[HOME]           [前月]        [一覧]

 

1231

夜明け前に老猫に起こされ、しかたなく起床して、AtCoderの近作を解いたり、新たに公開されたオンライン版のC++入門コースを解いてみたりした。

https://atcoder.jp/contests/apg4b

よみた屋も大みそかは休むらしい。昨日の夜、twitterで知ったのだが、もう少し早く知っていれば、昨夕訪問していたのにと思う。

 

今年もたくさん本を買って、まああれこれ読んではいるのだが、悠々自適・晴耕雨読・明窓浄机・汗牛充棟・・・、とはほど遠い、後悔だらけの人生だ。

 

い ざ や 寝 ん 元 日 は 又 翌(あす )の 事

 

蕪村57歳のときの作だそうだ。

三浦氏のサイト 私の芭蕉紀行 で教えていただいた。

http://www.intweb.co.jp/miura.shtml

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1229

日曜だが、吉祥寺のオフィスで残務整理。さすがにほとんど人気のない事務所で3時間ほど作業をして、いよいよ仕事納め。

よみた屋で

ブレッヒャー、ファイタグ編『古代人の宇宙 考古天文学への招待』(白揚社、1984年)110円 あまりに美麗なので買い増し。

小田島雄志訳『シェイクスピア全集 冬物語』(白水社、1983年)110円 ロマンス劇なら読めそう。

アガサ・クリスティー『鏡は横にひび割れて』(早川書房、昭和51年) 110円

 

いつもなら自宅に直帰しているところだが、たまには歳末の市井を楽しもうという気分になり、

バサラブックス、名前失念したが中古レコード屋、百年、その姉妹店一日、国分寺の七七舎を順に巡った。

歳末のせいか、どの店も賑わってて一古本愛好家として素朴にうれしかったが、とくに買わなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1229

昨日はよみた屋で

蓮實重彦・山内昌之『20世紀との訣別 歴史を読む』(岩波書店、1999年) 110円

『NHK アインシュタイン・ロマン 3 光と闇の迷宮』(日本放送出版協会、1991年)110円

 

昨日付けの日経の書評から、経済図書今年のベスト10。

一冊も読んでませんw。

まあ、機会があれば買うかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1227

吉祥寺オフィスに。いちおう自分なりの仕事納めだが、年末年始どこかで仕事にいくかもしれない。

よみた屋で

山田英世『人と思想 J・デューイ』(清水書院、昭和41年版)110円

河合隼雄・中沢新一『仏教が好き!』(朝日新聞社、2003年)110円

 

夕刻、JR新橋駅銀座口で、いわもとさん・ふるかわさんと待ち合わせ。

銀座8丁目の元酒屋で、甲州産白ワインと洋食の数々を肴に、忘年会。

いつものごとく、映画・ドラマ・小説の話題で盛り上がる。

二次会は、いわもとさん行きつけのバー(お名前失念)にて、シングルモルトウイスキー二杯をいただいた。

 

 

 

 

 

 

 

1224

クリスマス・イブ。

妻はいったん自宅に戻ってきた。

夫婦で、国立音大のベートーヴェン第九コンサートに。

(国立音大は自宅から徒歩12・3分)

コンサートで第九を聴くというのは、高校生の時以来か。

定員1290席の大ホールが満席だった。(入場料1000円)

終えて、コンサートホール前の中庭にて、写真一葉。

 

 

 

 

 

1224

昨日は、少し厄介で面倒な成績処理に取り組んだら疲れた。

 

よみた屋で

河野與一『学問の曲り角』(岩波書店、昭和33年)110円 岩波茂雄に敬愛された多言語翻訳家のエッセイ。今は新編・学問の曲り角として岩波文庫。

鄭義 『食人宴席―抹殺された中国現代史』 (カッパ・ブックス、1993年) 110円 いわゆる中国現代史の暴露もの。なんで買っちゃったかというとアマゾンで異様に古書価が高いため。因みに、桑原隲蔵博士(1871年- 1931年)の『支那人間に於ける食人肉の風習』なんていう論文は青空文庫でも読める。

 

ニュートンの『プリンピキア』が書棚のどこにあるのか発掘できず。買いなおすのも癪にさわる。まあ、見つかっても読めるかどうかわからないが。しかし、30年以上も積読のままにしておいて、いざとなったら見つからないってどうかと自分でも思う。

いっそ、数年前に買ってそのままになっていた山本義隆(!)の高校生向け参考書から、学びなおす気にもなっている。

 

 

 

 

