12月31日 (35, 6679)
昨日は、年内最後の古本屋巡り。
しかし、よみた屋では何も買わず。
三鷹の水中書店に出向き、先日の保留本(6000円 税込みか税別か不詳)を手に取ったが、年明け早々難しい仕事も待ってるし、一段落してから自分へのお年賀に買おうということにした。
水中書店では、識語落款入り塚本邦雄『千首清唱』2000円にため息をつき、三輪正道『定年記』ほか一連の私小説(編集工房ノア、新刊扱い)がそろっていて心惹かれたが、いったん見送り。
続いて国分寺七七舎。ここでも買う本なし。
夕方、急に北風の吹き荒れるなか、隣町まで電車で移動し、妻の注文していた海鮮丼2つを受け取り。や台ずしの優待券と割引券を駆使し、400円のみ支払って家に帰った。
大晦日の今日は、吉祥寺で仕事をし、ヤマダ電機やジュンク堂あたりを覗いて帰る予定。
TVもほとんど観なくなったけど、今夜は孤独のグルメ大晦日版くらいは観るかな。
12月30日 (35, 6679)
檀一雄『小説 太宰治』 二冊目にして初めて読了。日本浪曼派の青春群像を、天衣無縫の文体で綴る。檀一雄や太宰治他のを読むか?
昨夜までの枕頭の書は、これと、長岡洋介『電磁気学1』。考えてみりゃ、電磁気学なんてのに手を出すのは、生まれて初めてかも。すぐ眠くなるし、わからんけど。
昨日までぶっつづけに働いてきたが、今日は休み、明日(大晦日)が仕事納め。
我ながらまだ気力・体力・知力が残ってたのに感心している。
今日の古本納めは、三鷹の水中書店で例の本を買うか、よみた屋まで足を伸ばすか。いっそ、荻窪・西荻窪・国分寺と回遊するか、天気と気分しだい。
12月28日 (35, 6679)
中村清訳 オスカー・ベッカー『数学とパラ実存 ピュタゴラスの現代性』(工作舎、1992年) 550円 @よみた屋
12月27日 (34, 6129)
年末もエンドレスに働いてるが、悲壮感はない。疲れたら帰宅するようにしている。
昨日のよみた屋では
日本の名著『平田篤胤』(中央公論社)110円 職場に置いてきたので、書誌は明日書こう。
相良亨「日本の思想史における平田篤胤」
子安宜邦「平田篤胤の世界」
古道大意(現代語訳)
霊能真柱(現代語訳)
仙境異聞(抄)(現代語訳)
ほかに、佐藤信淵・鈴木雅之
檀一雄『小説 太宰治』が面白く、昨日から読んでいる。
よみた屋では
ピュタゴラスの現代性―数学とパラ実存 オスカー ベッカー
ガリレオの弁明―ルネサンスを震憾させた宇宙論の是非 トンマーゾ カンパネッラ
といった、普段見かけない、ちょっとした奇書に惹かれている。
12月26日 (33, 6019)
携帯電話の代替機は昨日無事母のもとに届いて、早速その電話機で御礼の電話がかかってきたのはうれしかった。
先日の三鷹文学散歩のことが頭にあって、よみた屋で
檀一雄『小説 太宰治』(審美社、1977年)110円 を買ってみたが、以前買ってた本だった。
それにしても、この時代は、帯の文章も、個性的だなあ。今はもっと優等生的で無難にまとめてる感が強い。
12月24日 (32, 5909)
昨日のよみた屋では
ロレンス・ダレル 高松雄一訳『ジュスティーヌ』『マウントオリーブ』(白水社、1976年) 各110円×2 アレキサンドリア四重奏の第一部、第三部。
発売当時読んでみようとも思っていたので、およそ45年後にようやく入手したことになる。
長年見送ってきたのは、読む気がしないの一言だが、今回やっと手に入れてめくってみるとやはり読む気がしない。
買うべきではなかったが、まあ、わが青春への遅すぎた贈り物として、過去の自分へプレゼントしよう。
奥泉光『ノヴァーリスの引用』のほうも、なんとなく中断した。精緻な文体ではあるが、面白くない。
12月23日 (30, 5689)
母のケアマネIさんから送っていただいた母の携帯電話機(故障中)と委任状を持って、今朝は経堂で弟と会う予定。弟のほうで代替機を手配済みで、弟から鹿児島に発送してもらう。
同じく経堂にあるS出版に年末の挨拶に伺うかどうか未だ決めてない。
働けど働けど猶わが仕事楽にならざりぢっと手を見る
もちろん手を拱いているばかりでなく、あちこち手を打ってるのだがおいつかない。
忙しい年末(あと9日間)になりそうだ。
昨日のよみた屋で
奥泉光『ノヴァーリスの引用』(新潮社、1993年) 110円 昨夜読み始めた。なんとなく遠ざけてきたが、ほかの本も読んでみよう。
江種満子・漆田和代編『女が読む日本近代文学 フェミニズム批評の試み』(新曜社、1992年) 110円
川端康成の『山の音』『雪国』『眠れる美女』が分析されているので買ってみた。
12月22日 (28, 5469)
昨日は、午後、本郷三丁目駅から徒歩5分ほどのところにある某社ビルにて、うちあわせ。
よみた屋にて
『神谷美恵子日記』(角川文庫、平成14年)55円を求め、ざっと目を通す。みすず書房版著作集に収録された日記にあらたな注解を加えたもの。
12月21日 (27, 5414)
よみた屋にて
足立巻一『虹滅記』(朝日新聞社、1982年) 110円 不思議なオーラを放つ本である。
12月19日 (26, 5304)
土曜日、職場にいったん着いたものの気乗りせず、F君と会話しただけで退出。
よみた屋で
島尾敏雄『島尾敏雄日記 『死の棘』までの日々』(新潮社、2010年)110円 カバーなし
