3月30日(木) 晴れ

昼休み、善福寺池までサイクリング。コンビニでお弁当(525円)を買ってひと足早いお花見。桜の写真に挑戦している年配の男女の多いこと。

3月28日(火) 晴れ

池袋の私立女子高T高校を訪問。若い進路主任がよく勉強している。それにしても狭苦しい職場を抜けて戸外に飛び出すうれしさよ。

Mathematicaばりの数学ソフトmuPADに注目している。

夜は雨。タクシーで帰宅。

3月26日(日) 晴れ

あれよあれよという間に桜の花びらがほころびはじめた。

朝11:30志木駅着。I君が迎えにきてくれた。PCとインターネット設定。それが終わって、富士見市のBookOff探索。いくつか仕事の懸案が気がかりで食が進まず(苦笑)。『淀川長治自伝』(上下・中公文庫、210円)のみを買う。帰路は自宅まで送っていただいた。週末の行楽帰りの車で、道が混んでいた。早く眠った。

3月25日(土) 晴れ 赤い蘇鉄の実も熟れるころ・・・

閉店セールの大塚家具へ、夫婦ででかけた。ウチは車がないので吉祥寺までサイクリング。随所に早咲きの桜が美しい。辛夷・早咲きの桜・梅・・・。広大な展示場を上から下にぐるりと回って結局買わず。ランチは吉祥寺のイタリアンレストラン、ア・プレスト(4月末で移転とのこと)。このあと私は職場で残務整理。・・・夕方は、長男の18歳の誕生祝を井草の華屋与平衛にて。味はまあファミレスの味で特別の個性はないが、息子たちも喜んだのでよしとしよう。

帰路、ツタヤで、『男はつらいよ 寅次郎紅の花』。渥美清の遺作となった最終話。役者も皆老いて、いたましい。高度成長期から平成の阪神大震災まで続いた大河映画の終焉は、この映画そのもののパロディのようにして終わる。

劇中、奄美大島で夜道を歩きながら、浅岡ルリ子が唄う「島育ち」赤い蘇鉄の実も熟れるころ・・・を聴いて、急きょ元ちとせ『ハイヌミカゼ』(900円)@Amazon。他に、ツタヤで、『昭和残侠伝』(佐伯清監督)。

寝床で方丈記を読む。隠棲への憧れ。

3月24日(金) 晴れ

風が強い朝だ。昨日は、大塚駅そばの私立S高校を訪問。厳しい進学指導で知られる高校だが、どうもこのところ実績が伸び悩みらしい。続けて、東急東横線は都立大学前駅そばの、女子高T高校訪問。こちらは中堅高なのだけど、進路主任の先生は意気軒昂として溌剌としている。

帰り道、中目黒駅で途中下車した。31年前の今頃、父親と一緒に上京し、この駅の近くに下宿生活を始めた。上京した夜、父と食べた味噌ラーメンの店が健在であった。当時、下宿したのは鹿児島出身の政治家が東京に構えた本宅の敷地内にあるアパートだったが、本宅共々瀟洒なマンションに変わっていた。2階のアパートからは、隣家の広い庭が楽しめたのを覚えているが、この御宅は変わらずそのままであった。他はすっかり様変わり。時間があればもう少しゆっくり散策したかったのだが、駅前をぐるりと巡って、帰社。

車中で『月の輪書林それから』を読み続ける。著者の高橋徹さんや石神井書林の内堀弘さんの古書探索の執念はさすがにプロと思わせるものがある。

大西泰斗『英文法をこわす』(NHKブックス、940円)

3月21日(祝) 晴れ

昨日は千葉県八千代市のY高校に訪問。教育現場としてどんな模試を採用したのか、ズバリ訊いてきた。ズバリ答えてくださって、いった甲斐があった。総武線で船橋まででて、そこで京成線成田行きに乗り換え。勝田台駅に、会社のSさんが自家用車で迎えにきてくれた。そこから、車で10分程度。遠いんだな、ここが。

往復の車中で、豊田秀樹『項目反応理論』(朝倉書店)の復習。あとは、『大阪の宿』。

吉祥寺の三越・大塚家具が閉店するという。もと近鉄デパートのあった大型店舗だ。あとに何が入るのだろう。今日から展示品処分セール。Amazonに予約しておいた『月の輪書林それから』が安く買えた。1000円+340円(送料)

3月19日(日) 曇りのち晴れ

突風の吹き荒れた一日だった。酎ハイ飲みながらWBC観戦。のち昼寝。夕刻、BookOffにて、村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』(下巻)(講談社、105円)、夏梅陸夫『花の写真を撮る』(講談社、105円)、『極楽デジカメライフ』(日経BP、350円)。

3月14日(火) 晴れ

日経私の履歴書、今月の連載は、早石修氏(生化学)。これがなかなか読ませる。今日は、1950年、ウィスコンシン大学の大学町マディソンで生涯の師となるコーンバーグ博士と出会うまで。

