9月29日(土) 曇り

雨はやんだが風は冷たい。

身も心も疲れた。明日は休みの日だが、いくつも模試があり、難題をいくつも抱えているので、働くことにしている。だから、今日は完全なOffにする。

雨模様なので巾着田(曼珠沙華)は中止。バスにのってぶらり荻窪にでもでかけようかな。

以下、メモがき。

世田谷文学館(芦花公園)の新館長に仏文学者の菅野昭正氏が就任。ただいま、植草甚一展。世田谷という町は文化人が多いんですね。芦花公園には職場のHさんもお住まいです。


荻窪竹中書店脇の蟹料理『金の蟹』で夫婦でランチでもと思ったが、結局延期。近所のBで岩田規久男『国際金融入門』(岩波新書、105円)。夜は近所の居酒屋レストラン天狗。親子3人で6000円。ただし味が濃すぎると不評なり。

K塾から『ガイドライン』10月号到着。

9月28日(金) 晴れ

昨晩、閉店間際のBookOffで今野敏『リオ』(新潮文庫、350円)。同年代の今野さんは、函館L高校の出身。意外な奇遇にちょっと驚く。こんな多彩な作家をなぜかいままで知らなかった。

 

 

9月27日(木) 曇り

ふってわいた11月の小学生対象テストの準備も加わって繁忙かつ難解な局面が続く。上期決算書類の作成やら、毎週おこなわれる模試の処理とかで、連夜のタクシー帰宅である。

プログラミングを担当するSさんも徹夜、帳票印刷を担当するSさんも徹夜、みな忙しい。

9月25日(火) 曇り 

難しい課題が山積して、ひとつひとつ片付けている。と、また別の難題がふりかかる。そんな毎日。

休日返上でがむしゃらに働けばいっそ活路も開かれように、休日はへたりこんで昼間からビールやチュウハイ飲んで、本をめくったりネットに漬かったりして一日をやり過ごす。

無性に眠くなるときがあって、よく昼寝をする。

最近は自転車で帰る元気もなく、職場のそばからタクシーを拾って帰る。約十分たらずで帰宅できるので体は楽だが、財布がすっからかんだ。

昨晩も10時半すぎに家に帰り着き、田中森一の『反転』を読んで眠る。バブル当時の凄まじい世界が、実名で暴かれる。

昨日、51歳になった。たいして感興もない。早々と隠棲したい気分だがそうもいかぬ以上、なんとか態勢を整えて、働き続けるしかない。


夜書く。今夜は仲秋の名月であることは、ぽぷら21の晴生さんの俳句エッセイや、朝のNHKニュースで知った。ニュースによれば、香港ではこの仲秋の名月にちなんで月餅を贈りあうのだという。してみると、秋の満月を愛でる習俗は中国からきたのだとわかる。昔読んだ石田英一郎の『桃太郎の母』が思い起こされる。

満月の光が地上になげる光は強い。東京の夜は明るいから−防犯上しかたがないがー、その光とてしかとみなければそれとはわからないのだが、もし、郷里鹿児島のように外灯ひとつない真っ暗闇であれば、この月光の官能的な美しさをもっと優雅に楽しめるだろうにと、ふとおもう。

 

 

9月23日(日) 曇り

どんよりとした曇天の朝。

任天堂DS+『もっと英語漬け』計2万円程度。手書きインターフェースがよい。

中野孝次『清貧の思想』(草思社、105円)とDVD『デイ・アフター・トゥモロー』(750円)。

朝から鬱々としているところに、佐川急便で結城信一全集が届いた。未知谷から2000年ごろ刊行された全集だが、未知谷の経営上の問題もあってか、安く市場に流れたのは、はて喜ぶべきか悲しむべきか。ともあれ定価3万円の全集を新品で8000円で入手したのだった。

私の結城信一への憧れは、昭和50年代の初期に、百目鬼恭三郎がペンネーム”風”で朝日新聞に書いた書評に始まっている。ネットの情報もなにもなかった時代に、どうして知ったか講談社から『夜の鐘』という作品集がでているのを知って、護国寺の講談社を訪ねたのも遠い日の思い出である。その窓口で邪険にされたので、以来私は講談社に軽侮の気持ちを持っている。その当時でた『文化祭』という新刊は、中目黒駅の構内書店で買い求めた。このとき書店のお兄さんが手を滑らせて本を落っことしてしまい、微かな汚れがついた。おぼろげな記憶では、少しまけてくれたように思う。神田の古本屋で、作品の収録されている群像だかの文芸誌を偶然にもみつけ買ったのも当時の思い出である。