1222

片瀬山の老人ホームに住んでる姑の具合が悪いということで、昨夜から大船の病院に入院。妻も今朝あわただしく大船に向かった。

 

で、休日の吉祥寺へ。よみた屋で

別冊Grazia 『インテリアのセンスを磨く172のルール』(講談社、2004年)110円

ヘザー・ブラッキン『ふつうの住まいでかなえる外国スタイルの部屋づくり』(文芸春秋、2016年)110円

国分寺で、七七舎に立ち寄るも何も買わず。(先日は、そのすぐそばの早春書店にも立ち寄ったが、そこでも買わなかった。)

 

よみた屋では、

森本穫 の畢生の大作評論『魔界の住人 川端康成』 上下巻  が気になった。値段を把握できず。でもそうとう高そうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

1220

よみた屋にて

今井金吾『詳説 江戸名所記<付・江戸切絵図』(社会思想社、昭和44年) 110円

著者のことは存じ上げなかったが、江戸・街道研究家で、岡本綺堂『半七捕物帳』の研究でも知られている方らしい。

重たい本なので、いったん職場に留め置いて帰る。

 

吉祥寺駅ビルアトレ1F中村屋にて、母とお世話になったHSさんのためにお歳暮注文。和洋の菓子詰め合わせ。送料は無料で、計4665円。

 

年内あと10日になったが、仕事もけっこう残ってるし、年賀状やら妻のiPhoneのカスタマイズやらやることも多い。次男も年の瀬に中野に引っ越すといってるし、

IさんHさんとの忘年会や、国立音大のXマス第9コンサートも控えてる。

なんだか賑やかな歳末の十日間なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1219

隣駅のKクリニックに通院。前回の血液検査の結果と処方箋。電車を使わず先日かった自転車に乗ってゆく。

終えて、イトーヨーカ堂で妻と待ち合わせ。

2Fのノジマにて、妻用にiPhone11を購入。

午後はそのセッティングと旧機からのデータ継承に悪戦苦闘する。

手元のデジタル機器も、だんだんと断捨離してゆきたいのだが、それとは裏腹に、今年も何台も増えている。

 

松下英麿『去年の人 回想の作家たち』を何章か拾い読み。不勉強でこの編集者のことは存じ上げなかったが、風格のある文壇回想記である。

 

 

 

 

 

 

 

 

1218

よみた屋にて

エミリオ・セグレ『古典物理学を創った人々』(みすず書房、1992年) 1100円 外カバーがないというだけでとても安く買えた。17世紀の科学革命前夜から現代に至る物語物理学史。

松下英麿『去年の人 回想の作家たち』(中央公論社、昭和52年) 110円 献呈署名入り。著者は中央公論編集長を務めた方。

岡谷公二『南の精神誌』(新潮社、2000年) 110円 発売当時に読んで感銘を受けた本。あまりに美麗な状態なので、買い増し。

長塚節『土』(岩波文庫、昭和45年版)55円 岩波文庫で持っておきたかったので。

 

今日の一番うれしい買い物は、セグレの近代物理学史。アマゾンでは4000円以上する。

この冬は17世紀科学革命にどっぷり浸かってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

1217

昨日のよみた屋は

堀江敏幸『彼女のいる背表紙』(マガジンハウス、2009年)550円 PayPayで支払い、ポイント8円が還元された。

読書をめぐる上質のエッセイ。

 

 

 

先日の夕方、ウォーキングしながら撮った一葉。

宵の明星。今年の1月は、早朝にひときわ明るく輝いていたけど、約1年たって、今は宵の明星なんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1215

週末の休日といえども、古本屋にゆくぐらいしか用事がない。

吉祥寺よみた屋で

柳澤桂子『生命の秘密』(岩波書店、2003年)110円 自伝的読書論ほか

小牧健夫訳 ノヴァーリス『青い花』(岩波文庫、1975年版)55円 買うのは何冊目か・・・。ようやく、47年ぶりに再読してみる気になった。

国分寺に移動して、今日は開いている七七舎で

文明と環境3 町田洋他『火山噴火と環境・文明』(思文閣出版、1994年) 100円 九州の噴火史が詳述されている。買わずにはおられない。

彌永昌吉『幾何学序説』(岩波書店、1968年版) 100円 先日の愛蔵版清唱千首と同様、まさか店頭均一本で出合うとは! 1977年ごろ、理1の友人I君の茗荷谷の下宿で見かけて以来苦節42年か。感慨深し。

 

自宅に戻りついて、Yahoo!のPAYPAYモールで

会社四季報別冊「会社四季報プロ500」 2020年新春号(東洋経済) 注文。

1400円(税込)のところ、Tポイントで一部清算し1286円。これに対し、なんと274ポイントが、PayPayとTポイントで還元されるので、実質1012円ということになる。

