1月30日(日) 

今日も残務整理。その前に,荻窪・西荻窪の古本屋周遊。環八と平行に進む裏道で荻窪駅直行ルートを確立したのでサイクリングも愉し。文藝春秋編『完本・太平洋戦争 3』(文春文庫,200円)。4冊完集。荻窪ささま書店では,稲垣足穂『増補改訂 少年愛の美学』(徳間書店,315円)。常田書店で,バルザック『風流滑稽譚 (1)』(新潮文庫,100円)。西荻窪音羽館で,油井正一『ジャズピアノベストレコードコレクション』『ジャズCD ベストセレクション』(新潮文庫,各100円)。夜,家に帰ったら,先日Amazonに注文したCDが届いていたので,これも聴いた。

1月29日(土) 曇り

12月12日以来不休で,5つほどの難しいイベントに取り組んできたがようやく一段落。次なる波,残り2つの模試と2月の模試に向かう前に小休止したい。今日は高校同級の新年会もあるのだけれど欠席させてもらった。◆アンドレアス・エシュバッハ『イエスのビデオ』(上・下)(ハヤカワ文庫,400円)@BookOff。夕方は炭焼きコンロセットを使って,牛タン&カルビの焼肉に挑戦。

1月27日(木) 

◆ツタヤにて,Keith Jarrett Trio『Standards,Vol.1』(1995円)。1983年の録音。この調子で,『同 Vol.2』や『星影のステラ』『My Song』に向かうつもり。エラリー・クイーン『Yの悲劇』(創元推理文庫,105円)『Zの悲劇』(ハヤカワ文庫,105円)

1月24日(月) 

◆昨日の収穫。ツキジデス『戦史』(全三巻,300円)@音羽館。上巻のみ長年保有していたので助かった。岡崎武志さんのちくま文庫新刊,署名落款イラスト入りも数冊残っていたけど見送り。他に『なんだか・おかしな・人たち』(文春文庫,100円)は同書5冊目。で昨晩はこの『戦史』の解説と冒頭を読んだ。民主主義VS専制国家という戦争の構図はこの頃(BC5世紀)から変わっていない。あらためて欧州文明におけるギリシャ文化の重要性を思う。

伊勢炭焼水コンロセットをyahoo!ショッピングで。残っていたポイントを差し引いて3000円程度。

1月22日(土) 

◆岩波洋三『モダンジャズの名演・名盤』(立風書房,1000円)@藤井。そんでもってスマトラ沖地震の義援金ですっからかんの今朝は,Amazonにて,Keith Jarrett Trio with Gary Peacock and Jack De Johnette "Still Live"(3940円),チック・コリア&ゲーリー・バートン『Crystal Silence』 (1895円)。Jack De Johnette Gary Peacock with Keith Jarrettでは,Tales of Anotherなんてのもよさそうだが,まあ手始めにスタンダードナンバー集を。

1月16日(日) 雨のち曇り

センター試験そのものは無事に終わった。国語 Iで,南木佳士の小説の一節が出題された。職場で問題冊子を読んでいる途中に大粒の涙が・・・。医療の現場で悩む若い医師が,ワカサギ釣りで池に転落。危難を救ってくれたばあさんの家で,夫は寝たきりだった。後日医師はその夫の静謐な死を看取る。まあそんな小説で,なぜか好きなんだな。『冬物語』

このところタクシーづいていて,昨日の帰り,今日の往復と,みなタクシー。とてもラクチンだ。JazzのCD買いたし。なぜか貧乏性で我慢してるところ。

1月14日(金) 

週末は関東も大雪だという。センター試験という大イベントがあるので心配だ。

◆林忠彦『文士の時代』(朝日文庫,300円)@藤井。太宰治や坂口安吾の写真で有名な写真家林忠彦の写真集。寝床で『井伏鱒二対談集』を読む。とても貴重だな,この対談集は。