私としては珍しく、以来30年も蒐集の意欲が続いている。詩人の荒川洋治氏が若い頃起した紫陽社という出版社で、矢部登さんの書いた『結城信一抄』という本を入手したのは、池袋の高野書店である。(以下略) ご子息はエッセイストの結城信孝氏。

 

9月22日(土) 晴

妻が任天堂DSを買いたいといってるので、これからヤマダに見にいこう。ソフトは英語漬け?なんでも電車の中で若いお嬢さんがやってるらしい。教育コンテンツメーカーとしてもチェックしておきたいところだ。

『結城信一全集』全3巻揃い(未知谷、8000円)を衝動的に注文。安かったので。

 

9月21日(金) 快晴

雲ひとつない秋晴れの朝。

難しい仕事が山積。3連休もあれば一日くらいは休めるだろう。

体力・気力が衰えてしまって、だましだまししのいでいるという感じだ。

 

9月20日(木) 晴れ

学習塾を経営しておられるという山本善行さん、日々の古本屋めぐり、相変わらず盛んですなあ。ブログはこちら。それにしても、財布のなかの1枚の五百円玉で、これだけの本をみつけるとは、畏るべし。

私はといえば、もうすっかり毒気が落ちまして、ひさしぶりに吉祥寺の藤井書店を覗いてみても買いたい古本がみつかりません。

でも、届いたガルブレイスの私の履歴書をさっそく読んだりしております。こういう、アメリカの良心ともいうべき経済学者の自叙伝を読むのはいいことです。都留重人との友情も綴られています。

昨日は、吉祥寺をぶらぶら歩いていて、佐野史郎さんに会いました。

9月19日(水) 曇り

難しい仕事が山積している。なんだかキレが悪くてはかどらない。

田中森一『反転―闇社会の守護神と呼ばれて』(幻冬舎、1440円)をやっと注文。

9月17日(月) 晴れ

朝、フリードマンのことをしらべている内に、ケインジアンであるガルブレイスのことに興味がわき、以前日経の履歴書で読んだにちがいない、『ガルブレイスわが人生を語る』(日本経済新聞社、854円)。ついでに同じく私の履歴書シリーズから『ドラッカー20世紀を生きて―私の履歴書』(日本経済新聞社、1120円)をたてつづけに注文。このほか、私の履歴書シリーズでは、フルブライトやマンスフィールド元駐日大使を再読したいと思う。(連載中読んだはずだ) この四氏、ともに長生きして、近年まで矍鑠としていた。

 ガルブレイス 1908年−2006年(97歳)、ドラッカー 1909年−2005年(95歳)、フルブライト 1905年−1995年(90歳)、マンスフィールド 1903年−2001年(98歳)

マンスフィールドの私の履歴書はまだ本になっていないのか、Amazonで見つからない。フルブライトの履歴書もいずれ買おう。日経ビジネス人文庫好評の私の履歴書シリーズで、これら偉大なアメリカ人をまとめた一巻出して欲しいな。


ついでに、書くと、ライシャワー元駐日大使 1910年-1990年(89歳) フリードマン 1912年−2006年(94歳) 


今日は敬老の日。ということもあって、鎌倉の妻の母のうちにでかけることにした。湘南ラインの乗客となる。車中、池井優『駐日アメリカ大使』(文春新書)を通読。巧まずして戦後日米交渉史である。好著なり。

鎌倉に着いて、駅前の東急ストアで寿司やビール、お土産の和菓子などを買い込む。小町通の古書店2店に入るが買う本なし。ただ、観光一色の小町通りのなかでは異色の店にはちがいない。しばし鎌倉文人の世界に遊ばせてもらった。

義母の家の2階のクーラーが故障していたので、藤沢の電器店に電話して修理を依頼。着いてすぐビールで酔っ払い、昼寝なぞしてたわけだが、すこしは役にたった。

 

 

