったのだが・・・

『私の履歴書 保守政権の担い手』(日経ビジネス人文庫)を拾い読みして眠っている。中曽根康弘や岸信介には若い頃関心がなかったが、こうして履歴書をよむと人間的にも興味がわく。大変な秀才だったんだな。岸や福田は。

12月4日(火) 晴れ

漠たる不安、などと書かねば良かった。案の定、的中してしまった。1箇所、見落としがあった。そのため全枚、再印刷ということになった。

修羅場はいつもくぐっているので、今度こそはと思うところがあった。完璧な仕事だと自惚れていたが、なに完全ではなかったのである。

ここを切り抜け、全国からの問い合わせに対応し、はたまた予算の会議をこなし・・・・

・・・・なんかもう、疲れましたよ。世事万端に。

タクシー代も値上がりして、おまけに夜10時から深夜料金へかわった。いままで2100円くらいだったのが、昨夜は2780円。もうおいそれとは乗れなくなるな。また自転車に切り替えるか・・・

12月2日(日) 晴れ

『ノヴァーリス作品集〈第2巻〉青い花・略伝』(ちくま文庫、840円)を注文。Web2.0関連では、梅田さんのちくま新書の新刊や西垣通の岩波新書を、いずれ買おう。

正午頃、Iさんのお誘いの電話があったが、あいにくそのころにはバス停で荻窪行きのバスを待っていた。荻窪でささまや岩森書店をひやかして、のち職場にGo。予算管理等の残務整理。5時帰宅。吉祥寺の商店街はすっかり歳末モード。そこのさかえ書房で、廣野由美子『批評理論入門 フランケンシュタイン解剖講義』(中公新書、390円)を買う。

12月1日(土) 曇りのち晴れ

勤労感謝の日に全国で実施した小学生向けの公開テスト。成績表は今日から全国の塾に届き始める。入念に検証したはずだが、万一見落としがあれば・・・と、獏とした不安がないわけではない。

正午、先週オープンしたばかりの石神井公園のフランス料理の店に夫婦ででかけた。シェフ以下4名のフランス人とシェフの奥さんがやりくりしているこじんまりしたお店。飛び交うフランス語もなぜか懐かしい響きがある。ランチに食前酒をつけてお二人4360円。

それから、またもや例の三原台のT製菓へ。いささか歩きすぎてくたびれたので、チュウハイのんで昼寝。すっかり暗くなった部屋で目覚める。特段ケータイもならなかったので、おおきなエラーはなかったのだと、しみじみと安堵する。深い安らぎと高揚感の到来。

夜、YouTubeで西島三重子『池上線』を聴く。

 

 

 

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