PayPay大盤振る舞いだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1214

吉祥寺にでかけ、よみた屋にて

篠田一士『ヨーロッパの批評言語』(晶文社、1981年)110円

三宅剛一『時間論』(岩波書店、1976年)110円 前所有者の「何が何だか殆どわからない」という素直なメモあり

塚田松雄『生態学講座27-b 古生態学 I I 応用編』(共立出版、昭和49年)110円 

広重徹・伊東俊太郎・村上陽一郎『思想史のなかの科学』(木鐸社、1975年) 110円 今は平凡社ライブラリーの一冊として版を重ねている。

 

国分寺に移動して、開店時刻の朝11時に七七舎にたどり着いたが、予定通りの時間に開かない。時間にルーズな店は嫌いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1214

早いもので今年も残すところ2週間あまり。夜中に老猫に起こされて再び寝付かれず、寝床のなかでつらつら人生を振り返ったりしている。

 

ドラマ『まだ結婚できない男』了。

特別出演の草笛光子の若さに目を瞠る。(左が13年前の第一作、右が今回の作)

今年満86歳とはとても思えないね。

桑野もとい阿部寛がレモンサワーの蘊蓄を長々と説くCFにつられて、コカ・コーラの酎ハイ檸檬堂も4種類買いそろえてみたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1211

『文学季刊 牧神 創刊号』(牧神社、1975年1月)110円 @よみた屋

まあ特別に珍しい雑誌ではないけど、アマゾンあたりではそれなりの値段がついている。

創刊号の特集は、ゴシック・ロマンス。

平井呈一(1902-1976)、生田耕作(1924-1994) の対談は、それこそ一期一会ではなかったのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12

よみた屋にて

倉塚平『ユートピアと性 オナイダ・コミュニティの複合婚実験』(中央公論社、1990年) 110円 元所有者が井上章一の新聞書評をつけてくれていた。

高坂正堯・香西泰『歴史の転換点で考える』(講談社、1994年)110円 遅ればせながら高坂正堯を読んでみる。

『現代思想 2001年11月増刊 現代思想を読む230冊』(青土社、2001年)110円

『日本ミステリー・ゾーン・ガイド 愛蔵版』(学研、1993年) 550円 ”ムー”本。330頁もある、読み応えじゅうぶんの怪しげなガイド。

 

 

 

 

 

12

年明けのヘヴィな仕事の準備。一年ぶりの大仕事で、段取りを思い出し思い出し、だんだん頭のエンジンも暖まってきた。

仕事の合間に、よみた屋で、

ドナルド・キーン『声の残り 私の文壇交遊録』(朝日新聞社、1992年)110円 さっそく、荷風との一期一会など数章を拾い読む。

フリードリッヒ・フント『思想としての物理学の歩み』上巻(吉岡書店、1982年)110円 面白い構成の物理学史

 

鈴木信太郎のフランス詩法下巻、『フランス幻想文学傑作選』全3巻(白水社)揃い などは保留。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12

開店直後のよみた屋へ。

店頭均一棚の端っこに、信じられない本が眠っていた。

塚本邦雄『愛蔵版 清唱千首』(冨山房、1983年)110円 冨山房百科文庫版はここよみた屋にも置いてあるが、この4・5年は、愛蔵版を探していた。外函こそ経年の汚れはあるが、本冊は新品同様だ。

一仕事終えて、昼休み、同じ棚のあたりを再度チェックすると、今度は

吉田敦彦『日本神話のなりたち』(青土社、1992年)110円 が潜んでいるではないか。これまた、先日来探していた本。縄文・弥生の日本神話古層の探求。

古本買いに運気というものがあるとすれば、今日は波動の強い日だ。

よみた屋さんに感謝する意味でも、保留になっていた

臼田昭訳『サミュエル・ピープスの日記』第4巻(1663年)(国文社、1989年)を 330円で。

 

 

 

 

 

 

12

よみた屋にて

塩田勉『おじさん、語学する』(集英社新書、2001年) 110円 おじさんの体験記かと思いきや、おじさんは実は語学のプロ(早稲田大学語学教育研究所々長)で、語学奮闘記はフィクションなんだそうだ。

 

岩波講座情報科学18 森正武・名取亮・鳥居達生悟『数値計算』(岩波書店、1982年)110円 鳥居達生「高速フーリエ変換」が読みたくて。でも難しそうだ。

岩波講座情報科学23 伊理正夫編『数と式と文の処理』(岩波書店、1981年)110円 一松信「初等整数論」が読みたくて。

 

