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30

雨模様の日曜日、雨があがったら吉祥寺へいったり、洗濯をしたりしよう。

 

金曜日。少し早めに職場をでて、総武線・東西線・日比谷線を経て、八丁堀駅へ。

高校同期のいわもとさん・ふるかわさんと同期会。

今回の舞台は、山海料理 RAKUMI

例によって、ビールと美味なる肴で、新旧の話題に盛り上がり。

ふるかわさんは、SF作家飛浩隆をおすすめ。象られた力 kaleidscape とか自生の夢あたりの短編集を手に取ってみよう。

日本のSFでは、円城塔にいまひとつなじめないのだが。

あと、オーウェルの1984。これがやはり緻密ですごいとのこと。私は長年なんとなく食指が伸びないままになってるが、発掘出来たら読むつもり。

小説の類は、目下遠ざかってるわけだが、

先日掘り出した嵐が丘と、モンテクリスト伯あたりは読みたいと思ってる。

((嵐が丘 ロマン的愛の諸相。内省的な気分が復活したら、ノヴァーリス・ネルヴァル・ホフマンスタールなどとあわせて、若い日、なぜこれらに深く惹かれたのか、追憶を交えつつ再読してみたい。))

 

さて、二次会は、東銀座まで歩いて、西安料理の店刀削麺園へ。お店の定番マーラー刀削麺(たぶん)のハーフイサイズを注文。

香草パクチーのせいで、東アジアのエスニックな味もする。美味。

再会を約して、東銀座駅で解散。

 

土曜日。雨の合間をぬって近所を散歩したのみ。昼寝して夕刻のこのこと起き、深夜はABC 132回の、この夜終了したばかりの問題を解く。

3問解いて、数学史を読んで寝た。

 

 

よつば銀行 原島浩美がモノ申す!〜この女に賭けろ〜【テレビ東京オンデマンド】

メガバンク内の権力闘争とくれば、池井戸潤のドラマなどでいささか食傷ぎみなのだが、真木よう子の可愛さで☆追加!

真木よう子いきつけの喫茶店が、神保町ラドリオだったり、部内の飲み会が、酔の助だったりと、なぜか神保町ロケが多いので、☆半分追加!

 

27

Ramalho, Luciano "Fluent Python: Clear, Concise, and Effective Programming" (OREILY) 2967円 アマゾンにて

なかみぎっしりの弁当箱のような本だ。750頁。

よみた屋では

伊藤比呂美『閉経記』(中公文庫)50円

 

日本のドラマ 今度は

よつば銀行 原島浩美がモノ申す!〜この女に賭けろ〜【テレビ東京オンデマンド】

真木よう子がメガバンクの銀行員。(華奢で清楚で、どことなくコケティッシュ) はすっぱな役も多いけど、おしゃれなスーツ姿よく似あいます。

彼女が、毎回、行内の喧騒から逃れてひとり沈思黙考する場所の舞台は、神保町ラドリオ。(エンドクレジットにあり)(下2葉)

なんかうれしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

25

昨日、よみた屋にて

『藤枝静男作品集』(筑摩書房、昭和49年) 100円 函なしなので安いが、刊行時までのほぼ全作品(著者が掲載を見送った数編以外はすべて)を収めている。

横山源之助(著)立花雄一(編)『下層社会探訪集』(現代教養文庫、1990年)50円 これまた珍しい本

Yahoo! にて

加藤文元 『宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃』(KADOKAWA、 2019/4/25 ) 1215円(Tポイント差引後) 

 

『古代文明に刻まれた宇宙』の翻訳がむごい。学生の下訳をそのまんま使ってるんじゃないか。青土社の編集もたいしたことないな。それでもがまんして半分以上読んだところ。

 

 

 

『無理な恋愛』 自分が長年手塩にかけた会社を追われ、湘南の海辺でしょんぼり佇んでいる堺正章に、まさかまさかの大団円。

(おじさんというか、おじいさんというか、微妙な感じかなあ) そういう年代への応援歌として楽しく観た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

24

そういえば、歳とって、心底笑ったり、大粒の涙を流したり、怒ったりすることがめっきりなくなったなあ。(まあ元来あまり怒るほうではないけど)

そのかわり、淡い哀しみと淡い悦びが、通奏低音のようにいつも流れている。

(上はとしまえんの回転木馬にのるふたり)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

23

金曜日、よみた屋の新着で、円城塔『文字渦』(新潮社、2018年)1000円をみつけ、珍しく迷わずに買った。

著者の作は、『屍者の王国』に続き三作目。

カバー(右)、本冊(左)とも、華雪の書をあしらっている。中島敦の「文字禍」にインスパイアされたとおぼしき短編12編から成る。

前の二作も完読していなくて、円城塔とはいまいち相性が悪いのだが、この作品は読むのを楽しみにしていた。

で、寝床で、表題作を読み、目下、二番目の「緑字」を読んでるところだが、

期待に反していまひとつという印象。

巻末の参考文献からも、著者の入れ込み具合がわかるのだが、題材の未消化の感がぬぐえない。

もう少し、題材を絞り込んで、いろんなアイディアを捨て、文体の修飾をそぎ落とさないと。

中島敦や、ボルヘス、ある種のハードSF映画(ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の映画「メッセージ」とか。原作はテッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」)には及ばないな。

まあ、せっかく買ったので、なるべくたくさん読んでみるけど。

 

 

自宅から徒歩数分のところにある図書館。市の中央図書館の分室で、小規模ではあるが、まあそれでも図書館である。

十年住んで、数回しか利用してないのはいささか問題だなと反省して、貸出券を引き出しから探し出して、時折小雨の降るなかを久しぶりに訪問。

館内のパソコンで、iPhoneのEvernoteにメモしてある目下の購入検討書籍を検索したり、書架をチェックしたりして、

加藤文元『物語 数学の歴史』(中公新書)と、川中真耶他『アルゴリズムを学ぼう』(アスキー)の二冊を借りてみた。

加藤文元は、先日本屋で手に取った『宇宙と宇宙をつなぐ数学』をぜひ読みたいと思ってるので、手始めに数学史を。

中公新書の自然科学書には良書が多いが、これも期待通りの一冊。

初学者向けにテーマは絞り込んでるものの骨子はしっかりしている。やはり一流の数学者(著者は執筆時京大大学院の准教授、現在は東工大教授)が書くと、入門書も品が高い。

 

 

 

 

ドラマ 無理な恋愛は、第3話・4話あたりではしょうもない三角関係に多少辟易していたが、第5話あたりからがぜんよくなってきた。やっぱり歳の差がいくらあっても、男と女、本音をぶつけあわないとね。

エンディングはまだみえないが、なかなかのドラマかもしれない。なんで、放映当時視聴率が伸びなかったのか。ベタすぎる標題のせいか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

21

是枝裕和のドラマは途中で観るのをやめた。姉(YOU)が小姑のように鬱陶しい。阿部寛とYOUの役柄は映画『歩いても歩いても』と全く同じ。

 

代わりにといっては何だが、今度は、岡田恵和脚本の

無理な恋愛 2008年

ちょうど還暦を迎えたばかりの堺正章は、元GSの大スター、今はレコード会社の役員待遇プロデューサー。都心のタワーマンションで優雅な独身生活を送ってる。離婚した妻(夏木マリ)は再婚して大学生の娘と一緒に暮らしてるが、なぜか交流があったりする。

その堺正章が、ひょんなことから知り合った35歳の売れない女優(夏川結衣)に一目惚れ。しかし、夏川結衣は、恋愛の対象としてはもちろん男としてすらみてくれない・・・。

岡田恵和らしい松花堂弁当のようなドラマで、すべての配役がうまい具合に収まって、主人公の初老の恋を演出している。

まあ、そうした予定調和、破綻のなさがドラマの限界といえば限界なのだが。安心してみていられるのはうれしい。

それにしても、こうした初老期の男性の恋心を描いて、やっぱり、川端康成の「山の音」は傑作だなあ。

主人公のこころの内面を新感覚派らしい<意識の流れ>であの手この手と描写して、物語を多層な豊かなものにしている。

岡田恵和のドラマも善戦してるとは思うけど、初老男の性の孤独までは踏み込んでない。

ホームドラマにそれを求めるのは酷かもしれないが。

 

 

 

 

 

 

18

よく晴れた朝だったので、洗濯。

午後、近所を散歩中、ふと図書館に寄ってみたところ、休館日。

イトーヨーカ堂2Fのくまざわ書店で新刊を眺める。

小規模の割には、硬派の本も並んでいて、好感のもてる本屋だ。

加藤文元 『宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃』 ( 2019/4/25 )を手に取る。

標題はこけおどしではなさそうだ。今度買おう。

 

夕方注文していた、MacLab製Thunderbolt2→HDMLケーブルが届いたので、さっそく、MacBook AirとDELL製モニタ、東芝TVへの接続テスト。無事動作完了。

 

アマゾンプライムビデオ

ゴーイング マイ ホーム

是枝裕和 監督・脚本・編集のTVドラマ。

阿部寛 山口智子 宮アあおい 夏八木勲 吉行和子 西田敏行 など、俳優陣も豪華。

放映中あまり話題にならなかったようだが、演出やカメラワークはまるで長尺の映画のようで、しっとりした良い雰囲気だ。

ただ、一話ごとの盛り上がりに欠けるきらいがある。

TVドラマというのは、味付けのはっきりした弁当のようでなくちゃ視聴率はとれないのか。

観つづけるかどうか未定。

 

 

 

16

昨夜まで続いた雨がうそのように晴れ渡った。

運動を兼ねて吉祥寺よみた屋まででかけるが、とくに買わず。

 

夜はもっぱらアルゴリズムの本。4年近くかけてようやく動的計画法とか、最短経路を求めるダイキストラ法とかが、わかってきたのはうれしい。

ただ、データ構造の難しさもあって実装には至らず。

 

 

 

 

13

昨日、よみた屋にて

『棟方志功の宇宙』(読売新聞社、2003年?) 300円 版画24点のコレクション。

 

紀田順一郎の本を物色中。

 

 

 

 

 

12

昨日は、近所のコインランドリーで、羽毛布団2組を洗濯・乾燥。つごう1700円かかった。コインランドリーでここまで大型の洗濯をするのは初めて。

 

 

紀田順一郎『生涯を賭けた一冊』(新潮社、昭和57年) が、思いがけぬ好著。目次(上の写真)を、よみた屋店頭でチェックした際は

牧野富太郎と諸橋轍次以外は知らない著者だったので、まあこの二人だけでも読もうかなと思って買ったのだが、順に読むにつけ

生涯をかけて一冊の本を書いた著者の執念ともいうべきものが、津々と伝わってくる。

刊行当時(昭和57年)、紀田順一郎は、これらの著者の遺族を訪ね歩き、貴重な証言や後日譚を得ている。これもこの著作のすばらしいところ。

 

 

 

 

 

 

 

 

10

よみた屋にて

『原民喜詩集』(青木文庫、1956年)50円 佐藤春夫序、藤島宇内解説

安丸良夫『神々の明治維新 神仏分離と廃仏毀釈』(岩波新書、1979年) 100円

アマゾン経由で、早稲田古書現世に、

ジューリオ マリ 『古代文明に刻まれた宇宙―天文考古学への招待』(青土社、 2017年) 1800円 を注文。ようやく決心がついた。

 

アマゾンプライムビデオ 

白い春 全11話

阿部寛・遠藤憲一に、子役大橋のぞみが加わるとあれば、観てみたくなる。案の定、傑作メロドラマ。

重篤な病を抱えた女房の手術代のために、そしてヤクザから足を洗うために、鉄砲玉をひきうける主人公(阿部寛)

刑務所の面会室で、妻に離縁を言い渡すシーンで、おもわず涙がこぼれる。そう、いい意味で、メロドラマなのだ。

9年の刑期を終えて、シャバにでた主人公だが、世間の風は冷たく、すでに妻は病死していた。

妻を看取ったパン職人(遠藤憲一)との確執。

妻の遺した女の子(大橋のぞみ)は、いったい誰の子なのか?