加門七海『うわさの人物 神霊と生きる人々』(集英社、2007年)110円
歳末仕事で手いっぱいであまり古本に食指が伸びないのは良いことか。
年内に、南方熊楠の英文論文集を三鷹の某古書店で買うのが最後の大物。
12月18日 (24, 5084)
今朝は5:30ごろ猫に起こされ、コーヒー豆を挽きます。
昨日、いわもとさんから戴いた珈琲茶碗で、早朝の一杯。
いわもとさんの作です。
昨日は、13:30まで大急ぎで仕事を片付け、隣の三鷹駅で14:00にいわもとさんと合流。
駅南口から歩いて5・6分の、太宰治文学サロンを見学。
近年、檀一雄や長谷部日出雄、猪瀬直樹など、関連書籍はときどき読んできたのですが、太宰ゆかりの地三鷹のことは意外に疎いので、おおいに参考になりました。
続いて、そこからまた徒歩7・8分の、山本有三記念館へ。
北側(入口側)から。
再現された書斎。
南側の庭から。
広大な庭から。
少年時代に路傍の石を読んだきりであまり良い読者ではないのですが、吉野源三郎や石井桃子など著名な編集者・作家を育てた一面もよく知ることができてよかったです。
玉川上水も、このあたりは暗渠でなく、私の自宅そばと同様、しずかに流れるのが見てとれます。
そこから、歩いて、駅の北口、水中書店と、りんてん舎へ。ともに詩歌のコレクションが立派です。
りんてん舎にて、
野口冨士男『なぎの葉考』(文芸春秋、昭和55年)を110円で。
三鷹文学散歩を終えて、北口の串カツ田中で、しずかな忘年会。
貸し切り状態でした。
次回は、年明けでしょうか。
コロナの流行はどうなるのか、気がかりな歳末ですが、はやく沈静化してほしいものです。
昨日、よみた屋では
山本和平訳 スウィフト『書物合戦・ドレイピア書簡』(現代思潮社、1968年) 110円
12月17日 (22, 4914)
昨日はよみた屋店頭で、『指輪物語』全6巻(瀬田貞二訳の旧版)をみつけ、迷いましたが、夕方には全部売れてました。まあ、どうせ読む暇ないし、しょうがないかな。
寝床で、微分積分の本を読むくらいで、低調です。
仕事が忙しく、帰宅して床に就いても、仕事のことが頭から剥離できません。それで、
リポスミン飲んで、Charlie Haden & Keith Jarrett の Jasmin というアルバムを、iPhoneで細々と聴いて寝ます。
母の世話をしていただいてるHさん宅にお歳暮発送。(吉祥寺アトレの中村屋で)
母の携帯電話が故障したようで、電話ができず、ソフトバンクの委任状を速達で郵送しました。鹿児島市内でどなたかに御足労いただくか、返送してもらって東京で買い替えるか、考えます。
鵠沼のホームで暮らしている義母と、iPad でリモート介護するプランは、いろいろとあって延期中です。
12月15日 (22, 4914)
もくもくと仕事の日々です。 今日は年金の振込日。
昨日までに、よみた屋で
呉茂一『ギリシア神話』(新潮社、平成3年)110円
『寺田寅彦全集』第13巻、第14巻 日記1・日記2(岩波書店、1976年) 110円×2
大正12年の、震災日記が読みたくなり、日記編だけ購入。震災日記は昨夜読了。貴重な記録です。
それにしても、新書版全集、瀟洒で愛らしい書物です。
M・ファラデー 三石巌訳『ロウソクの科学』(角川文庫)55円 50年前中一の課題図書で読んだのは、この角川文庫版。実家に眠ってるはずですが、買いなおし。
M・ファラデーが当時世界屈指の物理学者だったことは、最近になってようやく認識を新たにしました。
12月13日 (18, 4529)
昨日は久しぶりに三鷹駅北口から徒歩10分のりんてん舎まで足を伸ばし、
カンパネッラ 坂本鉄男訳『太陽の都 詩編』(現代思潮社、1967年)を110円で。
(岩波文庫版はもってるのだが、未読のまま)
帰りの電車で拾い読み。カンパネッラ(1568-1639)は、異端思想のため前後29年も獄中にいたという。ケプラーやガリレオの同時代人か・・・。
バート ファーカス『DIABLO 2公式ガイド』( ソフトバンク、2000年) も届いた。
なぜか20年前に、小中学生だった息子たちと一緒に遊んだDiablo2 がやりたくなり、ネットで1210円(日本円)のダウンロード版を購入。
昨日から少し遊んでるところ。
(20年前に買ったパッケージは、マニュアルが見つからず、CDROMも不揃いでしか見つからず、結局あらたにマニュアルとソフトを買いなおした)
馬鹿ですねえ。
12月12日 (17, 4419)
よみた屋にて
山口周『高校・大学生に役立つ 新しい整数論』(現代数学社)110円 きらりと光るオーラを感じたので。
本山幸彦『本居宣長』(清水書院)110円
北嶋美雪『ムーサイの谷の蜜の泉から ギリシア詩文選』(弥生書房、1984年) 著者は著名な古典学者。詩文選の第3章は、宇宙論(プラトン) 第4章は、博物誌(ヘロドトス、アリストテレス他)。この構成に惹かれて。
12月11日 (14, 4089)
よみた屋にて
ウルリッヒ・ホイサーマン 野村一郎訳『ヘルダーリン』(理想社、1977年) 110円 写真いり評伝
ほかに、アマゾンで
バート ファーカス『DIABLO 2公式ガイド』( 2000年) 240円
幸右衛門茶舗にて、マンデリン 510円/200g