『フランス幻想文学傑作選』全3巻(白水社)揃い3600円はガマン。『ピープスの日記』とあわせて保留中。

 

 

 

 

 

 

12

ニュートン別冊『中国四千年 写真周剣生』(ニュートンプレス、2011年)110円 よみた屋

 

 

 

 

 

1130

よみた屋にて

岩波講座情報科学17 高橋盤郎・藤重悟『離散数学』(岩波書店、1981年)110円

20代半ば、この講座第1巻・第2巻で情報科学・コンピュータの基礎を学んだ。この巻は、グラフ理論・組み合わせ論の基礎を扱う。

アマゾンからは、量子力学1も届いた。書き込みがあり、やや安かった。

 

次男の満30歳を祝して、吉祥寺香港料理龍明楼で夕食会。

長男は仕事で来れないというので、親子3人で。

 

実は、会わせたいひとがいるというので、食事会を早々にお開きにして、喫茶室ルノアールで夫婦で待っていると

上戸彩似のお嬢さんを連れて次男が駅から戻ってきた。

来年あたりうまくゴールインできるように願っている。

 

 

 

 

 

 

 

1127

よみた屋にて

ディクソン・カー『夜歩く』(創元推理文庫、1976年版)55円 カーは安く見つけたら買うことにした。

カール・セーガン、アン・ドルーヤン『comet ハレー彗星』(集英社、1985年) 330円 写真や図版多数の彗星本。

サミュエル・ピープスの日記 全10巻のうち、数巻が安くよみた屋に出た。多少惹かれるもののガマンしてるところ。

 

中嶋貞雄『量子力学 I  原子と量子 (物理入門コース 5) 』(岩波書店、1983年) 587円 @アマゾン注文

 

 

 

 

1126

自転車購入。ホダカ製21950円(税込み) 5段?変速機能付き。イトーヨーカ堂にて。

この新しい自転車に乗って、妻とふたり立川のみずほ銀行まで。

来年からプレミア会員の要件が変わり、定期預金ごときでは振込手数料を免除してくれなくなるというので、しかたなく別商品を購入しにいった。

若い行員のTさんは、珍しい苗字ですと名乗りながら名刺をくれた。ああ、高円寺にTという気の利いた古本屋がありますねと応えたら、知っていたらしく会話が打ち解けた。古本屋通いもたまにはビジネスに役立つんだ。

晩秋の立川駅周辺はおしゃれな雰囲気であった。

 

 

 

 

 

 

1126

23日 熱海ニューアカオにて高校の同窓会。

行きも帰りも、多摩モノレール・小田急・東海道線を乗り継いでのんびりと行った。

6年ぶりくらいの熱海の駅前は改装されてずいぶんすっきりしてた。

ホテルは、熱海港の東端、岬の上にそびえている。潮風が強い。

土曜夕方6時より宴会、8時からは迷宮めく館内をはるばる移動して、広いラウンジで二次会。

 

 

 

臼田昭『ピープス氏の秘められた日記――17世紀イギリス紳士の生活』 (岩波新書)  110円@よみた屋

日記で後世に名を残したピープス氏は、1600年代中頃のロンドンで生きた、かのニュートンと同時代人であり、日記にもニュートンが登場しているらしい。

 

 

 

 

 

 

1123

昨日は吉祥寺で仕事。

アトレの開店をまってBookFirstで2020年の手帖を買う。1100円。

開店早々のよみた屋で

中村徳三郎訳『オシァン ケルト民族の古歌』 (岩波文庫、1971年) 55円 ところがまたしてもダブリ。最近多いなあ。

遠山茂樹『日本近代史 1』(岩波全書、1975年) 110円 

朝は吉祥寺駅南口そばの井の頭ビルで、鬼才F君とうちあわせ。午後は、RV社、iS**社と合同ミーティング。

 

今朝は早く目が覚めて、日経書評などをチェック。アメリカのニーチェ ジェニファー・ラトナー=ローゼンハーゲン著。高い本だからまず買わないが、エマーソン論文集をきちんと読んでみたいものだとは思う。

なにかとあわただしい週だったが、今日は熱海で高校の同窓会。

あいにくの雨もようだが、新幹線を使わず、小田急で小田原まで、そこから東海道線各駅停車で、雨にけぶる太平洋を車窓に眺めながら熱海まででかけてみよう。

 

 

 

 

 

 

1121

ゆうべ、帰宅したら

中野董夫 『相対性理論』 (物理入門コース9)(岩波書店、1984年) が届いていた。

 

