月31日(月) 晴れ

短い夏期休暇も終り。今日からまた仕事を再起動。お盆前後に再度休むが、このときは実母が鹿児島から上京する予定。

月30日(日) 晴れ

長男の大学選びのため、埼玉の某大学のオープンキャンパスに一緒にでかける。朝は駅前から成増までタクシー(1700円)。ここから東上線下りの急行で、坂戸経由で某支線の駅に降り立つ。駅から徒歩10分はあったな。炎天で汗が噴出す。キャンパスツアー・学部説明会に親子で参加。学食でカツカレー(無料)を食す。帰路は、池袋経由で、V字の行路。疲れました。これじゃ通学は無理だな。

月29日(土) 晴れ

午後からJCOMの地デジ対応工事。4:30池袋リブロにて旧友いわもとさんと待ち合わせ。十条の斎藤酒場に繰り出す。次にここから赤羽に移動して次なるお目当て「まるます屋」に向かったがここは満席で断念。近くのやきとんの店(名前失念)で再度乾杯。どちらも安くて旨い店でした。映画・書籍・友人や家族の近況について。安岡章太郎『対談・僕の昭和史』(講談社 @奥村書店)、宮脇俊三『豪華列車はケープタウン行』(文春文庫)を頂く。

夜、ヒッチコックの遺作『ファミリー・プロット』を観る。

月28日(金) 晴れ

夏期休暇三日目。小人閑居して不善をなす、とはよくいったもの。うだうだと部屋で涼んでいてもろくなことはしない。つくづく自分がいやになる。

自転車に乗って石神井公園へ。三宝池で、カワセミくんに遭遇。常連のプロはだしのおじさんたちの邪魔にならぬよう、隅っこから連写。光学7倍ズーム(200mm相当)だとこの程度が限界か?下図は原画をトリミングしたものです。

月27日(木) 晴れ

夏期休暇二日目。昨日に比べるとしのぎやすそうだったので、重い腰をあげて新宿御苑にでかけてきました。写真の師匠Eさんのお気に入りの撮影スポットです。お恥ずかしいことに新宿御苑に来るのはなんと半生で2回目。前に来たのが学生の頃で、もう三十年近く前なんです。まあ、今まで仕事やら子育てで都心の公園散策なんてゆとりがなかったのですが。

自宅から大江戸線で国立競技場前まで30分程度。広大な庭園には数組の見学客のみ。まるで貸切のような贅沢な空間でした。

 

月26日(水) 曇り

夏期休暇一日目。一仕事終え、やっと重圧から解放された。一見梅雨明けかと思わせる晴天にげんなりして、家でちまちまと過ごした。蒸し暑いので、緑陰読書という気分でもない。

昼寝のせいで寝付けなくなった夜更け、ヒッチコックのDVD『めまい』を観る。これが予想以上の傑作。前半はH・ジェイムズ風のゴシックロマンとして楽しむこともできるし、後半は死んだ恋人と瓜二つのおんなとの恋愛が切なく哀しい。

シェイクスピア『ヘンリー四世』(第一部、第二部、岩波文庫 計200円)、アンダーセンコンサルティング編『CRM 顧客はそこにいる』(東洋経済新報社、100円)@西荻窪音羽館。

月25日(火) 小雨

筈見有弘『ヒッチコックを読む』(フィルムアート社、750+340円)@Amazon。トルストイ『アンナ・カレーニナ』(全7巻、岩波文庫、1000円)@藤井書店。アンナ・カレーニナは中村融訳で30年ぶりの再挑戦になる。

月24日(月) 小雨

小雨の降るなか、次男は山中湖畔へサッカー部の合宿にでかけていった。

あと二日ほどが勝負どころ。ここを乗り越えれば、すこし夏期休暇がもらえる。ま、8月もまた、おおきな仕事があるんだが・・・。

吉祥寺の藤井書店でグスタフ・ルネ・ホッケの『迷宮としての世界』(美術出版社)をみつけた。2500円。初期の版だと思う。ちゃんと函もついてるので。若いころ買いそびれた本だ。ま。かっても読むのかどうか・・・。迷っている。若い頃買いそびれた本といえば、他にはヒッチコックの映画術の本、版元はフィルムアートだったか。今も手に入るだろうか?今のところこんなサイトで、飢えを凌いでいます。

