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12月30日
年末年始に読む本。
というか、あまり読まないくせに買いこみすぎた。
12月29日
職場は昨日が仕事納めだったが、残務整理があって今日まで仕事。
職場近くの古書店よみた屋で、今年最後の古本買いは、
小谷野敦『評論家入門』(平凡社新書)
草森紳一『随筆本が崩れる』(文春新書)
G・Flaubert "La Tentation de Saint Antoine"(Garnie)
計300円。
ラマヌジャンの評伝3300円は年越しの楽しみとして保留にした。
他に、Amazonで、
斎藤憲『よみがえる天才アルキメデス―無限との闘い』 (岩波科学ライブラリー、1228円)
12月28日
桜井邦朋 『天文学を作った巨人たち - 宇宙像の革新史』(中公新書、362円) 注文。
鳴海風『和算小説のたのしみ』 (岩波科学ライブラリー、950円) 注文。
都甲幸治『21世紀の世界文学30冊を読む』も日経書評再録コラムで評判が良いが、結局上の本を注文した。
江戸の天文学者渋川春海の生涯を描いた 冲方丁の小説ならびにその映画化のおかげで、江戸時代の科学者群像に光があたっているのは
喜ばしい限り。というわけで、和算小説の草分け鳴海風にも興味が再燃したのだった。
(10年ほど前、『円周率を計算した男』を図書館から借りて読んだことがある)
12月26日
最近なぜか、女性作家の本が集まってくる。
小池昌代の文体はわたしに合う。
吉祥寺よみた屋で、インドの数学者ラマヌジャンの評伝を2冊みつけた。
1冊は、昨年だか原書をかったレーヴィットの小説風評伝。これの日経BP社からでてる訳書。全2巻。
もう一冊は、工作舎の大冊。古書価3300円。こちらは数学の業績にも深く踏み込んだ著作。
買うなら後者のほうだが、さてどうするか。さすがに積んどく本ではすまないぞ。買うのなら。
12月24日
毎年、クリスマスイヴの日は仕事になる。
ささやかな自分へのプレゼントとして、古本を買った。
横山秀夫『64』(文藝春秋、1580円)
桜庭一樹『読書日記―少年になり、本を買うのだ』(東京創元社、259円) 以上アマゾン
桜庭一樹『私の男』(文藝春秋、100円)
松浦寿輝『クロニクル』(東京大学出版会)800円
『ロシア短編22』(集英社、100円) 以上@よみた屋
5冊でしめて2849円
12月23日
小池昌代『ことば汁』(中央公論新社、337円)注文
21日夜は職場の忘年会。若い幹事K君T君の選んだのは激安食べ放題の居酒屋えこひいき吉祥寺。
はたして味はどうか、若干不安だったが、セミ貸切の一間で周りも騒々しくなく、運ばれてくる皿もまずまずでした。
国語科のスタッフAさんは元埴谷雄高の編集者だったとか、英語科のAbe君の好きな作家は、丸谷才一・ジョイス、G・グリーンであるとか
いろいろ面白い話もできました。
12月21日
アーシュラ・K・ル・グィン『闇の左手』(ハヤカワ文庫)、
海音寺潮五郎『新名将言行録』(河出文庫)計100円@よみた屋。
あまり本を読んでません。
仕事がせわしないこともあり。
12月15日
東大和BookOffで
『アイルランド短編集』(岩波文庫、105円)
横山秀夫『顔 FACE』(徳間文庫、350円)
隣のニトリでネクタイ専用ハンガー99円。
青梅街道沿いのPCDepotにて、New iMac、iPad mini、Windows8搭載の各社PCなどを触る。
12月13日
Eric Dolphy "Last Date" 840円
藤井昇訳、オウィディウス『恋の手ほどき』(角川文庫、昭和47年)50円@よみた屋
石浦章一監修、金子隆一・新海裕美子『この一冊でiPS細胞が全部わかる』(青春新書・2012年)1120円@ブックセンター小川(小川駅構内)
12月10日
横山秀夫『第三の時効』(集英社文庫、250円)@よみた屋
これも秀作ぞろい。
主要な旧作を読んだのちに、『64』に向かう。歳末の楽しみがひとつ増えた。
7・8年前だったか、主要な単行本は Iさんから借りて夫婦で読ませてもらった。
今回再読のものもあるが、再読しても面白い。
ただ、『クライマーズ・ハイ』は今回初めて読んでみて途中で放棄したが。
Dave Brubeck 死去。日経文化面のコラム文化往来で追悼文あり。若き日ミヨーやシェーンベルクに師事したこともある現代音楽出身の
異色ジャズマン。
12月9日
今朝の日経書評から買いたい本抽出。
コケの自然誌 ロビン・ウォール・キマラー著 主観と客観が交わる自然の物語
呑めば、都 マイク・モラスキー著 居酒屋を通じた東京の「地誌」
八代嘉美著『増補iPS細胞』(平凡社新書・2011年)