 

2009年の放映だというから、大橋のぞみブレークの直前あたりか。某Y塾のCFを仕事柄よく観ていたころが懐かしい。

 

 

 

 

 

土曜日の朝、夫婦で早く起きて、近所の公園に散歩。

6:30頃、ラジオ体操の放送開始にあわせて、ご年配の男女が集まってきた。何人かがラジオを持参していて、威勢よくラジオ体操開始。

もちろん、夫婦で体操開始。6:30ちょうどにラジオ体操第一・第二なんて、小学生以来かも。

 

今朝は、梅雨もようで、散歩は中止。

早朝に起きて、twitterで流れてきた 積読の効用(英文)をぼんやり読む。

https://bigthink.com/personal-growth/do-i-own-too-many-books

Statistician Nassim Nicholas Taleb believes surrounding ourselves with unread books enriches our lives as they remind us of all we don't know.

ちゃんとは読んでないが、いくぶんか慰められた。(そんなもんか)

 

今日はよみた屋まででかけて

紀田順一郎『生涯を賭けた一冊』(新潮社、昭和57年) 100円

 

 

 

 

 

 

 

よみた屋にて

本間至『最高に楽しい間取りの本』(エクスナレッジ)100円

斎藤環『ひきこもりはなぜ「治る」のか?』(中央法規)100円 

 

ひさしぶりに、同じく南口バス通りのバサラブックスへ。ご店主のtwitterで、誠文堂新光社のidea(アイデア)バックナンバー2014年11月号入荷のしらせを見たので、値段をチェックしに。

特集 = オルタナ文学誌 戦後編1    

状態極良で、2800円。安いなと思ったのだが、趣味の本なので、いったん保留。

 

 

 

 

ブレードランナー2049 

前作を観たのは、1982年7月3日のこと。日本公開初日のナイトショーを渋谷で観た記憶がある。37年も前のことだ。

その数年前にエイリアンにいたく感動していたのでリドリー・スコットの映画にその種の興奮を求めて観たと思うが、一回目に観たときは、

酸性雨のそぼ降る退嬰的な近未来のLAの風景や哲学的な対話などに圧倒され、よくわからん映画という印象だった。

それでもなぜか心に深く残り、名画座でもう一回観て、完全にはまった。

当時は、VHSテープのレンタルがそれほど普及しておらず、学生の街江古田で輸入物のテープのダビングを注文して、粗悪な画質ながら自宅で楽しんでいたのを思い出す。

・・・・(中止)

 

 

バーチャル美少女(アナ・デ・アルマス)が、主人公(ライアン・ゴズリング)に薦める本は、ナボコフの青白い炎。なんで? (ブレードランナー2049 )

 

 

 

というわけで、吉祥寺・西荻へ。

吉祥寺から西荻までは、秘密のルート(中央線高架下)をつたって歩いて行ったので、今日は5.8kmも歩いた。上出来。

盛林堂書房では、ドラキュラ叢書 A・ブラックウッド『妖怪博士ジョン・サイレンス』(国書刊行会、昭和51年)を800円で。日本の古本屋やアマゾンより安い。良心的。

twitterでおなじみ、この店の常連イソガイさんにお会いできた。しかし、ご挨拶はせず。

下の写真は、銀盛会館でのガレージマーケットの様子。しかしこの会場や音羽館ではとくに買わず。

北口のバス通りでは、いぜん職場にお勤めだったM女史をみかけて驚いたが、お年を召された感に打ちのめされて、こんどもご挨拶せず。

よみた屋では、

ムック『日本の神社 開運!聖地の有名神社案内』(宝島社)100円 写真豊富

澁澤龍彦『秘密結社の手帖』(ハヤカワライブラリ、1966年)100円 を買っておいた。『神仏習合』(岩波新書)他は明日以降に見送り。

 

 

 

 

毎日毎日、古本を求めて東奔西走している”古ツアさん”が、なぜか連日のよみた屋通い。めずらしいので、リンクを貼っておく。

http://furuhonya-tour.seesaa.net/article/466001007.html

http://furuhonya-tour.seesaa.net/article/465953537.html

その、古ツアさんの最新記事にも紹介されてるが、昨日・今日の二日間、西荻窪で気の利いたイベントがあるようなので、今朝はそこに出かけてみよう。

かの盛林堂書房や音羽館もセールをやってるらしい。古本自粛中の身だが、これは許そう。

http://chasampo.com/

 

最近観た映画・ドラマ。

◆ 日の名残り  アンソニー・ホプキンスは、チャーリング・クロス街84番地とかこの映画とか、役柄にぴったりだなあ。大英帝国の凋落と重ね合わせた、抑制された愛の物語として観た。

◆ FRINGE/フリンジ(字幕版)  アルタード・ステイツ(ケン・ラッセル)とか、Brainstorm(ダグラス・トランブル)など、この手の映画には弱い。超常科学とマッド・サイエンティストもの。淵源には、ポオや埴谷雄高『死霊』、H・G・ウェルズ。そういえば、フランケンシュタインを創造したシェリー夫人というのも謎だよなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日、よみた屋にて

村井康彦『出雲と大和』(岩波新書)

鎌田東二『神道とは何か』(PHP新書)

小島毅『靖国史観』(ちくま新書) 各100円。

まあ、それにしても、私の日本古代史に関する知見には、まったく進歩がないなあ。時々読んではすぐ忘れるので。

今日は、鹿児島の母の91歳の誕生日。

昨日、吉祥寺のアトレ文明堂で、期間限定の夏ミカン味などもあわせたカステラ詰め合わせを、宅急便で送った。届くのは、二日後の日曜になる。

 

 

 

 

26

妻がふたたび鎌倉に向かったので、静かな週末だった。

映画『インデペンデンス・デイ リサージェンス』を観た。アマゾンでは厳しい映画評が多いが、意外に楽しめた。

第一作から20年後の続編。物語の中でも20年が経過し、第一作で出演した俳優たちもひとしなみに歳をとってる。物語のなかでも、主役は息子や娘のほうに移っていて

シニアのひとりとして思うところ多い。

 

よみた屋に顔を出したが、とくに買う本なし。

マジカル・ヒーラー読んだり、AtCoderのお題を解いたりした。

 

 

 

 

 

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よみた屋にて

宮脇白夜『中村草田男論―詩作と求道 』(みすず書房、1987年)100円 評伝体の作品論。

笠原敏雄訳  スタンリー・クリップナー他『マジカル・ヒーラー』(工作舎、1986年)100円 心霊治療の超心理学

矢ヶ部巌 『数III方式 ガロアの理論 』(現代数学社、1976年版) 100円 著者は九大名誉教授。2017年に87歳で逝去されている。

三冊三様のオーラを放っている。職場で写真にとって、重たいのでマジカル・ヒーラーのみ持ち帰って寝床で読んだ。

 

 

 

 

 

19

昨日の土曜は、散歩がてら三鷹駅りんてん舎・水中書店の2店と国分寺七七舎・国分寺駅ビル3Fの古書市をぐるりと回るが、結局なにも買わず。

三鷹りんてん舎は期待にたがわない店であった。

近現代の詩歌(詩・俳句・短歌)のコレクションにとくに目を瞠るものがある。

 

 

今日は、よみた屋にて

肥田野直、他『心理教育統計学』(培風館、昭和36年版)100円 帰りの電車のなかでダブリとわかってショック。しかし、これはなかなか良い本だ。

河野哲也『レポート・論文の書き方入門 第3版』(慶應義塾大学出版会、2002年版)100円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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よみた屋にて

渡部昇一『終生知的生活の方法』(扶桑社新書、2018年)100円 没後刊行。妙に元気づけられる本だ。

伊丹敬之『創造的論文の書き方』(有斐閣、2001年版)100円 社会・人文科学領域での論文の企画・執筆の実際。

 

 

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昨夕は、職場のOさんの送別会。

夜遅く帰宅。

今日は休み。

S出版H代表から携帯に電話があり、なんだろうと思ったら、お嬢さんが夏期講習をT予備校で受講したいので、受講スタイルや受講科目について相談したいとのこと。

 

 

 

 

 

 

 

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昨日、よみた屋で

木村学・大木勇人『図解プレートテクニクス入門』(講談社ブルーバックス、2013年)100円

ドラキュラ叢書 H・P・ラヴクラフト他『ク・リトル・リトル神話集』(国書刊行会、昭和51年版)500円

 

地球科学関連の新書は、先日の『日本列島の誕生』に続き二冊目。

で、昼休みにドトールで珈琲飲みながら、少し読んだのだが、モホロビッチ不連続面という用語にでくわして

ふと、昭和44年中学1年のときに受けた地学の授業を思い出した。

山口志摩雄先生。白髪で背筋を凛と伸ばした立派な先生だった。

当時すでにご高齢だったと記憶している。

喫茶店で先生の名前を検索したときは、お名前を 雄ではなく夫と勘違いしていて、うまく検索できなかったが

家に戻って2000年版の卒業生名簿でお名前を正しく検索してみると、以下のような驚くべき記事に巡り合った。

尚、先生は、平成2年にお亡くなりになっている。

 

1)成相恭二氏(東京天文台名誉教授)による講演記録。師山口先生にささげられている。

 

2)奄美大島の赤尾木湾の隕石クレーター説とその実地調査

鹿児島大のHP

https://www.sci.kagoshima-u.ac.jp/oyo/advanced/geology/crator.html

奄美大島のHP

http://amamikke.com/9081/

これらの記事を総合すると、「昭和45年に鹿児島ラサール高校の山口志摩雄、前田一夫、町田明哲の3教諭が、赤尾木集落に伝わる星窪の由来話から赤尾木湾一帯を原始調査して発見…。

多年にわたる調査によって、星窪や赤尾木湾の円形地は隕石落下が原因でできたものと推定されました…。」

地学学会誌への発表は、昭和45年から昭和50年にかけて精力的におこなわれている。

私の中高在籍時代と同じではないか!当時の私にはまったく記憶がない。

半世紀近く経って、はじめて知ったロマンあふれる学術調査に、実に感慨深いものがあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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猫とふたりきりの週末。

例によって、吉祥寺よみた屋へ。

本居宣長『古事記伝』第1〜第3巻(岩波文庫、昭和16年) 50円×3

松岡正剛『千夜千冊虎の巻』(求龍堂、2007年) 100円 求龍堂版千夜千冊刊行記念のインタビュー。巻末に千冊のリスト有。

近年松岡正剛はあえて遠ざけてきたが、なにしろ昭和50年以来のわたしの師匠なので。

 

この四冊を買ったおかげで、古本熱も一段落し、三鷹駅北のりんてん舎行きはとりやめ。

 

毎晩、機械学習の本をぼちぼち読んでる。

Kaggle にもいちおう登録はしてみた。

 

ドラマは、今度はCRISIS 公安機動捜査隊特捜班

西島秀俊、こういう役も似合うじゃないか。アクションの演出も良。

 

 

 

 

10

ブックスエゾテリカ『ユダヤ教の本』(学研)100円

ブックスエゾテリカ『イスラム教の本』(学研)100円

以上よみた屋にて。

 

MacBook Air にanaconda 導入。心なしかWindowsより起動が速い。

Pythonと、思いつく限りほとんどの拡張ライブラリがデフォルトでインストールされるので

データサイエンス・機械学習の演習には最適の環境になった!