ささやかな贅沢です。
12月10日 (12, 3689)
10日ほどぶっつづけに働いて、なんとか2つの大物をかたずけました。残ったもうひとつの大仕事は、これは年明け一月中旬までかかります。
とにかく、新型コロナ+新入試制度+深刻な人手不足 の3重苦で
すっかりワーカホリックに逆戻りしてしまったのには、我ながら苦笑せざるを得ません。
そのかわり、人生の深淵な悩みを悩むゆとりもないので、ある意味気楽ではあるのですが。
古本のほうも、今月はいたって冷静で、今年買い残した新刊・準新刊・古書の類も、Evernote には相当たまってはいるのですが
歳末にかけて買い漁る気力もないのは、これは喜ぶべきでしょう。
というわけで、昨日のよみた屋では
スウヴェストゥル 木村太郎訳『屋根裏の哲人』(岩波文庫、昭和26年) 55円
読む前からアレですが、ラムのエリア随筆、ギッシングのヘンリ・ライクロフトの手記流ののエッセイ風小説 でしょうか。
この岩波文庫、初版は昭和10年ですが、ちょっと驚いたのは、アマゾンで調べると、2016年に新訳がでていることです。
しかも、それに、熱心な書評を書いている方がふたりもおられること。
この岩波文庫、めぐり合うことは数回ありましたが、長年見送ってきました。
よみた屋のおかげで、ひょんなことから入手できたのは、あわただしい師走のなかで幸せでした。
『漂流』のほうも一日を終えての寝床で読み進めてます。
絶海の火山島(東京都鳥島)での天涯孤独の数年を経て、同じく漂流してたどり着いた仲間を迎えるくだりです。後半も楽しみです。
12月9日 (11, 3634)
昨日のよみた屋では
土岐恒二訳 ボルヘス『不死の人』(白水社、1985年)110円 35年前の本とは思えぬ美本です。旧版は43年ほど前に買ってます。
吉村昭の『漂流』がすばらしい。難破・漂流の記述も迫力がありますが、いよいよ鳥島での無人島暮らしが始まります。
鳥島。google map で調べながらの寝床読書です。
お歳暮。今度は次男のお嫁さんのご実家へ。先日高級ハムの詰め合わせを戴いたので、その御礼。
アンリ・シャルパンティエ(芦屋)のお店がアトレ吉祥寺内にあったので、洋菓子詰め合わせをそこから発送。
12月8日 (10, 3524)
土日をふくめて毎日仕事です。ただ、その日の仕事が終わったら即退社。
よみた屋にて
MOLIERE "OEVRES COMPLETES" TOME1 GARNIER版 110円 数年前に買った下巻とあわせてモリエール全集上下巻揃い。
まめに見つけてそろえるあたり、なんだか偉いぞ。
吉祥寺アトレで、郷里の母にお歳暮送付。中村屋の和洋菓子の詰め合わせ。アトレは送料無料。
いなげやのオンラインで、長男、次男へ、お歳暮送付。日本ハムの詰め合わせが割引価格で安いので。
12月7日 (9, 3414)
よみた屋にて
吉村昭『漂流』(新潮文庫、昭和56年)55円 活字の小さい旧版で、カバーなし。でもこれはこれで気楽でいい。
よみた屋には
説経節 (東洋文庫)1000円+税 もおいてあった。なんでもあるんだ。すごいね。
12月6日 (8, 3359)
昨日も今日も半日オフィスで仕事の予定。
よみた屋で、
新潮日本古典集成 室木弥太郎校注『説経集』(新潮社、平成6年)550円 を買う。
店には、岩波の『室町物語集』下巻もあった。
Lenovo のAMD機が届いたので、セッティングに勤しんだ。
筐体が大きいのがやや難点だが、HDDでなくSSDを積んでいることもあり、とても静かで驚いた。
引き続き旧機からのアプリケーション・データ移植をおこない、早めに机上をかたずけよう。
12月5日 (7, 2,809)
昨日のよみた屋で
岩崎武夫『さんせう太夫考 中世の説経語り』(平凡社、1793年版) 110円 鴎外の「山椒大夫」で親しんでおきながら、原典である中世の説経節に思いをいたしてこなかったのは不覚だった。
昨夜、この書の冒頭をちらちら読みながら、アマゾンで原典を検索。ざっと見たところ、
新日本古典文学大系『古浄瑠璃 説経集』
新潮日本古典集成『説経集』
説経節 (東洋文庫)
あたりが入手しやすそうだ。
新日本古典文学大系なら、『室町物語集』上・下巻あたりまで手を伸ばして、日本中世の説話世界に遊びたい気持ちも募ってきた。
現代思想の冒険者たち26 桜井哲夫『フーコー 知と権力』(講談社、1996年)110円
12月4日 (5, 2,589)
たった今、アマゾンで注文。デスクトップPC本体。
Lenovo デスクトップパソコン IdeaCentre 510A Ryzen 3搭載/8GBメモリー/256GB SSD/Officeなし/90J0008RJP クーポン使って、49,352円(税込)
CPUはAMDのAthlon 3.6GHz APU 内蔵(AMD Radeon Vega 8 グラフィックス) で、SSD 256GB メモリ8GB。
デスクトップ機ですが、 WiFi、、Bluetooth v4.0 、HDMI 出力と 充実してます。
昨年の1月、吉祥寺の中古パソコンの店で買ったHPのデスクトップ(当時税込み29,800円)を、なんとか2年近く使いましたが、もう限界。安かろう悪かろうの代名詞になってしまいました。
さて、今度はどうでしょうか?