 

 

一泊二日で鹿児島帰省。

飛行機の窓から。

 

お世話になっているHSさんが母を車に乗せて、フェリーで鹿児島市内へ。私は、ひとあし早く市内の I 総合病院で診察申込。

検査や診察、年明けの手術の予約と諸手続きを終えたのは午後2時過ぎだった。

鹿児島駅そばのふく福で、三人で遅いランチ。鹿児島湾に面したお店の窓から、桜島の全景が眺望できた。

 

 

桜島桟橋前で母、HSさんと別れ、夕方の飛行機で帰京した。

 

 

1118

よみた屋にて

五味康祐『いい音いい音楽』(読売新聞社、1980年)110円 遺作となった本。五味康佑は59歳を迎える前に亡くなっている。

練馬区の大泉学園に長年住んでいたこともあって、石神井公園の図書館・郷土館に、遺された蔵書やレコードのコレクションが保管されているとのこと。

岡谷公二『南海漂蕩』(冨山房インターナショナル、2007年) 110円

増田正美『定年後の株、小さく儲け続ける必勝法』(亜紀書房、2002年) 110円 元東工大教授の著者もすでにこの世のひとではない。

 

中野董夫 『相対性理論』 (物理入門コース9)(岩波書店、1984年) 927円 アマゾン注文。

 

 

 

 

1116

昨日のよみた屋では、アリストテレスの動物誌岩波文庫上下巻600円をいったん保留とした。吉田洋一の数学序説(今はちくま文庫)のオリジナル培風館版は迷ってるうちに誰かにかっさらわれた。

というわけで何も買わず。

中央線沿線(国分寺から吉祥寺までの定期券区間)では、武蔵小金井駅からずいぶんと距離のある古本はてな倶楽部という店にいってみたい。

 

島尾永康『ニュートン』  (岩波新書、1979年 )を読み終えた。傑作評伝。

17世紀の自然学を塗り替えた天才の振幅の大きい生涯を余すところなく活写している。

 

ニュートンの光学(岩波文庫)も探してるが、古本屋ではみつからず。プリンピキア(中央公論社)は書庫から発掘できず。

というわけで、いったん、岩波の物理入門コース 戸田盛和『力学』をひっぱりだし、読み始めたところ。

この本、教科書的解説のみならず、ケプラーの法則から万有引力の発見までの科学史的解説も詳しいのでちょうどいい。

もし、関心が継続すれば、このシリーズの『相対性理論』や『量子力学』まで突き進むかもしれない。

 

来週は、火曜水曜と鹿児島に再度帰省し、土曜は熱海で高校の同窓会。

仕事の方も、歳末を迎え、年始の大きな仕事の準備が本格化してきた。

頭を切り替えるのが年々辛くなってきた。いつまで持つかしらね。

 

 

 

 

 

1114

昨日、よみた屋で、竹内均『アトランティスの発見 海底に消えた古代王国』(ゴマブックス、昭和53年)110円

ところがこれがダブリだった。

地中海に浮かぶサントリーニ島が、古代アトランティス王国であったという説は、竹内均オリジナルではあるまい。だれが最初に言い出したのか?

出エジプト記中の紅海の奇跡と、アトランティス崩壊の大地震/大噴火をむすびつける説は、竹内均オリジナルなのか?

これら、普通に書いていると、なんだかトンデモ本のように思われるかもしれないが、地球物理学の該博な知識をバックにして、竹内東大理学部教授の説はなかなかに説得力があるぞ!

 

 

 

1111

貝塚茂樹編『古代殷帝国』(みすず書房、昭和32年版) 110円 @よみた屋

夕方早めにオフィスを抜け出し、地下鉄赤坂駅と連結している赤坂Bizタワーの某社ラウンジにて、きたる同窓会企画の打ち合わせ。

幹事長のK君に感謝。

 

 

1110

祝賀パレードの日。

 

よみた屋にて

東京都教育庁編『東京の遺跡散歩』(東京都政策報道室、平成5年版) 110円

Paula Y. Bruce 『ブルース有機化学概説 原書第2版』(化学同人、2010年) 110円

久しぶりにジュンク堂吉祥寺店まででかけて、中沢新一のアースダイバーやKaggle 入門書数冊を手に取ったが、買わず。

 

 

 

 

 

1110

よみた屋にて

長野正『曲面の数学』(培風館、昭和43年)110円

小川光暘『黒潮に乗ってきた古代文化―石造遺物の謎を追って』 (NHKブックス、1990年) 110円

堀江敏幸『河岸忘日抄』(新潮社、2005年) 110円

山崎隆『東京のどこに住むのが幸せか』 (講談社、2007年) 110円

 