そうこうするうちに、職場のM君は、先日勧めてあげたkaggleにさっそく参加し、世界じゅうのエンジニアと伍して訓練を開始したという。

さすがに若い人は勢いがあるな!

 

30年前の教え子Nさん(D印刷勤務)が、配属が変わるといってあいさつに来てくれた。

これからも体に気をつけて頑張ってほしい。

 

 

 

 

 

Yahooに注文した

Andreas C. Muller 『Pythonではじめる機械学習 scikitーlearnで学ぶ特徴量エンジニアリングと機械学習の基礎』(オライリー・ジャパン、2017年版)2891円(Tポイント差引後)が届いた。

あとはMacBook AirおよびWindowsマシンに環境を構築して、学ぶのみ。よさそうな本だ。

機械学習についていえば、どうも私は、<教師あり学習>にばかり目が向いていて、

<教師なし学習>というのが、従来の多変量解析の延長にあるということにやっと今頃気が付いた。

旧友Imai君が2年ほどまえそんなことをメールで示唆してくれていたのだが、ようやくそこにたどり着いた。

 

 

よみた屋では、新たに、

筑摩書房版のシェイクスピア全集全8巻2500円をみつけてほしくなっている。

 

中断していた『新・日本文壇史』第5巻高見順の章から再度読み始めた。

高見恭子ってずいぶん昔よくTVにでてたけど、今はどうしてるんだろう。

 

 

 

 

 

 

2日に一度仕事をしているので、振り替えというわけでもないが今日まで休み。

夕方、日のおりるころ、ベランダから階下を眺めていると、うそのように静まり返った児童遊園ではないか。

各種のお勉強も、衝動買いしたMacBook Airのほうも、たいしてはかどらなかったが、

友人たちと楽しい一日もすごせたし、妻のまつ鎌倉にも二度でかけたし、

まあよしとしよう。

 

夕日に映える、線路をへだてたマンションのように・・・。

 

 

 

 

 

 

ウォーキングをかねて、吉祥寺へ。

よみた屋にて

白川静編『字訓』(普及版)(平凡社、1995年)1000円を買い求める。

函なしだがなんら不便はない。相場の半額以下で大いに喜ぶ。

 

ジュンク堂に顔を出して、機械学習の新刊などを手に取ろうと決めていたが、この字訓が重たいので延期。

三鷹駅で電車をまつうちに、懸案の<りんてん舎>をのぞいてみたくなり

途中下車して10分以上も歩いてようやくたどり着いのに、公休日でがっかり。

 

連休中は、米国の弁護士ドラマ The Good Wife を延々と観ていた。

第二シーズンの終わりのほうに近づいてきた。

延々と観ていると、だんだんと英語の細かい言い回しが聴きとれるようになった。

英語学習にも効果があるなあ。

アマゾンのようなネットサービスは、日本語字幕を非表示にできないのが玉に瑕だ。

英語の字幕付きくらいが学習にはあっているのだが。

 

 

 

 

連休中二度目の鎌倉行。

今回は、吉祥寺から井の頭線、渋谷から横浜まで東横線で。

これが一番安上がりなので。

観光ではなく、姑の自宅に滞在中の妻と半日過ごすため。

 

神社仏閣はこのところあまり興味がない。

雪の下からふたりで散歩、報国寺に詣でたところ、内外の観光客で大賑わいだった。

しかしまあ、若いカップル(日本人&東洋系)、欧米のグループのみなさんがたは

面白いんだろうか?報国寺が。

不思議でならない。

まあ、カップルならどこいっても楽しいのかもしれないが。

 

 

 

 

 

 

よみた屋の理工系の棚に

『ラマヌジャン書簡集』という大冊をみつけるが、9000円という値段ではおいそれとは手がでない。※

この棚には、他にも、『古代文明に刻まれた宇宙』 1900円、『ライプニッツの普遍計画』 2900円 ケプラー『宇宙の神秘』 2000円といった本が

私の買うのを待ってくれている。

※数学者黒川信重 氏に、『ラマヌジャンζの衝撃』 (双書―大数学者の数学) 、『ラマヌジャン《ゼータ関数論文集》』といった著作があるのを、アマゾンで知った。

別に令和の時代になったからというわけではないが、このところはなるべく古本を買わないように努めている。

 

とかいいながら、MacBook Air 買って遊んでいることもあり、

[基礎知識+リファレンス]macOSコマンド入門 とか

これから学ぶmacOSターミナル

といった本を検討している。

しばらくお休みしていたドットインストールという動画でプログラミングを学ぶサイトも、ちらちら見ているところ。

 

 

 

 

 

 

 

即位の礼のとりおこなわれた5月1日、いわもとさん・ふるかわさんと3人で、西日暮里駅集合。

谷中散策。

台東区立朝倉彫塑館 見学。

日本の彫塑美術の黎明期に燦然とかがやく実績をのこした朝倉文夫の自宅兼アトリエを公開している。

数多くの彫塑はもちろんのこと、当時の贅をつくして建てられた和洋折衷の建築・庭園も興味深いものがあった。

 

一時間ほどゆっくり見学したのち、根岸駅あたりから本所吾妻橋駅まで地下鉄を乗り継いで、「わくい亭」へ。

このあたりまで足を延ばす機会はすくなく、スカイツリーにも昇ったことはない。

とりあえずビールで、令和の始りに乾杯。

いわもとさんが居酒屋ミシュラン一つ星と称えるのがもっともな、料理の美味しい店。

天皇制の歴史的課題や映画の話題など、硬軟とりまぜて話が弾む。

二次会は、そこからタクシーを拾って、浅草 神谷バーへGo。

賑やかなバーの一角で、有名な電気ブランで再度乾杯。

出不精の私はここも初めて。

薬っぽいリキュールの味は、ワインキュラソー、薬草由来なんだね。

 

ところで、以前いわもとさんと一緒にのぞいたことのある谷中の古本屋信天翁が先日店を閉じて話題になったが、

西日暮里駅そばによさげな古本屋があることを、この日の散策を終えたのちに古ツアさんのブログで知った。

http://furuhonya-tour.seesaa.net/article/465413753.html

西日暮里 書肆田高。機会があればいってみよう。

 

ふるかわさん、いわもとさん ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

29

天気もいいので、妻と姑の滞在する鎌倉にでかけることにした。

郊外を走る多摩モノレール・小田急経由でいくことにする。

小田急の藤沢・片瀬江ノ島行きは、若い行楽客で混んでいた。

この車中で、ネットをみていて、ビックカメラでMacBook Air (2017年製)が通常の一万円引きのセールだと知って

平成最後の衝動買いを決めた。

ビックカメラのネット会員に登録し、ポイントアプリもダウンロードして、途中駅である藤沢駅に店舗があるのを確認し、ネットで予約。

小田急藤沢駅でJRに乗り換えず、いったん途中下車して、さきほど予約しておいた品を購入。

税込 95,893円 別途ポイント還元。

Macを買うのは、1995年以来24年ぶりだから、それこそ平成の大団円にふさわしい衝動買いといえよう。

これまでノートPCを持ってなかったから、大事な会議の際に不便なことも多かった。

仕事と、趣味の開発に活用しよう。

 

さて鎌倉駅に着くと、大型連休にふさわしい大混雑。

臨時出口を増設して、スイカ・パスモの乗客は、そちらに誘導している。はてと思いつつ降りてみると、みずほ銀行のATM横に出てきたのには驚いた。

そこで妻と合流して、約15分ほど歩いて、由比が浜へ。

ものの15分ほど歩くだけで、海風のふく湘南の浜辺にでた。

浜辺でお茶とせんべいで一休みしていると、せんべい目当てのトンビやカラスの群れに襲われたのには、かねがね聞いてはいたけど驚いた。

這う這うの体で防波堤に引き返し、

逗子マリーナを背景に写真撮影。GWの短い小旅行は終了。

 

 

 

 

 

 

28

大型連休とはいえ、格別することもない。猫と二人ぐらしだ。

吉祥寺よみた屋へ。

Anthony Buregess "English Literature - A survey for students-"(Longman) 100円 キューブリックの映画で有名な『時計じかけのオレンジ』の著者が学生向けに書いた本らしい。A5版278頁の大著。

ヘッケル『生命の不可思議』上巻 (岩波文庫、昭和3年)50円 「個体発生は系統発生を繰り返す」という反復説は、高校の頃チャート式生物か何かで学んだ。夢野久作の『ドグラ・マグラ』にも引用されてるくらいだから、当時は意外にポピュラーだったのかも。

桐山靖雄『求聞持聡明法秘伝』(平河出版社、1998年) 100円

 

 

 

 

 

 

 

27

G.K.Chesterton "The Incredulity of Father Brown" (Penguin) 100円 @よみた屋

電子書籍なら200円ほどでブラウン神父物全作が読めるのだが、なぜかやっぱりペーパーバックを手元におきたい。

 

今朝の日経書評欄では、池上冬樹が、辻村深月の『傲慢と善良』を激賞してた。

機会があれば読んでもいいかなと思うけど、アマゾンのなかみ検索で短編集『ツナグ』のさわりを読んだ限りでは、そつがなくうますぎてかえって心に刺さらない文章だなと思った。でもまあ、わからない。

 

連休中は、一日オフィスに顔を出し、一日は、F君I君と都内回遊。

妻の実家(鎌倉)にいくかどうかは思案中。

あとは、プログラミングの本を読んだり、プログラミングで遊んだり、弁護士ドラマをみたりするのだ。

 

 

 

 

 

25

昨日、よみた屋で

平朝彦『日本列島の誕生』(岩波新書、1990年)100円 日本列島20憶年の歴史。ちょっと古いのが気になったが、名著のようだ。

Francesco Petrarca " Trionfi"(BUR) 100円 ペトラルカ(1304-1374)の長詩「勝利」イタリア語原書。まったく読めない。生きてるうちにイタリア語やスペイン語に親しむことがあるだろうか?おそらくないだろうが。

 

 

 

うってかわって、最近アマゾンのFireTV端末に登場した無料アプリTVer。

民放各社の、見逃し配信(追っかけ配信)専用アプリ。アプリも視聴料も無料。

わたしのように平日TVをほとんど観ない人間には、この春スタートの各社のドラマが自由に観れて、大変便利。

CMがカットしてあるのはいいが、各社ドラマの予告編がたびたび挿入されるのはうっとうしい。

視聴は、放映後1週間のみで、1週間たつと次週の回におきかわる。

呉越同舟とはいいながら、民放各社が共通の無料サービスを展開するのは歓迎すべき。

PCサイトは↓ PCでも観れます。

https://tver.jp/ 

吉高由里子主演のドラマを見てみた。

 

 

23

昨日、よみた屋にて

G.de.Nerval "Les Filles du Feu"(Pocket) 100円。 火の娘。 40年前に買った別の版は持ってるのだが、みつけたら買っておきたくなる。

巻末に詳細な批評付き。

ブラウン神父物の一冊、ペトラルカの”勝利”原書、日本列島の歴史などは見送ったが、気が向けば水曜に買おう。

 

 

Kensuke Otsukinさんがまとめてくれた 「写像12相」を総整理! ? 数え上げ問題の学びの宝庫 ?