1月12日(水) 

iPod shuffleと,iMac mini?でしたっけ,がでましたね。1万円足らずのi Pod またしてもきっと売れるでしょう。Jobsおじさんは鼻高々でしょう。昔Macエヴァンジェリストの私メとしても,そろそろまたMacに戻ろうかしらと思わせるappleの戦略です。鬼友F君もボーナスはたいてMac買ったそうです。macを触ってるとイマジネーションがバリバリ沸いてくる由。

1月9日(日) 快晴

朝方,新潟は長岡市の弟の妻の実家から,コシヒカリ10kgが届いた。昨年末,気持ちばかりの義援金をお送りした御礼だろう。いたく恐縮して,さっそくお礼の電話をしたことだった。約20年前,弟の結納で訪問したきりなのだが,長岡には良い印象がある。訪れたのは早春の頃だったか。根雪の深さにびっくりしたものだった。早い復旧をお祈りする。

◆吉村昭『東京大震災』(文春文庫,100円)@けんぶん堂上石神井。今年になって,ドイツロマン派まわりで,国書刊行会の『ノヴァーリス』(@ささま書房1200円程)『ドイツロマン派評論集』(@荻窪常田書房2000円)に注目しているが,ぐっと我慢。だって,そんな時代は,三十年前に終わってるんだもん。寂しいけど。いまや,津波のように寄せくる雑用をいかにさばくかに人生の関心の大半はある。いつの日か,これら雑用とは全く無縁の人生を,全く無縁の地で,静謐に送りたいものだと,ほのかに思う。 シカシ私ハコノ地ニ住ミ,友ヲ忘レ友カラモ忘レラレテ,沖ノ遥カ轟クぽせいどおんヲ眺メテイタイ (ほらちうす,書簡詩)

職場に赴いて残務を整理した。これから富士見台「牛蔵」に向かう。ささやかな家族の新年会。

1月8日(土) 快晴

昨夜,寒いベランダに立って新彗星を南の空に探したが雲に隠れてみえなんだ。

最後に休んだのが12月11日。気持ちがふさいでふらふらと下り電車に乗り若き日のボロ家を再訪したのが最後の休暇だ。今年は大晦日から三が日までも出ずっぱりという有様。まだ年賀状も書いてない,という間に松の内も終り,これから書くんじゃ寒中見舞い。年賀状をいただいた皆様どうもありがとうございました。励ましのことばをたくさん頂き恐縮してます。

1月7日(金) 快晴

昨夜,自転車のライトが壊れているのに気づき,吉祥寺から荻窪まで中央線に乗り,そこからタクシーを拾って帰宅。1620円也。大晦日の雪の夜は同じ途で1520円ほどだった。ラクチンだ。

風呂にはいりながら関川夏央『中年シングル生活』(Kさんからもらった文庫)を読み,寝床で池波正太郎のエッセイを読む。わずかに幸せを感じるひとときだ。

日経夕刊の書評欄。評者陣野俊史さんのいうとおりだ。ジュリアン・グラックは生きていた!あの『シルトの岸辺』『アルゴールの城』,『半島』の作家は,御年九四歳で,生家に暮らし,読書と執筆の日々を送っているという。1985年の作『ひとつの町のかたち』(書肆心水,3300円)が良いと。

1月5日(水) 快晴

新納 浩幸『入門RSS―Webにおける効率のよい情報収集/発信』( 2,100円)@Amazon。これは職場のF君の薦め。ようやくRSSに関する本格的な入門書がでたと。企業のDBのありかたすら革新させる可能性を秘めているとのことで,WebLog乗り遅れ気味の私だが買い求めた次第。でも未着。年末年始は他に,文藝春秋編『血族が語る昭和巨人伝』(文春文庫,100円),池波正太郎『夜明けのブランデー』(文春文庫,100円)ともに藤井書店にて。

入間市在住の妻方の叔父さん逝去。享年89歳は大往生というべきだろう。旧制七高から東京帝大理学部へ。東亜同文書院大学講師として上海・大連へ。戦後は長年長崎大の地理学教授を勤めた。  踏む雪の泣くごと軋む愛宕道 石井八十吉    句集『豊後梅』より。ご冥福を祈る。

1月1日(土) 快晴

謹賀新年。良い年でありますように。

 

[HOME]