 

 

7日正午すぎのANA機で鹿児島帰省。

全国ニュースでも流れた大爆発で、桜島の山肌は中腹まで灰で覆われ、荒々しい姿で迫っていた。

8日早朝、日の出前に実家近くの病院まで歩いて、母の診察予約。

待つこと数時間、夏川結衣似の眼科医に、市内の大病院での眼の手術を要請。

18日からの週にもう一度帰省して、今度は市内I病院に母を連れてゆくことになりそうだ。

晩秋の桜島は、相変わらず多くの中国人客・欧米の観光客で賑わってた。

フェリーの最上階の展望デッキに上がり、海風に吹かれて、45年前の恋を思い出して感傷にひたった。

 

 

 

11

よみた屋にて

エリック&クレイグ・ウムランド『マヤ文明の神秘』(佑学社、1975年)110円 オカルト・サイエンス

出川直樹『やきもの鑑賞入門』(新潮社、1997年)110円

荷風全集分冊各100円やNewtonの評伝(Patricia Fara 氏の)は見送り。

 

 

 

11

振り替え休日だが、吉祥寺で仕事。

S出版のH氏が、出版のKさんと新しい仕事について打ち合わせに来社されてたので、終了後ドトールで珈琲をご一緒した。

10月末の急転直下の英語外部テストの延期など、テスト業界の動向について情報交換。

 

よみた屋にて、

吉井亜彦『名盤鑑定百科 交響曲篇』(春秋社、1997年) 110円 同窓のT君(M銀行)の大学時代の愛読書が吉井亜彦の音楽評論だった。

村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』(文芸春秋、2007年)110円

J・F・V・EICHENDORFF "WERKE" アイヒェンドルフ全集 第1巻 詩集 1965年 110円 全4巻構成 スイスの版元のようだ。

 

 

 

 

 

 

11

祝日といっても他にやることもなく、吉祥寺よみた屋へ。

シャルル・フーリエ『四運動の理論』 上巻(現代思潮社、1974年)110円 下巻は数年前に入手済み。空想的社会主義の奇書。

斉田博『近代天文学の夜明け ウィリアム・ハーシェル』(誠文堂新光社、1982年)110円

 

本日見送ったのは、アイヒェンドルフのドイツ語版全集全5巻。赤い瀟洒な原書を手に取るのは今生の最後だろうと思うのだった。

 

 

 

 

 

11

エリュエール・クリスチアーヌ 『ケルト人 蘇るヨーロッパ「幻の民」』 (「知の再発見」双書) (創元社) 到着。

よみた屋で買い逃した本。最近この手の買い逃しが多い。

三木清:西田先生との対話 (1950年) (角川文庫) や、赤坂憲雄『東北学へ 1』(作品社)等々。

やはり店頭でピンときたら迷わず買うべきだなあ。

 

島尾永康『ニュートン』  (岩波新書、1979年 ) 340円をアマゾン注文。

 

来週木曜から土曜まで2泊3日で帰省を決め、Iさんへの連絡やら航空券の手配をした。母の手術の日程を決めて、早々にもう一度帰省する予定。

 

 

 

 

 

 

1031

妻が横浜家裁に所用があったので、中華街でランチでもするつもりで同行した。

吉祥寺まで定期があるので、井の頭線・東横線・みなとみらいと乗り継いで、終点元町中華街駅着。

所用をすませてのち、梅蘭 本店市場前店 で焼きそばランチ。お二人2844円(税込)

焼きそばの具材を炒めて麺に封じ込めてから焼いてある。美味。

山下公園を散策。豪華客船のクルーズは60分周遊で大人2000円なんだな。シーバスはもうちょっと安い。

今回は乗らず。秋の薔薇園。

 

PayPayを、食品スーパー(まるえつ)や中華街で使ってみたが、意外に便利だった。

ポイントは月に一回まとめて付与されるようだ。

 

行き帰りとも渋谷を経由したが、ニュースで報じていたような喧騒が始まる前で、普段とあまり変わらなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1030

ブックス・エゾテリカ『密教の本』(学研)110円 ※だぶり

 隣にあった『禅の本』を買うつもりが間違えてレジに持って行った。

オフィスについたのちに気がついた有様。どうしてこんなポカをやってしまったか。

 