これは力作! Evernoteにも保存させていただきます。

Project Euler でいまだ解けない問題がたくさんあるこの領域。

参考になります。

 

 

 

 

 

20日・21日

昨日は夫婦で多摩湖畔一周。よく歩いた。12.6km歩破。

湖畔でいただく弁当もまた格別。

今日は近所の公演をぐるりと巡って2.6km。

この数年は夜遅い食事という悪癖から抜け出して、自然に酒量も減り

人間ドックの数値・判定も少しは改善したかなと期待していたが、

あにはからんや、中性脂肪やコレステロールは依然警告レベルで

健康改善は大きな課題。

 

読書はこの一か月ほど低調で、なんだかピントのあわない状態。

でも、芸術的生で人生の来し方行く末を再構築したいという願望はつねに通奏低音のように流れている。

 

 

 

データサイエンスまわりは遅々としたあゆみだが、進展もある。

Numpy pandas scipy statsmodels といった拡張ライブラリの組み込みが無事完了して

統計言語Rのような統計モデルの解析ができるというところまではわかってきた。

おくればせながら、GitHub にも登録ができたので、どんな風に使うのか

ぼちぼち試してゆこう。

 

 

旧友Imai君は、もう37年も前のとあるひとの年賀状を九州の実家で見つけ出したといって

PDFにして送ってくれた。

37年を経てはじめて知った青春時代のいくつかの事実が、遠い鐘のように鳴って

こころを慰めてくれた。

 

 

 

 

 

 

18日 〜19日

本日失効してしまうTポイントで買う本をあれこれ迷い、結局

Chris Albon、中田秀基訳『Python機械学習クックブック』( オライリージャパン、2018/12/15) 2596円(Tポイント差引後)

 

ある人のtwitter投稿にピンと来るものがあり、調べてみて

Kaggle という機械学習関連のプロジェクト・サイトの存在を知った。

https://www.kaggle.com/

Pythonによる統計解析。Rによる統計解析と同等のことが

statsmodels の導入によって可能になる。ここまでわかってきた。

https://www.statsmodels.org/stable/index.html

 

オフィスで。

若手の俊英M君に、東大入試解析資料の誤りを指摘された。素直に認めるしかない。ぐぬぬ。

こうなりゃ、Pythonで数値積分可能なツールでも作るか・・・・

 

よみた屋にて。

クリスティ『オリエント急行の殺人』(ハヤカワ文庫)50円 活字の大きい版で買い増し。美本。

P・サイクス『世界探検史』上・下巻(教養文庫、昭和49年)50円×2 今日の掘り出し物

内田樹『ためらいの倫理学』(角川文庫)50円

 

 

 

 

 

15

よみた屋にて

The Arden Shakespeare "The Merry Wives Of Windsor" 100円

The Arden Shakespeare "Measure for Measure" 100円

気が向けば他の巻も買い増すかもしれない。

大林太良編 金関丈夫『木馬と石牛』(角川選書、昭和51年) 100円 岩波文庫の新編は持ってるのだが。

 

 

 

twitterでおなじみ西荻窪盛林堂の常連いそがいさんが、杉並区の市議会議員に立候補すると知ってびっくり。

お病気を抱えての立候補だという。

尚、昨日あらためて知ったのだが、公選法の改正で、twitterなどのSNSや、ブログで、選挙活動をすることは、立候補者や一般の人間もふくめて全く問題がなくなったそうだ。

メール(メーリングリストふくむ)での選挙活動は、候補者以外は引き続き法に触れるようなので、ML管理人の端くれとしては気をつけなければならない。

http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/naruhodo/naruhodo10_2.html  (総務省のHP)

それでまあ、ふと思ったのだが、リアルな権力世界では全く無名・無力な若者でも、SNSやブログ、YouTubeなどで幅広く知られた人間なら、あるいはそうした拡散力のある発言が可能な人間なら、

選挙にはずいぶん有利な位置に立つことも可能なわけだ。

危険なデマゴギーが集票する危険もあるので、両刃の刃ではあるが。

 

 

 

 

14

デニス・ホイートリ、平井呈一訳『黒魔団』(国書刊行会、昭和51年)100円 @よみた屋

ドラキュラ叢書の一冊。このシリーズは密かにチャックしているのだが、そして古書価も高いのだが、少し読んでみて、今の気分じゃないと気づいた。

 

国分寺に折り返して、新規開店の早春書店、七七舎をめぐるが、とくに買わず。

どの店も、店内は間接照明で薄暗く、なにか勘違いしているのではないかとしきりに思う。

いまふと思い出したが、詩の本の店 ぽると・ぱろうるあたりは、昭和50年代にこういう暖色系の照明を使っていた。

そういう雰囲気を醸し出したい狙いはわからなくもないが。

 

ドラマのほうは、米国の弁護士ものにちょっとはまっていて、

SUIT(スーツ)第一シーズン了。

毛色をかえて、今は

グッド・ワイフ (字幕版)

ロースクールを首席で卒業後、州検事の夫ピーターと2人の子供に恵まれ、家庭を守ってきたアリシア。しかし、ある日夫がセックス・スキャンダル絡みの収賄罪で逮捕されたのを機に、彼女は13年ぶりに弁護士として復帰する。(アマゾン紹介文)

弁護士事務所の面々も、はれ物にさわるような興味津々、あからさまに皮肉っぽくあたる敵も内外にたくさんあるけれども、思春期の息子と娘をかかえて、母さん弱音を吐くわけにはいかないのよ、と

昔取った杵柄、がんばるお母さん弁護士。

 

これも第7シーズンまであって、スピンアウト編 The Good Fight/ザ・グッド・ファイト (字幕版)  もある。

 

 

 

 

12

いつものごとく、よみた屋で

村上重良『慰霊と招魂 靖国の思想』(岩波新書、1974年版) 100円 これで氏の国家神道3部作が揃った。

Alphonse Daudet " Lettres de mon moulin"(Presses Pocket)100円 風車小屋だより。ペーパーバック版だが、カラー写真数点を収める。

岡田昌史編『The R Book データ解析環境Rの活用事例集』(九天社、2004年)100円

 

ちょっと早めに退社して、18:00神田 居酒屋酔の助 着。

同級生6人の同期会。学会のため熊本から上京したH君を囲んで。

H君は、この居酒屋が、東京に似つかわしくないとずいぶん面白がってましたが、

I君の説明通り、テレビドラマや映画でしばしばロケに使われます。

(帰宅した翌日に、ドクターX 第5シーズン第9話のシーンを撮影 中央に遠藤憲一、段田正則 われながらヒマですね)

新旧の話題に花が咲いて、二次会は喫茶さぼうるで。

皆さん珈琲類で酔い覚ましかと思いきや、オンザロックや水割りで飲み直し。

昭和30年創業の古風な喫茶店でのオンザロックもまた格別でした。

 

 

 

11

古典文学大系本の「風土記」、昨日朝、やっぱり買ってもいいかなと思い直してたら、一足先に棚を眺めていた青年に目の前で抜かれた。

Robert Graves のギリシャ神話(ペーパーバック)、どうせ買っても読まんだろうし、見送り。

三鷹に開店したりんてん舎も、国分寺にオープンした早春書店(古ツアさんの訪問記はこちら)も、まだいってないし、

なんだかこのところ古本欲もうせてきた感じ。

まあ、職場に留め置いてる古本だけでも段ボール2箱ぶんくらいになってるありさまなので、ちょうどいいのかも。

目下、読む候補にあがってるのは、

モンテクリスト伯、嵐が丘、シェイクスピア。

昨夜から、『ヘンリー四世』を読み始めた。

中野好夫の自由闊達な翻訳には好き嫌いがわかれるかも。(岩波文庫版)

シェイクスピアは、悲劇やロマンス劇は昔読んだが、史劇は初めて。

 

最近は、アマゾンでドラマを主に観てるところ。

昨夜から、SUITS/スーツ (字幕版)

NYの法曹エリートたちの思考回路の一端にふれる思いがする。

歩くiMDBいわもとさんからは、

The Missing や、ダウントン・アビー (字幕版)などを勧められている。

 

 

 

一昨日の火曜は、夫婦で立川までウオーキング!。

税務署で所用をすませたり、中華料理の四つ角飯店でランチ食べたり、グランデュオ8Fの カフェ・ド・クリエで珈琲とケーキを楽しんだりした。

気楽なデート気分。

 

 

 

 

 

 

 

よみた屋にて

大宅壮一『昭和怪物伝』(角川文庫、昭和48年)50円

堂目卓生『アダム・スミス 「道徳感情論」と「国富論」の世界』(中公新書)100円

岩波古典文学大系の「風土記」「古事記・祝詞」は見送り。

 

毎年、1月は異常に忙しく、その反動で2月・3月は燃え尽きた感にとらわれるのだが、今年は4月がそうみたい。

世間一般が、新学期や新年度、花見で浮かれる中で、来し方行く末を思い、なぜかこころ楽しまない。

 

 

 

 

 

工藤隆『古事記の起源』(中公新書、2006年)100円 @よみた屋

中国南部の少数民族が今も伝える口承神話のフィールドワークをもとに、古事記に新たな光をあてる。

 

リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜 全話了。けっこう楽しめた。

 

 

 

 

 

妻とふたりで近所の桜を見物。

 