クライスト『O公爵夫人』(岩波文庫復刊、630円)@Amazon。

3月12日(日) 晴れ

長い長い、切れ目のない抑圧から解放されて、それに冬のおわりも手伝って、なんだか気の抜けたような喪失感にさいなまれている。やがてまた動き出すことになるだろうけど。

正午、自宅から徒歩10分ほどのヤマダ電機で友人のIさんと待ち合わせ。PCとプリンタ他を購入し、車でIさんの自宅に向かう。途中、志木の東西書房(一昨年の秋以来です)に立ち寄り、水上瀧太郎『大阪の宿』(講談社文芸文庫、500円)を買う。

自宅について、まずは乾杯。これにIさんの手料理が加わって酒宴。本や映画に関する話題が花咲く。夕刻、春日暮遅。互いに茫洋とした過去の想い出がある。またこれから先の人生を思う。なにやら哀愁深し。

持参してきた中野重治書簡集の下巻を進呈。かわりに多島斗志之『離愁』(角川文庫)と『佐藤春夫詩集』(新潮文庫、復刊)をいただく。PCのセッティングのほうは、光フレッツの開通をまって次週以降に延期。また来よう。

3月10日(金) 

今朝の日経文化面。今年2月に白寿99歳で亡くなった映像作家樋口源一郎の生涯を、カメラマンとして24年間苦楽をともにした石井薫久氏が紹介している。南方熊楠の研究で有名な粘菌の生態を描いた『真正粘菌の生活史』は1997年の作品だが、この作品で南方熊楠功労賞を受賞している。明日から、御茶ノ水neoneo座で、生涯の作品を回顧した特集が組まれるとのこと。

<村上春樹>直筆原稿が古書店に大量流出の報。Yahooで知って、作家自身の投稿ののった文藝春秋(710円)をコンビニで買って読む。故・安原顕の芳しくないスキャンダルを、敢えて書かざるをえなかった作家の苦渋がにじむ文であった。

吉祥寺藤井書店で、夢声戦争日記(中公文庫版)バラ5冊(2冊欠)が各150円程度。安すぎる。他に、塩谷賛『幸田露伴』(中公文庫版、下の一欠け)も格安で。ともに買わず。

◆竹内敏信・杉本恭子『一眼レフカメラ基本撮影テクニック』(永岡書店、450円)@BookOff。薄井明・高橋宏『Mini‐Max英単語倍増計画』(1310円)はAmazon注文。

3月8日(水) 晴れ 私にはもう夢も理想もありません(栃折久美子『森有正先生のこと』)

わかき詩人大谷良太さんのホームページをみつけた。なんだかうれしい。詩学社から刊行された過去の詩も載せてある。

今朝は、東京外語大に直行。府中市の多磨キャンパス。周辺は閑静な住宅街。ここで10時から2時間、言語テスト研究会。日頃ギスギスした環境から離れてたまにはこういうアカデミックな場所に身をおくことも大切だ。発表した若い諸君とお招きくださったN教授に感謝。

夜は荻窪で打ち合わせ。そこから自転車で帰宅。届いていたCD"Celtic Woman"を聴いて、荒川静香の舞を思い出す。ああ、録画しておけばよかったと後悔しきり。

3月5日(日) 晴れ

先日、久世光彦さんが急逝された。川上弘美さんが日経に追悼文を書いていた。

ふと、福島泰樹の絶叫短歌とくに中原中也を聴きたくなり、Amazonで探すが、中原中也の実弟伊藤拾郎氏(今ネットで調べていて3年前の3月になくなられていたのを知った。追悼文がhttp://www.chuyakan.jp/15kanko/2003.pdf で読めます。)とのデュオなど、CDの多くが品切れ。やむをえず、ヤフオクで、『さらば常盤座の灯よ!』 というCDを見つけ入札。2500円。 落札するかどうかはまだわからない。

今朝の日経で、小池昌代さんが、わかい詩人大谷良太さんの詩集を紹介している。『薄明行』(詩学社)はAmazon他で検索できず。通常の流通にのっていないのか。ただし、ネットではここでいくつかの詩を読むことができた。引き続き注目しておこう。

ようやく春めいてきたこのごろである。

3月1日(水) 

雨のたんびにタクシー帰宅というのもいささか贅沢な話ではあるのだが、まあ貧乏な人生のなかのささやかな贅沢として小遣いを浪費しているわけだ。

行きはそれでも電車を乗り継いで職場に向かう。総武線の車中で、『説きふせられて』を読了。ほのかな幸福にひたれた。

このところ何故だか、チューリップの『青春の影』を有線で聴くことが多い。 チューリップの唄とは知らなかったのだが、二度目の有線で歌詞の一部を覚えて帰り、ネットで検索してようやく曲名がわかったときのうれしさ。MIDIは例えばここに。どうですか、ご存知ですか?あとは、荒川静香がエキシビシオンで舞ったときの音楽"You raise me up"を収めたCD"Celtic Woman"もAmazonに注文してある。

◆若林一美『死別の悲しみを超えて』(岩波現代文庫、200円)@藤井書店。

 

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