石浦章一監修、金子隆一・新海裕美子著『この一冊でiPS細胞が全部わかる』(青春新書・12年)
12月7日・8日
久しぶりに吉祥寺BookOffにて
横山秀夫『クライマーズ・ハイ』(文藝春秋、105円)
宮部みゆき『小暮写眞館』(講談社、105円)
久しぶりに長男のくるまで東大和BookOffへ
横山秀夫『深追い』(新潮文庫)『真相』(双葉文庫)『看守眼』(新潮文庫)計315円
黒木亮『鉄のあけぼの』(上・下)(毎日新聞社、1600円)
12月5日
城山三郎『そうか、もう君はいないのか』(新潮社、100円)
エーリッヒ・フロム『愛するということ』(新訳版、紀伊国屋書店、600円) @よみた屋
12月3日
五味康祐『天の聲 西方の音』(新潮社、1976年)100円@よみた屋
伊藤計劃・円城塔『屍者の帝国』(河出書房新社) 1345円
12月2日
神田でKさん、K君、I君の4人で読書忘年会。I君ご紹介の四川料理川府にて。食べ放題・飲み放題でひとり2980円。
紹興酒はK君のお口にあわなかったようで別途十年物を2本あけた。
夏目書房にて三田村鳶魚全集第24巻 (大衆文芸評判記・時代小説評判記)(中央公論社、200円)
三省堂4F古書部にてしばし眼福のひととき。
K君は、岩波文庫赤帯十数冊と平川祐弘新訳のデカメロン第一巻大冊(6600円、河出書房)をリュックにつめこんで皆を驚かした。
また、三省堂ではこれまた大冊のモムゼンのローマの歴史第一巻を買い求めた由。
11月29日
福永武彦『藝術の慰め』(講談社、昭和45年)100円@よみた屋
中野のY塾での所用の帰り道、高円寺に途中下車。老夫婦のやっておられた青木書店はシャッターが降りていた。
11月25日
ゲーテ『ファウスト』上下巻(岩波文庫、100円)@よみた屋
11月24日
雨も上がって11月らしい静謐な秋晴れのなか、小平駅から一橋学園駅までてくてくと歩いてみた。
iPhoneとBluetooth対応・ノイズキャンセリング機能付きイヤフォンSONY MDR-NWBT10Nの組み合わせで、
Keith JarrettのMy Song を何度も繰り返し聴きながら。
31年前の秋にも、とあるひとと一緒にこの道を歩いたり、自転車の荷台に乗せてよろよろとこいだりしたことがある。
あの当時は、梨(?)畑や旧い小平の農家が点在していたことを思い出す。
Keith JarrettのMy Songがあまりにも素晴らしいので、
Kenny Wheeler "Gnu High: Touchstones Series" 927円 と
Jan Garbarek "In Praise of Dreams" 1279円 をAmazon経由でUSAの業者に注文した。
キース・ジャレット, Palle Danielsson, ヤン・ガルバレク, Jon Christensen ”Sleeper-Tokyo April 16 1979” [CD, Import, From US] 2347円
11月23日
マーティン・ジェイ『弁証法的想像力―フランクフルト学派と社会研究所の歴史 1923ー1950』 (みすず書房、1975年) 2049円@江戸川草古堂(Amazon)
Saki "Beasts and Super-Beasts" (short stories, including "The Lumber-Room") iBooks
11月22日
小牧治『アドルノ』(清水書院、100円)@よみた屋
11月18日
金曜夜は神田で高校同期会。韓国家庭料理「結い」にて。
日曜は、青梅まででかけて夫婦で散策。
11月17日
よみた屋での小沼丹再会に気を良くし、今朝はAmazonにて
小沼丹『埴輪の馬』(講談社、1986年)1328円、『椋鳥日記』(河出書房新社、1974年)1250円 の二冊を注文。
やはり、Amazonは日本の古本屋に比べて総じて安いなあ。
それにしても、前にも書いたけど、よみた屋(吉祥寺)+Amazon+日本の古本屋+BookOff だいたいこれでなんでも揃う。
世のなか、Kindle旋風とかで電子書籍ばやりだが、こと和書に関しては金輪際手をだすつもりなし。
増川宏一『ゲームの博物誌』(JICC、500円)@よみた屋。これもうれしい出会い。
増川宏一というひと、ただものじゃない。盤上遊戯の博物学の草分け。
盤上遊戯の世界史 - シルクロード 遊びの伝播 あたりも購入候補に加えた。
11月16日
昨夜、吉祥寺よみた屋にて。
小沼丹『木菟燈籠』(講談社、1978年)、『銀色の鈴』(講談社、昭和46年)、『藁屋根』(河出書房新社、昭和50年)、『小さな手袋』(小澤書店、昭和51年)