ちなみにDiablo3 (あるいは4)でゲームすることも想定してます。
今朝は深夜猫にも起こされずよく眠れたせいか、気分は良好です。
昨日のよみた屋で
遠藤豊・榊忠男・森毅 監修『遠山啓の コペルニクスからニュートンまで』(太郎次郎社)110円 図書館除籍本ですが、手に取った瞬間<名著>であることがわかりました。
遠山啓が東工大退官後、明星学園主催の市民公開講座で講演した内容を、没後、監修者が本にまとめたもの。
図版もふんだんに載せて、数学的記述も平明ながら手抜きせず、17世紀科学革命の詳細を丁寧に解説したものです。
他に、
中沢新一『ミクロコスモス1』(四季社) 110円 瀟洒な人類学論文集。
名糖からはクリスマスシーズンの優待品到着。
12月3日 (3, 2,369)
12月は仕事漬け。
古本買いも方針を少し変えて、今年買い逃していた本(新刊・準新刊・古書)を買うことにした。
手始めに、アマゾン注文。
江崎貴裕『データ分析のための数理モデル入門 本質をとらえた分析のために 』(ソシム、2020年) 2259円
著者はまだ30そこそこの気鋭のデータサイエンス研究者。
今年の統計数理研究所の公開講座はこのあたりの領域についての講義が今月中旬に開催されるのだが、zoomでのオンライン講義のわりに受講料が高く、開催日も年末で忙しいので、断念した。
その代わりといってはなんだが、あと数冊年内に買う予定。
よみた屋では、
ジェフリー・アーチャー『運命のコイン』上巻(新潮文庫)55円 書友いわもとさんのお勧めの、アーチャーの新作。
ジャレド・ダイヤモンド『昨日までの世界』上巻(日経ビジネス人文庫) 55円 ジャレド・ダイヤモンドって、大学者なんだろうが、なんとなくインチキくさくて敬遠してきた。でもまあ、ちょっと読んでみようと。
12月1日
11月は57冊 7,868円なり。
12月はどうなるか? 案外、仕事のストレスで大人買い一気買いをするかもしれないし、忙しくて古本買いもしぼんでしまうかもしれない。
(日本語) 単行本 ? 2
昨日は、朝方三鷹のK付属病院に通院した妻と、東小金井駅で待ち合わせ。この沿線に初めてオープンした回転(しない)寿司魚べいで寿司ランチでした。
(優待券があったので)
慢性的な人手不足に加えて、コロナ禍で接客リスクを客も従業員も忌避するようになり、こうした寿司チェーンも
入店時の受付から注文を受けた寿司を各席に届けるところまで、ほとんど自動化されてます。
お味のほうもまずまずで、夫婦であれこれ注文して、支払いはたったの1250円程度でした。
帰り道、国分寺駅で途中下車し、成城石井、クイーンズ伊勢丹、丸井などで買い物。
新規開店した銀だこ酒場が賑わってました。
11月30日 -57-
さきほど郷里の母と電話で話していて、
昨日の鹿児島市長選挙で母校の後輩下鶴氏が初当選したことを知った。40歳という若さです。
がんばれ。
11月30日 -57-
よみた屋にて。
前所有者がヘヴィスモーカーだったため、函の背が異様にヤニで焼けた新日本古典文学大系本がずらりと並んでいました。
2・3日迷っていたのですが、結局、先日の狂言記に加え、下の4冊を購入。
池上洵一 新日本古典文学大系『今昔物語 3』(岩波書店) 110円
池上洵一 新日本古典文学大系『今昔物語 4』(岩波書店) 110円
田中裕、赤瀬信吾 新日本古典文学大系『新古今和歌集』(岩波書店) 110円
小林芳規、武石彰夫、土井洋一、真鍋昌弘、橋本朝生 新日本古典文学大系『梁塵秘抄 閑吟集 狂言歌謡』(岩波書店) 110円
どの巻も、別の版で所有しているものばかり。今昔物語は、下図のように、
3種の版で網羅しています。
店頭のその他の巻は、私には専門的すぎて食指が伸びません。
詩歌にしても、俳諧にしても、古典文学にこれ以上深くのめりこむことは、もはやないだどうなあと思うと、いささか寂しい気もします。
他に、
E. C. Wickham " Horace for English Readers"(Oxford) 110円 英訳本
内容は下図の通り。
Odes は、藤井章氏の翻訳を持っています。 『歌章』(現代思潮社の古典文庫)
Epistles (書簡詩)は、Oxford版の英訳書と、電子書籍の英訳と すでに二通り持っています。
11月29日 -52-
昨日アマゾンから届いたタブレット・スタンド。税込1142円。伸縮自在でどこにでも取り付けられる。
昨日は、また、吉祥寺ヨドバシカメラ内のソフトバンクショップにも出向き、先月だったかに解約した、iPad mini の4G接続を再契約。
月々1080円(縛り期間なし)はまあ安いほうだと思う。親機のiPhoneのデータ通信枠を子機のiPadが併用するという仕組み。
以上は、鵠沼のホームにいる義母との、リモート介護のため。