この間、買った本は

篠田梅紅『103歳になってわかったこと』(幻冬舎)100円 @よみた屋

さっと目を通したが、正月のNHKドキュメンタリーほどの感動はなし。

活字となって切り取られた編集済みの随想よりも、肉声で静謐に語られた前衛書家の思いのほうがより胸に響く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日、新元号「令和」発表。

今朝は二度寝してのこのこと起き、先日かった字統を引いて、令や和について調べてみた。

また、新潮古典集成万葉集第2巻がめずらしく書庫からすぐに見つかって、出典となった序文を読んでみたりした。

新潮版にも、この文体は大義之の文にならったとの補注がある。

 

 

昨日、よみた屋にて

玉泉八州男他編『シェイクスピア全作品論』(研究社出版、1992年)100円

小津次郎門下の錚々たる学者陣が、当時最新の批評研究の成果をもちいて全作品を解読した書。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

31

昨日は、結局、三鷹駅の2店にはいかずじまい。

古ツアさんのレポートはこちら。

http://furuhonya-tour.seesaa.net/article/464893674.html

 

今日は近所で桜を見物したのみ。

 

 

30

花曇り。

今日、三鷹にりんてん舎という古本屋が開店するので、足を運んでこよう。

荻窪ささま書店から独立されたのだとか。駅から少し歩くので散歩にはちょうどいい。

ついでに、先日新装開店した国分寺の七七舎、今日はゆっくり見てみるか。

さらについでに、昨年秋だったか、日曜にふられた武蔵境の浩仁堂ものぞいてくるかも。

まったくもってもう、休みの日でかける先は古本屋くらいしかないもので。

なるべく買わないように努力してるんだが。

 

昨日は、

よみた屋で、

上野さち子『女性俳句の世界』(岩波新書、1989年)100円 小冊子ながら力作。Mさんはすでに読んでいるだろう。

G.K.Chesterton "The Scandal of Father Brown"(Penguin) 100円

 

早めに退社して、BookOffへ。

いわもとさんお薦めの

ケン・フォレット『巨人たちの落日』上・中巻(ソフトバンク文庫)計368円 を買い、

昨夜少し読み始めたところ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

29

この間、かった本。

コリン・ウィルソン『アトランティスの遺産』(角川春樹事務所)100円

『川端康成・三島由紀夫往復書簡』(新潮社) 100円

しかし、読書は、テーマが定まらず、このところ低調。

 

DOCTORS 最強の名医 (TV朝日)を第3シーズンまで観終わり、

同じく沢村一樹主演で、ユニバーサル広告社〜あなたの人生、売り込みます!〜【テレビ東京】全7話

を観たが、これが意外に良作。昨年でかけた三崎口の漁港付近のロケがうれしい。和久井映見も好演。

暴力や人殺しのない、こういったぬる〜いドラマが今の気分にぴったり。

同じテレビ東京系で、最上の命医 を観始めたが、これはどうだろうか。

斎藤工主演の医療ドラマ。, 比嘉愛未はDOCTORSでは看護師だったが、今作では研修医。

 

なお、沢村一樹は鹿児島中郡小学校の出らしいです、>いわもとさん

 

 

 

 

 

 

26

武蔵小金井駅前のTクリニックにて人間ドック。

前回(2017年12月)と同様、今回もポリープ摘出。

おまけに逆流性食道炎との診断。

昨日夕以来の絶食が、一日延長。

しかも一週間の断酒!

とほほ。

ふだんなら人間ドックのあとは気も晴れて、小金井か国分寺の古本屋でものぞくところだが、

がっくりと疲れて、そのまま自宅に直帰。

近くのスーパーで、ゼリー食品や豆乳を買い込む。

おまけに寝違えたようで、首元から肩にかけてはげしく痛む。

ひもじいと何もやる気がおきず、早めに床について枕元でPython本などをぼちぼち読んだ。

 

 

25

高津春繁・関根正雄『古代文字の解読』(岩波書店、1964年)100円@よみた屋

二人の碩学の手になる古代文字解読の歴史。読みやすい。

 

 

 

 

24

夫婦で国分寺に。

殿ヶ谷庭園 お一人150円

写真では立体的な奥行きが失われてしまいましたが、実際は高低差が著しく、上から見下ろす感じです。

七七舎 新装開店。写真右の店舗を増設し、広さ(=書籍量)が三倍近くになったもよう。

均一棚も大幅拡充。

国分寺でこの規模、立派です。

しかし、今日は何も買わず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

23

昨日気になっていた内田百けん『定本阿房列車 全』(六興出版、昭和59年)1000円を、よみた屋に買いにゆく。

外函、本冊とも愛らしい書物で、持っておきたい気にさせる。

夕は、高田馬場に夫婦で繰り出し、もつ真路というもつ料理専門店で、長男の誕生会。

ちょっと早めについたので、妻をつれて、平野書店あたりまで坂を上ったが、近現代文学専門の平野書店は、夫婦でひやかすにはなんだか敷居が高く、

かつて好きな古本屋だった文英堂書店は店舗がみつからず。店を閉じたのか?

そういえば、文英堂あたりに雑誌遊のバックナンバーを探しに行ってたのは、もう約40年も前のことになる。

悲しいけど、時代は巡ってゆくんだな。

(今、自分のHPを確認したら、2009年にネルヴァル全集(旧)を買ったのが最後)

後記;健在でした。記憶よりもさらに早稲田大寄りでした。

 

 

 

クラウドストレージDropBoxの容量を1TBに拡張し、年額12000円をカードで支払う。

近年、HDDのトラブルに二度ほど見舞われ、復旧に10万円以上支払ってることを考えると、特別に高いとも思わないが、

いつの間にやら、パソコン関連に支払うお金も

Office365 、Evernote 、DropBox 、弥生会計オンライン、さくらインターネットのレンタルサーバー(2台)等々、クラウド中心になってるなあ。

これまであくまでHDDの補完だったDropBoxを、仕事・私生活とも徐々にメインの保存場所に据えてゆくつもり。

関連記事:Dropbox無料版に台数制限…… 改めて各社無料クラウドストレージを整理する

https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1903/20/news078.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

22

よみた屋にて

恩田陸 他『NHKスペシャル 失われた文明 マヤ』(日本放送出版協会、2007年)100円

恩田陸 他『NHKスペシャル 失われた文明 インカ』(日本放送出版協会、2007年)100円

NHKの中南米取材旅行に同行した作家恩田陸の紀行文を巻頭に。写真多数。もちろん学術的な本。

 

 

 

 

 

 

20

よみた屋にて『日夏耿之介詩集』(新潮文庫、昭和31年)50円 著者自撰であり、著者による解題も付く。

また、もちろん全詩集ではないが、オリジナルの詩集の体裁を尊重し、詩集序文も略さず載せている。

先日の津村信夫詩集もそうだが、この当時の文庫版詩集はあなどれない。

日夏耿之介の詩に接するのは、高校時代の中公版日本の詩歌以来ひさしぶりだが、今回ざっと目を通してみると

しかし思いのほか詩想は平凡であるかの感を受けた。

晦渋な文体は魅力的であるが、詩想そのものには感興をおぼえない。

やはり書斎の人、学匠詩人といわれる所以か。

近年、河出版の全集大冊にも心惹かれていたが、深入りするほどではないかな。

 

 

さて、武蔵境の浩仁堂から届いた白川静畢生の三部作のうちの一巻、字統であるが

ご覧のとおりの大冊である。

今回購入したのは、1996年の第二版第六刷だが、1999年には版型をやや縮小した普及版が、そして2007年には新訂版が刊行されている。新訂の具体的内容は不詳。

この字統であるが、通常の漢和辞典とは趣を異にする。

「漢字文化の研究書」(著者まえがき)であって、熟語の類は項を立てていない。

(姉妹書字通では、熟語を扱っているが、我々が日常使用する近世以降の熟語は載せていないようである)

 

例として、「文」の項を引いてみる。(画像はクリックすると原寸になります)

甲骨文・金文・篆文の推移にくわえ、文が原初形態においては身体に朱などで加えられた聖なる記号であったこと、およびその史的変遷を

典籍を博捜しつつ精密に記述している。

 

 

さて、こんな辞書をいったい読むのかしらと、平素の私を知る方はいぶかしがるだろうが、

いったん手に取れば、漢字から漢字へと、しばし時を忘れて読み耽ったりしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

19

いきなりステーキの株主優待券が残っていたので、夫婦ででかけることにした。

といっても、電車で往復してしまったら、カロリー超過になってしまう。

国分寺店、といってもJR国分寺駅前ではなく、五日市街道沿いにある店まで歩くことにした。

玉川上水沿いを、延々片道5km。

途中の北町公園にて、なぜかここだけ満開の桜を撮影。

 

 

いきなりステーキのほうも平日ランチ時のせいかけっこう賑わっていた。

アメリカ産の牛肉だろうか、やや硬めでよく噛まなければならない。

けどこういう肉も好き。

夫婦で2700円のところ、優待券2500円とキャッシュ200円を払って退出。

 

帰路もまた歩き。

途中、福祉作業所の運営するカフェ・CAZE にて、アイスコーヒーとケーキセット。

2Fのテラス席で、そよ風が心地よい。

なぜか楽しい春のウオーキング&ランチだった。

 

 

 

 

 

 

 

18

よみた屋にて、『津村信夫詩集』(角川書店、昭和27年) 50円

日本の古本屋で、5000円の値がついているのは、それはどうでもいいとしても、

実兄津村秀夫(のちに映画評論家)が、早世した弟のために編んだ文庫である。

津村信夫は、闘病の末、昭和19年に36歳の若さで亡くなっている。

遺された妻と娘のその後を気遣うのは人情だと思うが、下記の新聞連載記事などを読むと、

詩人に所縁ある北鎌倉の自宅で、晩年までお元気に過ごされたようである。

http://weekly-nagano.main.jp/2011/04/067-12.html

 

他に、荒俣宏編訳『魔法のお店』(奇想天外社、1979年) 100円 挿画はまりの・るうにい。

 

 

 

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白川静『字統』(平凡社、1984年)2000円 @アマゾン経由 浩仁堂(武蔵境駅北口の本屋)注文

 

昨日、国分寺の七七舎で、この『字統』普及版3000円と、『字通』大冊4000円、それに『常用字解』1000円の三冊をみつけ、比較的丁寧に内容を見比べて検討したのだが、結局別の店に注文してしまった。すいません、七七舎さん。

 

届くのが楽しみ。漢和辞典(正確には普通の漢和辞典ではないが)を買うのは、中学以来50年ぶりかも。仔細は届いてから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

16

昨日よみた屋にて

フレッド・ホイル『ストーンヘンジ』(みすず書房、1983年) 訳者は当時みすず書房社員、のちに社長となった荒井喬氏である。

先日同じくよみた屋で入手したG・S・ホーキンズの『ストーンヘンジの謎は解かれた』(新潮選書)の刊行も、同じ1983年3月だ。

この英国の二氏の書いた本が本国でセンセーショナルな話題を巻き起こしていたそうで、邦訳も同時に進行したもののようだ。

SF作家としてフレッド・ホイルに親しんだのは、もう40年も前のことになる。

定常宇宙論者フレッド・ホイルやアーサー・クラーク、生化学者にしてSF作家のアシモフやら、英米には多彩な才能をもつ学者が多いな。

 