9月16日(日) 晴れ

朝、旧いPC3台をリサイクルに出した。IBM、Gateway2000、そして1993年に買ったmacintosh LC520。いずれも完動していたが前の2台はベランダに放置しているうちに起動しなくなった。かつての愛機と別れるのはさびしい。とくに往年のMacのベストセラーLC520は、息子たちが小学低学年と幼稚園の時代に、マルチメディアに親しんだ愛機なので愛着が深い。HDDの整理で朝起動したときもなんの問題もなく動いたのはすばらしい。でも残念だがお別れだ。

いまなお所有しているブラックバードことPowerBook550cでいちおう往年の傑作ゲーム(レミングとかサムライメック2とか、Oxydとか)は動くようになっている。新しい i Macを買ってもいいんだけど。

午後、汗をふきつつ自転車で職場に。トラブルいくつか、F君とDBの打ち合わせ。難題多し。

夜、内橋克人『悪夢のサイクル』を読む。経済学者フリードマンが提唱したネオ・リベラリズムが世界を席巻している。規制緩和という潮流は経済格差をよりあらわにするだけだと。おおかた納得。

一日、日差しが厳しかった。

早く眠った。

9月15日(土) 晴れ

近所の三井系のマンションを内覧するつもりだったが、すでに買い手がついて週末契約とのこと。残念だがしょうがない。ま、笹目通り沿いで夜はうるさかろうと勝手にケチをつけてあきらめる。

というわけで貴重な土曜の用事がひとつ減った。夕方、J-COMの担当者がきて解約のはなしをする。ろくに勉強もしない受験生を抱えて縮小モードに入ることにした。

液晶TVを買ってもいいのだが、そんなもんかったらますますTV漬けだものな。

ブログを回遊していて、『今日の早川さん』(早川書房)というマンガにたどりついた。作者のブログ 読書オタクの女の子たちの日常を書いた四コママンガがブログから本になったらしい。

さて、近所のBookOffにでもでかけるとしよう・・・・

午後6時すぎの三日月。

9月14日(金) 曇り

水曜の夕方、中央線に揺られながら、車窓からながめた夕焼け、きれいだったなあ。遠い昔の、夕焼け。追憶。下り電車に揺られながら、どこか知らない町に運ばれてゆくかのようだった。

近所にいい物件をみつけた。78平米で2980万円の中古マンション。週末にでも見にいってみよう。(→後記 買い手がついて今週末契約とのこと)

9月12日(水) 雨

連夜の雨でこのところタクシー帰宅ばかり。疲労。方丈記や『清貧の思想』が恋しい。今度買わねば。

吉祥寺外口書店で、ル・カレ『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』(ハヤカワ文庫、200円)は熊襲さんのお薦め。ただし、このところのバイタリティのなさではとても読み通せそうにない。

今朝はこれから恵比寿に向かう。ウエスティンホテルで仕事。

9月11日(火) 曇り

やがて雨になるだろう。

とりたてて面白いこともないが、昨日は吉祥寺の啓文堂にいって、中央公論と、小池昌代の『タタド』(新潮社)を手にとってきた。仕事の考え事が頭に引っかかっていて、結局買わず。妙に気後れしたのだった。

 

9月10日(月) 曇り

いつものように早く起きて昨日のことを書く。

職場に向かう道すがら、上石神井の本屋で中央公論を探すがなし。まだ店頭に並んでいないのかも。上石神井のせきぶん堂で、藤原審爾『秋津温泉』(集英社文庫、昭和52年、100円)をみつけすぐに買う。藤原審爾初期の傑作との誉れ高い。井伏鱒二が跋文を書いている。いま、調べて、吉田喜重・成島東一郎で映画化されたことを知る。こちらのほうがいまは入手しやすいようだ。

職場で残務整理。難しいしごとに着手するには気がのらず、HDDにコピーして自宅に持ち帰るが、帰宅してすぐ、ビールと焼き鳥で一杯。そののち天麩羅で夕食。睡魔におそわれ早く床につき、爆睡。

