螺旋に関する本を集めてみました。ここから、「螺旋学への招待」という仮想の本をつくることが私の夢でした。ここにあげたさまざまな本は、1冊1冊がまたさまざまな本にリンクしてゆくことでしょう。
【謝意】
・新部健太郎氏より、気功八卦掌について、参考文献佐藤金兵衛著『【正伝】実戦八卦掌』(ベースボールマガジン社 )をご教示いただきました。ありがとうございました。
・POKEPEEK氏より『少年の町ZF』について作者名などの詳細な情報をお寄せいただきました。ありがとうございました。
・大谷幸市氏より,『渦巻く古代史』ー渦巻きは神であった についてご教示いただきました。ありがとうございました。
不思議な数列フィボナッチの秘密 アルフレッド・S・ポザマンティエ、イングマル・レーマン 松浦俊輔訳
コクセター 幾何学入門 (明治図書、ちくま学芸文庫) 第11章 黄金分割と葉序 (明治図書版168頁〜)
ゲーテ形態論文集(ちくま学芸)上・下
生物のかたち(D・トムソン 柳田友道他訳 東京大学出版会)第6章 らせん構造 pp97-pp120
自然と象徴−自然科学論集−(ゲーテ 高橋義人編訳 冨山房)第3部 v
螺旋的メタモルフォーゼ
ファーブル昆虫記 第17分冊(ファーブル 林達夫・山田吉彦訳 岩波文庫)「くもの巣の幾何学」
ファーブル植物記 (ファーブル 日高敏隆他訳 平凡社) p.317-「葉の配列」
黄金分割 (柳 亮 美術出版社)
続・黄金分割 日本の黄金分割(柳 亮 美術出版社)
螺旋の神秘 (J
パース 平凡社)
ヴァリエテ 第1巻所収「人と貝殻」(P
ヴァレリー 人文書院)
「黄金数」の著者へ (P・ヴァレリイ 筑摩書房版全集 第5巻)
空間の詩学(G・バシュラール 思潮社)第5章 貝殻
自然と美学(R・カイヨワ 山口三夫訳 法政大学出版会)pp54-pp57
迷宮と神話(K・ケレーニー 弘文堂)
十二支考(南方熊楠 東洋文庫 平凡社)第1巻「蛇に関する民俗と伝説」pp262-
かたちのオディッセイ(中村雄二郎 岩波書店)p.111-「迷宮と原型」
雪片曲線論(中沢新一 青土社)
胡桃の中の世界(澁澤龍彦 青土社)「螺旋について」
美と豪奢と悦楽と(小野健一 三省堂?)pp192-
建築の無限(毛綱毅廣 朝日出版社)「建築の動線は旋毛まがり」
古事記に隠された幾何学(大谷幸市 三一書房)
バルセロナ秘数3 (中沢新一 中央公論社)p127-
仙界のポルノグラフィ(中野美代子 青土社)
「人工洞窟」の章で、「神聖な五」についての東西の文献を渉猟している。
美の幾何学(伏見康治他 中公新書)第2章 「対数螺旋と黄金分割」
伏見康治・伏見満枝『折り紙の幾何学』(日本評論社) 正五角形の折り紙の折り方やフィボナッチ数列に関する考察が興趣深い。未入手。
数学ゲーム1(M・ガードナー 講談社ブルーバックス)第9章らせんのイメージ
「遊」第1001号 相似律「螺旋運動」(松岡正剛 工作舎)
ビジュアルコミュニケーション(松岡正剛・杉浦康平 講談社)
魔術の歴史(K・セリグマン 平凡社)
日本の自然科学論集 「藤原咲平の水流論」(工作舎)詳細不詳
数学事典 第2版(岩波書店)pp442「螺旋」pp665「フィボナッチ数列」
イメージシンボル事典(アト・ド・フリース編 大修館書店)pp248「five」 pp597「spiral」
少年の町ZF(作・小池一夫,画・平野仁 小学館)
「大学への数学」98年12月号 山下光雄「フィボナッチ数列と教皇の文字列」
矢野健太郎著 茂木 勇増補「モノグラフ 改訂版 数学史」(科学振興新社)p.116-128
黄金分割 ・フィボナッチ数列について詳細な数学的解説がある。とくにフィボナッチ数列の一般項を導く証明は詳しい。
7歳からはじめるアメリカ流微分積分(講談社ブルーバックス)
「精神と自然−生きた世界の認識論−」(グレゴリー・ベイトソン 佐藤良明訳、思索社)p.14-
小川泰「かたちの科学」(朝倉書店) 第4章
黄金比と準結晶(小川泰)
「自然のなかに隠された数学」(講談社、ブルーバックス) 詳細不詳
π(パイ)( ダーレン・アロノフスキー監督)http://www.pithemovie.com/ 天才数学者を襲う妄想的世界を描く映像にはついてゆけないが、カバラ数秘術や黄金分割・フィボナッチ数列・おうむ貝から星雲までの螺旋の類推などを正面きって取り上げているのでここにあげておく。
千田稔『うずまきは語る』(福武書店)特に日本古代文化からのアプローチ?詳細未詳。
中村滋『フィボナッチ数の小宇宙(ミクロコスモス)―フィボナッチ数、リュカ数、黄金分割
』(日本評論社) ★アマゾン
ハンス ヴァルサー『黄金分割』(日本評論社)
R.A.
ダンラップ 『黄金比とフィボナッチ数』(日本評論社) アマゾン
佐藤修一『自然にひそむ数学』(講談社ブルーバックス,1998年) pp.186-265
第10章「不思議な数列フィボナッチ数列」,第11章「自然の中のうず巻きとフィボナッチ数」第12章「タイルを並べてフィボナッチ数を拡張する」。葉序に関する詳しい説明もある。
アルキメデス「螺線について(序文)」
(世界の名著『ギリシアの科学』(中央公論社),p468-p472所収) 所謂アルキメデスの螺線に関する考察。
高木隆司 『巻き貝はなぜらせん形か―「かたち」を科学する』(講談社ブルーバックス)
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ジョセフ・H・シルヴァーマン『はじめての数論 発見と証明の大航海』(ピアソン・エデュケーション)第37章「フィボナッチのうさぎと線形回帰数列」
Mario
Livio "The Golden Ratio" よくできた入門書。※邦訳がでました。『黄金比はすべてを美しくするか?―最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語
』(早川書房)☆アマゾン
アルプレヒト
ボイテルスパッヒャー『黄金分割―自然と数理と芸術と』 (共立出版) ☆アマゾン
2006.3.5更新