各100円!! いいんだろうか、こんなに安くて。なんだか申し訳ない。
11月15日
ローラ・フェルミ 亡命の現代史1『二十世紀の民族移動1』(みすず書房、1972年)@よみた屋 100円
いい本をよみた屋店頭でみつけた。二十世紀のアメリカのIT・金融の興隆は一に西欧の知識人の大移動によるものだが、その詳細を知りたい。
11月11日
川北稔『イギリス近代史講義』 (講談社現代新書、798円)
今日、母親が現地に見学に行く。不動産業者が桜島桟橋前まで迎えに来てくれる。
11月10日
有為転変が激しいので、けっこう疲れる。
ふたつの大型模試を制御しているさなかに、郷里の鹿児島出張までこなし、やれやれと思っていたところ、後ろや前から鉄砲玉が
飛んでくるありさまでは、いささか心も折れざるをえない。深く傷つかざるをえない。
いっぽう、急きょ郷里に帰って、
母校を30年ぶりに表敬訪問したり、友人Kさんの鹿児島事務所を訪れたり
地元財界の雄として活躍しているT君の颯爽とした姿をみたりするにつけ
わたしも若い日の原点に立ち戻って、もうひとふんばりという気もあったりする。
鹿児島市電鴨池近辺の某マンションを、草生す陋屋にひとりずまいの実母のために購入しようと
昨日今日と郷里の不動産屋と交渉したり
職場のある吉祥寺まで、実弟におでましねがい
あれこれと段取りをつけたりしているのだ、
11月9日
郷里への出張前後も、ふたつの大規模模試を抱えて繁忙。男性は8歳ごとに心身の転機を迎えるというが (32→40→48→56)
どうもこのところめっきり衰えたような気がしなくもない。
母校への教育提案だって、せっかく校長先生にお披露目する機会があったのだから、気のきいたPPTでもこさえて
母校が抱える諸問題とその解決案を全面的に提案してもよかったかな、と今朝ふと思った。
池井戸潤『七つの会議』(日本経済新聞出版社、1575円)読了。特別傑作というわけでもない。
今年の作なら、ロスジェネの逆襲のほうが上。
岩波講座精神の科学10『有限と超越』100円@よみた屋。
11月6日
土日の一泊で、鹿児島出張。土曜は実家泊。桟橋そばのスーパー西牟田で、刺身盛り合わせ・寿司を買って帰り、母子でささやかな夕餉。
翌朝、鹿児島中央駅からすぐのところにある、K君宅訪問。T学園理事長のT君の車に同乗して、母校L学園訪問。30年ぶりに校内を見学。
校長以下5名の先生がたと会談を終え、進学指導主任のM先生に谷山リムジン停留所までくるまで送っていただく。夜19:25のANA便で東京に戻る。帰宅は23時。
昭和44年、中1のときに生物を教わったS先生がいまなお教鞭をとっておられるのに感激。ごあいさつできたのはとてもうれしかった。
イモジェン・ロバートスン『闇のしもべ』(上・下)(創元推理文庫)をK君から譲っていただく。
池井戸潤『七つの会議』(日本経済新聞出版社、1575円)
11月3日
鎌倉の姑が、目黒区青葉台にマンションを購入したので、妻と二人で内覧にでかけた。
渋谷からも歩いて行ける距離にあり、なべて至便。
めずらしくも、夫婦みずいらずで渋谷でランチを楽しみ、そのあと東急本店で妻にお買い物でも、とプチゴージャスなプランを練っていたのに
井の頭線車中で職場からの不粋な電話を受け、おじゃんに。昼飯もたべず職場に顔をだすありさまだった。
11月3日
実は10月はほとんど本を読んでない。古本買いも10月下旬はぱたりと途絶えてしまった。
まあ、そんなときもある。
先週の日曜日、全国模試の実施日に、秋葉原のワシントンホテルで、高校時代の英語科のsakaguchi先生にお会いした。
といっても、じかに教わったわけではない。じかに教わったのはNaono先生ですとお伝えしたら、なんとN先生は当のS先生の恩師なのだそうだ。
S先生は母校の第2期生で、開校間もないころに教鞭をとったのがN先生である。以来24期の私たちまで長年教鞭をとっておられたことになる。
御歳78歳になられるS先生だが、溌剌として、精悍で、とてもその歳にはみえない。
還暦は人生の折り返し点。こんなことばもS先生から飛び出した。
還暦数年前にしてすでにへとへとの私には耳の痛いことばだ。
同じく同窓(16期)のN社長から言付かったドン・ペリ2本を土産にと鹿児島のご自宅にお送りした。
その御礼の電話を水曜日にいただいた。またお会いしましょう、と、元気な声が受話器のむこうで笑っていた。
いつまでもお元気でご活躍ください。
高校の同窓生ということでいえば、先日鹿児島3区の衆院選補選で当選した宮路和明氏も先輩にあたる。
昨年だったか、吉祥寺のわたしの職場をふらりと訪問されたことがあって、わたしも後輩としてごあいさつ申し上げた縁がある。
S・ヒューズ、M・ジェイ、P・ヴィーレック。ハーバード人脈。