青梅街道沿いの花屋で、キャットグラス(200円)を買う。先日のまたたびの木とあわせ、猫さまにもボーナスの恩恵だ。

善福寺池にて。なんの変哲もない写真。

月23日(日) 曇り

ヒッチコックは引き続いてDVD『めまい』『裏窓』(980円×2-500円ギフト券)@Amazon。

月22日(土) 曇り

週末は厄介なデータ処理が山積していて、こころも楽しまない。それでも今日は早く退社し、練馬高野台の三省堂で新書の新刊をチェック。高田 里惠子『グロテスクな教養』『文学部をめぐる病』(ちくま文庫)にはふんぎりがつかず。なにしろ竹内洋『教養主義の没落』すら未読なのだ。日本における教養主義については、いまは実家にあるので参照できないが、大塚久雄『社会科学における人間』(岩波新書)で指摘されているように、儒教的エートスあたりが淵源ではなかろうか。岩波新書『丸山真男』も世評たかいし、山村修『〈狐〉が選んだ入門書』(ちくま新書)も読んでみたい。・・・で結局、関心が搾りきれず、何も買わず。

階下のピーコックストアでチュウハイとお新香を買い、猫用にまたたびの木(500円ほど)をお土産にして、帰宅。ヒッチコック『海外特派員』(これも良かった)を観て、早々に眠った。

地上波デジタルTV対応の工事(J-COM)。今月末から主要なCS放送も無料試聴できるコースに申し込んだ。これでやっといわもとさんやかねたくさんとおなじように、日本映画専門チャンネルが観られるようになる。

月21日(金) 

雨が降り続く・・・。昨日の日経朝刊のスクープ、昭和天皇が靖国神社のA級戦犯合祀へ反対していたという発言のメモ公開。昨夜は『昭和天皇独白録』(文春文庫)を拾い読む。

ところで今月の日経私の履歴書は、日本沈没で再ブーム?到来の小松左京。今朝は、デビュー当時、吉田健一がその大衆文芸時評で初期の短編を激賞してくれた頃の回想。美食家吉田健一主催のディナーに夫婦で招かれ、絢爛たる客たちのすみで小さくなっていた、と。

かねたくさんや岡崎武志さんがブログで紹介済みだが、わたしも、山村修『〈狐〉が選んだ入門書』(ちくま新書)が気になる。こんど買おう。

旧友 I さんからメールを頂く。先日惜しまれて世を去った同期のHさんの思い出やヒッチコックのこと。近々会いましょうね。

仕事のほうはいよいよ今週末突貫作業。老眼で疲労が抜けず、哀しい。なにか抜本的な突破口が必要だ。

SONYのデジタル一眼α100本日発売なり。WズームキットはAmazonが安いよ。124,800円(税込)−10%ギフト券還元。

月20日(木) 曇り

ヒッチコックのDVD『北北西に進路をとれ』『海外特派員』(計2000円)@Amazon。

月19日(水) 

福岡のあしび文庫からル・クレジオの近作が届いた。パラパラとめくってはみるものの着手する気力わかず。残念ながら小説を読む楽しみはとうに失せてしまったようだ。ロラン・バルトのほうは、それでも何篇か拾い読みする。

例えばイタリアの作家マンゾーニの代表作『いいなづけ』(河出文庫)が上中下の3巻セットで新刊本屋に平積みになっているのをみつけて、感動はする。しかしだ、こんな長大な小説に挑戦しようという、ある種の物好きな好奇心や野心は、もうわたしにはない。

月18日(火) 

昨日は降りつづく雨に辟易し、残務整理もパス。自宅で過ごしたものの、気がふさいで、昼間からチューハイ・昼寝。のろのろ起きては、yahooでヒッチコック『バルカン特急』を観る。(これがなかなか面白いの) 久しぶりの休日はいつもネット漬けと酒漬けときては、われながら自己嫌悪に陥る。今日からまた、ねじを巻きなおして仕事に精出すこととしよう。