というわけでいまからHDDを繋いで仕事にかかる。

なんのかんのといいながら、残暑にやられて疲れがたまっている。野望も野心ももうない。ただ静かにつつましい余生を送りたいだけ・・・。

9月9日(日) 快晴

秋の空は高い。今日も残暑が厳しそうだ。

今日はちょっと難しい仕事が残っていて、職場にでかけるつもり。難しいといっても、トラブルではないのだが。

今月の『中央公論』の小特集が、古本生活入門と題して、岡崎武志・山本善行さんのコンビや池内紀さんのエッセイ、北尾トロ・樽見博両氏の対談を載せているらしい。さっそく店頭でチェックしよう。

(福永武彦つづき) 調べてみると、福永武彦は61歳でなくなったのだった。えっ、そんなに若かったのか、と改めて思う。池澤夏樹が新潮文庫の巻末で書いた父へのオマージュの一節に、父の享年を超えたことに感慨がある、とあって、たしか池澤夏樹は終戦の年の8月に生まれたから、なるほど今年満で62歳になったんだなと、わたしも妙に感ずるところがあった。

 

9月8日(土) 晴れ

台風が去ったのはいいが、残暑がぶり返した。すっかり秋らしくなるのではと淡い望みもあったのだが。もっとも仕事がむし暑いのはいつものとおり。会議や研修を終えて、やっと週末だ。今週はタクシーで4回も帰ったので、プチ節約モード。

朝はいつもの通り、近所のBookOffと三省堂チェック。中野孝次『清貧の思想』(105円)@Bは次回買おう。新潮文庫復刊(人生で二度読む本シリーズ)江藤淳『文学と私戦後と私』(新潮文庫、580円)は良心的な編集と手ごろな値段が良い。迷わずに買った。同シリーズ福永武彦『忘却の河』は高2のときに読んで以来今も持っているので買わず。ただ、巻末の解説を池澤夏樹が書いているのはよいな。立ち読みしてすこししんみりとした。父の晩年時代、息子は意図して父からは遠ざかっていた。いまはそれが悔やまれると。

米原万里『打ちのめされるようなすごい本』は見送り。

9月7日(金) 雨

台風が関東を直撃して、昨日から激しい風雨にみまわれた。

i Podの新機種”タッチ”はi Phone同様のインターフェースで、無線LANでWebブラウズもできるという。一方、SONYの一眼レフα700はミドルクラスの新機種。

手帖を失くした。先日京王ホテルで研修に参加したときに落っことしたか。ちょっとユウウツ。

アーウィン・ショー『夏服を着た女たち』(講談社文芸文庫、446円)を注文。常盤新平『ニューヨークの古本屋』で薦められて。

9月5日(水) 曇り

昨夜もタクシー帰宅。以前なら小雨決行で自転車で帰っていたのだが、このところそうした気力なし。

Iさん一押しの池谷薫『蟻の兵隊』(新潮社、1470円)いずれ買わねばね。

市川善彦『我謳(ガオオーー)!!―人生に喝(勝つ)!経営に喝(勝つ)!生きる勇気が湧いてくる本』(アスカビジネスカレッジ、1310円)@Amazon注文。この強烈なタイトル・強烈な表紙。

職場で、NHKスペシャル「人事も経理も中国へ」を観る。すでにネットでは侃々諤々の議論が噴出している。好意的な見方はここあたり。ところで、日経朝刊3日の記事では、中国やインドのBPOは、「コールセンター・会計処理などの事務やソフト開発の受託から、KPO(ナレッジ・プロセス・アウトソーシング)と呼ばれる高度な業務に焦点は移りつつある。バイオテクノロジーや市場調査などの知識集約型産業に広がった」とある。インド最大手の製薬会社が受託しているのは、世界最大の製薬会社の新薬開発研究。インドのIT企業第二位のインフォシスは、エアバス380の主翼の設計を受託する、など。

 

 

9月4日(火) 晴れ

ピート・ハミルの『ニューヨークスケッチブック』(河出文庫)が届いた。さほど厚くない文庫1冊に34の掌編と特別付録『黄色いハンカチ』が収められている。さっそくいくつか読んでみるが、相変わらずどれも上手い。そして、日曜に池袋往来座で手に入れた『ニューヨークの古本屋』、これも常盤新平らしい好ましい本。NYには2回いったけど、そこに暮らしている文化人との交流なんてまったくなかったものな。せいぜい、メトロポリタン美術館やMOMA(そういえば表参道に直営ショップができるそうな)で至福のひとときを過ごしたくらいだ。