iPadは常時鵠沼ホームに預け、facetime かLINE を用いたテレビ電話により、義母とリモートアクセスするというねらいだ。
さてうまくいくだろうか。
昨日はまた、高田馬場から東西線で12駅の、南砂町駅に夫婦で降り立ち、南砂町の藍屋にて、長男とその彼女と合流して、食事会。
南砂町から藍屋までは徒歩15分程度歩くのだが、長男とその彼女は、大島駅近隣から自転車で10分程度だったとのこと。
あるく途中で、たなべ古書店本店にも立ち寄り。店頭本が圧巻だ。(均一本ではない)
店内の文庫コーナーも広壮で、値段は定価の一律半額とのこと。当時の定価の半額というかなりおおざっぱな値付けなので、破格に安い文庫もあろうし、割高な本も多かろう。
そういうお店です。やや強い北風が吹いていたし、妻も同行していたので、特に買わず。
よみた屋では
世界名詩集大成13『ソヴェト』(平凡社、昭和35年) 110円 昭和50年に中目黒の杉野書店でフランス篇だったかを買って以来45年かけて16巻完揃い。(全18巻中、日本篇2巻は不要)
吉本隆明『最後の親鸞』(春秋社、昭和51年) 110円
日垣隆『すぐに稼げる文章術』(幻冬舎新書、2006年) 110円
11月28日 -49-
ハリオ聖の手動コーヒーミル(アマゾンで2115円程)を初めて使ってみた。
幸右衛門茶舗にて、モカ・シダモ(エチオピア産)が、25%オフの510円/200g。これをPayPayで支払って30%ものポイントがついて実質357円/200g。
セラミック製の臼の設定がやや細挽きにすぎたようで、粉末状になってしまった。次回はもう少し粗挽きの設定にしよう。
昨日のよみた屋で、
新日本古典文学大系 佐竹昭広 校註『狂言記』(岩波書店)110円
梅原猛・吉本隆明『対話 日本の原像』(中央公論社)110円
世界名詩集大成8『ドイツ 3』(平凡社)110円
世界名詩集大成18『東洋』(平凡社)110円 全18巻の世界名詩集大成、昭和50年に中目黒で買い初めて以来45年。悲願のドイツ篇3を買えたのはうれしかった。残すところ、日本篇全2巻とソヴィエト編のみ。
今日ふたたびよみた屋でソヴィエト編を買えば、事実上の全巻揃いということになる。(日本篇2巻は、上代からの詩歌選、近現代の詩集選にせよ、とりあえず不要なので)
今朝、書庫を調べたところ、2冊以上持ってるのは、
イギリス篇1、ドイツ篇2、フランス篇1、2、3、4 アメリカ篇、古代中世篇であった。
他に、安藤礼二『吉本隆明 思想家にとって戦争とは何か』(NHK出版、2019年) 110円
11月26日 -44-
3連休返上でぶっつづけに働いたので、さすがに今日は休む。
去年の手帖と見比べると今年の11月の働きぶりは異常だが、まあしかたがない。
PayPayフリマの半額クーポンの通知が届いたので、それならばと
村上春樹『猫を棄てる 父親について語るとき』(文藝春秋、2020年)を390円で注文。
他によみた屋で
金子常規『兵器と戦術の世界史』(中公文庫、2013年)55円
11月24日 -42-
3連休は仕事漬け。
まあ、5時前には退出してますが。
よみた屋にて
C・S・ルイス 瀬田貞二訳『ライオンと魔女』(岩波少年文庫)110円
C・S・ルイス 瀬田貞二訳『朝びらき丸 東の海へ』(岩波少年文庫)110円
C・S・ルイス 瀬田貞二訳『カスピアン王子のつのぶえ』(岩波少年文庫)110円
C・S・ルイス 瀬田貞二訳『さいごの戦い』(岩波少年文庫)110円
ナルニア国7部作のうちの4冊。
C・S・ルイスは、筑摩叢書の『愛とアレゴリー』を若い時に買って、未読のまま。
井出孫六『終わりなき旅 中国残留孤児の歴史と現在』(岩波同時代ライブラリー)110円
この著作で大佛次郎賞を受賞。
井出孫六さんは、先月(10月8日)89歳で亡くなられたそうだ。
これからは好きな豆を手で挽いて楽しもうと、ハリオ製の手動ミルも注文してみた。税込2150円くらい。
忙しくて肝心の豆を買いに行く暇がない。
11月23日 -37-
上田都史『人間尾崎放哉 脱俗の詩境とその生涯』だけでは、尾崎放哉をじゅうぶんに理解し得たとは思えず、
数年前に買った石川桂郎『俳人風狂列伝』を書棚から掘り出した。
角川書店昭和48年の刊。
因みに、アマゾンで検索した限りでは、他に角川選書版が存在し、2017年には中公文庫で再刊されており、現在は文庫版が入手しやすい。
永井龍男の跋文も気品がある。
目次。買った当時、西東三鬼と尾崎放哉、種田山頭火しか知らなかった。
と、ここからが本題だが、先の所有者がいろいろと工夫を凝らして、魔法のような一冊になっていた。
図書新聞の切り抜き。高橋鏡太郎の幻のリルケ論。これは本文の記述の後日譚となっている。
伊庭心猿に関する書誌のコピーが貼りこまれている。(出典つき)
本書の書評が二葉貼付されている。永田耕衣と、上田都史(一昨日買った尾崎放哉評伝の作者)