ついでに、ストーンヘンジ関連書を書棚から集めてみた。

・桜井邦朋 天文考古学入門 第3章 ストーンヘンジと天文学の夜明け

・服部研二 謎の古代遺跡を歩く 第2章・第3章 筆者自身のストーンヘンジ紀行が貴重

・ブレッヒャー・ファイタグ編 古代人の宇宙 所収 O・ギンゲリヒ(当時ハーバード大教授)ストーンヘンジの基礎天文学

・沈黙の古代遺跡 所収 小泉源太郎 ストーンヘンジは夏至に輝く ふんだんな写真がうれしい。

 

 

 

 

 

 

 

15

昨日は一日家にいたので、ぼちぼちProject Eulerの問題に挑んだり、Rosalind の分子生物学の問題を解いたりして遊んだ。

3・4年前に解けずに放置しておいた問題に再挑戦しているが、なかなか正解にはつながらない。

http://odz.sakura.ne.jp/projecteuler/index.php?cmd=read&page=Problem%2060

この問題のために、分割可能な素数のリストを作ってみた。 prime_separate.txt

素数317 → 素数3と素数17に分割 前後入れ替えて 173 もまた素数。 ここまではいいと思うが

5組の素数の集合をみつける方法が、まだわかならい。

 

いわもとさん・ふるかわさんおすすめのモンテクリスト伯揃いはまだみつからず、嵐が丘の河出グリーン版もみつからない。

文芸からちょっと離れて、へぼ将棋ならぬへぼプログラムで遊んでいる春なのだ。

 

 

 

14

昨日のつながりで

塚本邦尊・山田典一・大澤文孝・ 中山浩太郎 『東京大学のデータサイエンティスト育成講座 Pythonで手を動かして学ぶデ―タ分析』(マイナビ、 2019/3/14) 2549円(Tポイント差し引き後)

昨日3の講義録を本にまとめたものだそうだ。本日発売される本。

 

厚切りジェイソン『日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy』 (ぴあ書籍) 499円 注文。

 

・医療ドラマ DOCTORS 最強の名医 (TV朝日) @アマゾンプライム

ドクターX 外科医・大門未知子の二番煎じかと思ったが、第一シーズンはこちらのほうが1年早い。ドクターXほど壮大な仕掛けはないものの、一話ごとの患者の人間ドラマは意外に見応えがある。

 

 

 

 

 

 

13

・ 『Pythonによるデータ分析入門 第2版』を、寝る前に読んでいるが、Numpy や pandas といったデータ処理の技法をもくもくと読んでると、やがて飽きてしまう。

やはり、実際に動かしながら、しかもあれこれ試行錯誤しながら動かしてみないと、面白くないなあ。

はたと、AtCoderやProject Eulerのような競技プログラミング(オンラインジャッジ)の、データ分析に特化したサイトがあるはずだと気がつき、夜更けにネットを検索してみると、果たしていろいろと見つかった。

 

1 ROSALIND

http://rosalind.info/problems/locations/

以前訪問したことはあった。分子生物学のデータ解析を、問題を解くという形式で学ぶサイト。

 

2 CheckIO

https://py.checkio.org/

Pythonを総合的に学ぶサイト。楽しそう。

 

3 東大 松尾研究室GCIデータサイエンティスト育成講座

https://weblab.t.u-tokyo.ac.jp/gci_contents/

受講を申し込み、1年間学び続ける公開講座。社会人も無料で受講できる。

これはある程度敷居が高そうだが、コンテンツは公開されているので、受講者以外でも自由に学べる。

データ解析の実装から統計学の理論的学習、機械学習の領域まで、幅広く学べる。

 

 

 

 

 

 

 

 

10

よみた屋にて

 

ユン・ チアン、J・ハリデイ『マオ―誰も知らなかった毛沢東』 上・下(講談社、2005年) 各100円

モスタファ エル・アバディ『古代アレクサンドリア図書館―よみがえる知の宝庫』 (中公新書、1991年) 100円

 

 

 

10

昨日、悪戦苦闘の末、eTAXとマイナンバーカード、弥生のクラウド版青色申告ソフトを用いて、確定申告完了。

マイナンバーという個人情報を極めてセキュアな環境で処理することが難題なのは承知しているが、いやはやPCに対するスペックの要求、ほとほと疲れました。

自分で言うのもなんだが、PCのメンテナンスには相当詳しい自分でも苦闘するのだから、普通のシニアさんには到底無理ですな!

 

また、昨夜は、一年半ぶりに、AtCoderのビギナーズコンテストに参加。(上のリンク)

結果は、4問中3問正解。

一年半の間に、急激に成長したM君(T進予備校→東大理1)、関西はK大(推定)のHさんに完敗。

システムエンジニアをしながら、最近、競プロにはまっているというDさん(30代はじめ?)にも敗北。

やはり、テスト本番の実践力(実装力)というのは、ほうっておくと、衰えるのかも。

 

ということで、Wes McKinney 『Pythonによるデータ分析入門 第2版 ―NumPy、pandasを使ったデータ処理』をおもに寝る前に読み進めています。

職場では、なぜかAIやPythonがブームになってて、Numpy pandas 周りの知識を積み上げておこうと思い、読んでます。

 

郷里で一人住まいの母も、デイケアなどの介護サービスが着々と整いつつあります。ケアマネージャーIさんやMさんに感謝です。

 

 

 

 

 

 

(中国の歴史 第3巻) 鶴間和幸『ファーストエンペラーの遺産(秦漢帝国)』( 講談社、2004年) 500円

 

 

久しぶりに職場へ。

よみた屋にて

(中国の歴史 第1巻) 宮本一夫『神話から歴史へ(神話時代 夏王朝) 』(講談社、2005年) 500円

(中国の歴史 第2巻) 平勢隆郎『都市国家から中華へ(殷周 春秋戦国)』(講談社、2005年) 500円

最新の考古学的知見に拠った古代中国史の本を探していた。このシリーズならよさそうだ。

第3巻以降も置いてあるので、早いうちに買い増そう。

 

確定申告に苦闘中。

 

 

よみた屋で

中勘助『くひな笛』(寶文館、昭和32年)100円 小品・詩・随筆集

倉橋由美子『ポポイ』(福武書店、1987年)100円

国分寺に移動し、七七舎にて

中村佐喜子『ブロンテ物語』(三月書房、昭和63年)100円 先日のユリイカ嵐が丘特集もそうだが、めぐりあわせで向こうから飛び込んできた本は買っておかないと。そして、ぼちぼち読んでみる。

ブロンテ姉妹といえば、アマゾンビデオで、「トゥ・ウォーク・インビジブル」という伝記映画を観るともなく観ている。

 

七七舎は、店舗の拡張工事の真っ最中だった。店番のお嬢さんに訊いてみると、3月16日(土)オープンの予定とのこと。

 

 

 

いわもとさん・ふるかわさんお二人と新宿で同期会。

最初は居酒屋やまと。比較的静かで話がはずんだ。

二番目の店は、バー「イーグル」。同系列の店昴に皆といったのは、2011年6月のことでした。

皆でバーボンなどをいただいて話の続き。

たまにはこういうシックなバーでお酒をいただくのもいいですね。

くめども尽きぬ映画や小説の話題。

ほんとおふたりよく覚えてるね、映画のことを。

いわもとさんなんか、まるで歩くiMDBです!

 

 

 

28

鹿児島の実家に二泊。母の退院、介護サービスの各種手続き、掃除やゴミ出しなど。

 

高度1万メートル(?)から富士山を見下ろす。

盛大に噴火していたが、現地ではとくに驚くこともない。

韓国や中国からの観光客がとても多い。欧米のひともちらほら。島内の市営観光バスは大盛況だ。

地元の名産桜島大根。しかしまあ、先史時代からの噴火による火山灰の堆積した、やせた土地でなんで世界一のおおきさに育つんだろう?

25

よみた屋にて

『ユリイカ 1980年2月 特集嵐が丘』100円

海老根宏「嵐が丘とロマン的愛」、青山誠子「永遠なる子供」、磯田光一と出口裕弘の対談等、重厚な批評を読んで、何十年も読み返してはいないが、嵐が丘の世界に思いをはせた。

右上は、嵐が丘批評集。発表当時から現代にいたる主要な嵐が丘論のコレクション。

下は、嵐が丘に縁の深い女流作家おふたりの嵐が丘紀行。

 

 

 

 

 

23

東西線・南北線を経由して後楽園駅へ。ビルの谷間を昇降するジェットコースターを横目にみつつ、小石川後楽園へ。

紅白の梅が咲きそろった一角は、カメラを手にした老若男女、内外の観光客で賑わってた。

水道橋ちかくの東京シティドームホールまで歩く。

16:15開場。17:00開演。

YESの東京公演二日目のイブニング・コンサートだ。

男女比 8:2、歳の頃私と同じシニア層ばかり。私のような妻同伴は少数派かも。外人も多し。

 

名曲Soonを弾くSteve Howe。今年72歳になるのだとか。後ろ席のファンが説明してた。

Soon は、アルバムRelayerに収められた組曲の終結部でシングルカットもされている。

公園の終わったのち、iPhoneで原曲を聴いてみたが、あらためてライブでこの曲を演奏できる、超絶技巧集団YESの演奏技術に舌を巻いたことだ。

 

 

アンコールを終えて、一同挨拶。

 

 

Steve Howe - ギター  Geoff Downes - キーボード  ジェイ・シェレン ドラムス代行 Alan White - ドラムス

Jon Davison - ボーカル  Billy Sherwood - ベース トニー・ケイ(ゲスト) キーボード

 

twitterなどでは、オリジナルメンバーのJon Anderson やChris Squireの不在をなげく声もあるようだが

そして当時のメンバーの老いを心配する声もあるが、

なにしろ Fragileを初めて聴いたのは私が中3の頃である。聴いてるものも老いているのに

Steve Howeの運指の衰えを嘆くのは不公平というものだろう。

それともうひとつ。

Steve Howeの次男Virgil Howeは2017年に41歳の若さで急逝していることをHPそのほかで知った。

YESの初代ドラマーBill Brufordに師事したというVirgil は、長男Dyran とともに、父の仕事を引き継いで

音楽家としてあぶらの乗った頃だったから、父の悲しみはいかほどだったか。

 

 

みな体を大事にして、ぜひまた数年後来日してほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

23

今日は、YESのコンサート(第二夜)@東京ドームシティホール。妻と一緒。

せっかく後楽園くんだりまででかけるので、上京以来40年訪れたことのない後楽園(庭園)にも足を運ぶ予定。

 

うれしいことがひとつ。

Project Euler 346番 正解!