日経朝刊に、川端香男里がサイデンステッカーの追悼文を寄せている。川端康成ノーベル賞受賞当時の思い出。

さて、今日もまた仕事だ。ぜんまい巻いて、なんとかかんとか・・・

9月2日(日) 晴れ

昨夜からカエサル『ガリア戦記』に着手。八重洲ブックセンターで1978年頃に買ったので、28年たってやっと読むことになる。本の状態が良い。パラフィン紙の効用だろうか?パラフィン紙侮りがたし。

80年版・岩波文庫解説総目録が9月20日発売。4200円と高いが、買っておくか。

(以下メモ)

日経夕刊文化面 中河与一『天の夕顔』紀行。「小説に登場する漁師頭の西の家には、長男の妻、西タマヱさん(80)がいまも住んでいた」 小説の舞台となった岐阜・神岡には、中河与一資料室まであるそうだ。中川与一は97歳まで生き、1994年に死んだ。


日中もいくぶん過ごしやすくなったので、街に繰り出すことにした。出品者のお一人でもある晩鮭亭さんのブログで、古書往来座の外市が昨日と今日催されるときいていたので、久しぶりに池袋にでかけた。NIKONのお散歩デジカメCoolpixS8をもって。

西武線から出ると、いきなりジュンク堂の威容が目にとびこんでくる。

明治通りを目白のほうに数分歩くと、妙に賑わっている一角があって、そこが古書往来座だった。

西荻窪の音羽館・にわとり文庫、早稲田の立石書店など、出品者も錚々たる店が多く、質は高い。

往来座の店内にはいって再びびっくり。ていねいに蒐集された現代文学のコレクションがずらりとならんでいる。

かくなるうえは、と、志木のIさんに電話をかけて、急きょきていただくことにした。

ジュンク堂脇を入ったところの珈琲ショップでアイス珈琲(210円)を飲みながら、今朝届いた野坂昭如『敗戦日記を読む』を読む。火垂るの墓で描かれた作家自身の原体験と、当時の文学者たちの敗戦日記が交錯する。

ジュンク堂では辻井喬の新刊などをチェック。

2時前にジュンク堂まえでIさんと合流。往来座に戻り、濃密な時間を過ごしたのは良かった。私は、常盤新平『ニューヨークの古本屋』(白水社、1000円)と週刊文春編『私の大好物 Part2』(文春文庫、200円)を買う。他にもいろいろいい本があった。とくに角川書店の立原道造全集(旧版)揃い2100円は買ってもよかったが・・・。

Iさんは、芝木好子・大岡昇平の対談集・獅子文六・清岡卓行の野球エッセイなどを買い込んでおられた。

池袋駅前の居酒屋(我々の青春時代からずっとやってる店とのこと)にたどり着き、生ビールで乾杯。先日、八重洲古書店で買っていただいた福永武彦『異邦の薫り』(新潮社、昭和54年)を譲っていただく。

・・・というわけで、 Iさん、急におつきあいいただきありがとうございました。

 

9月1日(土) 曇り

十日ほど前、母を羽田に送っていったころは、秋とは名ばかりの炎暑につらい思いをしていたのに、あっという間に秋がきた。先週、夕立とともに秋の寒冷な気団が到来したのが境だったか。

ブログに切り替えようと思って、fc2などいくつかのブログを検討した。面倒くさいので、とりあえず延期。XMLをベースにしたブログのほうが、外洋に開かれていて、だれも孤島ではないネットの世界では、はるかに進んでいるのも事実だが。ただ、誰がために弔鐘は鳴るのか。

 

中村俊雄・加治将一『プロが教える買ってはいけないマンション』(アスコム、600円)と、『サラリーマン金太郎 マネーウオーズ編 01』(350円)を近所のBookOffで買い、大丸ピーコックで買ったラーメン素材で家族の昼食を作り、早い時間にチューハイを飲み、ネット麻雀を半荘2回、J-COMを解約し、今朝届いた富樫雅彦のCDを聴いて・・・

日本テスト学会第5回大会発表論文抄録集(1000円)は、昨日築地の聖路加看護大学で開催された同学会シンポジウムで入手。築地駅に降り立つのは初めてだった。

 

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