別の頁にも関連書書評が貼りつけられている。
さらに、神蔵器『生命の寂光 石川桂郎の晩年』が、小冊子でついている。
『現代の俳句 鼎談 昭和俳人の群像』から、石川桂郎篇が、丁寧にホチキスで冊子加工されている。
一冊の書物を、これほど丁寧に読んで、魔法のような書に仕立て上げている。
先の所有者畏るべしなのだ。
11月22日 -37-
金曜の夕方は、自宅でZOOM会議。
昨日(土曜)は、吉祥寺のオフィスで半日仕事。
よみた屋に何度も通い、
『立原道造全集』第1巻・第5巻(角川書店、昭和35年頃) 110円×2
後年でた同じ角川版の全集を持っているが、みつけたら端本でも買っておきたくなる。
背景が白いので函の汚れが目立つが、実際はそれほどでもない。
佐藤勝彦『宇宙論入門 誕生から未来まで』(岩波新書)110円
ライプニツ(ライプニッツ)河野與一訳『形而上学叙説』(岩波文庫、昭和25年)55円 B・ラッセルが驚嘆したという一冊。
で、結局家に持ち帰ったのは
上田都史『人間尾崎放哉 脱俗の詩境とその生涯』(潮文社、昭和47年)110円 夜一通り目を通したが、今のわたしの心境では、この生活破綻ぶりを許す気になれない。
尾崎放哉については、数年前に読んだ石川桂郎『俳人風狂列伝』(角川書店)も印象に残っているので、今夜にでも読み返してみよう。
11月20日 -32-
2週間ほど前まで熱病のように古本に憑りつかれていたが、このところ幾分か醒めてきた。今朝は早朝に起きだして、机のうえにある古本を別室の平積み本のコーナーにごっそり移動したほどである。
昨日よみた屋で買った
ホルヘ・ルイス・ボルヘス、アドルフォ・ビオイ・カサーレス 牛島信明・内田吉彦・斎藤博士訳『天国・地獄百科』(発行=書肆風の薔薇、1982年)110円 も、新版(新装版)からの買い直しにすぎない。
アマゾンからは、平川南『日本の原像 (全集 日本の歴史 2) 』(小学館、2008年)が届いた。
よみた屋の澄田社長が、NHKEテレに登場した。(11/17火曜日)
11/18水曜の夕方には、中高時代の友人Kiyama君と、吉祥寺でお会いした。
井之頭公園内にあるsublime井之頭公園店。
井之頭池の紅葉を借景にして風雅に語り合うつもりだったし、たしかに早い時間帯は静かであったが、やがて若い人で店内は満ち溢れ、<密>になってしまったのは反省材料だ。
Kiyama君とこうしてじっくり話すのは、それこそ42年ぶりくらいではないかと思う。
都心の一流のビルに居を構える、2つの名門企業が資本を折半して設立したIT系企業の社長を務めるKiyama君には、
強靭な起業家精神とその長い実践に裏打ちされたオーラがぶんぶん発散していた。
驚嘆することしきりであったが、肝心の、これからの夢(ビジョン)についてじっくりと話を聞けなかったのは心残りであった。
季節のせいもあって新型コロナの感染拡大が懸念される今、なかなかお会いしづらい時勢になっていますが、機会をみてまたお会いしましょう。
火曜には、Apple独自開発の新CPUを積んだ MacBook やMac mini が電機店の店頭に並んだ。
Yahooなどで読む記事を読むにつけても、買いたい気持ちが募っているが、さてどうしよう。
手元で愛用しているMacBook Air にも、新OS(Big Sur)をインストールしてみたが、オプションで追加したSDカードのうえにインストールしてしまったので、ブートしない。
こんな高度なことしても私にはこなせないので、近々、SDカードごと初期化する予定だ。
話変わって、昨日はヒロセ通商(東証JQS)から優待品着。
レトルト食品・袋麺などが、大きな箱いっぱい(笑)
味の方はどうなのか、今日恐る恐る確かめます。
11月17日 -31-
本棚を整理していたら、
ある現代詩人の詩集をプリンタで印字した束が見つかって、おもわず懐かしく読んだ。
この詩人、当時たしか関西の大学を卒業したばかりではなかったろうか。
詩人のホームページをたまたま見つけ、一読心惹かれるところがあって、プリンタで印字させてもらい、
くわえて赤い表紙の詩集もアマゾンで買ったのだった。
そこまでは思い出したが、
1)詩人の名前が思い出せない
2)購入した赤い表紙の詩集が見つからない
3)当時時々読んでいた詩人のブログ(ホームページ)のURLがみつからない
情けないことに詩集のコピーだけが残っているありさまなのだ。
明日はオフィスで、この印字したファイル(wordか何か)が残っていないか、別のHDDを探索してみるつもりだ。
※後記 大谷良太さんのことでした。以前買った赤い表紙の詩集とは、『今泳いでいる海と帰るべき川』のことでした。
http://rangai.main.jp/archives/author/ryouta-otani
http://nanaseriver2009.hatenablog.com/