約1年半ぶりにやっとこさ一問の進展あり。

http://odz.sakura.ne.jp/projecteuler/index.php?cmd=read&page=Problem%20346

10の12乗という巨大な整数空間の計算量をいかに減らすかに苦心した。

すでに解かれた世界の諸先輩方の解法自慢コーナーにざっと目を通しても凡そ同様の方針で解いた方々が多く

いささか留飲を下げた。

といっても私は、該当の整数を200万行ほどのテキストファイルに書き出し、ACCESSで二次集計しているので

エレガントとはほど遠いのだが、でもまあ、これもインチキではない。

 

 

 

21

よみた屋にて

五味康祐『五味康祐 オーディオ遍歴』(新潮文庫)50円 何冊目かな。

D・コルクホーン『医系薬系の人々のための 生物統計学入門』(医薬ジャーナル社、1982年) 100円

データサイエンスまわりに再度シフトしてゆこう。

アマゾンで

ブックスエゾテリカ『東洋医学の本 心と体に効く奇跡の療法を探る』(学研)375円

 

 

 

 

18

Wes McKinney 『Pythonによるデータ分析入門 第2版 ―NumPy、pandasを使ったデータ処理』(オライリージャパン)3844円

原書を買おうかと思ったが、邦訳書より高いし、なにしろPDFで持ってるので。

 

 

 

17

週末、さすがに家にこもってばかりでは不可なので、昨日は玉川上水沿いに散歩、早咲きの桜のつぼみがすでに!

今日は、吉祥寺へ。

よみた屋で

田辺保訳 J・K・ユイスマンス『ルルドの群衆』(国書刊行会、1994年) 100円 ユイスマンスの遺作。函付きならアマゾンで3500円〜という稀少本なのだが、なぜ100円なのかというと、前の所有者が天地の余白を裁断してしまっているからだ。

なんでこんなことをしたのか理解に苦しむが、まあ持ち運びはしやすいし、読むのに不自由はない。

 

目下、古本モードは一休み。買いたい本も、よみた屋においてあるマリ・ジューリオ『古代文明に刻まれた宇宙』1900円と、『Pythonによるデータ分析入門 第2版 ―NumPy、pandasを使ったデータ処理』の邦訳書か原書の二冊くらいだ。

職場で、Pythonをつかったデータ分析が流行していて、S氏とM君がその主導役なのだが、C#派のM君にかつてPythonを勧めたのは私である。

その私は、データサイエンスツールpandas や機械学習には疎いので、ぐぬぬっ・・・と、やおらそっちに関心が移っているのだ。

 

2/23 YESコンサート@後楽園。妻を誘って。

2/26-2/28 鹿児島帰省。2泊。母が退院するので。

3/1 Iさん、Fさんと同期会

入試関連業務も峠を越えたが、確定申告やらなにやら用事も多い。

 

映画(アマゾン)

パッセンジャー。 SF。120年の歳月をかけて別の恒星系に準光速で進む宇宙船。5000人の船客はみな長い冬眠に入っている。ところが彗星群との衝突で機器にトラブルが生じ、ひとりの技術者が冬眠から覚めてしまう。

残り90年の孤独。

孤島のロビンソン・クルーソーさながらの絶望の一年を経て、ついにもうひとりの女性を覚醒させてしまう・・・。

どんなエンディングが待っているかと気になりながら観た。

まあ、SFならずとも、夫婦というのはお互いの人生を賭けて、一回かぎりの人生を生きてゆくのには違いない。ヒロイン(ジェニファー・ローレンス)のくだした結論に、なんだか胸が熱くなったのだ。

 

 

 

15

このところ、観た映画@アマゾン

監視者たち (韓国映画) 韓国映画質高し

ウインストン・チャーチル 第二次大戦開戦前後のチャーチル評伝。良

Gifted  数学の天才少女とその叔父さん(ボストン大学哲学准教授の職をなげうって姪っ子を養う)と、叔父の母との親権をめぐる争い

 

 

 

 

 

11

職場へ。

荒俣宏『ブックライフ自由自在』(太田社、1992年) @よみた屋 古書収集生活を月報形式で書いたもの。蒐集している古書(主に洋書)のレベルが己と違いすぎる。

 

養老孟司『遺言。』(新潮新書)にざっと目を通したが、老いの繰り言だらけで、がっかり。

 

 

 

 

 

ひさしぶりに Project Euler 最新作 655番

https://projecteuler.net/problem=655

How many palindromes less than 10^32 are divisible by 10000019 ? 

素数10000019で割り切れる回文数(上から読んでも下から読んでも同じ数)は10の32乗までにいくつあるか?

ふたつのアプローチで回してみた。

1)10000019の倍数を出力し、回文数かどうか逐一チェックする

2)1000 ならば、1000,0001 というぐあいに、順に回文数を出力し、10000019 で割り切れるかどうか逐一チェックする

 

2)のほうが速そうだ。

ざっと

1381114114111831 3686173773716863 4566175335716654 6870123993210786 7750125555210577 8185181771815818 8630127117210368 9065183333815609 103180238832081301 116991379973199611 120840781187048021 125791395593197521 134541911119145431 139492525525294931 148292541145292841 161981459954189161 170781475574187071 175730879978037571 184482605506284481 184530895598035481 193282621126282391 200920923329029002 205871537735178502 214671553355176412 219620957759026912 228420973379024822 237711039930117732 246511055550115642 250861617716168052 255311071170113552 269012201102210962 ・・・・・・

しかし、10の32乗ともなると、いったい何時間かかるやら。

素数10000019 の倍数であることに注目し、整数論を援用するのだろうか?

 

 

10

昨日の雪から一転よく晴れた日曜。洗濯。

 

吉祥寺・国分寺へ。

よみた屋にて

養老孟司『遺言。』(新潮新書)100円 氏は、北鎌倉の林深く、世間の狂騒から離れてお住まいだ。昨年だったかNHKの小特集で知った。

由良君美『みみずく偏書記』(青土社、1983年)100円  ちくま文庫版でざっと読んだが、元版が安くてうれしい限り。

国分寺七七舎にて

J・ミッチェル、R・リカード『怪奇現象博物館』(北宋社、1987年) 100円 昔Mさんが持ってた本。

増田義郎『太陽と月の神殿 古代アメリカ文明の発見』(中公文庫、1990年) 200円 マヤ文明の天文・言語を詳しく知りたくて。   12

 

 

 

 

 

 

雪。予報ほどには降らず。階下の駐車場の車や家々の屋根にうっすら積もった程度。

 

映画 キャプテン・フィリップス(監督ポール・グリーングラス)主演 トム・ハンクス 

ソマリア沖で海賊に襲われた貨物船船長の危難の物語。

船長として危難に立ち向かう毅然とした様のみならず、救出されたのち護衛艦の看護師長にみせるショック状態の嗚咽まで、武器一つもたない人間の等身大の勇気を演じたトム・ハンクスが良。

海賊役を演じた現地ソマリア出身の若手俳優たちも良。野卑で粗暴な悪人たちとして描いてないのが好感がもてる。

 

 

 

 

 

 

 

職場へ。

よみた屋で

G・S・ホーキンズ『ストーンヘンジの謎は解かれた』(新潮選書、昭和58年) 竹内均訳。100円 当時出た本では、定常宇宙論者でSF作家のフレッド・ホイルが書いた『ストーンヘンジ』(みすず書房)も気になってるのだが。

先日、国分寺七七舎で求めた『古代人の宇宙』という天文考古学の論集が妙に面白く、このところこの手の本を探している。

ついでにYahooで

廣瀬匠『天文の世界史』 (集英社インターナショナル新書)  82円(Tポイント清算後)

こちらは新進気鋭の天文学者による入門書のようだ。最新の知見を得るために。

よみた屋では、

マリ・ジューリオ『古代文明に刻まれた宇宙』という青土社の本も気になってる。硬めの本で迷ってるが、近々買うかもしれない。

 

他に、

今村仁司編『現代思想ピープル101』(新書館)100円

 

映画 メッセージ 観終わってエンドクレジットで原作がテッド・チャン『あなたの人生の物語』だと知った。5年ほど前ハードSFに挑戦しようと買い込んだ数冊のうちの一冊だが、ほとんど読んでない。

時間が複雑に交差する難解な映画で、ネットでもねたばれ解説が多いようだが、この難解さは原作を源とするものだろう。だとすれば、原作を読んでみればいいわけだが。

映画とか小説とかでいろんな新しい考えにのめりこもうなんて気持ちもうすれたな。

あと、気になったのが、音楽。ヨハン・ヨハンソンという北欧の音楽家で、一聴、沈鬱にして繊細なポストクラシカルの音世界が気に入った。

昨年、おしくも急死したらしい。

今調べたら、アマゾンミュージックで聴けるようなので、今度は音楽だけ聴いてみよう。

 

 

 

 

 

夫婦で鹿児島に一泊帰省。

 

全日空機の窓から撮影。機中でwifi が使えるようになったおかげで、twitterでも写真をアップできるようになった。

空港からリムジンバスで山形屋前につき、そこから歩いて桟橋まで。

フェリーの船上では、既視感というほどの異常な心的体験ではないが、深いノスタルジーにこころが満たされた。

44年前、冬とも春ともつかぬこの時期に、同じフェリーのうえで、あるひとと再会した体験が、想起されたのか。

淡い感傷と、追憶。

とうに失われて取り戻すすべもない過去。

 

郷里では季節はもう春の予感にみちていた。

 

 

 

 

 

 

 

病院に母を見舞い、院長先生・看護師長・ケアマネージャーに挨拶と相談を終え、実家に戻って仏壇に線香をあげ、バスでレインボー桜島に移動。

ホテルのロビーで、お世話になってきた介護相談員のNさんと打ち合わせ。

今回は妻の慰労もかねての帰省旅行なので、宿では温泉と夕食をともに楽しんだ。

 

 

 

『特命全権大使 米欧回覧実記』全5巻(岩波文庫) 揃250円 @よみた屋

 

2/5・6(火・水)鹿児島に帰省します。

 

 

 

 

 

あっという間に1月が終わった。

早朝に目覚めることが多く、夜明けの金星や木星がしたしい友になった。

元旦の朝からちょうど一か月。月が満ち欠けを一巡して、ふたたび夜明けの東の空に金星と相並ぶようになったのだ。多少の感慨あり。

(写真右上は木星)

そういえば、20年ぶりに観た映画『コンタクト』でも主人公の少女(ジョディー・フォスターの少女時代役ジェナ・マローン)が、父親(デヴィッド・モース)に、宵の明星を教わるシーンが心に残った。

幼心に父と一緒に観た金星や流星群の思い出が、少女を電波天文学の道に進ませるのだ。

 

よみた屋にて、

日夏 耿之介『随筆瞳人閑語』(高陽社、大正14年) 100円

志賀浩二『数学が育っていく物語 第5週 方程式 解ける鎖、解けない鎖』(岩波書店、1994年) 100円

 

 

30

暇を持て余して職場へ。10:30-16:30ほど、職場においてある高速なPCで今回のセンター試験の各種分析と集計をおこなう。

 