八木祥光『レンズと表現』、森村進『写真の撮り方塾』(ともに学研、650円)@BookOffを買っておく。

月16日(日) 晴れ

暑い、それにしても暑い。体力が著しく消耗する。昨日はクーラーつけながら昼寝3時間、夜もそれなりに眠った。夕食は親父が近くの西友で買ってきたオーストラリア産の牛肉を親父自ら焼いてのステーキ。

寝床で読んだ松浦寿輝の書評集『晴れのち曇りときどき読書』(みすず書房)に触発され、ル・クレジオ『偶然―帆船アザールの冒険』(青土社、840円)、ロラン・バルト『小さな歴史』(青土社、1419円)を今朝方Amazon経由で注文。

BookOffで写真テクニックの本が揃いででていた。入江進『デジタル一眼レフではじめる 新風景撮影術』、『図解 写真の基礎知識』(ともに学研、計1150円)を買っておいた。

三宝寺池にて。

月15日(土) 晴れ

ジェシカ・アルバ主演の『イントゥ・ザ・ブルー』、小津安二郎『麦秋』を借りてきた。

月14日(金) 晴れ

沢村貞子『老いの道づれ―二人で歩いた五十年』(岩波書店、341円)、『わたしの台所』(朝日文庫、527円)@Amazon。

月13日(木) 曇り

昨日は藤井書店店頭で、ツルゲーネフ『ハムレットとドンキホーテ』、カロッサ『ドクトル・ビュルゲルの運命』(岩波文庫、各50円)を拾っておいたが、今朝ともにダブリと判明。ことほどさように低調なり。

わが青春時代のアイドルK、ピンクフロイド初期の鬼才シド・バレット(60)がともに世を去る。

月12日(水) 曇り

次の大掛かりな模試へむけた下準備の週。コミック、羽央『もうふちゃん』@Amazonは作風あわず。息子の借りてきたDVD『メゾン・ド・ヒミコ』は老いたゲイたちのグロテスクな性が痛々しい。途中でパス。舞踏家田中民(さんずいに民)の怪演が目にとまるのみ。

中高時代の同級生が米国で急逝。若き日もふくめあまり交遊はなかったが、基礎医学の分野で世界的に活躍していた方だけに、ほんとうに残念である。同窓のMLで寄せられる哀悼文で当時の貴重なエピソードのいくつかを知る。合掌。

月8日(土) 曇り

長い仕事漬けの日々もようやく終り、丸一日休むことにした。長男は北海道旅行から帰り、次男は期末試験を終えた。例によって三宝寺池を散歩したあと、チュウハイを飲んで、ながい午睡。

ミツバチが花から花へ飛び移る瞬間を捉えた。1/400秒

 

月5日(水) 曇り

長男は昨日から北海道へ研修旅行にでかけた。札幌や富良野を巡るという。親父のお散歩デジカメX20を持ってゆくというので、SDカードを1GBに買い替え(トランセント製、3790円@楽天は安い)、予備電池とともに持たせてやった。次男は期末試験。某予備校の夏期講習を近隣の校舎で受けたのがよいきっかけとなればよいが。

月4日(火) 晴れ

オルテガ『大衆の反逆』(角川文庫特装版、300円)@藤井。

月2日(日) 曇り

荻窪ささま書店店頭で『西條八十詩集』(角川文庫、105円)を買う。西條ふたばこ編。 ツタヤにて小津安二郎のDVD『秋日和』『彼岸花』を借りる。『東京物語』の磁力圏から解き放たれ、ようやく後期の人情喜劇を気楽に楽しめるようになった。主演の佐分利信は撮影当時40代後半から50代初めとおぼしい。なんという恰幅のいい落ち着いた紳士であることよ。今の時代が汲々としているのか、皆長生きになったからなのか、ともかく、このわたしは、同じ年頃とは思えぬほど、毎日右往左往してなんとか生きている。 他にコミック、羽央『サディスト神様マゾヒスト仔羊』はAmazonにて。

月1日(土) 曇り

6月最後の難問もなんとか切り抜けた・・・つもりだったが、小さいバグを開発者Sさんが発見。今週末、リカバリしなければならない。7月の準備とあわせて、エンドレスな週末になる。

 

 

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