月29日(木) 曇り

最後の難関もなんとか乗り切った。火曜の夜はTさん・Sさんと共に荻窪で徹夜。息つく閑もなく、7月の準備を今週末突貫工事で進める。

というような仕事漬けの日々。公私ともにさほど面白いこともなく、古本買いも一段落。世相にも興味薄く、花咲ける娘たちにも縁がない。音楽や映画が恋しいときもなく、美食にも興味が失せた。・・・猫と写真くらいなもんか、いまの心境は。なんの面白みもない、そんな中年男になりました、ハイ。

斎藤憐『ジャズで踊ってリキュルで更けて 昭和不良伝 西條八十』(岩波書店、1260円)@りぶる・りべろ。

今月の日経わたしの履歴書 遠藤実が面白かった。1ヶ月愛読。

月25日(日) 曇り

神田のK君オフィスに正午着。その後、中央線を下って吉祥寺の職場で、模試の問い合わせ対応。7時、荻窪まで引き返してタクシーを拾い、環八経由で帰宅。早く寝た。

仕事の2大難問のうちのひとつが片付き、あとひとつ残ってる。これが週前半の山場。追い込まれて燃えるモーツアルトのような心境。

 

月24日(土) 曇り

昨晩、『秋刀魚の味』、『プライドと偏見』をTSUTAYAで借り、小津作品のほうをまず観た。佳品。

今朝の三宝寺池。アジサイはなかなか難しいな。葉っぱの汚れが家人に不評。

月19日(月) 曇り

中務哲郎訳『イソップ寓話集』(岩波文庫、500円送料込)、Robert Fripp『Exposure』(2131円)、久住昌之・谷口ジロー『散歩もの』 (フリースタイル、930円)

月17日(土) 曇り

三宝寺池にて。カワセミに遭遇。

月16日(金) 

昨日から雨が降り続く。昨夜はタクシー帰宅。今日は在宅でしごとの予定。

近所で痛風の診察を受け、駅前で薬を受け取り。駅前の三省堂で立ち読み数冊。ちくま文庫の新刊、大村彦次郎『文士のいる風景』は、かねたくさんを唸らせるのもむべなるかな。近日買おう。同じくちくま文庫で、井上究一郎編訳の『フランス名詩選』でネルヴァルに目を通す。初期の詩だろう、家にかえって原書を掘り出すと、みつかったので、戯れに一節を訳す。

 それはたぶんこの世でたったひとりの
 ぼくのこころと通いあう こころだった
 ぼくの深い夜に
 輝いた瞳よ

 しかし否、ぼくの青春は過ぎ去った
 さようなら、優しいひかりよ
 香りよ、若いむすめよ、調和よ
 ぼくのしあわせは去った    Une allee du Luxembourg

さすがに上手く訳せない。あたりまえだ、ほとんどフランス語わすれちゃったんで(笑)

いわもとさんお薦めの『サライ』寅さん特集もでてました。あとは海外ロングステイの特集誌『羅針』、これは店頭でみつからず。

で、結局、なにも買わず。今日は松浦寿輝の書評集『晴れのち曇りときどき読書』(みすず書房、3150円)が届く予定なので。こちらはモシキさんお薦めの一冊。

 

月13日(火) 曇り

昨夜は9時ごろには退社し、ネコ用のペットグラスを青梅街道沿いの花屋(ここは閉店が遅い)で買い求め、BookOffで宮沢章夫『わからなくなってきました』(新潮文庫、105円)を買って、早々と帰宅。W杯。結果はご存知の通り。宮沢章夫のほうは、う〜む、よくわからん。

このHPも満8周年を迎えたが、最近は万事低調なり。6月は仕事上の2大難問をかたづけなくてはならない。

月11日(日) 

寝たきり老人のような週末。なにしろ歩けないので、万年床に身を横たえて、水をがぶ飲みし、酒を断った二日間だった。枕元に本を取り寄せて、少し読むと眠り、また起きて少し読む。この繰り返し。浅い夢。

月10日(土) 曇り

痛風がぶりかえした。不摂生がたたったな。足を引きずりながら、それでも石神井公園三宝寺池にサイクリング。一眼レフを手にした中高年のなんと多いこと。初心者わたくしも仲間に入れてね(笑)

月9日(金) 

詩人清岡卓行と数学者彌永昌吉が亡くなった。彌永昌吉は天寿百歳をまっとう。故・小平邦彦は高弟になるという。岩波新書『数の体系』(上下巻)の世評が高いようだ。むかし買ったような気がする。

W杯にあわせて遅ればせながら東芝のDVD/HDDレコーダー購入。RD-XS38 Amazonでポイント(ギフト券)を差し引けば38000円程度。ルーターと繋げば、家庭内のPCでも動画をモニターできるし、番組表もネット経由でリアルタイムに取得できる。便利な時代になったもんですなあ、と、いまさらながら感動している。地上波デジタルには未対応。ま、あんまりTVには興味ないので。

あとは、ソニーのデジタル一眼α100の発表。価格コムの掲示板では旧ミノルタ派の話題沸騰だ。ひょっとするとこの夏、レンズとあわせて買ってしまうかも。

月4日(日) 曇りときどき晴れ

神田のKさん事務所から中央線で吉祥寺へ。途中下車して新宿御苑に立ち寄るつもりだったが予想外にてこずったので延期。今日は模試の日で、非番だが顔を出す。帰りは荻窪まで総武線。駅前でタクシーを拾い、高野台ヤマダ電機前まで1300円なり。W杯自体にはわたしはあまり興味がないが息子どものために遅まきながらDVDレコーダーを検討するも、Amazonよりも高い店頭価格にあきれてとりやめ。

小川洋子『ミーナの行進』、ALS(筋萎縮性側索硬化症)との格闘を書いたジョナサン・ワイナー『命の番人』(早川書房)あたりが気になる本。長岡洋介『電磁気学1』(岩波書店、740円送料込)が届く。物理に再挑戦中だがさすがに難しい。

善福寺池再録。

月3日(土) 曇り

上井草の駅前のマンションを夫婦で見にいった。駅から徒歩3分、南向き3部屋、最上階眺望良し、格安と、いいことづくめなのだが、いろいろと事情有りで、見送る方針。サイゼリヤでランチ。のち、善福寺池南端のお気に入りの隠れ家で、ひっそりと蓮の撮影。職場で残務整理。4時30分に弘栄堂で、旧友 I さんと待ち合わせ。外口書店・さかえ書房・藤井書店・りぶるりべろ、そして南口古書センターをめぐる。わたしは九鬼周造『「いき」の構造』(岩波書店、300円)のみを買う。そののち、昨日はかの岡崎さんも一杯やったという南口「いせや」にて、焼き鳥で乾杯。

帰ったら、小出昭一郎『解析力学』(岩波書店、1090円送料込み)と、K塾GuideLine6月号が届いていた。

月2日(金) 曇り

人生諸般に疲れたので休むことにした。Amazonに出品していた某大家の献呈署名入りの本が高く売れたので、近くのヤマト運輸に大阪宛の宅急便を出しにいった。そこから石神井池までサイクリング。三宝寺池で下の写真他十数葉を撮影。機材はコニカミノルタA200。俺のようなド素人でもまずますの写真が撮れる。平日の三法寺池は閑散としていて老人のみ。

帰宅後、チュウハイを飲んで昼寝。起きて、近くのストアで木綿豆腐二丁を買ってき、再びチュウハイ(メルシャンの本搾りは絶品也)を飲みながら、このHPを書く。

栴檀の花。強い芳香を放つ。

 

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