『個人事業主・フリーランスのための青色申告 平成31年3月15日締切分 無料で使える!やよいの青色申告 オンライン対応』(アスキー)540円

マイナンバーカードも取得し、ICカードリーダーも買い揃えてあるので、あとは入力あるのみ。eTaxでの申告に挑む。

 

よみた屋で

高津春繁『印欧語比較文法』(岩波全書) 100円 大変な掘り出し物。朝一からうれしい。

Heinrich Dorrie " 100 Great Problems of Elementary Mathematics "(Dover) 100円  まあ、内容は数学セミナーの別冊のような構成であるが、面白そうなので。

 

 

 

 

 

 

27

夜明け前の東の空に輝くVenus。この世ならぬ玲瓏たる美の象徴。

このところ眠りが浅く夜明け前に起きて朝日を待つ毎日だが、今朝はコートを着込んで凍てついたベランダからVenusやJupiterを眺めていると、

深い挫折感・深い喪失感に打ちひしがれて、アパートの東の窓から明けの明星を眺めた二十代のある早朝のことがしみじみと思い出された。

iPhoneアプリ Night Sky

 

 

運動不足解消のため古本屋へ。

吉祥寺よみた屋にて

生田耕作『ダンディズム』(奢霸都館、1980年)100円 増補改訂された中公文庫を持っているのに、元版買い増し。カバー欠け。でもいいの、奢霸都館だから。

国分寺七七舎にて、

ブレッヒャー、ファイタグ編『古代人の宇宙 考古天文学への招待』(白揚社、1984年)100円

ブックスエゾテリカ『修験道の本』(学研)100円

ブックスエゾテリカ『道教の本』(学研)100円

 

映画『3月のライオン』前・後編観る。漫画版の熱心な読者には批判も多いようだが、私には良質の人間ドラマであった。将棋という頭脳勝負に生きる人間たちの壮絶なドラマ。

 

 

25

22日の朝から23日の正午過ぎまで丸一昼夜働いてなんとか乗り切った。

24日は、朝方職場に顔を出して若干の業務を終え、早々に退社。

なんとなく古本気分で、

オールコット『大君の都』全3巻(岩波文庫)600円@外口書店。先日よみた屋の50円均一で買い逃した本。4倍もかかった。

岡田雅勝『ウィトゲンシュタイン』(清水書院)100円 @よみた屋

町山智浩『映画と本の意外な関係』(インターナショナル新書)108円@BookOff

イタリアントマトで優雅にコーヒー飲んで、ゆっくり家に帰った。

 

映画 ボビー・フィッシャーを探して チェスの早熟の天才少年をめぐる家族のドラマ。 立派に主役をこなした少年役のマックス・ポメランクも、私からみればそれこそ天才だと思うが、名子役ゆえかその後あまり映画にでてないようだ。

ドラマ グッド・パートナー 無敵の弁護士 竹ノ内豊の好演が光る。

 

23

よみた屋にて

中村光夫『戦争まで』(中公文庫)50円 昭和動乱期のパリ滞在記。

雑誌『太陽 稲垣足穂の世界』(1991年)100円

雑誌『太陽 開高健』(1996年)100円 100円

 

 

 

 

 

20

この週末は長時間働いているわけではないが、気力知力をかなり使うので、帰り道はぐったり疲れている。

帰りの電車ではKeith Jarrett聴いたり、家に帰って孤独のグルメ観たりと、ストレスをためないように気を付けているが。

この仕事はたして何歳までもつだろうか?

 

よみた屋にて

アガサ・クリスティ『ヘラクレスの冒険』(ハヤカワ文庫)50円 活字小さい旧版

グラハム・ハンコック他『失われた聖櫃(アーク)』(原書房)100円

 

 

19

今日明日とセンター試験。業務は月曜から水曜日がピークになるため、試験当日は無理せずぼちぼち働くことにした。

ジョルジュ・シムノン『メグレと優雅な泥棒』(河出書房新社、昭和58年) 500円 @よみた屋

 

 

 

16

吉永良正『数学・まだこんなことがわからない』(ブルーバックス、1990年) 100円 よみた屋

有名なフェルマー予想はこの本の刊行後、証明された。第10刷でその旨を増補したらしい。現在は新版になっている。

 

 

 

 

14

祝日だが、仕事場に。

吉祥寺の繁華街は、成人の日の振袖姿が目を楽しませてくれる。

よみた屋で

サァディー『薔薇園 イラン中世の教養物語』(東洋文庫)100円 函なし

仕事場で、これから二週間ほどにやらねばならぬタスクを書き出していたら、ノート一頁にぎっしりとなった。

毎年のことだが、これからちょっと大変だな。

 

ということもあり、『新・日本文壇史』は中断したまま、気楽なミステリーをということで

買いためておいたシムノンをぼちぼち読んでいるところ。

よみた屋にも、ソフトカバーの単行本版が500円均一(これでも安い)で何冊も置いてあるので、興がのれば買い増すつもり。

 

ところで、メグレ警視ものの、何がベストなのだろうと検索していて、「シムノンを読む」という優れた作品論の連載を発見。

翻訳ミステリー大賞シンジケート というサイトだ。さぞかし著名なミステリー評論家が運営しているのだろう。

 

http://honyakumystery.jp/category/writers/writers15  「シムノンを読む」

http://honyakumystery.jp/  新サイト

http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/  旧サイト

 

 

尚、9年半も活躍したDELL製のデスクトップは、HDDの取り出しとバックアップを無事に終えて、組み立てなおしたところ、なんと生き返ってしまった。

壊れたPCでも5000円で下取りするとお店はいってくれているが、下取りに出さず、引き続き使ってゆくことにした。

 

12

この間 買った本。

『橋川文三著作集1』(勁草書房、1985年)100円 日本浪曼派批判序説 他論文・エッセイを収録。

『現代思想 2006年7月号 特集 幾何学の思考』(青土社)100円

坂本勝『図説 地図とあらすじでわかる 古事記と日本書紀』(青春新書)100円

以上 すべてよみた屋にて。

 

 

 

 

日  正月日誌

元旦:正月とはいえ家に引きこもるとからだが鈍り精神的にもよくないので、群馬の駅伝が終わった頃合いに、徒歩30分ほどの阿豆佐味天神社 立川水天宮へ玉川上水沿いを歩いて初詣にでかけた。

夫婦で新春の玉川上水沿いを歩くのは実に爽快。

ここは猫返し神社としても有名で、迷子になった猫の戻りを祈願する絵馬もたくさん掛けてある。

今神社のHPで知ったのだが、猫返し神社という名前は山下洋輔さんがつけたのだとか。

家族の健康とあわせて、この猫像にも我が家の老嬢の長寿を祈ったことだった、

2日・3日 箱根駅伝を延々と観る。NHKで、女流書家・画家篠田桃紅のドキュメンタリーを観る。1913年(大正2年)3月のお生まれだから、もうすぐ満106歳になられる。都内のマンションで一人で暮らし、変わらず旺盛な意欲をもって創作を続けている。

人生100年を生きての随想を静かに語る様に胸打たれた。

後日、よみた屋で、画集を探したがみつからず。

次男が新年のあいさつに来訪。ようやくしっかりしてきたようだ。

この日だったか、年末から不調だったデスクトップPCがいよいよダウン。起動すらしなくなった。

おそらく基板かOSの不調だと思い定め、内蔵HDDに接続するキット 「HDDをUSB SATA&IDE-USB2.0変換アダプタケーブル 」2039円をアマゾンに注文。

4日 仕事始め。もちろん職場の仕事始めのセレモニーなどには参加せず、新年早々黙々と仕事。

5日 実家に戻る妻と鎌倉まで同行。ショートステイから戻った義母に挨拶。

八幡宮は海に伸びる参道まで長蛇の列。古本屋藝林荘は開いていたが、とくに買う本なし。

ひとりで自宅に戻る。往復とも、多摩モノレール・小田急・JRと乗り継いでの小旅行。

郊外を走る電車は好きだ。

 

唯一好きなTV番組 グレートレース モンブラン編(2018年夏)を観る。

 

6日: 吉祥寺のヨドバシでPCを検討。

 Win デスクトップ  HP製のCore i3(第8世代)ディスプレイなし75000円に惹かれるが。

 Win ノート  同じくHP製の13万円ほどの白い機種がエレガントで引かれたが、品薄で入荷は1月中旬とのこと。

 Mac デスクトップ iMac のOS・デスクトップの美麗さに惹かれ、以前から購入意欲はあるのだが、WinOSを組み込む方法がよくわからず。後日を期す。

 Mac ノート これが一台あれば仕事と自宅兼用で楽しそうだが、同上。

結局迷った末に結論が出ず、ヨドバシを出てサンロードなかほどの中古PCジャンクワールドをのぞいてみると、

2014年ごろのHP製ミニデスクトップ EliteDesk 800G1 USDT 29,800円(税込)を見つけ、今回はこれでいいやと購入を決めた。

Core i5 ,4GBメモリ、1TBのHDD と十分なスペックだし、なにより小さく可愛らしいのがいい。

動かなくなったPC本体を5000円で下取りしてくれるというので、2週間以内の引換券とあわせて持って帰り、自宅でさっそくセッティング開始。

 

7日 仕事。帰って、グレートレース モンゴル編を観る。

 郷里で入院中の母にアマゾンでお年賀を届ける。洋菓子と和菓子。アマゾンは配送料無料なので大変助かっている。

 

この間、買った本。谷沢永一以外はすべてよみた屋。

谷沢永一『人間通』(新潮文庫) 217円 BookOff 正月20%セール。渡部昇一との対談『読書談義』には知的興奮を覚えたが、こちらのベストセラーは俗臭芬々。

ただしざっと目を通した。まあ世の中を渡って幸福に生きるには<人間通>を目指すのが良いとは思うが。

伊藤仁斎『童子問』(岩波文庫) 50円  対談『読書談義』でのおすすめ本。

高津春繁『比較言語学』(岩波全書、昭和25年版) 100円 今は岩波文庫に入っている。正月は延々とこれを読んでいる。

伊藤計劃『ハーモニー 新版』(ハヤカワ文庫)50円

R・A・ギルバート『神秘主義 心を開く秘密の鍵』(河出書房新社) 100円

一松信『暗号の数理』(講談社ブルーバックス)100円 著者の名前に惹かれて買ったが正解だった。著者は92歳でご健在。なかなかあなどれない立派な本。

今年も細々と古本買っていこう。

 

 

 

 

 

 

 

日の出前に起きてベランダで凍てついた(といっても0度位か)空を見上げると、下弦の月にぴったり明けの明星が寄り添っていた。

地平に近い明るい星(赤丸印)は木星だろうか。

iPhone持つ手をベランダの柵に固定して、一枚撮影。

 

惑星群は黄道上を、月は白道上を周遊しているが、まあ黄道・白道似たような軌道だから、夜明けの月と金星が並ぶのもそれほど珍しいとも思えないが、

この日のTVでたまたま二度もこのトピックが紹介されたのを観て、ちょっと不思議に思った。

 

 

あけましておめでとうございます。

ベランダから。iPhoneX 10倍ズーム