11月17日 -31-
昨日、吉祥寺駅公園口のそばの某ビルで、リアル会議。
今朝は深夜に老猫に起こされ、眠れなくなった。
昨日、よみた屋にて
平岡敏夫編『漱石日記』(岩波文庫、1990年版) 55円 菊版全集第13巻所収の12日記のうち、7日記を収める。英国留学日記が面白く、昨夜読んでいた。これだったら、全集第13巻をバラで買うのもありかも。
他に、アマゾンで
平川南『日本の原像 (全集 日本の歴史 2) 』(小学館、2008年)を428円で注文。
尚、本日夜、NHKEテレで、よみた屋の澄田社長さんが登場します。予約済み。
[NHKEテレ1・東京] 2020年11月17日 午後9:30 〜午後9:55 (25分)
11月16日 -29-
日曜日は閑静なオフィスでひとり仕事。
よみた屋では、
高山文彦『鬼降る森』(幻戯書房)110円 宮崎県高千穂をめぐるフィクション/ノンフィクション
笹部貞市郎『要項解説 数学公式辞典』(聖文社、昭和45年) 110円 大冊。高校から大学教養、応用数学までの数学解法大辞典。
人物叢書 田原嗣郎『平田篤胤』(吉川弘文館)110円
11月14日 -26-
昨日は、zoom会議をふたつもこなしました。水曜夜のNHKがってん!で、リモート会議の場合は、深くうなずく動作を積極的におこなうことで、会議を円滑に進めることができるとかなんとかやってましたので、いちおう励行してみました。
よみた屋で
リルケ 大山定一訳『マルテの手記』(新潮文庫)55円。 岩波文庫の望月市惠訳で高校1年の冬に買い求めましたが、結局読めず。当時すでにリルケの熱心な読者でしたが、このマルテの手記だけは読んでません。
望月市惠訳も世評は高いのですが、同じく世評高い大山定一訳でも挑戦してみます。
高岩とみ『火宅の母の記』(新潮文庫、昭和53年) 110円 檀一雄早逝後の回想録。
阿川弘之・北杜夫『乗物万歳(のりものまんざい)』(中央公論社、昭和52年)110円 この帯の文句、かなりこの対談のはちゃめちゃさを表現しています。
11月12日 -23-
昨日、久しぶりに仕事。
開店早々のよみた屋で
和田純夫『プリンキピアを読む ニュートンはいかにして万有引力を証明したのか?』(講談社ブルーバックス、2009年)110円 はうれしい出会い。こんな本を探していました。
今週の日曜日、満103歳の誕生日を迎える鹿児島高麗町の叔母さんのお祝いにと、開店直後の吉祥寺アトレ文明堂のコーナーで
特製カステラ桐函入りを発送。3,240円(税込)ですが、アトレは年末は地方発送の送料が無料(税抜3000円以上の買い物)になるので、助かりました。
LINEで従妹に着日を連絡しました。
このところ、寝床で読んでるのは、タクシス侯爵夫人の「リルケの思出」。長い詩的沈黙ののち、霊感に打たれたかの如く、ドゥイノ悲歌第一の歌を書き上げるくだり。
タクシス侯爵夫人が詩人のために提供したドゥイノの館とは、下の地図にあるように、アドリア海を眺望する館だったのですね。感興深し。
11月11日 -22-
月曜日、
長年の友人いわもとさんと一緒に軽井沢にドライブしてきました。
武蔵野線新座駅に8:30に降り立ち、ピックアップしてもらいました。
そこから、高速をすいすいとばして、2時間半たらずでしなの鉄道御代田駅に到着。
車だと速いですね。
いろいろと所用をすませて・・・・。
御代田駅から軽井沢方面に車を走らせ、そば処源水で、昼食。
山菜蕎麦(990円税込) 山菜がたっぷりで食べ応えあり。
信濃追分駅近くの、古本屋追分コロニー。棚の隅々まで緻密な整理の行き届いた古本屋で、書物にむける深い情熱が伝わってきます。
堀江敏幸『おぱらばん』(青土社、1998年)を500円で購入。
記念に特製の栞をいただきました。
堀辰雄記念館を見学。
企画棟、旧宅、旧書庫、展示棟の4棟からなる立派な記念館です。
下は堀辰雄が晩年昭和26年から2年間住んだという旧宅です。
床の間に掛かっている軸は川端康成の書とのこと。
若者でにぎわう旧軽井沢界隈を北に進んで、室生犀星詩碑の前で記念撮影。
犀星が自ら企画し建立した詩碑のようです。
犀星の旧宅にはたどり着けず。
道の駅 ヘルシーテラス佐久南(佐久市伴野7−1)まで車を走らせ、林檎4個(350円税込)スイスチャード(100円税込)などを購入。
つい最近できた施設のようで、カーナビのデータになかったのか、迷いましたが、まあ見つかったからいいか。
いわもとさんからは、新潮日本文学の高見順、横光利一の巻、吉行淳之介『懐かしい人たち』、池内紀『出ふるさと記 作家の原点』、小林信彦『人生、何でもあるものさ』、山口瞳『血族』『温泉へ行こう』、吉村昭『亭主の家出』をいただきました。ありがとうございました。
11月8日 -21-
東京駅丸の内口と直結している丸の内ホテル7F椿寿にて、次男とそのお嫁さんの、ご両家顔合わせ。会食と記念撮影他。