夕方、帰り道で、松原哲明『行雲流水の心』(祥伝社、昭和62年)110円 おなじくよみた屋で。

中央線の電車のなかで、本日買い逃した

エリュエール・クリスチアーヌ 『ケルト人 蘇るヨーロッパ「幻の民」』 (「知の再発見」双書) (創元社)299円をアマゾン注文。

これだって、朝買っておけばよかったのをいったん迷ったのがアダになった。

なんだかちぐはぐな一日だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1029

PGAゴルフツアーが日本で開催。ZOZOチャンピョンシップ。

木曜・土曜・日曜そして月曜の朝と、豪雨で中止となった金曜をのぞき、延々と観てた。

タイガー・ウッズと松山英樹に大拍手。

 

 

G.サートン, 平田寛訳『古代中世科学文化史』第3巻 第13世紀(岩波書店) 着。1954年版。

せっかくの大著だが、図版が全くないのは寂しい。

目下、<半世紀遅れの理科少年>モード。

ネルヴァル、佐藤正彰訳『夢と人生 或はオーレリア』(岩波文庫、昭和12年) 55円@よみた屋

中村真一郎訳の『火の娘』(新潮文庫)など、戦前のネルヴァルの訳書はみつけたら買う。

 

 

『岩波講座 日本考古学 2 人間と環境』(岩波書店、1991年) 110円

『講座 文明と環境 1 地球と文明の周期』(朝倉書店、1995年) 110円 よみた屋

こんな立派な叢書がでてるとは知らなかった。

 

 

 

 

1027

中沢新一、ラマ・ケツン・サンポ『改稿 虹の階梯』(中公文庫、1993年) 55円 これまたカバーよれよれ。読み込んだ跡がものすごいありさま。 @よみた屋

 

 

 

 

 

1026

よみた屋にて

中沢新一『三万年の死の教え』(角川文庫) 55円 元カバーは汚れていたので捨てた。約2/3の頁は4色カラーという、なかなか魅力的な小冊子。チベット密教。

J・L・ハイベルク 平田寛訳『古代科学』(鹿島出版会、昭和45年) 550円 古代ギリシャの科学史を詳述した本。

なぜか、科学史にはまっていて、今朝は

G.サートン, 平田寛訳『古代中世科学文化史』第3巻 第13世紀(岩波書店) 344円 をアマゾン注文。

 

 

 

 

 

 

1024

休み。散歩ついでに国分寺へ。

七七舎と国分寺駅ビル3Fで開催中の古書市を訪問するが、特に買わず。

 

午後は、千葉で初めて開催されたPGAゴルフツアーや「まだ結婚できない男」などを観る。

 

「科学の歴史」をもくもくと読んでいる。

 

 

 

 

 

 

1021

早く眠って、夜中に目覚め、アマゾンで

やましたひでこ『見てわかる、断捨離 決定版』 (マガジンハウスムック) 492円 を注文し、再び眠りにつく。

オフィスへ。

 

朝昼晩と、よみた屋をチェックし、

斎藤忍随『知者たちの言葉』(岩波新書)110円

島尾永康(編著)『科学の歴史』(創元社、1978年版)110円

Agatha Christie "Miss Marple : The complete Short Stories" 110円 を買う。

 

帰宅したら、金子拓さんの新著『信長家臣 明智光秀』(平凡社新書)が届いていた。

いつもお送りいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1018

よみた屋にて

山崎晴雄・久保純子『日本列島100万年史』(講談社ブルーバックス、2017年) 385円

7300年前の鬼界カルデラの爆発の他、南九州の火山活動について15ページほど解説してある。

 

H・S・サンテッスン編『密室殺人傑作選』(ハヤカワポケミス、昭和51年) 110円

たまには密室殺人の謎解きでも読んで頭のコリをほぐすかと買ってみたが、5年前、同じ店・同じ値段で買ってたことが判明してがっかり。

完全なだぶりだが、記憶に全くない。

 

 

 

 

 

 

1017

阿満利磨『日本人はなぜ無宗教なのか』(ちくま新書、1997年)110円 @よみた屋

 

 

 

 

 

1015

大林太良『仮面と神話』(小学館、1998年) 110円@よみた屋

やれピラミッドだマヤ文明だといってるうちにまた縄文時代に帰ってきた。

 

禁煙外来は本日無事<卒業>。看護婦さんがおめでとうございますと祝ってくれた。

 

 

 

 

 

 

1014

各地で甚大な被害を及ぼした台風19号。幸い我が家ではなんのトラブルもなかった。

長男が大田区に、次男が江東区北砂に住んでいるので、夜は多摩川や荒川の水位を、国土省のHPではらはらと見守っていたくらいで、各河川の氾濫は決して他人事ではないのだ。

 