帰路、吉祥寺に途中下車し、よみた屋にて
ジンメル『藝術哲学』(岩波文庫)55円
藤原定訳『シュトルム詩集』(角川文庫、昭和43年)55円 ※二冊目 を買う。
11月 7日 -19-
村上春樹『一人称単数』 読了。粒ぞろいの短編集で、楽しめました。
遠い青春期の思い出を辿り、もう巡り合うこともない人たちを想うことが、このところの私も増えました。
よみた屋にて、
D・H・ロレンス 安藤一郎訳『愛と死の詩集』(角川文庫、昭和32年) 55円
小林勝人訳注『孟子』下巻(岩波文庫) 55円 数十年かけて上下巻が揃った。
朝比奈宗源訳注『碧巌録』下巻(岩波文庫、昭和14年) 55円 数十年かけて上下巻が揃った。実は岩波文庫にはまったく新しい訳注による新版がでていた。
トゥルン・ウント・タクシス侯爵夫人 富士川英郎訳『リルケの思出』(養徳社、昭和25年) 110円
長い詩的沈黙の後ドゥイノ悲歌を完成させた詩人を支えたひとによる追想の書。
11月 5日 -15-
神田波多野書店から、届きました。
網野善彦、大林太良、谷川健一、宮田登、森浩一編『隼人世界の島々』 (海と列島文化 5) (小学館、1990年)
堂々たる一巻です。よみた屋で見つけ買おうと思ってたら先を越されてしまい、神田に注文しました。
中高時代の恩師 上村俊雄先生が、第一章の論文「南九州の考古学」を執筆されております。
鹿児島県国分市(現霧島市)に、縄文時代の「上野原遺跡」が発見されたのが1997年ですから、この大発見の前の論文ということになります。
蒲池明弘『火山で読み解く古事記の謎』トラベルガイド【文春e-Books】 Kindle版 も、入手しておきました。こちらは無料ですが、楽しみな小冊子です。
PayPayフリマで格安で手に入った村上春樹も届きました。美本です。
昨日のよみた屋では、
ヒルティ 草間平作・大和邦太郎訳『幸福論』第一部・第二部・第三部(岩波文庫、昭和40年)55円×3
藤田徳太郎校注『校註 閑吟集 附狂言小歌集・室町小歌拾遺集』(岩波文庫、昭和15年)55円
山田孝雄校訂『倭漢朗詠集』(岩波文庫、昭和5年)55円
マイエル『フッテン最後の日々』(岩波文庫、昭和16年)55円 長年の探求書
三角寛『三角寛サンカ選集1 山窩物語』(現代書館、2000年) 110円
別冊歴史読本 特別増刊『禁断の超「歴史」「科学」』( 新人物往来社、1994年) 110円
古い岩波文庫は、まだまだよみた屋に眠ってます。引き続き金曜も買う予定です。
11月 3日 -6-
昨日は仕事。けっこう難しい仕事をいくつか持ってるのですが、昨日は割り込み仕事に半日かかり、メインの仕事は進展せず。
よみた屋で
ルイ・ヴァックス 窪田般彌訳『幻想の美学』(白水社、文庫クセジュ1984年)110円 45年ほど前に買ってるので実物は実家にあると思いますが、安いので買い増し。独仏の幻想小説、英米の怪奇小説の概略。
日本の古本屋で、神田の波多野書店に、
網野善彦、大林太良、谷川健一編『隼人世界の島々』 (海と列島文化 5) (小学館)1000円+520円(送料)を注文。
PayPayフリマで、
村上春樹『一人称単数』(文藝春秋、2020年7月)を、初回クーポンを活用して300円で購入。
11月 1日 -3-
日曜の朝、吉祥寺へ。
よみた屋で
中沢新一『はじまりのレーニン』(岩波書店、1994年) 110円
山折哲雄『日本人の霊魂観 鎮魂と禁欲の精神史』(河出書房新社、昭和59年)110円
レイ・ブラッドベリ 小笠原豊樹訳『太陽の黄金の林檎 新装版』(ハヤカワ文庫、2012年) 55円
を買う。
日曜朝の恒例になった、アトレ1Fコダマパンにて、お徳用詰め合わせ。540円(税込) 大小17個入ってました。
11月 1日
この4か月の、書籍代。
9月・10月と、ネット書店系(アマゾン、PayPayモール、日本の古本屋)、新刊書店(ジュンク堂他)、新古書店系(BookOff)、沿線の優良古本屋(荻窪古書ワルツ、西荻窪盛林堂、三鷹りんてん舎、三鷹水中書店 他いろいろ)をかなり自粛していて、もっぱら、よみた屋・国分寺七七舎の均一本に限っているため
金額はそうとう減りました。
しかし、1)未読本が増え続ける 2)買った本を収納する棚がない 3)読書生活に未来の展望が拓けない
などの深刻な問題を抱えています。
しかも、購入希望書とくに高額の本は、Evernoteのメモに増殖し続けており、いつ爆発してもおかしくない状態です。
油断禁物。
一方、今年の残り2か月ですが、公私にわたって忙しくなりそうです。
仕事のうえでは、年末年始の繁忙期に差し掛かっております。
私生活では、長男・次男の結婚問題がうれしくも慌ただしい課題となっております。
コロナに罹らないよう気をつけながら、ぼちぼち生きてゆきます。