さて、話は変わってドラマの話題。

このところ、映画やドラマですら、観る気力がなかったのだが、昨夜、TVerで追いかけ視聴した、まだ結婚できない男 は久しぶりにくったくなく楽しんだ。

主役の阿部寛はもちろん、脇役の女の子まで皆いきいきとしてるのは脚本・演出のおかげだろう。

孤独のグルメの新シーズンやら、ドクターXの新シーズンなど、秋はドラマが楽しみになってきた。

 

 

 

 

 

 

 

1011

届いた蒲池明弘『火山で読み解く古事記の謎』 (文春新書) から。

7300年前の鬼界カルデラの大噴火については、すでに『日本人はるかな旅』第2巻 巨大噴火に消えた黒潮の民(NHK出版、2001年)を読んでいる。

縄文の早期に南九州で栄えた縄文文化(旧国分市の上野原遺跡)は、この大噴火で壊滅的な被害を受けた。

日本の過半を覆った火山灰に加え、火山の冬(Volcanic Winter)と呼ばれる寒冷化が数年間も続いたという。

この鬼界カルデラの爆発を中心にすえて、火山活動が日本神話にどのような影響を与えたかを研究した本だ。

 

 

 

 

 

MacBook Air の OSを、Catalina にアップグレード。無事完了。

なんだかいろんな新機能が追加されたようだが、そもそもMacOS自体がじゅうぶん把握できていない。

OSとしてもエレガントだと思うが、加えて、iPhone やiPad との連携がスムーズだ。

iPhone派のひとは、プライベートマシンとしてMacを積極的に検討すべき。

 

 

 

 

 

 

 

10

浅野順一『ヨブ記』(岩波新書、1968年)110円 @よみた屋

 

蒲池明弘『火山で読み解く古事記の謎』 (文春新書) 507円 @アマゾン(笹塚の加藤書店)

 

 

 

 

 

 

10

朝方、開店したばかりのよみた屋 新書均一コーナーで

島田勇雄他訳注 寺島良安『和漢三才図会』第3巻(東洋文庫、1986年版)110円

少年時代の南方熊楠が、この『和漢三才図会』を閲覧しに近所の裕福な家に足しげく通い、暗記しては家に戻って模写するのを繰り返し、自家製の写本を作った挿話はよく知られている。

江戸時代の百科事典。第3巻は、経絡・異国人物・外夷人物などの巻を収める。

午後は午後で、

茂在寅男『超航海・英雄伝説の謎を追う』(三交社、1995年)110円

妙に気になる本で、買ったあとに調べると、茂在寅男(1914-2013) 東京海洋大(現)の名誉教授で、航海学の権威。

扱われているのは、徐福伝説、日本ユダヤ同祖論、源義経の大陸渡航論、そして縄文人のアンデス航海など。

下図のような、古代日本の航海術関連のコレクションに貴重な援軍が加わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10

日曜の朝、のこのこと吉祥寺にでかけ、よみた屋で

ウォルター・アルヴァレズ『絶滅のクレーター』(新評論、1997年)110円 恐竜が滅んだのは隕石の落下によるものだったことを実証した学者親子の主著。

 

 

 

 

 

 

 

 

10

仕事はぼちぼちこなしてるが、読書そのほか低調。

 

鈴木旭『日本超古代遺跡の謎―「日本のピラミッド」が明かす世界文明発祥の謎』(日本文芸社、1991年)110円@よみた屋

 

嵯峨景子さんから、新著『氷室冴子とその時代』(小鳥遊書房)をご恵贈いただいた。

なにか御礼しよう。

 

 

 

 

 

 

10

期限間近の優待券が残っていたので、鷹の台のいきなりステーキに夫婦で食べに行った。

玉川上水の緑道を片道一時間もかけて歩いた。

高カロリーのものを食べるので、前後に運動がかかせないのだ。

帰り道、CAZE CAFE(あさやけ風の作業所)に立ち寄り、2階のテラス席で秋風にふかれながらスコーンと珈琲(300円)

スコーンには自家製の栗あんつき。

 

 

 

 

 

 

 

 

10

昨日、よみた屋にて藪下信『彗星と生命』(工作舎、1980年) 100円 同じ著者の『彗星の本 』 (地人書館 1984年)は買い逃してしまった。

ラング『さあ 数学しよう!』(岩波書店)100円 『解析入門』の著者が、高校生向けに開いた講義をまとめた本

野田又夫『パスカル』(岩波新書、昭和28年版) 100円 数学者としてのパスカルにも踏み込んでいるので。

長岡洋介『電磁気学 II』(岩波書店、1983年) 100円